JP2006524745A - チタンキレート分散液 - Google Patents

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Abstract

組成物およびこの組成物を製造するための方法を開示する。この組成物は、チタンキレートポリマーおよび安定剤を含む。この方法は、(1)チタン酸テトラアルキルをキレート剤と接触させ、チタンキレートとアルコールとを含む生成物混合物を生成する工程と、(2)チタンキレートポリマーの分散液を生成するのに有効な条件下でこの生成物混合物を水と接触させる工程と、(3)任意選択的に、この分散液のアルコール含有量を低減する工程と、(4)この分散液を安定化量の安定剤と接触させ、チタンキレートポリマーの安定な分散液を生成する工程と、を含んでもよい。

Description

本発明は、チタンキレートの安定な水性ポリマー分散液を含む組成物およびそのための方法に関する。
キレート化されたチタンオルトエステルのポリマーを水と一緒にしたものには多くの工業的用途がある。これらは、顔料、触媒、表面改質剤といった様々な用途に利用することができる。本明細書において使用される「ポリマー」という用語は、より低分子量のオリゴマーおよびより高分子量のポリマーの両方を指す。
チタンキレートを水と反応させることによって調製されるポリマーは、通常は固体状の物質であることから、特殊な固体処理設備を用いなければ調製や使用を行うのが困難である。多くの用途においては、この種のポリマーが既成の水性分散液であることが好ましく、その方が製造および取扱いが容易であると思われるが、通常は固体ポリマーが即座に水から分離して沈降してしまう。その結果として層が複数に分かれて固体が沈殿するが、これを再懸濁させて水中に均一に分布させるのが非常に困難な可能性がある。連続プロセスや複数バッチプロセスに均一な供給を行うためには、分布状態を均一にすることが不可欠である。
チタンキレートポリマーおよび/またはその分散液については、多くの特許、例えば、(特許文献1)、(特許文献2)、(特許文献3)、(特許文献4)、米国特許公報(特許文献5)、米国特許公報(特許文献6)、米国特許公報(特許文献7)、米国特許公報(特許文献8)、米国特許公報(特許文献9)、米国特許公報(特許文献10)、米国特許公報(特許文献11)、米国特許公報(特許文献12)などにおいて開示されている。しかし、このような水中懸濁液、特にアルコールを含まないものを安定化させる方法については開示されていない。
特公昭53−036449号 JP530364450 JP1999293171(特開平11−293171号公報) 特開昭48−034132号公報 米国特許第3694475号明細書 米国特許第4313851号明細書 米国特許第4609746号明細書 米国特許第5423380号明細書 米国特許第5478802号明細書 米国特許第4861500号明細書 米国特許第4749040号明細書 米国特許第4470915号明細書
したがって、より安定かつ/またはより簡単に再分散させることが可能なチタンキレートポリマー組成物の水性分散液およびそのための方法が必要とされている。
チタンキレートから誘導される繰り返し単位を含むチタンキレートポリマーと安定剤とを含む組成物である。
(1)チタン酸テトラアルキルをキレート剤と接触させ、チタンキレートとアルコールとを含む生成物混合物を生成する工程と、(2)チタンキレートポリマーの分散液を生成するのに有効な条件下でこの生成物混合物を水と接触させる工程と、(3)任意選択的に、このチタンキレートポリマー分散液のアルコール含有量を低減する工程と、(4)この分散液を安定化量の安定剤と接触させ、チタンキレートポリマーの安定な分散液を生成する工程と、を含む方法である。
「安定な分散液」という用語は、約25℃の液体(好ましくは水性であり、より好ましくは水)中で、少なくとも1日間、好ましくは少なくとも3日間、より好ましくは少なくとも5日間、実質的に可溶もしくは分散性のまま、または懸濁されたままであるか、または沈降した固体が硬化するかもしくは固化した層を形成しない、分散液または懸濁液を意味する。さらにこの用語は、沈降しても簡単に再分散または再懸濁される、懸濁または分散された固体を含む分散液または懸濁液を意味する。この分散液は、好ましくは、ポリマーを約1〜約75重量%、約5〜約75重量%、より好ましくは10〜50重量%含む。このような分散液は、好ましくは容易に沈降せず、かつ簡単に再分散される。繰り返し単位の数は、2〜約2000であってもよい。
