JP2007002754A - 内燃機関の気筒判別装置 - Google Patents

内燃機関の気筒判別装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 3気筒の内燃機関において、気筒判別信号の配置や判定タイミングのレイアウト性を悪化させることなく、気筒判別を行えるようにする。
【解決手段】 基準クランク角位置Aでは、直前の160deg範囲の判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数から、次の圧縮上死点気筒が#1気筒であると判別する気筒判別タイミングであるか、気筒判別タイミングでないかを判断する。また、基準クランク角位置Bでは、40degだけ遡ったタイミングを終期とする120deg範囲の判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数から、次の圧縮上死点気筒が#2
気筒であると判別する気筒判別タイミングであるか、気筒判別タイミングでないかを判断する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関において特定ピストン位置に該当する気筒を判別する気筒判別装置に関する。
特許文献1には、基準クランク角位置と気筒判別信号との組み合わせから気筒判別を行う構成において、クランク軸に対するカム軸の回転位相の変化に応じて気筒識別区間を設定する気筒判別装置が開示されている。
特開2004−044470号公報
ところで、例えば、気筒間の行程位相差がクランク角で240degである3気筒機関で気筒判別を行わせる場合、基準クランク角位置としてはクランク角で120deg毎の位置を検出させることになるが、行程位相差は240degであるため基準クランク角位置になっても気筒判別が不要である場合が生じ、気筒判別の他に、気筒判別をキャンセルする判別(表裏の判別)が必要となる。
更に、クランク軸に対するカム軸の位相を変化させる可変バルブタイミング機構を備える機関では、気筒判別信号(カム信号)とクランク角信号との位相差からバルブタイミング検出させる場合がある。
このように、気筒判別信号を用いて、気筒判別の他に、気筒判別を行うか否かの判別(表裏の判別)を行い、更に、バルブタイミングの検出も行わせようとすると、気筒判別信号の配置や判定タイミングのレイアウト性が悪化し、特に、シグナルプレートに設けた突起部を電磁ピックアップで検出するセンサを用いて気筒判別信号を発生させる場合には、分解能が低いため、上記の機能を実現しつつ安定した検出精度を確保することが困難であるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、気筒判別信号の配置や判定タイミングのレイアウト性を悪化させることなく、気筒判別の他に、表裏の判別を行い、更に、バルブタイミングの検出も可能にできる気筒判別装置を提供することを目的とする。
そのため請求項1記載の発明では、カム軸の回転に同期して気筒判別信号を発生させる一方、複数の基準クランク角位置それぞれに対応して前記気筒判別信号の判定区間を不等に設定し、前記判定区間に含まれる前記気筒判別信号に基づいて特定ピストン位置に該当する気筒を判別する構成とした。
かかる構成によると、複数の基準クランク角位置それぞれに対応して判定区間を不等に設定することから、例えばカム軸の位相変化に対しても確実に判定区間内に気筒判別信号を含める設定や、表裏の判別を容易に実現できる判定区間と気筒判別信号との組み合わせを設定することが容易である。
従って、例えば電磁ピックアップ式のセンサを用いて気筒判別信号を発生させる場合であっても、気筒判別の他に、表裏の判別を行い、更に、バルブタイミングの検出も高精度に行わせることができる。
請求項2記載の発明では、クランク軸の絶対角度を検出し、基準クランク角位置におけるクランク軸の絶対角度に応じて判定区間を不等に設定する構成とした。
かかる構成によると、クランク軸の絶対角度を検出することで、複数の基準クランク角位置を識別し、該識別結果に応じて気筒判別信号の判定区間を不等に設定する。
従って、それぞれの基準クランク角位置に最適な判定区間を容易に設定させることができる。
