JP2007005191A - 発光装置の輝度制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電界放出型の発光装置におけるチャージアップや経年変化等の外乱に対して、目標とする輝度を確実に維持する。
【解決手段】目標輝度から輝度センサの出力に基づく実際の輝度CDSENを減算して輝度偏差ERRCDを算出し(S2)、比例積分制御によってフィードバック補正量CDCFBを算出した(S6)後、フィードバック補正量CDCFBに基づいて修正目標輝度CDCLCを算出し(S7)、修正目標輝度CDCLCに対応したパルス駆動周期T1を算出し(S8)、最小値T1MINと最大値T1MAXとの間に制限する(S9〜S15)。そして、パルス駆動周期T1の駆動パルス信号をパルス駆動周期T1以上の長さの制御周期DLTT毎に駆動回路に出力する。これにより、外乱に対しても実際の発光輝度と目標値との偏差に基づくフィードバック制御により、目標とする輝度を確実に維持することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子放出源から電界放出された電子によって蛍光体を励起発光させる発光装置の輝度を制御する発光装置の輝度制御システムに関する。
近年、白熱電球や蛍光灯といった従来の発光装置に対し、真空中で冷陰極電子放出源から電界放出させた電子を高速で蛍光体に衝突させることにより、蛍光体を励起発光させる冷陰極電界放出型の発光装置が開発されている。この種の発光装置は、カソード電極に対して正の電位を与えたゲート電極によって電子を引き出し、更に正の高電圧を与えたアノード電極上の蛍光体に電子を衝突させて蛍光発光させるものであり、電界放出型照明ランプ(Field Emission Lamp:FEL)や電界放出型表示装置(Field Emission Display:FED)としての用途が見込まれている。
例えば、特許文献1には、FELに関連する技術として、カソード電極表面と略平行な略平板に孔を設け、この孔端をカソード電極側に突き出した構造のグリッド電極(ゲート電極)とする技術が開示されている。特許文献1の技術によれば、略平板領域における電界よりも孔端における電界を高くすることができ、カソード電極からグリッド電極に飛び込む無効電子を抑制することができる。
また、特許文献2には、同様にFELに関連して、部分的に開口を備えた半円筒状のグリッド電極が直方体形状カソード電極に対して間隙を持って囲む技術が開示されている。特許文献2の技術では、電子が蛍光板電極に突入したことによって叩き出された正イオンがカソード電極に突入することを抑制し、放電破壊を防止することができる。
更に、特許文献3には、FEDに関連して、陰極基板にカーボンナノチューブ製の平面状の冷陰極を形成し、透明な陽極基板に、ストライプ状の透明な陽極ストリップと、これに交差するストライプ状の選択グリッドストリップと、格子状の電子引き出しグリッドとを形成している。
特許文献3の技術によれば、冷陰極から放出された電子は、冷陰極と電子引き出しグリッドとの間の電子滞留領域に滞留して電子雲を形成する。そして、何れかの選択グリッドストリップと何れかの陽極ストリップとに電圧が印加されると、電子雲からの電子流が電子引き出しグリッドの開口と選択グリッドストリップの開口とを通過して陽極ストリップ上の蛍光体に衝突する。これにより、冷陰極電界放出に起因する電子の偏在を平均化し、蛍光体の発光ムラをなくすことができる。
特開2004−207066号公報 特開2004−220896号公報 特開2004−335385号公報
上述の特許文献1〜3は、電界放出型の発光装置に特有の問題に対処するものであるが、電子線によって励起されて発光する蛍光体を用いる発光装置では、発光開始からの時間経過と共に蛍光体の表面に電荷が蓄積(チャージアップ)して帯電し、この帯電した電場の影響により、発光輝度が低下したり、像が不鮮明になるといった問題がある。従来、この蛍光面でのチャージアップに対処するには、導電性材料を蒸着する等して帯電した電荷を除去する等の方法が取られているが、製品構造上の制約が多いばかりでなく、製造コストの上昇を招く虞がある。
