JP2007001539A - 車両用衝突制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行者がフロントフードに衝突する際の衝撃を保護手段で吸収させた後、保護手段を戻さなくても運転者の視界を充分に確保できるようにする。
【解決手段】ECU21が歩行者の車体前部への衝突を検出すると、歩行者保護装置11を介してフロントフード2を押し上げ、フロントフード2上に倒れかかるときの衝撃を吸収する。同時に、運転席シートの高さ位置を調整するシートリフタ14に設けられている上限リミッタを解除し、高さ方向の移動領域を拡大する。その結果、シートリフタ14にて運転席シート13を更に上昇させることが可能となり、運転者の視界を確保することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、被衝突物がフロントフード上に衝突する際の衝撃を吸収する車両用衝突制御装置に関する。
従来、この種の車両用衝突制御装置では、フロントフードに対し歩行者を代表とする被衝突物が二次衝突する際の衝撃を吸収する保護手段を併設するものが多い。この保護手段としては、車両のフロントフード上にエアバッグを展開させて被衝突物の衝撃を吸収するフロントフードエアバッグや、フロントフード自体を跳ね上げて、このフロントフードを緩衝材として機能させて被衝突物の衝撃を吸収する押し上げ式フロントフード等が知られている。
ところで、被衝突物の衝突を検知してフロントフード上にエアバッグが展開され、或いはフロントフードが押し上げられると、運転者の視界が妨げられ、自車両を修理工場等へ搬送する際の運転に支障を来すことになる。
そのため、例えば特許文献1(特開2002−29369号公報)には、車両に被衝突物が衝突してフロントフードがリフトアップされ、この状態がロック機構を介して一定時間保持され、一定時間経過後に、ロック機構のロック状態を解除して、フロントフードを通常の位置へ戻す技術が開示されている。
又、特許文献2(特開平7−125604号公報)には、車両に被衝突物が衝突すると、フロントフードの上面を覆う柔軟な透明或いは網目状のフードシートが浮き上がり、このフードシートで被衝突物を受け止めることで衝撃を吸収する技術が開示されている。この特許文献2に開示されている技術によれば、フードシートが透明或いは網目状に形成されているため、フードシートが浮き上がっても運転者の視界はある程度確保することができる。
特開2002−29369号公報 特開平7−125604号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術では、フロントフードで被衝突物の衝撃を吸収するようにしているため、衝突時にフロントフードやロック機構が変形し易く、フロントフードを元の位置に正常に戻すことができなくなる場合があり、その後の運転において運転者の視界を充分に確保することが困難となる。
一方、特許文献2に開示されている技術では、フードシートが透明或いは網目状に形成されているため、そのままの状態でも視界はある程度確保することができるが、一般に、このようなフードシートは、衝突を検知して展開された後、フロントフード上に積み重ねられることとなるため、フロントフード上に積層されたフードシートによってやはり運転者の視界が妨げられてしまう不都合がある。
本発明は、上記事情に鑑み、被衝突物がフロントフードに衝突する際の衝撃を保護手段で吸収させた後、保護手段が、正常位置に戻らず或いはフロントフード上に積層された場合であっても、運転者の視界を充分に確保することのできる車両用衝突制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明による第1の車両用衝突制御装置は、被衝突物の車体前部への衝突を検出する衝突検出手段と、フロントフード上に衝突する上記被衝突物の衝撃を吸収する保護手段と、上記衝突検出手段で上記被衝突物の衝突を検出した際に上記保護手段を動作させる保護駆動手段と、運転席シートの高さ位置を調整する高さ位置調整手段とを備え、上記高さ位置調整手段は、上記保護駆動手段によって上記保護手段が動作された際に上記運転席シートの高さ方向の移動領域を拡大することを特徴とする。
