JP5046160B2 - 無線通信システム、無線通信システムの周波数および帯域可変方法、送信装置、受信装置 - Google Patents

無線通信システム、無線通信システムの周波数および帯域可変方法、送信装置、受信装置 Download PDF

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本発明は、帯域幅および送受信周波数をダイナミックに可変することができる無線通信システム、無線通信システムの周波数および帯域可変方法、送信装置、受信装置に関する。
近年、無線通信は主としてディジタルデータを送受信するものが中心となっている。ディジタル無線通信においては、数十Mbit/sを超える高速化と共に、ネットワークのIP化に伴い、無線通信でも無線LANに代表されるように、パケット通信が主流となりつつある。一方、伝送速度の高速化に伴い、周波数需要は急増しており、特に移動通信に適した利用しやすい周波数帯は急速に逼迫してきている。
このような周波数不足を解決する手段の一つとして、近年、コグニティブ無線が注目を集めている(非特許文献1および非特許文献2)。コグニティブ無線は様々な定義がなされているが、一般的には、無線機が周囲の電波利用環境を認識し、その状況に応じて複数の周波数帯域、タイムスロット等の無線リソースを利用する技術ということができる。これにより、ある場所において、その時間に利用されていない周波数を検出し、その周波数を利用することにより、周波数をダイナミックに共用して、周波数の利用効率を向上する技術と捉えることができる。
このようなコグニティブ無線を実現するためには、任意の周波数、任意の時間に無線信号を送信することのできる送受信装置が必要となる。このような機能を持つ無線通信技術として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)をベースとし、利用可能な周波数帯にのみサブキャリアを送信することにより、任意の周波数に信号を送信する方法が提案されている(非特許文献3)。
マルチキャリア変調方式であるOFDMをベースとする、従来の任意の周波数、任意の時間に無線信号を送受信できる、帯域幅および送受信周波数を可変可能な無線通信装置の構成を図8(A)および図8(B)に示す。
図8(A)は送信装置の構成を示しており、1は入力データの直並列変換を行う直並列変換器、2はサブキャリア毎の変調器、3は送信に使用するサブキャリアにのみ変調信号を供給するためのスイッチ回路、4はIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)回路、5はOFDM信号において多重波フェージングによる符号間干渉を軽減するためのサイクリックプレフィックス付加回路、6は並直列変換器である。
入力データが直並列変換器1に入力され直並列変換が行われた後、サブキャリア毎の変調器2で変調が行われ、スイッチ回路3に入力される。スイッチ回路3では、使用するサブキャリア数に対応する変調信号のみを選択してIFFT回路4に入力し、使用しないサブキャリアには0を入力する。IFFT回路4は逆フーリエ変換を行い、使用するサブキャリアにのみ変調信号が出力される。5は多重波フェージングによる符号間干渉を軽減するためのサイクリックプレフィックス付加回路でサイクリックプレフィックスを付加し、並直列変換器6で並直列変換が行われる。
実際の装置では、この後、D/A変換によりアナログ信号に変換され、直交変調器により変調信号が生成され、その信号は周波数変換された後、無線信号として送信される。このような構成となっているため、スイッチ回路3を制御することにより、IFFT回路4に入力する信号の位置を変えることで送受信周波数を可変できると共に、送信するサブキャリアの数を変更することで、使用する帯域を可変することができる。
また、図8(B)は受信装置の構成を示しており、7は直並列変換器、8はサイクリックプレフィックス除去回路、9はFFT(Fast Fourier Transform)回路、10は受信するサブキャリアを取り出し復調器に受信信号を供給するためのスイッチ回路、11はサブキャリア毎の復調器、12は並直列変換器である。
受信された信号は受信回路で周波数変換された後、直交検波器で同相成分と直交成分が検出された後にA/D変換が行われる。A/D変換された受信信号の同相成分と直交成分の信号は、直並列変換器7に入力され直並列変換が行われた後、サイクリックプレフィックス除去回路8において、送信装置のサイクリックプレフィックス付加回路5で付加されたサイクリックプレフィックスを除去し、FFT回路9においてフーリエ変換され、時間領域の信号から周波数領域の信号に変換された後、各サブキャリア信号に分離される。このサブキャリア信号はスイッチ回路10に入力され、スイッチ回路10では、使用するサブキャリア数に対応する信号のみを選択して復調器11に入力され復調される。復調された信号は、並直列変換器12で並直列変換が行われる。
以上のような構成となっているため、スイッチ回路10を制御することにより、FFT回路9から出力される信号の位置を変えることで送受信するサブキャリアの位置、すなわち周波数を可変できると共に、受信するサブキャリアの数を変更することで、使用する帯域を可変することができる。
Joseph Mitola III et al, "Cognitive Radio for Flexible Mobile Multimedia Communications ", IEEE Mobile Multimedia Conference, 1999, pp 3-10. 原田博司,"コグニティブ無線を利用した通信システムに関する基礎検討," 信学技報 SR2005-18, 2005年5月 TIMO A. WEISS AND FRIEDRICH K. JONDRAL, UNIVERSITAT KARLSRUHE, "Spectrum Pooling: An Innovative Strategy for the Enhancement of Spectrum Efficiency," IEEE Radio Communications o March 2004.
