JP2007001391A - リモート操作時のローカル操作解除権限付与方法およびシステム - Google Patents

リモート操作時のローカル操作解除権限付与方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、リモート操作時にローカル操作者のみに解除権限を与えて、ローカル操作の誤った解除を防止する。
【解決手段】車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタ50の記憶部51およびスマートエントリキー70の記憶部71に記録する。ローカル操作を解除するためのリモート操作時にスマートエントリキー70の記憶部71に記録されているローカル操作レコードを携帯電話機80を通じて車両1に送信する。車載通信装置60により受信されたローカル操作レコードを、リモート操作制御マスタ50の記憶部51に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみローカル操作解除権限を付与する。
【選択図】図1

Description

本発明はリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法およびシステムに関し、特に車両に対して実行されたローカル操作をリモート操作で解除する際のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法およびシステムに関する。
従来から、不意のエンジン始動やドアのこじ開けなどの異常が車両に発生した場合に、メールや電話などでユーザに通知するリモート通知サービスが知られている。これに加えて、ユーザ(車両オーナおよび車両オーナに車両の使用を許可された者)が、例えば、エンジンスタートのオン/オフ,ハザードランプの点灯/消灯,ドアのロック/アンロック,ウインドウの開/閉等の車両に対する操作を、遠隔地から携帯電話機等のリモート通信操作手段を用いて行うリモート操作サービスも提供されるようになってきている。
ところが、例えば、エンジンスタートのオン/オフ,ハザードランプの点灯/消灯,ドアのロック/アンロック,ウインドウの開/閉等の車両に対する操作は、車両に実際に乗って操作を行った者(以下、ローカル操作者という)がある意図をもって行うものであり、当該ローカル操作者以外の者がローカルに行われた操作(以下、ローカル操作という)をみだりに解除すべきものではない。しかし、リモート操作を許容する車両では、遠隔地にいる車両オーナ等の者(以下、リモート操作者という)からの操作(以下、リモート操作という)によって、ローカル操作者の意図に関係なく、ローカル操作の解除が行えるようになっており、ローカル操作を継続しなければならない状況でもローカル操作のリモート操作による解除ができるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−102940号公報
しかしながら、ローカル操作者の意図を、遠隔地のリモート操作者が判断した上で、ローカル操作の解除を行うことは不可能であり、ローカル操作のリモート操作による解除を許容しているがために、種々の問題点が発生していた。例えば、冬場の早朝に車両オーナの妻が車両を使用する意図をもってエンジンスタートのオンというローカル操作を行った場合に、車両オーナが今朝は車両を使用しないからと遠隔地からエンジンスタートのオフというリモート操作を行うと、出かけようとした妻が直ぐに車両を使用できないという不具合が生じる。また、ハザードランプの点灯というローカル操作が行われた場合、ローカル操作者は、車両が危険な状態にあることを認識し、誰も不用意に車両に接近しないようにという意図をもってハザードランプの点灯というローカル操作を行っており、車両オーナが現状を知らずに遠隔地からリモート操作でハザードランプを消灯させた場合には不都合が生じる。特に、ハザードランプの点灯の場合には、操作した者以外の者が解除してはいけないという法規制があり、法令違反となる可能性があるので問題である。
そこで、本発明の課題は、ローカル操作をリモート操作により解除する場合にローカル操作者のみに解除権限を付与するようにしたリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法を提供することにある。
また、本発明の他の課題は、ローカル操作をリモート操作により解除する場合にローカル操作者のみに解除権限を付与するようにしたリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムを提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを車両および携帯記憶手段に記録する工程と、リモート通信操作手段により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、前記ローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを車両に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程とを含むことを特徴とする。請求項1記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを車両および携帯記憶手段に記録し、ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードを送信し、送信されてきたローカル操作レコードと車両に記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項2記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタの記憶部および携帯記憶手段に記録する工程と、リモート通信操作手段により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、前記ローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程とを含むことを特徴とする。請求項2記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタおよび携帯記憶手段に記録し、ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードを送信し、送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項3記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、携帯記憶手段が車両内にあるときに当該携帯記憶手段をリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続する工程と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部および前記携帯記憶手段に記録する工程と、リモート通信操作手段により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、前記リモート通信操作手段からローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程とを含むことを特徴とする。