JP2003076239A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003076239A
JP2003076239A JP2001267973A JP2001267973A JP2003076239A JP 2003076239 A JP2003076239 A JP 2003076239A JP 2001267973 A JP2001267973 A JP 2001267973A JP 2001267973 A JP2001267973 A JP 2001267973A JP 2003076239 A JP2003076239 A JP 2003076239A
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image forming
cyclone
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Toru Yoshioka
徹 吉岡
Nobuhiko Nakano
暢彦 中野
Shigeyuki Wakata
茂之 若田
Keizo Kitamura
圭三 北村
Mitsuhiro Hasegawa
充宏 長谷川
Takeshi Murata
剛 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング手段によって回収された残留物
を分離するための分離手段を小形にでき、画像形成装置
の全体を小形にできるようにする。 【解決手段】 静電潜像が担持される感光体の像担持面
から残留物を除去回収するクリーニング部6と、該クリ
ーニング部6で回収した残留物を吸引流によって分離す
るサイクロン90aとを有する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を採用
した複写機、光プリンター、ファクシミリ機等の電子写
真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いた画像形成装置のク
リーニング手段としては、静電潜像が担持される感光体
の像担持面に圧接されるクリーニングブレード、ファー
ブラシ,スポンジローラ等の回転部材を用いて像担持面
に残留するトナー及び夾雑物からなる残留物の除去が行
われる。
【0003】クリーニングブレード方式では残留物の除
去性能は十分であるが、夾雑物が像担持面に堆積するた
め、この夾雑物の搬送手段が必須となり、しかも、感光
体からの搬送力が十分でないと、感光体との摩擦熱によ
りトナーが溶融してフィルミングが発生し、画像が欠陥
となる。
【0004】また、回転部材方式のファーブラシでは、
ファーブラシの中に残留物が残り、ファーブラシの中か
ら残留物を速やかに取り除けない場合、残留物がファー
ブラシの中で凝集し、フィルミング、黒点等の画像欠陥
となる。
【0005】このような問題点を解消すべく特開平2−
125282号公報ではファーブラシの中の残留物の清
掃方法として、吸引源に連なるハウジング内にファーブ
ラシを収容してなる吸引手段を用いたものが示されてお
り、また、特開平1−257890号公報では、吸引源
に連なるハウジング内にクリーニングブレード及びファ
ーブラシを収容してなる吸引手段を用いたものが示され
ている。
【0006】しかしながら、このように構成された両者
の画像形成装置にあっては、ハウジング内から吸引され
た残留物の全てが廃棄されるようになっており、残留物
中のトナーの再利用等については考慮されておらず、画
像欠陥を出さないための清掃についてしか提示されてい
ない。
【0007】残留物中のトナーの再利用については、ク
リーニング手段で除去された残留物から再利用できる有
用トナーだけにいかに分離するかが重要であり、その分
離手段が特開平11−327393号公報によって提案
されている。
【0008】この特開平11−327393号公報で
は、クリーニングローラによって除去された残留物を回
収する回収路の途中に送気源に連なる気体噴射路を設
け、該気体噴射路に気体を噴射することにより比重及び
重量が比較的重い有用トナーは自重で落下させ、比重及
び重量が比較的軽い非有用トナー(解砕された小粒子ト
ナー)及び夾雑物(紙粉、埃、トナーの添加剤である微
粒子粉)は噴射気流に乗せて吹き飛ばし、有用トナーと
無用物とに飛翔時間で分離するように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平11
−327393号公報の画像形成装置にあっては、有用
トナーだけを分離するための有効飛翔時間が必要である
ため、分離手段が大形となり、画像形成装置全体の小形
化の障壁になる。
