JP2007006412A - ドアホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 センサ付カメラで侵入者等を検知した時に、ドアホン親機側で現在の状況をすぐ確認でき、さらに人体検知前後の撮像画像を録画し、再生して当時の状況を確認できるドアホンシステムを提供する。
【解決手段】 センサ付カメラAは、撮像部10からの画像信号をFPGA15を介して所定間隔毎にRAM16に保存しておき、人体検知時には、現在の状況を撮像したリアルタイム画像信号Saをドアホン親機Bへ伝送した後、人体検知タイミングの直前に撮像してRAM16に蓄積されている過去画像信号Sb1,Sb2を伝送する。ドアホン親機Bは、センサ付カメラAからの画像信号を受信部4で受信し、信号処理部5で復調してリアルタイム画像のみを表示部6に表示し、録画部7は記憶部7aにリアルタイム画像および過去画像を録画し、再生部8は録画したリアルタイム画像および過去画像を再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアホンシステムに関するものである。
従来、屋内に設置したドアホン親機と屋外に設置したドアホン子器とを具備して住宅屋内外間で通話を行うドアホンシステムとして、検知領域への侵入者や来客の存在を映像として映し出し、確認するために、屋外にセンサ付カメラを設置し、ドアホン親機側でモニターするものがあり、このようなドアホンシステムでは、検知領域へ人が侵入したときに報知するとともにドアホン親機に画像を伝送して録画している。
そして、検知領域への人の侵入を検知する人体センシング方式としては、監視カメラの画像信号を画像処理する画像処理型の人体検知器を用いて検知する方式や、あるいは熱線式人体検知器を用いて検知する方式があり、このような人体検知手段を備えたセンサ付カメラは、人の侵入を検知すると、検知前の過去画像信号に続いて現在のリアルタイム画像信号をドアホン親機へ伝送する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−32523号公報(段落番号[0036][0043]、図2,図3)
しかし、上記従来技術では、センサ付カメラからドアホン親機へは、過去画像信号が先に伝送され、リアルタイム画像信号がその後に伝送されているため、ドアホン親機のモニタ画面にはリアルタイム画像よりも過去画像が先に表示される。そのため、侵入者等を検知して、現在の状況を確認しようとしても、過去画像から先に表示されて、現在の状況をすぐに確認できないものであった。
また、人体検知前後の撮像画像を録画し、後から再生して当時の状況を確認したいという要望もある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサ付カメラで侵入者等を検知した時に、ドアホン親機側で現在の状況をすぐ確認でき、さらに人体検知前後の撮像画像を録画し、再生して当時の状況を確認できるドアホンシステムを提供することにある。
請求項1の発明は、屋内に設置したドアホン親機と屋外に設置したドアホン子器とを具備して住宅屋内外間の通話を可能とし、さらに人体検知手段が検知領域内の人の存在を検知するとカメラが撮像した画像をドアホン親機でモニタするドアホンシステムにおいて、カメラは、視野領域を撮像する撮像手段と、撮像した画像信号を蓄積する画像蓄積手段と、人体検知手段が人の存在を検知した場合、現在の状況を撮像したリアルタイム画像信号をドアホン親機に伝送した後あるいは同時に、人体検知手段が人の存在を検知する前に撮像して画像蓄積手段に蓄積されている過去画像信号をドアホン親機に伝送する伝送手段とを備え、ドアホン親機は、カメラからの画像信号を受信したときリアルタイム画像を表示するモニタ手段と、リアルタイム画像および過去画像を録画する録画手段と、録画画像を再生する再生手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、センサ付カメラで侵入者等を検知した時に、リアルタイム画像を表示するのでドアホン親機側で現在の状況をすぐ確認でき、さらに人体検知前後の過去画像およびリアルタイム画像を録画し、この録画画像を後程再生して当時の状況を確認できる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記ドアホン親機に伝送される過去画像信号は時間軸に対して圧縮され、リアルタイム画像信号は時間軸に対して圧縮されていないことを特徴とする。