請求項3記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタおよび携帯記憶手段に記録し、ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードを送信し、送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項4記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、携帯記憶手段であるスマートエントリキーが車両内にあるときに当該スマートエントリキーをリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続する工程と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部および前記スマートエントリキーの記憶部に記録する工程と、リモート通信操作手段である携帯電話機により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記スマートエントリキーの記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、前記携帯電話機からローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程とを含むことを特徴とする。請求項4記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタおよびスマートエントリキーに記録し、ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際にスマートエントリキーに記録されたローカル操作レコードを送信し、送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項5記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、携帯記憶手段兼リモート通信操作手段である携帯電話機が車両内にあるときに当該携帯電話機を無線通信または有線通信でリモート操作制御マスタに接続する工程と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタの記憶部および前記携帯電話機の記憶部に記録する工程と、前記携帯電話機により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯電話機の記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、前記ローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程とを含むことを特徴とする。請求項5記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタおよび携帯電話機に記録し、ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯電話機に記録されたローカル操作レコードを送信し、送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項6記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法において、前記ローカル操作レコードが、当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする。請求項6記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、ローカル操作レコード内の操作内容および日付時刻を互いに比較することにより、ローカル操作者の携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードであるかどうかの確認はできないが、同一日付時刻に同一の操作内容のローカル操作が行われる確率はほとんどなく、ローカル操作の操作内容および日付時刻の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることが分かる。
請求項7記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法において、前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の操作内容であることを特徴とする。請求項7記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、ローカル操作レコード内の端末識別情報および操作内容を互いに比較することにより、同一の日付時刻に行われたローカル操作のローカル操作レコードであるかどうかは確認できないが、同一のローカル操作者により同一の操作内容のローカル操作が行われることはほとんどなく、端末識別情報および操作内容の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
請求項8記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法において、前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の日付時刻であることを特徴とする。請求項8記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、ローカル操作レコード内の端末識別情報および日付時刻を互いに比較することにより、同一の操作内容のローカル操作のローカル操作レコードであるかどうかは確認できないが、同一の日付時刻に異なる操作内容のローカル操作が行われる確率はほとんどなく、端末識別情報および日付時刻の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
請求項9記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法において、前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報ならびに当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする。請求項9記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、ローカル操作レコード内の端末識別情報ならびに操作内容および日付時刻を互いに比較することにより、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
請求項10記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法において、特定のリモート通信操作手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも常にローカル操作の解除権限を付与するようにしたことを特徴とする。請求項10記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法によれば、特定のリモート通信操作手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも解除権限を付与するようにしたことにより、事故救助,メンテナンス等の緊急性を要する場合には、ローカル操作者でなくともローカル操作を解除することが可能になるという利点がある。
請求項11記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、車両に対するローカル操作時に当該ローカル操作レコードを記録する携帯記憶手段と、当該ローカル操作を解除するためのリモート操作時に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、当該ローカル操作を解除するためのローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを、記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する車両とを有することを特徴とする。請求項11記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、車両および携帯記憶手段が車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、リモート通信操作手段がローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードを送信し、車両が送信されてきたローカル操作レコードと車両に記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項12記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、車両に対するローカル操作時に当該ローカル操作レコードを記録し、当該ローカル操作を解除するためのリモート操作時に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、当該ローカル操作を解除するためのローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを、記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する車両とを有することを特徴とする。請求項12記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、車両および携帯記憶手段が車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、リモート通信操作手段がローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードを送信し、車両が送信されてきたローカル操作レコードと車両に記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項13記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時に前記リモート操作制御マスタによりローカル操作レコードを記録される携帯記憶手段と、前記携帯記憶手段と無線通信または有線通信で接続され、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、前記リモート通信操作手段から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを自身の記憶部および接続されている携帯記憶手段に記録し、前記車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタとを有することを特徴とする。請求項13記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、リモート操作制御マスタおよび携帯記憶手段が車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、リモート通信操作手段がローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードを送信し、リモート操作制御マスタが送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項14記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記憶部に記録し、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、前記リモート通信操作手段から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記憶部に記録し、車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを前記記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタとを有することを特徴とする。請求項14記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、リモート操作制御マスタおよび携帯記憶手段が車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、リモート通信操作手段がローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードを送信し、リモート操作制御マスタが送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項15記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時に前記リモート操作制御マスタによりローカル操作レコードを自身の記憶部に記録される携帯記憶手段であるスマートエントリキーと、前記スマートエントリキーと無線通信または有線通信で接続され、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記スマートエントリキーの記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段である携帯電話機と、前記携帯電話機から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを自身の記憶部および接続されている前記スマートエントリキーの記憶部に記録し、前記車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタとを有することを特徴とする。請求項15記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、リモート操作制御マスタおよびスマートエントリキーが車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、携帯電話機がローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際にスマートエントリキーに記録されたローカル操作レコードを送信し、リモート操作制御マスタが送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項16記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時に前記リモート操作制御マスタによりローカル操作レコードを自身の記憶部に記録され、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する携帯記憶手段兼リモート通信操作手段である携帯電話機と、前記携帯電話機から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを自身の記憶部および接続されている前記携帯電話機の記憶部に記録し、前記車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタとを有することを特徴とする。