JP2007001100A - 偽造防止積層シート - Google Patents

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JP2007001100A JP2005182790A JP2005182790A JP2007001100A JP 2007001100 A JP2007001100 A JP 2007001100A JP 2005182790 A JP2005182790 A JP 2005182790A JP 2005182790 A JP2005182790 A JP 2005182790A JP 2007001100 A JP2007001100 A JP 2007001100A
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弘明 三鴨
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泰介 末廣
Kenji Ikegami
憲治 池上
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Abstract

【課題】
紫外線照射機器や読み書きの電子機器といった特別な機器なしで簡易判定できる偽造防止シートであり、熱により明確に発色して、真贋が判定できる安価な偽造防止積層シートを提供する事を目的とする。
【解決手段】
支持体上に光透過性を有する基材が積層してなる積層シートであって、支持体と光透過性を有する基材の間は接着層にて積層され、該接着層が接着剤、反応性染料および顕色剤を含有した発色性接着層の構成をとることで、熱により発色して、真贋が判定できる。光透過性を有する基材に金属蒸着、印刷を施すことで、偽造防止積層シートへの情報表示、意匠性を高めることも可能である。
【選択図】
図1

Description

本発明は、偽造防止シートに関するものであり、詳しくは、熱により明確に発色して真贋を判定する偽造防止積層シートに関する。
従来、偽造防止シートの一例として特許文献1には、有機溶剤に可溶な蛍光染料粒子をシート中に内在させる方法が開示されているが、偽造の判定に紫外線を照射装置が必要である。特許文献2には、支持体と塗工層の間に着色層を形成し、シートの一部を破いた時の断面に着色層の色が現出することで真偽を判定することができる。特許文献3には、多層構成の偽造防止シートで、表層の下の層に着色顔料または染料を含有することで表層を通し透視できるようにしたものである。これらの場合には、表裏面より見た時の明かな着色を避けるので、着色層を隠蔽する層が必要となり、構成が複雑となり、生産性が悪く、製造コストも高いという問題がある。
そのほか、偽造防止用スレッドを混抄した紙、非接触タグが隠蔽された特許文献4なども開示されているが、偽造確認のために、専用の機器や設備等が必要である。
特開2000−129596号公報 特開2003−293287号公報 特開2004−190184号公報 特開2002−155496号公報
上記偽造防止シートは、生産性が悪く、製造コストも高いという問題があり、また、真正シートと偽造シートの判別に紫外線照射機器やタグのデータの読み書きの電子機器が必要である。本発明は、特別な機器なしで簡易判定できる偽造防止シートであり、熱により明確に発色して、真贋が判定できる安価な偽造防止積層シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、下記の態様を有する。
[1]支持体上に光透過性を有する基材が積層してなる積層シートであって、支持体と光透過性を有する基材の間に接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する発色性層を形成したことを特徴とする偽造防止シート。
[2]支持体上に光透過性を有する基材が積層してなる積層シートであって、支持体と光透過性を有する基材の間は接着層にて積層され、該接着層が接着剤、反応性染料および顕色剤を含有した発色性接着層であることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止積層シート。
[3]前記接着層が、接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する塗工液を前記支持体上または前記光透過性を有する基材上に塗工し、前記支持体と前記光透過性を有する基材とを貼り合わせた後、乾燥することにより形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の偽造防止積層シートおよびその製造方法。
[4]支持体上に接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する発色性層を設け、該発色性層上に接着剤を介し光透過性を有する基材を積層したことを特徴とする請求項1に記載の偽造防止防止積層シート。
[5]光透過性を有する基材の片面に接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する発色性層を設けた後、該発色性層と支持体とを接着剤を介して積層したことを特徴とする請求項1に記載の偽造防止シート。
[6]前記光透過性を有する基材が合成樹脂フィルム、グラシン紙であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の偽造防止積層シート。
[7]前記光透過性を有する基材において、金属蒸着、印刷を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の偽造防止積層シート。
本発明によれば、生産性が良好で、製造コストも低い偽造防止積層シートが提供できる。すなわち、本発明の偽造防止積層シートにおいては、支持体と光透過性を有する基材の間に反応性染料および顕色剤を含有することにより、熱により発色して容易に真贋を判別でき、偽造防止を行うことができる。
