JP2011170945A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部と、電波によって外部と通信可能とされた第2の通信部とをケース内に容易に組み込めるようにする。
【解決手段】記録テープTが巻装されたリール20を単一で収容するケース12と、ケース12内に収容されるベース部材104に設けられた第1の素子部112と、ベース部材104に設けられ、第1の素子部112と電気的に接合された第1のアンテナ部106と、を備え、電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部と、ベース部材104に設けられた第2の素子部114と、ケース12に設けられ、第2の素子部114と電気的に接合された第2のアンテナ部108と、を備え、電波によって外部と通信可能とされた第2の通信部と、を有する記録テープカートリッジ10とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、主にコンピューター等の記録再生媒体として使用される磁気テープ等の記録テープが巻装されたリールを単一で備えた記録テープカートリッジに関する。
従来から、磁気テープ等の記録テープをリールに巻装し、そのリールをケース内に単一で収容してなる記録テープカートリッジが知られている。この記録テープカートリッジは、主にコンピューター等のデータ記録再生媒体(データバックアップ)として使用されている。
そして、このような記録テープカートリッジのケース内には、記録容量等の各種情報が記憶され、電磁誘導によって外部と通信可能とされたメモリーボードが収容されることがある(例えば、特許文献1参照)。また、そのケース内には、製造番号等の所定の情報が記憶され、電波によって外部と通信可能とされたRFID(Radio Frequency IDentification)タグが収容されることもある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−322412号公報 特開2007−257744号公報
しかしながら、電磁誘導によって外部と通信可能とされたメモリーボード(第1の通信部)と、電波によって外部と通信可能とされたRFIDタグ(第2の通信部)とがそれぞれ別体としてケース内に収容されるようになっていると、それらの組み込み工程が増加するとともに、ケース内における収容スペースが限られていることから、それらの組み込み作業が煩瑣となる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部と、電波によって外部と通信可能とされた第2の通信部とをケース内に容易に組み込むことができる記録テープカートリッジを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の記録テープカートリッジは、記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、前記ケース内に収容されるベース部材に設けられた第1の素子部と、前記ベース部材に設けられ、前記第1の素子部と電気的に接合された第1のアンテナ部と、を備え、電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部と、前記ベース部材に設けられた第2の素子部と、前記ケースに設けられ、前記第2の素子部と電気的に接合された第2のアンテナ部と、を備え、電波によって外部と通信可能とされた第2の通信部と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部における第1の素子部と、電波によって外部と通信可能とされた第2の通信部における第2の素子部と、第1の素子部と電気的に接合された第1のアンテナ部とがベース部材に設けられ、そのベース部材がケースに収容されるとともに、第2の素子部と電気的に接合された第2のアンテナ部がケースに設けられる。したがって、第1の通信部と第2の通信部とをケース内に容易に組み込むことができる。
また、請求項2に記載の記録テープカートリッジは、請求項1に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記第1の素子部と前記第2の素子部とが一体に形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、第1の通信部と第2の通信部の製造コストを低減することができる。
また、請求項3に記載の記録テープカートリッジは、請求項1又は請求項2に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記ベース部材が、前記ケースの周壁及び底壁の双方を向くように該周壁及び該底壁に対して傾斜して配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部に対して、ケースの周壁側及び底壁側からアクセスすることができる。
また、請求項4に記載の記録テープカートリッジは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記第2のアンテナ部が、前記ケースに保持されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、第2のアンテナ部をケースに位置決めすることができる。