第2の車両用衝突制御装置は、被衝突物の車体前部への衝突を検出する衝突検出手段と、フロントフード上に衝突する上記被衝突物の衝撃を吸収する保護手段と、上記衝突検出手段で上記被衝突物の衝突を検出した際に上記保護手段を動作させる保護駆動手段と、運転席シートの高さ位置を電動にて調整する高さ位置調整手段とを備え、上記高さ位置調整手段は、上記保護駆動手段によって上記保護手段が動作された際に上記運転席シートを上昇させることを特徴とする。
第3の車両用衝突制御装置は、被衝突物の車体前部への衝突を検出する衝突検出手段と、フロントフード上に衝突する上記被衝突物の衝撃を吸収する保護手段と、上記衝突検出手段で上記被衝突物の衝突を検出した際に上記保護手段を動作させる保護駆動手段と、運転席シートの高さ位置を調整する高さ位置調整手段とを備え、上記高さ位置調整手段は、上記保護駆動手段によって上記保護手段が動作された際に運転席シートの高さ方向の上限位置を規制する上限リミッタが解除可能となることを特徴とする。
本発明によれば、保護手段が動作すると、運転席シートの高さ位置を調整する高さ位置調整手段による運転席シートの高さ方向の移動量が拡大されるので、保護手段が、正常位置に戻らず或いはフロントフード上に積層された場合であっても、運転席シートを上昇させることで運転者の視界を充分に確保することができる。
以下、図面に基づいて本発明の一形態を説明する。図1〜図5に本発明の第1形態を示す。図1は荷重量検出センサの取付け状態を示す説明図、図2は車両用衝突制御装置の概略構成図である。
同図の符号1は自動車を代表とする車両の車体であり、この車体1の車体前部にエンジンルーム(図示せず)が設けられており、このエンジンルームの上部が開閉自在なフロントフード2にて覆われている。
又、車体1の前端部にフロントバンパ3が配設されている。このフロントバンパ3は、バンパフェース4と、その内側に配設されていると共に、車幅方向へ延出するバンパビーム5とを備えている。尚、バンパビーム5は、図示しない車体フレームに固定されており、被衝突物が衝突した際には弾性により形状が戻る方向に反発するように形状、強度が設計されている。
一方、フロントフード2は、その車体前後方向の後端部の車幅方向左右が、一対のステー10を介して車体に開閉自在に支持されている。尚、前端部はフードロック(図示せず)により車体側にロックされている。このステー10は、通常は折り畳まれた状態にあり、この折り畳まれた状態で通常のヒンジとして機能する。従って、フロントフード2は、フードロックを解錠すると、折り畳まれた状態のステー10を介して車体に支持された状態で前部側から開口される。
又、符号11は保護駆動手段としての歩行者保護装置である。この歩行者保護装置は、ステー10の近傍に配設されたアクチュエータ本体12と、このアクチュエータ本体12に接続されているインフレータ(図示せず)とを有している。アクチュエータ本体12は車体1に固設されており、このアクチュエータ本体12の上面からピストンロッド12aが延出されている。更に、このピストンロッド12aの上端面がフロントフード2の下面に当接されている。
インフレータは後述する電子制御ユニット21からの動作信号で作動し、このインフレータが作動すると、高圧ガスがアクチュエータ本体12に供給されて、ピストンロッド12aが押し上げられる。すると、このピストンロッド12aの上昇によりフロントフード2の後部両側が押し上げられ、同時に、ステー10が開いて、フロントフード2の押し上げられた状態が保持される。従って、本形態ではフロントフード2自体が保護手段としての機能を有している。
電子制御ユニット(ECU)21は、周知のCPU、ROM、RAM、タイマ(いずれも図示せず)などを備えたコンピュータ(マイクロコンピュータ)を主体に構成されており、その入力側に、衝突検出手段としての荷重量検出センサ6、車速を検出する車速センサ16等が接続されている。
図1に示すように、荷重量検出センサ6は、バンパビーム5の前面にバンパビーム5に沿って車幅方向へ延設された状態で配設されている。この荷重量検出センサ6はフロントバンパ3に作用する衝突荷重を物理量として検出し、ECU21へ出力する。
ECU21は、上述した各センサで検出したパラメータに基づいて被衝突物の衝突を検出すると共に、衝突した被衝突物が歩行者か否かを判定する。
そして、衝突した被衝突物が歩行者であると判定した場合、歩行者保護装置11を構成するインフレータに対して動作信号を出力する。
