JP2007003890A - 電子写真装置のトナー回収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
感光体表面のトナーオフセットによる印字品質の異常を防止できるトナー回収装置を提供する。
【解決手段】
感光体上に残留した未転写トナーを感光体から除去する清掃手段と、清掃手段に接続されたサイクロン集塵機と、サイクロン集塵機の下部に接続された着脱可能なトナー回収容器と、サイクロン集塵機の上部に接続された着脱可能なフィルタと、清掃手段、サイクロン集塵機およびフィルタに吸引エアーを付与するブロアと、を有する電子写真装置において、フィルタとサイクロン集塵機とを接続するエアー経路上に大気圧との差圧を計測する圧力検出手段を設けた。
【選択図】 図１
感光体表面のトナーオフセットによる印字品質の異常を防止できるトナー回収装置を提供する。
【解決手段】
感光体上に残留した未転写トナーを感光体から除去する清掃手段と、清掃手段に接続されたサイクロン集塵機と、サイクロン集塵機の下部に接続された着脱可能なトナー回収容器と、サイクロン集塵機の上部に接続された着脱可能なフィルタと、清掃手段、サイクロン集塵機およびフィルタに吸引エアーを付与するブロアと、を有する電子写真装置において、フィルタとサイクロン集塵機とを接続するエアー経路上に大気圧との差圧を計測する圧力検出手段を設けた。
【選択図】 図１
Description
本発明は、電子写真装置のトナー回収装置に関するものである。
プリンタ等に代表される電子写真装置では、その印写プロセスにおいて感光体表面に未転写トナーが残留し、放置しておくとドラムオフセットを起こすため各種清掃装置により感光体表面を清掃している。
一般に、高速で大型な電子写真装置では単位時間当たりに消費されるトナー量が多いため、感光体表面に残留する未転写トナーも多くなり、清掃装置で除去された未転写トナーを回収するため、サイクロン集塵機、フィルタ、吸引ブロアからなるトナー回収装置を用いるのが一般的である。
従来のトナー回収装置について図２を用いて説明する。
図２においてサイクロン２下部には着脱可能なトナー回収容器３が接続されている。サイクロン２の吸気口は清掃装置１に、排気口はフィルタ４の吸気口にホースにより接続されている。吸引ブロア５はブロアユニット８に内蔵され、回転ヒンジ９によりプリンタ本体１２に対し開閉可能に設けられ、エアーシール１１とエアーシール１０によりフィルタ４の排気口に密閉接続されている。清掃装置１に隣接して感光体６が配置されている。
図２においてサイクロン２下部には着脱可能なトナー回収容器３が接続されている。サイクロン２の吸気口は清掃装置１に、排気口はフィルタ４の吸気口にホースにより接続されている。吸引ブロア５はブロアユニット８に内蔵され、回転ヒンジ９によりプリンタ本体１２に対し開閉可能に設けられ、エアーシール１１とエアーシール１０によりフィルタ４の排気口に密閉接続されている。清掃装置１に隣接して感光体６が配置されている。
以下、上記のように構成されたトナー回収装置の動作について説明する。
印刷時、感光体６表面の未転写トナーは清掃装置１で清掃され、吸引ブロア５の吸引によりサイクロン２で大部分をエアーと分離され、トナー回収容器内３に自然落下される。サイクロン２で分離しきれなかった微細なトナーはフィルタ４により捕集され、クリーンになったエアーのみを吸引ブロア５から排出される。
印刷時、感光体６表面の未転写トナーは清掃装置１で清掃され、吸引ブロア５の吸引によりサイクロン２で大部分をエアーと分離され、トナー回収容器内３に自然落下される。サイクロン２で分離しきれなかった微細なトナーはフィルタ４により捕集され、クリーンになったエアーのみを吸引ブロア５から排出される。
次に、トナー回収容器３とフィルタ４の交換方法及び交換時のプリンタの動作について説明する。印刷により、トナー回収容器３内叉はフィルタ内４に廃棄トナーが堆積し容量が一杯になると、印刷を停止させ、吸引ブロア５を停止後、空のトナー回収容器３叉は空のフィルタ４に交換する。その後オペレータの操作で印刷を再開する。
しかしながら、上記構成ではトナー回収装置として必要な吸引圧力を検出するセンサが無いため、ブロアユニット８の接続不良やエアーシール１１、エアーシール１０の部品不良によりトナー回収装置に必要な吸引圧力が得られない場合、感光体６表面上の未転写トナーの清掃不良による感光体表面のトナーオフセットから印字品質の異常が起きるという問題があった。
本発明は、感光体上に残留した未転写トナーを前記感光体から除去する清掃手段と、前記清掃手段に接続されたサイクロン集塵機と、前記サイクロン集塵機の下部に接続された着脱可能なトナー回収容器と、前記サイクロン集塵機の上部に接続された着脱可能なフィルタと、前記清掃手段、前記サイクロン集塵機および前記フィルタに吸引エアーを付与するブロアと、を有する電子写真装置において、前記フィルタと前記サイクロン集塵機とを接続するエアー経路上に大気圧との差圧を計測する圧力検出手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、トナー回収装置として必要な吸引圧力が得られない場合は、その吸引圧力の異常を検出し、感光体表面のトナーオフセットによる印字品質の異常を防止できるトナー回収装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。はじめに図１においてサイクロン２下部には着脱可能なトナー回収容器３が接続されている。サイクロン２の吸気口は清掃装置１に、排気口はフィルタ４に、フィルタ４はエアーシール１０にホースにより接続されている。吸引ブロア５はエアーシール１１に接続されている。吸引ブロア５とエアーシール１１はブロアユニットに内蔵されブロアユニットは回転ヒンジ９によりプリンタ本体に対し開閉可能に設けられている。フィルタ４とサイクロン２を接続するエアー経路に大気圧との差圧を測定する圧力センサ７が設けられている。清掃装置１に隣接して感光体６が配置されている。