≪実施形態≫
図1に、本発明の偽造防止積層シートの実施形態の一例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の偽造防止積層シート11の断面図であり、支持体12の上に、接着層15、光透過性を有する基材16を順次積層した例である。
以下、偽造防止積層シート11の各構成について詳述する。
<支持体12>
支持体12としては、特に限定されるものではなく、紙、板紙、合成紙、不織布、プラスチックフィルム等、各種合成樹脂が適宜必要に応じて使用される。好ましくは透気性を有する基材が用いられ、最も好ましくは紙、板紙である。
支持体12の坪量は、特に限定されないが、接着加工適性、パッケージとして使用した時の箱の強度などの点から、40〜600g/mが好ましい。
<接着層15>
本発明において、接着層15は、反応性染料と顕色剤とを含有する以外は一般的に用いられている接着層と同様の構成とすることができる。
本発明において、接着層15は、反応性染料(染料前駆体)と顕色剤とを含有しており、そのため、真贋判定の感熱処理を行うと、加熱された部分の反応性染料と顕色剤とが反応して発色する発色性接着層である。
反応性染料および顕色剤は、各種公知のものを使用でき、具体的な反応性染料と顕色剤との組み合わせとしては、ロイコ化合物(ロイコ染料)と電子受容性物質、イミノ化合物とイソシアナート化合物、長鎖脂肪酸鉄塩と多価フェノール等が挙げられる。これらの中で、ロイコ化合物と電子受容性物質との組み合わせは、熱応答性が良いこと、発色濃度が高いこと、比較的安定であることから好ましい。また、イミノ化合物とイソシアナート化合物との組み合わせは、その発色が界面活性剤の影響を受けにくく、保存安定性に優れるため好ましい。
以下に、反応性染料および顕色剤の具体例を示す。
ロイコ化合物としては、例えば、トリフェニルメタン系,フルオラン系,フェノチアジン系,オーラミン系,スピロピラン系,インドリノフタリド系等の化合物が挙げられる。具体的には、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−クロルフタリド、3,3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロルフルオラン、3−ジメチルアミノ−5,7−ジメチルフルオラン、3−N−メチル−N−イソブチル−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−イソアミル−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン、3−(N−エチル−N−p−トリル)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2−[N−3’−トリフルオルメチルフェニル)アミノ]−6−ジエチルアミノフルオラン、2−[3,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニリノ)キサンチル安息香酸ラクタム]、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリクロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(2’,4’−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−(N ,N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(N ,N−ジベンジルアミノ)フルオラン、ベンゾイルロイコメチレンブルー、6’−クロロ−8’−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピリロスピラン、6’−ブロモ−3’−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピリロスピラン、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジメチルアミノフェニル)−3−(2’−メトキシ−5’−クロルフェニル)フタリド、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジメチルアミノフェニル)−3−(2’−メトキシ−5’−ニトロフェニル)フタリド、3−(2’−ヒドロキシ−4’−ジエチルアミノフェニル)−3−(2’−メトキシ−5’−メチルフェニル)フタリド、3−(2’−メトキシ−4’−ジメチルアミノフェニル)−3−(2’−ヒドロキシ−4’−クロル−5’−メチルフェニル)フタリド、3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジル−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニルフェニルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニルエチルアミノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン、2−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p−n−ブチルアニリノ)フルオラン、3−(N−メチル−N−イソプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3,6−ビス(ジメチルアミノ)フルオレンスピロ(9,3’)−6’−ジメチルアミノフタリド、3−(N−ベンジル−N−シクロヘキシルアミノ)−5,6−ベンゾ−7−α−ナフチルアミノ−4’−ブロモフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロル−7−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−(2−エトキシプロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノ−4’,5’−ベンゾフルオラン等が挙げられる。これらのロイコ化合物は、単独で配合しても良く、2種以上を併用しても良い。