請求項16記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、リモート操作制御マスタおよび携帯電話機が車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、携帯電話機がローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に携帯電話機に記録されたローカル操作レコードを送信し、リモート操作制御マスタが送信されてきたローカル操作レコードとリモート操作制御マスタに記録されているローカル操作レコードとを比較することにより、ローカル操作を解除するためのリモート操作をするリモート操作者が、当該ローカル操作を行ったローカル操作者であるどうかを判定することができ、ローカル操作者である場合のみにローカル操作の解除権限を付与することができる。
請求項17記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムにおいて、前記ローカル操作レコードが、当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする。請求項17記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、ローカル操作レコード内の操作内容および日付時刻を互いに比較することにより、ローカル操作者の携帯記憶手段に記録されたローカル操作レコードであるかどうかの確認はできないが、同一日付時刻に同一の操作内容のローカル操作が行われる確率はほとんどなく、ローカル操作の操作内容および日付時刻の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることが分かる。
請求項18記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムにおいて、前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の操作内容であることを特徴とする。請求項18記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、ローカル操作レコード内の端末識別情報および操作内容を互いに比較することにより、同一の日付時刻に行われたローカル操作のローカル操作レコードであるかどうかは確認できないが、同一のローカル操作者により同一の操作内容のローカル操作が行われることはほとんどなく、端末識別情報および操作内容の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
請求項19記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムにおいて、前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の日付時刻であることを特徴とする。請求項19記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、ローカル操作レコード内の端末識別情報および日付時刻を互いに比較することにより、同一の操作内容のローカル操作のローカル操作レコードであるかどうかは確認できないが、同一の日付時刻に異なる操作内容のローカル操作が行われる確率はほとんどなく、端末識別情報および日付時刻の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
請求項20記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムにおいて、前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報ならびに当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする。請求項20記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、ローカル操作レコード内の端末識別情報ならびに操作内容および日付時刻を互いに比較することにより、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
請求項21記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、請求項11ないし請求項20のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムにおいて、特定のリモート通信操作手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも常にローカル操作の解除権限を付与するようにしたことを特徴とする。請求項21記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムによれば、特定のリモート通信操作手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも解除権限を付与するようにしたことにより、事故救助,メンテナンス等の緊急性を要する場合には、ローカル操作者でなくともローカル操作を解除することが可能になるという利点がある。
車両に対してローカル操作を行った後に、そのローカル操作の解除をリモート操作で行う場合には、ローカル操作を行った時に乗車していたローカル操作者のみにローカル操作解除権限を与え、ローカル操作の誤った解除を防止する。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムの構成を示すブロック図である。本実施例1に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、複数のローカル操作スイッチ10A,10B,…,10Nと、複数の電気負荷20A,20B,…,20Nと、複数の電子制御装置30A,30B,…,30Nと、車載LAN(Local Area Network)40と、リモート操作制御マスタ50と、車載通信装置60と、スマートエントリキー70と、携帯電話機80と、通信網90とから、その主要部が構成されている。なお、図1中、符号1は、車両を示す。
ローカル操作スイッチ10A,10B,…,10Nは、エンジンスタートのオン/オフスイッチ,ハザードランプの点灯/消灯スイッチ,ドアのロック/アンロックスイッチ,ウインドウの開/閉スイッチ等であり、エンジン系,ボデー系,セキュリティ系等の該当する電子制御装置30A,30B,…,30Nにそれぞれ接続されている。
電気負荷20A,20B,…,20Nは、ローカル操作スイッチ10A,10B,…,10Nによってオン/オフ等を制御されるエンジン,ハザードランプ,ドアロックモータ,ウィンドモータ等の負荷対象であり、エンジン系,ボデー系,セキュリティ系等の該当する電子制御装置30A,30B,…,30Nにそれぞれ接続されている。
電子制御装置30A,30B,…,30Nは、エンジン系,ボデー系,セキュリティ系等の機能毎に設けられており、それぞれ車載LAN40に接続されていて、相互に通信可能となっている。
