JP2007000731A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタのメンテナンスが容易な空気調和機を提供する。
【解決手段】 空気調和機1は、本体ケーシング2と、送風部と、プレフィルタ71と、回転循環部72と、光触媒フィルタ9とを備える。本体ケーシング2は上面吸込口22と側面吸込口23と吹出口21とを備える。送風部は、上面吸込口22と側面吸込口23とから吸い込まれ吹出口21から吹き出される空気流を生成する。プレフィルタ71は、第1面74と第1面74よりも空気流の下流側に位置する第2面とが無端状に繋がった形状を有し、通過する空気流中の塵埃を捕集する。回転循環部72は、第1面71と第2面とが反転するようにプレフィルタ71を回転循環させる。光触媒フィルタ9は、プレフィルタ71よりも空気流の下流側に配置され、空気流中の塵埃を捕集する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機に関する。
従来、吸込口から吸い込んだ室内の空気をフィルタに通して空気中の塵埃を除去した後、再び室内へと吹き出すことによって、室内の空気を清浄化することができる空気調和機が利用されている(特許文献1参照)。
特開2004−060937号公報
上記のような空気清浄機能を有する空気調和機では、塵埃がフィルタに付着して溜まり易いため、フィルタのメンテナンスが必要となる。このため、従来の空気調和機では、使用者がフィルタを取り外してフィルタから塵埃を除去することによりメンテナンスが行われている。この場合、フィルタを洗浄したり掃除機で吸引したりする作業が必要となり煩雑である。
本発明の課題は、フィルタのメンテナンスが容易な空気調和機を提供することにある。
第1発明にかかる空気調和機は、ケーシングと、送風部と、第1フィルタと、回転循環部と、集塵部とを備える。ケーシングは吸込口と吹出口21とを備える。送風部は、吸込口から吸い込まれ吹出口21から吹き出される空気流を生成する。第1フィルタは、第1面と第1面よりも空気流の下流側に位置する第2面とが無端状に繋がった形状を有し、通過する空気流中の塵埃を捕集する。回転循環部は、第1面と第2面とが反転するように第1フィルタを回転循環させる。集塵部は、第1フィルタよりも空気流の下流側に配置され、空気流中の塵埃を捕集する。
この空気調和機では、第1フィルタが無端状であり、回転循環部によって第1フィルタの第1面と第2面とが反転するように循環移動可能である。第1面は、空気流れの上流側に位置することによって塵埃を捕集しているが、第1面が反転して空気流れの下流側へと移動することにより、第1面に付着していた塵埃が第1面から離れて下流へと流される。第1面から離れて下流へと流された塵埃は、集塵部に捕集される。
このようにこの空気調和機では、第1フィルタの第1面と第2面とが循環移動することによって、第1フィルタの塵埃を吹き飛ばして下流の集塵部に集めることができる。このため、フィルタのメンテナンスが容易である。
第2発明にかかる空気調和機は、第1発明の空気調和機であって、集塵部は、ケーシングに着脱自在に設けられ、通過する空気流中の塵埃を捕集する第2フィルタである。
この空気調和機では、第2フィルタによって第1フィルタに付着した塵埃を捕集することができる。従って、第1フィルタに付着した塵埃を第2フィルタに集めることができ、第2フィルタのメンテナンスを行うだけで、第1フィルタと第2フィルタとのメンテナンスをまとめて行うことができる。また、第2フィルタは着脱自在であるため、第2フィルタを低廉な使い捨てのフィルタとすれば、第2フィルタを取り替えることによって、より容易にメンテナンスを行うことができる。
第3発明にかかる空気調和機は、第1発明または第2発明の空気調和機であって、第1フィルタを含む複数のフィルタを備える。そして、第1フィルタは、複数のフィルタのうち最も空気流の上流側に位置する。
最も空気流の上流側に位置する第1フィルタは、室内の空気が最初に透過するフィルタであるため、比較的大きな埃が大量に付着し易く頻繁なメンテナンスが必要である。しかし、この空気調和機では、最も空気流の上流側に位置する第1フィルタに付着した塵埃を容易に処理することができるため、より容易にフィルタのメンテナンスを行うことができる。
第4発明にかかる空気調和機は、第1発明から第3発明のいずれかの空気調和機であって、空気流の上流側から下流側へと回転循環する第1フィルタに接触して摩擦する摩擦部材をさらに備える。