図8の従来の構成例で説明した、OFDMをベースとした帯域幅と送受信周波数を可変する無線通信装置では、使用するサブキャリアの数により帯域を可変とし、使用するサブキャリアの位置を変えることにより周波数を可変とする。このような構成となっているため、一般に広帯域な信号になると、多数のサブキャリアを利用することになり、OFDMの欠点として知られているように、信号のPAPR(Peak to Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)が大きくなるため、送信装置の電力増幅器に大きなバックオフが必要となるという問題が生じる。
また、特許文献3でも指摘されているように、周波数領域において隣接する隣接チャネルの信号は、一般には希望信号であるOFDM信号とシンボルタイミングの同期し、かつ周波数も同期したOFDM信号ではないため、受信側では、使用するサブキャリアを予めフィルタで抜き出しておくために複数の周波数帯域を抜き出すための複数のフィルタが必要となり、装置規模が増大するという問題がある。さもなければ、受信装置におけるFFT回路の出力信号においては、隣接チャネルの信号が希望信号に干渉信号として漏れこんでくるという問題がある。
本発明は、上述の課題を鑑み、送受信信号の帯域および周波数を可変できると共に、送信信号のPAPRを小さくし、電力増幅器を小さなバックオフで利用可能とし、また、隣接チャネルからの干渉信号による伝送品質劣化を除去するようにした無線通信システム、無線通信システムの周波数および帯域可変方法、送信装置、受信装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、送信データの後ろのP1シンボルのデータまたは固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたは固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとするデータ挿入回路と、送信データを複素平面上にマッピングする変調回路と、前記変調回路に接続されるDFT回路と、前記DFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための第1の重み付け回路と、前記第1の重み付け回路の出力を送信する周波数に応じて振り分ける第1のスイッチ回路と、前記第1のスイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路と、前記IFFT回路の出力に対して時間領域で波形整形を行う波形整形回路とを具備する送信装置と、A/D変換後の受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路と、前記FFT回路の出力に対してm個のデータを取り出す第2のスイッチ回路と、前記第2のスイッチ回路により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うための第2の重み付け回路と、前記第2の重み付け回路に接続されるIDFT回路と、前記IDFT回路の出力を復調する復調回路と、前記データ挿入回路で挿入されたP1シンボルのデータまたは固定パタンとP2シンボルのデータまたは固定パタンを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出回路とを具備する受信装置とから構成され、前記DFT回路のポイント数を可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、前記第1のスイッチ回路により前記IFFT回路へ信号を入力する位置を可変することにより送信周波数を変更し、前記第2のスイッチ回路により前記FFT回路から信号を取り出す位置を可変することにより受信周波数を変更し、前記IDFT回路のポイント数を可変することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする無線通信システムである。
上記発明に係る無線通信システムにおいて、送信装置においては、さらに、送信データの符号化を行う誤り訂正符号回路と、符号化されたデータのインタリーブを行うインターリーバとを具備し、インタリーブされた信号を全体としてmシンボルのデータとして送信し、受信装置においては、さらに、IDFT回路の出力より、P1シンボルのデータ部分とP2シンボルのデータ部分の尤度を0とするパンクチャ回路と、(m−P1−P2)シンボルの受信信号の復調信号のデータのデインターリーブを行うデインターリーバと、デインターリーバの出力であるmシンボルの受信データの誤り訂正を行う誤り訂正復号回路とを具備することを特徴とする。
上記発明に係る無線通信システムにおいて、送信装置おいては、前記変調回路はL(≧2)個であり、前記DFT回路は、ポイント数mでL個あり、前記第1の重み付け回路は、前記L個のDFT回路の出力に対してL個あり、前記第1のスイッチ回路は、前記L個の第1の重み付け回路の出力信号を送信する周波数fに応じて振り分け、前記IFFT回路は、前記第1のスイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)であり、n≧Σmであって、複数の送信信号に対して、前記DFT回路のポイント数mを可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、前記第1のスイッチ回路において前記IFFT回路へ入力する位置を可変することにより送信周波数を変更し、前記受信装置においては、前記第2のスイッチ回路は、前記FFT回路の出力により変調信号に相当するm個のデータをL(≧2)組だけ取り出し、前記第2の重み付け回路は、前記第2のスイッチ回路により取り出されたL組のm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うためにL個あり、前記IDFT回路は、前記第2の重み付け回路に接続されるポイント数mでL個あり、前記復調回路は、前記IDFT回路の出力を復調するためにL個あり、n≧Σmであって、複数の受信信号に対して、前記第2のスイッチ回路により前記FFT回路から信号を取り出す位置を変更することにより受信周波数を変更し、前記IDFT回路のポイント数mを変更することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