【0010】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、主たる目的は分離手段が、クリーニング手段で
回収した残留物を吸引流によって分離する吸引分離部を
有する構成とすることにより、噴射気流によって分離さ
れるものに比べて吸引分離部を小形にできる画像形成装
置を提供することにある。
【0011】また、他の目的はクリーニング手段が像担
持面の残留物を吸込むための吸込口と、該吸込口及び吸
引源に連なる吸引回収路とを有している構成とすること
により、クリーニングブレード等の除去部材を用いるこ
となく像担持面の残留物を吸引源からの吸引力によって
除去回収することができる画像形成装置を提供すること
にある。
【0012】さらに、他の目的は前記吸引回収路が吸引
搬送路を介して吸引源に連なり、吸引分離部を前記吸引
搬送路に配置したことにより、吸引系を簡単にでき、全
体の小形化を図ることができる画像形成装置を提供する
ことにある。
【0013】また、他の目的は感光体を支持する支持体
を設け、分離手段はサイクロンを有し、該サイクロンを
前記支持体に装着することにより、比較的小形のサイク
ロンによって分離手段を構成することができるととも
に、このサイクロンを支持するための特別の支持部材を
設けることなく、サイクロンを前記支持体に簡単に装着
することができる画像形成装置を提供することにある。
【0014】また、他の目的はサイクロンと吸引搬送路
との間に、前記吸引搬送路に個別に連なる複数の捕集器
をサイクロンに対して取替え可能に備えることにより、
サイクロンで分離された無用物を捕集器で捕集すること
ができるとともに、捕集量の増加によって一つの捕集器
の捕集性能が比較的低下したとき、他の捕集器に簡単に
取り替えることが可能な画像形成装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、静電潜像が担持される感光体の像担持面から残留
物を除去回収するクリーニング手段と、該クリーニング
手段が回収した残留物を分離する分離手段とを備えた画
像形成装置において、前記分離手段は、前記残留物を吸
気流によって分離する吸引分離部を有していることを特
徴とする。
【0016】本発明にあっては、クリーニング手段によ
って回収された残留物は吸引分離部で発生する吸引力に
よって分離することができるため、噴射気流によって分
離されるものに比べて吸引分離部を小形にでき、画像形
成装置の全体を小形にできる。
【0017】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
クリーニング手段は前記像担持面の残留物を吸込むため
の吸込口と、該吸込口及び吸引源に連なる吸引回収路と
を有していることを特徴とする。
【0018】また、本発明にあっては、クリーニングブ
レード及びファーブラシ等の除去部材を用いることなく
像担持面の残留物を吸引源からの吸引力によって除去回
収することができ、前記除去部材を用いるものに比べて
クリーニング手段の構造を簡単にできるとともに、小形
にでき、画像形成装置の全体をより一層小形にできる。
【0019】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
吸引回収路は吸引搬送路を介して前記吸引源に連なって
おり、前記吸引分離部は前記吸引搬送路に配置されてい
ることを特徴とする。
【0020】また、本発明にあっては、クリーニング手
段の吸引源が分離手段の吸引源を兼ねるとともに、一つ
の吸引源に連なる吸引搬送路に吸引分離部が配置される
ため、吸引系を簡単にでき、画像形成装置の全体を小形
にできる。
【0021】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
感光体を支持する支持体を備えており、前記吸引分離部
はサイクロンからなり、該サイクロンが前記支持体に装
着されていることを特徴とする。
【0022】また、本発明にあっては、比較的小形のサ
イクロンによって分離手段を構成することができるとと
もに、このサイクロンを支持するための特別の支持部材
を設けることなく、感光体を支持する支持体に簡単に装
着することができる。
【0023】更に、本発明に係る画像形成装置は、前記
サイクロンと前記吸引搬送路との間に、前記吸引搬送路
に個別に連なる複数の捕集器をサイクロンに対して取替
え可能に備えていることを特徴とする。
【0024】更に、本発明にあっては、サイクロンで分
離された無用物を捕集器で捕集することができ、さら
に、捕集量の増加によって一つの捕集器の捕集性能が比
較的低下したとき、他の捕集器に簡単に取り替えること
が可能であり、保守管理が容易である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る画像形
成装置の電子写真プロセス部の構成を示す縦断正面図で
