JP2007002434A - ガラスパネル支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 外観や視界を損ないにくいガラスパネル支持構造を提供する。
【解決手段】 ガラスパネルPを躯体A側に支持してあるガラスパネル支持構造であって、両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体7で、ガラスパネルの端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
【選択図】 図2
【解決手段】 ガラスパネルPを躯体A側に支持してあるガラスパネル支持構造であって、両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体7で、ガラスパネルの端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ガラスパネルを躯体側に支持してあるガラスパネル支持構造に関する。
上記ガラスパネル支持構造では、従来、躯体側に設けてある金属製サッシュにガラスパネルの周縁部を嵌め込むとともに、躯体側からガラスパネルに外力が極力作用しないように、ガラスパネルの下側端面を、その下側端面に沿う下側サッシュ部分の内側に装着してある硬質樹脂製のセッテングブロックなどの緩衝材に載置して、ガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する風力などの外力を、緩衝材と下側サッシュ部分とを介して、躯体側に伝達することで、躯体側に支持してある(以下、第1従来技術という)(周知技術であり、先行技術文献情報を開示できない)。
また、ガラスパネルの複数を、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、上下に並べて支持するために、図22,図23に示すように、上下両端部を躯体側に固定してある金属製側面サッシュ33の内側に受け部材34を設けて、ガラスパネルPの下端側コーナー角部を、硬質樹脂製のセッテングブロックなどの緩衝材35を介して受け部材34に載置し、ガラスパネルPの重量やガラスパネルに作用する風力などの外力を、緩衝材35と受け部材34を介して、躯体側の側面サッシュ33に伝達して、上下で隣り合うガラスパネルPどうしの突合せ部にシール材11を充填しておくことも行われている(以下、第2従来技術という)(周知技術であり、先行技術文献情報を開示できない)。
また、ガラスパネルの複数を、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、上下に並べて支持するために、図22,図23に示すように、上下両端部を躯体側に固定してある金属製側面サッシュ33の内側に受け部材34を設けて、ガラスパネルPの下端側コーナー角部を、硬質樹脂製のセッテングブロックなどの緩衝材35を介して受け部材34に載置し、ガラスパネルPの重量やガラスパネルに作用する風力などの外力を、緩衝材35と受け部材34を介して、躯体側の側面サッシュ33に伝達して、上下で隣り合うガラスパネルPどうしの突合せ部にシール材11を充填しておくことも行われている(以下、第2従来技術という)(周知技術であり、先行技術文献情報を開示できない)。
上記第1従来技術のガラスパネル支持構造は、ガラスパネルの下側端面を下側サッシュ部分の内側に装着してある緩衝材に載置して、ガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力を、緩衝材と下側サッシュ部分とを介して、躯体側に伝達することで、ガラスパネルを躯体側に支持してあるので、緩衝材が下側サッシュ部分の内側に隠れるように、下側サッシュ部分の上下寸法が大きいサッシュを使用する必要があり、その結果、ガラスパネルの大きさが制約されて、外観や視界を損ない易い欠点がある。
また、ガラスパネルの複数を、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、上下に並べて支持してあるような場合は、緩衝材を介して下側サッシュ部分で受け止めたガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力が、その下側のガラスパネルに外力として作用しないように、下側サッシュ部分の剛性が大きい大型のサッシュを使用する必要があり、この場合は、ガラスパネルの大きさが一層制約されて、外観や視界を一層損ない易い欠点がある。
上記第2従来技術のガラスパネル支持構造は、ガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力を側面サッシュに伝達するので、第1従来技術のような下側サッシが不要になるが、受け部材を側面サッシュの内側に隠れるように設ける必要があるので、側面サッシュが大きくなって、ガラスパネルの大きさが制約され、また、下側のガラスパネルに上側のガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力が作用しないように、剛性が大きい大型の受け部材を設ける必要がある場合は、上下のガラスパネル同士の間隔が広くなって、シール材の上下幅が広くなり、ガラスパネルの大きさが更に制約を受けることは第1従来技術と同様である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、外観や視界を損ないにくいガラスパネル支持構造を提供することを目的とする。
また、ガラスパネルの複数を、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、上下に並べて支持してあるような場合は、緩衝材を介して下側サッシュ部分で受け止めたガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力が、その下側のガラスパネルに外力として作用しないように、下側サッシュ部分の剛性が大きい大型のサッシュを使用する必要があり、この場合は、ガラスパネルの大きさが一層制約されて、外観や視界を一層損ない易い欠点がある。
