JP5196404B2 - ディジタル無線通信装置 - Google Patents

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本発明は、帯域幅および送信周波数をダイナミックに変更できるディジタル無線通信装置に関する。
近年、無線通信は主としてディジタルデータを送受信するものが中心となっている。ディジタル無線通信においては、数十Mbit/sを超える高速化と共に、ネットワークのIP化に伴い、無線LANに代表されるように、パケット通信が主流となりつつある。一方、伝送速度の高速化に伴い、周波数需要は急増しており、特に移動通信に適した利用しやすい周波数帯は急速に逼迫してきている。
このような周波数不足を解決する手段の一つとして、近年、コグニティブ無線が注目を集めている(例えば、非特許文献1、2参照)。コグニティブ無線は、Joseph MitolaIIIにより提案されたもので、非特許文献1では、「An enhancement on the traditional software radio concept wherein the radio is aware of its environment and its capabilities, is able to independently alter its physical layer behavior, and is capable of following complex adaptation strategies.」とされている。コグニティブ無線は、様々な定義がなされているが、一般的には、無線機が周囲の電波利用環境を認識し、その状況に応じて複数の周波数帯域、タイムスロット等の無線リソースを利用する技術であるということができる。これにより、ある場所において、その時間に利用されていない周波数を検出し、その周波数を利用することにより、周波数をダイナミックに共用して、周波数の利用効率を向上する技術と捉えることができる。
このようなコグニティブ無線を実現するためには、任意の周波数、任意の時間に無線信号を送信することのできる送受信装置が必要となる。このような機能を持つ無線通信技術として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)をベースとし、利用可能な周波数帯にのみ、サブキャリアを送信することにより、任意の周波数に信号を送信する方法が提案されている(例えば、非特許文献3参照)。
ここで、図7は、従来技術のマルチキャリア変調方式であるOFDMをベースとした、任意の周波数、任意の時間に無線信号を送受信できる、帯域幅および送受信周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。図7において、送信装置の構成を示しており、1は入力データの直並列変換を行う直並列変換器、2はサブキャリア毎の変調器、3は送信に使用するサブキャリアにのみ変調信号を供給するためのスイッチ回路、4はIFFT回路、5はOFDM信号において多重波フェージングによる符号間干渉を軽減するためのサイクリックプレフィックス付加回路、6は並直列変換器である。
入力データが直並列変換器1に入力され、直並列変換が行われた後、サブキャリア毎の変調器2で変調が行われ、スイッチ回路3に入力される。スイッチ回路3では、使用するサブキャリア数に対応する変調信号のみが選択されてIFFT回路4に入力され、使用しないサブキャリアには0が入力される。IFFT回路4では、逆フーリエ変換が行われ、使用するサブキャリアにのみ変調信号が出力される。サイクリックプレフィックス付加回路5では、この信号に多重波フェージングによる符号間干渉を軽減するためのサイクリックプレフィックスが付加され、並直列変換器6で、並直列変換が行われる。
実際の装置では、この後、D/A変換によりアナログ信号に変換され、直交変換器により変調信号が生成され、周波数変換された後、無線信号として送信される。このような構成となっているため、スイッチ回路3を制御することにより、IFFT回路4に入力する信号の位置を変えることで送受信周波数を変更できると共に、送信するサブキャリアの数を変更することで、使用する帯域を変更することができる。
このように、図7に示す従来技術による、OFDMをベースとした帯域幅と送受信周波数を変更する無線通信装置では、使用するサブキャリアの数により帯域を変更し、使用するサブキャリアの位置を変えることにより周波数を変更していた。このため、一般に広帯域な信号になると、多数のサブキャリアを利用することになり、OFDMの欠点として知られているように、信号のPAPR(Peak to Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)が大きくなるため、送信装置の電力増幅器に大きなバックオフが必要となるという問題が生じる。
上述した問題を解決するための別の従来技術として、OFDM以外の任意の変調信号を利用でき、帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置について説明する。図8は、従来技術である、ディジタル無線通信装置の他の構成を示すブロック図である。図において、101は送信データの前後にサイクリックプレフィックスを挿入するデータ挿入回路、102は送信データを複素平面上にマッピングする変調回路、103は該変調回路に接続されるポイント数mのFFT回路、104は該FFT回路103の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための重み付け回路、105は重み付け回路104の出力を送信する周波数に応じて振り分けるスイッチ回路、106はスイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路、107は該IFFT回路106の出力に対して時間領域で波形整形を行う波形整形回路である。
Joseph Mitola III et al, "Cognitive Radio for Flexible Mobile Multimedia Communications", IEEE Mobile Multimedia Conference,1999,pp3-10. 原田博司,"コグニティブ無線を利用した通信システムに関する基礎検討,"信学技報 SR2005−18,2005年5月 TIMO A. WEISS AND FRIEDRICH K. JONDRAL, UNIVERSITAT KARLSRUHE, "Spectrum Pooling: An Innovative Strategy for the Enhancement of Spectrum Efficiency," IEEE Radio Communications・March 2004.