車載LAN40は、ワイヤで構成されていても光ファイバで構成されていてもよく、またBEAM(Body Electronic Area Network),CAN(Controller Area Network),MOST(Media Oriented System Transport),LIN(Local Interconnect Network)等のどのような通信方式が使用されていてもよい。
リモート操作制御マスタ50は、電子制御装置30A,30B,…,30Nと車載通信装置60とを中継する装置であり、ローカル操作レコードを記録するための記憶部51を備えている。なお、リモート操作制御マスタ50は、電子制御装置30A,30B,…,30Nのいずれかに組み込むこともできる。
車載通信装置60は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式のDCM(Data Communication Module)等が想定されるが、携帯電話機80とは別体の携帯電話装置等であってもよい。
スマートエントリキー70は、車両1より離れたところから車両1の各ドアのロック機構等を制御することが可能な電子キーシステムに用いられる携帯端末であり、車両オーナおよび車両オーナから車両の運転を許可された者(例えば、家族)が所有する。スマートエントリキー70は、その内部には送受信回路を備えていて、スマートエントリキー70毎に固有に定められたID(IDentification)コード(端末識別情報)が記憶されており、IDコードをセキュリティ系の電子制御装置30に対して出力する。また、スマートエントリキー70は、リモート操作制御マスタ50とBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信(または有線通信)で接続され、キーレスドア開閉機能,キーレスイモビライザ機能,キーレスエンジンスタータ機能等を果たす。また、スマートエントリキー70は、ローカル操作レコードを記録するための記憶部71を備えている。
携帯電話機80は、周知のごとく、入力キー,液晶ディスプレイ,無線回路等から構成されるもので、通信網90を介して車載無線通信装置60と通信できるものである。また、携帯電話機80は、例えば、2.4GHz帯を使用したBluetooth(登録商標)等の通信規格に対応した通信部(図示せず)が内蔵されており、スマートエントリキー70との間で近距離無線通信が実行できるように構成されている。携帯電話機80は、無線LAN(Local Area Network)を介してインターネットを通じてパケット等を送信するIP(Internet Protocol)携帯電話機であってもよい。
なお、スマートエントリキー70と携帯電話機80との接続は、近距離の無線通信が可能な通信部に限定されるものではない。例えば、有線または直結によって接続するための通信部であってもよい。
通信網90は、携帯電話網ばかりでなく、IP(Internet Protocol)を使用するインターネットや公衆電話回線網等であってもよい。
図2は、リモート操作制御マスタ50の記憶部51およびスマートエントリキー70の記憶部71に記録されるローカル操作レコードの一例を示す図である。このローカル操作レコードは、スマートエントリキー70のIDコード,ならびにローカル操作の操作内容および日付時刻からなる。なお、ローカル操作レコードは、同一の操作内容については、最新の日付時刻のものが上書きされて記録される。これは、例えば、車両オーナがハザードランプの点灯をローカル操作で行った後に、車両オーナの妻が念のために重ねてハザードランプの点灯をローカル操作で行った場合には、車両オーナが独自の判断で遠隔地からリモート操作でハザードランプの点灯を解除することができないようにするためである。
図3は、ローカル操作時のローカル操作制御マスタ50の動作を示すフローチャートである。
図4は、リモート操作時のリモート通信操作手段(本実施例1では携帯電話機80)の動作を示すフローチャートである。
図5は、ローカル操作レコード受信時のローカル操作制御マスタ50の動作を示すフローチャートである。
次に、このように構成された実施例1に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムの動作について、図1ないし図5を参照しながら説明する。
ユーザ(車両オーナおよび車両オーナから車両1の使用を許可された者)がスマートエントリキー70を所持して車両1に乗車すると、リモート操作制御マスタ50は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信(または有線通信)でスマートエントリキー70を接続する(図3のステップS101でイエス)。詳しくは、車両1内のリモート操作制御マスタ50と車両1内に持ち込まれたスマートエントリキー70とが常に通信を行い、スマートエントリキー70が接続されている状態(ユーザが車両1内にいる状態)を認識する。
ユーザが、例えばハザードランプを点灯するローカル操作スイッチであるハザードスイッチをオンすると(図3のステップS102でイエス)、リモート操作制御マスタ50は、車両1をローカル操作した時のローカル操作レコードをリモート操作制御マスタ50の記憶部51に記録する(図3のステップS103)。詳しくは、リモート操作制御マスタ50は、スマートエントリキー70のIDコード,ローカル操作の操作内容(ハザードランプのオン)および日付日時をローカル操作レコードとしてリモート操作制御マスタ50の記憶部51に記録する。なお、同一の操作内容のローカル操作レコードがすでに記録されている場合には、その操作内容に対して上書きして、最新のローカル操作レコードだけを残す。
次に、リモート操作制御マスタ50は、車両1をローカル操作した時のローカル操作レコードをスマートエントリキー70の記憶部71にも記録する(図3のステップS104)。詳しくは、スマートエントリキー70のIDコード,ローカル操作の操作内容(ハザードランプのオン)および日付日時をローカル操作レコードとしてスマートエントリキー70の記憶部71にも記録する。なお、同一の操作内容のローカル操作レコードがすでに記録されている場合には、その操作内容に対して上書きして、最新のローカル操作レコードだけを残すようにする。
この後、リモート操作制御マスタ50は、ステップS101に制御を戻して、スマートエントリキー70の接続状態でローカル操作が繰り返される限り、ステップS103およびS104を繰り返す。
次に、ユーザ(すなわち、ローカル操作者)がスマートエントリキー70を所持して車両1外に移動すると、リモート操作制御マスタ50は、スマートエントリキー70との無線通信または有線通信での接続を終了する(図3のステップS101でノー)。
ユーザが車外にいる状態から、車両1に乗車していた時にしたローカル操作(ハザードランプのオン)等をリモート操作で解除しようとする際には(図4のステップS201)、ユーザは、スマートエントリキー70の記憶部71に記録されたローカル操作レコードを、所持する携帯電話機80を用いて通信網90を介して車両1に送信する(図4のステップS202)。
車両1では、車載通信装置60を通じてローカル操作レコードを受信すると(図5のステップS301でイエス)、リモート操作制御マスタ50は、受信したローカル操作レコードと、リモート操作制御マスタ50の記憶部51に記録されているローカル操作レコードとを比較する(図5のステップS302)。
比較結果が一致すると、リモート操作制御マスタ50は、ローカル操作者がローカル操作を解除するリモート操作を要求しているものと判断し、ローカル操作を解除する権限を携帯電話機80に付与する(図5のステップS303)。