上記第2従来技術のガラスパネル支持構造は、ガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力を側面サッシュに伝達するので、第1従来技術のような下側サッシが不要になるが、受け部材を側面サッシュの内側に隠れるように設ける必要があるので、側面サッシュが大きくなって、ガラスパネルの大きさが制約され、また、下側のガラスパネルに上側のガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力が作用しないように、剛性が大きい大型の受け部材を設ける必要がある場合は、上下のガラスパネル同士の間隔が広くなって、シール材の上下幅が広くなり、ガラスパネルの大きさが更に制約を受けることは第1従来技術と同様である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、外観や視界を損ないにくいガラスパネル支持構造を提供することを目的とする。
本発明の第1特徴構成は、ガラスパネルを躯体側に支持してあるガラスパネル支持構造であって、両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、前記ガラスパネルの端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してある点にある。
〔作用及び効果〕
両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、ガラスパネルの端面を、その長手方向に沿って略一連に支持して、ガラスパネルを躯体側に支持してあるので、ガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力を索条体で受け止めて、従来のような緩衝材や下側サッシュ部分、或いは、ガラスパネルの下端側コーナー角部を載置する受け部材を介さずに、その索条体を介して躯体側に伝達することができ、その結果、ガラスパネルの大きさに制約を受けにくくなって、外観や視界を損ないにくい。
両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、ガラスパネルの端面を、その長手方向に沿って略一連に支持して、ガラスパネルを躯体側に支持してあるので、ガラスパネルの重量やガラスパネルに作用する外力を索条体で受け止めて、従来のような緩衝材や下側サッシュ部分、或いは、ガラスパネルの下端側コーナー角部を載置する受け部材を介さずに、その索条体を介して躯体側に伝達することができ、その結果、ガラスパネルの大きさに制約を受けにくくなって、外観や視界を損ないにくい。
本発明の第2特徴構成は、前記端面のうちの下側端面にその長手方向に沿って形成してある溝に、前記索条体を入り込ませてある点にある。
〔作用及び効果〕
ガラスパネルの下側端面にその長手方向に沿って形成してある溝に、下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体を入り込ませてあるので、索条体の外れ止め用の金具などを特に設けることなく、索条体が下側端面から外れないように保持できる。
ガラスパネルの下側端面にその長手方向に沿って形成してある溝に、下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体を入り込ませてあるので、索条体の外れ止め用の金具などを特に設けることなく、索条体が下側端面から外れないように保持できる。
本発明の第3特徴構成は、前記索条体を帯状に形成して、前記端面のうちの下側端面をその全幅に亘って包み込むように支持してある点にある。
〔作用及び効果〕
ガラスパネルの下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体を帯状に形成して、下側端面をその全幅に亘って包み込むように支持してあるので、索条体の外れ止め用の金具などを特に設けることなく、索条体が下側端面から外れないように保持できる。
ガラスパネルの下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体を帯状に形成して、下側端面をその全幅に亘って包み込むように支持してあるので、索条体の外れ止め用の金具などを特に設けることなく、索条体が下側端面から外れないように保持できる。
本発明の第4特徴構成は、前記索条体が前記ガラスパネルの横向き端面に略沿うように、前記両端部を躯体側に固定してある点にある。
〔作用及び効果〕
ガラスパネルの下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体が、ガラスパネルの横向き端面に略沿うように、索条体の両端部を躯体側に固定してあるので、ガラスパネルの横向き端面に対向している躯体側との隙間や、複数のガラスパネルを横向き端面同士が対向するように配置してある場合における横向き端面同士の隙間が小さくなるように、ガラスパネルを躯体側に支持することができる。
ガラスパネルの下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体が、ガラスパネルの横向き端面に略沿うように、索条体の両端部を躯体側に固定してあるので、ガラスパネルの横向き端面に対向している躯体側との隙間や、複数のガラスパネルを横向き端面同士が対向するように配置してある場合における横向き端面同士の隙間が小さくなるように、ガラスパネルを躯体側に支持することができる。
本発明の第5特徴構成は、前記ガラスパネルの複数を、躯体側に固定してある縦フレームを挟んで、前記横向き端面同士が対向するように配置するとともに、前記索条体の少なくとも一端部を前記縦フレームに固定してある点にある。