この安定な分散液中のポリマーは、1種または複数種のチタンキレートポリマーを含む。「チタンキレートポリマー」という用語は、式TiXm(OR)n(式中、Xは、キレート剤から誘導される基であり、mは、個々に0〜2の範囲にある整数の平均値を表し(ただし、少なくとも1つのmは0にはならない)、nは、2〜4の範囲にある整数の平均値を表し、Rは、独立して、Hまたはさらに置換されていてもよいアルキルもしくはアリール基である)を有するチタンキレートから誘導される繰り返し単位を含むポリマーを指す。当業者であれば、このポリマーが、一般に、TiX2O、TiX2(OR)O、TiX(O)2、TiX(OR)O、TiX(OR)2O、Ti(O)2、Ti(OR)(O)2、およびTi(OR)2(O)2からなる群から選択される式からから選択される1つまたは複数の繰り返し単位を含むものであることを認識する。このポリマーは、さらに、重合されていないモノマーまたは反応中間体、例えば、Ti(X)2(OR)2、TiX(OR)3、Ti(OR)4など、および重合中に存在する他の反応性種から生じる単位も含んでもよい。
好ましいキレート剤は、ジケトン、ジエステル、ケトエステルのような有機1,3−ジカルボニル化合物、およびこれらのうちの2つ以上の組合せである。任意の1,3−ジケトンから誘導される基を用いてもよい。好ましいジケトンとしては、2,4−ペンタンジオン、1,4−ヘキサンジオン、1,3−ペンタンジオン、2,4−ヘキサンジオン、ジピバロイルメタン、またはこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、任意の1,3−ジエステルから誘導される基も使用してもよい。好ましいジエステルとしては、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、またはこれらの組合せが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
同様に、任意の1,3−ケトエステルから誘導される基も使用してもよい。好ましいケトエステルとしては、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸イソプロピル、アセト酢酸ブチル、およびこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
最も好ましいキレート剤は、2,4−ペンタンジオン、アセト酢酸エチル、またはこれらの組合せである。Xがアセチルアセトナト基であり、かつmの平均値が約2であるものが特に好ましい。
チタンキレートポリマーの例として、オキシビス(2,4−ペンタンジオナト)チタンホモポリマー、オキシビス(2,4−ヘキサンジオナト)チタンポリマー、オキシビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナト)チタンホモポリマー、オキシビス(ジエチルマロナト)チタンホモポリマー、オキシビス(エチル3−オキソブタノアト−O1’,O3)チタンホモポリマー、およびこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
上に開示したチタンキレートポリマーと組み合わせることによって安定なチタンキレートポリマーの分散液を生成させることができる任意の化合物を安定剤とすることができる。安定剤の例として、ヒドロキシカルボン酸、アルコキシル化(例えばエトキシル化)第四級アンモニウム塩、アミノカルボン酸、アルカノールアミン、無機リン酸塩、またはこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられる。ヒドロキシカルボン酸の例として、クエン酸、乳酸、グリコール酸、酒石酸、リンゴ酸、またはこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられる。好適なアルコキシル化第四級アンモニウム塩の例として、イーソックス・ケミカルズ・カンパニー(Ethox Chemicals Co.)(米国サウスカロライナ州グリーンビル(Greenville,South Carolina,USA))より入手可能なE−スパース(E−sperse)100(登録商標)が挙げられる。アルカノールアミンの例としては、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、またはこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられる。アミノカルボン酸の例としては、テトラヒドロキシイソプロピルエチレンジアミン、グリシン、ビス−ヒドロキシエチルグリシン、ヒドロキシエチルグリシン、またはこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられる。無機リン含有塩の例としては、ピロリン酸四カリウム、トリポリリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラリン酸カリウム、ペンタポリリン酸ナトリウム、ヘキサポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、ピロ亜リン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム十水和物、ピロ亜リン酸ナトリウム、ホスホン酸エチル、ホスホン酸プロピル、ヒドロキシメチルホスホネート、ジ(ポリオキシエチレン)ヒドロキシメチルホスホネート、メチルホスホノアセテート、エチルメチルホスホノアセテート、メチルエチルホスホノアセテート、エチルエチルホスホノアセテート、プロピルジメチルホスホノアセテート、メチルジエチルホスホノアセテート、トリエチルホスホノアセテート、またはこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられる。例えばチタンキレートポリマー組成物スラリーと単純に混合することによって容易に決定されるような他の安定剤も使用してもよい。好ましい安定剤はヒドロキシカルボン酸である。最も好ましい安定剤はクエン酸である。
上の分散液は、任意選択的に、非イオン性、カチオン性、アニオン性界面活性剤のような他の成分を、分散液の約0.001〜約50重量%の範囲で含有してもよい。
組成物中には安定化量の安定剤を存在させてもよい。「安定化量」という用語は、上に開示した安定な分散液を生成させることができ、かつ、水性分散液の重量に対し約0.001重量%〜約20重量%、好ましくは約0.01重量%〜約10重量%、より好ましくは0.01重量%〜5重量%、最も好ましくは0.05重量%〜2重量%の範囲内であり得る量を意味する。
チタンキレートポリマーは、当業者に知られている任意の手段によって容易に生成されるであろう。例えば、このポリマーは、水を一般式TiXm(OR)n(式中、R、X、m、およびnは上記と同義)を有するチタンキレートと反応させることによって生成される。好適なチタンキレートとしては、例えば、ジブトキシビス(2,4−ペンタンジオナト)チタン、ジプロポキシビス(2,4−ペンタンジオナト)チタン、ジイソプロポキシビス(2,4−ペンタンジオナト)チタン、ジエトキシビス(2,4−ペンタンジオナト)チタン、ジブトキシビス(エチル3−オキソブタノアト−O1’,O3)チタン、ジプロポキシビス(エチル3−オキソブタノアト−O1’,O3)チタン、ジイソプロポキシビス(エチル3−オキソブタノアト−O1’,O3)チタン、ジエトキシビス(エチル3−オキソブタノアト−O1’,O3)チタン、ジブトキシビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナト)チタン、ジプロポキシビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナト)チタン、ジイソプロポキシビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナト)チタン、ジエトキシビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオナト)チタン、およびこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられる。Xがアセチルアセトナト基であり、かつmの平均値が約2であるものが特に好ましい。このような化合物はアルコール溶液として容易に入手することができる。例えば、本願特許出願人より、タイゾール(Tyzor)(登録商標)AA、すなわちチタンアセチルアセトナトのプロパノール溶液が入手可能である。
チタンキレートポリマーは、(1)チタン酸テトラアルキルをキレート剤と接触させ、チタンキレートとアルコールとを含む生成物混合物を生成する工程と、(2)チタンキレートポリマーの分散液またはスラリーを生成するのに有効な条件下でこの生成物混合物を水と接触させることと、(3)任意選択的に、この分散液中のアルコール含有量を低減することと、(4)この分散液を安定化量の安定剤と接触させ、チタンキレートポリマーの安定な分散液を生成することと、を含む方法によって生成することができる。
