JP2006523796A - 噴射器電子制御を備えたエンジンのエンジンフェーズに噴射を同期させる方法 - Google Patents

噴射器電子制御を備えたエンジンのエンジンフェーズに噴射を同期させる方法 Download PDF

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Abstract

本方法はn個のシリンダを有するエンジンに関する。これらのシリンダへの燃料噴射は所定の順序で行われ、エンジンのピストンの位置と同期している。
本発明は始動時に実行される以下のステップを有している。
− m個のシリンダに所定の噴射順序で燃料を噴射するステップ、
− エンジン回転数及び/又は加速度を測定するステップ、
− エンジン回転数及び/又は加速度が所定の閾値を超えている場合に、所定の順序で噴射を継続するステップ、
− 前記とは逆の場合に位相をずらして噴射を継続するステップ。
本方法は直噴式エンジンの始動に使用される。

Description

本発明は、噴射器電子制御を備えたエンジンのエンジンフェーズに噴射を同期させる方法に関する。
新世代のエンジン、特に直噴式エンジンの開発とともに、シリンダへの燃料噴射の電子制御が広まった。燃料噴射の電子制御は、燃料がシリンダに噴射される時点の全制御を可能にする。したがって、3°の精度で、言い換えれば、非常に精確な噴射間隔で燃料を噴射することが可能になる。
4サイクルエンジンでは、シリンダ内のピストンの位置、したがってまたクランクシャフトの位置だけでなく、エンジンのフェーズを知ることも重要である。したがって、シリンダ内のピストンが上死点にあるとき、ピストンが圧縮行程の終端にあるのか又は排気行程の終端にあるのかを知ることが重要である。この目的のために2つの位置センサが使用される。クランクシャフト上の第1のセンサはシリンダ内のピストンの相対位置を示し、カムシャフト上の第2のセンサはエンジンフェーズ(吸入、圧縮、膨張、又は排気)を示す。
一般に、カムシャフトに配置されたセンサにより供給される情報は、最初の噴射が行われるべきシリンダを決定するために、エンジンの始動時にだけ使用される。噴射順序は所定のサイクルに従って実施され、クランクシャフトとの同期だけが必要とされる。
それゆえ、本発明の課題は、始動時に、クランクシャフトに配置されたセンサから受け取る情報に頼らなくても済むようにする同期方法を提供することである。したがって、このセンサが故障していても、エンジンを始動することができる。また、他の目的では使用されないこのセンサを除去することも可能である。
この目的のために、本発明は、噴射器電子制御を備えたエンジンのエンジンフェーズに噴射を同期させる方法であって、前記エンジンのn個のシリンダの各々に所定の順序で順次燃料を直接噴射し、該燃料噴射を相応するシリンダ内のピストンの位置に同期させるようにした方法を提案する。
本発明によれば、この方法はエンジン始動時に実行される以下のステップを有する:
− スタータにより動作開始させられた相応するピストンが圧縮フェーズの終端にあるときに、m個のシリンダに所定の噴射順序で燃料を噴射するステップ、ただし、mはnの関数として前もって決定するものとする、
− エンジン回転数及び/又は加速度を測定するステップ、
− エンジン回転数及び/又は加速度が所定の閾値を超えている場合に、所定の順序で噴射を継続するステップ、ただし、この場合、噴射はエンジンフェーズに同期させて行う、
− 前記とは逆の場合に噴射をエンジンフェーズに同期させるため、先行する噴射に対して、ならびに、所定の順序に対して、位相をずらして噴射を継続するステップ、ただし、前記位相ずれはn及びmの関数とする。
この方法では、最初のm回の噴射の実行に関しては、噴射がエンジンの圧縮フェーズと同期しないことが容認されている。この同期の不在は検出され、補正される。
有利には、エンジン回転数及び/又は加速度はエンジンが約1回転した後に測定される。これにより、噴射が同期されていない期間を、最初の噴射が圧縮フェーズにおいて実行されない場合に限定することが可能になる。
本発明による方法が適用されるエンジンに偶数個のシリンダがある場合には、燃料はエンジン回転数及び/又は加速度が測定される前に半数のシリンダに噴射される。言い換えれば、m=n/2である。
最初の測定の後に為された選択が正しいことを確認するために、エンジン回転数及び/又は加速度の2回目の測定がさらにp回の噴射の後に行われる。これは同期が正しいことを確認するためであり、pはn及びmの関数として前もって決定されるものとする。この場合、エンジン回転数及び/又は加速度の2回目の測定をエンジンの2回転後に、言い換えれば、n回の燃料噴射後に行うと有利である。