〔作用及び効果〕
ガラスパネルの複数を、躯体側に固定してある縦フレームを挟んで、横向き端面同士が対向するように配置するとともに、ガラスパネルの下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体の少なくとも一端部を縦フレームに固定して、索条体の両端部を躯体側に固定してあるので、複数のガラスパネルを、横向き端面同士の間に配置してある縦フレームを利用して、短い索条体でも、横向き端面同士の隙間が小さくなるように、ガラスパネルを躯体側に支持することができる。
ガラスパネルの複数を、躯体側に固定してある縦フレームを挟んで、横向き端面同士が対向するように配置するとともに、ガラスパネルの下側端面をその長手方向に沿って略一連に支持している索条体の少なくとも一端部を縦フレームに固定して、索条体の両端部を躯体側に固定してあるので、複数のガラスパネルを、横向き端面同士の間に配置してある縦フレームを利用して、短い索条体でも、横向き端面同士の隙間が小さくなるように、ガラスパネルを躯体側に支持することができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1,図2は、床スラブ1や縦壁2などの躯体Aで矩形に区画された建物外周部に、単板の強化板ガラスからなる四角形(矩形)のガラスパネルP(P1,P2)の複数を、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、端面3,4,5同士が略平行に対向するように上下左右に並べて躯体A側に支持してある本発明によるガラスパネル支持構造を示し、左右方向で隣り合うガラスパネルP同士は、上下両端を躯体A側に固定してあるステンレス鋼やアルミ合金などの金属製の縦フレーム6を挟んで、横向き端面4同士が互いに対向するように配置してある。
〔第1実施形態〕
図1,図2は、床スラブ1や縦壁2などの躯体Aで矩形に区画された建物外周部に、単板の強化板ガラスからなる四角形(矩形)のガラスパネルP(P1,P2)の複数を、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、端面3,4,5同士が略平行に対向するように上下左右に並べて躯体A側に支持してある本発明によるガラスパネル支持構造を示し、左右方向で隣り合うガラスパネルP同士は、上下両端を躯体A側に固定してあるステンレス鋼やアルミ合金などの金属製の縦フレーム6を挟んで、横向き端面4同士が互いに対向するように配置してある。
前記ガラスパネルPの各々は、図3にも示すように、可撓性を備えた各別の索条体7で、ガラスパネルPの下側端面3をその長手方向に沿って全長に亘って略一連に吊り下げるように支持して、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、各索条体7は単一の鋼製ワイヤー8を樹脂製の被覆材9で被覆して構成してあり、下側端面3の長手方向両端で横向き端面4に沿うように上方に屈曲させて、下側端面3と横向き端面4とに亘って巻き掛けるように装着し、その両端部を横向き端面4に対向する範囲内の高さ位置で躯体A側に固定してある。
つまり、躯体A側に沿わせて配置してある端部ガラスパネルP1の下側端面3は、両端部をフック10などで縦壁2と縦フレーム6とに夫々固定してある索条体7で全長に亘って支持し、左右の端部ガラスパネルP1間に配置してある中間ガラスパネルP2の下側端面3は、両端部をフック10などで縦フレーム6に固定してある索条体7で全長に亘って支持してあり、図4に示すように、上下で隣り合うガラスパネルP同士の目地部やガラスパネルPと躯体Aとの間に充填したシリコーン樹脂などの弾性シール材11の中に索条体7を埋め込んで、索条体7が下側端面3から外れないように保持してある。
前記縦フレーム6は、図3,図5に示すように、横断面形状がH形のガラス保持部12と横断面形状が略正方形の角柱部13とを一体に備えた柱状に形成してあり、ガラス保持部12の左右の凹溝部14にガラスパネルPの横向き端面4を入り込ませて、ガラスパネルPのガラス面と凹溝部14との隙間をシリコーン樹脂などの弾性シール材11で塞いである。
〔第2実施形態〕
図6は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、二枚の強化板ガラスBを樹脂フィルムCを挟んで接合してある合わせガラスで構成してあるガラスパネルPを、両端部を躯体A側に固定してある可撓性を備えた二本の索条体7で、ガラスパネルPの下側端面3を、各強化板ガラスB毎に、その長手方向に沿って略一連に支持して、ガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図6は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、二枚の強化板ガラスBを樹脂フィルムCを挟んで接合してある合わせガラスで構成してあるガラスパネルPを、両端部を躯体A側に固定してある可撓性を備えた二本の索条体7で、ガラスパネルPの下側端面3を、各強化板ガラスB毎に、その長手方向に沿って略一連に支持して、ガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第3実施形態〕
図7は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、複層ガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、両端部を躯体A側に固定してある可撓性を備えた二本の索条体7で、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