更に、電界放出型の発光装置においては、蛍光体のチャージアップばかりでなく、蛍光体や冷陰極電子放出源の経年変化による発光輝度の低下という問題があり、上述の特許文献1〜3の技術では、蛍光体のチャージアップ、蛍光体や冷陰極電子放出源の経年変化といった外乱に対しては、有効に対処することは困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電界放出型の発光装置におけるチャージアップや経年変化等の外乱に対して、目標とする輝度を確実に維持することのできる発光装置の輝度制御システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明による発光装置の輝度制御システムは、冷陰極電子放出源を有するカソード電極と、該カソード電極に真空空間を介して対向配置され、上記冷陰極電子放出源から電界放出された電子により励起されて発光する蛍光体を有するアノード電極とを少なくとも備えた発光装置の発光輝度を制御する輝度制御システムであって、上記蛍光体の発光輝度を検出する輝度検出手段と、上記蛍光体の輝度目標値と上記輝度検出手段で検出した輝度との輝度偏差に基づいて、上記輝度目標値をフィードバック補正した修正目標輝度を算出する修正目標輝度算出手段と、上記発光装置をパルス駆動するためのパルス信号の周期を、上記修正目標輝度に対応してフィードバック補償したパルス駆動周期として算出するパルス駆動周期算出手段と、上記フィードバック補償の制御周期を、上記パルス駆動周期以上の長さの周期として可変設定する制御周期設定手段と、上記制御周期設定手段で設定された制御周期で上記パルス駆動周期のパルス信号により上記発光装置を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする。
その際、輝度目標値のフィードバック補正は、輝度偏差に基づく比例積分制御により行うことが望ましく、また、輝度目標値のフィードバック補正に、比例積分制御の積分補償に基づく学習制御を加えることが望ましい。学習制御を行う場合には、蛍光体の発光輝度が設定輝度に収束してから発光終了までの輝度偏差の積分量の変化に基づいて行うことが望ましく、学習制御を反映したフィードフォワード制御を輝度目標値のフィードバック補正に加えることが望ましい。
また、パルス駆動周期は、設定範囲外となったとき、設定範囲内に制限すると共に、比例積分制御における積分補償の更新を停止することが望ましい。パルス駆動周期は、予め設定された蛍光体の発光輝度とパルス信号の周期との関係に基づいて目標輝度に対応する基本パルス周期を算出し、この基本パルス周期を修正目標輝度に対応して修正することにより算出することができる。
発光装置の駆動は、カソード電極をパルス駆動し、蛍光体を周期的に飽和状態で高輝度発光させることが望ましく、冷陰極電子放出源の電界放出特性のバラツキによる輝度ムラを防止することができる。カソード電極をパルス駆動する際には、カソード電極側のインピーダンスを、冷陰極電子放出源の電流密度が蛍光体を飽和状態で高輝度発光させる値となる低インピーダンス状態と、冷陰極電子放出源からの電子放出を停止状態とする高インピーダンス状態とに周期的に変換することが望ましい。
本発明による発光装置の輝度制御システムは、チャージアップや経年変化等の外乱が発生しても、目標とする輝度を確実に維持することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜図6は本発明の実施の一形態に係り、図1は輝度制御システムの構成図、図2は輝度制御の機能ブロック図、図3は発光後の経過時間と輝度低下量との関係を示す説明図、図4は輝度とパルス駆動周期との関係を示す説明図、図5は制御周期を示す説明図、図6は輝度制御ルーチンのフローチャートである。
図1において、符号1は、例えば平面状の電界放出型照明ランプ等に用いられる電界放出型発光装置(以下、単に「発光装置」と記載する)である。この発光装置1は、所定間隔で対向配置されたガラス基板2,3の内部を真空状態に維持し、この真空状態下で、電子放出源を有するカソード電極5、グリッド状のゲート電極10、電子線によって励起発光する蛍光体16を有するアノード電極15を基底面側から投光面側に向かって順に配置した基本構成を有している。
尚、図1においては、カソード電極5とゲート電極10とアノード電極15との3極構造を例示しているが、ゲート電極10を用いない2極構造であっても良い。