この発明によれば、過去画像信号を圧縮しているので、この限られた時間内でリアルタイム画像と過去画像とを有効にモニタできる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記モニタ手段は、カメラからの画像信号を受信したとき、リアルタイム画像に続いて過去画像を表示することを特徴とする。
この発明によれば、人体検知時に、ドアホン親機ではリアルタイム画像を優先的にモニタしてから過去画像をモニタするので、家人が気に掛かる現在の状況をすぐに知ることができ、さらには人体検知前の状況も知ることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記再生手段は、過去画像を再生してからリアルタイム画像を再生することを特徴とする。
この発明によれば、過去画像を先に再生し、リアルタイム画像を後で再生することで、時間的な流れに沿って過去画像、リアルタイム画像の順番で再生して事象の確認が容易になる。
請求項5の発明は、請求項1において、前記伝送手段は、人体検知手段が人の存在を検知した場合、前記モニタ手段が表示するためのリアルタイム画像と、前記録画手段が録画するための過去画像とを多重伝送し、前記録画するための過去画像の伝送が完了した時点から、前記表示するためのリアルタイム画像と録画手段が録画するためのリアルタイム画像とを多重伝送することを特徴とする。
この発明によれば、表示画像と録画画像とを別信号で伝送する場合でも、多重伝送によって伝送効率の低下を抑えることができる。
以上説明したように、本発明では、センサ付カメラで侵入者等を検知した時に、ドアホン親機側で現在の状況をすぐ確認でき、さらに人体検知前後の撮像画像を録画し、後から再生して当時の状況を確認できるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1,図2は本実施形態のドアホンシステムの構成を示しており、住宅Hの屋内にドアホン親機Bを設置し、屋外にドアホン子器Cを設置し、さらに庭にはライト3aを具備したセンサ付カメラAを設置している。
まず、センサ付カメラAは、画像処理型人体検知器1と、熱線式人体検知器(PIR)2と、報知部3とで構成される。
画像処理型人体検知器1は、撮像部10と、画像処理部11と、輪郭画像記憶部12と、YUV/NTSC変換部13と、伝送部14と、FPGA15と、RAM16と、信号処理部17とを備えて、撮像した画像に画像処理を施すことで、人体検知を行うとともに、撮像部10で撮像した画像をドアホン親機Bに伝送するものである。
撮像部10は、視野領域を時系列で連続して撮像する撮像素子と、撮像素子から出力される画像をデジタルデータに変換して濃淡画像データを生成し、そのYUV信号を出力するA/D変換器とで構成される。撮像素子には、CCD等の固体撮像素子やCMOSイメージセンサ等を使用する。また、一般的なCMOSカメラのようにデバイス自体がデジタル信号を出力するものであれば後段のA/D変換器は必要ない。
画像処理部11は、輪郭抽出手段11aと、移動輪郭抽出手段11bと、移動領域検出手段11cと、領域特徴量検出手段11dとで構成される。
輪郭抽出手段11aは、撮像部10からFPGA15を介して得られる濃淡画像データを、一般的に知られたSOBELフィルタ等を使用して微分処理してエッジ(輪郭)の抽出を行い、各画像毎のエッジ画像を輪郭画像記憶部12に一定期間保存する。
移動輪郭抽出手段11bは、輪郭画像記憶部12に保存された時系列のエッジ画像を用いて論理合成を行い、移動体のエッジのみを抽出した合成画像を作成する。
移動領域検出手段11cは、移動輪郭抽出手段11bで作成した合成画像をラベリングして移動体に相当する領域(以下、移動領域と称す)を検出する。この移動領域は、移動体の輪郭に外接する四角形等の移動枠で表せばデータ量が減って、計算が容易となり、この手法を用いればフレーム差分等とは異なり、残像がなく、移動した領域のエッジのみを抽出することができる。
領域特徴量検出手段11dは、輪郭画像記憶部12に保存されたエッジ画像と、移動領域検出手段11cで検出した移動体の移動領域とに基いて、移動領域内の移動エッジ部分の方向値を抽出してそのエッジ方向値分布を作成する。そして、このエッジ方向値分布を移動領域のエッジ方向の特徴量として、このエッジ方向の特徴量に基づいて領域移動が外乱によるものか、人によるものかを判定し、領域移動が人によるものであれば人体検知信号を信号処理部17へ出力する。ここで、人体のエッジには直線部分より曲線部分が多く且つ複雑な形状のため、そのエッジ方向はあらゆる方向に分布しており、対して構造物の影等のエッジは直線的な成分が多く、エッジの分布は偏った分布になりやすい。
また、ある移動領域が人体を表しているか否かを判定するために、エッジ方向値分布をテーブルに格納し、人体の動きによるエッジ方向値分布テーブルと互いの分布を比較することも可能である。
