JP2007001395A - 車両用シートのヘッドレスト構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 後突時におけるヘッドレストの上方移動を、構成の複雑化等を伴うことなく実現可能とする。
【解決手段】 ヘッドレスト本体14の形成ベースとなる略ケース状の本体ベース16が、ステー12に対し、その側軸部12aのスライダ18を介して昇降可能に配設、支持されるとともに、この本体ベースの上方付勢を可能に、付勢手段20が配設されている。そして、錘30を一体に有する振り子アーム32と、この振り子アームの係合されるロックプレート34と、ロックプレート方向に振り子アームを付勢するロックばね36との組み合わせを有するロック手段26のロックにより、この本体ベース16を、付勢手段20の付勢力に抗して下方初期位置に保持可能とするとともに、後突時の衝撃荷重の入力に伴う、振り子アームの慣性揺動によるそのロック解除により、本体ベースを、付勢手段の付勢力のもとで上方突出位置まで上昇可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、着座者頭部を弾性的に支持可能とする車両用シートのヘッドレスト構造、特に、後突時の衝撃から着座者の頚部をより効果的に保護可能とする車両用シートのヘッドレスト構造に関する。
頭部に対するより高い支持性能のもとで、被追突等の、いわゆる後突時の衝撃から頚部を保護するヘッドレストの構成として、たとえば、後突の発生によりヘッドレストを頭部方向に強制的に移動させるものが、特開2001−58532号公報等において開示されている。
この、特開2001−58532号公報に開示の構成においては、着座者上体の慣性移動を検知する受圧部材が、支点を中心とする後方移動を可能に、シートバックに内設されており、後突時の、着座者上体の慣性移動に伴ったこの受圧部材の後方移動のもとで、ヘッドレストが、その対応量だけ一体に前傾されるものとなっている。
このような構成によれば、後突の際の衝撃発生時、ヘッドレストがその前傾によって着座者頭部に接近することにより、頭部との隙間を狭めるため、後突の際における頭部後傾量は確実に抑制される。よって、この公知の構成によれば、後突時の、頭部の急激な後傾に起因する頚部の損傷、いわゆるむち打ち障害を抑制することが可能となる。
ここで、シートバックは、通常、適度な後傾状態にリクライニング設定されるため、後突時の衝撃による慣性移動の際においては、着座者上体が、シートバックの着座面に沿って上方にずれ上がることも起こり得る。しかしながら、前出の特開2001−58532号公報に開示の構成においては、ヘッドレストがシートバック内の支点を中心として前傾されるにすぎないため、着座者頭部が上体と共にその上方にずれた場合、ヘッドレストによるその頭部の支持、つまりは頚部の保護が十分でなくなる虞が否定できない。
そこで、このような不具合となり得る点を解消するものとして、たとえば、ヘッドレストを前方かつ上方に移動可能とした特開平11−34707号公報等に開示の構成がある。
このような構成においては、後突発生時、ヘッドレストが前方のみならず上方にも移動するため、着座者上体が上方にずれ上がった場合においても、着座者頭部に対する支持性能、つまりは頚部に対する保護性能は確実に高められる。
しかしながら、ヘッドレストを上方に移動可能とする公知の構成は、前出の特開平11−34707号公報に開示のような、リンク機構を主構成部材とした、シートバックの内部機構によるものであるため、部品点数の増加に起因する構成の複雑化、およびコストの上昇等が避けられない。
そして、この特開平11−34707号公報に開示のものは、着座者上体の慣性移動による荷重の受圧後でのリンク機構の作動により、ヘッドレストをシートバックの内部で持ち上げる構成であるため、後突発生に対する即応性に劣ることは否定できない。
特開2001−58532号公報 特開平11−34707号公報
解決しようとする問題点は、公知の構成であると、即応性に劣りやすく、また、構成の複雑化等を伴いやすいという点である。