カソード電極5は、ベースとなるガラス基板2上に形成された導電材からなり、例えば、アルミニウムやニッケル等の金属を蒸着やスパッタ法等によって堆積したり、銀ペースト材を塗布して乾燥・焼成する等して形成されている。このカソード電極5の表面には、カーボンナノチューブ、カーボンナノウォール、スピント型マイクロコーン、金属酸化物ウィスカー等のエミッタ材料が膜状に塗布され、冷陰極電子放出源6が形成される。
ゲート電極10は、カソード電極5に対向して配置されるグリッド状の電極であり、カソード電極5との電位差(ゲート電圧)に応じてカソード電極5上に形成された冷陰極電子放出源6に電界を印加し、電子を放出させる。このゲート電極10には、冷陰極電子放出源6から放出された電子を通過させる微細な開口が多数形成されており、ステンレス材、ニッケル材、アンバー材等の導電性の薄板に、エッチング或はパンチング法等を用いて円形や矩形等の多数の開口が形成される。
アノード電極15は、投光面となるガラス基板3の裏面側に配置された透明導電膜(例えば、ITO膜)からなり、ゲート電極10(カソード電極5)に対向する面に、冷陰極電子放出源6から放出された電子によって励起発光される蛍光体16が塗布されている。蛍光体16は、例えば、インクジェット法、フォトグラフィ法、沈殿法、電着法等によってアノード電極15上に成膜される。
一方、符号50は、発光装置1の発光輝度を制御するコントローラであり、アノード電極15やゲート電極10に印加する高電圧を発生する高電圧電源装置20及び発光装置1を駆動する駆動回路30を介して発光装置1の発光輝度を制御する。コントローラ50は、マイクロコンピュータを中心として構成され、操作パネル等に備えられた点灯スイッチ60のONを検出すると、高電圧電源装置20からアノード電極15に正の高電圧を印加すると共にゲート電極10に一定の電圧を印加し、蛍光体16の発光輝度を検出する輝度検出手段としての輝度センサ40からの信号に基づいて、蛍光体16の発光輝度が所望の目標輝度に一致するようにフィードバック制御する。輝度センサ40は、例えばフォトダイオード等の光検出センサであり、発光装置1の投光面に対向する所定位置に配設されている。
周知のように、電界放出型の発光装置は、カソード電極に対してアノード電極を所定の正の高電位に維持し、ゲート電極からカソード電極へ所定のゲート電圧を印加すると、電子放出源から真空中に電子が電界放出されてアノード電極に向って加速され、蛍光体に衝突して光を放つ。この電子線で励起される蛍光体の実際の発光輝度は、蛍光体表面への電荷の蓄積(チャージアップ)、蛍光体や電子放出源の経年変化等の外乱により、時間経過と共に目標輝度に一致しなくなる。
従って、コントローラ50は、蛍光体上でのチャージアップや蛍光体及び電子放出源の経年変化等の外乱による輝度の変化をフィードバック制御により補償し、発光装置1の輝度を目標輝度に一致させる。このコントローラ50による輝度制御は、図2の機能ブロック図に示され、フィードバック補正量算出部51、学習制御補正量算出部52、修正目標輝度算出部53、基本パルス周期算出部54、パルス駆動周期算出部55、駆動パルス算出部56によって代表される各演算機能部と、各演算機能部における制御周期を設定する制御周期設定部57とによって代表することができ、制御周期設定部57で設定した制御周期毎に、駆動パルス算出部56からの駆動パルスによって駆動回路30が制御される。駆動回路30について、後述する。
フィードバック補正量算出部51は、以下の(1)式に示すように、セットされた目標輝度CDTGTと、輝度センサ40の出力を読み込んで算出された実際の蛍光体16の発光輝度CDSENとの輝度偏差ERRCDを算出し、この輝度偏差ERRCDに基づいてフィードバック補正量CDCFBを算出する。
ERRCD=CDTGT−CDSEN…(1)
フィードバック補正量CDCFBは、本形態においては、輝度偏差ERRCDに比例する比例分に積分補償分を加えた比例積分制御によって算出される。比例積分制御における比例係数KP及び積分係数KIは、予め設定されており、以下の(2)式に示すように、輝度偏差ERRCDに比例する比例分(KP×ERRCD)に、輝度偏差ERRCDを積分した輝度偏差積分量ITECDによる積分補償分(KI×ITECD)を加算することにより、フィードバック補正量CDCFBが算出される。