図7は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、複層ガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、両端部を躯体A側に固定してある可撓性を備えた二本の索条体7で、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
図7(イ)は、二枚の強化板ガラスBの外周部をスペーサDを挟んで接合してある複層ガラスで構成してあるガラスパネルPの下側端面3を、各強化板ガラスBの端面毎に装着した索条体7でその長手方向に沿って略一連に支持してある実施形態を示し、図7(ロ)は、強化板ガラスBと合わせガラスEとの外周部をスペーサDを挟んで接合してある複層ガラスで構成してあるガラスパネルPの下側端面3を、強化板ガラスBと合わせガラスEの端面毎に装着した索条体7でその長手方向に沿って略一連に支持してある実施形態を示している。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第4実施形態〕
図8は、第1〜第3実施形態の変形例を示し、各ガラスパネルPを構成している強化板ガラスBや合わせガラスEの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状が半円形の溝15を全長に亘って形成し、索条体7をこの半円形の溝15に入り込ませて下側端面3から外れないように保持してある。
その他の構成は第1〜第3実施形態と同様である。
図8は、第1〜第3実施形態の変形例を示し、各ガラスパネルPを構成している強化板ガラスBや合わせガラスEの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状が半円形の溝15を全長に亘って形成し、索条体7をこの半円形の溝15に入り込ませて下側端面3から外れないように保持してある。
その他の構成は第1〜第3実施形態と同様である。
〔第5実施形態〕
図9は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、二枚の強化板ガラスBを樹脂フィルムCを挟んで接合してある合わせガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、各強化板ガラスBの樹脂フィルムCを挟んで互いに対向する角部を面取りして、ガラスパネルPの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状がV字形の溝15を全長に亘って形成し、索条体7を、このV字形の溝15に入り込ませて下側端面3から外れないように保持してある。
図9は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、二枚の強化板ガラスBを樹脂フィルムCを挟んで接合してある合わせガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、各強化板ガラスBの樹脂フィルムCを挟んで互いに対向する角部を面取りして、ガラスパネルPの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状がV字形の溝15を全長に亘って形成し、索条体7を、このV字形の溝15に入り込ませて下側端面3から外れないように保持してある。
図9(イ)は、アルミ合金などで形成した横断面形状がV字形の緩衝用板材16を挟んで、索条体7をV字形の溝15に入り込ませてある実施形態を示し、図9(ロ)は、緩衝用板材16を挟まずに、索条体7をV字形の溝15に入り込ませてある実施形態を示している。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第6実施形態〕
図10は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、三枚の強化板ガラスBを樹脂フィルムCを挟んで接合してある合わせガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、中間の強化板ガラスB1の端面を両側の強化板ガラスB2の端面よりも入り込ませて、ガラスパネルPの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状がコの字形の溝15を全長に亘って形成し、索条体7を、このコの字形の溝15に入り込ませて下側端面3から外れないように保持してある。
図10は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、三枚の強化板ガラスBを樹脂フィルムCを挟んで接合してある合わせガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、中間の強化板ガラスB1の端面を両側の強化板ガラスB2の端面よりも入り込ませて、ガラスパネルPの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状がコの字形の溝15を全長に亘って形成し、索条体7を、このコの字形の溝15に入り込ませて下側端面3から外れないように保持してある。
図10(イ)は、アルミ合金などで形成した横断面形状がコの字形の緩衝用板材16を挟んで、索条体7をコの字形の溝15に入り込ませてある実施形態を示し、図10(ロ)は、左右の強化板ガラスB2の端面とコの字形の溝15の内面とに沿って一連のアルミ合金などで形成した緩衝用板材16を挟んで、索条体7をコの字形の溝15に入り込ませてある実施形態を示している。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第7実施形態〕