輪郭画像記憶部12は、輪郭抽出手段11aで抽出されたエッジ画像を一定期間保存する。
YUV/NTSC変換部13は、撮像部10からFPGA15を介して出力されたYUV信号をNTSC信号に変換する。
伝送部14は、YUV/NTSC変換部13から出力されるNTSC信号をドアホン親機Bへ出力することで、撮像された画像を伝送する。
FPGA15は、撮像部10からの画像信号(YUV信号)を画像処理部11、YUV/NTSC変換部13に出力したり、画像信号をRAM16に蓄積する制御、切替を行う。
信号処理部17は、CPU等で構成されるもので、熱線式人体検知器2が接続されて画像処理型人体検知器1の各部の動作を制御するとともに、報知部3の報知制御を行う。
熱線式人体検知器2は、上記画像処理型人体検知器1とは異なる方法で検知領域内の人体検知を行い、夜間においても感度低下を引き起こすことのないもので、検知領域からの熱線を集光する光学系を構成するレンズ2aと、集光した熱線の変化を電気信号に変換する焦電素子2bと、電気信号を増幅する増幅回路2cと、増幅した信号のレベルをしきい値と比較して検知領域内の人の滞在を検知する比較器2dとを備え、人体から放出される熱線によって人体を検知した時には人体検知信号を信号処理部17へ出力する。
ドアホン親機Bは、受信部4と、信号処理部5と、表示部6と、録画部7と、記憶部7aと、再生部8とから構成されており、センサ付カメラAからの画像信号を受信部4で受信し、信号処理部5で復調して表示部6に表示することで、撮像画像のモニタ手段を構成してセンサ付カメラAで撮像した画像をモニタし、さらには、録画部7が記憶部7aに画像を録画し、再生部8が録画した画像を表示部6に再生する。また、ドアホン子器Cとの間で通話を行う。
報知部3は、ライト3aやブザー等で構成される。
以下、人体検知時の画像信号伝送動作について、図3(a)〜(g)を用いて説明する。まず、センサカメラAの信号処理部17は、撮像部10からの画像信号をFPGA15を介して所定間隔毎にRAM16に保存する。この画像は、所定間隔で撮像された静止画像として保存される(図3(c)参照)。
そして、信号処理部17は、人体検知が成立する検知論理として、熱線式人体検知器2からの人体検知信号(図3(a)参照)と画像処理部11からの人体検知信号(図3(b)参照)との論理積処理を行い、両方の人体検知信号が入力されたときに人体を検知したと判定して(人体検知タイミングt1,t2)、報知部3で報知動作を行うとともに、FPGA15、YUV/NTSC変換部13、伝送部14を介して画像信号をドアホン親機Bへ伝送する。
このセンサ付カメラAからドアホン親機Bへ伝送される画像信号は、人体検知後の現在の状況(人体検知タイミングt1,t2からの所定期間T1)を撮像した動画に相当するリアルタイム画像信号Sa(図3(e)参照)と、このリアルタイム画像信号Saの後に伝送される、人体検知タイミングt1,t2の直前に撮像してRAM16に蓄積されている2枚の静止画に相当する過去画像信号Sb1,Sb2(図3(d)参照)とからなる。
そして、ドアホン親機Bは、センサ付カメラAからの画像信号を受信すると、リアルタイム画像信号Saに基づく動画のみを表示部6に表示する。したがって、人体検知時に、ドアホン親機Bではリアルタイム画像(動画)のみをモニタ可能とするので、家人が気に掛かる現在の状況をすぐに知ることができ、安心感が増す。
また、録画部7は、画像信号を記憶部7aに保存することで録画を行うもので、画像信号を受信した順に、まずリアルタイム画像信号Saに基づく動画を録画してから、過去画像信号Sb1,Sb2に基づく静止画を録画する(図3(f)参照)。
そして、再生操作時には、再生部8が記憶部7aから画像信号を読み出し、画像を再生するのであるが、このとき、録画されている順番とは異なり、まず過去画像を再生してからリアルタイム画像を再生する(図3(g)参照)。すなわち、伝送される画像信号を受信した順に録画することで録画時の回路負担を小さくし、再生時には、時間的に後で録画された過去画像を先に再生し、時間的に前に録画されたリアルタイム画像を後で再生することで、時間的な流れに沿って過去画像、リアルタイム画像の順番で再生して事象の確認をし易くしている。
また、過去画像信号Sb1,Sb2を伝送している間の過去画像信号を過去画像信号Sb1,Sb2に続いて伝送してもよい。
なお、本実施形態では、リアルタイム画像信号Saを伝送した後に過去画像信号Sb1,Sb2を伝送しているが、リアルタイム画像Saのフレーム間に過去画像Sb1,Sb2を挿入して伝送することで、リアルタイム画像信号Saと過去画像信号Sb1,Sb2とを同時に伝送してもよい。
(実施形態2)