本発明による方法では、エンジンのシリンダ内のピストンの位置は、相応するエンジン弾み車の角度位置を測定する位置センサにより求められる。
未燃燃料の大気への過剰な放出を防ぐために、本発明は、最初のm回の噴射において噴射される燃料量を後続の噴射において使用される燃料量よりも少なくする変更形態を提案する。
本発明の詳細及び利点は、添付した概略的な図面を参照した以下の説明により明らかとなる。これらの図面のうち、
図1は、V6エンジンのシリンダへの燃料噴射の順序を示しており、
図2は、V6エンジンに関して本発明による方法のフローチャートを示しており、
図3は、燃料噴射の順序を3つの例で示している。
以下では、V形に配置された6つのシリンダを有するエンジンに適用された有利な実施形態に基づいて本発明を説明する。これらのシリンダは、A及びB(図1参照)として識別される2つのラインに分散している。シリンダ自体には1〜6の番号が付されており、シリンダ1〜3はAとして識別されるシリンダラインを形成し、シリンダ4〜6はBとして識別されるシリンダラインを形成している。
このケースでは、エンジンは4サイクルディーゼルエンジンである。もっとも、本発明は4サイクルガソリンエンジンにも適用可能である。各シリンダに燃料を噴射するために噴射器が設けられている。これら6つの噴射器は電子制御される。一般に、シリンダに燃料を噴射すべき時点を決定するために、2つのセンサが設けられている。まず第一に、各シリンダについてその中をスライドするピストンの正確な位置を示すセンサがある。このセンサは以下ではクランクセンサと呼ばれる。燃料はピストンがほぼ上死点にあるときに噴射されなければならないが、僅かにこの上死点から離れた位置で噴射される。クランクセンサは、エンジンクランクシャフトに結合したエンジン弾み車の回転を測定することにより、このクランクシャフトの角度位置を求めることができる。したがって、クランクセンサによりシリンダ内のピストンの位置を知ることができるが、燃料サイクルの現在のフェーズを識別することはできない。このように、クランクセンサはエンジンの6つのシリンダについてその上死点を求めることができる。しかしながら、ピストンが上死点にあるときに、ピストンが圧縮フェーズの終端にいるのか又は排気フェーズの終端にいるのかを知る手だてはない。この情報は以下でカムセンサと呼ばれるセンサから得ることができる。このカムセンサはエンジンのカムシャフトに、また複数のカムシャフトがある場合にはそのうちの1つに結合されている。明らかに、各カムシャフトに1つのカムセンサを設けることができる。カムシャフトの角度位置は、周知のように、各シリンダについて4行程サイクルのフェーズを識別するために使用することができる。
カムセンサにより提供される情報はエンジン始動時に使用される。エンジンがスタータによって始動されるとき、燃料は圧縮行程の終端に達した最初のシリンダに噴射される。相応するピストンの位置はクランクセンサとカムセンサにより供給され、相応するバルブが閉じていることならびにこのピストンがエアを圧縮したことを示す。
本発明はカムセンサにより提供される情報なしでエンジンを始動する方法を提案する。これにより、このセンサの動作不良を克服すること、あるいは、このセンサなしでエンジンを設計することさえ可能になる。このことはエンジンのコストを相応に低減させる。
上記のV6エンジンにおいて、エンジンの正確な動作を達成するために、燃料は所定の順序でシリンダに噴射される。この順序は図1に示されている。燃料の噴射が番号1のシリンダに対して為されると、次の噴射が行われるシリンダは番号4、次は番号2、次は番号5、次は番号3、次は番号6、次はまた番号1等々となる。
図2は上記エンジンに適用された本発明による方法を示すフローチャートである。スタータは活動化されたばかりであると仮定する。そこで、中のシリンダが上死点に達したシリンダを見つけるためにクランクセンサが使用される。この場合には、これはシリンダ1であると仮定する。燃料は(ピストンが通常規定される距離だけ上死点から離れた)このシリンダ1に噴射される。この時点では、このシリンダ1におけるエンジンフェーズが圧縮行程の終端であるのか又は排気行程の終端であるのかは分からない。相応するピストンが正しい位置にあることをクランクセンサが示すと、燃料はこの順序でシリンダ4と2に噴射される。
これら3回の噴射がシリンダ1,4及び2に対して為されると、噴射された燃料が燃焼したか否かを判定する検査が行われる(図2のステップTEST1)。噴射された燃料が燃焼した場合には、燃焼は力学的エネルギーを供給し、エンジン回転数は上昇することになる。噴射された燃料が燃焼していなければ、何も起こらず、エンジン回転数は依然としてスタータにより生じる回転数に等しいままである。