請求項3記載の発明では、内燃機関の気筒数が奇数であり、基準クランク角位置が気筒判別のタイミングであるか否かの判別及び特定ピストン位置に該当する気筒の判別を、前記判定区間に含まれる気筒判別信号に基づいて行う構成とした。
かかる構成によると、基準クランク角位置に応じて判定区間を設定し、その判定区間に含まれる気筒判別信号を検出すると、該検出結果から気筒判別のタイミングであるか否かの判別(即ち、表裏の判別)を行うと共に、特定ピストン位置に該当する気筒の判別を行う。
従って、基準クランク角位置に対応させる判定区間の設定によって、例えば3気筒機関で、クランク角で120deg毎の基準クランク角位置を検出し、行程位相差であるクランク角で240deg毎に気筒判別を行わせる場合に、気筒判別の他に、気筒判別を行うか否かの判別(表裏の判別)を、気筒判別信号の配置や判定タイミングのレイアウト性を悪化させることなく行わせることができるようになる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施形態における3気筒ガソリン機関の構成図である。
図1において、内燃機関101の吸気管102には、スロットルモータ103aでスロットルバルブ103bを開閉駆動する電子制御スロットル104が介装される。
そして、前記電子制御スロットル104及び吸気バルブ105を介して、燃焼室106内に空気が吸入される。
各気筒の吸気ポート130には、電磁式の燃料噴射弁131が設けられ、該燃料噴射弁131は、エンジンコントロールユニット(以下、ECUとする。)114からの噴射パルス信号によって開弁駆動されると、所定圧力に調整された燃料を吸気バルブ105に向けて噴射する。
前記燃焼室106内に形成された混合気は、図示省略した点火プラグによる火花点火によって着火燃焼する。
燃焼室106内の燃焼排気は、排気バルブ107を介して排気管に排出され、フロント触媒108及びリア触媒109で浄化された後、大気中に放出される。
前記吸気バルブ105及び排気バルブ107は、それぞれ排気側カムシャフト110,吸気側カムシャフト134に設けられたカムによって開閉駆動されるが、吸気側カムシャフト134には、可変バルブタイミング機構(VTC)113が設けられている。
前記可変バルブタイミング機構113は、クランクシャフト120に対する吸気側カムシャフト134の回転位相を変化させることで、吸気バルブ105のバルブタイミングを変化させる機構である。
図2は、前記可変バルブタイミング機構113の構造を示す。
前記可変バルブタイミング機構113は、クランクシャフト120と同期して回転するスプロケット25に固定され、このスプロケット25と一体的に回転する第1回転体21と、ボルト22aにより前記吸気側カムシャフト134の一端に固定され、吸気側カムシャフト134と一体的に回転する第2回転体22と、ヘリカルスプライン26により第1回転体21の内周面と第2回転体22の外周面とに噛合する筒状の中間ギア23と、を有している。
前記中間ギア23には3条ネジ28を介してドラム27が連結されており、このドラム27と中間ギア23との間にねじりスプリング29が介装されている。
前記中間ギア23は、ねじりスプリング29によって遅角方向(図2の左方向)へ付勢されており、電磁リターダ24に電圧を印加して磁力を発生すると、ドラム27及び3条ネジ28を介して進角方向(図2の右方向)へ動かされる。
この中間ギア23の軸方向位置に応じて、回転体21,22の相対位相が変化して、クランクシャフト120に対する吸気側カムシャフト134の位相が変化する。
前記電動アクチュエータ17及び電磁リターダ24は、前記ECU114からの制御信号により、機関の運転状態に応じて駆動制御される。
尚、前記可変バルブタイミング機構113を、図2に示した構造に限定するものではなく、公知の全ての可変バルブタイミング機構を適用できる。
前記ECU114は、マイクロコンピュータを内蔵し、各種センサからの検出信号に基づく演算処理によって、前記電子制御スロットル104,可変バルブタイミング機構113,燃料噴射弁131等を制御する。
前記各種センサとしては、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ116、機関101の吸入空気量Qを検出するエアフローメータ115、クランクシャフト120の角度位置を検出するクランク角センサ117、スロットルバルブ103bの開度TVOを検出するスロットルセンサ118、機関101の冷却水温度を検出する水温センサ119、吸気側カムシャフト134の回転に同期して気筒判別信号を出力するカムセンサ132が設けられている。