一方、符号13は運転席シートである。この運転席シート13は運転者が着座するシートクッション13aと、背もたれとなるシートバック13bとを有している。このシートクッション13aの底部が、高さ位置調整手段としてのシートリフタ14に連結され、このシートリフタ14が運転席シート13を前後方向へ移動させるシートスライダ18を介して車体1のフロアパネル(図示せず)に固設されている。
シートリフタ14は、運転席シート13を、図示しないパワーモータの動作により上下動させるもので、シートクッション13aの一側に配設されているシート調整スイッチユニット15のスイッチ操作により動作させることができる。シート調整スイッチユニット15には、シート上昇スイッチ15a、シート下降スイッチ15bが配設され、更に、図示しないがシート前後スイッチが配設されている。
図3に示すように、シートリフタ14は、マイクロコンピュータ等のコンピュータで構成された高さ位置制御部22、シート駆動部23、及び上限リミッタ解除部24を有している。シート上昇スイッチ15a、及びシート下降スイッチ15bは常開タイプであり、操作者がON操作している間だけON信号が出力される。このシート上昇スイッチ15a、或いはシート下降スイッチ15bをON操作すると、高さ位置制御部22がシート駆動部23に設けられているパワーモータ(図示せず)を駆動させて運転席シート13を上下動させる。同様に、図示しないシート前後スイッチをONすると、シートスライダ18が駆動して運転席シート13を前後動させる。
図4に示すように、運転席シート13の運転席シート13の移動領域には、上限位置と下限位置、及び前限位置と後限位置とが設定されており、運転席シート13が何れかの限界位置に達すると、リミッタ(上限リミッタ、下限リミッタ、前限リミッタ、後限リミッタ)がON動作して、運転席シート13の移動が規制される。
従って、高さ位置制御部22では、運転席シート13の上限位置を規制する上限リミッタからのON信号を受信すると、シート上昇スイッチ15aがON状態であっても、シート駆動部23に対しては駆動信号が出力されず、運転席シート13の上昇は停止される。
一方、上限リミッタ解除部24から解除信号が出力された場合は、上限リミッタからのON信号がキャンセルされ、従って、運転席シート13を更に上昇させることが可能となる。その結果、図4のハッチングで示すように高さ方向への移動量が拡大される。尚、この拡大領域の上昇端は、シートリフタ14が構造的に運転席シート13を、それ以上上昇させることのできない機械的な動作限界位置となる。
この上限リミッタ解除部24はECU21に接続されており、ECU21で、衝突した被衝突物が歩行者であると判定して、歩行者保護装置11に動作信号を出力すると、この動作信号が同時に、上限リミッタ解除部24に入力される。
上限リミッタ解除部24が、ECU21からの動作信号を受信すると、高さ位置制御部22に対し上限リミッタを解除する信号を出力する。その結果、高さ位置制御部22の上限リミッタが解除され、運転席シート13は、その上昇が機械的に制限される上昇端までの上昇が可能となる。
次に、このような構成による本形態の作用について説明する。車両を走行中、車体1の前部に被障害物が衝突すると、ECU21は、車速センサ16で検出した車速と、荷重量検出センサ6で検出した衝突時の衝撃荷重とに基づき、被衝突物が歩行者か否かを調べる。
すなわち、ECU21では、車速Sが予め設定したしきい値(例えば、15〜20km/h)以上で、且つ衝突時の衝撃荷重が設定荷重範囲(図5のf1〜f2)内で、且つ、この状態が設定時間(図5のt1〜t2)内のときは、被衝突物が歩行者であると判定し、歩行者保護装置11に動作信号を出力する。
歩行者保護装置11に動作信号を出力する場合とは、図5に示す衝突特性A0のような状態を言う。本形態では、車速Sが予め設定したしきい値以下の低速走行とみなせる場合は、被衝突物は歩行者ではないと判定する。
又、図5の衝突特性A1に示すように、実際の衝突荷重Fが荷重f1に到達しないような場合は、被衝突物が明らかに軽量であるため、この被衝突物は歩行者ではないと判定する。更に、同図の衝突特性A2に示すような、衝突時の衝撃が荷重f2を超えるような場合は、側壁、電柱等の重量物に衝突したと考えられるので、このような場合も被衝突物は歩行者ではないと判定する。又、同図の衝突特性A3に示すように、衝突時の衝撃がたとえ荷重f1〜f2の範囲内であっても、時間がt1〜t2の範囲に納まらない場合、被衝突物は固定物である可能性が高いため、このような場合も被衝突物は歩行者ではないと判定する。