CDCFB=KP×ERRCD+KI×ITECD…(2)
(2)式における輝度偏差積分量ITECDは、制御周期DLTT毎に輝度偏差ERRCDを積分して算出され、以下の(3),(4)式に示すように、後述するパルス制限フラグXPTの値が“0”のとき、制御周期DLTT毎の積分を継続し、パルス制限フラグXPTの値が“1”のとき、積分を停止する。
XPT=0のとき、
ITECD=ERRCD×DLTT+ITECDOLD…(3)
XPT=1のとき、
ITECD=ITECDOLD…(4)
但し、ITECDOLD:1制御周期前の輝度偏差積分量
フィードバック補正量算出部51で算出されたフィードバック補正量CDCFBは、修正目標輝度算出部53に送られ、修正目標輝度算出部53で、目標輝度CDTGTを修正して修正目標輝度CDCLCを算出する。この修正目標輝度CDCLCは、以下の(5’)式に示すように、基本的には、目標輝度CDTGTにフィードバック補正量CDCFBを加算することで算出されるが、本形態においては、(5’)式に学習制御補正量算出部52で算出した輝度補正学習値CDLRNを加えた(5)式により、修正目標輝度CDCLCを算出する。
CDCLC=CDTGT+CDCFB…(5’)
CDCLC=CDTGT+CDCFB+CDLRN…(5)
輝度補正学習値CDLRNは、以下の(6)式に示すように、発光終了時に、輝度偏差積分量ITECDに基づく積分補償分(KI×ITECD)に前回までの輝度補正学習値CDLRNOLDを加算して更新される。この学習制御を加えることにより、発光直後から輝度の外乱が存在するような条件下においても、的確に輝度を目標値に一致させることができる。
CDLRN=KI×ITECD+CDLRNOLD…(6)
この場合、学習制御の役割を、蛍光体及び電子放出源の経年変化への対応と位置づけて輝度補正を行うためには、発光直後の過渡的に輝度が変化する時間を経過した後から発光が終了するまでの輝度偏差の積分量に基づいて、輝度補正学習値CDLRNを決定する必要がある。
すなわち、発光後の経過時間に対する輝度の低下量は、図3に示すように、蛍光体上でのチャージアップ等により初期に比較的大きく低下し、その後、輝度低下量が略飽和状態となる。従って、発光開始後からの経過時間が設定時間TBST(発光輝度が設定輝度に収束して輝度低下量が略飽和になったと判定できる時間)に達したとき、そのときの輝度偏差積分量ITECDを学習を開始する学習開始積分量ITESTとして記憶する。
そして、発光終了時に、以下の(7)式に示すように、輝度偏差積分量ITECDと学習開始積分量ITESTとの差に基づいて、輝度補正学習値CDLRNを更新することで静的な輝度偏差のみを学習値として算出し、安定した学習制御を実現する。
CDLRN=KI×(ITECD−ITEST)+CDLRNOLD…(7)
但し、ITECDOLD:前回の輝度補正学習値
更に、前述の図3に示すチャージアップ等による輝度低下をフィードフォワード的に補正し、修正目標輝度CDCLCに反映させるようにしても良い。この輝度低下分のフィードフォワードによる補正は、例えば、一次遅れとしてモデル化し、以下の(8)式に示すように、1制御周期前の輝度補正量CDCOROLD、フィードフォワード輝度補正定数KCC、補正モデル定数KA(0<KA<1)を用いて、フィードフォワード輝度補正量CDCORを算出することができる。
CDCOR=KA×KCC+(1−KA)×CDCOROLD…(8)
(8)式のフィードフォワード輝度補正量CDCORは、輝度補正学習値CDLRNを用いて修正目標輝度CDCLCへ反映させることが望ましく、その場合には、(8)式のフィードフォワード輝度補正量CDCORは、以下の(8’)式によって算出することができる。
CDCOR=KA×(KCC+CDLRN)+(1−KA)×CDCOROLD…(8’)
そして、以下の(9)式に示すように、目標輝度CDTGTに、フィードバック補正量CDCFBとフィードフォワード輝度補正量CDCORとを加算することにより、修正目標輝度CDCLCを算出する。このように、フィードバック制御とフィードフォワード制御とを的確に組み合わせることにより、制御精度を向上することができる。
CDCLC=CDTGT+CDCFB+CDCOR…(9)
