JP2006526477A5

JP2006526477A5 -

Info

Publication number: JP2006526477A5
Application number: JP2006515115A
Authority: JP
Filing date: 2004-06-02
Publication date: 2007-07-12
Anticipated expiration: 2024-06-02

Claims

密封されたバイアルに使用される物質ハンドリングシステムであって、
バイアルを完全に封入するように構成される分離エンクロージャと、
分離エンクロージャ内に取り付けられ、かつ流体流路を有する抽出部材を含むラッチ式抽出要素とを備え、該抽出部材は、流体流路を通して、バイアル内に物質を挿入しかつバイアルから物質を取り出すように構成され、前記物質ハンドリングシステムがさらに、
分離エンクロージャ内に取り付けられ、かつ固定された位置においてバイアルをラッチ式抽出要素に固定する主係合部材を備え、抽出部材が、バイアル内に延びてバイアルから物質を取り出し、
分離エンクロージャが、本体部分、キャップ部分、およびクロージャ部分により選択的に密封可能な開口を有する、物質ハンドリングシステム。
クロージャ部分が、本体部分に位置する締付部材およびキャップ部分に位置する取付け具を備え、締付部材および取付け具が、開口を選択的に密封するようにかみ合う、請求項１に記載のシステム。
本体部分が、少なくとも半透明の物質から構成される可撓性バッグである、請求項２に記載のシステム。
先行係合部材をさらに備え、該先行係合部材が、分離エンクロージャ内に取り付けられ、かつ抽出部材がバイアルの外側に位置するように、抽出部材に近接する先行固定位置にバイアルを固定するように構成される、請求項１に記載のシステム。
流体流路と流体流接触する分離エンクロージャの外側に取り付けられ、かつバイアルからの流体の流れを制御するように構成されるバルブと、
再密封部材を有し、かつバルブと流体流接触して着脱可能に結合できるアダプタとをさらに備え、再密封部材が、バルブに結合されると流体の流れを可能にし、バルブから切り離されると流体の流れを制限する、請求項１に記載のシステム。
分離エンクロージャから離れて位置する第２のバルブをさらに備え、該第２のバルブが、アダプタに流体流接触して着脱可能に結合できる、請求項５に記載のシステム。
抽出部材が、穿孔ピンである、請求項１に記載のシステム。
アダプタがさらに、
本体を貫通する細長い流体通路を有する本体と、
バルブにアダプタを解放可能に結合するための、本体の近位端に位置する締付要素と、
本体の近位端に流体通路に沿って配置された作動ポストとを備え、該作動ポストは、アダプタがバルブに結合されると、バルブに貫入して流体を流すためにバルブを開くように構成され、
再密封部材は、アダプタがバルブに結合されると、アダプタを通して流体を流すことを可能にするために作動ポストに結合され、アダプタがバルブから切り離されると、アダプタを通る流体の流れを制限する、請求項５に記載のシステム。
再密封部材が、再密封部材の弾性により通常は閉じられたプレスリット開口を有し、プレスリット開口が、バルブの中空のスパイクピンを受け入れて、アダプタを開き、バルブの中空のスパイクピンを通してバルブからの流体を流すように構成される、請求項５に記載のシステム。
本体の遠位端に流体通路に沿って配置されたポートをさらに備え、該ポートが、針のないシリンジにアダプタを流体連通させるように構成される、請求項８に記載のシステム。
ラッチ式抽出要素がさらに、
本体部分を貫通する細長い流体通路を有するラッチ要素の本体部分と、
ラッチ要素の本体部分の遠位端に位置し、流体通路と流体連通する接続部材とを備え、
抽出部材が、流体通路と流体連通してラッチ要素の本体部分の近位端に位置し、かつバイアルに入り、流体流路を通してバイアルから物質を取り出すように構成され、
主係合部材および先行係合部材が、ラッチ要素の本体部分に取り付けられる、請求項４に記載のシステム。
主係合部材が、複数のラッチアームを有し、該複数のラッチアームが、本体部分のまわりに等間隔で配置され、かつラッチ要素の本体部分から抽出部材と同一方向に延びる、請求項１１に記載のシステム。
先行係合部材が、１対のラッチアームを有し、該１対のラッチアームが、本体部分まわりに等間隔で配置され、本体部分から抽出部材と同一方向に延びる、請求項１２に装置。
主係合部材のラッチアームが、ラッチ要素の本体部分にかつラッチ要素の本体部分のまわりに、先行係合部材のラッチアームに対して交互配置される、請求項１３に記載の装置。
密封されたバイアルから物質にアクセスする方法であって、
先行固定位置に不透過性の分離エンクロージャにバイアルを固定するステップと、
不透過性の分離エンクロージャを閉じるステップと、
不透過性の分離エンクロージャの外部からバイアルの内容物に選択的にアクセスするステップとを含む、方法。
バイアルの内容物にアクセスする前に、バイアルを突き刺すと同時に、主固定位置に不透過性の分離エンクロージャにバイアルを固定するステップと、
バイアルの内容物の少なくとも一部を取り出すステップと、
取り出された一部を移動し、内容物を分離して保持し、その間、バイアルを突き刺した状態で主固定位置に維持するステップとさらに含む、請求項１５に記載の方法。