JP2007004938A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

磁気テープカートリッジ Download PDF

Info

Publication number
JP2007004938A
JP2007004938A JP2005186766A JP2005186766A JP2007004938A JP 2007004938 A JP2007004938 A JP 2007004938A JP 2005186766 A JP2005186766 A JP 2005186766A JP 2005186766 A JP2005186766 A JP 2005186766A JP 2007004938 A JP2007004938 A JP 2007004938A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
tape cartridge
security tag
upper half
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005186766A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Tada
信之 多田
Nobuaki Azuma
信昭 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fujifilm Holdings Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Holdings Corp filed Critical Fujifilm Holdings Corp
Priority to JP2005186766A priority Critical patent/JP2007004938A/ja
Priority to US11/475,130 priority patent/US7733597B2/en
Publication of JP2007004938A publication Critical patent/JP2007004938A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/107Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using one reel or core, one end of the record carrier coming out of the magazine or cassette
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/22Electrical actuation
    • G08B13/24Electrical actuation by interference with electromagnetic field distribution
    • G08B13/2402Electronic Article Surveillance [EAS], i.e. systems using tags for detecting removal of a tagged item from a secure area, e.g. tags for detecting shoplifting
    • G08B13/2428Tag details
    • G08B13/2437Tag layered structure, processes for making layered tags
    • G08B13/2445Tag integrated into item to be protected, e.g. source tagging