そして、ECU21において、被衝突物が歩行者であると判定し、歩行者保護装置11に動作信号を出力すると、この歩行者保護装置11に設けられているインフレータから、フロントフード2の後部両側に設けられているアクチュエータ本体12に対して、高圧ガスが供給され、このガス圧でピストンロッド12aが急上昇する。その結果、このピストンロッド12aの上面にてフロントフード2の後部両側が押し上げられる。すると、このアクチュエータ本体12の近傍に配設されているステー10が開き、フロントフード2の押し上げられた状態が保持される。従って、歩行者がフロントフード2上に倒れかかると、そのときの衝撃がフロントフード2の変形により吸収され、歩行者に係る衝撃が緩和される。
一方、ECU21から出力された動作信号は、シートリフタ14の上限リミッタ解除部24へ入力される。上限リミッタ解除部24は、ECU21から動作信号が入力されると、高さ位置制御部22に対してリミッタ解除信号を出力する。すると、高さ位置制御部22は、運転席シート13の高さ方向への移動の上限を規制する上限リミッタからON信号が出力されても、このON信号をキャンセルする。
その後、運転者が車両を修理工場などへ運び込むために発進させようとすると、フロントガラスを通して認識される車体1前方の視野が、フロントフード2が押し上げられている分、妨げられているので、視界を確保するためにシート上昇スイッチ15aをON操作して、運転席シート13を上昇させる。
そして、この運転席シート13の上昇位置が上限リミッタに達すると、この上限リミッタから高さ位置制御部22にON信号が出力されるが、高さ位置制御部22には上限リミッタ解除部24からリミッタ解除信号が入力されているため、上限リミッタからのON信号がキャンセルされ、運転席シート13は上限リミッタを越えて更に上昇する。
このように、本形態では、ECU21から歩行者保護装置11に動作信号が出力されると、高さ位置制御部22では、運転席シート13の上昇限界位置を規制する上限リミッタからのON信号をキャンセルするようにしたので、図4にハッチングで示すように、運転席シート13の上昇領域が上限リミッタを越えて拡大される。
その結果、フロントフード2が変形されて元に戻らない場合であっても、運転席シート13を拡大領域まで上昇させることで良好な視界を確保することができる。又、歩行者保護装置11の非作動時には、シート13の上昇量が制限されているため、ドライバがシート13を過度に上昇させた状態で運転することはなくドライバを適正なドライビングポジションで運転させることができる。
又、図6に本発明の第2形態による車両用衝突制御装置の要部構成図を示す。尚、第1形態の図1、図2に示す構成部品と同一の構成部品については同一の符号を付して図面による説明を省略する。
上述した第1形態では、運転席シート13の動作を、シートリフタ14に設けられている高さ位置制御部22で電気的に制御するようにしたが、本形態では、高さ位置制御部22にて実行される制御動作を、電子制御ユニット(ECU)21で行わせるようにしたもので、作用効果は第1形態と同一である。
従って、ECU21で実行される運転席シート13の動作制御は、第1形態の高さ位置制御部22で行われる制御と同一であるため、説明を省略する。尚、符号26は運転席シート13の上限位置を規制する上限リミッタ、23aはシート駆動部23に設けられている高さ調整用パワーモータである。
又、図7に本発明の第3形態による車両用衝突制御装置の要部構成図を示す。尚、第1形態の図1、図2に示す構成部品と同一の構成部品については同一の符号を付して図面による説明を省略する。
上述した第1形態では、運転席シート13の動作を、シートリフタ14に設けられている高さ位置制御部22にて電気的に制御するようにしたが、本形態によるシートリフタ14はスイッチ回路で構成し、運転席シート13の上下方向を調整するパワーモータ23aの動作をスイッチの切換えで制御するようにしたものである。
すなわち、シートリフタ14に設けられている高さ調整用パワーモータ23aの上昇側端子が、上限リミッタ26を介してシート調整スイッチユニット15に接続され、下降側端子がシート調整スイッチユニット15に直接接続されている。