比較結果が一致しなければ、リモート操作制御マスタ50は、ローカル操作者以外の者が、ローカル操作を解除するリモート操作を要求しているものと判断し、携帯電話機80にローカル操作を解除する権限を付与しない(図5のステップS304)。
なお、上記実施例1では、リモート通信操作手段として携帯電話機80を使用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、通信網90に接続可能なPDA(Personal Digital Assistants)やPC(Personal Computer)等であってもよいことはいうまでもない。
また、携帯電話機80が通信網90を介して車載通信装置60と回線接続してローカル操作レコードを送受信するように説明したが、情報センタと呼ばれる中継装置をさらに介してローカル操作レコードを送受信するようにしてもよいことはいうまでもない。
さらに、特定のスマートエントリキー70等の携帯記憶手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも解除権限を付与するようにできる。このようにすれば、事故救助,メンテナンス等の緊急性を要する場合には、ローカル操作者でなくともローカル操作を解除することが可能になるという利点がある。
ところで、上記実施例1では、ローカル操作レコードとして、図2に示したIDコード,操作内容および日付時刻の3つの記録項目(フィールド)を有するものとしたが、ローカル操作レコードの記録項目はこれら3つに限られるものではない。
ローカル操作レコードの記録項目を、例えば、図6に示すようにローカル操作の操作内容および日付時刻とした場合には、ローカル操作者のスマートエントリキー70の記憶部71に記録されたローカル操作レコードであるかどうかの確認はできないが、同一日付時刻に同一の操作内容のローカル操作が行われる確率はほとんどなく、ローカル操作の操作内容および日付時刻の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることが分かる。
同様に、ローカル操作レコードの記録項目を、例えば、図7に示すようにスマートエントリキー70のIDコードおよびローカル操作の操作内容とした場合でも、同一の日付時刻に行われたローカル操作のローカル操作レコードであるかどうかは確認できないが、同一のローカル操作者により同一の操作内容のローカル操作が行われることはほとんどなく、スマートエントリキー70のIDコードおよびローカル操作の操作内容の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
また、同様に、ローカル操作レコードの記録項目を、例えば、図8に示すようにスマートエントリキー70のIDコードおよびローカル操作の日付時刻とした場合でも、同一の操作内容のローカル操作のローカル操作レコードであるかどうかは確認できないが、同一の日付時刻に異なる操作内容のローカル操作が行われる確率はほとんどなく、スマートエントリキー70のIDコードおよびローカル操作の日付時刻の一致判定だけでも、ローカル操作者によるローカル操作を解除するリモート操作の要求であることを判別することができる。
図9は、本発明の実施例2に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムの構成を示すブロック図である。本実施例2に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムは、図1に示した実施例1に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムにおけるスマートエントリキー70を、携帯電話機80自体で置き換えるようにしたものである。
携帯電話機80が、フラッシュROM等でなる書換え可能な記憶部(図示せず)を備えることはいうまでもない。
なお、その他の特に言及しない部分については、実施例1に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムにおける対応部分と同様に構成されているので、同一符号を付して詳しい説明を割愛する。
このように構成された実施例2に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムの動作においても、実施例1に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムの動作とほぼ同様となる。
詳しくは、ユーザ(車両オーナおよび車両オーナから車両1の使用を許可された者)が携帯電話機80を所持して車両1に乗車すると、リモート操作制御マスタ50は、無線通信または有線通信で携帯電話機80を接続する(図3のステップS101でイエス)。
ユーザが、スマートエントリキー70等を所持した状態(すなわち、ユーザが乗車していることを認識されている状態)で、例えばハザードランプを点灯するローカル操作スイッチであるハザードスイッチをオンすると(図3のステップS102でイエス)、リモート操作制御マスタ50は、携帯電話機80の携帯電話番号(端末識別情報),ローカル操作の操作内容(ハザードランプのオン)および日付日時をローカル操作レコードとしてリモート操作制御マスタ50の記憶部51に記録する(図3のステップS103)。
次に、リモート操作制御マスタ50は、携帯電話機80の携帯電話番号,ローカル操作の操作内容(ハザードランプのオン)および日付日時をローカル操作レコードとして携帯電話機80の記憶部にも記録する(図3のステップS104)。
この後、リモート操作制御マスタ50は、ステップS101に制御を戻して、携帯電話機80の接続状態でローカル操作が繰り返される限り、ステップS103およびS104を繰り返す。
次に、ユーザ(すなわち、ローカル操作者)が携帯電話機80を所持して車両1外に移動すると、リモート操作制御マスタ50は、携帯電話機80との無線通信または有線通信での接続を終了する(図3のステップS101でノー)。
ユーザが車外にいる状態から、車両1に乗車していた時にしたローカル操作(ハザードランプのオン)等をリモート操作で解除しようとしたときに(図4のステップS201)、ユーザは、携帯電話機80の記憶部に記録されたローカル操作レコードを、所持する携帯電話機80を用いて通信網90を介して車両1に送信する(図4のステップS202)。
車両1では、車載通信装置60を通じてローカル操作レコードを受信すると(図5のステップS301でイエス)、リモート操作制御マスタ50は、受信したローカル操作レコードと、リモート操作制御マスタ50の記憶部51に記録されているローカル操作レコードとを比較する(図5のステップS302)。
比較結果が一致すると、リモート操作制御マスタ50は、ローカル操作を解除する権限をユーザに与える(図5のステップS303)。
比較結果が一致しなければ、リモート操作制御マスタ50は、ユーザにローカル操作を解除する権限を付与しない(図5のステップS304)。
なお、上記実施例2では、携帯記憶手段兼リモート通信操作手段として携帯電話機80を使用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、通信網90に接続可能なPDA(Personal Digital Assistants)やPC(Personal Computer)等であってもよいことはいうまでもない。
また、携帯電話機80が通信網90を介して車載通信装置60と回線接続してローカル操作レコードを送受信するように説明したが、情報センタと呼ばれる中継装置をさらに介してローカル操作レコードを送受信するようにしてもよいことはいうまでもない。