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

【課題】 検知装置の設置形態、テープ搬送作業の形態に拘わらず、内蔵するセキュリティタグの検知が可能な磁気テープカートリッジを提供することを目的とする。
【解決手段】 上ハーフと下ハーフとを結合して構成されるケース筐体内に、磁気テープが巻装されたリールを回転自在に収納し、前記ケース筐体の外側部にラベル貼り付け部を備える磁気テープカートリッジであって、前記ラベル貼り付け部の内側であって、かつ、前記上ハーフの上内面寄りに、外部の検知装置によって検知可能なセキュリティタグが配設されていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、磁気テープカートリッジに関し、特に、検知装置によって確実に検知可能な磁気テープカートリッジに関する。
大量のデータ、あるいは個人情報等の機密保持を要する重要なデータを取り扱う企業、組織、機関等においては、そのデータの喪失を防止するために、データを大容量の記録媒体に記録してデータバックアップ用に保管することが行われる。このデータバックアップ用の記録媒体として、大容量の記録容量を有するとともに、信頼性および取り扱いが容易であることから、磁気テープカートリッジが用いられている。そして、バックアップ用のデータを記録した磁気テープカートリッジは、重要なデータの喪失や逸失を防止するため、保管庫、保管室等の入場が規制される管理区域に厳重な管理の下に集中的に保管され、持ち出しが制限・管理される。例えば、IDカードを使用したID認証等を要求することによって自由な入場を規制した管理区域に、図6に示すようなカートリッジ保管棚61を設置し、このカートリッジ保管棚61にバックアップ用のデータを記録した磁気テープカートリッジMCを収蔵して保管されている。この場合、各磁気テープカートリッジMCには、識別用の管理番号、記録されたデータの内容、データのバックアップ日時等を表示したラベルが貼り付けられる。そして、カートリッジ保管棚61には、ラベルに表示した事項を視認できるように、ラベル貼り付け面62を外側にしてカートリッジ保管棚61に収蔵される。
しかしながら、このような人の出入りを規制する管理区域を設けても、個々の磁気テープカートリッジ自体を監視して、管理区域からの持ち出しを制限しなければ、管理区域に入場した者によって管理区域から容易に持ち出すことが可能となる虞がある。
そこで、管理区域外への磁気テープカートリッジの持ち出しを防止するために、セキュリティタグを、磁気テープカートリッジMCに貼付または装着することにより、管理区域からの持ち出しを監視可能としていた。しかし、従来のセキュリティタグは、磁気テープカートリッジの外側に貼り付けられているため、これを取り外した場合には、出入り口にも設置された検知装置によって検知されずに、磁気テープカートリッジを管理区域の外へ持ち出すことが可能となる。
そこで、セキュリティタグを容易に取り外せないように、セキュリティタグを内蔵した磁気テープカートリッジが提案されている(特許文献1)。しかし、これらの従来、提案されている磁気テープカートリッジにおけるセキュリティタグは、テープカートリッジの形状等からその入れ方を提案したものに過ぎず、本来のセキュリティタグの検知という目的から選択されたものではない。
ところで、前記管理区域から多数の磁気テープカートリッジを持ち出す場合には、図7に示すような搬送用台車71に磁気テープカートリッジMCを積載して搬送される。また、管理区域から、図5(b)に示すように、窓口で受け取るようになっている場合もある。
こうした多数の磁気テープカートリッジを積載した搬送用台車または磁気テープカートリッジは、管理区域の出入り口に設けられた検知装置(セキュリティゲート)を通過する際に、セキュリティタグの有無を検知するようになっている。このとき、搬送用台車に積載する場合には、通例、視認によるテープ確認のためラベル面側が外側になるように搬送用台車に積載される。また、窓口から磁気テープカートリッジを受け渡す場合にも、ラベル面側が外側になるようにするのが通例である。さらに、テープ保管や輸送時にも、磁気テープカートリッジは、上ハーフの上面を天井に向けるか、もしくは立てる場合はラベル面が上向き(1リールの場合)もしくはラベル面が横向きになるよう(2リールの場合は供給側リールが下側になるよう)に設計されているため、搬送用台車以外の搬送の場合でも、上ハーフ床面の側に向いて運ばれることはない。
しかし、特許文献1に記載されている磁気テープカートリッジにおいては、セキュリティタグは、書き込み禁止タグや磁気テープカートリッジの品種の識別用に内蔵されるタグの配置位置に対して対角の位置などに配設することが記載されているに留まり、前記セキュリティゲート事情やテープ搬送事情については考慮されていない。そのため、搬送方法、搬送の形態によっては、検知装置による検知信号等が妨げられて、検知装置がセキュリティタグを検知できない虞があった。