この空気調和機では、第1フィルタの第1面と第2面とが反転するときに摩擦部が第1フィルタに接触して摩擦する。これにより、第1フィルタに付着していた塵埃が浮き上がり、第1フィルタから離れ易くなる。このため、この空気調和機では、第1フィルタに付着した塵埃を効率よく除去することができる。
第5発明にかかる空気調和機は、第1発明から第3発明のいずれかの空気調和機であって、吸引部をさらに備える。吸引部は、空気流の上流側から下流側へと回転循環する第1フィルタに近接して配置される。
この空気調和機では、第1フィルタの第1面と第2面とが反転するときに吸引部が第1フィルタ上の塵埃を吸引する。これにより、第1フィルタに付着していた塵埃が吸引され離れやすくなる。このため、この空気調和機では、第1フィルタに付着した塵埃を効率よく除去することができる。
第6発明にかかる空気調和機は、第1発明から第5発明のいずれかの空気調和機であって、回転循環部は、第1フィルタを回転循環させる駆動源となる駆動モーターを有する。また、空気調和機は、駆動モーターを制御する制御部をさらに備える。
この空気調和機では、制御部が駆動モーターを制御することによって、第1フィルタの反転を自動的に行うことができる。このため、フィルタのメンテナンスがさらに容易である。
第7発明にかかる空気調和機は、第1発明から第6発明のいずれかの空気調和機であって、室内の床面或いは卓上に設置される空気清浄機である。
この空気調和機では、床置き型或いは卓上型の空気清浄機において、フィルタのメンテナンスを容易にすることができる。
第1発明にかかる空気調和機では、第1フィルタの第1面と第2面とを反転させることによって、第1フィルタの塵埃を吹き飛ばして下流の集塵部に集めることができる。このため、フィルタのメンテナンスが容易である。
第2発明にかかる空気調和機では、第1フィルタに付着した塵埃を第2フィルタに集めることができ、第2フィルタのメンテナンスを行うだけで、第1フィルタと第2フィルタとのメンテナンスをまとめて行うことができる。
第3発明にかかる空気調和機では、最も空気流の上流側に位置する第1フィルタに付着した塵埃を容易に処理することができるため、より容易にフィルタのメンテナンスを行うことができる。
第4発明にかかる空気調和機では、摩擦部が第1フィルタに接触して摩擦することにより、第1フィルタに付着していた塵埃が浮き上がり、第1フィルタから離れ易くなる。このため、この空気調和機では、第1フィルタに付着した塵埃を効率よく除去することができる。
第5発明にかかる空気調和機では、第1フィルタの第1面と第2面とが反転するときに吸引部が第1フィルタ上の塵埃を吸引することにより、第1フィルタに付着していた塵埃が吸引され離れやすくなる。このため、この空気調和機では、第1フィルタに付着した塵埃を効率よく除去することができる。
第6発明にかかる空気調和機では、制御部が駆動モーターを制御することによって、第1フィルタの反転を自動的に行うことができる。このため、フィルタのメンテナンスがさらに容易である。
第7発明にかかる空気調和機では、床置き型或いは卓上型の空気清浄機において、フィルタのメンテナンスを容易にすることができる。
<空気清浄機の概略構成>
本発明の一実施形態にかかる空気調和機1を図1に示す。この空気調和機1は、室内の空気を清浄に保ち室内の快適性を向上させるために、室内の床に設置される床置き型の空気清浄機である。空気調和機1は、本体ケーシング2と、本体ケーシング2の正面側に設けられる正面パネル3と、送風部4(図3参照)と、空気清浄ユニット5(図3参照)と、制御部6(図4参照)とを備えている。
〈本体ケーシング〉
本体ケーシング2は、正面が大きく開口した箱状の形状であり、吹出口21と、上面吸込口22と、側面吸込口23とを有している。
吹出口21は、本体ケーシング2の上面部の背面側端部に設けられる。吹出口21は、清浄後の空気を空気調和機1から上方に向かって吹き出すための開口である。
上面吸込口22と側面吸込口23とは、空気調和機1内において室内の空気を清浄するために、室内の空気を空気調和機1内に吸い込むための開口である。上面吸込口22は、吹出口21が設けられる面と同じ本体ケーシング2の上面部の正面側端部に設けられる。上面吸込口22の横方向の長さは、正面パネル3の横方向の長さと略同一である。側面吸込口23は、本体ケーシング2の左右の側面部の正面側にそれぞれ設けられる一対の開口である。側面吸込口23の縦方向の長さは、正面パネル3の縦方向の長さと略同一である。なお、本体ケーシング2の上面部には、正面側が背面側よりも高くなるように段差が設けられており、上面吸込口22は、吹出口21よりも高い位置に配置されている。また、側面吸込口23は、上面吸込口22と前後方向に同じ位置に設けられている。