しかしながら、図8に示した従来技術によるディジタル無線通信装置では、隣接チャネル信号への与干渉を低減するために波形整形回路107が用いられているが、時間ウィンドウによる手段であり、隣接チャネルへの与干渉を十分低減できないという問題がある。また、当該従来技術では、変調回路102に接続されるポイント数mのFFT回路103では、演算量を低減するためにFFTアルゴリズムを用いる場合、ポイント数mを2のべき乗の数とする必要がある。この場合、柔軟に変調速度を設定することができないという問題があった。このように、帯域幅および周波数を変更可能な従来技術によるディジタル無線通信装置には、隣接チャネルへの与干渉を十分低減できず、柔軟に変調速度(シンボル速度)を設定することができないという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、隣接チャネルへの与干渉を十分に低減することができ、柔軟に変調速度(シンボル速度)を設定することができるディジタル無線通信装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号、およびその前後の第2の変調信号を出力する第1のメモリ回路と、前記第1のメモリ回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、前記位相補正回路の出力信号の間にゼロを挿入してオーバーサンプリングを行うL倍オーバーサンプリング回路と、前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、前記信号選択回路から出力されるNポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための重み付け回路と、前記重み付け回路の出力を、送信する周波数に応じて振り分けるスイッチ回路と、前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うポイント数MのIFFT回路と、前記IFFT回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記IFFT回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路とを備え、前記オーバーサンプリング数Lと前記ポイント数Nとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とすることを特徴とするディジタル無線通信装置である。
本発明は、シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号とその前後の第2の変調信号とのNポイント分の信号を出力する第1のメモリ回路と、前記第1のメモリ回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、前記位相補正回路の出力信号の間にゼロを挿入して定められたL倍のオーバーサンプリングを行うオーバーサンプリング回路と、前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、前記信号選択回路から出力されるNポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う重み付け回路と、前記重み付け回路の出力を、送信する周波数に応じて振り分けるスイッチ回路と、前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うIFFT回路と、前記IFFT回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記IFFT回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路とを備え、前記オーバーサンプリング数Lと前記ポイント数Nとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とし、前記第1の変調信号の長さはN/2であり、その前後の前記第2の変調信号の長さはN/4であり、前記位相補正回路は、前記第1のメモリ回路の出力に対して、+1、または、−1を乗算することにより位相補正を行うことを特徴とするディジタル無線通信装置である。
本発明は、シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号とその前後の第2の変調信号とのNポイント分の信号を出力する第1のメモリ回路と、前記第1のメモリ回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、前記位相補正回路の出力信号の間にゼロを挿入して定められたLi倍のオーバーサンプリングを行うオーバーサンプリング回路と、前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNiポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、前記信号選択回路から出力されるNiポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う重み付け回路とから構成され、LiとNiで帯域を変更するJ(≧2)個の変調信号生成部を備え、但し、i=1〜Jの整数であり、さらに、前記重み付け回路の出力信号を、送信する周波数fiに応じて振り分けるスイッチ回路と、前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うポイント数MのIFFT回路と、前記IFFT回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記IFFT回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路とを備え、M≧ΣNiであって、前記オーバーサンプリング数Liと前記ポイント数Niとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とすることを特徴とするディジタル無線通信装置である。