本発明の請求項1に係る車両用シートのヘッドレスト構造においては、ヘッドレスト本体の形成ベースとなる略ケース状の本体ベースが、ステーに対し、その側軸部に配された左右一対のスライダを介して昇降可能に配設、支持されるとともに、この本体ベースの上方付勢を可能に、所定の付勢手段が配設されている。そして、所定重量の錘を一体に有する振り子アームと、この振り子アームの係合されるロックプレートと、ロックプレート方向に振り子アームを付勢するロックばねとの組み合わせを有するロック手段のロックにより、この本体ベースを、付勢手段の付勢力に抗して所定の下方初期位置に保持可能とするとともに、後突時の衝撃荷重の入力に伴う、ロックばねの付勢力に抗した振り子アームの慣性揺動によるそのロック解除により、本体ベースを、付勢手段の付勢力のもとで所定の上方突出位置まで上昇させることを、この発明に係る車両用シートのヘッドレスト構造での最も主要な特徴としている。
また、本発明の請求項2は、ステーの上端部に固定されたアームブラケットに、振り子アームの基端を枢支するとともに、この振り子アームの係合されるロックプレートを、その前方位置で本体ベースに固定し、ロックプレートに係合可能なストッパ片を、上方突出位置での本体ベースの位置規定手段としてアームブラケットに一体に設けるとともに、振り子アームをロックばねの付勢力に抗して強制回動させるガイド片を、付勢手段の付勢力に抗した本体ベースの強制下降時における、その下方初期位置でのロック手段の再ロックを可能に、ロックプレートの下端に一体に設けたことを、その最も主要な特徴としている。
さらに、本発明の請求項3は、下方初期位置での本体ベースの後方移動を規制可能とする第1規制手段、および上方突出位置での本体ベースの後方移動を規制可能とする第2規制手段を、本体ベースのほぼ中央部にそれぞれ配設したことを、その最も主要な特徴としている。
本発明の請求項1に示す車両用シートのヘッドレスト構造においては、ヘッドレスト本体の形成ベースとなる本体ベースが、ステーに対し、その軸側部に沿って上昇されるにすぎないため、リンク機構を主構成部材としたシートバックの内部機構等を要することなく、後突時のヘッドレスト本体の上方移動を得ることが可能となる。従って、この請求項1は、後突時におけるヘッドレスト本体の上方移動を、構成の複雑化等を伴うことなく容易に確保し得るという利点がある。
そして、振り子アームの慣性揺動によるロック手段のロック解除により、本体ベースを付勢手段の付勢力のもとで上昇させる構成であるため、後突時の衝撃発生に対する瞬時の応答が容易に確保できる。つまり、この発明の請求項1によれば、後突時の衝撃発生に対する応答性が確実に高められるという利点が得られる。
また、この発明の請求項2は、ロックプレートに係合可能なストッパ片を、上方突出位置での本体ベースの位置規定手段としてアームブラケットに一体に設けるとともに、振り子アームをロックばねの付勢力に抗して強制回動させるガイド片を、ロックプレートの下端に一体に設けているため、上方位置での位置規定、および下方初期位置での再ロックが、構成の複雑化等を伴うことなく確保できるという利点がある。
さらに、この発明の請求項3は、下方初期位置での本体ベースの後方移動を規制可能とする第1規制手段、および上方突出位置での本体ベースの後方移動を規制可能とする第2規制手段を、本体ベースのほぼ中央部にそれぞれ配設しているため、ステーの側軸部に配した左右一対のスライダとの3点支持が、下方初期位置および上方突出位置のいずれにおいても適切に得ることが可能となる。よって、この請求項3は、ヘッドレスト本体による着座者頭部の支持性能の低下が確実に防止されるという利点がある。
後突時におけるヘッドレストの上方移動を、構成の複雑化等を伴うことなく実現可能とした。
図1は、本発明の車両用シートのヘッドレスト構造を示す、その初期状態でのヘッドレスト10の概略縦断面図であり、図示のように、このヘッドレストは、左右側軸部12aを有した正面略コ字形状のステー12の上半部周りに、着座者頭部を弾性支持可能なヘッドレスト本体14を配設することにより形成されている。