また、請求項5に記載の記録テープカートリッジは、請求項4に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記第2のアンテナ部が、前記ケースに貼り付けられていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、第2のアンテナ部をケースに容易に保持させることができる。
また、請求項6に記載の記録テープカートリッジは、請求項5に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記第2のアンテナ部が、前記ケースに形成され、前記リールの収容エリアを規定する内壁に貼り付けられていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、第2のアンテナ部の大きさを確保することができる。したがって、第2の通信部の通信性能を向上させることができる。
また、請求項7に記載の記録テープカートリッジは、請求項5に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記第2のアンテナ部が、前記リールの収容エリアにおける前記ケースの底壁に貼り付けられていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、第2のアンテナ部の大きさを確保することができる。したがって、第2の通信部の通信性能を向上させることができる。
また、請求項8に記載の記録テープカートリッジは、請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の記録テープカートリッジにおいて、前記第2のアンテナ部を貼り付ける貼付手段が、ヒートシール又はホットスタンピングであることを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、第2のアンテナ部をケースに容易に貼り付けることができる。
以上のように、本発明によれば、電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部と、電波によって外部と通信可能とされた第2の通信部とをケース内に容易に組み込むことができる記録テープカートリッジを提供することができる。
記録テープカートリッジの概略斜視図 記録テープカートリッジを上方から見た場合の概略分解斜視図 記録テープカートリッジを下方から見た場合の概略分解斜視図 通信部材の概略正面図 下ケースに貼り付けられた通信部材のベース部材を示す概略斜視図 下ケースに貼り付けられた通信部材のダイポールアンテナを示す概略斜視図 下ケースに貼り付けられる通信部材の別の取付構造を示す概略斜視図 下ケースに貼り付けられる別の通信部材を示す概略斜視図 下ケースに貼り付けられる別の通信部材を示す概略平面図 原反部材に形成された別の通信部材を示す概略平面図
以下、本発明の実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図1において、記録テープカートリッジ10のドライブ装置(図示省略)への装填方向を矢印Aで示し、それを記録テープカートリッジ10の前方向(前側)とする。そして、矢印Aと直交する矢印B方向を右方向(右側)とする。また、矢印A方向及び矢印B方向と直交する方向を矢印Cで示し、それを記録テープカートリッジ10の上方向(上側)とする。
図1〜図3で示すように、記録テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。このケース12は、ポリカーボネート(PC)等の樹脂製の上ケース14と下ケース16とが、それぞれ天板14Aの周縁に立設された周壁14Bと、底壁としての底板16Aの周縁に立設された周壁16Bとを互いに当接させた状態で、超音波溶着やビス止め等によって接合されて構成されている。
すなわち、例えば上ケース14及び下ケース16には、ビスボス15がそれぞれ各コーナー部近傍に形成されており、下ケース16の下面側から、そのビスボス15に図示しないビスが螺合されることにより、ケース12が組み立てられるようになっている。そして、ケース12の内部には、リール20が1つだけ回転可能に収容されている。
このリール20は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ22と、その下端部に設けられる下フランジ26とが一体に成形され、上フランジ24がリールハブ22の上端部に超音波溶着されて構成されている。そして、そのリールハブ22の外周面に、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、上フランジ24及び下フランジ26によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部が保持されている。