本形態の上限リミッタ26は2連スイッチであり、運転席シート13の高さが上限位置に達していない場合、第1接点26aが閉、第2接点26bが開の状態にある。そして、運転席シート13が上限位置に達すると第1接点26aが開、第2接点26bが閉となる。
更に、この上限リミッタ26の両接点26a,26bに設けられている固定接点がリレースイッチ31の可動接点31aと第1リレー接点31bとに各々接続されている。更に、第2リレー接点31cがシート上昇スイッチ15aの可動接点側に接続されている。又、リレースイッチ31のリレーコイル31dがECU21の出力ポートに接続されている。尚、図においては両スイッチ15a,15bがOFF状態を示している。
通常運転時、ECU21から歩行者保護装置11に対して動作信号は出力されていないため、シートリフタ14に設けられているリレースイッチ31のリレーコイル31dは非通電状態にある。この状態では、可動接点31aが第1リレー接点31bに接続されており、シート上昇スイッチ15aをONすると、定電圧Vcc(例えば+12V)がシート上昇スイッチ15a、上限リミッタ26の第1接点26a、リレースイッチ31の第1リレー接点31bを介して、パワーモータ23aの上昇側端子に通電される。すると、パワーモータ23aの駆動により運転席シート13が上昇する。
その後、運転席シート13が上限位置に達すると、上限リミッタ26が作動し、第1接点26aが開、第2接点26bが閉となる。その結果、パワーモータ23aに対する通電が遮断され、運転席シート13の上昇が停止する。
一方、ECU21から歩行者保護装置11に対して動作信号が出力されると、その信号がリレースイッチ31のリレーコイル31dにも通電され、このリレーコイル31dが励磁される。すると、可動接点31aが第2リレー接点31cに吸着され、高さ調整用パワーモータ23aの上昇側端子が、リレースイッチ31の可動接点31a、第2リレー接点31cを介してシート上昇スイッチ15aの可動端子側に接続される。
従って、上限リミッタ26の第1接点26aが開であっても、換言すれば運転席シート13が上限位置に達していても、シート上昇スイッチ15aをONすると、定電圧Vccが、このシート上昇スイッチ15a、リレースイッチ31を介して高さ調整用パワーモータ23aに通電される。その結果、運転席シート13の高さを、前述した図4に示す拡大領域まで高くすることができ、運転者の視界を良好に確保することができる。
又、図8〜図10に本発明の第4形態を示す。図8は車両用衝突制御装置の要部構成図、図9は衝突時高さ位置調整ルーチンを示すフローチャートである。
上述した各形態では、歩行者の衝突によりフロントフード2が押し上げられると、運転席シート13の上限位置を規制する上昇リミッタを解除し、運転席シート13の高さは運転者がシート上昇スイッチ15aを操作することで、拡大領域(図4参照)まで上昇される構成とした。
これに対し、本形態はECU21から歩行者保護装置11に動作信号が出力されると、自動的に運転席シート13を上昇させて、運転者の視界を確保するようにしたものである。
図9に示すように、このルーチンでは、先ずステップS1で、ECU21からの動作信号が入力されたか否かを調べ、動作信号が入力されていないときは入力されるまで待機する。
そして、動作信号が入力されるとステップS2へ進み、シート位置検出センサ27で検出した運転席シート13の前後方向の位置(シート前後位置)を読込む。このシート位置検出センサ27は、運転席シート13の前後位置を、基準位置からの変移量で検出するリニアエンコーダ、或いはリニアポテンショメータなどで構成されている。
そして、ステップS3で、シート位置検出センサ27で読込んだシート前後位置データに基づき、シート上昇量設定テーブルを参照して、目標シート上昇量Smを設定する。図10に示すように、シート上昇量設定テーブルには、運転席シート13の前後位置データをパラメータとして、運転席シート13が最前位置にあるとき最も大きな目標シート上昇量Smが設定されており、又、最後位置にあるとき最も小さな目標シート上昇量Smが設定されている。