図11は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、二枚の強化板ガラスBの外周部をスペーサDを挟んで接合してある複層ガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、スペーサDを二枚の強化板ガラスBの端面よりも入り込ませて、ガラスパネルPの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状がコの字形の溝15を全長に亘って形成し、左右の強化板ガラスBの端面とコの字形の溝15の内面とに沿って一連のアルミ合金などで形成した緩衝用板材16を挟んで、索条体7をコの字形の溝15に入り込ませて、下側端面3から外れないように保持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図11は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、二枚の強化板ガラスBの外周部をスペーサDを挟んで接合してある複層ガラスで構成してあるガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してあり、スペーサDを二枚の強化板ガラスBの端面よりも入り込ませて、ガラスパネルPの下側端面3に、その長手方向に沿って、横断面形状がコの字形の溝15を全長に亘って形成し、左右の強化板ガラスBの端面とコの字形の溝15の内面とに沿って一連のアルミ合金などで形成した緩衝用板材16を挟んで、索条体7をコの字形の溝15に入り込ませて、下側端面3から外れないように保持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第8実施形態〕
図12は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、ガラスパネルPの下側端面3に、躯体A側に係止自在な鈎部17を備えたアルミ合金などの金属製の支持部材18を一連に装着し、この支持部材18に長手方向に沿って一連に形成してある溝15に入り込ませた索条体7で、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って一連に支持して、ガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してある。
図12は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、ガラスパネルPの下側端面3に、躯体A側に係止自在な鈎部17を備えたアルミ合金などの金属製の支持部材18を一連に装着し、この支持部材18に長手方向に沿って一連に形成してある溝15に入り込ませた索条体7で、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って一連に支持して、ガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してある。
前記支持部材18には、ガラスパネルPの下側端面3を入り込ませるガラス受け溝19を長手方向に沿って一連に形成してあり、ガラスパネルPの下側端面3を傾斜面に形成すると共に、この傾斜下側端面3に対向するパネル受け面20をガラス受け溝19に形成して、アルミ合金などで形成した緩衝用板材16を傾斜下側端面3とパネル受け面20とで挟み付けるとともに、鈎部17とガラスパネルPのガラス面との間に硬質のバックアップ部材21を押し込んで、ガラスパネルPの下端部をガラス受け溝19に楔状に入り込ませ、バックアップ部材21を覆う弾性シール材22を、鈎部17とガラスパネルPのガラス面との間に充填してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第9実施形態〕
図13は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、上下に配置してあるガラスパネルPの下側端面3と上側端面5とを、シリコーン樹脂製の四角筒状ガスケット23を挟んで接着材26で互いに接着し、複数の鋼製ワイヤー8を並べて樹脂製の被覆材9で被覆してある帯状の索条体7をガスケット23の内部に挿通するとともに、その両端部を躯体A側に固定して、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図13は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、上下に配置してあるガラスパネルPの下側端面3と上側端面5とを、シリコーン樹脂製の四角筒状ガスケット23を挟んで接着材26で互いに接着し、複数の鋼製ワイヤー8を並べて樹脂製の被覆材9で被覆してある帯状の索条体7をガスケット23の内部に挿通するとともに、その両端部を躯体A側に固定して、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第10実施形態〕
図14は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、凹溝24を上下に一体に備えたアルミ合金製の四角筒状フレーム25を使用して、上下に配置してあるガラスパネルPの上端部と下端部とを夫々凹溝24に入り込ませるとともに、各凹溝24に充填した接着材26で、上下のガラスパネルPの上端部と下端部とを、四角筒状フレーム25を挟んで互いに接着し、この四角筒状フレーム25の内部に挿通した帯状の索条体7の両端部を躯体A側に固定して、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
尚、索条体7は、第9実施形態と同様に、複数の鋼製ワイヤー8を樹脂製の被覆材9で被覆して帯状に形成してあるが、金属製の帯材で構成してあっても良い。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図14は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、凹溝24を上下に一体に備えたアルミ合金製の四角筒状フレーム25を使用して、上下に配置してあるガラスパネルPの上端部と下端部とを夫々凹溝24に入り込ませるとともに、各凹溝24に充填した接着材26で、上下のガラスパネルPの上端部と下端部とを、四角筒状フレーム25を挟んで互いに接着し、この四角筒状フレーム25の内部に挿通した帯状の索条体7の両端部を躯体A側に固定して、ガラスパネルPの下側端面3を、その長手方向に沿って略一連に支持してある。