本発明は、送信データの後ろのP1シンボルのデータまたは固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたは固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとするデータ挿入工程と、送信データを複素平面上にマッピングする変調工程と、変調工程からの出力をDFT変換するDFT工程と、DFT工程の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための第1の重み付け工程と、第1の重み付け工程からの出力を送信する周波数に応じて振り分ける第1のスイッチング工程と、第1のスイッチング工程からの出力をIFFT変換するポイント数n(=2)のIFFT工程と、IFFT工程からの出力に対して時間領域で波形整形を行う波形整形工程と含む送信側の処理工程と、A/D変換後の受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT工程と、FFT工程からの出力に対してm個のデータを取り出す第2のスイッチング工程と、第2のスイッチング工程により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うための第2の重み付け工程と、第2の重み付け工程からの出力をIDFT変換するIDFT工程と、IDFT工程からの出力を復調する復調工程と、データ挿入工程で挿入されたP1シンボルのデータまたは固定パタンとP2シンボルのデータまたは固定パタンを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出工程とを含む受信側の処理工程とからなり、DFT工程のポイント数を可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、第1のスイッチング工程によりIFFT工程へ信号を入力する位置を可変することにより送信周波数を変更し、第2のスイッチング工程によりFFT工程から信号を取り出す位置を可変することにより受信周波数を変更し、IDFT工程のポイント数を可変することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする無線通信システムの周波数および帯域可変方法である。
本発明は、送信データの後ろのP1シンボルのデータまたは固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたは固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとするデータ挿入回路と、送信データを複素平面上にマッピングする変調回路と、変調回路に接続されるDFT回路と、DFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための重み付け回路と、重み付け回路の出力を送信する周波数に応じて振り分けるスイッチ回路と、スイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路と、IFFT回路の出力に対して時間領域で波形整形を行う波形整形回路とを具備し、DFT回路のポイント数を可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、スイッチ回路によりIFFT回路へ信号を入力する位置を可変することにより送信周波数を変更することを特徴とする送信装置である。
上記発明に係る送信装置において、さらに、送信データの符号化を行う誤り訂正符号回路と、符号化されたデータのインタリーブを行うインターリーバとを具備し、インタリーブされた信号を全体としてmシンボルのデータとして送信することを特徴とする。
上記発明に係る送信装置において、変調回路はL(≧2)個であり、DFT回路は、ポイント数mでL個あり、重み付け回路は、L個のDFT回路の出力に対してL個あり、スイッチ回路は、L個の重み付け回路の出力信号を送信する周波数fに応じて振り分け、IFFT回路は、スイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)であり、n≧Σmであって、複数の送信信号に対して、DFT回路のポイント数mを可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、スイッチ回路においてIFFT回路へ入力する位置を可変することにより送信周波数を変更することを特徴とする。
本発明は、A/D変換後の受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路と、FFT回路の出力に対してm個のデータを取り出すスイッチ回路と、スイッチ回路により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うための重み付け回路と、重み付け回路に接続されるIDFT回路と、IDFT回路の出力を復調する復調回路と、P1シンボルのデータまたは固定パタンとP2シンボルのデータまたは固定パタンを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出回路とを具備し、スイッチ回路によりFFT回路から信号を取り出す位置を可変することにより受信周波数を変更し、IDFT回路のポイント数を可変することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする受信装置である。
上記発明に係る受信装置において、さらに、IDFT回路の出力より、P1シンボルのデータ部分とP2シンボルのデータ部分の尤度を0とするパンクチャ回路と、(m−P1−P2)シンボルの受信信号の復調信号のデータのデインターリーブを行うデインターリーバと、デインターリーバの出力であるmシンボルの受信データの誤り訂正を行う誤り訂正復号回路を具備することを特徴とする。
上記発明に係る受信装置において、スイッチ回路は、FFT回路の出力により変調信号に相当するm個のデータをL(≧2)組だけ取り出し、重み付け回路は、スイッチ回路により取り出されたL組のm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うためにL個あり、IDFT回路は、重み付け回路に接続されるポイント数mでL個あり、復調回路は、IDFT回路の出力を復調するためにL個あり、n≧Σmであって、複数の受信信号に対して、スイッチ回路によりFFT回路から信号を取り出す位置を変更することにより受信周波数を変更し、IDFT回路のポイント数mを変更することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする特徴とする。
本発明によれば、BPSK(Binary Phase Shift Keying)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)などのシングルキャリア変調方式を利用した信号において、帯域と周波数を可変して送受信することができるため、送信信号のPAPRを小さくすることができ、送信装置においては、電力増幅器を小さなバックオフで利用することができる。さらに、送信信号にサイクリックプレフィックスまたは固定パタンを付加して送信し、受信装置では、サイクリックプレフィックスまたは固定パタンを除去することにより、受信装置において、使用するサブキャリアを予めフィルタで抜き出しておかなくとも、希望信号に漏れこんでくる隣接チャネルの信号に起因する干渉信号を除去することができるため、大きな劣化を受けることなく、柔軟に帯域と周波数を変更することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態例について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1(A)および図1(B)は、本発明の第1の実施形態の無線通信システムの送信装置側および受信装置側を説明するためのブロック図である。図1(A)に示すように、送信装置は、データ挿入回路101と、変調回路102と、DFT(Discrete Fourier Transform)回路103と、重み付け回路104と、スイッチ回路105と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)回路106と、波形整形回路107とから構成される。
