JP2006527745A5 - - Google Patents

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農業用病虫害防除剤の製造者は、スペクトルが広くて作用期間が長い殺虫製品が必要であることを認識している。単一活性成分の製剤がそのような要求を満たすことは稀であるため、おそらく4種類までの相補的生物活性成分を組み合わせた製品を開発する必要がある。多くの組み合わせ製品(すなわち2種類以上の活性成分を含む製品)が現在利用可能であるが、そのどれも、製品を1回だけ適用するだけでシーズンを通じてスペクトルの広い制御を行なうことはできない。
従来技術では、本発明の方法で用いる個々の化合物は、単独で使用したときに植物の生長に独立に影響を与えることが知られている。例えば除草剤であるシクロヘキサジオン化合物2-(2'-ニトロ-4'-メチルスルホニルベンゾイル)-1,3-シクロヘキサンジオン(メソトリオン)は、アメリカ合衆国特許第5,049,046号に開示されている選択的除草剤であり、シクロヘキサンジオン化合物は他にも多数ある。アセトアミド(中でも2-クロロ-N-(2-エチル-6-メチルフェニル)-N-(2-メトキシ-1-メチルエチル)アセトアミド(メトラクロール))は、除草活性を持つことが知られている一群の化合物である。グリホサートは、特に商品名タッチダウン(登録商標)として入手できる非選択的除草剤である。これらの化合物はすべて、望ましくない植物に適用したときに独自の除草活性を有するが、そのどれも、個々には、1回の適用でシーズンを通じてスペクトルの広い制御を行なうという現在農業分野で必要とされていることは実現できない。
したがって本発明により、シーズンを通じて望ましくない植物を制御する方法であって、2-(置換されたベンゾイル)-1,3-シクロヘキサンジオンまたはその金属キレートと、グリホサートまたはその塩と、アセトアミドとを含む組み合わせ除草剤を、望ましくない植物が生えている場所に1回だけ適用する操作を含む方法が提供される。“シーズンを通じた制御”という表現は、除草組成物を任意の作物に対して1シーズンに1回だけ適用する必要があり、その結果として望ましくない植物がそのシーズンを通じて制御された状態を維持することを意味する。“シーズン”は、一般に120日間までであり、例えば40〜120日である。具体例として、50〜120日が挙げられる。
本発明の第2の特徴により、2-(置換されたベンゾイル)-1,3-シクロヘキサンジオンまたはその金属キレートと、グリホサートまたはその塩と、アセトアミドとを含む組み合わせ除草剤の利用法であって、その組み合わせ除草剤を1回だけ適用し、望ましくない植物をシーズンを通じて制御する方法が提供される。
除草成分の適用量は、制御する雑草の具体的なタイプ、必要な制御の程度、適用のタイミングおよび方法によって異なる。一般に、除草成分は、活性成分の全量が約400g a.i./ヘクタール(g/ha)〜約7750g a.i./ヘクタールとなる適用量で適用することができる。約940g a.i./ヘクタール〜3750g a.i./ヘクタールという適用量が好ましい。シクロヘキサンジオンは、20〜300g a.i./ヘクタールの割合で適用することが好ましく、40〜250g a.i./ヘクタールだとより好ましい。グリホサート化合物は、200〜1400g a.i./ヘクタールの割合で適用することが好ましく、400〜1000g a.i./ヘクタールだとより好ましい。アセトアミドは、200〜6000g a.i./ヘクタールの割合で適用することが好ましく、500〜2500g a.i./ヘクタールだとより好ましい。本発明の特に好ましい一実施態様では、除草成分は、各成分の合計が少なくとも2000g a.i./ヘクタール(そのうちでシクロヘキサンジオンが少なくとも100g/ha)となるのに十分な量を適用する。
本発明で使用する成分は、さまざまな濃度のものを、従来技術で知られている多彩な方法で適用することができる。本発明の組み合わせは望ましくない植物の生長を制御するのに有用であり、制御しようとする場所に、発芽前または発芽後に適用する。本発明の組み合わせは、発芽後(発芽後の早い時期が好ましい)に適用すると特に効果的である。