前記クランク角センサ117は、クランクシャフト120に軸支したシグナルプレートの被検出部を検出することで、図3に示すように、各気筒の上死点位置で立ち上がるクランク角10deg毎の単位クランク角信号POSを出力する。
ここで、前記単位クランク角信号POSは、#1気筒の上死点前50deg及び60degの位置で抜けを生じ、更に、#1気筒の上死点後の60deg及び70degの位置で抜けを生じるように、被検出部を部分的に欠落させてある。
上記のクランク角センサ117によると、単位クランク角信号POSの欠落部分が不等間隔で設けられ、欠落部分から単位クランク角信号POSが10個連続して出力される区間と、欠落部分から単位クランク角信号POSが22個連続して出力される区間とに分かれる。
従って、この連続出力区間のいずれであるかを判断し、更に、単位クランク角信号の連続出力数を計数することで、クランクシャフト120の絶対角度を検出することができる。
また、前記カムセンサ132は、吸気側カムシャフト134に軸支したシグナルプレートの被検出部を検出することで、図3に示すように、気筒間の行程位相差に相当するクランク角240deg(カム角120deg)毎に、気筒判別信号Phaseを出力する。
前記気筒判別信号Phaseは、クランク角240deg毎に、1個→1個→2個連続の順で出力されるようになっている。
本実施形態では、クランク角に対する前記気筒判別信号Phaseの位相が、前記可変バルブタイミング機構113によるバルブタイミングの変更に伴って変化することになり、図3には、バルブタイミングの最遅角時における気筒判別信号Phaseの出力位置と、バルブタイミングの最進角時における気筒判別信号Phaseの出力位置とを示してある。
例えば、バルブタイミングの最遅角時においては、2個連続して出力される気筒判別信号Phaseの最初の信号が#3気筒の圧縮上死点前60deg付近で出力され、その次の1個だけの気筒判別信号Phaseは、#1気筒の圧縮上死点前60deg付近で出力され、更に、その次の1個だけの気筒判別信号Phaseは、#2気筒の圧縮上死点前60deg付近で出力される。
また、本実施形態では、バルブタイミングを最進角させるとクランク角で80deg程度進角されるようになっており、前記気筒判別信号Phaseの出力タイミングも全体に80deg程度進角される。
本実施形態における点火は、#1気筒→#2気筒→#3気筒の順に行われ、気筒間の行程位相差(点火時期間隔)は前述のようにクランク角240degであるから、クランク角240deg毎(各気筒の圧縮上死点毎)に、次に圧縮上死点となる気筒を判断する気筒判別を行い、この気筒判別の結果に基づいて各気筒の点火及び燃料噴射を制御する。
図4は、前記気筒判別処理を示すフローチャートである。
図4のフローチャートにおいて、まず、ステップS1では、POSカウンタPOSCNTの値が4であるか否かを判別する。
前記POSカウンタPOSCNTは、図3に示すように、前記単位クランク角信号POSが出力される毎にカウントアップされる一方、欠落後の最初の単位クランク角信号POSの出力時に0にリセットされる。
尚、前記単位クランク角信号POSの欠落は、前記単位クランク角信号POSの周期を計測し、該周期の前回値と今回値とを比較し、回転変動分を超えて増大変化した周期を欠落部分の周期として判断する。
前記ステップS1で、前記POSCNT=4であると判断されると、ステップS2へ進み、前回リセットした直前でのPOSカウンタPOSCNTの値がセットされるPOSCNTZ0の値が9であるか否かを判別する。
POSCNTZ0=9であるときには、今回のPOSCNT=4の判断は、単位クランク角信号POSが22個連続して出力される区間における5個目の単位クランク角信号POSであることを示す。
ステップS2においてPOSCNTZ0=9であると判断され、POSCNT=4かつPOSCNTZ0=9として特定される絶対角度の基準クランク角位置Aが検出されると、ステップS3へ進む。