本実施形態のドアホンシステムの構成は、実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態では、ドアホン親機Bが3つのモニタモードを有し、センサ付カメラAから伝送されてきたリアルタイム画像信号Saとその後に続く過去画像信号Sb(図4(a)参照)とに対して、リアルタイム画像+過去画像モニタ(図4(b)参照)、リアルタイム画像モニタ(図4(c)参照)、モニタ無し(図4(d)参照)の3つのモードに切替可能である。
リアルタイム画像+過去画像モニタ時に人体を検知すると、ドアホン親機Bではリアルタイム画像Maを表示部6に優先表示してから過去画像Mbを表示するので、家人が気に掛かる現在の状況をすぐに知ることができ、さらには人体検知前の状況も知ることができる。
リアルタイム画像モニタ時に人体を検知すると、実施形態1と同様に、リアルタイム画像Maのみを表示部6に表示するので、家人が気に掛かる現在の状況をすぐに知ることができ、安心感が増す。
モニタ無し時に人体を検知すると、センサ付カメラAからの画像信号の有無に関わらず、表示部6に画像を表示しない。
(実施形態3)
本実施形態のドアホンシステムの構成は、実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
実施形態1では、センサ付カメラAからドアホン親機Bへリアルタイム画像Saを伝送してから、2枚の静止画に相当する過去画像信号Sb1,Sb2を伝送したが、本実施形態では、図5(a)〜(e)に示すように、過去画像信号の伝送時に、n枚の静止画に相当する過去画像信号Sb1〜Sbnを時間軸に対して圧縮して(例えば30fps)伝送する。
ドアホン親機Bでは、人体検知タイミングt3後の一定時間T3に亘って、信号処理部5が受信部4で受信した画像信号を表示部6に表示させるが、本実施形態では、過去画像信号を圧縮しているので、ドアホン親機Bでは過去画像の情報量が増えて多くの過去画像をモニタすることができ、限られた時間T3内でリアルタイム画像と過去画像とを有効にモニタできる。
(実施形態4)
実施形態3では、過去画像信号のみを圧縮して伝送したが、本実施形態では、図6(a)(b)に示すように、過去画像信号だけでなくリアルタイム画像信号も圧縮して伝送する。本実施形態における過去画像信号およびリアルタイム画像信号の圧縮率は低圧縮(例えば15fps)とする。
ドアホン親機Bでは、人体検知タイミングt4後の一定時間T4に亘って、信号処理部5が受信部4で受信した画像信号を表示部6に表示させるが、本実施形態では、過去画像信号だけでなくリアルタイム画像信号も圧縮しているので、この限られた時間T4内で過去画像の情報量が増え、且つ現在の状況も確認することができる。
(実施形態5)
本実施形態のドアホンシステムの構成は、実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
以下、人体検知時の画像信号伝送動作について、図7(a)〜(g)を用いて説明する。まず、センサカメラAの信号処理部17は、撮像部10からの画像信号をFPGA15を介して所定間隔毎にRAM16に保存する。この画像は、所定間隔で撮像された静止画像として保存される(図7(c)参照)。
そして、信号処理部17は、人体検知が成立する検知論理として、熱線式人体検知器2からの人体検知信号(図7(a)参照)と画像処理部11からの人体検知信号(図7(b)参照)との論理積処理を行い、両方の人体検知信号が入力されたときに人体を検知したと判定して(人体検知タイミングt5,t6)、報知部3で報知動作を行うとともに、FPGA15、YUV/NTSC変換部13、伝送部14を介して画像信号をドアホン親機Bへ伝送する。
このセンサ付カメラAからドアホン親機Bへ伝送される画像信号は、人体検知後の現在の状況をドアホン親機Bで表示部6に表示するための表示用のリアルタイム画像信号Saと、ドアホン親機Bで録画部7が記憶部7aに保存するための録画用の過去画像信号Sb1,Sb2、録画用のリアルタイム画像信号Sa’とからなる。ここで、表示用のリアルタイム画像信号Saは、人体検知後の現在の状況(人体検知タイミングt5,t6からの所定期間T5)を撮像した動画であり、RAM16にも保存される。録画用の過去画像Sb1,Sb2は、人体検知タイミングt5,t6の直前に撮像してRAM16に蓄積されている2枚の静止画であり、録画用のリアルタイム画像信号Sa’は、RAM16に保存された表示用のリアルタイム画像信号Saを読み出すことで生成され、人体検知後の状況(人体検知タイミングt5,t6からの所定期間T5)を撮像した動画画像である。