ある。
【0026】この画像形成装置は、静電潜像が担持され
るドラムを用いてなる感光体1を備えており、該感光体
1の周辺に、感光体1を帯電する帯電手段2、原稿画像
に対応する静電潜像を感光体1に担持させるレーザービ
ームスキャナーを有する露光手段3、感光体1に担持さ
れた静電潜像を現像する現像手段4、現像された感光体
1のトナー画像を紙Aへ転写する転写手段5、感光体1
に残留する現像剤を除去するクリーニング手段6、感光
体1の帯電を取り除く除電手段7が感光体1の回転方向
に沿って夫々配置されている。
【0027】これにより、感光体1の像担持面1aは前
記帯電手段2により所定の電位に帯電され、帯電された
感光体1は、露光手段3により原稿画像に対応した光ビ
ームが照射され、該感光体1の像担持面1aに静電潜像
が形成される。次いで、現像手段4によって、前記静電
潜像にトナーからなる現像剤が付与され、トナー画像が
形成される。
【0028】このトナー画像は、給紙手段によって給紙
された紙Aに転写手段5によって転写される。トナー画
像が転写された紙は、感光体1の像担持面1aから剥離
され、紙の搬送路に沿って定着手段に送られ、該定着手
段によって、紙に転写されているトナー画像が定着され
た後、排紙トレイへ排出される。また、前記トナー画像
が転写された感光体1の像担持面1aに残留している残
留トナー及び夾雑物等の残留物は、前記クリーニング手
段6により除去回収される。
【0029】図2はクリーニング手段部分の構成を示す
斜視図、図3はクリーニング手段の内部構造を示す斜視
図である。このクリーニング手段6は、前記像担持面1
aと向き合うように開口し、像担持面1aの残留物を吸
込むための長孔からなる吸込口61aと、該吸込口61
aの両端に亘って吸込口61aに連通する吸引回収路6
1bとを有し、前記感光体1の回転中心とほぼ平行に配
置される略筒形のクリーニングケース61と、前記吸込
口61aに連なり、前記像担持面1aに接触するクリー
ニングブレード62とを備えている。
【0030】クリーニングケース61は周方向の一箇所
にほぼ全長に亘って前記吸込口61aが穿設され、内側
を前記吸引回収路61bとした筒部61cと、該筒部6
1cの両端を閉じる蓋部61dとを備えている。また、
筒部61cの長手方向一端部には吸引搬送路8を介して
吸引源Bに連通させるための排出孔61eが穿設されて
おり、筒部61cの内側には前記吸込口61aから吸引
回収路61bへ吸込まれた残留物に前記感光体1の回転
と等しい方向の螺旋気流(図3の矢印Fのような螺旋気
流)を発生させつつ前記排出孔61eへ案内するための
気流案内体63が設けられている。
【0031】この気流案内体63は筒部61cの周面に
沿って螺旋方向に長い略C字形の複数の帯板からなり、
筒部61cの長手方向に離間して配置されている。
【0032】吸引源Bに連なる吸引搬送路8は元側の吸
引回収路8aと先側の吸引回収路8bとに分割されてお
り、この元側の吸引搬送路8aと先側の吸引搬送路8b
との間に、クリーニングケース61の吸引回収路61b
に回収された残留物を吸引流によって有用物と無用物と
に分離する吸引分離部90を有する分離手段9と、該分
離手段9が分離した残留物の無用物を捕集する捕集手段
10とが設けられている。
【0033】図4は分離手段部分を模式的に示した断面
図、図5は図4のV−V線の断面図である。分離手段9
の吸引分離部90は、内部にサイクロン気流を発生させ
るべき比較的小形のサイクロン90aからなる。このサ
イクロン90aはテーパの凹となる底壁91aを有する
円筒部91と、前記底壁91aを貫通して円筒部91内
に配置され、その上部が円筒部91の周面に沿って湾曲
する導入管93とを備えており、この導入管93の下端
が先側の吸引搬送路8bを介して前記クリーニングケー
ス61の排出孔61eに接続されている。円筒部91の
上部には吸引口93が、また、底壁91aには回収口9
4が夫々開設されており、この回収口94が回収管20
を介して回収槽21に接続されている。この回収槽21
に回収された有用物の現像剤は前記現像手段4の現像剤
供給源に還元される。
【0034】捕集手段10はサイクロン90aの吸引口
93に対して取替え可能に配置される複数の捕集器11
を備えている。この捕集器11はその開口縁に吸盤機能
を有するカップ部材11aと、該カップ部材11a内に
保持された濾材(図示せず)とを備えており、可撓性を
有する元側の吸引搬送路8aの先端から分岐する複数の
分岐管8cの先端に夫々のカップ部材11aの底部が接
続され、元側の吸引搬送路8aを図4の矢印のように捩
じることにより捕集器11の吸引口93に対する位置を
替えることができるようにしてある。
【0035】カップ部材11aは前記サイクロン90a
の吸引口93周りに取外し可能に吸着されており、無用