それゆえ、燃焼テストはエンジン回転数を測定することにより行われる。ここでは、エンジン回転数が300r.p.mよりも高い場合には、燃焼は燃焼しており、燃焼はシリンダ1,2及び4で起こったものと見なされる。この場合には、噴射サイクルを継続することができ、次の噴射はシリンダ5,3及び6に対して為される。
燃焼テストTEST1が否定的な場合、つまり、エンジン回転数が300r.p.mより低いままである場合には、燃料は排気フェーズの終端において噴射されたと見なされる。したがって、噴射のフェーズは360°シフトさせなければならない。このケースでは、このことはシリンダ5に燃料を噴射する代わりに、シリンダ1に燃料を再噴射しなければならないことを意味する。それゆえ、シリンダ1,4及び2への一連の噴射が繰り返される。これらの噴射の終了時には、燃焼が実際に生じたか、また燃焼が力学的エネルギーを供給したかを判定するために、燃焼テストTEST1が繰り返される。燃焼が実際に生じ、力学的エネルギーを供給した場合には、噴射サイクルを継続することができ、次の噴射はシリンダ5,3及び6に対して為される。
第2の燃焼テスト(図2ではTEST2として図示)はこれら3回のさらなる噴射の後に行われる。第1の噴射テストTEST1が肯定的ならば、この第2の燃焼テストTEST2もそれを確認すべきである。このことが起こるためには、エンジン回転数は300r.p.mより高くなければならない。
図3は図1のエンジンにおける最初の噴射を3つの別個のケースにまとめている。第1のケースでは、エンジンはクランクセンサとカムセンサを備えており、両方のセンサとも動作状態にあると仮定されている。第2及び第3のケースでは、カムセンサは故障しているか又は場合によっては存在していない。第2のケースでは、最初の3回の噴射(シリンダ1,4及び2)の後の燃焼テストTEST1は肯定的である。噴射サイクルは継続する。シリンダ5,3及び6への噴射の後の燃焼テストTEST2は肯定的であり、噴射サイクル(1−4−2−5−3−6−1…)は継続する。第3のケースでは、第1の燃焼テストTEST1は否定的である。そこでシリンダ1,4及び2への噴射が繰り返される。そして、再度の燃焼テストTEST1が行われ、結果は肯定的である。次に噴射はシリンダ5,3及び6へと続き、燃焼テストTEST2は肯定的である。噴射サイクル(5−3−6−1−4−2−5…)が継続する。
第1の燃焼テストTEST1はエンジンの1回転後に行われる。既に言及したように、この360°回転はエンジンの始動を確立し、実証するのに十分である。第1の燃焼テストTEST1が肯定的であれば、つまり、実際に始動した後に実際に2回転していれば、第2の燃焼テストTEST2が行われる。したがって、全サイクルが各シリンダにおいて展開する。
過剰な未燃燃料の放出を防ぐため、最初の3回の噴射において噴射される燃料量を制限してもよい。最初の噴射の時点から同期が正しいならば、これらの燃料量はエンジンを始動させるに十分でなければならない。
本発明による方法は、カムセンサが存在していないか又は故障しているといういずれかの理由でこのセンサからの信号が利用できない場合に、使用される。他方で、噴射はクランクシャフトの回転と同期していなければならない。車両は静止状態にあることが望ましい。この方法を使用する前に、エンジン制御システムは、この始動手続きが妨げられないようにするため、噴射システムにエラー信号が出ていないかを調べる。
このように、本発明によれば、ディーゼルエンジン又は噴射が電子制御される他の任意のエンジンを始動するためにカムセンサを使用しなくてもよくなる。
複数のエンジンで行ったテストによりこの方法の有効性は実証されている。スタータにより生じる回転数が210〜230r.p.mの範囲内にある場合、6気筒エンジンにおいて3回の燃焼の後に測定される回転数はおよそ320r.p.mである。300r.p.mの回転数は、例えば、燃焼テストの閾値として使用することもできる。この測定は特殊なセンサの使用を必要としない。というのも、エンジン制御システムが各エンジンのエンジン回転数を測定するようになっているからである。
変更形態として、エンジン回転数の値を測定するのではなく、エンジン回転数の変化を測定することも可能である。エンジン回転数の著しい加速が検出された場合には、燃焼が生じたものと、したがって噴射がエンジンフェーズと同期しているものと見なされる。
本発明は上記の方法と非限定的な例として上に示されたその変更形態に限定されない。本発明は請求項の範囲内で当業者が考案しうる他のすべての変更形態にも関わるものである。
V6エンジンのシリンダへの燃料噴射の順序を示す。 V6エンジンに関して本発明による方法のフローチャートを示す。 燃料噴射の順序を3つの例で示す。