このヘッドレスト本体14は、図示のように、略ケース状の本体ベース16を形成ベースとし、その周りにパッドを配するとともに、そのパッド周りをトリムカバー等で被装することにより形成される。そして、このヘッドレスト本体14から下方に延出されたステー12の下半部、つまり側軸部12aの下半部をシートバック17の上部に挿着することにより、この構成のヘッドレスト10は配設される。
ここで、図1に加えて図2、図3を見るとわかるように、この発明においては、ヘッドレスト本体14の形成ベースとなるこの本体ベース16が、ステー12に対し、その左右側軸部12aに配された左右一対のスライダ18を介して昇降可能に配設、支持されるとともに、この本体ベースの上方付勢を可能に、所定の付勢手段20が配設されている。
スライダ18は、端面略コ字形状の樹脂成形体としてなり、ステーの左右側軸部12aに対し、その軸線方向に摺動自在にそれぞれ配されている。
なお、本体ベース16は、前半部16a、後半部16bの組み合わせとしてなり、この前半部、後半部は、スライダの突起18aを利用することにより、このスライダ18に対して一体昇降可能に組み付けられるものとなっている。
そして、たとえば、ステー12の上端部12bと、本体ベースの、たとえば前半部16aとに固定された一対の支持ブラケット22,23間に、付勢手段20となる引張コイルばねが架設、張設されている。
図2、図3に示すように、この付勢手段(引張コイルばね)20は、本体ベース16の正面左右に離間配置された左右一対のものとしてなり、その付勢力のもとで、本体ベースをほぼ左右均等に上方付勢するよう構成されている。
このように付勢手段20の付勢力のもとで上方付勢された本体ベース16は、ロック手段26のロックのもとで、図1に示す、その所定の下方初期位置に保持される。
図1ないし図3を見るとわかるように、このロック手段26は、ステーの上端部12bに固定されたアームブラケット28にその基端の枢支された、所定重量の錘30を一体に有する振り子アーム32と、その前方位置で本体ベース16に固定された、この振り子アームの係合されるロックプレート34と、ロックプレート方向に振り子アームを付勢する、たとえば枢軸35に巻装されたねじりばねからなるロックばね36との組み合わせを有して形成される。
なお、振り子アーム32は、その自由端にフック32aを有してなり、ロックばね(ねじりばね)36の付勢力による、ロックプレートの係合孔34aへのこのフックの挿入、係合により、ステー12に対する本体ベース16の上昇規制を可能に、このロック手段26は構成されている。
また、図1、図3に示す参照符号38は、振り子アーム32の、アームブラケット28に対する位置決め用のカラーである。
このヘッドレスト10は、その通常時、ロック手段26のロックのもとで、図1に示す下方初期位置に保持されている。そして、このような初期状態において、後突時の衝撃が車両からシートに入力されると、その衝撃に対する慣性力のもとで、振り子アームの錘30が、振り子アーム32の揺動を伴って後方、つまり図中右方に移動しようとし、その慣性力が所定の設定値、つまりロックばね36の付勢力を超えると、ロックばねの付勢力に抗したその揺動(慣性揺動)により、振り子アームのフック32aはロックプレートの係合孔34aから離反される。
この、ロックプレートの係合孔34aからの、振り子アームのフック32aの離反が、後突時の衝撃発生によって生じるロック手段26におけるロック解除動作となる。そして、このロック手段26のロック解除により、本体ベース16は、付勢手段20の付勢力のもとで、ステーの側軸部12aに沿って上昇される(図4参照)。
ここで、図4に加えて図2、図3に示すように、この実施例においては、ロックプレート34に係合可能なストッパ片28aが、上方突出位置での本体ベース16の位置規定手段として、アームブラケット28に一体に設けられている。このような構成によれば、付勢手段20の付勢力による本体ベース16の上昇時、このストッパ片28aに対するロックプレート34の係合によって、本体ベース、つまりヘッドレスト本体14の上方突出位置が明確に規定されるとともに、付勢手段の付勢力により、本体ベースは、その上方突出位置に継続的に保持される。