特開2004−127349号公報(請求項1)
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、実際の検知装置の設置形態、およびテープ搬送作業方法に適応して、内蔵するセキュリティタグの検知が可能な磁気テープカートリッジを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る磁気テープカートリッジは、上ハーフと下ハーフとを結合して構成されるケース筐体内に、磁気テープが巻装されたリールを回転自在に収納し、前記ケース筐体の外側部にラベル貼り付け部を備える磁気テープカートリッジであって、前記ラベル貼り付け部の内側であって、かつ、前記上ハーフの上内面寄りに、外部の検知装置によって検知可能なセキュリティタグが配設されていることを特徴とする。
この磁気テープカートリッジでは、ケース筐体のラベル貼り付け面を設けた外側部の内側であって、かつ、上ハーフの上内面寄りに、外部の検知装置によって検知可能なセキュリティタグを配設することによって、検知装置によるセキュリティタグの検知をより確実に行うことが可能となる。
また、請求項2に係る発明の磁気テープカートリッジは、前記セキュリティタグが、前記リールに巻装された磁気テープの外周を包囲するようにケース筐体内に立設された補強用リブの外側壁に沿って配設されていることを特徴とする。
この磁気テープカートリッジでは、セキュリティタグを、リールに巻装された磁気テープの外周を包囲するようにケース筐体内に立設された補強用リブの外側壁に沿って配設することによって、外部の検知装置によるセキュリティタグの検知をより確実に行うことが可能となる。
さらに、請求項3に係る発明の磁気テープカートリッジは、前記セキュリティタグが、前記検知装置から所定の検知領域内に送出される検知信号を受信し、前記検知信号に応じて応答信号を発信する送受信部を備え、前記送受信部は、前記上ハーフの上面と、前記ラベル貼り付け部とに対面するように、前記ケース筐体内に配向されていることを特徴とする。
この磁気テープカートリッジでは、検知装置から所定の検知領域内に送出される検知信号を受信し、検知信号に応じて応答信号を発信する送受信部が、上ハーフの上面と、ラベル貼り付け面とに対面するように、前記ケース筐体内に配向されていることによって、外側に開放されている上ハーフの上面またはラベル貼り付け面の側から、検知装置からの検知信号をより確実に受信することが可能となる。
本発明において、セキュリティタグは、磁気テープカートリッジに内蔵可能な形態および構造を有し、外部に設けられた検知装置によって検知可能なものであれば、特に制限されない。例えば、下記の形態のものが挙げられる。
(1)誘電体層と、その誘電体層の片側または両側に螺旋状パターンに形成された金属箔によって構成されたコイルおよびコンデンサ電極部とを有し、これらの誘電体層と、コイルおよびコンデンサ電極部とによって、抵抗、インダクタンスおよび静電容量を有する共振回路が形成され、検知装置からの特定の共振周波数の電波を受信して共振する薄板状の共振装置。
(2)検知装置から発信される特定周波数の電波を受信するダイポールアンテナと、受信された電波の周波数を逓倍するダイオードと、逓倍された周波数の電波を送信するループアンテナとを備えるフィルム状の装置。
(3)検知装置から発信される特定周波数の電波を受信すると、受信終了後に応答信号を発信するとともに、警報を発する機能を有する装置。
本発明の磁気テープカートリッジは、ケース筐体のラベル貼り付け面を設けた外側部の内側であって、かつ、上ハーフの上内面寄りに、外部の検知装置によって検知可能なセキュリティタグを配設することによって、実際の検知装置の設置形態、およびテープ搬送作業方法に適応して、内蔵するセキュリティタグの検知が可能になる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る磁気テープカートリッジMC1の構成を示す分解斜視図、図2(a)〜図2(c)は、セキュリティタグの配置例を示す模式図、図3は、磁気テープカートリッジの一部を切り欠いて示す斜視図である。
図1に示す磁気テープカートリッジMC1は、上ハーフ1Aと下ハーフ1Bとを結合して構成されるケース筐体1の内部に、磁気テープMTが巻装された単一のリール2、リール2の回転をロックするためのリールロック3、圧縮コイルばね4、リール2のロック状態を解除するためのリリースパッド5、上ハーフ1Aおよび下ハーフ1Bに跨ってケース筐体1に形成された磁気テープ引出口1Cを開閉するスライドドア6、スライドドア6を磁気テープ引出口1Cの閉位置に付勢するねじりコイルばね7、誤消去防止爪8、などを組み込んで構成されている。また、下ハーフ1Bには、補強用のリブ9A,9B,9Cがリール2の外周を取り囲む形で適宜立設されている。また、8a1および8a2は、上ハーフ1Aと下ハーフ1Bとを結合してケース筐体1を構成したときに、誤消去防止爪8を操作するための窓を形成する。