Claims (7)

  1. 噴射器電子制御を備えたエンジンのエンジンフェーズに噴射を同期させる方法であって、前記エンジンのn個のシリンダの各々に所定の順序で順次燃料を直接噴射し、該燃料噴射を相応するシリンダ内のピストンの位置に同期させるようにした方法において、
    エンジン始動時に以下のステップ、すなわち、
    − スタータにより動作開始させられた相応するピストンが圧縮フェーズの終端にあるときに、m個のシリンダに所定の噴射順序で燃料を噴射するステップと、ただし、mはnの関数として前もって決定するものとし、
    − エンジン回転数及び/又は加速度を測定するステップと、
    − エンジン回転数及び/又は加速度が所定の閾値を超えている場合に、所定の順序で噴射を継続するステップと、ただしこの場合、噴射はエンジンフェーズに同期させて行い、
    − 前記とは逆の場合に噴射をエンジンフェーズに同期させるため、先行する噴射に対して、ならびに、所定の順序に対して、位相をずらして噴射を継続するステップを実行し、ただし、前記位相ずれはn及びmの関数とする、ことを特徴とする同期方法。
  2. エンジンが約1回転した後にエンジン回転数及び/又は加速度を測定する、請求項1記載の同期方法。
  3. 偶数個のシリンダを有するシリンダに関してm=n/2とする、請求項1又は2記載の同期方法。
  4. 同期が正しいことを確認するために、さらにp回の噴射の後にエンジン回転数及び/又は加速度の2回目の測定を行い、ただし、pはn及びmの関数として前もって決定されるものとする、請求項1から3のいずれか1項記載の同期方法。
  5. エンジン回転数及び/又は加速度の2回目の測定をエンジンが実際に2回転した後に、すなわち、n回の燃料噴射後に行う、請求項4記載の同期方法。
  6. エンジンのシリンダ内のピストンの位置を、相応するエンジン弾み車の角度位置を測定する位置センサにより求める、請求項1から5のいずれか1項記載の同期方法。
  7. 最初のm回の噴射において噴射される燃料量を後続の噴射において使用される燃料量よりも少なくする、請求項1から6のいずれか1項記載の同期方法。
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