すなわち、運転席シート13を最前位置方向に設定して運転する運転者の身長は比較的低い場合が多く、運転者の身長が高くなるに従い、運転席シート13を後ろ側へスライドさせて運転する場合が多い。従って、運転席シート13を最前位置方向にセットした状態で運転する運転者の身長は低いと想定し、目標シート上昇量Smの値を大きく設定して、運転者の視界を確保する。一方、最後位置方向にセットした状態で運転する運転者の身長は高いと想定し、このような運転者の視界は、既にある程度確保されていると考え、目標シート上昇量Smが低く抑えられている。尚、この目標シート上昇量Smは、シート前後位置に基づいて演算により求めるようにしても良い。
そして、ステップS4へ進み、パワーモータを駆動させて運転席シート13を自動的に上昇させる。次いで、ステップS5へ進み、このパワーモータの回転数などに基づいて算出したシート上昇量Suと目標シート上昇量Smとを比較し、シート上昇量Suが目標シート上昇量Smに達するまで、運転席シート13の上昇を継続させる。
その後、運転席シート13のシート上昇量Suが目標シート上昇量Smに達したとき、ステップS6へ進み、パワーモータの駆動を停止させ、運転席シート13の上昇を停止させて、ルーチンを終了する。
このように、本形態では、歩行者保護装置11の作動に同期して、運転席シート13を自動的に上昇させるようにしたので、フロントフード2が押し上げられてフロントガラスを通して認識される車体1前方の視界を有効に確保することができる。又、運転席シート13の上昇量(目標シート上昇量Sm)が、運転者の身長を間接的に検出する運転席シート13のシート前後位置に応じ、身長の低い運転者の場合は大きく、逆に身長の高い運転者の場合は小さく設定されるので、運転者の身長に拘わらず良好な視界を確保することができる。
又、図11〜図13に本発明の第5形態を示す。ここで、図11は運転席シートの側面図、図12はシートリフタの要部拡大図、図13は図12のXIII-XIII断面に相当する断面平面図である。
本形態では、高さ位置調整手段として手動式のシートリフタ32が示されている。このシートリフタ32は、シートスライダ18のアッパレール18aと運転席シート13のシートクッション13aのクッションフレーム(図示せず)との間に配設されている。シートリフタ32は、シートスライダ18とシートクッション13aとの間を連設するフロントリンク33a、及びリアリンク33bで4節リンク機構を構成しており、両リンク33a,33bをシートスライダ18のアッパレール18aに支持されている節点を中心として、図11の反時計回り方向へ回動させると運転席シート13が高くなり、逆方向へ回転させると低くなる。
リアリンク33bに揺動部材としての揺動ギヤ34がリンクロッド35を介して連設されている。この揺動ギヤ34はアッパレール18aにピン34aを介して回動自在に支持されており、又、図12に示すように、揺動ギヤ34のギヤ面34bに、操作レバー36の基部にラチェット(図示せず)を介して設けられたピニオン36aが噛合されている。この操作レバー36は、ピニオン36aの回転中心がシートクッション13aのクッションフレームに回動自在に支持されている。
運転者が操作レバー36のレバー部36bを把持して、図12の矢印で示す時計回り方向へ回転させると、ピニオン36a、ギヤ面34bを介して揺動ギヤ34が、図の反時計回り方向へ回動し、リンクロッド35を介してリアリンク33bを引く。すると、リアリンク33bが立ち上がり運転席シート13が上昇する。
又、図12、図13に示す揺動ギヤ34の側面に、上限リミッタが連設されている。上限リミッタは上限ストッパ37と、揺動ギヤ34の回転によって上限ストッパ37に当接自在なストッパピン38とを備えている。
上限ストッパ37は揺動ギヤ34の側面に固設されている。この上限ストッパ37は運転席シート13の上限位置を規制するもので、上限位置に達すると上限ストッパ37がストッパピン38のピン軸部38aに当接して、それ以上の上昇が阻止される。
又、ピン軸部38aの基端に摘み部38bが形成されている。この摘み部38bは、シートクッション13aの側面に配設されているサイドフレーム41に形成されているピン収容部41aに収容され、又、ピン軸部38aがピン収容部41aを貫通して揺動ギヤ34の側面に臨まされた状態で支持されている。
又、ピン収容部41aの開口部が、蓋体45で開閉自在にされている。この蓋体45の一端がピン収容部41aの開口部の一側にヒンジ45aを介して回動自在に支持されている。このヒンジ45aには捩りばね(図示せず)が内装されており、蓋体45は捩りばねにより開方向へ常時付勢されている。
更に、蓋体45の内面にフック受け部46が形成され、このフック受け部46に係合するフック44が、ピン収容部41aに固設されているモータアクチュエータ43のスピンドルに軸着されている。通常は、フック44がフック受け部46に係合して、蓋体45を閉状態に保持してる。従って、本形態では、これら各部材43〜46が、上限リミッタの解除を規制する規制手段として機能し、通常時は、ストッパピン38を外部から取り出すことはできない。
一方、歩行者が車体1の前部に衝突して、ECU21から歩行者保護装置11に動作信号が出力されると、その信号をモータアクチュエータ43が受信し、モータアクチュエータ43が動作する。すると、モータアクチュエータ43のスピンドルに軸着されているフック44が回転し、フック受け部46との係合が解離される。
その結果、蓋体45がヒンジ45aに内装されている捩りばねの付勢力で回動し、ピン収容部41aの開口部が解放され、ピン収容部41aが露呈する。そこで、運転者はピン収容部41aに収容されているストッパピン38の摘み部38bを把持し、ピン軸部38aを揺動ギヤ34側から抜き去る。
ストッパピン38を抜き去ると、揺動ギヤ34に固設されている上限ストッパ37に係合する対象物が消失するため、揺動ギヤ34は、運転席シート13を更に上昇させる方向へ回動が許容され、高さ方向の移動領域が拡大される。従って、運転者がシートリフタの操作レバー36を介して揺動ギヤ34を、図12の反時計回り方向へ更に回動させることで、運転席シート13を更に上昇させ、フロントフード2の押し上げにより妨げられている視界を確保することができる。
又、図14に本発明の第6形態による図13相当の断面平面図を示す。本形態は上述した第5形態の変形例である。第5形態では、上限ストッパ37に係合するストッパピン38を収容するピン収容部41aを蓋体45で閉塞し、歩行者保護装置11の作動に同期して蓋体45を解放させることで、運転者がストッパピン38の抜き去りを可能としたが、本形態では、ストッパピン38が自動的に抜けるようにしたものである。
すなわち、ストッパピン38の首下とピン収容部41aの底面のとの間に圧縮ばね47が介装されており、又、ストッパピン38の摘み部38bの頭部が、モータアクチュエータ43のスピンドルに軸支されているフック44で押さえられている。
ストッパピン38の摘み部38bの頭部が、フック44で押さえられているため、ピン軸部38aが圧縮ばね47の付勢力に抗して揺動ギヤ34の方向へ吐出した状態が維持されている。従って、本形態では、モータアクチュエータ43、フック44が、上限リミッタの解除を規制する規制手段として機能する。
一方、歩行者が車体1の前部に衝突して、ECU21から歩行者保護装置11に動作信号が出力されると、モータアクチュエータ43が動作して、このモータアクチュエータ43のスピンドルに軸着されているフック44が回転し、フック44がストッパピン38の摘み部38bの頭部から外れる。
すると、ストッパピン38が圧縮ばね47の付勢力を受けて抜き去られる方向へ後退する。その結果、第5形態と同様、揺動ギヤ34に固設されている上限ストッパ37に係合する対象物が消失するため、揺動ギヤ34は、運転席シート13を更に上昇させる方向へ回動が許容され、高さ方向の移動領域が拡大される。従って、運転者がシートリフタの操作レバー36を介して揺動ギヤ34を、図12の反時計回り方向へ更に回動させることで、運転席シート13を更に上昇させ、フロントフード2の押し上げにより妨げられている視界を確保することができる。
このように、本形態では、ストッパピン38が自動的に抜き去られるため、運転者は直ちに運転席シート13を拡大領域(図4参照)まで上昇させることができ、操作性が良い。
尚、本発明は上述した各形態に限るものではなく、例えば保護手段は、フロントフード2自体に限らず、フロントフード2上に展開されるエアバッグやネット等、フロントフード2とは別体に設けられていても良い。