また、リールハブ22の底壁(底部)28の下面(外面)には、リールギア44が環状に形成されており、下ケース16の中央部には、そのリールギア44を外部に露出するためのギア開口40が穿設されている。このギア開口40から露出されるリールギア44が、ドライブ装置の回転シャフト(図示省略)に形成された駆動ギア(図示省略)に噛合されて回転駆動されることにより、ケース12内において、リール20がケース12に対して相対回転可能とされている。
また、底壁28の下面におけるリールギア44の径方向内側には、磁性材料でできた環状金属板であるリールプレート46が、インサート成形により、同軸的かつ一体的に固着されており、ドライブ装置の回転シャフトに設けられた環状のマグネット(図示省略)の磁力によって吸着・保持されるようになっている。
更に、リール20は、上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面にそれぞれ部分的に突設されて、ギア開口40と同軸的な円形の軌跡上にある、リール20の収容エリアを規定する内壁としての遊動規制壁42によって、ガタつかないように保持されている。
また、ケース12の右壁12Bには、リール20に巻装された記録テープTを引き出すための開口18が形成されており、この開口18から引き出される記録テープTの自由端部には、ドライブ装置の引出部材(図示省略)によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダー部材としてのリーダーピン30が固着されている。リーダーピン30の記録テープTの幅方向端部より突出した両端部には、環状溝32が形成されており、この環状溝32が引出部材のフック等に係止されるようになっている。
また、ケース12の開口18の内側、即ち上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面には、ケース12内においてリーダーピン30を位置決めして保持する上下一対のピン保持部36が設けられている。このピン保持部36は、記録テープTの引き出し側が開放された略半円形状をしており、直立状態のリーダーピン30の両端部34は、その開放側からピン保持部36内に出入可能とされている。
また、ピン保持部36の近傍には、板バネ38が固定配置されるようになっており、この板バネ38の二股状の先端部がリーダーピン30の上下両端部34にそれぞれ係合してリーダーピン30をピン保持部36に保持するようになっている。なお、リーダーピン30がピン保持部36に出入する際には、板バネ38の先端部は適宜弾性変形してリーダーピン30の移動を許容する構成である。
また、その開口18は、ドア50によって開閉されるようになっている。このドア50は、開口18を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成され、ケース12の右壁12Bに沿って移動できるように、開口18内側の天板14A及び底板16Aには、ドア50の上下端部を摺動可能に嵌入させる溝部64が形成されている。
また、ドア50の後端部中央には、シャフト52が突設されており、そのシャフト52には、コイルバネ58が挿嵌されている。そして、シャフト52の後端には、そのコイルバネ58を脱落防止とする拡開部54が形成されている。また、下ケース16には、そのシャフト52に挿嵌されたコイルバネ58の後端を係止する係止部62を有する支持台60が突設されている。
したがって、ドア50は、シャフト52が支持台60上に摺動自在に支持されるとともに、コイルバネ58の後端が係止部62に係止されることにより、そのコイルバネ58の付勢力によって、常時開口18の閉塞方向へ付勢される構成である。
また、ドア50の前端部には、開閉操作用の凸部56が外方に向かって突設されている。この凸部56が、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填に伴い、そのドライブ装置の開閉部材(図示省略)と係合するようになっている。これにより、ドア50がコイルバネ58の付勢力に抗して開放される構成である。
また、図2、図3で示すように、ケース12の左後コーナー部には、記録テープTへの記録可・不可が設定されるライトプロテクト70が左右方向にスライド可能に設けられており、ケース12の後壁12Dには、このライトプロテクト70を人手で操作するための操作突起72を突出させる開孔68が形成されている。この開孔68は、上ケース14と下ケース16とを接合したときに、上ケース14の周壁14Bに形成された切欠部68Aと、下ケース16の周壁16Bに形成された切欠部68Bとによって形成される構成である。
また更に、下ケース16の底板16Aには、ライトプロテクト70の突部74が露出される長孔69が左右方向に長く穿設されており、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に装填されたときに、そのドライブ装置側でライトプロテクト70の位置を検知して、記録テープTへの記録可・不可が自動的に判断されるようになっている。なお、この突部74は下ケース16の底板16Aの下面から突出することはない。
また、図2、図5、図7で示すように、ケース12の右後コーナー部には、略直角三角柱状とされた支持部66が、下ケース16の底板16A及び周壁16B(後壁12D)と一体に形成されており、その傾斜面66Aに、後述する通信部材100のベース部材104が設置可能とされている。
