JP2006521421A - シクロデキストリン洗濯用洗剤の添加剤複合体および該複合体を含有する組成物 - Google Patents

シクロデキストリン洗濯用洗剤の添加剤複合体および該複合体を含有する組成物 Download PDF

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Abstract

疎水性活性物質のシクロデキストリン包接複合体は、液体および固体の洗濯用洗剤の配合物中で有用である。この包接複合体は、安定であり、洗濯およびすすぎ洗いのサイクル中で活性成分を徐々に放出することを可能にする。

Description

本発明は、紡織繊維の洗濯分野、この洗濯分野において使用するための紡織繊維洗濯添加剤を含有するシクロデキストリン組成物および該組成物の製造法に関する。
背景技術
紡織繊維は、そのライフサイクルにおいて幾つかの段階中に洗濯にかけられる。例えば、紡織繊維は、紡糸仕上剤および/またはヤーン調製中に塗布された滑剤の痕跡を除去するために製織後に洗濯されてよいし、製織前に洗濯されてよいし、製織過程中に蓄積された汚れを除去するために洗濯されてよいし、不堅牢染料を除去するため等に洗濯されてよい。また、紡織繊維は、製品、例えば白色製品、衣服等への二次加工前に洗濯されてもよいし、二次加工に続いて織物仕上剤、例えば柔軟剤、静電防止剤または増白剤を付与するために洗濯されてもよいし、外観を変性するため、例えば石材の洗浄、部分的漂白のため等に洗濯されてもよい。”洗濯”の用語および本明細書中で使用される同様の用語は、前記の全ての作業ならびに紡織繊維が性質の変性のために水性洗剤含有組成物と接触されるような他の場合に適用される。
多数の洗濯用組成物は、上記使用のために開発されたが、比較的濃縮された形での大多数の洗濯用組成物は、使用の際に希釈され、望ましい濃度の水性使用組成物を形成する。このような組成物の制限されない例は、液体および無水の洗濯用洗剤、織物柔軟剤、漂白剤、特に非塩素化漂白剤、すすぎ洗い助剤、蛍光増白剤等を含む。しばしば、単独の組成物中で上記と同一の組成物の幾つかの機能を発揮する組成物は、市販されている。即ち、洗濯用洗剤は、しばしば酸素漂白剤、蛍光増白剤、織物柔軟剤、静電防止剤およびUV吸収材料を含む。単独の組成物中への前記成分の配合は、最終消費者にとって特に重要であり、この場合この最終消費者は、特に選択サイクルにおける異なる数回につき多種多様の異なる製品をウォッシュロードに添加することを望むようには思えない。
典型的な洗濯処理は、家庭的または工業的を問わず、幾つかのサイクル、例えば1回以上の処理サイクル、引続き1回以上のすすぎ洗いサイクルを必要とする。多くの場合には、幾つかのサイクルに亘ってかまたは前記サイクルの全てに亘って効果的であり、数回でもサイクルの後半中に著しく効果的である望ましい活性成分が必要とされる。消泡剤の場合には、例えばこの消泡剤は、洗濯サイクル中に効率を維持することが望まれ、また、少なくとも第1のすすぎ洗いサイクルを維持することは、望ましい。
洗濯用組成物の大多数の成分は、水溶性である。この成分は、例えばイオン性、非イオン性または両性イオン性を問わずに洗剤、ビルダーおよび金属イオン封鎖剤、アルカリ化薬、塩等を含む。他の成分、例えば消泡剤、柔軟剤、すすぎ洗い助剤および蛍光増白剤は、一部分が可溶性であってもよいし、不溶性であってもよい。なお他の活性成分は、可溶性であることができるが、しかし、この活性成分は、洗濯処理において放出され、その後に紡織繊維上に沈積し、したがってすすぎ洗いサイクルが完結された後でも沈積物が紡織繊維上に残存することが望ましい。活性成分は、それぞれの組成物中、即ち濃厚物、例えば造粒された洗濯用洗剤または液体洗濯用洗剤中で貯蔵安定性でなければならない。しかし、多数の洗剤の活性成分は、このような安定性を示さない。
消泡剤の場合には、例えば簡単なシリコーン油は、効果的な消泡剤として公知である。しかし、このシリコーン油の消泡活性は、第1の洗濯サイクル中であっても急速に失われ、それ故に、しばしば多孔質支持体、例えばヒュームドシリカまたは沈降シリカ上または中に吸着されたかたまは吸収された、シリコーン油、シリコーン樹脂および他の添加剤を含む大部分の複合体配合物が開発された。前記組成物の多くが幾つかの組成物中、特に液体洗剤中で貯蔵安定性ではないとしても、こうして前記製品のために、特殊な配合物が開発された。洗濯された織物上に残存しなければならない柔軟剤、増白剤、静電防止剤等の場合には、洗濯サイクルまたはすすぎ洗いサイクル中に存在する構成成分が活性成分の損失をもたらし、さらに意図された目的のために、組成物中で効果的である前記活性成分の増加量が必要とされる場合に、前記成分は、効果的に沈積され、付着性を留めることが望まれている。
シクロデキストリンは、結合された糖類の環状分子である。殆んどの通常のシクロデキストリン(”CD”)は、それぞれ6,7および8D−グルコピラノシル部分を含有するα−CD、β−CDおよびγ−CDである。これらのシクロデキストリンは、制限された水溶性を有し、この場合β−CDは、約18g/lだけの水溶性を有し、一方で、α−CDおよびγ−CDは、若干高い可溶性、それぞれ145g/lおよび232g/lを有する。シクロデキストリンは、変性されていてよく、アルキル変性されたCD、ヒドロキシアルキル変性されたCD、エステル変性されたCDおよび他の変性されたCDを生じる。CDは、米国特許第4775749号明細書;米国特許第4777162号明細書;米国特許第4831022号明細書;および米国特許第5189149号明細書の記載と同様に、比較的疎水性のゲストキャビティーおよび親水性外面を有し、例えば臭気のあるポリ不飽和油および/または簡単に酸化可能なポリ不飽和油の包接複合体を形成させるために使用された。このような製品の臭いは、著しく減少され、このような製品の酸化安定性は、増大されている。若干同じ理由から、食品香料油を含めることも米国特許第6287603号明細書には、開示されている。前記製品は、一般に粉末の形で使用される。