〈正面パネル〉
正面パネル3は、本体ケーシング2の前方に設けられており、本体ケーシング2の正面の開口を閉じる。正面パネル3は、正面視において、本体ケーシング2の左右および上部を覆う大きさを有しており、本体ケーシング2の内部に設置される空気中に含まれる微粒子を除去するための空気清浄ユニット5等を前方から覆っている。
〈送風部〉
送風部4は、上面吸込口22および側面吸込口23から吸い込まれ吹出口21から吹き出される空気流を生成する。送風部4は、本体ケーシング2内に収納されており、図3に示すように、ファンモーター41と、ファンモーター41によって回転駆動される送風ファン42とを有している。ファンモーター41としては、インバータ回路により周波数制御されるインバータモータを採用している。送風ファン42としては、遠心ファンを採用している。このため、送風ファン42は、回転軸方向から空気を吸い込み、回転中心から半径方向外側に向かって空気を吹き出す。
〈空気清浄ユニット〉
図3に示す空気清浄ユニット5は、上面吸込口22および側面吸込口23から吸い込んだ室内の空気中に含まれる塵埃等の異物を除去するためのユニットである。空気清浄ユニット5は、プレフィルタユニット7、放電部8(図4参照)、光触媒フィルタ9およびプラズマ触媒フィルタ10を備えている。
〔プレフィルタユニット〕
プレフィルタユニット7は、図1および図2に示すように、プレフィルタ71と回転循環部72と摩擦部材73とを有する。
プレフィルタ71は、空気流における最も上流側に配置されており、通過する空気から比較的大きな埃や塵を除去する。プレフィルタ71は、第1面74と、第1面74よりも空気中の下流側に位置する第2面75とが無端状に繋がった形状を有している。第1面74および第2面75は、正面パネル3に略平行に且つ互いに平行に配置されており、第1面74が前面側に位置し、第2面75が第1面74よりも背面側に位置している。第1面74の側端と第2面75の側端とはそれぞれ連続しており、プレフィルタ71は、帯状のフィルタが履帯状に繋がった形状となっている。なお、第1面74は正面パネル3の背面に対向しており、第2面75は後述する光触媒フィルタ9の正面に対向している。
また、プレフィルタ71は、ポリプロピレン(以下、PPという)製の糸状の樹脂網であって、本体ケーシング2内に吸い込まれる空気に含まれる比較的大きな塵埃などが付着する。
回転循環部72は、第1面74と第2面75とが反転するようにプレフィルタ71を回転循環させる機構である。回転循環部72は、回転軸77と、支持軸78と、上下フレーム79と、駆動モーター76(図4参照)とを有する。回転軸77は、駆動モーター76によって回転する円筒状の軸部材である。支持軸78は、回転軸77から離間して回転軸77に平行に配置され、回転可能に設けられた円筒状の軸部材である。回転軸77と支持軸78とは、履帯状のプレフィルタ71の内側に配置されており、プレフィルタ71を回転循環可能に支持している。上下フレーム79は、回転軸77と支持軸78とを回転可能に支持しており、回転軸77、支持軸78およびプレフィルタ71を上下に挟むように設けられている。駆動モーター76は、制御部6によって制御され、回転運動を回転軸77に伝達して回転軸77を回転させる。駆動モーター76は、プレフィルタ71を回転させる駆動源となる。
摩擦部材73は、細い円筒状の形状を有し、回転循環するプレフィルタ71に接触して摩擦する部材である。摩擦部材73は、回転軸77に近接して回転軸77に平行に設けられており、回転軸77との間にプレフィルタ71を挟んでいる。なお、摩擦部材73は、プレフィルタ71の回転循環方向(図2の実線矢印A1参照)において第1面74から第2面75へと向かう途中に設けられる。本実施形態ではプレフィルタ71の回転循環方向において第1面74から第2面75へと向かう途中に回転軸77が設けられ、第2面75から第1面74へと向かう途中に支持軸78が設けられているため、摩擦部材73が回転軸77に近接して設けられているが、第1面74から第2面75へと向かう途中に支持軸78が設けられている場合には支持軸78に近接して設けられてもよい。摩擦部材73としては、例えば、樹脂などからなる複数の線材を有するブラシ状の部材や、表面に複数の溝が設けられた棒状の部材などが考えられる。摩擦部材73の表面がプレフィルタ71を摩擦してプレフィルタ71に付着した塵埃を掻き起こすことによって塵埃が浮き上がりプレフィルタ71から離れやすくなる。
〔光触媒フィルタ〕