リール2は、上ハーフ1A側に開口するカップ状ハブ2Aを中心部に有し、このカップ状ハブ2A内にリリースパッド5、リールロック3および圧縮コイルばね4が順次組み付けられ、磁気テープカートリッジMC1の非使用時には、リール2の回転動作が拘束され、磁気テープカートリッジMC1の使用時には、リール2の回転動作の拘束が解除され、リール2が回転自在とされる。
この磁気テープカートリッジMC1が対応するテープドライブ(図示せず)にセットされると、テープドライブの回転駆動手段によって押圧されたリリースパッド5によって、リールロック3が圧縮コイルばね4の付勢力に抗して上ハーフ1Aに向けて上昇し、リールロック3によるリール2の回転のロックが解除される。これによって、リール2が回転自在とされるとともに、テープドライブの回転駆動手段がリール2を回転駆動する。これとともに、スライドドア6が開かれて磁気テープMTがテープドライブに引き込まれ、磁気テープMTへのデータの読み書きが可能となる。
この磁気テープカートリッジMC1において、ケース筐体1の誤消去防止爪8が配設される外側部に、識別用の管理番号、記録されたデータの内容、データのバックアップ日時等を表示したラベルを貼り付けるためのラベル貼り付け部11が設けられる。このラベル貼り付け部11は、磁気テープカートリッジMC1を搬送用台車に積載(図7参照)する場合、テープ保管(図6参照)する場合、また、窓口から磁気テープカートリッジを受け渡す場合にも、通例、視認によるテープ確認のため、外側になるようにするのが通例である。さらに、磁気テープカートリッジMC1は、上ハーフの上面を天井に向ける(図5(a),(b)参照)か、もしくは立てる場合はラベル貼り付け部11が上向き(1リールの場合)もしくはラベル貼り付け部11が横向きになるよう(2リールの場合は供給側リールが下側になるよう)に設計されている。
この磁気テープカートリッジMC1において、ラベル貼り付け部11の内側であって、補強用リブ9Bの外側壁9dの上部から突設されたタグ取り付けリブ10aに、前記外側壁9dに沿って、かつ、上ハーフ1Aの上内面寄りにセキュリティタグ10が装着されている。そして、セキュリティタグ10は、タグ取り付けリブ10aに、検知装置から所定の検知領域内に送出される検知信号を受信し、前記検知信号に応じて応答信号を発信する送受信部が、上ハーフ1Aの上面と、ラベル貼り付け部11とに対面するように、ケース筐体1内に配向される。すなわち、図2(a)に斜視図,図2(b)に平面断面図,図2(c)に図2(b)に示すA−A矢視断面図をそれぞれ示すように、セキュリティタグ10の上面10cが、上ハーフ1Aの上内面およびラベル貼り付け部11に対面するように、タグ取り付けリブ10aの底面に対して、通常、45度の角度になるように斜めに配向して装着される。
この磁気テープカートリッジMC1において、図3に示すように、セキュリティタグ10の上面10cが、上ハーフ1Aの上内面およびラベル貼り付け部11に向けて配向され、これによって、外部の検知装置によって送出される検知信号をセキュリティタグ10が確実に受信し、かつ、その検知信号に応じて応答信号を発信し、その応答信号を検知装置がより確実に検知して、通信障壁がなく、高感度の送受信が可能となる。
次に、図4は、本発明の第2の実施形態に係る磁気テープカートリッジMC2の一部を切り欠いて示す斜視図である。
図4に示す磁気テープカートリッジMC2は、上ハーフ41Aと、下ハーフ41Bとを結合して構成されるケース筐体41の内部に、磁気テープMTが巻回された供給側ハブ(リール)42A(リール)および巻取り側ハブ(リール)42Bが収納されている。
上ハーフ41Aの前面(図4中紙面右斜め上方向)には、磁気テープカートリッジMC2の非使用時に、ケース筐体41の前面に張架される磁気テープMTを保護する前蓋43が、上ハーフ41Aに回動可能に取り付けられている。また、下ハーフ41Bの外側下面には、記録再生装置のドライブ機構が挿入される開放部(図示せず)を塞ぐスライダ(図示せず)が前後方向に摺動可能に取り付けられている。
この磁気テープカートリッジMC2において、ラベル貼り付け部45の内側であって、供給側ハブ42Aに巻装された磁気テープMTの外周を包囲するようにケース筐体41内に立設された補強用リブ44の外側壁44aの上部に突設されたタグ取り付けリブ46aに、外側壁44aに沿って、かつ、上ハーフ41Aの上内面寄りに、セキュリティタグ46が装着されている。そして、セキュリティタグ46は、タグ取り付けリブ46aに、検知装置から所定の検知領域内に送出される検知信号を受信し、前記検知信号に応じて応答信号を発信する送受信部が、上ハーフ41Aの上面と、ラベル貼り付け部45とに対面するように、ケース筐体41内に配向される。すなわち、セキュリティタグ46の上面46cが、上ハーフ41Aの上内面およびラベル貼り付け部45に対面するように、タグ取り付けリブ46aの底面に対して、通常、45度の角度になるように斜めに配向して装着される。