つまり、これにより、そのベース部材104が所定の角度(例えば45°)で傾斜配置されるようになっており、外部に設けられたリーダー/ライター装置(図示省略)等が、ケース12の底板16A側及び後壁12D側から、ベース部材104に設けられたICチップ110に、ループアンテナ106を介して非接触でアクセス可能となっている。
また、図2、図3で示すように、リールハブ22の底壁28の上面周縁には、係合ギア48が所定の間隙を隔てて(等間隔に)複数(例えば120度間隔で3個)立設されており、その係合ギア48の間で、リールギア44上となる所定位置には、貫通孔28Aが複数(この場合は120度間隔で3個)穿設されている。そして、そのリールハブ22の内部には、樹脂材で成形された円板状の制動部材80が挿設されている。
制動部材80の下面80A周縁には、係合ギア48と噛合可能な制動ギア84が環状に形成されており、制動部材80の上面には、上ケース14の天板14A内面から下方へ向かって突設された平面視略十字状の回転規制リブ76が内部に挿入される平面視略十字状の係合突起86が、その回転規制リブ76の高さよりも若干高くなるように立設されている。これにより、制動部材80はケース12(上ケース14)に対して回転不能とされるとともに、リールハブ22内において、上下方向に移動可能とされている。
また、上ケース14と制動部材80との間には圧縮コイルスプリング98が配設されている。すなわち、圧縮コイルスプリング98の一端が上ケース14の回転規制リブ76の外側に突設された環状突起78の内側(回転規制リブ76と環状突起78の間)に当接し、他端が制動部材80の上面に設けられた環状溝88内に当接した状態に配設されている。この圧縮コイルスプリング98の付勢力により、制動部材80は、常時下方に向かって付勢されるようになっている。
したがって、記録テープカートリッジ10は、不使用時(ドライブ装置に装填されないとき)において、常時制動ギア84が係合ギア48と噛合する状態とされて、リール20のケース12に対する相対回転が阻止された回転ロック状態とされる。なお、このとき、リール20は、この付勢力によって下ケース16側に押し付けられ、リールギア44がギア開口40から露出されている。
また、リールハブ22の内部で、かつ制動部材80の下側(底壁28と制動部材80との間)には、樹脂材で成形された平面視略正三角形状の解除部材90が挿設されている。解除部材90には、適宜位置に所定の形状とされた貫通孔92が複数(図示のものは六角形状とされて3つ)穿設されており、解除部材90の下面で、かつ各頂点部分には、貫通孔28Aに挿通されて底壁28の下面からリールギア44上に所定高さ突出する脚部94が突設されている。
また、解除部材90の上面90A中央には平面状の支持凸部96が形成されており、制動部材80の下面80A中央に突設された略半球状の解除突起82が当接するようになっている(図2、図3参照)。これにより、制動部材80と解除部材90との接触面積が低減され、使用時(リール20の回転時)における摺動抵抗が軽減される構成である。
以上のような構成の記録テープカートリッジ10において、次にそのケース12内に設けられる通信部材100について説明する。図4で示すように、通信部材100は、細長い帯状に形成された樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート(PET))製の基材102を有しており、その基材102の一端部側が、スリット部103によって所定の角度(例えば45°)に切り起こし可能とされたベース部材104とされている。
ベース部材104上には、ICチップ110と、ICチップ110と電気的に接合された第1のアンテナ部としてのループアンテナ106が設けられている。そして、ベース部材104を除いた基材102上には、ICチップ110と電気的に接合された第2のアンテナ部としてのダイポールアンテナ108が設けられている。
ICチップ110は、ベース部材104と一体化される保護材で保護されており、リール20に巻装されている記録テープTの記録容量、記録形式等の各種情報が記憶された非接触型の第1の素子部としてのメモリー部112と、記録テープカートリッジ10の製造番号等の所定の情報が記憶された非接触型の第2の素子部としてのRFID部114と、を備えている。
すなわち、メモリー部112とRFID部114とが一体化されて、1個のICチップ110とされており、ICチップ110の内部において、メモリー部112とRFID部114とに(機能別に)区切られている(図4では説明の便宜上、破線によって各領域を区別している)。そして、メモリー部112にループアンテナ106が電気的に接合され、RFID部114にダイポールアンテナ108が電気的に接合されている。
つまり、ICチップ110のメモリー部112とループアンテナ106とで、本発明における「第1の通信部」が構成されており、ICチップ110のRFID部114とダイポールアンテナ108とで、本発明における「第2の通信部」が構成されている。また、図6、図7で示すように、この基材102は透明とされているが、基材102は透明なものに限定されるものではない。