なお、ここでは、アームブラケットに設けたストッパ片28aを上方突出位置での本体ベース16の位置規定手段として具体的に例示しているが、本体ベースの上方突出位置を規定可能とすれば足りるため、これに限定されるものではない。
上記のように、この発明の車両用シートのヘッドレスト構造においては、ヘッドレスト本体14の形成ベースとなる本体ベース16が、ステー12に対し、その軸側部12aに沿って上昇されるにすぎないため、リンク機構を主構成部材としたシートバックの内部機構等を要することなく、後突時のヘッドレスト本体の上方移動を得ることが可能となる。つまり、後突時におけるヘッドレスト本体14の上方移動が、構成の複雑化等を伴うことなく容易に確保可能となる。
そして、振り子アーム32の慣性揺動によるロック手段26のロック解除により、本体ベース16を付勢手段20の付勢力のもとで上昇させる構成であるため、後突時の衝撃発生に対する瞬時の応答が容易に確保できる。つまり、この発明によれば、後突時の衝撃発生に対する応答性が確実に高められる。
ここで、図1、図2に示すように、一般的なヘッドレストにおけるステー側軸部12aの上半部、下半部は、その屈曲部を境に分割規定されている。そして、その屈曲方向は、一律的にシートバック17の前方であるため、この発明により、本体ベース16をステー側軸部12aの上半部に沿って上昇させると、ヘッドレスト本体14は、図4に示すように前方にも移動することがわかる。
つまり、この発明によれば、ステーの側軸部12aに沿った本体ベース16の上昇のみのもとでも、上方かつ前方へのヘッドレスト本体14の移動が得られるため、構成の複雑化を伴うことなく、着座者頭部に対する高い支持性能の維持が容易にはかられる。
ところで、複雑なリンク機構や上方突出位置でのロック等を備えた構成であると、ヘッドレスト本体16の上昇後における再使用、つまり下方初期位置へのヘッドレスト本体の再設定が容易に行えない場合もある。しかしながら、この発明においては、本体ベース16が、付勢手段20の付勢力のもとで、ステーの側軸部12aに沿って直線的に上昇されるにすぎないため、これによって規定された上方突出位置から、ヘッドレスト本体14、つまり本体ベースを付勢力に抗して強制的に押し下げることは十分に可能である。そして、この実施例においては、振り子アーム32をロックばね36の付勢力に抗して強制回動させるガイド片34bを、ロックプレート34の下端に一体に設けているため、上方位置での位置規定、および下方初期位置での再ロックが、構成の複雑化等を伴うことなく容易に確保可能となる。
つまり、この発明によれば、突出作動後の再使用の可能なヘッドレスト10が、構成の複雑化等を伴うことなく容易に確保可能となる。
なお、ここでは、振り子アーム32をロックばね36の付勢力に抗して強制回動させる手段として、ロックプレート34のガイド片34bを例示しているが、同一の機能を有するものであれば、これに限定されない。しかしながら、そのガイド片34bをロックプレート34に一体に設けることによって、その部品点数の削減、および構成の簡素化が容易にはかられる。
ここで、この発明のヘッドレスト構造においては、着座者頭部からの荷重の掛かる本体ベース16が、その支持基体となるステー12に対し、側軸部12aのスライダ18を介して連結されているにすぎないため、その中央部での支持の脆弱化が懸念されるところである。そこで、この発明においては、下方初期位置での本体ベース16の後方移動を規制可能とする第1規制手段、および上方突出位置での本体ベースの後方移動を規制可能とする第2規制手段を、本体ベースのほぼ中央部にそれぞれ配設するものとしている。
図1ないし図3に示すように、この第1規制手段としては、たとえば、ステーの上端部12bにその上方から嵌着可能な、部分包持形状の係合部材40が利用でき、この係合部材は、本体ベース16の上部内面でほぼ中央部に固定されている。