この磁気テープカートリッジMC2において、セキュリティタグ46の上面46cが、上ハーフ41Aの上内面およびラベル貼り付け部45に向けて配向され、これによって、外部の検知装置によって送出される検知信号をセキュリティタグ46が確実に受信し、かつ、その検知信号に応じて応答信号を発信し、その応答信号を検知装置がより確実に検知して、通信障壁がなく、高感度の送受信が可能となる。
なお、上記各実施形態は本発明の磁気テープカートリッジの一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきものではないことは言うまでもない。例えば、前記の実施形態では、セキュリティタグ10(46)は、補強用リブ9B(44)に突設されたタグ取り付けリブ10a(46a)に取り付ける例を示したが、セキュリティタグ10(46)の取り付け位置は、これに限定されず、例えば、上ハーフ1A(41A)の上内面等に取り付けてもよい。また、その取り付け方法も、特に限定されず、接着剤、両面テープ、ビス等を用いて取り付ける方法を用いてもよい。
さらに、前記の第1の実施形態では、セキュリティタグ10を誤消去防止爪8の内側の補強用リブ9Bに取り付ける例を示したが、セキュリティタグ10を補強用リブ9Aの外側壁に取り付けてもよい。その場合も、タグ取り付けリブ10a、あるいは接着剤、両面テープ、ビス等を用いて取り付ける方法のいずれによって取り付けてもよい。
本発明の磁気テープカートリッジは、内蔵されるセキュリティタグを検知可能な検知装置であれば、いずれの装置であってもよい。例えば、図5(a)に示すとおり、検知信号を発信する2つの検知装置51A,51Bを対向させて、その検知装置の間を搬送用台車、磁気テープカートリッジを持ち出す人等が通過するように構成された形態、また、図5(b)に示すように、窓口52の上部に検知信号を発信する検知装置54が配置された形態、ループアンテナ状になっている形態などのいずれの形態であってもよい。
図5(a)に示す検知装置51A,51Bにおいては、その間を磁気テープカートリッジMCが通過すると、磁気テープカートリッジMCが内蔵するセキュリティタグが2つの検知装置51A,51Bが発信する検知信号を受信して、応答信号を発信し、この応答信号を検知信号が検知することによって、磁気テープカートリッジMCが管理区域の外に持ち出されるのを検知することができる。
また、図5(b)に示す検知装置54においては、窓口52の受付台53に磁気テープカートリッジMCが置かれると、磁気テープカートリッジMCが内蔵するセキュリティタグが検知装置54が発信する検知信号を受信して、応答信号を発信し、この応答信号を検知信号が検知することによって、磁気テープカートリッジMCが管理区域の外に持ち出されるのを検知することができる。
このとき、持ち出しの理由、持ち出す用途、持ち出し者を確認の上、持ち出しが許可された磁気テープカートリッジにおいては、磁気テープカートリッジMCの内蔵するセキュリティタグの送受信機能を、予めキャンセルするようにしておけば、持ち出しが許可されない磁気テープカートリッジのみの持ち出しを検知することができる。これによって、個々の磁気テープカートリッジ自体を監視して、管理区域からの持ち出しを制限し、管理区域に入場した者によって管理区域から無断で持ち出すことを防止することができる。
このとき、本発明の磁気テープカートリッジにおいては、前記セキュリティタグが、前記検知装置から所定の検知領域内に送出される検知信号を受信し、前記検知信号に応じて応答信号を発信する送受信部が、上ハーフの上面と、ラベル貼り付け部とに対面するように、前記ケース筐体内に配向されているため、実際の検知装置の設置形態、およびテープ搬送作業方法に適応して、内蔵するセキュリティタグの検知が可能となる。
第1の実施形態に係る磁気テープカートリッジの構成を示す分解斜視図である。 (a)は第1の実施形態に係る磁気テープカートリッジの一部を切り欠いて示す斜視図、(b)は平面断面図、(c)は(b)に示すA−A矢視断面図である。 第1の実施形態に係る磁気テープカートリッジの一部を切り欠いて示す斜視図である。 第2の実施形態に係る磁気テープカートリッジの一部を切り欠いて示す斜視図である。 (a)は管理区域の出入り口に設置されるセキュリティゲートを示す模式図、(b)は窓口に設置されるセキュリティゲートを示す模式図である。 磁気テープカートリッジの保管棚を示す模式図である。 磁気テープカートリッジの搬送用台車の一例を示す模式図である。
符号の説明
1 ケース筐体
1A 上ハーフ
1B 下ハーフ
2 リール
8 誤消去防止爪
9A,9B 補強用リブ
9d 外側壁
10 セキュリティタグ
10a タグ取り付けリブ
41 ケース筐体
41A 上ハーフ
41B 下ハーフ
44 補強用リブ
44a 外側壁
46 セキュリティタグ
46a リブ
51A 検知装置
54 検知装置
MT 磁気テープ
MC,MC1,MC2 磁気テープカートリッジ