以上の修正目標輝度CDCLCは、基本パルス周期算出部54、パルス駆動周期算出部55、及び駆動パルス算出部56を介して、駆動回路30に出力されるパルス信号に変換される。コントローラ50による発光装置1の輝度制御は、パルス変調方式によって行われ、本形態においては、周波数一定でパルス幅を可変するパルス幅変調ではなく、パルス幅一定で周波数を可変する周波数変調方式を採用し、ゲート電極10からカソード電極5へパルス状にゲート電圧を印加する際のパルス信号のパルス幅を一定として周期を可変することにより、発光輝度を制御する。
発光装置1の輝度とパルス駆動周期との関係は、予め設定されてコントローラ50内に記憶されており、図4に示すように、パルス駆動周期が長くなるにつれて発光輝度が減少関数的に低くなる。この輝度とパルス駆動周期との関係は、予め実験或いはシミュレーション等によって求められてマップ化され、基本パルス周期算出54において、目標輝度CDTGTに対する基本パルス周期TBとして算出される。
基本パルス周期TBは、パルス駆動周期算出部55において、修正目標輝度CDCLCに対応した周期に修正され、パルス駆動周期T1として算出される。このパルス駆動周期T1は、規定以上に周波数範囲が広くなって過変調となるのを防止するため、以下の(10)〜(12)式に示すように、最小値T1MINと最大値T1MAXとの間に制限される。最小値T1MIN又は最大値T1MAXの制限を受けたときには、パルス制限フラグXPTを“1”にセットする。前述したように、このパルス制限フラグXPTのセットにより、輝度偏差積分量ITECDの更新が停止され、制御性が確保される。
T1MIN≦T1≦T1MAXのとき、
T1=T1;XPT=0…(10)
T1<T1MINのとき、
T1=T1MIN;XPT=1…(11)
T1>T1MAXのとき、
T1=T1MAX;XPT=1…(12)
駆動パルス算出部56は、パルス駆動周期算出部55で算出したパルス駆動周期T1でパルス幅一定のパルス信号を生成し、駆動回路30に出力する。その結果、パルス幅が一定で周期T1が修正目標輝度CDCLCに応じて変化するパルス信号により駆動回路30が駆動され、周波数変調による輝度制御が行われる。
この場合、パルス駆動周期T1を算出する制御周期DLTTすなわちフィードバック補償の制御周期は、制御周期設定部57において、パルス駆動周期T1以上の長さの周期として可変設定される。すなわち、制御周期設定部57は、パルス駆動周期T1の変化に連動して制御周期DLTTを可変設定し、制御周期DLTTが必ずパルス駆動周期T1以上になるようにする。具体的には、図5に示すように、前回のパルス駆動周期T1OLDを用いて、次回のパルス駆動周期を算出する制御周期DLTTを設定し、次回の制御周期DLTTが前回のパルス駆動周期T1OLDと同じか長くなるようにする(DLTT≧T1OLD)ことで、制御性を向上することができる。
また、周波数変調方式による発光装置1の輝度制御では、高電圧電源装置20からゲート電極10へ出力するパルス電圧を、周期T1で可変することにより発光輝度を制御しても良いが、本形態においては、高電圧電源装置20からゲート電極10に出力する電圧を一定として、駆動回路30でカソード電極5側のインピーダンスを低インピーダンス状態と高インピーダンス状態とに切り換えるようにしている。これにより、高電圧電源装置20の簡素化を図りつつ、実質的にゲート電極10からカソード電極5に印加される電圧をパルス状に変化させることができ、発光装置1の発光輝度を制御することができる。
更に、本形態においては、蛍光体16に生じる輝度ムラを低減するため、高電圧電源装置20からゲート電極10に印加する電圧を通常のゲート電圧よりも高い一定の電圧としている。すなわち、冷陰極電子放出源6の電界放出特性は必ずしも一定ではないことから、通常のゲート電圧で発生する電界強度では、冷陰極電子放出源6の領域によって電子放出の電流密度が異なり、蛍光面全体として見ると発光輝度のムラが生じることがある。
従って、本形態においては、高電圧電源装置20からゲート電極10に通常のゲート電圧よりも高い電圧を出力し、蛍光体16を高輝度で発光させる電流密度となるような電界強度をカソード電極5に与えることにより、冷陰極電子放出源6の電界放出特性のバラツキによる領域毎の発光輝度の差を、実用上問題のないレベルとする。