さらに、特定の携帯電話機80等の携帯記憶手段兼リモート通信操作手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも解除権限を付与するようにできる。このようにすれば、事故救助,メンテナンス等の緊急性を要する場合には、ローカル操作者でなくともローカル操作を解除することが可能になるという利点がある。
以上、本発明の実施例を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明の実施例1に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムの構成を示すブロック図。 図1中のリモート操作制御マスタの記憶部およびスマートエントリキーの記憶部に記録されるローカル操作レコードの一例を示す図である。 図1中のリモート操作制御マスタのローカル操作時の動作を示すフローチャート。 図1中のリモート通信操作手段の動作を示すフローチャート。 図1中のリモート操作制御マスタのリモート操作時の動作を示すフローチャート。 図1中のリモート操作制御マスタの記憶部およびスマートエントリキーの記憶部に記録されるローカル操作レコードの他の一例を示す図である。 図1中のリモート操作制御マスタの記憶部およびスマートエントリキーの記憶部に記録されるローカル操作レコードのさらに他の一例を示す図である。 図1中のリモート操作制御マスタの記憶部およびスマートエントリキーの記憶部に記録されるローカル操作レコードのさらに別一例を示す図である。 本発明の実施例2に係るリモート操作時のローカル操作解除権限付与システムの構成を示すブロック図。
符号の説明
1 車両
10A,10B,…,10N ローカル操作スイッチ
20A,20B,…,20N 電気負荷
30A,30B,…,30N 電子制御装置
40 車載LAN
50 リモート操作制御マスタ
60 車載通信装置
70 スマートエントリキー
80 携帯電話機
80 携帯電話機
90 通信網

Claims (21)

  1. 車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを車両および携帯記憶手段に記録する工程と、
    リモート通信操作手段により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、
    前記ローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを車両に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程と
    を含むことを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  2. 車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタの記憶部および携帯記憶手段に記録する工程と、
    リモート通信操作手段により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、
    前記ローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程と
    を含むことを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  3. 携帯記憶手段が車両内にあるときに当該携帯記憶手段をリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続する工程と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部および前記携帯記憶手段に記録する工程と、
    リモート通信操作手段により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、
    前記リモート通信操作手段からローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程と
    を含むことを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  4. 携帯記憶手段であるスマートエントリキーが車両内にあるときに当該スマートエントリキーをリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続する工程と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部および前記スマートエントリキーの記憶部に記録する工程と、
    リモート通信操作手段である携帯電話機により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記スマートエントリキーの記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、
    前記携帯電話機からローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程と
    を含むことを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  5. 携帯記憶手段兼リモート通信操作手段である携帯電話機が車両内にあるときに当該携帯電話機を無線通信または有線通信でリモート操作制御マスタに接続する工程と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードをリモート操作制御マスタの記憶部および前記携帯電話機の記憶部に記録する工程と、
    前記携帯電話機により前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯電話機の記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する工程と、
    前記ローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを前記リモート操作制御マスタの記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する工程と
    を含むことを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  6. 前記ローカル操作レコードが、当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  7. 前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の操作内容であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  8. 前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の日付時刻であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  9. 前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報ならびに当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  10. 特定のリモート通信操作手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも常にローカル操作の解除権限を付与するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与方法。