人体検知時、伝送部14は、表示用のリアルタイム画像信号Saのフレーム間に録画用の過去画像Sb1,Sb2を挿入することで、表示用のリアルタイム画像信号Saと録画用の過去画像Sb1,Sb2とを時分割で伝送する。録画用の過去画像Sb1,Sb2の伝送が完了すると、表示用のリアルタイム画像信号Saのフレーム間に録画用のリアルタイム画像信号Sa’を挿入することで、表示用のリアルタイム画像信号Saと録画用のリアルタイム画像信号Sa’とを時分割で伝送する(図7(d)(e)参照)。
そして、ドアホン親機Bは、センサ付カメラAからの画像信号を受信すると、表示用のリアルタイム画像信号Saに基づく動画のみを表示部6に表示する。したがって、人体検知時に、ドアホン親機Bではリアルタイム画像(動画)のみをモニタ可能とするので、家人が気に掛かる現在の状況をすぐに知ることができ、安心感が増す。
また、録画部7は、画像信号を受信した順に、まず録画用の過去画像Sb1,Sb2に基づく静止画を録画してから、録画用のリアルタイム画像信号Sa’に基づく動画を録画する(図7(f)参照)。
そして、再生操作時には、再生部8が記憶部7aから画像信号を読み出し、録画されている順に、まず過去画像を再生してからリアルタイム画像を再生する(図7(g)参照)。すなわち、伝送される画像信号を受信した順に録画し、録画した順に再生することで回路負担を小さくしている。
このような本実施形態では、表示画像と録画画像とを別信号で伝送しているが、時分割伝送によって伝送効率の低下を抑えることができる。
なお、表示用のリアルタイム画像信号Sa、録画用の過去画像Sb1,Sb2、録画用のリアルタイム画像信号Sa’を他の多重伝送方式、例えば周波数分割で伝送してもよい。周波数分割伝送の場合、例えば、高周波領域を表示用のリアルタイム画像信号Saに割り当て、低周波領域を録画用の過去画像Sb1,Sb2、録画用のリアルタイム画像信号Sa’に割り当てる。
本発明の実施形態1のドアホンシステムのブロック構成を示す図である。 同上のドアホンシステムの設置状況を示す図である。 (a)〜(g)同上の画像信号伝送動作を示す図である。 (a)〜(d)本発明の実施形態2の画像モニタ動作を示す図である。 (a)〜(e)本発明の実施形態3の画像信号伝送動作を示す図である。 (a)(b)本発明の実施形態4の画像信号伝送動作を示す図である。 (a)〜(g)本発明の実施形態5の画像信号伝送動作を示す図である。
符号の説明
A センサ付カメラ
B ドアホン親機
C ドアホン子器
1 画像処理型人体検知器
2 熱線式人体検知器
5 信号処理部
6 表示部
7 録画部
8 再生部
10 撮像部
14 伝送部
16 RAM

Claims (5)

  1. 屋内に設置したドアホン親機と屋外に設置したドアホン子器とを具備して住宅屋内外間の通話を可能とし、さらに人体検知手段が検知領域内の人の存在を検知するとカメラが撮像した画像をドアホン親機でモニタするドアホンシステムにおいて、
    カメラは、視野領域を撮像する撮像手段と、撮像した画像信号を蓄積する画像蓄積手段と、人体検知手段が人の存在を検知した場合、現在の状況を撮像したリアルタイム画像信号をドアホン親機に伝送した後あるいは同時に、人体検知手段が人の存在を検知する前に撮像して画像蓄積手段に蓄積されている過去画像信号をドアホン親機に伝送する伝送手段とを備え、
    ドアホン親機は、カメラからの画像信号を受信したときリアルタイム画像を表示するモニタ手段と、リアルタイム画像および過去画像を録画する録画手段と、録画画像を再生する再生手段とを備えることを特徴とするドアホンシステム。
  2. 前記ドアホン親機に伝送される過去画像信号は時間軸に対して圧縮され、リアルタイム画像信号は時間軸に対して圧縮されていないことを特徴とする請求項1記載のドアホンシステム。
  3. 前記モニタ手段は、カメラからの画像信号を受信したとき、リアルタイム画像に続いて過去画像を表示することを特徴とする請求項1または2記載のドアホンシステム。
  4. 前記再生手段は、過去画像を再生してからリアルタイム画像を再生することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のドアホンシステム。
  5. 前記伝送手段は、人体検知手段が人の存在を検知した場合、前記モニタ手段が表示するためのリアルタイム画像と、前記録画手段が録画するための過去画像とを多重伝送し、前記録画するための過去画像の伝送が完了した時点から、前記表示するためのリアルタイム画像と録画手段が録画するためのリアルタイム画像とを多重伝送することを特徴とする請求項1記載のドアホンシステム。
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