また、図2ないし図4に示すように、第2規制手段としては、たとえば、アームブラケットのストッパ片28aにその前方から係合される係合片42が利用でき、この係合片は、ロックプレート34に一体的に設けられている。
このような構成によれば、本体ベース16の中央部での後方移動規制が、下方初期位置および上方突出位置のそれぞれにおいてはかられるため、構成の複雑化等を伴うことなく、着座者頭部に対する支持性能がより高く確保できる。
なお、ここで第1規制手段、第2規制手段として挙げた部材はその一例にすぎず、これらは、本体ベース16の下方初期位置および上方突出位置でそれぞれの機能を有すれば足りるため、これらに限定されるものではない。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
一般的には、シートバックに対する脱着の可能なヘッドレストがその対象となるが、ステーをその支持基体とするヘッドレストであれば足りるため、これに限定されず、たとえば脱着の不能なヘッドレストに、この発明を応用してもよい。また、上半部、下半部間でのステーの屈曲の有無はこの発明での必須要件ではないため、側軸部の中間部分での屈曲のないステーを支持基体とするヘッドレストにも、この発明は応用できる。
この発明に係る車両用シートのヘッドレスト構造の、下方初期位置での概略縦断面図である。 車両用シートのヘッドレスト構造の、下方初期位置での概略斜視図である。 車両用シートのヘッドレスト構造の、下方初期位置での概略正面図である。 車両用シートのヘッドレスト構造の、上方突出位置での概略縦断面図である。
符号の説明
10 ヘッドレスト
12 ステー
14 ヘッドレスト本体
16 本体ベース
18 スライダ
20 付勢手段
26 ロック手段
32 振り子アーム
34 ロックプレート
36 ロックばね

Claims (3)

  1. 左右側軸部を有した正面略コ字形状のステーの上半部周りに、着座者頭部を弾性支持可能なヘッドレスト本体を配設してなる車両用シートのヘッドレスト構造であり、
    上記ヘッドレスト本体の形成ベースとなる略ケース状の本体ベースが、上記ステーに対し、その側軸部に配された左右一対のスライダを介して昇降可能に配設、支持されるとともに、この本体ベースの上方付勢を可能に、所定の付勢手段が配設され、
    所定重量の錘を一体に有する振り子アームと;この振り子アームの係合されるロックプレートと;ロックプレート方向に振り子アームを付勢するロックばねと;の組み合わせを有するロック手段のロックにより、この本体ベースを、付勢手段の付勢力に抗して所定の下方初期位置に保持可能とするとともに、後突時の衝撃荷重の入力に伴う、ロックばねの付勢力に抗した振り子アームの慣性揺動によるそのロック解除により、本体ベースを、付勢手段の付勢力のもとで所定の上方突出位置まで上昇させることを特徴とした車両用シートのヘッドレスト構造。
  2. 前記ステーの上端部に固定されたアームブラケットに、前記振り子アームの基端が枢支されるとともに、この振り子アームの係合される前記ロックプレートが、その前方位置で前記本体ベースに固定され、
    前記ロックプレートに係合可能なストッパ片が、上方突出位置での前記本体ベースの位置規定手段として上記アームブラケットに一体に設けられるとともに、前記振り子アームを前記ロックばねの付勢力に抗して強制回動させるガイド片が、前記付勢手段の付勢力に抗した本体ベースの強制下降時における、その下方初期位置でのロック手段の再ロックを可能に、前記ロックプレートの下端に一体に設けられた請求項1記載の車両用シートのヘッドレスト構造。
  3. 下方初期位置での前記本体ベースの後方移動を規制可能とする第1規制手段、および上方突出位置での前記本体ベースの後方移動を規制可能とする第2規制手段が、本体ベースのほぼ中央部にそれぞれ配設された請求項1または2記載の車両用シートのヘッドレスト構造。
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