光触媒フィルタ9は、プレフィルタ71よりも空気流の下流側に配置されており、空気流れ方向(図3の矢印A2参照)においてプレフィルタ71の次に配置されている。光触媒フィルタ9は、通過する空気流中の塵埃を吸着して捕集することができる。光触媒フィルタ9は、本体ケーシング2に着脱自在に設けられている。
また、光触媒フィルタ9は、プリーツ状に形成されており、静電フィルタおよびチタンアパタイト担持フィルタを張り合わせて形成されている。なお、この光触媒フィルタ9は、静電フィルタが送風ファン42による空気流れの上流側に、チタンアパタイト担持フィルタが空気流れの下流側に面するように配置される。静電フィルタは、放電部8を通過する際に帯電させられた塵埃などを吸着する。チタンアパタイト担持フィルタは、静電フィルタを通過する塵埃などを吸着する。
〔プラズマ触媒フィルタ〕
プラズマ触媒フィルタ10は、光触媒フィルタ9よりも空気流の下流側に配置されており、空気流れ方向において光触媒フィルタ9の次に配置されている。プラズマ触媒フィルタ10には、アナターゼ型の二酸化チタンが担持されている。プラズマ触媒フィルタ10では、光触媒フィルタ9に吸着されなかった空気中のウィルスや菌などを吸着する。このプラズマ触媒フィルタ10では、吸着された菌やウィルスなどが活性種により活性化された二酸化チタンによって死滅あるいは不活化される。
〔制御部〕
図4に示す制御部6は、リモコン11からの運転信号や本体ケーシング2の操作ボタンの操作に基づいて、空気調和機1の運転を制御する。制御部6は、送風部4のファンモーター41を制御して空気調和機1の運転のオンオフや風量を制御することができる。また、制御部6は、プレフィルタユニット7の駆動モーター76を制御することによって、プレフィルタ71の清掃を自動的に行うことができる。
<プレフィルタ自動清掃機能>
次に、この空気調和機1に特徴的なプレフィルタ自動清掃機能について図5に基づいて説明する。プレフィルタ自動清掃機能は、制御部6による制御によって、プレフィルタ71に付着した塵埃を除去してプレフィルタ71を自動的に清掃することができる機能である。
まず、図5(a)に示すように、駆動モーター76が停止しており、プレフィルタ71の第1面74が正面側に位置し、第2面75が背面側に位置しているとする。この状態で空気清浄運転が行われたことにより、第1面74には塵埃が付着している。
ここで、制御部6が駆動モーター76を駆動させて回転軸77を回転させる。回転軸77が回転すると、プレフィルタ71が図中の矢印A1の方向に回転循環して第1面74が背面側に移動し、第2面75が正面側に移動する(図5(a)および図5(b)参照)。なお、プレフィルタ71が摩擦部材73と回転軸77との間を通過するときに摩擦部材73がプレフィルタ71の表面に接触して摩擦することによって、プレフィルタ71に付着した塵埃が浮き上がりプレフィルタ71から離れ易くなる。
次に、制御部6は、第1面74と第2面75とが入れ替わって反転した状態(図5(b)参照)で駆動モーター76を停止させる。この状態では、塵埃が付着していた第1面74が反転して光触媒フィルタ9に対向した状態となる。そして、この状態でファンモーター41が駆動されて空気流が生成されると、空気流によって第1面74に付着していた塵埃が吹き飛ばされて第1面74から離れる。そして、第1面74から離れた塵埃は、空気流れの下流へと流され、光触媒フィルタ9に捕集される(図5(c)参照)。
この状態で再び空気清浄運転が行われると、今度は正面側に位置している第2面75に塵埃が付着するが、上記と同様にプレフィルタ自動清掃機能が実行されることにより、第2面75に付着した塵埃を除去することができる。
[本空気清浄機の特徴]
(1)
この空気調和機1では、プレフィルタ71を回転循環させて第1面74と第2面75とを反転させることによって、プレフィルタ71に付着した塵埃を空気流の力で吹き飛ばしてプレフィルタ71から除去することができる。また、プレフィルタ71から除去された塵埃は下流の光触媒フィルタ9に再付着させることによって集めることができる。
このため、この空気調和機1では、比較的大きな埃が多量に付着しやすいプレフィルタ71を自動的に清掃することができる。これにより、プレフィルタ71のロングライフ化が可能となっている。また、プレフィルタ71のメンテナンスに代えて光触媒フィルタ9のメンテナンスを行えばよいため、フィルタのメンテナンスが容易である。
(2)
プレフィルタ71は、無端状に連続しているため、プレフィルタ71を交換することなく、プレフィルタ自動清掃機能を繰り返し実行することができる。
(3)