当業者にチタンテトラアルコキシドと称される場合もあるチタン酸テトラアルキルは、式Ti(OR)4(式中、Rは、それぞれ独立して、上に開示したヒドロカルビル基であり、1つの基に炭素原子を1〜約10個、好ましくは1〜約8個、最も好ましくは2〜5個含んでいてもよく、Rはそれぞれ同一であっても異なっていてもよい)を有するものであってもよい。好適なチタン酸テトラアルキルとしては、チタン酸テトラエチル、チタン酸テトラプロピル、チタン酸テトライソプロピル、チタン酸テトラブチル、チタン酸テトライソブチル、チタン酸テトラ−tert−ブチル、チタン酸テトラヘキシル、およびこれらのうちの2つ以上の組合せが挙げられるが、これらに限定されるものではない。好ましいチタン酸テトラアルキルは、チタン酸テトラエチル、チタン酸テトライソプロピル、チタン酸テトラブチル、またはこれらの組合せである。
キレート剤は、上に開示したものと同じである。生成物混合物には、チタンキレートおよびアルコールが含まれる。生成するアルコールは、チタン酸テトラルキル(tetralkyl)から誘導され、したがって、チタン酸エステルのものと炭素数が等しい。例えば、チタン酸テトラエチルを用いた場合は、アルコールはエタノールであり、チタン酸テトライソプロピルを用いた場合は、イソプロパノールである。生成物混合物中のアルコールを、10重量%未満、好ましくは5重量%未満、最も好ましくは1重量%未満まで低減してもよい。
チタン酸テトラアルキル対キレート剤のモル比は、本発明の第1の実施態様に開示した特徴を有する組成物を生成させることができる比率である限りは、いかなる比率であってもよい。通常、この比率は、mが上に開示した数(好ましくはmは約2)である混合キレートポリマーを生成させるものである。
水対チタン酸テトラアルキルのモル比は、チタンキレートポリマーの分散液またはスラリーを生成させることができる比率である限りは、いかなる比率であってもよい。通常、最終スラリーまたは分散液中における比率は、約1:1〜約500:1、好ましくは約10:1〜約250:1、最も好ましくは約20:1〜約100:1の範囲内であってもよい。好ましくは、水は少なくともn/2(nは上記と同義)当量である。
この方法は、分散液またはスラリーを生成させるのに有効な任意の好適な条件下で実施してもよい。チタン酸テトラアルキルからチタンキレートを生成させ、かつ分散液またはスラリーを生成させるのに好適な条件には、約80℃未満、好ましくは約70℃未満、最も好ましくは約65℃未満の温度と、この温度に適応できる任意の圧力(好ましくは大気圧)と、約0.1〜約100分間、好ましくは約0.5〜約50分間、より好ましくは約0.5〜約30分間、最も好ましくは約0.5〜約20分間の範囲の時間とが含まれ得る。
好ましくは、生成物混合物と水との接触は、重合を行う前に高剪断ミキサーを用いて、チタンキレートを細かい粒子にして分散させることによって行う。このことは、スラリーまたは分散液中の固体ポリマー粒子の粒度を小さくするとともにその分布を狭くするのに役立つ。これはおそらく、初期段階でより小さい固体粒子が形成されることによるものであり、場合によっては、スラリー中で凝集した固体ポリマー粒子が砕かれることによるものでもある。この工程により、結果として得られる分散液の安定性が向上する。
また、好ましくは、このスラリーからアルコール溶媒をストリッピングすることによってアルコールを遊離させる。このようにアルコールをストリッピングすることによって、結果として得られる分散液の安定性が向上するだけでなく、その可燃性および処理時の放出物が低減される。好ましくは、このストリッピングは、結果として得られるポリマーの分解温度よりも低い温度で実施する。このためには、大気圧よりも低い圧力を用いることが必要であろう。発泡が起こった場合は、ストリッピング操作の前または途中の任意の時点で消泡剤を添加することによってこれを抑制してもよい。このときは任意の消泡剤を使用してもよいが、本発明者らは、BASFコーポレーション(BASF Corporation)(独国、ルートヴィヒシャーフェン(Ludwigshafen,Germany))より入手可能な市販の消泡剤であるプルロニック(Pluronic)L−31、すなわちオキシラン−メチルオキシラン共重合体を用いることによって満足な結果が得られることを見出した。
上に開示した1種または複数種の安定剤は、ストリッピングの前または後に用いてもよい。