ICチップ110のメモリー部112は、ループアンテナ106を介して、例えば13.56MHzの周波数の電磁誘導によって読み取り及び書き込みが可能となっており、その記憶容量は4〜8KB(キロバイト)となっている。そして、その通信距離は、例えば10cm以下となっている。なお、上記したリーダー/ライター装置がアクセスするのは、このメモリー部112である。
一方、ICチップ110のRFID部114は、ダイポールアンテナ108を介して、例えば860MHz〜960MHzの周波数の電波によって読み込みだけが可能となっており、その記憶容量は96〜120bit(12〜15B)となっている。そして、その通信距離は、例えば8m以下となっている。なお、後述するように、このRFID部114を検知することにより、記録テープカートリッジ10のセキュリティーエリアからの不正な持ち出しを防止できるようになっている。
以上のような構成の通信部材100において、少なくともダイポールアンテナ108が形成されている基材102が、ヒートシール等の貼付手段によって、遊動規制壁42の内面(リール20の中心側を向く面)に密着するように貼り付けられている。
つまり、この通信部材100は、少なくともダイポールアンテナ108が形成されている基材102が、遊動規制壁42の内面に貼り付けられることで、ケース12内に保持されるようになっている。そして、それに伴い、ベース部材104が、支持部66の傾斜面66Aに設置されるようになっている。
なお、このベース部材104は、図5で示すように、支持部66の傾斜面66Aに載置され、その支持部66の前方側に左右方向に離隔して突設された一対の支持突起65によって、ずれ落ちないように支持される構成であるが、例えば接着剤等の貼付手段によって支持部66の傾斜面66Aに貼り付けられる構成としてもよい。また、このとき、支持部66の左方側に突設された位置規制壁67によって、ベース部材104の左右方向の位置を規制するようにしてもよい。
また、遊動規制壁42の外面側は、ドア50等が設けられて収容スペースが足りないため、ダイポールアンテナ108は、遊動規制壁42の内面側に貼り付けられている。つまり、これにより、ダイポールアンテナ108の大きさ(面積)を確保することができるので、RFID部114(第2の通信部)において、通信性能の低下が防止される(通信性能が向上される)構成である。
また、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102が遊動規制壁42の内面側に貼り付けられ、ベース部材104を支持する支持部66が遊動規制壁42の外方側に形成されていることから、遊動規制壁42には、図5、図6で示すように、ベース部材104側の基材102Aを挿通させるスリット状の切欠部43が形成されている。なお、このとき、遊動規制壁42に貼り付けられないベース部材104側の基材102Aを貼り付けるリブ(図示省略)等を下ケース16の底板16A内面に突設するようにしてもよい。
また、遊動規制壁42に切欠部43を形成するのではなく、図4、図7で示すように、基材102に切り起こし用のスリット部103とは別のスリット部105を形成して、そのスリット部105を遊動規制壁42に挿嵌させる構成にしてもよい。この場合、そのスリット部105を挿嵌させる遊動規制壁42の一部に段差部42Aを形成し、ケース12(下ケース16)内に収容された通信部材100の高さが調節されるようにしてもよい。
以上のような構成の記録テープカートリッジ10において、次にその作用について説明する。不使用時(保管時や運搬時等)において、記録テープカートリッジ10の開口18は、ドア50によって閉塞されている。そして、圧縮コイルスプリング98の付勢力によって、制動部材80が回転ロック位置に位置して制動ギア84を係合ギア48に噛合させている。このため、リール20は、ケース12に対する回転が阻止されている。
記録テープカートリッジ10は、この状態でライブラリー装置(図示省略)に複数収納されている。そして、図示しないロボットハンドに設けられたリーダー装置(図示省略)が、各記録テープカートリッジ10の後壁12D側からループアンテナ106を介してICチップ110のメモリー部112にアクセスし、それに記憶されている記録容量等の各種情報を読み取るとともに、その情報を制御装置に伝達する。これにより、各記録テープカートリッジ10に最適な(各記録テープカートリッジ10を記録・再生可能な)ドライブ装置が予め制御装置に認識される。
さて、記録テープTを使用する際には、ロボットハンドにより、記録テープカートリッジ10の1つをライブラリー装置から取り出し、前壁12Aを先頭にして、その記録テープカートリッジ10を矢印A方向に沿ってドライブ装置内へ装填する。このドライブ装置は、ICチップ110のメモリー部112に記憶されていた情報を読み取った結果、選ばれたドライブ装置であり、記録テープカートリッジ10は、ロボットハンドによってスムーズに、かつ効率よく、そのドライブ装置に装填される。
そして、この装填に伴って、ドライブ装置に設けられた開閉部材が、ドア50の凸部56に係合し、この状態で、記録テープカートリッジ10が更に矢印A方向へ移動すると、開閉部材が凸部56をコイルバネ58の付勢力に抗しつつ相対的に後方へ移動させる。すると、その凸部56が突設されているドア50は、右壁12Bに沿って溝部64内を後側へ摺動し、開口18を開放する。