また、CDは、米国特許第6432928号明細書に開示されているように、無水活性物質の水溶性よりも高い濃度で比較的水不溶性の薬物候補を供給するのに有用であることも示され、一方で、水溶性が変性によって増大されたCDは、乏しい水溶性の製薬学的活性物質を複合体化するのに使用されている。
包接複合体を形成させる能力は、必然的に疎水性キャビティーに侵入しうる分子に制限されている。更に、CD包接複合体の有用性は、周囲の化学薬品が複合体であることを予想できるものではない。例えば、ω−3脂肪酸の包接複合体は、油性ビヒクル中に分散された場合に、ゲスト/溶剤の交換を示すことができ、こうしてCD複合体中にω−3脂肪酸を含むという利点は、大きく失われる。
CDは、洗濯用組成物への使用のみに制限されているように思われる。例えば、ドイツ連邦共和国特許第4035378号明細書の記載によれば、織物は、シクロデキストリンで処理され、次に、このシクロデキストリンは、伝統的なセルロース反応架橋剤の使用によって織物に結合されている。今や、表面上にシクロデキストリン基を有する織物は、耐臭気性に変わり、この場合このシクロデキストリンは、使用者による着用中に臭気分子を吸収する。前記の結合されたシクロデキストリンを有するスポーツ用ソックスは、幾つかの商業的成果を経験している。
欧州特許第1127940号明細書には、柔らかな手触りを有する紡織繊維製品を製造するために、紡織繊維を洗濯するのに有用な洗剤が開示されている。この柔らかな手触りは、CDと織物との相互作用によって付与されることが記載されている。CD以外に、配合物は、長鎖脂肪カルボン酸およびカチオン界面活性剤を含有する。しかし、CD包接複合体については、開示されていない。強力な界面活性剤、アルカリ、ビルダー、金属イオン封鎖剤等の高い負荷量のために、CD包接複合体が洗濯用組成物中で有用であることは、期待されていなかった。これは、殊に前記組成物がCDゲスト/ホスト包接複合体のゲストとの交換で予想される疎水性物質の量を含有する場合である。
発明の開示
ところで、意外なことに、洗濯用組成物中で有用な疎水性活性物質は、シクロデキストリン包接複合体として供給されうることが見出された。前記複合体が使用される組成物中での複合体の環境にも拘わらず、前記複合体は、安定であり、およびシクロデキストリンを存在する洗濯用配合物に添加することによって達成することが殆んど不可能であった、多重のサイクルを通じて持続する効果を示す。
発明を実施するための最良の形態
本発明により向けられている組成物は、液体または固体を問わずに全ての組成物を含み、この場合この組成物は、水性の洗濯の用途に使用されている。このような組成物は、数多くの活性成分を含み、この活性成分は、それぞれ、例えば洗濯/すすぎ洗いの効果、認容しうる方法で配合するための能力および貯蔵安定性という点で前記組成物に貢献する。
液体および固体の双方の典型的な洗濯用洗剤の配合物は、数多くの特許明細書および刊行物に開示されており、当業者に十分に公知である。固体の配合物は、米国特許第4680134号明細書によって教示されているように、圧縮によってかまたは洗剤成分を溶融することによって製造された、粉末、プリルおよび圧縮された”ブリック”配合物を含む。液体の洗剤配合物は、例えば米国特許第4659497号明細書中に開示されており、この米国特許明細書は、参考のために本明細書中に記載されており、一方で、固体の顆粒状配合物は、米国特許第4116852号明細書;および米国特許第5019282号明細書中に開示されており、これらの米国特許明細書も参考のために本明細書中に記載されている。
非イオン性洗剤およびイオン性洗剤の双方または”界面活性剤”は、洗剤配合物中で有用である。低発泡性の洗濯用組成物が望ましいので、洗剤の選択は、主に低発泡型に向けられている。高発泡性の洗剤が使用される場合には、それぞれ大量の消泡剤が通常必要とされるであろう。
非イオン性洗剤は、ポリオキシアルキル化された活性水素含有疎水性物質、例えばポリオキシアルキル化された脂肪酸、脂肪アルコールおよび脂肪アミン、ならびにポリオキシアルキル化された芳香族疎水性物質、例えばアルキルフェノール、即ちノニルフェノールを含む。オキシアルキル化は、酸化エチレンまたは酸化エチレンと高級アルキレンオキシド、例えば酸化プロピレンもしくは酸化ブチレンとの混合物を用いて実施されてよい。酸化エチレン単独またはランダムに分布されたかまたはブロック状の形での酸化エチレンと酸化プロピレンとの混合物は、好ましい。更に、適当な非イオン性界面活性剤は、疎水性物質がポリオキシプロピレンブロックから構成されており、一般に500よりも大きな分子量を有し、および親水性物質がポリオキシエチレンブロックから構成されている界面活性剤である。このような界面活性剤は、PLURONIC(登録商標)およびTETRONIC(登録商標)界面活性剤の商品名でBASF Corporation社から入手可能である。
上記したような非イオン性界面活性剤は、イオン性基、例えばスルホネート基、スルフェート基、ホスホネート基もしくはホスフェート基またはアンモニウム基を含有するために変性によってアニオン性界面活性剤またはカチオン性界面活性剤に変換されてよい。イオン性である非ポリエステル界面活性剤は、アルキルスルホネート、アリールスルホネートおよびアルカリールスルホネート、アルキルホスフェート、アリールホスフェートおよびアルカリールホスフェート、アルキルホスホネート、アリールホスホネートおよびアルカリールホスホネートならびにスルフェート、例えばナトリウムドデシルベンゼンスルフェート、アンモニウムドデシルトルエンスルホネート、ならびにラウリルベンジルジメチルアンモニウムクロリドを含む。非イオン性界面活性剤およびイオン性界面活性剤の例は、米国特許第4613448号明細書およびこの米国特許明細書中で引用された他の特許明細書中に開示されている。