本発明は、シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号とその前後の第2の変調信号とのNポイント分の信号を出力する第1のメモリ回路と、前記第1のメモリ回路の出力信号の間にゼロを挿入して定められたLi倍のオーバーサンプリングを行うオーバーサンプリング回路と、前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNiポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、前記信号選択回路から出力されるNiポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う重み付け回路とから構成され、LiとNiで帯域を変更するJ(≧2)個の変調信号生成部を備え、但し、i=1〜Jの整数であり、さらに、前記重み付け回路の出力信号を、送信する周波数fiに応じて振り分けるスイッチ回路と、前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うポイント数MのIFFT回路と、前記IFFT回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、前記位相補正回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記位相補正回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路とを備え、M≧ΣNiであって、前記オーバーサンプリング数Liと前記ポイント数Niとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とし、前記第1の変調信号の長さはNi/2であり、その前後の前記第2の変調信号の長さはNi/4であり、前記位相補正回路、前記IFFT回路の出力に対して、+1、または、−1を乗算することにより位相補正を行うことを特徴とするディジタル無線通信装置である。
この発明によれば、オーバーサンプリング回路のオーバーサンプリング数LとFFT回路のポイント数Nとを変更することにより、隣接チャネルへの与干渉を十分に低減することができ、スイッチ回路によりIFFT回路へ信号を入力する位置k(kは整数)を変更することにより、柔軟に変調速度(シンボル速度)を設定することができるという利点が得られる。
本発明の第1実施形態による帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本第1実施形態において、送信周波数を変更する原理を説明するための概念図である。 本第1実施形態において、kとPに応じて制御する位相補正量を説明するための概念図である。 本第1実施形態において、オーバーサンプリング回路の出力が連続するようN(=2)ポイント分の信号を取り出す信号選択回路205の動作を説明するための概念図である。 本発明の第2実施形態による、帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による、帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。 従来技術による、マルチキャリア変調方式である、OFDMをベースとした、任意の周波数、任意の時間に無線信号を送受信できる、帯域幅および送受信周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。 従来技術である、ディジタル無線通信装置の他の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態による帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。図において、変調回路201は、送信データを複素平面上にマッピングする。第1のメモリ回路202は、変調器201の出力を記憶し、送信しようとするQポイントの変調信号と、その前後の各Pポイント(P≧1)分の合計(Q+2P)ポイント分の変調信号とを出力する。位相補正回路203は、第1のメモリ回路202の出力に対して位相回転を行う。オーバーサンプリング回路204は、位相補正回路203の出力に対してL倍のオーバーサンプリングを行う。
信号選択回路205は、オーバーサンプリング回路204の出力から、(Q+2P)Lポイント分の信号からN(=2)ポイント分の信号を選択して取り出す。FFT回路206は、信号選択回路205のN(=2)ポイントの出力に対してフーリエ変換を行う。重み付け回路207は、FFT回路206の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う。スイッチ回路208は、重み付け回路207の出力を、送信する周波数に応じて振り分ける。IFFT回路209は、スイッチ回路208により振り分けて出力される信号に対してポイント数M(=2)の逆フーリエ変換を行う。第2のメモリ回路210は、IFFT回路209の時間領域の出力信号に対してQポイントの信号を取り出し、IFFT回路209から取り出した1つ前のQポイントの信号と連結して連続信号として出力する。
本第1実施形態においては、オーバーサンプリング回路204のオーバーサンプリング数LとFFT回路206のポイント数Nとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更することができる。例えば、Nを一定とし、L=2とした場合には、L=4とした場合に比べ、シンボル速度が2倍となる。また、スイッチ回路208によりIFFT回路209へ信号を入力する位置k(kは整数)を変更することにより送信周波数を変更することができる。
次に、図2は、本第1実施形態において、送信周波数を変更する原理を説明するための概念図である。図において、全帯域をBWとすると、Δf=BW/Nである。BW=fsである。但し、fsはサンプリング周波数(サンプリング周波数が全帯域となる)である。kだけ位置を変更すると、k・Δfだけ周波数を変更することができる。
次に、図3は、本第1実施形態において、kとPに応じて制御する位相補正量を説明するための概念図である。2つのFFTブロックを連結する場合、オーバーラップ部分の位相が不連続とならないよう、FFT回路206において、オーバーラップの長さPとIFFT回路209へ信号を入力する位置kとに応じて、次式(1)で表わされるだけ位相を補正して、位相・振幅が連続となるようにする。
Figure 0005196404
このとき、フィルタのインパルス応答の長さは、最短でもPポイントとなるため、Pを大きくすることによって、隣接チャネルへの与干渉を小さくすることができる。
図4は、本第1実施形態において、オーバーサンプリング回路の出力が連続するようN(=2)ポイント分の信号を取り出す信号選択回路205の動作を説明するための概念図である。Qポイントの前後にPポイントの信号を付加する。例えば、N=2=256、Q=128、P=64の場合、FFTを行う変調信号は、N−2P=128ずつシフトしてFFTを行う。0〜255、その次は128〜383というように、第2のメモリ回路210からの出力が連続となるように信号を選択する。これは、オーバーサンプリング数Lに依らず、オーバーサンプリングされた信号に対して、上記のように信号選択を行う。
B.第1実施形態の変形例
次に、上述した第1実施形態の変形例について説明する。
上述した図1に示す構成において、P=N/4、Q=N/2とすることにより、位相補正回路203を簡易に構成することができる。すなわち、位相補正量は、図3に示すように、次式(2)で表わされる。