こうして、記録テープカートリッジ10がドライブ装置に所定深さ装填され、開口18が完全に開放されると、記録テープカートリッジ10は所定高さ下降し、ドライブ装置の位置決め部材(図示省略)が、下ケース16に形成された位置決め用の穴部(図示省略)に挿入される。これにより、記録テープカートリッジ10がドライブ装置内における所定位置に正確に位置決めされ、ドア50のそれ以上の摺動(後方への移動)が規制される。
そして、ドライブ装置に設けられたリーダー/ライター装置が、記録テープカートリッジ10の底板16A側からループアンテナ106を介してICチップ110のメモリー部112にアクセスし、それに記憶されている各種情報を読み取り、更には必要に応じて個別の情報を書き込む。なお、このリーダー/ライター装置は、記録テープTに対する情報の記録又は再生が終了した後に、個別の情報を書き込む場合もある。
また、この記録テープカートリッジ10の下降動作によって、回転シャフトが相対的にギア開口40から進入し、駆動ギアをリールギア44に噛合させる。すると、その駆動ギアがリールギア44と噛合する動作に伴って、リールギア44上に突出している脚部94が、圧縮コイルスプリング98の付勢力に抗して押し上げられ、解除部材90を介して制動部材80が上方へ押し上げられて、制動ギア84と係合ギア48との噛合が解除される。
そして、駆動ギアとリールギア44とが完全に噛合した状態で、リールプレート46が、駆動ギアの径方向内側に設けられた環状のマグネットの磁力によって吸着・保持されることにより、リール20は、駆動ギアに対するリールギア44の噛合が維持されつつ、ケース12内で、そのケース12に対して相対回転可能となるロック解除状態とされる。
一方、開放された開口18からは、ドライブ装置に設けられた引出部材がケース12内に進入し、ピン保持部36に位置決め保持されたリーダーピン30を把持して引き出す。なお、このとき、記録テープカートリッジ10はドライブ装置内において正確に位置決めされているので、引出部材は確実にリーダーピン30の環状溝32にそのフックを係止させることができる。また、リール20は、その回転ロック状態が解除されているので、リーダーピン30の引出動作に伴って回転できる。
こうして、開口18から抜き出されたリーダーピン30は、図示しない巻取リールに収容される。そして、その巻取リールとリール20とを同期して回転駆動することにより、記録テープTは、巻取リールに巻き取られつつ順次ケース12から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッド(図示省略)によって情報の記録や再生が行われる。
情報の記録や再生が終了した記録テープカートリッジ10をドライブ装置から排出する際には、まず、回転シャフトが逆回転することにより、記録テープTがリール20に巻き戻される。そして、記録テープTがリール20に最後まで巻き戻されて、リーダーピン30がピン保持部36に保持されると、記録テープカートリッジ10は所定高さ上昇し、位置決め部材が位置決め用の穴部から抜き出されるとともに、回転シャフトがギア開口40から抜き出され、リールギア44に対する駆動ギアの噛合が解除される。
すると、圧縮コイルスプリング98の付勢力により、制動部材80及び解除部材90が下方に向かって押圧され、脚部94が貫通孔28Aに挿通されて底壁28の下面からリールギア44上に所定高さ突出するとともに、制動ギア84が係合ギア48に噛合する。これにより、リール20は、再度ケース12内での相対回転が阻止された回転ロック状態となり、その後、記録テープカートリッジ10は、図示しないイジェクト機構によって矢印A方向とは反対方向に移動される。
すると、この移動に伴って、ドア50はコイルバネ58の付勢力によって開口18の閉塞方向へ摺動し、開口18を完全に閉塞する(初期状態に復帰する)。こうして、リール20のケース12に対する相対回転がロックされ、開口18が閉塞された記録テープカートリッジ10は、ドライブ装置内から完全に排出される。
ここで、通信部材100は、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102が、ケース12の遊動規制壁42の内面に貼り付けられることで、ケース12内に保持されている。そして、それに伴って、ICチップ110及びループアンテナ106を備えたベース部材104が、支持部66の傾斜面66Aに設置されている。
つまり、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102を遊動規制壁42の内面に貼り付けることにより、ダイポールアンテナ108を位置決めできるとともに、メモリー部112を有するICチップ110及びループアンテナ106を所定の位置に位置決めすることができる。したがって、ライブラリー装置のリーダー装置及びドライブ装置のリーダー/ライター装置は、確実にICチップ110のメモリー部112に、ループアンテナ106を介してアクセスすることができる。