輸送を容易に行うためには、上述した方法によって生成したチタンキレートポリマーを、当業者に知られている任意の手段、例えば、遠心、デカンテーション、濾過、その他の手段などによって分離および回収してもよい。こうして生成したチタンキレートポリマーを粉砕することによって粉砕ポリマーを生成させてもよい。その後、この粉砕ポリマーを水と混合することによって分散液を生成させた後、この分散液に安定剤を接触させることによってチタンキレートポリマーの安定な分散液を生成させてもよい。その条件は上に開示したものと同じであってもよい。
本明細書において開示した組成物は、これらに限定するものではないが、コーティングの形成(例えば熱分解(pyrolytic)ガラス上)や、インク、接着剤、およびシーラントの接着力向上といった様々な用途に有用である。コーティングとは、当該組成物(当業者によく知られている添加剤を含んでいてもよい)を、例えば、ガラス、セラミックス、金属、陶磁器タイル、煉瓦、コンクリート、木材、組積造(masonry)、繊維、皮革、プラスチック、石材のような様々な基材の表面に適用することを指す。これらの適用は、当業者に知られている任意の温度、例えば200℃〜600℃の範囲などで実施してもよい。任意選択的に、コーティング組成物を適用する前または後の基材をさらに加熱または冷却してもよい。このコーティング組成物をより低い温度で基材に適用し、次いで加熱を行うことによってコーティングを形成してもよい。基材をこのように処理することによって、美観的および機能的な特性を有する耐久性のあるコーティングが得られる。特に、光の反射性が向上し、代替コーティング組成物を施しても顕著な変色が起こらない。
(実施例1 高剪断混合を用いた20%オキシビス(2,4−ペンタンジオナト−O,O’)チタンホモポリマーの水中スラリーの調製)
2Lのビーカーに蒸留水428gおよびプルロニックL31(BASF、オキシラン−メチルオキシラン共重合体)7.5gを仕込んだ。ジフォード−ウッド(Gifford−Wood)76−1L型ミキサーを水中に沈めて始動させた。ミキサーヘッドの吸引部に、75%のジイソプロポキシビス(2,4−ペンタンジオナト)チタンの2−プロパノール溶液185gを30分間かけて装入した。撹拌を15分間継続した。
この乳黄色のスラリーを減圧蒸留装置に移送した。移送を助けるために蒸留水70mLを用いた。減圧蒸留装置は、1リットルの丸底容器と、磁気撹拌器と、水冷凝縮器を有する減圧蒸留ヘッドと、250mlの受器とを備えるものとした。蒸留物250mLが回収されるまで、2−プロパノールおよび過剰の水を反応マスから100mmHgでストリッピングした。容器に残留した物質を回収し、生成物388gを黄色スラリーとして得た。この生成物のチタン(TiO2として)について分析を行ったところ、TiO2が7.24%(チタンポリマー固体23.8%に相当)含まれることがわかった。
好適な分散剤で処理しない限りは(実施例2参照)、スラリーは数時間以内に沈降して固体層を形成する。これは時間の経過とともに硬化し、再懸濁させるのが一層困難になる。
(実施例2 オキシビス(2,4−ペンタンジオナト−O,O’)チタンホモポリマーの水中分散液)
実施例1のように調製したスラリーの試料を小瓶に秤量した。異なる分散剤を様々な量でそれぞれの瓶に添加し、瓶に蓋をして内容物を十分に振り混ぜた。次いでこの瓶を2〜5日間静置し、その間の沈降の度合いを判定した。この判定には、上側の液層(存在する場合)の高さを試料全体の高さで除する測定が含まれ、沈降の度合いにより、0(沈降なし)〜約0.55(完全に沈降)の段階の数値を測定値として得た。さらに、瓶をゆっくりと回転させることによって、瓶の底に形成されている固体層がしっかりと固まっているかどうかを判定した。
試験条件の詳細およびその調査結果を以下の表にまとめた。
Figure 2006524745

Claims (9)

  1. チタンキレートポリマーの分散液を含む組成物であって、前記分散液が、前記ポリマーおよび安定剤を含み、前記ポリマーが、式TiXm(OR)n(Xは、有機1,3−ジカルボニル化合物のようなキレート剤から誘導され、mは、個々に0〜2の範囲にあって少なくとも1つは0ではない整数の平均値であり、nは、2〜4の範囲にある整数の平均値であり、Rは、独立して、H、アルキル基、またはアリール基である)を有するチタンキレートから誘導された繰り返し単位を含み、かつ、前記安定剤が、前記分散液の約0.001重量%〜約20重量%の範囲で存在することを特徴とする組成物。