ロイコ化合物と接触してこれを発色させる電子受容性物質としては、特に限定されず、例えば、フェノール性化合物、チオフェノール性化合物、チオ尿素誘導体、有機酸及びその金属塩等が挙げられる。具体的には4−tert−ブチルフェノール、4−アセチルフェノール、4−tert−オクチルフェノール、4,4’−sec−ブチリデンジフェノール、4−フェニルフェノール、4,4’−ジヒドロキシジフェニルメタン、4,4’−イソプロピリデンジフェノール、4,4’−シクロヘキシリデンジフェノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルサルファイド、4,4’−チオビス(3−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、およびビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、などのフェノール性化合物、4−ヒドロキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ安息香酸メチル、4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸−sec−ブチル、4−ヒドロキシ安息香酸フェニル、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4−ヒドロキシ安息香酸クロロフェニル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテルなどのフェノール性化合物、または、安息香酸、p−tert−ブチル安息香酸、トリクロル安息香酸、テレフタル酸、サリチル酸、3−tert−ブチルサリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−ベンジルサリチル酸、3−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸などの芳香族カルボン酸、およびこれらフェノール性化合物、芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、カルシウムなどの多価金属との塩などの有機酸性物質、N−p−トルエンスルホニル−N’−3−(p−トルエンスルホニルオキシ)フェニルウレア、N−(p−トルエンスルホニル)−N’−(p−ブトキシカルボイル)ウレア、N−p−トリルスルホニル−N’−フェニルウレア等のウレア化合物が挙げられる。これらの電子受容性物質は、単独で配合しても良く、2種以上を併用しても良い。
イミノ化合物は、少なくとも1個のイミノ基(=NH)を有する化合物であり、常温固形の無色または淡色の化合物が挙げられる。
イミノ化合物として、具体的には、3−イミノイソインドリン−1−オン、3−イミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン−1−オン、3−イミノ−4,5,6,7−テトラブロモイソインドリン−1−オン、3−イミノ−4,5,6,7−テトラフルオロイソインドリン−1−オン、3−イミノ−5,6−ジクロロイソインドリン−1−オン、3−イミノ−4,5,7−トリクロロ−6−メトキシ−イソインドリン−1−オン、3−イミノ−4,5,7−トリクロロ−6−メチルメルカプト−イソインドリン−1−オン、3−イミノ−6−ニトロイソインドリン−1−オン、3−イミノ−イソインドリン−1−スピロ−ジオキソラン、1,1−ジメトキシ−3−イミノ−イソインドリン、1,1−ジエトキシ−3−イミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン、1−エトキシ−3−イミノ−イソインドリン、1,3−ジイミノイソインドリン、1,3−ジイミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン、1,3−ジイミノ−6−メトキシイソインドリン、1,3−ジイミノ−6−シアノイソインドリン、1,3−ジイミノ−4,7−ジチア−5,5,6,6−テトラヒドロイソインドリン、7−アミノ−2,3−ジメチル−5−オキソピロロ[3,4b]ピラジン、7−アミノ−2,3−ジフェニル−5−オキソピロロ[3,4b]ピラジン、1−イミノナフタル酸イミド、1−イミノジフェン酸イミド、1−フェニルイミノ−3−イミノイソインドリン、1−(3′−クロロフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′,5′−ジクロロフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′,4′,5′−トリクロロフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′−シアノ−4′−ニトロフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′−クロロ−5′−シアノフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′,6′−ジクロロ−4′−ニトロフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′,5′−ジメトキシフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′,5′−ジエトキシフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′−メチル−4′−ニトロフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(5′−クロロ−2′−フエェノキシフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(4′−N,N−ジメチルアミノフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(3′−N,N−ジメチルアミノ−4′−メトキシフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′−メトキシ−5′−N−フェニルカルバモイルフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(2′−クロロ−5′−トリフルオロメチルフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(5′,6′−ジクロロベンゾチアゾリル−2′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(6′−メチルベンゾチアゾリル−2′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(4′−フェニルアミノフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(p−フェニルアゾフェニルイミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ナフチル−1′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(アンスラキノン−1′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(5′−クロロアンスラキノン−1′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(N−エチルカルバゾリル−3′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ナフトキノン−1′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ピリジル−4′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ベンズイミダゾロン−6′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(1′−メチルベンズイミダゾロン−6′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(7′−クロロベンズイミダゾロン−5′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ベンズイミダゾリル−2′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(ベンズイミダゾリル−2′−イミノ)−3−イミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン、1−(2′,4′−ジニトロフェニルヒドラゾン)−3−イミノイソインドリン、1−(インダゾリル−3′−イミノ)−3−イミノイソインドリン、1−(インダゾリル−3′−イミノ)−3−イミノ−4,5,6,7−テトラブロモイソインドリン、1−(インダゾリル−3′−イミノ)−3−イミノ−4,5,6,7−テトラフルオロイソインドリン、1−(ベンズイミダゾリル−2′−イミノ)−3−イミノ−4,7−ジチアテトラヒドロイソインドリン、1−(4′,5′−ジシアノイミダゾリル−2′−イミノ)−3−イミノ−5,6−ジメチル−4,7−ピラジイソインドリン、1−(シアノベンゾイルメチレン)−3−イミノイソインドリン、1−(シアノカルボンアミドメチレン)−3−イミノイソインドリン、1−(シアノカルボメトキシメチレン)−3−イミノイソインドリン、1−(シアノカルボエトキシメチレン)−3−イミノイソインドリン、1−(シアノ−N−フェニルカルバモイルメチレン)−3−イミノイソインドリン、1−[シアノ−N−(3′−メチルフェニル)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノ−N−(4′−クロロフェニル)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノ−N−(4′−メトキシフェニル)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノ−N−(3′−クロロ−4′−メチルフェニル)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−(シアノ−p−ニトロフェニルメチレン)−3−イミノイソインドリン、1−(ジシアノメチレン)−3−イミノイソインドリン、1−[シアノ−1′,2′,4′−トリアゾリル−(3′)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノチアゾイル−(2′)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノベンズイミダゾリル−(2′)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノベンゾチアゾリル−(2′)−カルバモイルメチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノベンズイミダゾリル−(2′)−メチレン]−3−イミノイソインドリン、1−[シアノベンズイミダゾリル−(2′)−メチレン]−3−イミノ−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン、1−[(シアノベンズイミダゾリル−2′)−メチレン]−3−イミノ−5−メトキシイソインドリン、1−[(シアノベンズイミダゾリル−2′)−メチレン]−3−イミノ−6−クロロイソインドリン、1−[(1′−フェニル−3′−メチル−5−オキソ)−ピラゾリデン−4′]−3−イミノイソインドリン、1−[(シアノベンズイミダゾリル−2′)−メチレン]−3−イミノ−4,7−ジチアテトラヒドロイソインドリン、1−[(シアノベンズイミダゾリル−2′)−メチレン]−3−イミノ−5,6−ジメチル−4,7−ピラジイソインドリン、1−[(1′−メチル−3′−n−ブチル)−バルビツル酸−5′]−3−イミノイソインドリン、3−イミノ−1−スルホ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−6−クロロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−5,6−ジクロロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−4,5,6,7−テトラクロロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−4,5,6,7−テトラブロモ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−4,5,6,7−テトラフルオロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−6−ニトロ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−6−メトキシ安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−4,5,7−トリクロロ−6−メチルメルカプト安息香酸イミド、3−イミノ−1−スルホナフトエ酸イミド、3−イミノ−1−スルホ−5−ブロモナフトエ酸イミド、3−イミノ−2−メチル−4,5,6,7−テトラクロロイソインドリン−1−オン等が挙げられる。
イミノ化合物と接触してこれを発色させるイソシアナート化合物としては、常温固体の無色または淡色の芳香族イソシアナート化合物または複素環イソシアナート化合物が挙げられ、具体的には、2,6−ジクロロフェニルイソシアナート、p−クロロフェニルイソシアナート、1,3−フェニレンジイソシアナート、1,4−フェニレンジイソシアナート、1,3−ジメチルベンゼン−4,6−ジイソシアナート、1,4−ジメチルベンゼン−2,5−ジイソシアナート、1−メトキシベンゼン−2,4−ジイソシアナート、1−メトキシベンゼン−2,5−ジイソシアナート、1−エトキシベンゼン−2,4−ジイソシアナート、2,5−ジメトキシベンゼン−1,4−ジイソシアナート、2,5−ジエトキシベンゼン−1,4−ジイソシアナート、2,5−ジブトキシベンゼン−1,4−ジイソシアナート、アゾベンゼン−4,4′−ジイソシアナート、ジフェニルエーテル−4,4′−ジイソシアナート、ナフタリン−1,4−ジイソシアナート、ナフタリン−1,5−ジイソシアナート、ナフタリン−2,6−ジイソシアナート、ナフタリン−2,7−ジイソシアナート、3,3′−ジメチル−ビフェニル−4,4′−ジイソシアナート、3,3′−ジメトキシビフェニル−4,4′−ジイソシアナート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアナート、ジフェニルジメチルメタン−4,4′−ジイソシアナート、ベンゾフェノン−3,3′−ジイソシアナート、フルオレン−2,7−ジイソシアナート、アンスラキノン−2,6−ジイソシアナート、9−エチルカルバゾール−3,6−ジイソシアナート、ビレン−3,8−ジイソシアナート、ナフタレン−1,3,7−トリイソシアナート、ビフェニル−2,4,4′−トリイソシアナート、4,4′,4″−トリイソシアナト−2,5−ジメトキシトリフェニルアミン、4,4′,4″−トリイソシアナトトリフェニルアミン、p−ジメチルアミノフェニルイソシアナート、トリス(4−フェニルイソシアナート)チオフォスフェート等が挙げられる。これらのイソシアナート化合物は、必要に応じて、フェノール類、ランタム類、オキシム類等との付加化合物である、いわゆるブロックイソシアナートの形で用いてもよく、ジイソシアナートの2量体、例えば1−メチルベンゼン−2,4−ジイソシアナートの2量体、および3量体であるイソシアヌレートの形で用いてもよく、また、各種のポリオール等でアダクト化したポリイソシアナートとして用いることも可能である。
接着層15中、反応性染料の配合量は、発色性および接着強度を考慮すると、接着層15の全固形分に対して5〜40質量%が好ましく、10〜20質量%がより好ましい。
接着層15中、顕色剤の配合量は、反応性染料の合計100質量部に対し、100〜700質量部が好ましく、150〜400質量部がより好ましい。
接着層15を構成する接着剤としては、特に制限はなく、一般的に接着に使用されているもの、たとえば天然ゴム、合成ゴム等のゴム系接着剤;アクリル酸および/またはアクリル酸エステルを主なモノマー成分として含有するアクリル系接着剤;酢酸ビニル重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等の、酢酸ビニルを主なモノマー成分として含有する酢酸ビニル系接着剤;澱粉、アルギン酸ナトリウム等の多糖系粘着剤やデキストリン系粘着剤、ポリビニルアルコール等の水溶性接着剤などが使用できる。
接着性は、たとえば支持体や光透過性を有する基材の強度、支持体と光透過性を有する基材との間の接着強度等を考慮して適宜設定される。接着層15中、接着剤の配合量は、接着層15の全固形分の10〜90質量%が好ましく、20〜80質量%がより好ましい。