Claims (3)

  1. 上ハーフと下ハーフとを結合して構成されるケース筐体内に、磁気テープが巻装されたリールを回転自在に収納し、前記ケース筐体の外側部にラベル貼り付け部を備える磁気テープカートリッジであって、
    前記ラベル貼り付け部の内側であって、かつ、前記上ハーフの上内面寄りに、外部の検知装置によって検知可能なセキュリティタグが配設されていることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
  2. 前記セキュリティタグが、前記リールに巻装された磁気テープの外周を包囲するようにケース筐体内に立設された補強用リブの外側壁に沿って配設されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気テープカートリッジ。
  3. 前記セキュリティタグが、前記検知装置から所定の検知領域内に送出される検知信号を受信し、前記検知信号に応じて応答信号を発信する送受信部を備え、前記送受信部は、前記上ハーフの上面と、前記ラベル貼り付け部とに対面するように、前記ケース筐体内に配向されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気テープカートリッジ。
JP2005186766A 2005-06-27 2005-06-27 磁気テープカートリッジ Pending JP2007004938A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005186766A JP2007004938A (ja) 2005-06-27 2005-06-27 磁気テープカートリッジ
US11/475,130 US7733597B2 (en) 2005-06-27 2006-06-27 Magnetic tape cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005186766A JP2007004938A (ja) 2005-06-27 2005-06-27 磁気テープカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007004938A true JP2007004938A (ja) 2007-01-11