一般に、電界放出の電流密度は、印加する電界強度が比較的小さい場合には、電界強度の増加に応じて電流密度も緩やかに増加するが、或る電界強度を越えると、電流密度が急激に増加する。一方、蛍光体は、電流密度の増加に応じて発光輝度が高くなるが、所定の電流密度以上では発光が飽和状態となり、それ以上電流密度を増加させても、発光輝度は高くならない。
従って、カソード電極5に与える電界強度を通常よりも大幅に大きくして蛍光体16を飽和状態或は飽和状態に近い高輝度で発光させることにより、冷陰極電子放出源6の電界放出特性のバラツキによる領域毎の発光輝度の差を小さくすることができ、発光ムラを低減することができる。
カソードインピーダンスを変換する駆動回路30は、図1に示すように、主として、コントローラ50からのパルス信号によって駆動されるスイッチング素子としてのトランジスタTR1,TR2と、カソード電極5に接続された直列抵抗R1,R2とにより構成され、カソード電極5に接続された直列抵抗R1,R2を切換えることにより、カソードインピーダンスを低インピーダンス状態と高インピーダンス状態とに周期的に変換する。
コントローラ50からのパルス信号は、ON(ハイレベル),OFF(ローレベル)の周期がT1で、OFF時間がT2の信号であり、このパルス信号は、修正目標輝度CDCLCに対応するパルス信号として1段目のトランジスタTR1のベースにバイアス抵抗RBを介して入力される。
1段目のトランジスタTR1は、エミッタが接地され、コレクタがコレクタ抵抗RCを介して電源Vccに接続されると共に、2段目のトランジスタTR2のベースに接続されている。2段目のトランジスタTR2は、同様にエミッタが接地され、コレクタがカソード電極5に直列接続される抵抗R1と抵抗R2との中間に接続されている。カソード電極5は抵抗R1から抵抗R2を経て接地されている。
一方の抵抗R1は、低インピーダンス用の抵抗であり、蛍光体16の飽和状態での発光を可能とする電流密度を発生させる電圧をカソード電極5に印加するため、例えば数十kΩ程度の抵抗値に設定されている。他方の抵抗R2は、高インピーダンス用の抵抗であり、カソード電流を略零とするため、例えば数MΩ程度の抵抗値に設定されている。
従って、コントローラ50からのパルス信号がOFFの時間T2では、1段目のトランジスタTR1がOFFのとき、2段目のトランジスタTR2がONとなり、抵抗R2が短絡されてカソードインピーダンスが抵抗R1による低インピーダンス状態となる。その結果、高電圧電源装置20からの一定の高電圧がゲート電極10を介してカソード電極5に印加され、蛍光体16全体が高輝度で均一に発光する。
一方、コントローラ50からのパルス信号がONの時間(T1−T2)では、1段目のトランジスタTR1がONされて2段目のトランジスタTR2がOFFされ、カソードインピーダンスが抵抗R1,R2の合成抵抗による高インピーダンス状態となる。その結果、ゲート電極10とカソード電極5とが同電位となって冷陰極電子放出源6からの電子の放出が停止し、蛍光体16が非発光状態となる。
以上の過程が繰り返されて蛍光体16が間欠的に発光することになるが、パルス信号の周波数を50Hz以上の周波数とすることにより、人間の視覚にはトランジスタTR2がONの期間での高輝度発光が残像として残り、連続発光として認識される。
尚、ゲート電極10に印加するゲート電圧が数百V以下の場合には、抵抗R2は無限大(即ち抵抗R2を使用しない状態)であっても良い。但し、ゲート電圧が500V或は1kV以上の高圧を必要とする場合には、トランジスタTR1のON期間にゲート電圧と同じ高電圧がトランジスタTR2のコレクタに印加されることになり、高耐圧トランジスタを必要とするか、或は既存のトランジスタでは設計できなくなるので、抵抗R2を使用してトランジスタTR2のコレクタに印加される電圧を下げることが好ましい。
実際の装置設計では、目標とする発光輝度と発光の均一性を得るように、アノード電極15に塗布する蛍光体16の種類や厚み、アノード電極15及びゲート電極10に印加する電圧、抵抗R1,R2の抵抗値等を最適に調節する。
以上のコントローラ50の輝度制御は、具体的には、図6のフローチャートに示す輝度制御ルーチンによって実行される。次に、図6の輝度制御ルーチンについて説明する。