データ挿入回路101は、送信データの後ろのP1シンボルのデータまたはP1シンボルの固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたはP2シンボルの固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとする。
変調回路102は、送信データを複素平面上にマッピングする。DFT回路103は、変調回路102に接続されるポイント数mのDFT回路である。重み付け回路104は、DFT回路103の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う。スイッチ回路105は、重み付け回路104の出力を送信する周波数に応じて振り分ける。
IFFT回路106は、スイッチ回路105が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路である。波形整形回路107は、IFFT回路106の出力に対して、時間領域で波形整形を行う。
図1(B)に示すように、受信装置は、FFT(Fast Fourier Transform)回路108と、スイッチ回路109と、重み付け回路110と、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)回路111と、復調回路112と、データ抽出回路113とから構成される。
FFT回路108は、A/D変換された受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路である。スイッチ回路109は、FFT回路108の出力に対してm個のデータを取り出す。重み付け回路110は、スイッチ回路109により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行う。
IDFT回路111は、重み付け回路110に接続されるポイント数mのIDFT回路である。復調回路112は、IDFT回路111の出力を復調する。データ抽出回路113は、データ挿入回路101で挿入されたPlシンボルのデータとP2シンボルのデータを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出す。
本発明による帯域幅および周波数を可変可能とする原理について説明する。前述したように、送信装置において、データ挿入回路101で、送信情報には送信データの後ろのP1シンボルのデータまたはP1シンボルの固定パタンが前に付加され、送信データの前のP2シンボルのデータまたはP2シンボルの固定パタンが後ろに付加され、全体としてmシンボルのデータに変換される。このデータ挿入回路101の出力データは、DFT回路103に送られる。
なお、ここで、DFT回路103は、FFTアルゴリズムを用いて時間領域から周波数領域への変更を行うこともできる。その場合、データ挿入回路101の出力のシンボル数mは、2のべき乗の数とする必要がある。
DFT回路103により送信変調信号は時間領域から周波数領域に変換される。このDFT回路103の出力は、重み付け回路104に送られ、周波数領域でフィルタリングが行われる。そして、スイッチ回路105で、送信する周波数に応じて振り分けられる。
このように、送信装置において、時間領域から周波数領域への変換が行われるが、そのポイント数mを変更することにより、図2(A)に示すように、送信信号のシンボル速度すなわち周波数帯域幅を変更することができる。そして、スイッチ回路105によりIFFT回路106へ信号を入力する位置を変更することにより、図2(B)に示すように、送信周波数を変更することができる。
スイッチ回路105の出力は、IFFT回路106で周波数領域から時間領域に変換され、波形整形回路107で波形整形されて、出力される。
実際の装置では、この後、D/A変換によりアナログ信号に変換され、直交変調器により変調信号が生成され、その信号は周波数変換された後、無線信号として送信される。
図1に示した実施形態における受信装置側では、実際には、受信信号は直交復調され、A/D変換されて、FFT回路108に入力される。FFT回路108の出力がスイッチ回路109に送られる。受信装置では、FFT回路108から信号を取り出す位置をスイッチ回路109で変更することにより、図2(C)に示すように、受信周波数を変更することができる。スイッチ回路109の出力は、重み付け回路110により、フィルタリングされ、IDFT回路111に送られる。ここで、IDFT回路111のポイント数mを変更することにより、図2(D)に示すように、受信信号のシンボル速度すなわち周波数帯域幅を変更することができる。なお、ここで、IDFT回路111は、IFFTアルゴリズムを用いて時間領域から周波数領域への変更を行うこともできる。その場合、IFFTのポイント数mは、2のべき乗の数とする必要がある。
IDFT回路111の出力信号において、希望信号の隣接チャネルに他の信号が存在しない場合、入力された希望信号は、FFT回路108で周波数領域に変換され、スイッチ回路109で所望の周波数帯域の信号が取り出された後、重み付け回路110で周波数領域においてフィルタリングが行われ、IDFT回路111により時間領域の信号に変換された後、復調回路112で復調される。
しかし、隣接チャネルに信号が存在する場合、隣接チャネルの信号もFFT回路108でFFTにより周波数領域の信号に変換される。
FFTを行う区間の隣接チャネルの信号が周期性を持っている場合には、隣接チャネルの信号の周波数スペクトラムは、希望信号の帯域への漏れ込みは起こらず、重み付け回路110での周波数領域におけるフィルタリングで隣接チャネル信号を除去できるが、一般には隣接チャネルの信号はFFTを行う区間において周期性は保証されない。この場合、隣接チャネル信号はFFTを行う区間の前後で周期性がないため、希望信号の周波数帯域に不要な信号の漏れ込み、すなわち、隣接チャネル信号からの干渉信号となる。
図3は、IDFT回路111の出力信号において、時間領域でみた時の、希望信号帯域に漏れこんでくる隣接チャネル信号からの干渉信号の様子を説明するための図である。図3に示すように、隣接チャネル信号による干渉信号のレベルは、希望信号に対するFFT区間の始まりの部分と終わりの部分で大きな干渉となり、FFT区間の中央における干渉信号成分は比較的小さくなる。
以上、説明したように、隣接チャネル信号が周波数領域においてフィルタリングされていたとしても、FFT回路108におけるFFT区間において周期性のない隣接チャネル信号がFFTされることにより、IDFT回路111により時間領域の信号に変換された後の信号には、隣接チャネル信号が干渉信号となってあらわれる。