しかも、ベース部材104は、支持部66の傾斜面66Aに設置されて支持突起65によってずれ落ちないよう支持される(更には位置規制壁67によって左右方向の位置が規制される)か、又は傾斜面66Aに貼付手段によって貼り付けられるため、その位置がずれることがない。したがって、上ケース14の天板14A内面に、そのベース部材104を上方から押さえる押さえ部材等を形成する必要がなく、金型の変更に伴う製造コストの増加がない。
また、この通信部材100は、メモリー部112とRFID部114とを有するICチップ110と、メモリー部112と電気的に接合されたループアンテナ106と、RFID部114と電気的に接合されたダイポールアンテナ108と、を一体に備えているので、ケース12内へは、その通信部材100のみを組み込めばよい。
したがって、従来技術のメモリーボード(図示省略)とRFIDタグ(図示省略)とをそれぞれ別体としてケース12内へ組み込む構成に比べて、製造ライン上の組み込み工程が増加する不具合がなく、組み込み作業が煩瑣にならない。つまり、メモリー部112とループアンテナ106とで構成された第1の通信部と、RFID部114とダイポールアンテナ108とで構成された第2の通信部とをケース12内に容易に組み込むことができる。
また、このように通信部材100を1つだけケース12内に備える構成であると、メモリーボードとRFIDタグの両方を別体としてケース12内に備える構成よりも安価で済むため、記録テープカートリッジ10の製造コストを低減することができる。
また、通信部材100におけるICチップ110は、メモリー部112だけではなく、RFID部114を有しているため、記録テープTに情報が記録され、ドライブ装置内から排出された記録テープカートリッジ10を、所定のセキュリティーエリアから不正に持ち出す行為を防止することができる。
すなわち、例えばセキュリティーエリアの出入口に対向配置されたゲートを記録テープカートリッジ10が通過したら、そのゲートから発信された電波により、ICチップ110のRFID部114がダイポールアンテナ108を介して検知され、そのゲートから警報音が発生するようなシステムとすることにより、記録テープカートリッジ10の所定のセキュリティーエリアからの盗難や不用意な持ち出しを心理的に防止することができる。
また、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102は、遊動規制壁42の内面に貼り付けられる構成に限定されるものではなく、そのダイポールアンテナ108の大きさが確保できれば、例えば図8、図9で示すように(図8、図9ではベース部材104の構成を簡略化している)、遊動規制壁42の内方側であるリール20の収容エリアにおける下ケース16の底板16A内面に、ヒートシール等の貼付手段によって密着するように貼り付ける構成としてもよい。
この場合は、ギア開口40を回避するように、かつリール20の下フランジ26に近い大きさの略環状(曲線状)に、ダイポールアンテナ108を形成することができるため、そのダイポールアンテナ108の大きさを充分に確保することができる。したがって、RFID部114(第2の通信部)の通信性能を向上させることができる。
なお、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102を、下ケース16の底板16A内面に貼り付けた場合には、その底板16A内面に貼り付けられていないベース部材104側の基材102Aを下ケース16の底板16A内面に対して垂直に保持し難いので、その基材102Aを許容するように、遊動規制壁42には少し大きめの切欠部43を形成することが望ましい。
また、下ケース16の底板16A内面に貼り付ける通信部材100の場合は、図10で示すように、連続して送出可能な原反部材116(基材102)に通信部材100を複数形成し、その原反部材116から通信部材100を打ち抜きつつ、下ケース16の底板16A内面へ貼り付けることができる。したがって、通信部材100を組み込む記録テープカートリッジ10であっても、その製造タクトを低下させないようにできる。
更に、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102を、下ケース16の遊動規制壁42の内面又は底板16A内面に貼り付ける構成ではなく、ダイポールアンテナ108自体(金属箔)を、ホットスタンピング等の貼付手段(転写手段)により、下ケース16の遊動規制壁42の内面又は底板16A内面に貼り付ける(転写する)構成にしてもよい。この場合、下ケース16内において、そのダイポールアンテナ108と、ベース部材104上のICチップ110(RFID部114)とを電気的に接合させればよい。
よって、本発明における「第2アンテナ部の貼り付け」は、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102を貼り付ける場合と、ダイポールアンテナ108自体を貼り付ける(転写する)場合の両方を含む。また、ベース部材104を除く基材102又はダイポールアンテナ108自体を貼り付ける貼付手段は、ヒートシールやホットスタンピングが容易かつ確実な手段として望ましいが、これに限定されるものではなく、例えば基材102の場合には、接着剤等によって貼り付ける貼付手段であってもよい。