尚、索条体7は、第9実施形態と同様に、複数の鋼製ワイヤー8を樹脂製の被覆材9で被覆して帯状に形成してあるが、金属製の帯材で構成してあっても良い。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第11実施形態〕
図15は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、可撓性を備えた索条体7を高強度繊維などでガラスパネルPの厚さよりも幅広の帯状に形成し、下側端面3を全長に亘ってこの帯状の索条体7で全幅に亘って包み込むように支持して、ガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
図15は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、可撓性を備えた索条体7を高強度繊維などでガラスパネルPの厚さよりも幅広の帯状に形成し、下側端面3を全長に亘ってこの帯状の索条体7で全幅に亘って包み込むように支持して、ガラスパネルPを、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で、躯体A側に支持してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第12実施形態〕
図16,図17は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、上下両端を躯体A側に固定してある支柱27を設け、上下左右に隣り合う四角形のガラスパネルPのコーナー角部同士が十字状に向き合う箇所毎に対応させて、横断面形状がH形のステンレス鋼などの金属製のガラス保持具28を支柱27に固定してある。
図16,図17は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、上下両端を躯体A側に固定してある支柱27を設け、上下左右に隣り合う四角形のガラスパネルPのコーナー角部同士が十字状に向き合う箇所毎に対応させて、横断面形状がH形のステンレス鋼などの金属製のガラス保持具28を支柱27に固定してある。
そして、各ガラスパネルPのコーナー角部をガラス保持具28の凹溝部29に入り込ませるとともに、両端部を凹溝部29の内側に固定してある索条体7で各ガラスパネルPの下側端面3をその長手方向に沿って全長に亘って略一連に載置支持して、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で躯体A側に支持し、上下左右で隣り合うガラスパネルP同士の目地部やガラスパネルPと凹溝部29との間に弾性シール材11を充填してある。
また、ガラスパネルPどうしの左右方向の突き合わせ部に沿って、前述と同様のガラス保持具28a(28)を支柱27に固定し、このガラス保持具28aの凹溝部29に各ガラスパネルPの横向き端面4を入り込ませて、ガラスパネルPのガラス面に直交する方向の変位を規制してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第13実施形態〕
図18,図19は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、建物の外周壁や区画壁を形成している壁ガラスパネル30に対して、リブガラスパネルPを略直角に配置して支持してある。
図18,図19は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、建物の外周壁や区画壁を形成している壁ガラスパネル30に対して、リブガラスパネルPを略直角に配置して支持してある。
前記リブガラスパネルPは、両端部を天井躯体A1側に固定してある索条体7でその下側端面3を長手方向に沿って全長に亘って略一連に載置支持して、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で壁ガラスパネル30に対して略直交させる姿勢で、躯体A側に支持するとともに、リブガラスパネルPの下端部を入り込ませるサッシュ31を、壁ガラスパネル30の下端部を保持している壁側サッシュ32に一体に設け、リブガラスパネルPと壁ガラスパネル30との間に弾性シール材11を充填してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔第14実施形態〕
図20,図21は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、建物の外周壁や区画壁を形成している壁ガラスパネル30に対して、壁ガラスパネル30の高さよりも短いリブガラスパネルPを、壁ガラスパネル30の上端部と上下方向中間部とに亘って略直角に配置して支持してある。
図20,図21は、本発明によるガラスパネル支持構造の別実施形態を示し、建物の外周壁や区画壁を形成している壁ガラスパネル30に対して、壁ガラスパネル30の高さよりも短いリブガラスパネルPを、壁ガラスパネル30の上端部と上下方向中間部とに亘って略直角に配置して支持してある。
前記リブガラスパネルPは、両端部を天井躯体A1側に固定してある索条体7でその下側端面3を長手方向に沿って全長に亘って略一連に載置支持して、ガラス面を上下方向に沿わせた姿勢で壁ガラスパネル30に対して略直交させる姿勢で、躯体A側に支持するとともに、リブガラスパネルPと壁ガラスパネル30との間に弾性シール材11を充填してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるガラスパネル支持構造は、ガラスパネルを、ガラス面を鉛直に対して90度未満の任意の角度で傾斜させて躯体側に支持してあっても良い。