物の捕集量の増加によって一つの捕集器11の捕集性能
が比較的低下し、元側の吸引搬送路8aの吸引力が予め
設定された設定値に低下したとき吸引口93に対して手
動で取替えられるようにしてある。元側の吸引搬送路8
aの吸引力は図示しないセンサ等の検知手段によって検
知される。また、無用物を捕集した捕集器11は、収集
手段を構成する収集槽22を臨む位置に位置替えされ、
捕集した無用物を前記収集槽22に廃棄するようにして
ある。
【0036】また、前記感光体1は支持体23に回転可
能に支持されており、該支持体23が、画像形成装置本
体のフレームに設けられたレール状の支持部に沿って感
光体1の回転中心に沿う方向へ移動可能としてあり、こ
の支持体23の移動により前記フレームに対して感光体
1を着脱することが可能としてある。この感光体1を支
持した支持体23に前記サイクロン90aが装着されて
いる。
【0037】以上のように構成された画像形成装置にお
いて、トナー画像が転写された感光体1の像担持面1a
に残留している残留トナー及び夾雑物等の残留物は、ク
リーニング手段6のクリーニングブレード62によって
除去され、この除去された残留物が、吸引源Bの吸引力
によってクリーニングケース61の吸込口61aから吸
引回収路61bへ回収される。この回収された残留物は
気流案内体63によって感光体1の回転と等しい方向へ
発生する螺旋気流に乗って排出孔61eへ搬送され、さ
らに該排出孔61eから先側の吸引搬送路8a及び導入
管92を経てサイクロン90a内に導入される。
【0038】表1は本願発明及び従来の画像形成装置に
おけるクリーニング性能の評価を示す評価表である。
【0039】
【表1】
【0040】この表1による評価結果で明らかな通り、
本発明に係るクリーニング手段6は搬送スクリュを用い
ていないため、クリーニング手段6での残留物は皆無で
ある。また、前記クリーニングブレード62は補助的な
ものであり、このクリーニングブレード62の温度上昇
がないため、これに起因するトナー融着、びびり等の異
音も発生せず、冷却効果を有する。
【0041】以上のようにクリーニング手段6で回収し
た残留物が導入されたサイクロン90a内では導入管9
2によってサイクロン気流が発生し、比重が比較的重い
有用物は自重で落下し、比重又は重量が比較的軽い夾雑
物(紙粉、埃、トナーの添加剤である微粒子粉)である
無用物はサイクロン90aの上部から吸引口93へと吸
引され、有用物と無用物とに分離される。落下した有用
物は回収口94から回収管20を経て回収槽21に回収
され、該回収槽21から現像手段4の現像剤供給源に還
元され、再利用される。
【0042】吸引口93へ搬送された無用物は捕集器1
1内に導入され、濾材によって捕集される。この捕集量
の増加によって元側の吸引搬送路8aの吸引力が予め設
定された設定値に低下し、この吸引力がセンサ等の検知
手段によって検知されたとき、捕集器11が手動によっ
てサイクロン90aから取外され、別の捕集器11がサ
イクロン90aの吸引口93周りに吸着される。この場
合、捕集器11が捕集した無用物は収集槽22に廃棄さ
れ、捕集器11は再び使用可能とされる。
【0043】図6は分離手段9の吸引量に対する分離能
力を示す概略図である。この図6は捕集器11に捕集さ
れた捕集物の構成であり、夾雑物が完全に除去される範
囲Hを示しており、吸引量をこの範囲H内にすることが
望ましい。
【0044】尚、以上説明した実施の形態では、クリー
ニング手段用の吸引源に連なる吸引搬送路に分離手段を
設けたが、その他、クリーニング手段用の吸引源とは別
個に分離手段用の吸引源を備える構成としてもよい。
【0045】また、以上説明した実施の形態ではクリー
ニング手段がクリーニングブレードを有する構成とした
が、その他、前記クリーニングブレードをなくした構成
としてもよいし、また、前記クリーニングブレードに代
えて前記クリーニングケース61内にファーブラシを有
する構成としてもよいし、さらに、クリーニングブレー
ド及びファーブラシを有する構成としてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、クリ
ーニング手段によって回収された残留物は吸引分離部で
発生する吸引力によって有用物と無用物とに分離するこ
とができるため、噴射気流によって分離されるものに比
べて吸引分離部を小形にでき、画像形成装置の全体を小
形にできる。
【0047】また、本発明によれば、クリーニングブレ
ード及びファーブラシ等の除去部材を用いることなく像
担持面の残留物を吸引源からの吸引力によって除去回収
することができるため、前記除去部材を用いるものに比
べてクリーニング手段の構造を簡単にできるとともに、
小形にでき、画像形成装置の全体をより一層小形にでき
る。