図3で説明した干渉信号の影響を小さくするため、本発明の第1の実施形態では、隣接チャネルからの干渉信号がFFT区間の前後で大きくなることに着目して、送信装置では、送信データの後ろのP1シンボルのデータまたはP1シンボルの固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたはP2シンボルの固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとするデータ挿入回路101を配置し、受信装置では、前記データ挿入回路101で挿入されたPlシンボルのデータとP2シンボルのデータを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出回路113を配置している。
このようにすることにより、隣接チャネルからの干渉信号の多い区間の信号を除去して、干渉信号の成分の小さな区間の希望信号のみを取り出して受信することにより、干渉信号の含まれていない希望信号を受信することが可能となる。
図4は、本発明の第1の実施形態における送信信号のフォーマットを説明するための図である。図4において、送信情報である(m−Pl−P2)シンボルのデータに、受信装置において、隣接チャネルからの干渉信号の大きな区間の信号を除去するため、予め、Plシンボルの信号を前置し、P2シンボルの信号を後置している。
なお、ここで送信信号の長さmを2のべき乗の数とすると、演算量の小さなFFT、IFFTアルゴリズムを利用することができる。また、受信装置においては、前記データ挿入回路101で挿入されたP1シンボルのデータとP2シンボルのデータを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出回路113により、送信情報である(m−P1−P2)シンボルのデータを取り出す。これにより、隣接チャネルからの干渉信号による伝送品質、すなわち誤り率特性の劣化を低減することができる。
<第2の実施形態>
図5(A)および図5(B)は、本発明の第2の実施形態の無線通信システムの送信装置側および受信装置側を説明するためのブロック図である。図5(A)に示すように、送信装置は、誤り訂正符号回路214と、インターリーバ215と、変調回路202と、DFT回路203と、重み付け回路204と、スイッチ回路205と、IFFT回路206と、波形整形回路207とから構成される。
誤り訂正符号回路214は、送信情報に対してを誤り訂正符号化を行う。インターリーバ215は、誤り訂正符号回路214から出力されるmシンボルのデータに対して、インタリーブを行う。
変調回路202は、インターリーバ215の出力である送信データを複素平面上にマッピングする。DFT回路203は、変調回路202に接続されるポイント数mのDFT回路である。重み付け回路204は、DFT回路203の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う。スイッチ回路205は、重み付け回路204の出力を送信する周波数に応じて振り分ける。
IFFT回路206は、スイッチ回路205が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路である。波形整形回路207は、IFFT回路206の出力に対して時間領域で波形整形を行う。
図5(B)に示すように、受信装置は、FFT回路208と、スイッチ回路209と、重み付け回路210と、IDFT回路211と、復調回路212と、パンクチャ回路216と、デインターリーバ217と、誤り訂正復号回路218とから構成される。
FFT回路208は、A/D変換された受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路である。スイッチ回路209は、FFT回路208の出力に対してm個のデータを取り出す。重み付け回路210は、スイッチ回路209により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行う。
IDFT回路211は、重み付け回路210に接続されるポイント数mのIDFT回路である。復調回路212は、IDFT回路211の出力を復調する。
パンクチャ回路216は、図3で説明した隣接チャネルからの干渉信号が大きい区間の復調データの尤度を0とするパンクチャリングを行う。デインターリーバ217は、デインターリーブを行う。誤り訂正復号回路218は、伝送路の誤り訂正処理を行う。
この実施形態では、誤り訂正符号回路214で、送信すべきPシンボルの情報を誤り訂正符号化し、mシンボルに変換し、インターリーバ215でインタリーブを行った後、送信している。ここで、FFTアルゴリズムを用いる場合、mは2のべき乗の数とする必要がある。
一方、受信装置では、IDFT回路211の出力を復調する復調回路212においてmシンボルの信号を復調するが、IDFT回路211の出力には、その出力の前後の区間に、FFT/IFFTの区間で隣接チャネル信号の周期性がないために生じる大きな干渉信号が含まれている。この干渉信号が大きな区間の信号は、誤り率も大きくなるため、このままの受信信号を復調し、誤り訂正復号を行うと、誤り率特性が大きく劣化する。
このため、誤り訂正復号を行う場合、パンクチャ回路216で受信信号の前をP1シンボル、後ろをP2シンボル分だけ尤度を0とし、デインターリーバ217でデインターリーブを行った後、誤り訂正復号回路218で復号を行う。
このような構成とすることにより、誤り訂正の符号化率は、送信時にはP/mとなっているものの、受信側でパンクチャリングが行われ、等価的に符号化率はP/(m−P1−P2)と大きくなる。このため、符号化率P/mに比べ誤り訂正利得は低下するが、干渉信号の大きな区間の信号を含めて誤り訂正を行う場合に比べて、誤り訂正利得の低下を防ぐことができ、かつ、前述の第1の実施形態において除去していた(Pl+P2)シンボルの信号を除去することなく、誤り訂正復号を行うため、効率的に信号を伝送することができる。
<第3の実施形態>
図6(A)および図6(B)は、本発明の第3の実施形態の無線通信システムの送信装置側および受信装置側を説明するためのブロック図である。図6(A)に示すように、送信装置は、L個のデータ挿入回路301−1〜301−Lと、L個の変調回路302−1〜302−Lと、L個のDFT回路303−1〜303−Lと、L個の重み付け回路304−1〜304−Lと、スイッチ回路305と、IFFT回路306と、波形整形回路307とから構成される。
L個のデータ挿入回路301−1〜301−Lは、送信データの後ろのPlシンボルのデータまたは固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたは固定パタンを後置し、各々mシンボルの送信データとする。
L個の変調回路302−1〜302−Lは、送信データを複素平面上にマッピングする。L個のDFT回路303−1〜303−Lは、変調回路302−1〜302−Lにそれぞれ接続されるポイント数mのDFT回路である。L個の重み付け回路304−1〜304−Lは、DFT回路303−1〜303−Lの出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う。
スイッチ回路305は、重み付け回路304−1〜304−Lの各出力を送信する周波数fに応じて振り分ける。IFFT回路306は、スイッチ回路305が接続されるポイント数(=2)のIFFT回路である。波形整形回路307は、IFFT回路306の出力に対して、時間領域で波形整形を行う。