この場合、鉛直に対して45度以下、好ましくは30度以下、更に好ましくは15度以下であれば良い。
2.本発明によるガラスパネル支持構造は、鎖状や網状の索条体や、繊維製の紐などの索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
3.本発明によるガラスパネル支持構造は、一部をステンレス鋼などの金属製の棒材や帯材で構成してある索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
4.本発明によるガラスパネル支持構造は、長手方向に沿って材質や寸法形状が異なる索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
この場合、ガラスパネルの下側端面と横向き端面との交差部位に沿って容易に変形するように、長手方向に沿って材質や寸法形状が異なる索条体を適宜選択して使用できる。
5.本発明によるガラスパネル支持構造は、支持対象ガラスパネルよりも高い位置に端部を固定してある索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
6.本発明によるガラスパネル支持構造は、ガラスパネルの下側端面の長手方向端部において、斜め上方に向けて架設してある索条体で、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
7.本発明によるガラスパネル支持構造は、両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、ガラスパネルの下側端面のうちの長手方向一部分のみを、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
8.本発明によるガラスパネル支持構造は、下側端面がその長手方向に沿って下向きに湾曲しているガラスパネルや、対角線の方向で互いに対向するコーナー角部を上下に配置して支持してある多角形のガラスパネルのように、下側端面がその長手方向に沿って任意の形状に形成してあるガラスパネルを支持してあっても良い。
9.本発明によるガラスパネル支持構造は、ガラスパネルの下側端面のうち、長手方向端部の下側端面にのみ、その長手方向に沿って形成してある溝に、索条体を入り込ませてあっても良い。
10.本発明によるガラスパネル支持構造は、複数のガラスパネルの下側端面を、共通の索条体でその長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
11.本発明によるガラスパネル支持構造は、上下に並べた複数のガラスパネルを一つの索条体で一体に支持するために設けてあっても良い。
つまり、上下に隣り合うガラスパネルどうしの間に緩衝材などを挟んで、上方のガラスパネルの重量が下方のガラスパネルに伝達されるように配置し、両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、最下部のガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持して、上下に隣り合うガラスパネルを一体に支持しても良い。
12.本発明によるガラスパネル支持構造は、強化板ガラス,半強化板ガラス,フロート板ガラス、型板ガラス,網入板ガラス,熱線吸収板ガラス,熱線反射板ガラス,各種表面処理を施してある板ガラス等の単板からなるガラスパネル、或いは、これらの板ガラスを適宜組み合わせて構成してある合わせガラスや複層ガラスからなるガラスパネルを支持してあっても良い。
1.本発明によるガラスパネル支持構造は、ガラスパネルを、ガラス面を鉛直に対して90度未満の任意の角度で傾斜させて躯体側に支持してあっても良い。
この場合、鉛直に対して45度以下、好ましくは30度以下、更に好ましくは15度以下であれば良い。
2.本発明によるガラスパネル支持構造は、鎖状や網状の索条体や、繊維製の紐などの索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
3.本発明によるガラスパネル支持構造は、一部をステンレス鋼などの金属製の棒材や帯材で構成してある索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
4.本発明によるガラスパネル支持構造は、長手方向に沿って材質や寸法形状が異なる索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
この場合、ガラスパネルの下側端面と横向き端面との交差部位に沿って容易に変形するように、長手方向に沿って材質や寸法形状が異なる索条体を適宜選択して使用できる。
5.本発明によるガラスパネル支持構造は、支持対象ガラスパネルよりも高い位置に端部を固定してある索条体を使用して、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
6.本発明によるガラスパネル支持構造は、ガラスパネルの下側端面の長手方向端部において、斜め上方に向けて架設してある索条体で、ガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
7.本発明によるガラスパネル支持構造は、両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、ガラスパネルの下側端面のうちの長手方向一部分のみを、その長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
8.本発明によるガラスパネル支持構造は、下側端面がその長手方向に沿って下向きに湾曲しているガラスパネルや、対角線の方向で互いに対向するコーナー角部を上下に配置して支持してある多角形のガラスパネルのように、下側端面がその長手方向に沿って任意の形状に形成してあるガラスパネルを支持してあっても良い。