ここで、POSCNT=4かつPOSCNTZ0=9である基準クランク角位置Aは、#3気筒のATDC10degである場合と#1気筒のATDC130degである場合との2通りがあり、この段階ではいずれであるかは不明である。
但し、本実施形態では、今回の圧縮上死点の次に圧縮上死点となる気筒を、各気筒の圧縮上死点毎に判別するから、POSCNT=4かつPOSCNTZ0=9である基準クランク角位置Aでは、現時点が#3気筒のATDC10degであって、次に圧縮上死点となる気筒が#1気筒であるか否かを判断させる必要がある。
そこで、次のステップS3では、今回の基準クランク角位置Aを基準に、次に圧縮上死点となる気筒が#1気筒であるか否かを判別させるための判別ウインドウ(判定区間)の設定タイミングであると判断する。
次のステップS4では、前記判別ウインドウの設定タイミング(基準クランク角位置A)から、単位クランク角信号POSのカウント数で14個分だけ遡った160degの角度範囲を、気筒判別信号Phaseの判別ウインドウ(判定区間)として設定する。
尚、基準クランク角位置Aから、単位クランク角信号POSのカウント数で14個分だけ遡った角度範囲には、単位クランク角信号POSの欠落部分が1箇所だけ含まれるため、判別ウインドウの角度範囲は160degになる。
次のステップS5では、前記基準クランク角位置Aから160degだけ遡った判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が2個であったか否かを判別する。
前記気筒判別信号Phaseの数が2個であったか否かの判別は、過去3個分の気筒判別信号Phaseの出力位置を、前記POSCNT及びPOSCNTZ0の組み合わせとして記憶しておき、前記出力位置が判別ウインドウ内である気筒判別信号Phaseの数を計数することで行われる。
図3に示すように、前記基準クランク角位置Aが#3気筒のATDC10degに相当する場合には、基準クランク角位置Aから160degだけ遡った判別ウインドウ内には、たとえ可変バルブタイミング機構113によりバルブタイミングが変更されても、連続して出力される2個の気筒判別信号Phaseが含まれるのに対し、前記基準クランク角位置Aが#1気筒のATDC130degに相当する場合には、たとえバルブタイミングが変更されても判別ウインドウ内には気筒判別信号Phaseは1個又は0個しか含まれることはない。
従って、ステップS5において判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が2個であったと判断された場合には、今回の基準クランク角位置Aが#3気筒のATDC10degに相当することになり、ステップS5からステップS6へ進んで、次に圧縮上死点となる気筒が#1気筒であることを、気筒判別値CYLCSに1をセットすることで示す。
尚、バルブタイミングの変更と共に、気筒判別信号Phaseの出力位置のばらつきも考慮して、前記判別ウインドウが設定されている。
一方、ステップS5で、判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が2個でなかった場合(0又は1であった場合)には、今回の基準クランク角位置Aが#1気筒のATDC130degに相当することになり、気筒判別を行わないタイミングであるので、ステップS6を迂回して本ルーチンを終了させることで、前記気筒判別値CYLCSを更新することなく前回値のまま保持させる。
また、ステップS2でPOSCNTZ0=9ではないと判別された場合には、ステップS7へ進み、POSCNTZ0=21であるか否かを判別する。
POSCNTZ0=21であるときには、今回のPOSCNT=4の判断は、単位クランク角信号POSが10個連続して出力される区間における5個目の単位クランク角信号POSであることを示す。
ステップS7においてPOSCNTZ0=21であると判断され、POSCNT=4かつPOSCNTZ0=21として特定される絶対角度の基準クランク角位置Bが検出されると、ステップS8へ進む。
尚、基準クランク角位置Bは、前記基準クランク角位置Aに対して120degだけ進んだ位置である。
ここで、POSCNT=4かつPOSCNTZ0=21である基準クランク角位置Bは、#1気筒のATDC10degである場合と#2気筒のATDC130degである場合との2通りがあり、この段階ではいずれであるかは不明である。