Figure 0005196404
移動補正のためには、複素乗算を行う必要があるが、P=N/4とすると、次式(3)となり、位相補正は、+1、−1を交互に乗算するだけでよい。
Figure 0005196404
したがって、ハードウェアを構成する際には、極性ビットを反転させるだけでよく、回路の簡易化を図ることができる。
C.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態による、帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。基本的な構成は、図1に示す構成と同じであるので詳細な説明は省略する。本実施形態によるディジタル無線通信装置は、複数の帯域の信号をJ個送信するため、J個の信号毎に、変調回路301−1〜301−J、第1のメモリ回路302−1〜302−J、位相補正回路303−1〜303−J、オーバーサンプリング数Li(i=1〜J)のオーバーサンプリング回路304−1〜304−J、Niポイント分の信号を取り出す信号選択回路305−1〜305−J、Niポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路306−1〜306−J、重み付け回路(フィルタ)307−1〜307−Jにより構成され、LiとNiで帯域を変更するJ(≧2)個の変調信号生成部を備えており、グループ変調回路として動作させる。
また、本実施形態によるディジタル無線通信装置は、重み付け回路307−1〜307−Jからの出力信号を、送信する周波数fiに応じて振り分けるスイッチ回路308と、スイッチ回路308により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うポイント数MのIFFT回路309と、第2のメモリ回路310とを備えている。ここで、ディジタル無線通信装置は、M≧ΣNiとし、オーバーサンプリング数Liとポイント数Niとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、スイッチ回路308によりIFFT回路309への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、IFFT回路309への信号入力位置に応じて、位相補正回路303−1〜303−Jの位相補正量を制御し、第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とする。
D.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図6は、本発明の第3実施形態による、帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置の構成を示すブロック図である。複数の帯域の信号をJ個送信するため、変調回路301−1〜301−J、第1のメモリ回路302−1〜302−J、オーバーサンプリング回路304−1〜304−J、信号選択回路305−1〜305−J、FFT回路306−1〜306−J、重み付け回路(フィルタ)307−1〜307−Jを、グループ変調回路として動作させる。上述した第2実施形態と異なる点は、位相補正回路303−1〜303−Jに代えて、IFFT回路309と第2のメモリ回路310との間に、位相補正回路303を配置したことにある。
本第3実施形態では、P=N/4、Q=N/2とすることにより、複数の変調信号に対して位相補正を一括して行うことができる。IFFT回路309の後段に配置した位相補正回路303は、IFFT回路309の出力に対して、+1、−1を交互に乗算することにより位相を補正する。
上述した第1乃至第3実施形態によれば、帯域幅および周波数を変更可能なディジタル無線通信装置において、隣接チャネルへの与干渉を十分に低減することができ、柔軟に変調速度(シンボル速度)を設定することができる。
201 変調回路
202 第1のメモリ回路
203 位相補正回路
204 オーバーサンプリング回路
205 信号選択回路
206 FFT回路
207 重み付け回路(フィルタ)
208 スイッチ回路
209 IFFT回路
210 第2のメモリ回路
301−1〜301−J 変調回路
302−1〜302−J 第1のメモリ回路
303−1〜303−J 位相補正回路
304−1〜304−J オーバーサンプリング回路
305−1〜305−J 信号選択回路
306−1〜306−J FFT回路
307−1〜307−J 重み付け回路(フィルタ)
308 スイッチ回路
309 IFFT回路
310 第2のメモリ回路
303 位相補正回路

Claims (4)

  1. シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、
    送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、
    前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号とその前後の第2の変調信号とのNポイント分の信号を出力する第1のメモリ回路と、
    前記第1のメモリ回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、
    前記位相補正回路の出力信号の間にゼロを挿入して定められたL倍のオーバーサンプリングを行うオーバーサンプリング回路と、
    前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、
    前記信号選択回路から出力されるNポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、
    前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う重み付け回路と、
    前記重み付け回路の出力を、送信する周波数に応じて振り分けるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うIFFT回路と、
    前記IFFT回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記IFFT回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路と
    を備え、
    前記オーバーサンプリング数Lと前記ポイント数Nとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とする
    ことを特徴とするディジタル無線通信装置。
  2. シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、
    送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、