この輝度制御ルーチンは、点灯スイッチ60のONによって起動され、最初のステップS1において、輝度センサ40の出力を読み込み、発光装置1の実際の輝度CDSENを算出する。次いで、ステップS2へ進んで目標輝度CDTGTから実際の輝度CDSENを減算して輝度偏差ERRCDを算出し、ステップS3でパルス制限フラグXPTを参照し、輝度制御におけるパルス駆動周期T1が最小値T1MIN又は最大値T1MAXの制限を受けているか否かを調べる。
そして、XPT=0であり、パルス駆動周期T1が制限を受けていない場合には、ステップS3からステップS4へ進み、輝度偏差ERRCDに制御周期DLTTを乗算した値を、1制御周期前の輝度偏差積分量ITECDOLDに加算して輝度偏差積分量ITECDを算出し((3)式参照)、ステップS6へ進む。また、XPT=1であり、パルス駆動周期T1が制限を受けているときには、ステップS3からステップS5へ進み、輝度偏差積分量ITECDを前回の値ITECDOLDとし((4)式参照)、ステップS6へ進む。
ステップS6では、輝度偏差ERRCDの比例積分制御によってフィードバック補正量CDCFBを算出し((2)式参照)、ステップS7で、フィードバック補正量CDCFBに基づいて目標輝度CDTGTを修正した修正目標輝度CDCLCを算出する。修正目標輝度CDCLCは、目標輝度CDTGTに、フィードバック補正量CDCFBと輝度補正学習値CDLRNとを加算することにより算出される((5)式参照)。
尚、学習制御を行わない場合には、修正目標輝度CDCLCは、目標輝度CDTGTにフィードバック補正量CDCFBを加算して算出される((5’)式参照)。また、フィードバック制御とフィードフォワード制御とを組み合わせる場合には、目標輝度CDTGTに、フィードバック補正量CDCFBとフィードフォワード輝度補正量CDCORとを加算することにより、修正目標輝度CDCLCを算出する((9)式参照)。
その後、ステップS8へ進み、予め設定した発光装置1の輝度とパルス駆動周期との関係から修正目標輝度CDCLCに対応したパルス駆動周期T1を算出し、ステップS9で、パルス駆動周期T1が最小値T1MINを下回っているか否かを調べる。そして、T1<T1MINの場合には、ステップS9からステップS10へ進んでパルス駆動周期T1を最小値T1MINとして制限し(T1=T1MIN)、ステップS11でパルス制限フラグXPTをセットする(XPT=1)。
また、ステップS9において、T1≧T1MINの場合には、ステップS9からステップS12へ進み、パルス駆動周期T1が最大値T1MAXを越えているか否かを調べる。そして、T1≦T1MAXの場合には、ステップS12からステップS13へ進んでパルス駆動周期T1の値を保持したままパルス制限フラグXPTをクリアし(XPT=0)
、T1>T1MAXの場合、ステップS12からステップS14へ進んでパルス駆動周期T1を最大値T1MAXとして制限し(T1=T1MAX)、ステップS15でパルス制限フラグXPTをセットする(XPT=1)。
パルス制限フラグXPTをセット(S11,S15)或いはクリア(S13)した後は、ステップS16へ進んで次の制御周期に対応する目標輝度CDTGTを算出し、ルーチンを抜ける。この目標輝度CDTGTは、例えば、コントローラ50に設けられた操作パネルのダイアル或いはスイッチを操作して所望の明るさを設定すると、この設定値に対応した目標輝度CDTGTとして算出される。
以上のルーチンで算出されたパルス駆動周期T1の駆動パルス信号は、パルス駆動周期T1以上の長さの制御周期DLTT毎に駆動回路30に出力され、発光装置1が駆動される。これにより、蛍光面のチャージアップや蛍光体及び冷陰極電子放出源の経年変化といった外乱に対しても、実際の発光輝度と目標値との偏差に基づくフィードバック制御により、目標とする輝度を確実に維持することができる。
また、輝度のフィードバック制御に学習制御や学習制御を反映したフィードフォワード制御を取り入れることにより、制御精度をより向上することができ、更には、発光装置を駆動する際に、蛍光体を周期的に飽和状態で高輝度発光させることにより、冷陰極電子放出源の電界放出特性のバラツキによる輝度ムラを防止して均一に発光させることができ、外乱による輝度低下をより正確に補償することができる。