図6(B)に示すように、受信装置は、FFT回路308と、スイッチ回路309と、L個の重み付け回路310−1〜310−Lと、L個のIDFT回路311−1〜311−Lと、L個の復調回路312−1〜312−Lと、L個のデータ抽出回路313−1〜313−Lとから構成される。
FFT回路308は、A/D変換された受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路である。スイッチ回路309は、FFT回路308の出力に対してm個のデータを取り出す。
重み付け回路310−1〜310−Lは、スイッチ回路309により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行う。
IDFT回路311−1〜311−Lは、重み付け回路310−1〜310−Lに接続されるポイント数mのIDFT回路である。
復調回路312−1〜312−Lは、IDFT回路311−1〜311−Lの出力を復調する。データ抽出回路313−1〜313−Lは、データ挿入回路301−1〜301−Lで挿入されたPlシンボルのデータとP2シンボルのデータを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出す。
この実施形態では、複数の周波数の送信信号を送信可能とし、また、複数の周波数の受信信号を受信可能としている。
ポイント数nは、n≧Σmであって、L個の変調回路302−1〜302−Lの各出力信号に対して、DFT回路303−1〜303−LによりFFTを行い、周波数領域の信号に変換する。ここで、DFT回路303〜1−303−Lのポイント数mを可変することにより、各送信信号のシンボル速度すなわち帯域幅を変更でき、スイッチ回路により重み付け回路304−1〜304−Lの各出力をIFFT回路306に入力する位置を可変することによりそれぞれの信号の送信周波数を変更することができる。
また、複数の変調信号を一括してポイント数nのIFFT回路306でIFFTを行い、周波数領域から時間領域の信号に変換するため、L個の変調信号を周波数分割多重した信号を生成することが可能となる。
以上のように、この実施形態では、複数の異なった周波数および帯域での変調信号の送信が可能な無線通信装置を構成することができる。
また、受信装置において、ポイント数nは、n≧Σmであって、受信信号はFFT回路308により周波数領域の信号に変換され、スイッチ回路309によって、L個の周波数位置の信号を取り出し、重み付け回路310−1〜310−Lにおいて、各受信信号のフィルタリングを行った後、それぞれの信号はポイント数mのIDFT回路311−1〜311−Lに入力され、L組の時間領域の信号に変換される。
L組の受信信号は復調回路312−1〜312−Lで復調され、データ抽出回路313−1〜313−Lで、送信データに前置されていたP1シンボルのデータまたは固定パタンと、送信データに後置されていたP2シンボルのデータまたは固定パタンを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データが取り出される。
ここで、IDFT回路311−1〜311−Lのポイント数mを可変することによリ、シンボル速度すなわち帯域幅を変更できるため、異なった帯域幅の信号を受信することができる。また、スイッチ回路309によリ重み付け回路310−1〜310−Lへ振り分ける信号を変更することにより、受信周波数を変更することができる。
以上のようにして、この実施形態では、複数の異なった周波数および帯域での信号の受信が可能な無線通信装置を構成することができる。
<第4の実施形態>
図7(A)および図7(B)は、本発明の第4の実施形態の無線通信システムの送信装置側および受信装置側を説明するためのブロック図である。図7(A)に示すように、送信装置は、L個の誤り訂正符号回路414−1〜414−Lと、L個のインターリーバ415−1〜415−Lと、L個の変調回路402−1〜402−Lと、L個のDFT回路403−1〜403−Lと、L個の重み付け回路404−1〜404−Lと、スイッチ回路405と、IFFT回路406と、波形整形回路407とから構成される。
L個の誤り訂正符号回路414−1〜414−Lは、送信情報に対してを誤り訂正符号化を行う。L個のインターリーバ415−1〜415−Lは、誤り訂正符号回路414−1〜414−Lから出力されるmシンボルのデータに対して、インタリーブを行う。
L個の変調回路402−1〜402−Lは、インターリーバ415−1〜415−Lの出力である送信データを複素平面上にマッピングする。L個のDFT回路403−1〜403−Lは、変調回路402−1〜402−Lに接続されるポイント数mのDFT回路である。L個の重み付け回路404−1〜404−Lは、DFT回路403−1〜403−Lの出力に対して周波数領域でフィルタリングを行う。
スイッチ回路405は、重み付け回路404の出力を送信する周波数に応じて振り分ける。IFFT回路406は、スイッチ回路405が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路である。波形整形回路407は、IFFT回路406の出力に対して時間領域で波形整形を行う。
図7(B)に示すように、受信装置は、FFT回路408と、スイッチ回路409と、L個の重み付け回路410−1〜410−Lと、L個のIDFT回路411−1〜411−Lと、L個の復調回路412−1〜412−Lと、L個のパンクチャ回路416−1〜416−Lと、L個のデインターリーバ417−1〜417−Lと、L個の誤り訂正復号回路418−1〜418−Lとから構成される。
FFT回路408は、A/D変換された受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路である。スイッチ回路409は、FFT回路408の出力に対してm個のデータを取り出す。
重み付け回路410−1〜410−Lは、スイッチ回路409により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行う。
IDFT回路411−1〜411−Lは、重み付け回路410−1〜410−Lに接続されるポイント数mのIDFT回路である。復調回路412−1〜412−Lは、IDFT回路411−1〜411−Lの出力を復調する。
パンクチャ回路416−1〜416−Lは、隣接チャネルからの干渉信号が大きい区間の復調データの尤度を0とするパンクチャリングを行う。デインターリーバ417−1〜417−Lは、デインターリーブを行う。誤り訂正復号回路418−1〜418−Lは、伝送路の誤り訂正処理を行う。
送信装置において、DFT回路403−1〜403−Lのポイント数mを可変することにより、各送信信号のシンボル速度すなわち帯域幅を変更し、スイッチ回路405により重み付け回路404−1〜404−Lの各出力をIFFT回路406に入力する位置を可変することによりそれぞれの信号の送信周波数を変更することができる。また、複数の変調信号を一括してポイント数nのIFFT回路406でIFFTを行い、周波数領域から時間領域の信号に変換するため、L個の変調信号を周波数分割多重した信号を生成することが可能となり、複数の異なった周波数および帯域での変調信号の送信が可能な無線通信装置を構成することができる。