Family

ID=37690384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005186766A Pending JP2007004938A (ja) 2005-06-27 2005-06-27 磁気テープカートリッジ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7733597B2 (ja)
JP (1) JP2007004938A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245521A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
WO2010103924A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ及びセキュリティー用認識部材の製造方法
WO2010103923A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
WO2010103921A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP2010211872A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
JP2011070749A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
WO2011114796A1 (ja) * 2010-03-16 2011-09-22 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
WO2018131967A1 (ko) * 2017-01-16 2018-07-19 손영전 착탈식 전자태그

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4795913B2 (ja) * 2006-11-06 2011-10-19 富士フイルム株式会社 磁気テープカートリッジ用ケース、及び磁気テープカートリッジ
JP4864928B2 (ja) * 2008-03-31 2012-02-01 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP2011090757A (ja) * 2009-09-28 2011-05-06 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
JP2011141930A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
JP5430457B2 (ja) * 2010-03-16 2014-02-26 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP6534359B2 (ja) * 2016-03-30 2019-06-26 富士フイルム株式会社 磁気テープカートリッジ
US11217278B2 (en) * 2018-11-15 2022-01-04 Sony Corporation Tape cartridge including reel lock member

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5218342A (en) * 1992-04-06 1993-06-08 Mccrackin Richard J Method for the production of novel secure magnetic tapes
JPH1098514A (ja) 1996-09-20 1998-04-14 Kokusai Electric Co Ltd 移動体通信装置
JPH11238334A (ja) * 1997-12-18 1999-08-31 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープカートリッジ
US6304416B1 (en) * 1998-03-20 2001-10-16 Hewlett-Packard Co. Two axis reading of memory chip in cartridge
JP2000036178A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープカートリッジ
US6299088B1 (en) * 1999-12-30 2001-10-09 Imation Corp. Memory chip retainer for a data storage cartridge
JP2001237626A (ja) * 2000-02-21 2001-08-31 Omron Corp 制御装置
JP4741104B2 (ja) 2000-05-11 2011-08-03 富士フイルム株式会社 記録媒体カートリッジ
EP1331640A4 (en) * 2000-11-02 2007-10-24 Sony Corp MONOBOBIN BAND CARTRIDGE AND RECORDING AND REPRODUCING DEVICE IN WHICH SUCH CARTRIDGE IS USED
JP2002140879A (ja) 2000-11-02 2002-05-17 Sony Corp 情報記憶カートリッジ
JP2003109353A (ja) * 2001-06-22 2003-04-11 Fuji Photo Film Co Ltd カートリッジケース
JP3605106B2 (ja) 2002-09-30 2004-12-22 イメーション株式会社 テープカートリッジ
JP2004171243A (ja) 2002-11-20 2004-06-17 Fuji Photo Film Co Ltd 可搬性記録媒体のセキュリティーシステム
US7227721B1 (en) * 2003-11-19 2007-06-05 Storage Technology Corporation Multi-directional cartridge memory antenna designs

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245521A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
CN101552023B (zh) * 2008-03-31 2013-11-20 富士胶片株式会社 记录带盒
JP2010211870A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
WO2010103921A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP2010211873A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
JP2010211869A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ及びセキュリティー用認識部材の製造方法
WO2010103923A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP2010211872A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
WO2010103924A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ及びセキュリティー用認識部材の製造方法
JP2011070749A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
WO2011114796A1 (ja) * 2010-03-16 2011-09-22 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ
JP2011192367A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ
WO2018131967A1 (ko) * 2017-01-16 2018-07-19 손영전 착탈식 전자태그

Also Published As

Publication number Publication date
US7733597B2 (en) 2010-06-08
US20070058290A1 (en) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007004938A (ja) 磁気テープカートリッジ
US10460546B2 (en) Relay box
US10083561B2 (en) Methods, apparatus and systems for accepting, returning or exchanging parcels and deliveries
US10482292B2 (en) RFID scanning device
US7523870B2 (en) RFID card retention assembly
US7969304B2 (en) Secured bag locking and tracking device
JP4217274B2 (ja) 遊技機
US6650240B2 (en) Apparatus and method for tracking articles during travel
TWI328782B (en) Monitoring apparatus for housing
US7953433B2 (en) Data storage device and data storage device tracing system
US20080245791A1 (en) Reusable Container with Radio Frequency Identification Seal
JP2009520136A (ja) 物品に汎用セキュリティを提供するためのシステムと方法
JP2011060041A (ja) 物品持ち出し管理シテム及び物品持ち出し管理方法
JP4366057B2 (ja) データ保護システムおよびその制御方法
US5253821A (en) Security magnetic tape cartridge for use in electronic article surveillance systems
JP2008090942A (ja) カートリッジケースおよび情報記録媒体
US8199433B2 (en) Using an RFID reader to write messages to a tape cartridge memory
JP2005301331A (ja) 物品管理システム
JP3605106B2 (ja) テープカートリッジ
JP4992124B2 (ja) 物品監視システム、物品監視方法および物品監視プログラム
JP2018071111A (ja) キーボックス
US6820951B2 (en) Tag holding member, and device including tag holding member
JP2011170945A (ja) 記録テープカートリッジ
JP5141959B2 (ja) 容器及び文書管理システム
JP2007226868A (ja) カートリッジケースおよび情報記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061213

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091110