但し、POSCNT=4かつPOSCNTZ0=21である基準クランク角位置Bでは、現時点が#1気筒のATDC10degであって、次に圧縮上死点となる気筒が#2気筒であるか否かを判断させる必要がある。
そこで、次のステップS8では、今回の基準クランク角位置Bを基準に、次に圧縮上死点となる気筒が#2気筒であるか否かを判別させるための判別ウインドウ(判定区間)の設定タイミングであると判断する。
次のステップS9では、前記判別ウインドウの設定タイミング(基準クランク角位置B)から、単位クランク角信号POSのカウント数で14個分だけ遡ったクランク角位置を始期とし、単位クランク角信号POSのカウント数で4個分だけ遡ったクランク角位置を終期とする120degの角度範囲を、気筒判別信号Phaseの判別ウインドウ(判定区間)として設定する。
次のステップS10では、前記ステップS9で設定した判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が1個であったか否かを、前記ステップS5と同様にして判別する。
図3に示すように、前記基準クランク角位置Bが#1気筒のATDC10degに相当する場合には、前記判別ウインドウ内には、たとえ可変バルブタイミング機構113によりバルブタイミングが変更されても、1個の気筒判別信号Phaseが含まれるのに対し、前記基準クランク角位置Bが#2気筒のATDC130degに相当する場合には、たとえバルブタイミングが変更されても判別ウインドウ内には気筒判別信号Phaseが出力されることはない。
従って、ステップS5において判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が1個であったと判断された場合には、今回の基準クランク角位置Bが#1気筒のATDC10degに相当することになり、ステップS10からステップS11へ進んで、次に圧縮上死点となる気筒が#2気筒であることを、気筒判別値CYLCSに2をセットすることで示す。
一方、ステップS10で、判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が1個でなかった場合(0であった場合)には、今回の基準クランク角位置Bが#2気筒のATDC130degに相当することになり、気筒判別を行わないタイミングであるので、ステップS11を迂回して本ルーチンを終了させることで、前記気筒判別値CYLCSを更新することなく前回値のまま保持させる。
また、ステップS7で、POSCNTZ0=21でないと判断された場合は、単位クランク角信号POSのカウント及びリセット処理が正常に行われていないことになり、この場合も本ルーチンをそのまま終了させることで、前記気筒判別値CYLCSを更新することなく前回値のまま保持させる。
また、ステップS1で、POSカウンタPOSCNTの値が4ではないと判別されると、ステップS12へ進む。
ステップS12では、前記POSカウンタPOSCNTの値が16であるか否かを判別する。
前記POSカウンタPOSCNTの値が16となるのは、クランク軸が1回転する間に1度しかなく、前記POSカウンタPOSCNTの値が16である位置を基準クランク角Cとする。
尚、基準クランク角位置Cは、前記基準クランク角位置Aに対して120degだけ遅れた位置である。
前記基準クランク角位置Cは、#2気筒のATDC10degである場合と#3気筒のATDC130degである場合との2通りがあり、この段階ではいずれであるかは不明である。
ステップS12で、前記POSカウンタPOSCNTの値が16であると判断されると、ステップS13へ進み、前回の気筒判別値CYLCSZが2であったか否かを判別する。
#3気筒のATDC130degのときには、CYLCSZ=1であり、#2気筒のATDC10degである場合にCYLCSZ=2になるから、ステップS13でCYLCSZ=2であると判断された場合には、今回の基準クランク角位置Cが#2気筒のATDC10degに相当することになる。
ステップS13で前回の気筒判別値CYLCSZが2であったと判別されると、ステップS14へ進み、次のステップS14では、今回の基準クランク角位置Cを基準に、次に圧縮上死点となる気筒が#3気筒であるか否かを判別させるための判別ウインドウ(判定区間)の設定タイミングであると判断する。