また、受信装置において、ポイント数nはn≧Σmであって、受信信号はFFT回路408により周波数領域の信号に変換され、スイッチ回路409によって、L個の周波数位置の信号を取り出し、重み付け回路410−1〜410−Lにおいて、各受信信号のフィルタリングを行った後、それぞれの信号はポイント数mのIDFT回路411−1〜411−Lに入力され、L組の時間領域の信号に変換される。ここで、FFT回路411−1〜411−Lのポイント数mを可変することにより、シンボル速度すなわち帯域幅を変更できるため、異なった帯域幅の信号を受信することができる。また、スイッチ回路409により重み付け回路410−1〜410−Lへ振り分ける信号を変更することにより受信周波数を変更することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明の第1の実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態において帯域および周波数の可変の原理の説明図である。 隣接チャネルからの帯域の漏れ込みの説明図である。 本発明の第1の実施形態の送信フォーマットの説明図である。 本発明の第2の実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の無線通信システムの構成を示すブロック図である。 従来の帯域および周波数が可変できる無線通信システムの一例のブロック図である。
符号の説明
101、301−1〜301−L:データ挿入回路
102、202、302、402−1〜401−L:変調回路
103、203、303、403−1〜403L:DFT回路
104、204、304、404−1〜404−L:重み付け回路
105、205、305、405:スイッチ回路
106、206、306、406:IFFT回路
107、207、307、407:波形整形回路
108、208、308、408:FFT回路
109、209、309、409:スイッチ回路
110、210、310−1〜310−L:重み付け回路
111、211、311−1〜311−L:IDFT回路
112、212、312−1〜312−L:復調回路
113、213、313−1〜313−L:データ抽出回路
214、414−1〜414−L:訂正符号回路
215、415−1〜415−L:インターリーバ
216、416−1〜416−L:パンクチャ回路
217、417−1〜417−L:デインターリーバ
218、418−1〜418−L:訂正復号回路

Claims (10)

  1. 送信データの後ろのP1シンボルのデータまたは固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたは固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとするデータ挿入回路と、
    送信データを複素平面上にマッピングする変調回路と、
    前記変調回路に接続されるDFT回路と、
    記DFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための第1の重み付け回路と、
    前記第1の重み付け回路の出力を送信する周波数に応じて振り分ける第1のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路と、
    前記IFFT回路の出力に対して時間領域で波形整形を行う波形整形回路
    具備する送信装置と、
    A/D変換後の受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路と、
    前記FFT回路の出力に対してm個のデータを取り出す第2のスイッチ回路と、
    前記第2のスイッチ回路により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うための第2の重み付け回路と、
    前記第2の重み付け回路に接続されるIDFT回路と、
    前記IDFT回路の出力を復調する復調回路と、
    前記データ挿入回路で挿入されたP1シンボルのデータまたは固定パタンとP2シンボルのデータまたは固定パタンを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出回路と
    を具備する受信装置とから構成され、
    前記DFT回路のポイント数を可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、前記第1のスイッチ回路により前記IFFT回路へ信号を入力する位置を可変することにより送信周波数を変更し、前記第2のスイッチ回路により前記FFT回路から信号を取り出す位置を可変することにより受信周波数を変更し、前記IDFT回路のポイント数を可変することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記送信装置においては、
    さらに、送信データの符号化を行う誤り訂正符号回路と、
    符号化されたデータのインタリーブを行うインターリーバとを具備し、
    前記インタリーブされた信号を全体としてmシンボルのデータとして送信し、
    前記受信装置においては、
    さらに、前記IDFT回路の出力より、P1シンボルのデータ部分とP2シンボルのデータ部分の尤度を0とするパンクチャ回路と、
    (m−P1−P2)シンボルの受信信号の復調信号のデータのデインターリーブを行うデインターリーバと、
    デインターリーバの出力であるmシンボルの受信データの誤り訂正を行う誤り訂正復号回路とを具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記送信装置おいては、
    前記変調回路はL(≧2)個であり、
    前記DFT回路は、ポイント数mでL個あり、
    前記第1の重み付け回路は、前記L個のDFT回路の出力に対してL個あり、
    前記第1のスイッチ回路は、前記L個の第1の重み付け回路の出力信号を送信する周波数fに応じて振り分け、
    前記IFFT回路は、前記第1のスイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)であり、
    n≧Σmであって、
    複数の送信信号に対して、前記DFT回路のポイント数mを可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、前記第1のスイッチ回路において前記IFFT回路へ入力する位置を可変することにより送信周波数を変更し、
    前記受信装置においては、
    前記第2のスイッチ回路は、前記FFT回路の出力により変調信号に相当するm個のデータをL(≧2)組だけ取り出し、
    前記第2の重み付け回路は、前記第2のスイッチ回路により取り出されたL組のm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うためにL個あり、
    前記IDFT回路は、前記第2の重み付け回路に接続されるポイント数mでL個あり、
    前記復調回路は、前記IDFT回路の出力を復調するためにL個あり、
    n≧Σmであって、