    前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号とその前後の第2の変調信号とのNポイント分の信号を出力する第1のメモリ回路と、
    前記第1のメモリ回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、
    前記位相補正回路の出力信号の間にゼロを挿入して定められたL倍のオーバーサンプリングを行うオーバーサンプリング回路と、
    前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、
    前記信号選択回路から出力されるNポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、
    前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う重み付け回路と、
    前記重み付け回路の出力を、送信する周波数に応じて振り分けるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うIFFT回路と、
    前記IFFT回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記IFFT回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路と
    を備え、
    前記オーバーサンプリング数Lと前記ポイント数Nとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とし、
    前記第1の変調信号の長さはN/2であり、その前後の前記第2の変調信号の長さはN/4であり、
    前記位相補正回路は、前記第1のメモリ回路の出力に対して、+1、または、−1を乗算することにより位相補正を行う
    ことを特徴とするディジタル無線通信装置。
  3. シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、
    送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、
    前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号とその前後の第2の変調信号とのNポイント分の信号を出力する第1のメモリ回路と、
    前記第1のメモリ回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、
    前記位相補正回路の出力信号の間にゼロを挿入して定められたLi倍のオーバーサンプリングを行うオーバーサンプリング回路と、
    前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNiポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、
    前記信号選択回路から出力されるNiポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、
    前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う重み付け回路と
    から構成され、
    LiとNiで帯域を変更するJ(≧2)個の変調信号生成部を備え、但し、i=1〜Jの整数であり、
    さらに、
    前記重み付け回路の出力信号を、送信する周波数fiに応じて振り分けるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うポイント数MのIFFT回路と、
    前記IFFT回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記IFFT回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路と
    を備え、
    M≧ΣNiであって、前記オーバーサンプリング数Liと前記ポイント数Niとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とする
    ことを特徴とするディジタル無線通信装置。
  4. シンボル速度と周波数の変更が可能な無線通信装置であって、
    送信データを複素平面上にマッピングして変調信号を生成する変調回路と、
    前記変調回路により生成された変調信号から、送信すべき第1の変調信号とその前後の第2の変調信号とのNポイント分の信号を出力する第1のメモリ回路と、
    前記第1のメモリ回路の出力信号の間にゼロを挿入して定められたLi倍のオーバーサンプリングを行うオーバーサンプリング回路と、
    前記オーバーサンプリング回路の出力が連続するようにNiポイント分の信号を取り出す信号選択回路と、
    前記信号選択回路から出力されるNiポイント分の信号に対してフーリエ変換を行うFFT回路と、
    前記FFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う重み付け回路と
    から構成され、
    LiとNiで帯域を変更するJ(≧2)個の変調信号生成部を備え、但し、i=1〜Jの整数であり、
    さらに、
    前記重み付け回路の出力信号を、送信する周波数fiに応じて振り分けるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により振り分けて出力される信号に対して逆フーリエ変換を行うポイント数MのIFFT回路と、
    前記IFFT回路の出力に対して位相回転を行う位相補正回路と、
    前記位相補正回路から出力される第1の変調信号に相当するIFFT信号と、前記位相補正回路から出力される第2の変調信号に相当するIFFT信号とを連結した信号として出力する第2のメモリ回路と
    を備え、
    M≧ΣNiであって、前記オーバーサンプリング数Liと前記ポイント数Niとを変更することにより、送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路への信号入力位置を変更することにより送信周波数を変更し、前記IFFT回路への信号入力位置に応じて、前記位相補正回路の位相補正量を制御し、前記第2のメモリ回路の隣り合う出力信号の位相を連続とし、
    前記第1の変調信号の長さはNi/2であり、その前後の前記第2の変調信号の長さはNi/4であり、
    前記位相補正回路、前記IFFT回路の出力に対して、+1、または、−1を乗算することにより位相補正を行う
    ことを特徴とするディジタル無線通信装置。
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