次のステップS15では、前記判別ウインドウの設定タイミング(基準クランク角位置C)から、単位クランク角信号POSのカウント数で16個分だけ遡ったクランク角位置を始期とし、単位クランク角信号POSのカウント数で4個分だけ遡ったクランク角位置を終期とする120degの角度範囲を、気筒判別信号Phaseの判別ウインドウ(判定区間)として設定する。
次のステップS16では、前記ステップS15で設定した判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が1個であったか否かを、前記ステップS5と同様にして判別する。
図3に示すように、前記基準クランク角位置Cが#2気筒のATDC10degに相当する場合には、前記判別ウインドウ内には、たとえ可変バルブタイミング機構113によりバルブタイミングが変更されても、1個の気筒判別信号Phaseが含まれる。
従って、ステップS16において判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が1個であったと判断された場合には、今回の基準クランク角位置Cが#2気筒のATDC10degに相当することが確認されたことになり、ステップS16からステップS17へ進んで、次に圧縮上死点となる気筒が#3気筒であることを、気筒判別値CYLCSに3をセットすることで示す。
一方、ステップS16で、判別ウインドウ内で出力された気筒判別信号Phaseの数が1個でなかった場合(0又は2であった場合)には、今回の基準クランク角位置Cは、#2気筒のATDC10degに相当すると判断されるものの、気筒判別信号Phaseからそれを確認することができなかったため、本ルーチンをそのまま終了させることで、前記気筒判別値CYLCSを更新することなく前回値のまま保持させる。
また、ステップS13においてCYLCSZ=2でないと判別されたときに、今回の基準クランク角位置Cが、#3気筒のATDC130degに相当するものと判断され、気筒判別を行わないタイミングであるので、本ルーチンをそのまま終了させることで、前記気筒判別値CYLCSを更新することなく前回値のまま保持させる。
更に、ステップS12で、POSCNT=16ではないと判断されたときには、基準クランク角位置A〜Cのいずれでもないと判断されるので、この場合も、前記気筒判別値CYLCSを更新することなくそのまま本ルーチンを終了させる。
以上のように、本実施形態の気筒判別では、前記カムセンサ132が検出するシグナルプレートに対して、カム角120deg毎に1個,1個,2個の被検出部のみを設けることで、クランク角で120deg毎の基準クランク角位置の表裏を判断し、更に、気筒判別を行える。
従って、カムセンサ132が電磁ピックアップ等で構成される場合であっても、気筒判別信号Phaseの発生間隔が充分に確保できるから、気筒判別信号の配置や判定タイミングのレイアウト性を悪化させることなく、3気筒機関における気筒判別を行える。
更に、本実施形態のように、可変バルブタイミング機構113を備える場合には、例えば各気筒の上死点から次の気筒判別信号Phaseが出力されるまでの角度を計測することで、可変バルブタイミング機構113によるバルブタイミングの進角量を検出することができる。
尚、本実施形態では、3気筒機関における気筒判別を示したが、複数の基準クランク角位置それぞれに対応して気筒判別信号の判定区間を不等に設定して気筒判別を行わせる手段は、表裏の判別が必要となる5気筒以上の奇数気筒機関にも適用し得る。
また、本実施形態では、判別ウインドウ(判定区間)内で出力された気筒判別信号Phaseの数で気筒判別させる構成としたが、判別ウインドウ(判定区間)内で出力された気筒判別信号Phaseのパルス幅に基づいて気筒判別させることが可能である。
更に、基準クランク角位置A〜Cをクランク軸の絶対角度に基づいて検出する手段を、上記手段に限定するものではなく、また、単位クランク角信号POSの欠落位置及び欠落数は上記のものに限定されない。
また、可変バルブタイミング機構113の進角値情報に基づいて、前記判別ウインドウ(判定区間)を可変に設定することも可能である。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に効果と共に記載する。