ビルダーは、水の硬さを予想することができる場合に用途において特に効果的である洗浄力増強剤である。アルカリ化剤としても役立ちうるアルカリ金属ホスフェートおよびアルカリ金属ポリカルボキシレート等を含む、数多くのビルダーが使用された。多数のビルダーが米国特許第3933673号明細書;米国特許第4072621号明細書;米国特許第4116852号明細書;米国特許第4613448号明細書;米国特許第4152515号明細書;米国特許第4906397号明細書;米国特許第5061396号明細書;米国特許第4663071号明細書;米国特許第5378388号明細書;米国特許第4308158号明細書;および米国特許第4605509号明細書中に開示されており、この場合これらの米国特許明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。
また、洗剤組成物は、しばしば金属イオン封鎖剤を含有し、この場合この金属イオン封鎖剤は、金属イオン、特に水の硬さに関連するもの、即ちマグネシウム、カルシウムおよび鉄をキレート化するのに役立つ。適当な金属イオン封鎖剤は、刊行物に公知である。例は、米国特許第3985669号明細書および米国特許第6503879号明細書ならびに先に引用された他の特許明細書中に開示されており、これらは、参考のために本明細書中に記載されている。
織物柔軟剤は、数多くの型を有する。この柔軟剤は、気持ちのよい”手触り”または柔らかな感触を付与するために織物上に存在させることによって作用する。織物柔軟剤は、一般に比較的疎水性の成分および洗濯、すすぎ洗い、または紡織繊維製品の前製造もしくは後製造中に織物への付着を補助する極性成分から構成されている。この紡織繊維製品の例は、デニム織物を含み、この場合には、柔らかさ以外に、織物の染色に使用されるインジゴ染料の黄変を回避するのにも重要である。
米国特許第6114299号明細書には、窒素官能性ポリシロキサンおよびポリイソブチレンオリゴマーを含有する柔軟剤が開示されている。米国特許第4247592号明細書には、柔軟剤としてのアミノアルキルポリオルガノシロキサンが開示されており、これに対して、米国特許第4978363号明細書には、アミノアルキルオルガノポリシロキサンの脂肪酸塩が黄変の改善を示すことが開示されている。米国特許第5540952号明細書には、ピペリジニル置換オルガノポリシロキサンおよびモルホリニル置換オルガノポリシロキサンが開示されている。米国特許第4507455号明細書には、ペンダント型アミノ官能基を有するアシル化オルガノポリシロキサンが開示されており、これに対して、米国特許第4978561号明細書および米国特許第5100991号明細書には、同様の生成物が開示されており、この場合、ラクトンを用いてのアシル化は、N−(ヒドロキシアルキル)アシル化生成物を生じる。公開された米国特許第2002−0193273号明細書A1には、N−アシル化されたα,ω−アミノアルキル官能性オルガノポリシロキサンが開示されており、このオルガノポリシロキサンは、双方とも柔らかさならびに親水性の特性を備えている。前記の全ての特許明細書および刊行物は、参考のために本明細書中に記載されている。
また、疎水性基を有する第四アンモニウム化合物、例えば脂肪メチルアンモニウム塩は、織物柔軟剤として使用された。例は、数多くの特許明細書および刊行物中、例えば欧州特許出願公開第0040562号明細書および欧州特許出願公開第0239910号明細書中に含まれており、この場合これらの特許明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。織物柔軟剤として適している数多くの第四アンモニウム化合物は、Rewoquat(登録商標)の商品名でDegussa社から入手可能であり、脂肪第四アンモニウム化合物およびオルガノポリシロキサン第四アンモニウム化合物の双方を含む。固体の無機柔軟剤、例えば米国特許第5019292号明細書に記載のスメクタイトクレーは、本発明のCD包接複合体の範囲内になく、一方で、この無機柔軟剤は、洗剤配合物に別々に添加されてよい。
泡の発生が洗濯過程を妨害し、攪拌のためによりいっそう大きなエネルギー出力を必要とする場合に、消泡剤は、紡織繊維の洗濯で殊に重要である。米国特許第1947725号明細書(1934)に示されているように、多くの型の消泡剤が使用され、久しく使用されてきた。鉱物または”白”油および同様の化合物、例えばオリゴマーのポリイソブチレンは、消泡剤として使用されている。しかし、オルガノポリシロキサン化合物は、最も効果的であることが証明された。不運なことに、前記化合物の大部分は、効果を急速に失い、したがって複合体消泡剤組成物、例えば米国特許第4477371号明細書および米国特許第4919843号明細書の記載の組成物が提案された。この場合、これらの特許明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。
消泡剤に関連した特殊な問題は、米国特許第3933672号明細書に開示されているように、洗濯液またはすすぎ洗い液中での安定性だけでなく、通常、数多くの”刺激の強い”アルカリおよび界面活性剤を含む、消泡剤を含む配合物中での安定性でもあり、この場合この米国特許明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。この米国特許第3933672号明細書の記載によれば、マイクロカプセル化された消泡剤の形成によって貯蔵安定性を改善する。しかし、マイクロカプセル化された生成物の製造は、比較的高価である。米国特許第4686060号明細書には、脂肪酸石鹸の別々の”制御プリル”、第四アンモニウム塩およびシリコーン液の使用が開示されている。米国特許第5238596号明細書の記載によれば、消泡剤は、シリコーン消泡剤、低沸点脂肪酸またはアルコールを一緒に溶融し、流動化床塗工機中で澱粉顆粒上に噴霧することによって製造される。