【0048】また、本発明によれば、クリーニング手段
の吸引源が分離手段の吸引源を兼ねるとともに、一つの
吸引源に連なる吸引搬送路に分離手段が配置されるた
め、吸引系を簡単にでき、画像形成装置の全体を小形に
できる。
【0049】また、本発明によれば、比較的小形のサイ
クロンによって分離手段を構成することができるととも
に、このサイクロンを支持するための特別の支持部材を
設けることなく、感光体を支持する支持体に簡単に装着
することができる。
【0050】更に、本発明によれば、サイクロンで分離
された無用物を捕集器で捕集することができ、さらに、
捕集量の増加によって一つの捕集器の捕集性能が比較的
低下したとき、他の捕集器に簡単に取り替えることが可
能であり、保守管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の電子写真プロセス
部の構成を示す縦断正面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置のクリーニング手段
部分の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置のクリーニング手段
の内部構造を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の分離手段部分を模
式的に示した断面図である。
【図5】図4のV−V線の断面図である。
【図6】分離手段の吸引量に対する分離能力を示す概略
図である。
【符号の説明】 1 感光体 1a 像担持面 6 クリーニング手段 61a 吸込口 61b 吸気回収路 8 吸引搬送路 9 分離手段 90 吸引分離部 90a サイクロン 10 捕集器 23 支持体 B 吸引源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若田 茂之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 北村 圭三 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 長谷川 充宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 村田 剛 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H134 GA01 GB02 GB05 HF02 HF03 JA03 JA11 JA12 JB01 KA40 KB20 KF03 KG07 KH03 KH09 KH17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が担持される感光体の像担持面
    から残留物を除去回収するクリーニング手段と、該クリ
    ーニング手段が回収した残留物を分離する分離手段とを
    備えた画像形成装置において、前記分離手段は、前記残
    留物を吸引流によって分離する吸引分離部を有している
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング手段は前記像担持面の
    残留物を吸込むための吸込口と、該吸込口及び吸引源に
    連なる吸引回収路とを有している請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記吸引回収路は吸引搬送路を介して前
    記吸引源に連なっており、前記吸引分離部は前記吸引搬
    送路に配置されている請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記感光体を支持する支持体を備えてお
    り、前記吸引分離部はサイクロンからなり、該サイクロ
    ンが前記支持体に装着されている請求項1〜3の何れか
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記サイクロンと前記吸引搬送路との間
    に、前記吸引搬送路に個別に連なる複数の捕集器をサイ
    クロンに対して取替え可能に備えている請求項4記載の
    画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017084770A (ja) * 2011-08-16 2017-05-18 ピルキントン グループ リミテッド グレイジング

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017084770A (ja) * 2011-08-16 2017-05-18 ピルキントン グループ リミテッド グレイジング

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