接着層15は、さらに、発色感度を調節するために、増感剤を含有することが好ましい。増感剤としては、従来から感熱記録体の増感剤として知られている化合物を使用することができ、たとえば比較的低融点で反応性染料、顕色剤に相溶性の良好な有機物(以下、熱可融性物質という)が挙げられる。
熱可融性物質は、反応性染料、顕色剤と相溶することによりこの両成分の接触確率を高めて増感作用を発揮する。熱可融性物質としては、例えばパラベンジルビフェニル、ジベンジルテレフタレート、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、シュウ酸ジベンジル、アジピン酸ジ−o−クロルベンジル、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン、シュウ酸ジ−p−メチルベンジル、シュウ酸ジ−p−クロルベンジル、1,2−ビス(3,4−ジメチルフェニル)エタン、1,3−ビス(2−ナフトキシ)プロパンなどをあげることができる。
接着層15中、熱可融性物質の配合量は、反応性染料の合計100質量部に対し、25〜500質量部が好ましく、100〜300質量部がより好ましい。
接着層15には、さらに必要に応じて、感熱記録体に一般的に用いられている各種添加剤を添加することができる。該添加剤としては、たとえば有色染料、蛍光染料、消泡剤等が挙げられる。
反応性染料と顕色剤とを別々に分散媒体に分散し、接着層15を形成する際にそれらの分散液を混合することが好ましい。
分散液の調製は、たとえばボールミル、アトライター、サンドミルなどの攪拌・粉砕機を用いて行うことができる。
塗工液の塗工方法としては、例えば、エアーナイフコーティング、バリバーブレードコーティング、ピュアーブレードコーティング、ロッドブレードコーティング、ショートドウェルコーティング、カーテンコーティング、ダイコーティング、グラビアコーティング等が挙げられる。
本発明においては、接着層15が、接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する塗工液を支持体上または光透過性を有する基材上に塗工し、支持体と光透過性を有する基材とを貼り合わせた後、乾燥することにより形成されたもの、すなわちウエットラミネート法により形成されたものである。
接着層15が、接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する塗工液を支持体上または光透過性を有する基材上に塗工し乾燥した後、支持体と光透過性を有する基材とを貼り合わせたドライラミネート法により形成されたものも用いられる。
本発明では、塗布量が少なく接着が可能であることからウエットラミネート法が好ましい。
接着層15の塗工量としては、記録特性に優れることから、2〜10g/mが好ましく、3〜6g/mがより好ましい。
<光透過性を有する基材16>
光透過性を有する基材16は、光透過性を有する必要がある。ここで、「光透過性を有する」とは、外部から接着層15に記録された情報を視認できればよく、完全に透明であってもよく、また、半透明であってもよい。
かかる光透過性を有する基材の材料としては、透明材料が挙げられる。また、厚さを薄くすることによって、外部から接着層15に記録された情報を視認できる光透過性を確保できる半透明材料も用いることができる。
透明材料からなる基材としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム,ポリブチレンテレフタレートフィルム,ポリエチレンフィルム,ポリプロピレンフィルム,ポリカーボネートフィルム,ポリウレタンフィルム,ポリイミドフィルム,ポリ塩化ビニルフィルム,セロファン,三酢酸セルロースフィルム,二酢酸等セルロースフィルム,テトラフルオロエチレンフィルム,ポリ弗化ビニリデンフィルム,ポリモノクロロトリフルオロエチレンフィルム等の合成樹脂を主成分とする基材(フィルム基材)が挙げられる。
更にこれらフィルムに半透明状態を維持した形で金属蒸着を施したり、印刷インクを塗布することも意匠性と云う観点から好ましい。
半透明材料からなる基材としては、パルプを主成分とする紙基材、フィルム基材に白色無機顔料等の着色剤を含有させたもの等が挙げられる。パルプを主成分とする基材としては上質紙、再生紙、グラシン紙等の紙が一般的である。特に、密度が高く、熱伝導性が高く、透明性も高いことから、グラシン紙が好ましい。
これらの中でも、特に、接着層15を上述したようにウエットラミネート法で形成する場合は、光透過性を有する基材16として透気性の基材を用いることが好ましく、特に紙基材が好ましい。
光透過性を有する基材16の厚さは、特に限定されないが、厚さが薄いほど、接着層15に伝達される熱量が大きく、接着層15に記録される情報の記録濃度が高くなる。一方、厚さが厚いほど、光透過性を有する基材16の加工性が向上し、光透過性を有する基材16としては、坪量が3〜60g/mであることが好ましく、5〜40g/mであることがより好ましい。
また、光透過性を有する基材16の密度が高いほど、接着層15に伝達される熱量が大きく、接着層15に記録される情報の記録濃度が高くなり、鮮明となる。特に木材パルプを主成分とする基材の場合、透明性も高くなる。そのため、光透過性を有する基材16としては、密度が0.80g/cm以上のものが好ましく、0.85〜1.6g/cmの範囲内のものがより好ましい。特に、紙基材にあっては密度0.85〜1.3g/cmのものが好ましく、フイルム基材にあっては密度0.9〜1.6g/cmのものが好ましい。
本態様の偽造防止積層シート11は、たとえば以下のようにして使用できる。すなわち、偽造防止積層シート11に対し、マッチ、ライター、などの炎、加熱された鉄棒、感熱記録装置を用いて熱処理を行うことにより、接着層15を発色せしめ、光透過性を有する基材16を通して、視認し、真贋を判定する。