液体洗剤配合物は、よりいっそう手に負えそうもない難題を提供する。それというのも、高度に負荷された界面活性剤中および部分的に水性の環境内での小球にされた製品または澱粉により吸収された製品は、可溶性であるかまたは消泡活性の損失の影響を受けやすいからである。付加的に、柔軟剤を含めて液体配合物中での成分は、沈殿または分離に対して耐性でなければならないからである。さもなければ、不均一性の組成物は、貯蔵の間に形成させることができる。米国特許第5643862号明細書の記載によれば、シリコーンをベースとする消泡剤は、最初に水不含の非イオン性界面活性剤と配合され、次に疎水性シリカに添加される。同様のことは、米国特許第5648327号明細書に記載されている。米国特許第4686060号明細書;米国特許第5238596号明細書および米国特許第5643862号明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。また、ポリエステルおよびグリコール変性されたオルガノポリシロキサンは、米国特許第6187891号明細書B1;米国特許第5380464号明細書;米国特許第5625024号明細書;米国特許第5032662号明細書および欧州特許第0663225号明細書に開示されているように、消泡剤として有用であることが証明され、この場合これらの特許明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。
抗再析出剤は、米国特許第4659497号明細書中に開示されており、また、蛍光増白剤、即ちTINOPAL CBS-XおよびTINOPAL ATS-X、双方ともCiba Specialities社の製品、として開示されており、この場合この米国特許明細書は、参考のために本明細書中に記載されている。他の抗再析出剤および増白剤も十分に公知である。
”疎水性活性物質”の用語は、最少量で、即ち10質量%未満、一般に著しく少ない量、例えば0.01〜2質量%の量で洗濯用組成物中に存在する疎水性物質を意味し、この場合この洗濯用組成物は、疎水性活性物質が変性されたかまたは変性されていないCDに十分に配合されていてよく、包接化合物を形成する程度に少なくとも1つの疎水性部分を有する。疎水性活性物質の全てが疎水性である必要はなく、一般にそのようには構成されていない。最も多くの場合には、疎水性部分は、イオン性または親水性であってよい極性基を有するであろう。しかし、疎水性物質の存在は、包接複合体の形成を許容する。この包接化合物は、洗濯用組成物の過酷な環境中で安定性であり、なお直ちに水性の洗濯環境中で分散され、この場合には、この疎水性活性物質の制御された放出および/または遅延された放出が起こることが見出された。疎水性活性物質の制限のない例は、柔軟剤、蛍光増白剤、消泡剤および静電防止剤を含む。この包接複合体は、分散液としての使用強さを有する洗濯用組成物中で可溶性であってもよいし、残留していてもよい。この分散液は、特に疎水性活性物質が紡織繊維材料上で析出されうる場合に有用である。意外なことに、この包接複合体は、実質的に独立して水の型、即ち純水、硬水、軟水、河川の水等の機能を有する。この結果は、全く予想されたものではない。
本明細書中で有用なシクロデキストリンは、全てのシクロデキストリン、即ち変性されたシクロデキストリンおよび変性されていないシクロデキストリンを含む。変性されていないシクロデキストリンは、天然澱粉、主にコーンスターチの酵素的蒸解によって調製された、最も通常のα−シクロデキストリン、β−シクロデキストリンおよびγ−シクロデキストリンを含む。また、アルキル化されたCD、ヒドロキシアルキル化されたCD、エステル化されたCDおよび変形の他の形、例えばナトリウムブチルスルホネート基の配合を含めて変性されたCDは、十分に公知であるし、他の糖類部分を含有するために外部分岐されることによって変性されたCDも十分に公知である。変性されたCDは、しばしば変性されていない対応品よりも高い水溶性を有する。多くの型のシクロデキストリンは、Wacker Biochem Corporation社, Adrian在, Michigan、から商業的に入手可能である。
疎水性の洗濯用組成物活性物質の配合は、任意の適当な方法によって達成させることができる。例えば、活性物質は、液体である場合に、溶解されたCDおよび/または分散されたCDを含有する水性組成物に添加されることができ、攪拌されることができ、必要な場合には、混練されることができる。液体の疎水性活性物質と固体の疎水性活性物質の双方は、適当な溶剤中に溶解されてもよく、水性シクロデキストリン組成物に添加されてもよい。シクロデキストリン包接複合体は、幾つかの場合には、溶液から沈殿することができるかまたは殊に噴霧乾燥および凍結乾燥を含めて乾燥によって単離されることができ、この場合この凍結乾燥は、噴霧凍結乾燥をも含む。適当な方法は、米国特許第4775749号明細書;米国特許第4777162号明細書;米国特許第4831022号明細書;および米国特許第5189149号明細書中に開示されており、ならびに種々の論説、例えばCYCLODEXTRIN TECHNOLOGY, J. Szejtli編,Kluwer Academic Publishers, Dordrecht, NL, 1988; およびCOMPREHENSIVE SUPRA MOLECULAR CHEMISTRY, 第3巻, Cyclodextrins, J.L. Attwood他,第5版, Elsevier, Oxford, U.K., 1996中に開示されている。
液体の疎水性活性物質は、無水CDに直接に添加されてもよく、混練されてもよいが、しかし、この方法は、好ましくない。疎水性活性物質とCDとのモル比は、0.1:1〜10:1、よりいっそう好ましくは0.2:1〜5:1、最も好ましくは0.8:1〜2:1である。モル比が2:1よりも著しく大きい場合には、幾つかの疎水性活性物質は、包接複合体以外に物理的に吸着されるかまたは配合される可能性があり、したがって2:1未満または2:1に等しいモル比が好ましい。疎水性活性物質は、単一の活性物質であってもよいし、同じ型または異なる型の2つ以上の活性物質の組合せであってもよい。意外なことに、単一のキャビティー内に多重の疎水性ゲストを含有するCD包接複合体が調製されうることが見出された。