以上の様に構成されたトナー回収装置は、ブロアユニット８の接続不良やエアーシール１１、エアーシール１０の部品不良によりトナー回収装置に必要な最低限の吸引圧力が得られない場合、圧力センサ７により圧力の異常を検出し印刷中には印刷中断させられる。印刷前の準備段階で検出した際には印刷動作開始を止めることができるので、吸引圧力の異常による印字品質の異常を防止することができる。
以上の様に構成されたトナー回収装置は、ブロアユニット８の接続不良やエアーシール１１、エアーシール１０の部品不良によりトナー回収装置に必要な最低限の吸引圧力が得られない場合、圧力センサ７により圧力の異常を検出し印刷中には印刷中断させられる。印刷前の準備段階で検出した際には印刷動作開始を止めることができるので、吸引圧力の異常による印字品質の異常を防止することができる。
１は清掃装置、２はサイクロン、３はトナー回収容器、４はフィルタ、５は吸引ブロア、６は感光体、７は圧力センサ、８はブロアユニット、９は回転ヒンジ、１０、１１はエアーシール、１２はプリンタ本体である。
Claims (1)
- 感光体上に残留した未転写トナーを前記感光体から除去する清掃手段と、
前記清掃手段に接続されたサイクロン集塵機と、
前記サイクロン集塵機の下部に接続された着脱可能なトナー回収容器と、
前記サイクロン集塵機の上部に接続された着脱可能なフィルタと、
前記清掃手段、前記サイクロン集塵機および前記フィルタに吸引エアーを付与するブロアと、を有する電子写真装置において、
前記フィルタと前記サイクロン集塵機とを接続するエアー経路上に大気圧との差圧を計測する圧力検出手段を設けたことを特徴とする電子写真装置のトナー回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005184882A JP2007003890A (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | 電子写真装置のトナー回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005184882A JP2007003890A (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | 電子写真装置のトナー回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007003890A true JP2007003890A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37689576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005184882A Pending JP2007003890A (ja) | 2005-06-24 | 2005-06-24 | 電子写真装置のトナー回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007003890A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103657889A (zh) * | 2013-11-30 | 2014-03-26 | 无锡大阿福信息科技有限公司 | 一种旋风分离器 |
| US9977400B2 (en) * | 2013-12-13 | 2018-05-22 | Konica Minolta, Inc. | Exhaust air cleaning apparatus and image forming apparatus |
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2005
- 2005-06-24 JP JP2005184882A patent/JP2007003890A/ja active Pending
Cited By (2)
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| CN103657889A (zh) * | 2013-11-30 | 2014-03-26 | 无锡大阿福信息科技有限公司 | 一种旋风分离器 |
| US9977400B2 (en) * | 2013-12-13 | 2018-05-22 | Konica Minolta, Inc. | Exhaust air cleaning apparatus and image forming apparatus |
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