又、上述した各形態においては、歩行者保護装置11を作動させる動作信号の高さ位置制御部22への入力応じて、運転席シート13の上限位置を規制する上昇リミッタの解除、或いは運転席シート13の高さ位置を自動調整する構成としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、例えば、歩行者保護装置11が作動したことを検知し、この検知信号の高さ位置制御部22への入力に応じて運転席シート13の上昇リミッタの解除、或いは自動調整を行うようにしても良い。更に、歩行者保護装置11が作動してから所定時間経過後にシートリフタの制御を行うようにしても良い。
第1形態による荷重量検出センサの取付け状態を示す説明図 同、車両用衝突制御装置を車体に組み込んだ状態の構成図 同、車両用衝突制御装置の基本構成図 同、運転席シートの移動領域を示す説明図 同、衝突荷重の衝突特性を状態別に示す説明図 第2形態による車両用衝突制御装置の要部構成図 第3形態による車両用衝突制御装置の要部構成図 第4形態による車両用衝突制御装置の要部構成図 同、衝突時高さ位置調整ルーチンを示すフローチャート 同、シート上昇量設定テーブルの説明図 第5形態による運転席シートの側面図 同、シートリフタの要部拡大図 同、図12のXIII-XIII断面に相当する断面平面図 第6形態による図13相当の断面平面図
符号の説明
1…車体、
2…フロントフード、
6…荷重量検出センサ、
11…歩行者保護装置、
12…アクチュエータ本体、
13…運転席シート、
14…シートリフタ、
15…シート調整スイッチユニット、
15a…シート上昇スイッチ、
15b…シート下降スイッチ、
16…車速センサ、
21…電子制御ユニット(ECU)、
22…高さ位置制御部、
23…シート駆動部、
23a…パワーモータ、
24…上限リミッタ解除部、
26…上限リミッタ、
27…シート位置検出センサ、
32…シートリフタ、
34…揺動ギヤ、
36…操作レバー、
37…上限ストッパ、
38…ストッパピン、
43…モータアクチュエータ、
44…フック、
45…蓋体、
46…フック受け部、
Sm…目標シート上昇量、
Su…シート上昇量

Claims (6)

  1. 被衝突物の車体前部への衝突を検出する衝突検出手段と、
    フロントフード上に衝突する上記被衝突物の衝撃を吸収する保護手段と、
    上記衝突検出手段で上記被衝突物の衝突を検出した際に上記保護手段を動作させる保護駆動手段と、
    運転席シートの高さ位置を調整する高さ位置調整手段と
    を備え、
    上記高さ位置調整手段は、上記保護駆動手段によって上記保護手段が動作された際に上記運転席シートの高さ方向の移動領域を拡大する
    ことを特徴とする車両用衝突制御装置。
  2. 被衝突物の車体前部への衝突を検出する衝突検出手段と、
    フロントフード上に衝突する上記被衝突物の衝撃を吸収する保護手段と、
    上記衝突検出手段で上記被衝突物の衝突を検出した際に上記保護手段を動作させる保護駆動手段と、
    運転席シートの高さ位置を電動にて調整する高さ位置調整手段と
    を備え、
    上記高さ位置調整手段は、上記保護駆動手段によって上記保護手段が動作された際に上記運転席シートを上昇させる
    ことを特徴とする車両用衝突制御装置。
  3. 上記高さ位置調整手段は、上記運転席シートの前後位置に応じて上記運転席シートの上昇量を可変設定する
    ことを特徴とする請求項2記載の車両用衝突制御装置。
  4. 被衝突物の車体前部への衝突を検出する衝突検出手段と、
    フロントフード上に衝突する上記被衝突物の衝撃を吸収する保護手段と、
    上記衝突検出手段で上記被衝突物の衝突を検出した際に上記保護手段を動作させる保護駆動手段と、
    運転席シートの高さ位置を調整する高さ位置調整手段と
    を備え、 上記高さ位置調整手段は、上記保護駆動手段によって上記保護手段が動作された際に運転席シートの高さ方向の上限位置を規制する上限リミッタが解除可能となる
    ことを特徴とする車両用衝突制御装置。
  5. 上記高さ位置調整手段は電動式であり、上記上限リミッタを自動的に解除する
    ことを特徴とする請求項4記載の車両用衝突制御装置。
  6. 上記高さ位置調整手段は手動にて動作させる機械式であり、上記上限リミッタの解除を規制する規制手段が解除される
    ことを特徴とする請求項4記載の車両用衝突制御装置。
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