適当な洗濯用組成物は、先に引用された参考文献中に開示されている。全ては、界面活性剤および他の添加剤を含有する。好ましい組成物は、液体の濃厚物の形でかまたは固体の粉末、顆粒、プリルまたはブリックとしての消費者用(家庭用)紡織繊維の洗濯用組成物および工業用紡織繊維の洗濯用組成物である。典型的な洗剤粉末の配合物は、次のものを含む:
Figure 2006521421
コンパクトな洗剤粉末配合物の例は、次の通りである:
Figure 2006521421
一般的に本発明を記載する場合には、説明だけの目的のために本明細書中で提供され、別記しない限り、制限することを意図しない一定の特殊な例に関連してさらに理解することができる。
複合体の製造
実施例中で、Wetsoft(登録商標)は、アルキレンオキシド変性されたアミノアルキル官能性シリコーンであり、SM 6018は、ステアリルジメチコンであり、DMC 3071 VPは、ジメチコンコポリオールであり、PDM 20は、フェニルジメチコン液体である。
実施例
例1:
250mlのエルレンマイヤーフラスコ にRO(逆浸透によって精製した)水100ml中の無水β−シクロデキストリン5.0g(4.4ミリモル)を装入した。この混合物を磁気的に攪拌し、70℃に加熱し、次にRewoquat(登録商標)3.6g(1.0当量、純度86%)を添加した。このRewoquatを、溶液中に溶融させ、微細な白色の沈殿物を殆んど同時に形成させた。この混合物を一晩中攪拌しながら70℃で維持し、次に室温に冷却させた。この溶液全部を凍結乾燥させた。
微細な白色粉末7.88g(100%)の収量が得られた。
分析(NMR)Rewoquat35.6%、CD1:0.90Rewoquat。
例2:
3 lのジャケット付き反応釜にRO水1000ml中の無水β−シクロデキストリン100g(0.0881モル)を装入した。この混合物を機械的に攪拌し、70℃に加熱し、次にRewoquat(登録商標)72g(1.0当量、純度86%)を添加した。このRewoquat を、溶液中に溶融させ、微細な白色の沈殿物を殆んど同時に形成させた。この混合物を一晩中攪拌しながら70℃で維持した。この混合物を室温に冷却させ、乾燥用トレーに移し、一晩中空気乾燥させた。付加的な乾燥を真空下で45℃で行なった。白色粉末162.34g(100%)の収量が得られた。
分析(NMR)Rewoquat39.4%、CD1:1.05Rewoquat。HO:5.5%。
例3:
5 lのジャケット付き反応釜にRO水3500ml中の無水β−シクロデキストリン350.0g(0.308モル)を装入した。この混合物を機械的に攪拌し、70℃に加熱し、次にRewoquat251.9g(1.0当量、純度86%)を添加した。このRewoquat を、溶液中に溶融させ、微細な白色の沈殿物を殆んど同時に形成させた。この混合物を一晩中攪拌しながら70℃で維持した。生じるクリーム状物を冷却させ、3日間空気乾燥し、次に真空下で45℃で一晩中乾燥させた。
白色粉末583g(100%)の収量が得られた。
分析(NMR)Rewoquat41.4%、CD1:1.14Rewoquat、DSC:68℃、ΔH=24.47J/g。HO:6.3%。
例4:
3 lのジャケット付き反応釜にRO水1200ml中の無水β−シクロデキストリン120.0g(0.106モル)を装入した。この混合物を機械的に攪拌し、70℃に加熱し、次にRewoquat43.2g(0.5当量、純度86%)を添加した。生じる白色のフォーム状混合物を3日間攪拌しながら70℃で維持し、次に室温に冷却させた。微細な懸濁液を乾燥用トレー中で3日間放置し、その後に生じるペースト状物をさらに真空下で50℃で乾燥させた。乾燥させながら、微細な白色の固体156.0g(99%)の収量が得られた。
分析(NMR)Rewoquat22.4%、CD1:0.47Rewoquat。DSC:72.1℃、ΔH=8.29J/g。HO:4.3%。
例5:
3 lのジャケット付き反応釜にRO水2200ml中の無水β−シクロデキストリン150.0g(0.132モル)を装入した。この混合物を機械的に攪拌し、70℃に加熱し、次にソルビタンモノステアレート57g(1.0当量)を添加した。この材料を溶液中に溶融し、微細な白色の沈殿物を殆んど同時に形成させた。この混合物を一晩中攪拌しながら70℃で維持した。この混合物を室温に冷却させ、濾過した。固体を真空下で35℃で一晩中乾燥させた。微細な白色の粉末180g(82%)の収量が得られた。
分析(NMR)ソルビタンモノステアレート29.9%、CD1:1.12ゲスト。DSC:53.35℃、ΔH=15.522J/g。HO:4.9%。
例6:
3 lのジャケット付き反応釜にRO水2200ml中の無水β−シクロデキストリン175.6g(0.155モル)を装入した。この混合物を80℃に加熱し、機械的に攪拌し、固体を溶解した。CDが溶解したら直ちに、ソルビタンモノステアレート63.3g(0.95当量)を添加した。白色の沈殿物を直ちに形成させ、混濁した混合物を一晩中攪拌しながら80℃で維持した。この混合物を室温に冷却させ、固体を濾過により捕集した。真空下で40℃で一晩中乾燥させながら、微細な白色の粉末217.2g(90.8%)を得た。DSCは、完全な複合体化を示した。
分析(NMR):ソルビタンモノステアレート23.3%、CD1:0.8ソルビタンモノステアレート。HO:5.9%。
例7:
3 lのジャケット付き反応釜にRO水2000ml中の無水α−シクロデキストリン400g(0.411モル)を装入した。この混合物を80℃に加熱し、機械的に攪拌し、CDを溶解した。CDが溶解したら直ちに、ソルビタンモノステアレート168.3g(0.95当量)を添加した。白色の沈殿物を直ちに形成させ、混濁した混合物を一晩中80℃で維持した。この混合物を室温に冷却させ、固体を濾過により捕集した。真空下で40℃で一晩中乾燥させながら、微細な白色の粉末543.2g(95.6%)を得た。
分析(NMR):ソルビタンモノステアレート24.6%、CD1:0.74ソルビタンモノステアレート。DSC:56.8℃、ΔH=5.013J/g。HO:4.1%。
例8:
2 lのジャケット付き反応釜にRO水1300ml中の無水β−シクロデキストリン150.0g(0.132モル)を装入した。この混合物を機械的に攪拌し、70℃に加熱し、次にソルビタンジステアレート87.5g(1.0当量)を添加した。ソルビタンジステアレートを前記溶液中に溶融し、微細な白色の沈殿物を殆んど同時に形成させた。この混合物を3日間攪拌しながら70℃で維持した。この混合物を室温に冷却させ、濾過した。固体を真空下で50℃で一晩中乾燥させた。微細な白色の粉末234g(98%)の収量を得た。
分析(NMR):ソルビタンジステアレート39%、CD1:1.04ソルビタンジステアレート。DSC:63.1℃、ΔH=4.206J/g;84.4℃、ΔH=9.84J/g。HO:5.9%。
例9:
3 lのジャケット付き反応釜にRO水2000ml中の無水β−シクロデキストリン200.0g(0.176モル)を装入した。この混合物を機械的に攪拌し、70℃に加熱し、次にソルビタンジステアレート58.97g(0.48当量)を添加した。ソルビタンジステアレートを前記溶液中に溶融し、微細な白色の沈殿物を殆んど同時に形成させた。この混合物を3日間攪拌しながら70℃で維持した。この混合物を室温に冷却させ、濾過した。固体を真空下で50℃で一晩中乾燥させた。微細な白色の粉末227.46g(87.8%)の収量を得た。
分析(NMR):ソルビタンジステアレート26.4%、CD1:0.58ソルビタンジステアレート。DSC:54.03℃、ΔH=13.080J/g;91.0℃、ΔH=9.487J/g。HO:6.8%。
例10:
5 lのジャケット付き反応釜にRO水3500ml中の無水β−シクロデキストリン400g(0.352モル)を装入した。この混合物を機械的に攪拌し、70℃に加熱し、次にソルビタントリステアレート322.6g(0.95当量)を添加した。ソルビタントリステアレートを前記溶液中に溶融し、微細な白色の沈殿物を殆んど同時に形成させた。この混合物を5日間攪拌しながら70℃で維持した。この混合物を室温に冷却させ、濾過した。固体を真空下で一晩中乾燥させた。微細な黄褐色の粉末676.3g(94%)の収量を得た。
分析(NMR):ソルビタントリステアレート25.3%、CD1:0.40ソルビタントリステアレート。DSC:50.22℃、ΔH=38.979J/g(無水17.7%)、HO:4.5%。
例11:
1 lのビーカーに70℃でRO水220mlおよびソルビタントリステアレート84.9g(1.0当量)を装入した。固体を前記溶液中に溶融し、この混合物を均質化した。この混合物に無水β−シクロデキストリン100.0g(0.088モル)を添加した。熱いスラリーを濃稠化が〜5分後に起こるまで高速で均質化した。クリーム状の混合物を乾燥用トレーに移し、一晩中放置させた。次に、ゲルを真空下で40℃で一晩中乾燥させた。微細な白色の粉末179.45g(97%)の収量を得た。
分析(NMR):ソルビタントリステアレート46.3%、CD1:1.02ソルビタントリステアレート。DSC:48.7℃、ΔH=24.987J/g。
例12:
ステファン(Stephan)UMC-5混合装置に無水β−シクロデキストリン468.7g(0.413モル)およびRO水750mlを装入した。この混合物を65℃に加熱し、ソルビタントリステアレート395g(1.0当量)を添加した。20分後、この混合物を濃稠化し、ペースト状物を形成させ、このペースト状物を4時間攪拌しながら65℃で維持した。生成物を乾燥用トレーに移し、一晩中冷却させた。この材料をさらに真空下で45℃で乾燥させ、微細な白色の粉末886.5g(100%)を生じた。DSC:51.68℃、ΔH=41.859J/g;HO:3.9%。
例13:
5 lのジャケット付き反応釜に無水β−シクロデキストリン250gおよびRO水2500mlを装入した。この混合物を70℃に加熱し、CDを溶解した。この溶液にソルビタントリステアレート70.76g(0.33当量)を機械的に攪拌しながら添加した。白色の沈殿物を形成させ、ソルビタントリステアレートを溶液中に溶融した。3日間の攪拌の後、この混合物を室温に冷却させ、濾過した。固体を真空下で45℃で乾燥させ、白色の粉末249.82g(78%)を生じた。
分析(NMR):ソルビタントリステアレート31.9%、CD1.0:0.55ソルビタントリステアレート。HO:5.6%。DSCは、完全な複合体化を示した。
例14:
乳鉢に無水β−シクロデキストリン80.0g(0.0705モル)およびRO水150mlを装入した。前記成分を共に粉砕して微細なペースト状物に変え、次にTinopal(登録商標)CBS-X(Ciba Specialities)39.8g(1.0当量)を粉砕しながら添加した。ペースト状物を濃稠化し、付加的に水(50ml)を添加し、粉砕を継続させた。このペースト状物を場合によっては2時間混合しながら放置した。黄色の混合物を乾燥用トレーに移し、一晩中放置した。次に、この材料を真空下で30℃で一晩中乾燥させた。淡黄色の固体131.47g(100%)の収量を得た。
分析(NMR)蛍光増白剤32.9%、CD1:0.98CBS。HO=13.2%。
例15:
10w/v%のヒドロキシルプロピルβ−シクロデキストリン溶液をRO水50ml中の無水CD5.0gから調製した。CBS1.5gを添加し、この溶液を一晩中磁気的に攪拌した。朝方に澄明な溶液を凍結乾燥した。明黄色の固体6.22g(96%)の収量を得た。