本発明の除草組成物は、農業で許容可能な基剤も含んでいることが好ましい。実際には、この組成物は、容易に分散させるためにこの業界で知られているか使用されているさまざまなアジュバントと基剤を含む製剤として適用する。所定の化合物に関する製剤と適用方法の選択はその化合物の活性に影響を与える可能性があるため、そのことを考慮して選択を行なう。例えば本発明の除草組成物は、ダスト化可能な粉末、ゲル、湿潤化可能な粉末、水に分散可能な顆粒、水に分散可能な錠剤、水で発泡する錠剤、ブリケット、乳化可能な濃縮物、マイクロエマルジョンにできる濃縮物、水中油型エマルジョン、油中水型エマルジョン、水への分散液、油への分散液、サスポエマルジョン、可溶性液体(基剤として水または有機溶媒を用いる)、含浸ポリマー・フィルム、あるいは従来技術で知られている他の形態にすることができる。これらの製剤は、直接適用に適している場合や、適用前に希釈するのが適切な場合がある。なお希釈には、水、液体肥料、微量栄養素、生物由来の有機物、油、溶媒のいずれかを用いる。組成物は、活性成分をアジュバント(例えば希釈剤、増量剤、基剤、コンディショニング剤)と混合して調製し、細かく分割された粒子状の固体、顆粒、ペレット、溶液、分散液、エマルジョンにする。したがって活性成分は、アジュバント(例えば細かく分割された固体、鉱物油、有機起源の液体、水、さまざまな界面活性剤、あるいはこれらの適切な任意の組み合わせ)とともに使用できると考えられている。
多彩な界面活性剤、特に適用前に基剤で希釈する界面活性剤を、固体組成物と液体組成物で使用することができる。界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、ポリマーの性質を持った界面活性剤が可能であり、それらを乳化剤、湿潤剤、懸濁剤として、あるいは他の目的で使用することができる。典型的な界面活性剤としては、硫酸アルキルの塩(例えばラウリル硫酸ジエタノールアンモニウム);アルキルアリールスルホン酸塩(例えばドデシルベンゼン硫酸カルシウム);アルキルフェノール-アルキレン酸化物添加製品(例えばノニルフェノール-C18エトキシレート;アルコール-アルキレン酸化物添加製品(例えばトリデシルアルコール-C16エトキシレート);石鹸(例えばステアリン酸ナトリウム);アルキルナフタレンスルホン酸塩(例えばジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム);スルホコハク酸塩のジアルキルエステル(例えばジ(2-エチルヘキシル)スルホコハク酸ナトリウム);ソルビトールエステル(例えばオレイン酸ソルビトール);第四級アミン(例えばラウリルトリメチルアンモニウムクロリド);脂肪酸のポリエチレングリコールエステル(例えばステアリン酸ポリエチレングリコール;エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロック・コポリマー;リン酸モノアルキルエステルやリン酸ジアルキルエステルの塩などがある。
グリホサートを異なる2つのレベルで投与した。処理は、作物の発芽後の早い時期に行なった。雑草制御のレベルは、適用後のいろいろな日数(DAA)のときに評価した。雑草制御の改善が、2種類の組み合わせよりも3種類または4種類の組み合わせで見られる。結果を表1に示す。

Claims (4)

  1. 望ましくない植物をシーズンを通じて制御する方法であって、2-(2'-ニトロ-4'-メチルスルホニルベンゾイル)-1,3-シクロヘキサンジオンまたはその金属キレートと、グリホサートまたはその塩と、メトラクロール、アセトクロールおよびアラクロールからなる群より選択されたクロロアセトアミドとを含む組み合わせ除草剤を1回だけ発芽後に適用する操作を含む方法。
  2. クロロアセトアミドがs-メトラクロールである、請求項1に記載の方法。
  3. 組み合わせ除草剤が、1種類以上の追加活性成分を含んでいる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 2-(2'-ニトロ-4'-メチルスルホニルベンゾイル)-1,3-シクロヘキサンジオンまたはその金属キレートと、グリホサートまたはその塩と、メトラクロール、アセトクロールおよびアラクロールからなる群より選択されたクロロアセトアミドとを含む組み合わせ除草剤の使用であって、その組み合わせ除草剤を1回だけ発芽後に適用し、望ましくない植物をシーズンを通じて制御するための使用
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