輝度制御システムの構成図 輝度制御の機能ブロック図 発光後の経過時間と輝度低下量との関係を示す説明図 輝度とパルス駆動周期との関係を示す説明図 制御周期を示す説明図 輝度制御ルーチンのフローチャート
符号の説明
1 発光装置
5 カソード電極
6 冷陰極電子放出源
15 アノード電極
16 蛍光体
30 駆動回路
40 輝度センサ
50 コントローラ
51 フィードバック補正量算出部
52 学習制御補正量算出部
53 修正目標輝度算出部
54 基本パルス周期算出部
55 パルス駆動周期算出部
56 駆動パルス算出部
57 制御周期設定部
CDTGT 目標輝度
CDCLC 修正目標輝度
ERRCD 輝度偏差
CDCFB フィードバック補正量
CDLRN 輝度補正学習値
CDCOR フィードフォワード輝度補正量
DLTT 制御周期
T1 パルス駆動周期
TB 基本パルス周期
DLTT 制御周期

Claims (9)

  1. 冷陰極電子放出源を有するカソード電極と、該カソード電極に真空空間を介して対向配置され、上記冷陰極電子放出源から電界放出された電子により励起されて発光する蛍光体を有するアノード電極とを少なくとも備えた発光装置の発光輝度を制御する輝度制御システムであって、
    上記蛍光体の発光輝度を検出する輝度検出手段と、
    上記蛍光体の輝度目標値と上記輝度検出手段で検出した輝度との輝度偏差に基づいて、上記輝度目標値をフィードバック補正した修正目標輝度を算出する修正目標輝度算出手段と、
    上記発光装置をパルス駆動するためのパルス信号の周期を、上記修正目標輝度に対応してフィードバック補償したパルス駆動周期として算出するパルス駆動周期算出手段と、
    上記フィードバック補償の制御周期を、上記パルス駆動周期以上の長さの周期として可変設定する制御周期設定手段と、
    上記制御周期設定手段で設定された制御周期で上記パルス駆動周期のパルス信号により上記発光装置を駆動する駆動手段とを備えたことを特徴とする発光装置の輝度制御システム。
  2. 上記修正目標輝度算出手段は、
    上記輝度目標値のフィードバック補正を、上記輝度偏差に基づく比例積分制御により行うことを特徴とする請求項1記載の発光装置の輝度制御システム。
  3. 上記修正目標輝度算出手段は、
    上記輝度目標値のフィードバック補正に、上記比例積分制御の積分補償に基づく学習制御を加えることを特徴とする請求項2記載の発光装置の輝度制御システム。
  4. 上記修正目標輝度算出手段は、
    上記学習制御を、上記蛍光体の発光輝度が設定輝度に収束してから発光終了までの上記輝度偏差の積分量の変化に基づいて行うことを特徴とする請求項3記載の発光装置の輝度制御システム。
  5. 上記修正目標輝度算出手段は、
    上記輝度目標値のフィードバック補正に、上記学習制御を反映したフィードフォワード制御を加えることを特徴とする請求項3又は4記載の発光装置の輝度制御システム。
  6. 上記パルス駆動周期算出手段は、
    上記パルス駆動周期が設定範囲外となったときには、上記パルス駆動周期を設定範囲内に制限すると共に、上記比例積分制御における積分補償の更新を停止することを特徴とする請求項2〜5の何れか一に記載の発光装置の輝度制御システム。
  7. 上記パルス駆動周期算出手段は、
    予め設定された上記蛍光体の発光輝度と上記パルス信号の周期との関係に基づいて上記目標輝度に対応する基本パルス周期を算出し、この基本パルス周期を上記修正目標輝度に対応して修正することにより、上記パルス駆動周期を算出することを特徴とする請求項1〜6の何れか一に記載の発光装置の輝度制御システム。
  8. 上記駆動手段は、
    上記カソード電極をパルス駆動し、上記蛍光体を周期的に飽和状態で高輝度発光させることを特徴とする請求項1〜7の何れか一に記載の発光装置の輝度制御システム。
  9. 上記駆動手段は、
    上記カソード電極側のインピーダンスを、上記冷陰極電子放出源の電流密度が上記蛍光体を飽和状態で高輝度発光させる値となる低インピーダンス状態と、上記冷陰極電子放出源からの電子放出を停止状態とする高インピーダンス状態とに周期的に変換することを特徴とする請求項8記載の発光装置の輝度制御システム。
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