1 lのプラスチック製ビーカーに軽油42.4g(Aldrich)およびRO水250mlを装入した。この混合物をSilverson LRT4-A混合装置を用いて2分間均質化し、次に無水β−シクロデキストリン200gを添加した。この混合物を濃稠化が起こるまで10000rpmで均質化した(約5分間)。生じるペースト状物を乾燥用トレーに移し、一晩中放置し、その後に付加的な乾燥を真空下で40℃で一晩中行なった。白色の固体252.4g(100%)の収量が得られた。HO:9.0%。
例17:
ステファン(Stephan)UMC-5混合装置に無水β−シクロデキストリン400gおよびRO水600mlを装入した。この混合物を攪拌し、希薄なペースト状物をWetsoft45gとして生じ、アルキレンオキシド変性されたアミノアルキル官能性シリコーンを添加した。2分間の混合の後、ペースト状物は、著しく濃稠化され、こうしてこれに付加的に水100mlを添加した。4時間の混合の後、ペースト状物を乾燥用トレーに移し、一晩中放置した。付加的に真空下で42℃で乾燥を行ない、白色の固体494.84g(100%)を生じた。
分析(NMR):Wetsoft 7.8%;CD1:0.01 Wetsoft。HO:12.6%。
例18:
ステファン(Stephan)UMC-5混合装置に無水β−シクロデキストリン400gおよびRO水500mlを装入した。混合しながら希薄なペースト状物を得、このペースト状物にSilwet L7001 133g、アルキレンオキシド変性されたシリコーン(OSi/Crompton Corp.社)、を添加した。この混合物は、直ちに濃稠化し、これに付加的に水(250ml)を添加した。3時間の攪拌の後、ペースト状物を乾燥用トレーに移し、一晩中放置した。付加的に真空下で45℃で24時間乾燥を行なった。白色の粉末554.35g(100%)の収量を得た。HO:8〜10%。
例19:
1 lの反応釜にβ−シクロデキストリン170.0g(0.15モル)およびRO水175mlを装入した。この混合物を室温で機械的に攪拌し、スクアラン(squalane)60.16g(0.95当量)(Aldrich社)を添加した。1時間後、この混合物を攪拌が不可能になるまで濃稠化した。このペースト状物を室温で一晩中放置し、その後に40℃で一晩中真空乾燥を行なった。収量:219.47g(95%)。
分析(NMR):スクアラン(squalane)18.6%;CD1:0.62スクアラン(squalane)。HO:8.6%。
例20:
10w/v% W7 HP溶液をRO水50ml中の無水CD5.0gから調製した。この溶液にTinopal AMS-GX 0.05gを添加し、この混合物を一晩中、磁気的に攪拌した。翌朝、澄明な溶液を凍結乾燥した。白色の固体4.93g(98%)の収量が得られた。
例21:
1 lのビーカーにDMC 6038 、ジメチコンコポリオール(Wacker社)、23.0g(0.2当量)および60℃のRO水180mlを装入した。この混合物をSilverson L4RT-A混合装置を用いて均質化し、次に無水β−シクロデキストリン150g(0.132モル)を添加した。15分後、この混合物を乾燥用トレーに注入し、一晩中放置した。付加的な乾燥を真空下で40℃で行ない、白色の粉末175.21g(100%)を生じた。DSCは、完全な複合体化を示した。
例22:
1 lのビーカーにSM 6018、ステアリルジメチコン(Wacker社)、16.7gおよび60℃のRO水100mlを装入した。この混合物をSilverson L4RT-A混合装置を用いて均質化し、次に無水β−シクロデキストリン150.0gを添加した。15分後、熱いスラリーを乾燥用トレーに注入し、一晩中放置した。付加的な乾燥を真空下で40℃で行ない、生成物169.42g(100%)を生じた。
O:8.9%。DSC:41.3℃、ΔH=3.809J/g。
例23:
1 lのビーカーにSM 6018、ステアリルジメチコン(Wacker社)、30.0gおよび70℃のRO水200mlを装入した。この混合物をSilverson L4RT-A混合装置を用いて均質化し、次に無水β−シクロデキストリン170.0gを添加した。7500rpmで10分間の混合の後、熱い混合物を乾燥用トレーに注入し、一晩中放置した。付加的な乾燥を真空下で42℃で行ない、生成物213.43g(100%)を生じた。
O:11.7%。DSC:41.9℃、ΔH=6.438J/g。
例24:
1 lのビーカーにDMC 3071VP、ジメチコンポリオール(Wacker社)、16.7gおよびRO水150mlを装入した。この混合物をSilverson L4RT-A混合装置を用いて均質化し、次に無水β−シクロデキストリン150gを添加した。10分間の混合の後、熱い混合物を乾燥用トレーに注入し、一晩中放置した。40℃で一晩中、真空乾燥しながら、163.86g(98%)の収量を得た。
O:5.9%。
例25:
1 lのビーカーにDMC 3071VP、ジメチコンコポリオール(Wacker社)、10.53gおよびRO水250mlを装入した。この混合物をSilverson L4RT-A混合装置を用いて均質化し、次に無水β−シクロデキストリン200.0gを添加した。10000rpmで5分間の混合の後、ペースト状物がもはや混合することができなくなるまで、混合物を形成させた。この生成物を乾燥用トレーに注入し、一晩中放置した。40℃で一晩中、真空乾燥しながら、224.45g(100%)の収量を得た。
O:10.9%。
例26:
ステファン(Stephan)UMC-5混合装置に無水β−シクロデキストリン350.0g(0.308モル)およびRO水400mlを装入した。この混合物を攪拌し、微細なペースト状物を生じさせ、ステアリン酸マグネシウム182.3g(1.0当量)(Aldrich社)を添加した。濃稠化が起きた時点で、付加的にRO水300mlを添加し、ペースト状の流体を維持した。4時間の混合の後、ペースト状物を乾燥用トレーに移し、一晩中放置した。付加的に真空下で45℃で一晩中乾燥を行なうことにより、微細な白色の粉末583.6g(100%)を生じた。HO:12.0%。DSCは、完全な複合体化を示した。
例27:
ステファン(Stephan)UMC-5混合装置に無水γ−シクロデキストリン300.0g(0.231モル)およびRO水200mlを装入した。この混合物を攪拌し、希薄なペースト状物を生じさせ、PDM 20 86.7g(〜0.5当量)を添加した。ペースト状物の濃稠化が20分内に起きた。3時間後、ペースト状物を乾燥用トレーに移し、一晩中放置した。付加的に真空下で45℃で乾燥を行なうことにより、微細な白色の粉末406.1g(100%)を生じた。HO:7.8%。
例28:
ヒドロキシプロピルβ−シクロデキストリンの20体積/容量%の溶液をRO水1982ml中の無水シクロデキストリン45gから調製した。Tinopal CBS 13g(Ciba Specialities社)を添加し、この混合物を磁気的に攪拌した。朝方、澄明な溶液が観察され、この溶液を噴霧乾燥した。次のような設定:
チャンバー寸法、小型;スプレーの配置、上面;温度、180℃;空気流量、最大;ノズル、0.5mm;圧力、最大;溶液の供給速度、10ml/分;溶液の濃度、CD 10w/v%でLabPlant SD-05スプレードライヤーを使用した。36.5g(63%)の収量が淡黄色の固体として得られた。
本発明の実施態様を説明し、記載したけれども、この実施態様は、本発明の全ての可能な形を説明し、記載することを意図するものではない。むしろ、本明細書中で使用された表現は、どちらかといえば、限定することなく記載された表現であり、本発明の精神および範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であると理解される。従って、前記表現は、別記しない限り、制限を受けるものではない。

Claims (25)

  1. 洗濯用配合物疎水性活性物質のシクロデキストリン包接複合体の製造法において、水中で少なくとも1つのシクロデキストリンの混合物を形成させ;液状の洗濯用配合物疎水性活性物質または溶剤中に溶解された液状または固体の洗濯用洗剤の活性物質の溶液を添加し、疎水性活性物質およびシクロデキストリン包接複合体を形成させ、この包接複合体を固体の形で単離することを特徴とする、洗濯用配合物疎水性活性物質のシクロデキストリン包接複合体の製造法。
  2. 前記疎水性活性物質と前記シクロデキストリンは、0.1:1〜約10:1のモル比である、請求項1記載の方法。
  3. 前記疎水性活性物質と前記シクロデキストリンは、0.2:1〜約5:1のモル比である、請求項1記載の方法。
  4. 前記混合物は、溶液である、請求項1記載の方法。
  5. 液状または固体の疎水性活性物質の溶液を使用し、さらに固体の包接複合体の単離前に溶剤の少なくとも一部分を除去する、請求項1記載の方法。
  6. 前記包接複合体を単離する工程は、噴霧乾燥または凍結乾燥を有する、請求項1記載の方法。
  7. 少なくとも1つの疎水性活性物質は、織物柔軟剤、蛍光増白剤、消泡剤、染料および静電防止剤からなる群から選択される、請求項1記載の方法。
  8. 消泡剤は、ポリオルガノシロキサンである、請求項7記載の方法。
  9. 織物柔軟剤は、脂肪第四アンモニウム化合物、窒素基含有ポリオルガノシロキサン、ソルビタンエステルおよびこれらの混合物からなる群から選択される、請求項7記載の方法。
  10. 疎水性活性物質は、25℃〜100℃未満の範囲内で溶融する固体であり、シクロデキストリンと水との混合物は、固体の疎水性活性物質の少なくとも融点に加熱される、請求項1記載の方法。
  11. シクロデキストリン中で少なくとも1つの疎水性活性物質を包接複合体として有する、他の洗濯用洗剤の配合物成分の存在で安定した洗濯用洗剤の疎水性活性組成物。
  12. 少なくとも1つの疎水性活性物質が、織物柔軟剤、蛍光増白剤、染料、消泡剤および静電防止剤からなる群から選択されている、請求項11記載の組成物。
  13. シクロデキストリンが、変性されていないα−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンまたはこれらの混合物である、請求項11記載の組成物。
  14. 柔軟剤が、窒素基含有ポリオルガノシロキサン、窒素不含のオルガノポリシロキサン、脂肪第四アンモニウム化合物またはソルビタンエステルを有する、請求項11記載の組成物。
  15. 疎水性活性物質が、蛍光増白剤である、請求項11記載の組成物。
  16. 疎水性活性物質が、染料である、請求項11記載の組成物。
  17. 疎水性活性物質が、消泡剤である、請求項11記載の組成物。
  18. 疎水性活性物質が、静電防止剤である、請求項11記載の組成物。
  19. 前記包接複合体が、水溶液または水性分散液中で調製され、引続き凍結乾燥または噴霧乾燥されている、請求項11記載の組成物。
  20. 前記シクロデキストリンが、変性されたシクロデキストリンである、請求項10記載の組成物。
  21. 変性されたシクロデキストリンが、アルキル化シクロデキストリンまたはヒドロキシアルキル化シクロデキストリンである、請求項20記載の組成物。
  22. 疎水性活性物質とシクロデキストリンが組成物中に0.1:1〜10:1のモル比で存在している、請求項11記載の組成物。
  23. 組成物が使用強さを有する水性洗濯用組成物中で安定性である、請求項11記載の組成物。
  24. 組成物が使用強さを有する水性洗濯用組成物中で少なくとも部分的に不安定である、請求項11記載の組成物。
  25. 使用強さを有する水性洗濯用組成物中に溶解または分散した際に、疎水性活性物質が時間をかけて包接複合体から使用強さを有する水性洗濯用組成物中に放出されている、請求項11記載の組成物。
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