本発明を下記実施例により更に詳しく説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。なお、特に断りのない限り、「部」および「%」はそれぞれ「質量部」および「質量%」を示す。
<実施例1>
≪感熱発色成分の調整≫
(1)A液調製(ロイコ染料の分散)
3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン20部、メチルセルロースの5%水溶液5部及び水15部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が1.0μmになるまで粉砕した。
(2)B液調製(顕色剤の分散)
ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン20部、メチルセルロースの5%水溶液5部及び水15部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が1.0μmになるまで粉砕した。
(3)C液調製(増感剤の分散)
1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタン20部、メチルセルロースの5%水溶液5部及び水15部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が1.0μmになるまで粉砕した。
≪塗工液の調製≫
接着剤(商品名:PT1051(変性スチレン・ブタジエン共重合物)、有効成分48%、日本ゼオン株式会社製)100部、A液10部、B液20部、C液10部からなる組成物を混合撹拌して塗工液を得た。
≪偽造防止積層シートの形成≫
ラミネーターを用いて、支持体である上質紙(坪量150g/m)上に、グラビアコーターで、上記の塗工液を、乾燥固形量が6g/mとなるように塗工した後、該塗工層が未乾燥状態で、光透過性を有する基材であるグラシン紙(坪量25g/m、密度0.92g/m)を貼り合せた後に乾燥し、光透過性を有する基材/発色性接着層/支持体の偽造防止積層シートを得た。
≪真贋の判定≫
得られた偽造防止積層シートにタバコの火を押し当て発色が明瞭に確認され、容易に真贋を判別することが出来た。
<実施例2>
偽造防止積層シートの形成において、支持体に白板紙(坪量310g/m)を用い、光透過性を有する基材にポリエチレンテレフタレートフィルム(厚さ20μm)を用いた以外は実施例1と同様に偽造防止積層シートを得た。得られた偽造防止積層シートに光透過性を有する基材の面からライターの火をかざすことにより、発色が明確に確認された。
以下、偽造防止積層シートの実施形態の別な例として、光透過性を有する基材/発色性層/支持体、光透過性を有する基材/接着層/発色性層/支持体、光透過性を有する基材/発色性層/接着層/支持体などが挙げられる。これらの例のように、光透過性を有する基材と支持体の間に積層される発色性接着層は接着成分と発色性成分を混合した単一層である必要はなく、接着成分と発色性成分をそれぞれ、単独に積層することも可能である。また、光透過性を有する基材に金属蒸着、印刷を施すことで、偽造防止積層シートへの情報表示、意匠性を高めることも可能である。
本発明は、特別な機器なしで簡易判定できる偽造防止シートとして利用可能である。また、支持体に薄葉紙から厚紙まで使用することで、各種情報が印字・印刷された各種チケットからパッケージまでの加工素材として用途展開の可能性を有する。
本発明の実施形態である偽造防止積層シートの一例の断面図である。
符号の説明
11:偽造防止積層シート
12:支持体
15:発色性接着層
16:光透過性を有する基材

Claims (7)

  1. 支持体上に光透過性を有する基材が積層してなる積層シートであって、支持体と光透過性を有する基材の間に接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する発色性層を積層したことを特徴とする偽造防止積層シート。
  2. 支持体上に光透過性を有する基材が積層してなる積層シートであって、支持体と光透過性を有する基材の間は接着層にて積層され、該接着層が接着剤、反応性染料および顕色剤を含有した発色性接着層であることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止積層シート。
  3. 前記接着層が、接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する塗工液を前記支持体上または前記光透過性を有する基材上に塗工し、前記支持体と前記光透過性を有する基材とを貼り合わせた後、乾燥することにより形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の偽造防止積層シート。
  4. 支持体上に接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する発色性層を設け、該発色性層上に接着剤を介し光透過性を有する基材を積層したことを特徴とする請求項1に記載の偽造防止積層シート。
  5. 光透過性を有する基材の片面に接着剤、反応性染料および顕色剤を含有する発色性層を設けた後、該発色性層と支持体とを接着剤を介して積層されたことを特徴とする請求項1に記載の偽造防止積層シート。
  6. 前記光透過性を有する基材が合成樹脂フィルム、グラシン紙であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の偽造防止積層シート。
  7. 前記光透過性を有する基材において、金属蒸着、印刷を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の偽造防止積層シート。
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