(イ)請求項2記載の内燃機関の気筒判別装置において、
クランク軸の単位回転角毎に検出信号を発生するセンサであって、前記検出信号が不等間隔で歯抜けを生じるように設定されるクランク角センサを備え、前記検出信号からクランク軸の絶対角度を検出することを特徴とする内燃機関の気筒判別装置。
かかる構成によると、単位クランク角毎の検出信号に不等間隔で歯抜けを生じることから、歯抜け位置を検出した間隔から歯抜け部の絶対角度を検出でき、更に、歯抜け位置を起点としたき検出信号の計数値から、歯抜け位置間の絶対角度を検出できる。
(ロ)請求項2記載の内燃機関の気筒判別装置において、
クランク軸の単位回転角毎に検出信号を発生するセンサであって、前記検出信号が不等間隔で歯抜けを生じるように設定されるクランク角センサと、
前記検出信号の発生毎にカウントアップされると共に、前記歯抜け位置でリセットされるカウンタと、
前記カウンタの値と、前回のリセット直前における前記カウンタの値とからクランク軸の絶対角度を検出する絶対角度検出手段と、
を含んで構成されることを特徴とする内燃機関の気筒判別装置。
かかる構成によると、前回のリセット直前における前記カウンタの値から、検出信号の歯抜け部分で挟まれる検出信号の連続出力範囲のいずれに該当しているかを判別でき、更に、そのときのカウント値から特定された連続出力範囲のどの角度位置であるかを判断できる。
(ハ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関の気筒判別装置において、
前記判定区間内で発生した前記気筒判別信号の数に基づいて特定ピストン位置に該当する気筒を判別することを特徴とする内燃機関の気筒判別装置。
かかる構成によると、基準位置と気筒判別信号の発生数との組み合わせから、気筒判別を行える。
(ニ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関の気筒判別装置において、
前記判定区間の角度及び/又は前記基準クランク角位置からの前記判定区間までの角度を可変に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の気筒判別装置。
かかる構成によると、複数の基準クランク角位置それぞれに対応する判定区間として、異なる角度(長さ)の判定区間、及び/又は、基準クランク角位置からの間隔角度が異なる判定区間を設定する。
従って、例えばカム軸の位相変化に対しても確実に判定区間内に気筒判別信号を含め、同時に、表裏の判別を行える判定区間を設定することが可能である。
実施形態における内燃機関のシステム図。 実施形態における可変バルブタイミング機構を示す断面図。 実施形態における気筒判別信号及び単位クランク角信号の出力特性、POSカウンタPOSCNTの設定処理、判別ウインドウの設定範囲、気筒判別値CYLCSの更新設定を示すタイムチャート。 実施形態における気筒判別処理を示すフローチャート。
符号の説明
101…内燃機関、105…吸気バルブ、113…可変バルブタイミング機構、114…エンジンコントロールユニット、117…クランク角センサ、120…クランクシャフト、132…カムセンサ、134…カムシャフト

Claims (3)

  1. カム軸の回転に同期して気筒判別信号を発生させる一方、複数の基準クランク角位置それぞれに対応して前記気筒判別信号の判定区間を不等に設定し、前記判定区間に含まれる前記気筒判別信号に基づいて特定ピストン位置に該当する気筒を判別することを特徴とする内燃機関の気筒判別装置。
  2. クランク軸の絶対角度を検出し、前記基準クランク角位置におけるクランク軸の絶対角度に応じて前記判定区間を不等に設定することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の気筒判別装置。
  3. 前記内燃機関の気筒数が奇数であり、基準クランク角位置が気筒判別のタイミングであるか否かの判別及び特定ピストン位置に該当する気筒の判別を、前記判定区間に含まれる気筒判別信号に基づいて行うことを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の気筒判別装置。
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