    複数の受信信号に対して、前記第2のスイッチ回路により前記FFT回路から信号を取り出す位置を変更することにより受信周波数を変更し、前記IDFT回路のポイント数mを変更することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 送信データの後ろのP1シンボルのデータまたは固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたは固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとするデータ挿入工程と、
    送信データを複素平面上にマッピングする変調工程と、
    前記変調工程からの出力をDFT変換するDFT工程と、
    前記DFT工程の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための第1の重み付け工程と、
    前記第1の重み付け工程からの出力を送信する周波数に応じて振り分ける第1のスイッチング工程と、
    前記第1のスイッチング工程からの出力をIFFT変換するポイント数n(=2)のIFFT工程と、
    前記IFFT工程からの出力に対して時間領域で波形整形を行う波形整形工程と含む送信側の処理工程と、
    A/D変換後の受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT工程と、
    前記FFT工程からの出力に対してm個のデータを取り出す第2のスイッチング工程と、
    前記第2のスイッチング工程により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うための第2の重み付け工程と、
    前記第2の重み付け工程からの出力をIDFT変換するIDFT工程と、
    前記IDFT工程からの出力を復調する復調工程と、
    前記データ挿入工程で挿入されたP1シンボルのデータまたは固定パタンとP2シンボルのデータまたは固定パタンを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出工程とを含む受信側の処理工程とからなり、
    前記DFT工程のポイント数を可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、前記第1のスイッチング工程により前記IFFT工程へ信号を入力する位置を可変することにより送信周波数を変更し、前記第2のスイッチング工程により前記FFT工程から信号を取り出す位置を可変することにより受信周波数を変更し、前記IDFT工程のポイント数を可変することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする無線通信システムの周波数および帯域可変方法。
  5. 送信データの後ろのP1シンボルのデータまたは固定パタンを前置し、送信データの前のP2シンボルのデータまたは固定パタンを後置し、全体としてmシンボルの送信データとするデータ挿入回路と、
    送信データを複素平面上にマッピングする変調回路と、
    前記変調回路に接続されるDFT回路と、
    前記DFT回路の出力に対して周波数領域でフィルタリングを行うための重み付け回路と、
    前記重み付け回路の出力を送信する周波数に応じて振り分けるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)のIFFT回路と、
    前記IFFT回路の出力に対して時間領域で波形整形を行う波形整形回路とを具備し、
    前記DFT回路のポイント数を可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路により前記IFFT回路へ信号を入力する位置を可変することにより送信周波数を変更することを特徴とする送信装置。
  6. さらに、送信データの符号化を行う誤り訂正符号回路と、
    符号化されたデータのインタリーブを行うインターリーバとを具備し、
    前記インタリーブされた信号を全体としてmシンボルのデータとして送信することを特徴とする請求項5に記載の送信装置。
  7. 前記変調回路はL(≧2)個であり、
    前記DFT回路は、ポイント数mでL個あり、
    前記重み付け回路は、前記L個のDFT回路の出力に対してL個あり、
    前記スイッチ回路は、前記L個の重み付け回路の出力信号を送信する周波数fに応じて振り分け、
    前記IFFT回路は、前記スイッチ回路が接続されるポイント数n(=2)であり、
    n≧Σmであって、
    複数の送信信号に対して、前記DFT回路のポイント数mを可変することにより送信信号のシンボル速度を変更し、前記スイッチ回路において前記IFFT回路へ入力する位置を可変することにより送信周波数を変更することを特徴とする請求項5又は6に記載の送信装置。
  8. A/D変換後の受信無線周波数信号を入力とするポイント数nのFFT回路と、
    前記FFT回路の出力に対してm個のデータを取り出すスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路により取り出されたm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うための重み付け回路と、
    前記重み付け回路に接続されるIDFT回路と、
    前記IDFT回路の出力を復調する復調回路と、
    P1シンボルのデータまたは固定パタンとP2シンボルのデータまたは固定パタンを除去し、(m−P1−P2)シンボルの受信データを取り出すデータ抽出回路とを具備し、
    前記スイッチ回路により前記FFT回路から信号を取り出す位置を可変することにより受信周波数を変更し、前記IDFT回路のポイント数を可変することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする受信装置。
  9. さらに、前記IDFT回路の出力より、P1シンボルのデータ部分とP2シンボルのデータ部分の尤度を0とするパンクチャ回路と、
    (m−P1−P2)シンボルの受信信号の復調信号のデータのデインターリーブを行うデインターリーバと、
    前記デインターリーバの出力であるmシンボルの受信データの誤り訂正を行う誤り訂正復号回路を具備することを特徴とする請求項8に記載の受信装置。
  10. 前記スイッチ回路は、前記FFT回路の出力により変調信号に相当するm個のデータをL(≧2)組だけ取り出し、
    前記重み付け回路は、前記スイッチ回路により取り出されたL組のm個のデータに対して周波数領域でフィルタリングを行うためにL個あり、
    前記IDFT回路は、前記重み付け回路に接続されるポイント数mでL個あり、
    前記復調回路は、前記IDFT回路の出力を復調するためにL個あり、
    n≧Σmであって、
    複数の受信信号に対して、前記スイッチ回路により前記FFT回路から信号を取り出す位置を変更することにより受信周波数を変更し、前記IDFT回路のポイント数mを変更することにより受信信号のシンボル速度を変更することを特徴とする特徴とする請求項8又は9に記載の受信装置。
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