また、ICチップ110は、メモリー部112とRFID部114とを有する構成としたが、メモリー部112のみのICチップ(図示省略)と、RFID部114のみのICチップ(図示省略)とを別体として、ベース部材104上に設ける構成としてもよい。但し、メモリー部112とRFID部114とを有する1個のICチップ110とすると、通信部材100の製造コストを低減することができる。
また、この通信部材100は、ダイポールアンテナ108(基材102)がケース12内に貼り付けられることによって保持され、支持部66に支持されるベース部材104上に、メモリー部112及びRFID部114を備えたICチップ110が設けられているので、従来技術のRFIDタグのように下ケース16に上ケース14を組み合わせたときに咬み込まれて損傷するようなおそれはない。
更に、そのICチップ110が1個であることから、RFID部114がケース12内に設けられていることを判別し難くできるので、RFIDタグをケース12内に設ける構成に比べて、セキュリティー的に優位となる。つまり、従来技術のRFIDタグの場合には、ケース12内から不正に抜き取られるおそれがあるが、この通信部材100の場合には、そのようなおそれがない。
以上、本実施形態に係る記録テープカートリッジ10について説明したが、本実施形態に係る記録テープカートリッジ10は、図示の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。
例えば、ダイポールアンテナ108が形成されている基材102を遊動規制壁42の内面に貼り付けるのではなく、下ケース16の底板16A内面に遊動規制壁42と対向する壁部(図示省略)を突設し、その壁部と遊動規制壁42との間に、その基材102を収容して保持する構成としてもよい。
また、リール20に巻回される記録テープTは、情報の記録及び記録した情報の再生が可能な長尺テープ状の情報記録再生媒体として把握されるものであれば足り、リール20を収容する記録テープカートリッジ10が、如何なる記録再生方式の記録テープTにも適用可能であることは言うまでもない。
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 上ケース
16 下ケース
16A 底板(底壁)
18 開口
20 リール
30 リーダーピン
42 遊動規制壁(内壁)
50 ドア
66 支持部
80 制動部材
90 解除部材
100 通信部材
102 基材
104 ベース部材
106 ループアンテナ(第1のアンテナ部)
108 ダイポールアンテナ(第2のアンテナ部)
110 ICチップ(第1の素子部/第2の素子部)
112 メモリー部(第1の素子部)
114 RFID部(第2の素子部)
T 記録テープ

Claims (8)

  1. 記録テープが巻装されたリールを単一で収容するケースと、
    前記ケース内に収容されるベース部材に設けられた第1の素子部と、前記ベース部材に設けられ、前記第1の素子部と電気的に接合された第1のアンテナ部と、を備え、電磁誘導によって外部と通信可能とされた第1の通信部と、
    前記ベース部材に設けられた第2の素子部と、前記ケースに設けられ、前記第2の素子部と電気的に接合された第2のアンテナ部と、を備え、電波によって外部と通信可能とされた第2の通信部と、
    を有することを特徴とする記録テープカートリッジ。
  2. 前記第1の素子部と前記第2の素子部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の記録テープカートリッジ。
  3. 前記ベース部材は、前記ケースの周壁及び底壁の双方を向くように該周壁及び該底壁に対して傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録テープカートリッジ。
  4. 前記第2のアンテナ部は、前記ケースに保持されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
  5. 前記第2のアンテナ部は、前記ケースに貼り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の記録テープカートリッジ。
  6. 前記第2のアンテナ部は、
    前記ケースに形成され、前記リールの収容エリアを規定する内壁に貼り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の記録テープカートリッジ。
  7. 前記第2のアンテナ部は、
    前記リールの収容エリアにおける前記ケースの底壁に貼り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の記録テープカートリッジ。
  8. 前記第2のアンテナ部を貼り付ける貼付手段が、ヒートシール又はホットスタンピングであることを特徴とする請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の記録テープカートリッジ。
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