光触媒フィルタ9は本体ケーシング2に着脱自在とされており、使い捨てのフィルタとして利用することができる。これにより、プレフィルタ自動清掃機能によって塵埃を光触媒フィルタ9に集めた後に光触媒フィルタ9を取り替えることができ、フィルタのメンテナンスをより容易にすることができる。
[他の実施形態]
(A)
上記の実施形態では、プレフィルタ71の下流に光触媒フィルタ9が配置されているが、光触媒フィルタ9に代えて別の集塵フィルタが利用されてもよい。例えば、光触媒フィルタ9よりも低廉なフィルタを利用した場合には、コストを低減させることができる。
(B)
また、フィルタではなく、プレフィルタ71から吹き飛ばされた塵埃を捕集してゴミ収集空間に蓄えることができる集塵部が設けられてもよい。この場合、ゴミ収集空間に蓄えられた塵埃を廃棄することによってメンテナンスを容易に行うことができる。
(C)
上記のプレフィルタ自動清掃機能は、リモコン11等によって使用者が指示した時に実施されてもよく、センサ等からの情報を基に制御部6がプレフィルタ71の清掃時期を判断して実施されてもよい。
(D)
上記の実施形態では、プレフィルタ71は横方向に回転循環しているが、縦方向(鉛直方向)に回転循環してもよい。
(E)
上記の実施形態では、床置き型の空気清浄機に本発明が適用されているが、卓上型や壁掛け型などの他の形態の空気調和機にも適用可能である。
(F)
上記の実施形態の摩擦部材73に代えて、空気を吸引する吸引口を有する吸引部がプレフィルタ71に近接して配置されてもよい。吸引部は、プレフィルタ71が空気流の上流側から下流側へと回転循環するときに吸引を行い、プレフィルタ71に付着した塵埃を吸引し、プレフィルタ71から離れやすくすることができる。
本発明は、フィルタのメンテナンスを容易に行うことができる効果を有し、空気調和機として有用である。
空気調和機の分解斜視図。 プレフィルタユニット近傍の上面断面図。 空気清浄ユニットの分解斜視図。 空気調和機の制御ブロック図。 プレフィルタ自動清掃機能の動作を示す図。
符号の説明
1 空気調和機
2 本体ケーシング(ケーシング)
4 送風部
6 制御部
9 光触媒フィルタ(集塵部、第2フィルタ)
21 吹出口
22 上面吸込口(吸込口)
23 側面吸込口(吸込口)
71 プレフィルタ(第1フィルタ)
72 回転循環部
73 摩擦部材
74 第1面
75 第2面
76 駆動モーター

Claims (7)

  1. 吸込口(22,23)と吹出口(21)とを備えるケーシング(2)と、
    前記吸込口(22,23)から吸い込まれ前記吹出口(21)から吹き出される空気流を生成する送風部(4)と、
    第1面(74)と前記第1面(74)よりも前記空気流の下流側に位置する第2面(75)とが無端状に繋がった形状を有し、通過する空気流中の塵埃を捕集する第1フィルタ(71)と、
    前記第1面(74)と前記第2面(75)とが反転するように前記第1フィルタ(71)を回転循環させる回転循環部(72)と、
    前記第1フィルタ(71)よりも前記空気流の下流側に配置され前記空気流中の塵埃を捕集する集塵部(9)と、
    を備える空気調和機(1)。
  2. 前記集塵部(9)は、前記ケーシング(2)に着脱自在に設けられ、通過する前記空気流中の塵埃を捕集する第2フィルタ(9)である、
    請求項1に記載の空気調和機(1)。
  3. 前記第1フィルタ(71)を含む複数のフィルタ(71,9,10)を備え、
    前記第1フィルタ(71)は複数の前記フィルタ(71,9,10)のうち最も前記空気流の上流側に位置する、
    請求項1または2に記載の空気調和機(1)。
  4. 前記空気流の上流側から下流側へと回転循環する前記第1フィルタ(71)に接触して摩擦する摩擦部材(73)をさらに備える、
    請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  5. 前記空気流の上流側から下流側へと回転循環する前記第1フィルタ(71)に近接して配置される吸引部をさらに備える、
    請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  6. 前記回転循環部(72)は、前記第1フィルタ(71)を回転循環させる駆動源となる駆動モーター(76)を有し、
    前記駆動モーター(76)を制御する制御部(6)をさらに備える、
    請求項1から5のいずれかに記載の空気調和機(1)。
  7. 室内の床面或いは卓上に設置される空気清浄機である、
    請求項1から6のいずれかに記載の空気調和機(1)。
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