9.本発明によるガラスパネル支持構造は、ガラスパネルの下側端面のうち、長手方向端部の下側端面にのみ、その長手方向に沿って形成してある溝に、索条体を入り込ませてあっても良い。
10.本発明によるガラスパネル支持構造は、複数のガラスパネルの下側端面を、共通の索条体でその長手方向に沿って略一連に支持してあっても良い。
11.本発明によるガラスパネル支持構造は、上下に並べた複数のガラスパネルを一つの索条体で一体に支持するために設けてあっても良い。
つまり、上下に隣り合うガラスパネルどうしの間に緩衝材などを挟んで、上方のガラスパネルの重量が下方のガラスパネルに伝達されるように配置し、両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、最下部のガラスパネルの下側端面を、その長手方向に沿って略一連に支持して、上下に隣り合うガラスパネルを一体に支持しても良い。
12.本発明によるガラスパネル支持構造は、強化板ガラス,半強化板ガラス,フロート板ガラス、型板ガラス,網入板ガラス,熱線吸収板ガラス,熱線反射板ガラス,各種表面処理を施してある板ガラス等の単板からなるガラスパネル、或いは、これらの板ガラスを適宜組み合わせて構成してある合わせガラスや複層ガラスからなるガラスパネルを支持してあっても良い。
3 下側端面
4 横向き端面
6 縦フレーム
7 索条体
15 溝
A 躯体
P ガラスパネル
4 横向き端面
6 縦フレーム
7 索条体
15 溝
A 躯体
P ガラスパネル
Claims (5)
- ガラスパネルを躯体側に支持してあるガラスパネル支持構造であって、
両端部を躯体側に固定してある可撓性を備えた索条体で、前記ガラスパネルの端面を、その長手方向に沿って略一連に支持してあるガラスパネル支持構造。 - 前記端面のうちの下側端面にその長手方向に沿って形成してある溝に、前記索条体を入り込ませてある請求項1記載のガラスパネル支持構造。
- 前記索条体を帯状に形成して、前記端面のうちの下側端面をその全幅に亘って包み込むように支持してある請求項1記載のガラスパネル支持構造。
- 前記索条体が前記ガラスパネルの横向き端面に略沿うように、前記両端部を躯体側に固定してある請求項2又は3のいずれか1項記載のガラスパネル支持構造。
- 前記ガラスパネルの複数を、躯体側に固定してある縦フレームを挟んで、前記横向き端面同士が対向するように配置するとともに、
前記索条体の少なくとも一端部を前記縦フレームに固定してある請求項4記載のガラスパネル支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180828A JP2007002434A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | ガラスパネル支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005180828A JP2007002434A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | ガラスパネル支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007002434A true JP2007002434A (ja) | 2007-01-11 |
Family
ID=37688296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005180828A Withdrawn JP2007002434A (ja) | 2005-06-21 | 2005-06-21 | ガラスパネル支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007002434A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011081606A2 (en) * | 2010-01-04 | 2011-07-07 | David Bellette | A glazing system |
JP2020083707A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 旭ビルウォール株式会社 | 金属片内蔵合わせガラス |
-
2005
- 2005-06-21 JP JP2005180828A patent/JP2007002434A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011081606A2 (en) * | 2010-01-04 | 2011-07-07 | David Bellette | A glazing system |
WO2011081606A3 (en) * | 2010-01-04 | 2011-11-10 | David Bellette | A glazing system |
JP2020083707A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 旭ビルウォール株式会社 | 金属片内蔵合わせガラス |
JP7169176B2 (ja) | 2018-11-27 | 2022-11-10 | 旭ビルウォール株式会社 | 金属片内蔵合わせガラス |
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Legal Events
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Effective date: 20090528 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |