JP2006524923A - 多重変調伝送方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はデジタル通信に関する。さらに具体的には本発明は多重変調伝送方法に関する。
ベースバンド伝送をヌル(null)変調として解釈する場合、デジタル通信の信号は信号チャネルで送信できるようになる前に変調する必要がある。変調された信号はラインコードと呼ばれる。搬送波伝送の場合、変調された信号は正弦波の分類区分となる。電波の種類の増加が変調信号のそれぞれによって搬送されるビット(情報量)を増やし、その結果、送信速度を加速することができる。正弦波の多様性は、3つのパラメータ、すなわち振幅、周波数および位相によって決まる。同時に制御可能なパラメータが多くなるほど、生成される多様な電波も発生する。
本発明の目的は、周波数バンドおよび信号対雑音比の活用効率を大幅に高め、このようにして結果的に伝送速度を大幅に加速することのできる多重変調伝送方法を提供することである。
多重変調伝送方法は、非直交多重変調シンボルである1つの複合波に独立した正弦波を結合することを組み合わせて含み、前記独立した正弦波のそれぞれはサブ波と呼ばれ、前記独立した正弦波の振幅、周波数および位相はその値範囲内の任意の値となることがあり、独立した正弦波は互いに非直交であり、非直交多重変調シンボルは多点でサンプリングされ、非直交多重変調シンボルのサブ波のそれぞれはデータ通信を実現するためにそれぞれ復調される。
式中、シンボルの1サイクルの波が多重振幅-位相変調ベースバンド符号であり、略して振幅-位相ベースバンド符号と呼ばれる。振幅-位相ベースバンド符号の波は、重複するサブ波から構成される複合波である。
は振幅-位相ベースバンド符号の1つのシンボルの周期である。Thは
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期である
における連続間隔である。Th+1は、Thの後にτhの間遅延される。サブ波は
であり、Hは
内のサブ波の数である。aiは振幅であり、i=1,2,...mである。
の中で、各副有効周期Th(h=1,2...H)内の波が以下のようにそれぞれ計算され、
があり、h=1,2...Hである場合、以下の一次方程式群が得られ、
式中、Xiはサブ波iの対応する振幅値であり、Khjは、値範囲が実数領域である係数行列の要素であり、方程式群は、それぞれサブ波の解を得るために解かれ、このようにして多重振幅-位相変調のベースバンド伝送が実現される。
受信機側では、最初に搬送信号
を取り除くために帯域フィルタが使用され、次に復調が実行される。
内に、その副有効周期Th(h=1,2...H)の波がそれぞれ計算され、
があり、h=1,2...Hである場合、一次方程式群が得られる。
式中、Xiはサブ波iの対応する振幅であり、Khjは係数行列の要素であり、その値範囲は実数領域であり、この一次方程式群はそれぞれサブ波の解を得るために解かれ、このようにして多重振幅-位相変調ベースバンド符号の搬送波伝送が実現される。
はシンボルの周期であり、Thは
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における続間隔であり、Th+1はThの後にτhの間遅延され、サブ波は
h=1,2...Hであり、Hは
内のサブ波の数であり、aiは振幅でありi=1,2...mである。T0は正弦搬送波の周期、
である。
は数の小さい方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味する。
から採取され、次にそれは以下のように計算される。
、h=1,2...Hである場合、意味が方程式(1)と同じである一次方程式群、AX=Gが得られる。この方程式群はそれぞれサブ波の解を得るために解かれる。このようにして、多重振幅-位相変調の直接搬送波伝送が実現される。
式中、シンボルの周期、
は、数の小さい方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味し、
である。
多重振幅-周波数変調の直接搬送波伝送は(1/T10-1/T1〜1/TN0+1/TN)より大きい帯域幅を必要とする。復調の間、最初にシンボルは現在の周期
から採取され、次にシンボルは以下のように処理(operate)され、
、h=1,2...Hの場合、意味が方程式(1)と同じである一次方程式群AX=Gが得られる。この方程式群は、それぞれサブ波の解を得るために解かれる。このようにして多重振幅-周波数変調の直接搬送波伝送が実現される。
1サイクルの中の複合波は、同じ有効周期を有する正弦波から構成できる。有効周期の長さは正弦波の2分の1周期の積分時間であり、複合波の周期より短い。正弦波のそれぞれは次々に移相される。その振幅値は指定された量子化セットから採取される。このようにして、多重振幅-位相変調の直接搬送波伝送は実現される。
はシンボルの周期であり、Thjは
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続間隔であり、T(h+1)jはThjの後にτhの間遅延される。
、ahiは振幅であり、i=1,2...mである。
、
は、数の小さい方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数は取り除く)ことを意味する。
のシンボルが取られ、次にそれが以下のとおりに計算される。
h=1,2...H、j=1,2...Nである場合、意味が方程式(1)と同じである一次方程式AX=Gが得られる。この方程式群は、それぞれサブ波の解を得るために解かれる。多重振幅-周波数-位相変調の直接搬送波伝送が実現される。
以下は、添付図のグラフを用いた本発明の好ましい態様の詳細な説明である。
その特徴は以下によって説明され、
式中、シンボルの1サイクル波が多重振幅-位相変調ベースバンド符号と呼ばれ、略して振幅-位相ベースバンド符号と呼ばれ、振幅-位相ベースバンド符号の波は、重複するサブ波から構成される複合波であり、
は振幅-位相ベースバンド符号の1つのシンボルの周期であり、Thは
およびサブ有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続間隔であり、Th+1は、Thの後にτhの間遅延され、サブ波は、
であり、Hは
内のサブ波の数であり、aiは振幅であり、i=1,2...mである。
内で、各副有効周期内Th(h=1,2..H)の波はそれぞれ以下のように計算され、
h=1,2...Hである場合、一次方程式群が得られ、
式中、Xiはサブ波iの対応する振幅値であり、Khjはその値範囲が実数領域係数行列の要素であり、方程式分はそれぞれサブ波の解を得るために解かれる。
その特徴は以下の通りに説明される。
が推奨される。実際には、この方法は、その周波数がベースバンドの周波数より高い周波数帯域で多重振幅-位相変調ベースバンド符号を搬送することを目的としている。受信機側では、最初に搬送信号
を取り除くために帯域フィルタが使用され、次に多重振幅-位相変調ベースバンド符号の復調方法を使用することによって最終的な復調が完了する。この方法は、多重振幅-位相変調ベースバンド符号のベースバンド伝送の利点である周波数帯域の高い活用効率という利点を継承している。
その特徴は以下の通りに説明される。
はシンボルの周期であり、Thは
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続間隔であり、Th+1はTh後にτhの間遅延され、サブ波は
であり、
、Hは
内のサブ波の数であり、aiは振幅であり、i=1,2...mであり、T0は正弦搬送波の周期であり、
は数の小さい方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味し、
である。
から採取される。次にそれは以下の通りに計算される。
、h=1,2...Hである場合、意味が方程式(1)と同じである一次方程式群はAX=Gが得られる。この方程式群は、それぞれサブ波の解を得るために解かれる。
その特徴は以下の通りに説明される。
シンボルの周期
、
は数の小さい方の整数(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味する。
、
。実際にはこれは非直交マルチキャリアである。
から採取され、次にシンボルが以下の通りに処理され、
、j=1,2...Nである場合、意味が方程式(1)と同じである一次方程式群、AX=Gが得られる。この方程式群はそれぞれサブ波の解を得るために解かれる。
その特徴は以下の通りに表される。
はシンボルの周期であり、Thjは
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続間隔であり、T(h+1)jはThjの後にτhの間遅延され、
、ahiが振幅であり、i=1,2...mであり、
、
は数の小さい方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味し、
。
h=1,2...H、j=1,2...Nである場合、方程式(1)と同じ意味を有する一次方程式AX=Gが得られる。
チャネルモデルは
、ツイストペア、26AWG、d=1200フィート、ζ=9×10-7、10HDSL NEXTクロストーク、10 ADSL FEXTクロストークである。これらの例の相違点は例の信号を送信することにより占有される信号チャネルの周波数帯域である。
変調:多重振幅-周波数変調の直接搬送波伝送
伝送:双方向伝送
帯域幅:上流100kHz〜615kHz、下流700kHz〜1.845MHz
データ速度:6.4Mbps
信号:
上流
N=8、サブ波あたり8ビット
下流
N=8、サブ波あたり8ビット
変調:多重振幅-周波数-位相変調の直接搬送波伝送
伝送:双方向伝送
帯域幅:上流100kHz〜615kHz、下流700kHz〜1.845MHz
データ速度:9.6Mbps
信号:
上流
下流
Claims (17)
を満たさなければならず、ここではシンボルの1サイクル波が多重振幅-位相変調ベースバンド符号であり、略して振幅-位相ベースバンド符号と呼ばれ、振幅-位相ベースバンド符号の波が重複するサブ波から構成される複合波であり、
が振幅-位相ベースバンド符号の1シンボルの周期であり、Thが、
および副有効(sub-valid)周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続間隔であり、Th+1がTh後にτhの間遅延され、サブ波が
であり、
、h=1,2...Hであり、Hが
内のサブ波の数であり、aiが振幅であり、i=1,2...mであることをさらに含む、請求項2に記載の多重変調伝送方法。
を満たさなければならず、ここではシンボルの1サイクル波が多重振幅-位相変調ベースバンド符号であり、略して振幅-位相ベースバンド符号と呼ばれ、振幅-位相ベースバンド符号の波が重複したサブ波から構成される複合波であり、
が振幅-位相ベースバンド符号の1シンボルの周期であり、Thが
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続間隔であり、Th+1がThの後にτhの間遅延され、サブ波が
であり、Hが
内のサブ波の数であり、aiが振幅であり、i=1,2...mであり、振幅-位相ベースバンド符号の必須帯域幅が0〜W、W>1/Tであり、W≧2/Tが推奨され、多重振幅-位相ベースバンド符号の復調方法が、重複周期
内で、各副有効周期内の波Th(h=1,2...H)が以下のようにそれぞれ計算され、かつ
があり、h=1,2...Hである場合、一次方程式群が得られ、
式中、Xiがサブ波iの対応する振幅値であり、Khjが値範囲が実数領域である係数行列の要素であり、方程式群がそれぞれサブ波の解を得るために解かれ、このようにして多重振幅-位相変調のベースバンド伝送が実現されることを複合波が含む、請求項1に記載の多重変調伝送方法。
受信機側で、最初に搬送信号
を取り除くために帯域フィルタが使用され、次に復調が実行され、復調中、重複周期
内に、その副有効周期Th(h=1,2...H)内の波がそれぞれ計算され、かつ
、h=1,2...Hである場合、一次方程式群が得られ、
式中、Xiがサブ波iの対応する振幅であり、Khjが係数行列の要素であり、その値範囲が実数領域であり、この一次方程式群がそれぞれサブ波の解を得るために解かれ、このようにして多重振幅-位相変調ベースバンド符号の搬送波伝送が実現される、請求項1に記載の多重変調伝送方法。
であり、
がシンボルの周期であり、Thが
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続周期であり、Th+1がTh後にτhの間遅延され、サブ波が
であり、Hが
内でのサブ波の数であり、aiが振幅であり、i=1,2...mであり、T0が正弦搬送波の周期であり、
、
が数の小さい方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味し、
、多重振幅-位相変調の直接搬送波伝送が、(1/T0-1/T〜1/T0+1/T)より大きい帯域幅を必要とし、復調の間、まず現在の周期
からシンボルが採取され、次に以下のように計算され、
h=1,2...Hである場合、一次方程式群、AX=Gが得られ、この方程式群がそれぞれサブ波の解を得るために解かれ、このようにして多重振幅-位相変調の直接搬送波伝送が実現されることを複合波が含む、請求項1に記載の多重変調伝送方法。
であり、ここではシンボルの周期
、
が数の小さい方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味し、
、多重振幅-周波数変調の直接搬送波伝送が(1/T10-1/T1〜1/TN0+1/TN)より大きい帯域幅を必要とし、復調の間、最初にシンボルが現在の周期
から取られ、次にシンボルが以下のように処理(operate)され、
、h=1,2...Hである場合、一次方程式群、AX=Gが得られ、この方程式群がそれぞれサブ波の解を得るために解かれ、このようにして多重振幅-周波数変調の直接搬送波伝送が実現されることを複合波が含む、請求項1に記載の多重変調伝送方法。
であり、
がシンボルの周期であり、Thjが
および副有効周期と呼ばれるサブ波の有効周期
における連続間隔であり、T(h+1)jがThjの後にτhの間遅延され、
、h=1,2...Hであり、ahiが振幅であり、i=1,2...mであり、
、
が数の低い方の整数を取る(整数端数を保持し、かつ小数を取り除く)ことを意味し、
であり、多重振幅-周波数-位相変調の直接搬送波伝送が(1/T110-1/T11〜1/T1N0+1/T1N)より大きい帯域幅を必要とし、多重振幅-周波数-位相変調の直接搬送波伝送の復調方法が、最初に現在の周期
の中のシンボルが取られ、次に以下のように計算され、
、h=1,2...H,j=1,2...Nである場合に、一次方程式、AX=Gが得られ、方程式群がそれぞれサブ波の解を得るために解かれ、多重振幅-周波数-位相変調の直接搬送波伝送が実現されることを複合波が含む、請求項1に記載の多重変調伝送方法。
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