  11. 車両に対するローカル操作時に当該ローカル操作レコードを記録する携帯記憶手段と、
    当該ローカル操作を解除するためのリモート操作時に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、当該ローカル操作を解除するためのローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを、記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する車両と
    を有することを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  12. 車両に対するローカル操作時に当該ローカル操作レコードを記録し、当該ローカル操作を解除するためのリモート操作時に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記録し、当該ローカル操作を解除するためのローカル操作レコードを受信したときに当該ローカル操作レコードを、記録されているローカル操作レコードと比較し、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与する車両と
    を有することを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  13. 車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時に前記リモート操作制御マスタによりローカル操作レコードを記録される携帯記憶手段と、
    前記携帯記憶手段と無線通信または有線通信で接続され、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記携帯記憶手段に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、
    前記リモート通信操作手段から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを自身の記憶部および接続されている携帯記憶手段に記録し、前記車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタと
    を有することを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  14. 車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記憶部に記録し、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段と、
    前記リモート通信操作手段から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを記憶部に記録し、車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを前記記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタと
    を有することを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  15. 車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時に前記リモート操作制御マスタによりローカル操作レコードを自身の記憶部に記録される携帯記憶手段であるスマートエントリキーと、
    前記スマートエントリキーと無線通信または有線通信で接続され、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に前記スマートエントリキーの記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信するリモート通信操作手段である携帯電話機と、
    前記携帯電話機から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを自身の記憶部および接続されている前記スマートエントリキーの記憶部に記録し、前記車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタと
    を有することを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  16. 車両内にあるときにリモート操作制御マスタと無線通信または有線通信で接続され、車両に対するローカル操作時に前記リモート操作制御マスタによりローカル操作レコードを自身の記憶部に記録され、前記ローカル操作を解除するためのリモート操作を行う際に自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードを車両に送信する携帯記憶手段兼リモート通信操作手段である携帯電話機と、
    前記携帯電話機から送信されてきたローカル操作レコードを受信する車載通信装置と、
    車両に対するローカル操作時にローカル操作レコードを自身の記憶部および接続されている前記携帯電話機の記憶部に記録し、前記車載通信装置によりローカル操作レコードが受信されたときに当該ローカル操作レコードを自身の記憶部に記録されているローカル操作レコードと比較して、比較結果が一致しているときにのみ当該ローカル操作の解除権限を付与するリモート操作制御マスタと
    を有することを特徴とするリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  17. 前記ローカル操作レコードが、当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  18. 前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の操作内容であることを特徴とする請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  19. 前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報および当該ローカル操作の日付時刻であることを特徴とする請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  20. 前記ローカル操作レコードが、リモート通信操作手段の端末識別情報ならびに当該ローカル操作の操作内容および日付時刻であることを特徴とする請求項11ないし請求項16のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
  21. 特定のリモート通信操作手段に最高レベルのローカル操作解除権限を付与し、ローカル操作レコードの比較結果が一致しなくとも常にローカル操作の解除権限を付与するようにしたことを特徴とする請求項11ないし請求項20のいずれかに記載のリモート操作時のローカル操作解除権限付与システム。
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