  2. 前記安定剤が、1種もしくは複数種のヒドロキシカルボン酸、アルコキシル化第四級アンモニウム塩、アミノカルボン酸、アルカノールアミン、無機リン酸塩、またはこれらのうちの2つ以上の組合せであり、好ましくは、前記安定剤が、1種または複数種のヒドロキシカルボン酸であることを特徴とする請求項1に記載の組成物。
  3. 前記安定剤が、クエン酸、乳酸、グリコール酸、酒石酸、リンゴ酸、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、テトラヒドロキシイソプロピルエチレンジアミン、グリシン、ビス−ヒドロキシエチルグリシン、ヒドロキシエチルグリシン、ピロリン酸四カリウム、トリポリリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、テトラリン酸カリウム、ペンタポリリン酸ナトリウム、ヘキサポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、ピロ亜リン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム十水和物、ピロ亜リン酸ナトリウム、ホスホン酸エチル、ホスホン酸プロピル、ヒドロキシメチルホスホネート、ジ(ポリオキシエチレン)ヒドロキシメチルホスホネート、メチルホスホノアセテート、エチルメチルホスホノアセテート、メチルエチルホスホノアセテート、エチルエチルホスホノアセテート、プロピルジメチルホスホノアセテート、メチルジエチルホスホノアセテート、トリエチルホスホノアセテート、またはこれらのうちの2つ以上の組合せであることを特徴とする請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記安定剤が、1種または複数種の非イオン性、カチオン性、またはアニオン性界面活性剤をさらに含むことを特徴とする請求項1、2または3に記載の組成物。
  5. 前記組成物が前記分散液であり、前記ポリマーが、TiX2O、TiX2(OR)O、TiX(O)2、TiX(OR)O、TiX(OR)2O、Ti(O)2、Ti(OR)(O)2、およびTi(OR)2(O)2から誘導された1つまたは複数の繰り返し単位を含み、前記安定剤が、ヒドロキシカルボン酸、アルコキシル化第四級アンモニウム塩、アミノカルボン酸、アルカノールアミン、無機リン酸塩、またはこれらのうちの2つ以上の組合せであり、かつ、前記安定剤が、前記分散液中に約0.01〜約10重量%の範囲で存在することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の組成物。
  6. Xが2,4−ペンタンジオンから誘導され、かつ前記安定剤がクエン酸であることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の組成物。
  7. 基材を含む製品であって、基材上に請求項1、2、3、4、5または6で特徴付けられる組成物を有し、前記基材が、金属、ガラス、陶磁器タイル、煉瓦、コンクリート、木材、組積造、繊維、皮革、プラスチック、または石材であることを特徴とする製品。
  8. (1)チタン酸テトラアルキルをキレート剤と接触させ、チタンキレートとアルコールとを含む生成物混合物を生成する工程と、(2)チタンキレートポリマーの分散液を生成するのに有効な条件下で前記生成物混合物を水と接触させる工程と、(3)任意選択的に、前記分散液のアルコール含有量を低減する工程と、(4)前記分散液を安定化量の安定剤と接触させ、チタンキレートポリマーの安定な分散液を生成する工程と、を含み、前記分散液および前記安定剤が、請求項1、2、3、4、5または6で特徴付けられるものと同じであることを特徴とする方法。
  9. (1)チタン酸テトラアルキルをキレート剤と接触させ、チタンキレートとアルコールとを含む生成物混合物を生成する工程と、(2)チタンキレートポリマーの分散液を生成するのに有効な条件下で前記生成物混合物を水と接触させる工程と、(3)前記チタンキレートポリマーを回収する工程と、(4)任意選択的に、前記チタンキレートポリマーの固体を乾燥して粉砕する工程と、(5)前記ポリマーを水と接触させることによって分散液を生成する工程と、(6)前記分散液に安定化量の安定剤を接触させ、チタンキレートポリマーの安定な分散液を生成する工程と、を含み、前記分散液および前記安定剤が、請求項1、2、3、4、5または6で特徴付けられるものと同じであることを特徴とする方法。
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