JP2006516665A - 洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物 - Google Patents

洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物 Download PDF

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Abstract

【課題】洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物を提供する。
【解決手段】本発明の一実施態様は、固体組成物少なくとも1種を含むところの洗浄剤配合物及び/又は布地柔軟剤配合物であって、該固体組成物は、(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%からなる配合物、並びに更に新規固体組成物からなる。

Description

本発明は、吸着剤キャリア材料と、非水性液体又は非水性液体の水性エマルジョン5質量%ないし80質量%とを含む固体組成物を含む洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物、並びに、新規固体組成物に関するものである。
液体を高い比率で含む固体は普通もはや微粉状ではなく、通常、更に加工することが困難な粘着性の、しばしば粘稠な塊状物である。従って、本発明の目的は、非水性液体又は非水性液体の水性エマルジョン、とりわけシリコーンオイルを高い比率で含み、そして同時に、まだ微粉状であり、それ故、容易に、即ち、特別な費用を必要とすることなく、更に加工され得る固体組成物を含む洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物を提供することである。
本発明の一実施態様は、固体組成物少なくとも1種を含むところの洗浄剤配合物及び/又は布地柔軟剤配合物であって、
該固体組成物は、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%
からなる配合物に関するものである。
高い液体含有率にも係わらず、前記固体組成物はそれ自体微粉状である。従って、このような固体組成物は、容易に、更に加工され得る。例えば、本発明の固体組成物は、更に加工されて、顆粒、フレーク、コンパクト等を形成し得、これらは更にカプセル化され得る。しかしながら、本発明の固体組成物をそのまま使用することも可能である。
前記液体は、前記固体組成物中に実質的に均一に分散されている。
好ましいキャリア材料は、セルロース材料、微結晶性セルロース、尿素−ホルムアルデヒド縮合生成物及びメラミン−ホルムアルデヒド縮合生成物である。
同様に好ましいキャリア材料は、重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、高分散性の固体ポリマー化合物である。このようなポリマー化合物は、例えば、イギリス国特許出願公開第1323890号明細書又はスイス国特許第522007号明細書に記載されており、そして、重縮合生成物、とりわけ重縮合したアミノプラスチック、例えば尿素−ホルムアルデヒドポリマー化合物及びメラミン−ホルムアルデヒドポリマー化合物、及び更に、ビニルポリマー、例えばポリアクリロニトリルを包含する。
水不溶性の尿素−ホルムアルデヒドポリマー化合物及びこのようなポリマーの製造は、例えば、エイ.レンナー(A.Renner)、「高分子化学(Makromolekulare Chemie)149」、1〜27(1971)から知られている。
前記尿素−ホルムアルデヒドポリマー化合物は、水溶液中で、ホルムアルデヒドと尿素とを反応させることにより製造される。この反応は、好ましくは、2段階で行われる。第一反応段階において、慣用の縮合手順により、尿素をホルムアルデヒドと反応させ、低分子量の、水溶性の予備縮合生成物が形成される。第二反応段階において、反応を促進し且つ架橋するために、酸触媒が使用され得、不溶性の微粉状の固体が形成される。
好ましくは、前記キャリアは、前記固体組成物の全質量に基づいて、非水溶性液体又はこのような液体の混合物5質量%ないし80質量%を含む。このような液体は、純粋な有機材料、例えば、シリコーンオイル、又は、非水溶性溶剤を使用して液状にされたワックス状物質であり得る。しかしながら、純粋形態におけるこれらの物質の多くの製造は、可能でないか又は非常な困難を伴ってのみ可能であり、従って、それらは、水含有配合物、例えば、ポリアルキレンの又はシリコーンオイルのエマルジョンとして、或いは、ワックス様物質、例えば、脂肪酸アルカノールアミドのエマルジョンとして製造される。このような水含有配合物を使用して非水性液体相の本発明にて請求された含有率を有する固体組成物を製造することも可能であり、その後、前記組成物は、洗浄剤配合物及び/又は及び布地柔軟剤配合物内に配合され得る。
別の利点は、前記固体組成物に対してエマルジョンが使用される場合、前記固体組成物の記載された性質を得るために、前記エマルジョンにより導入された水を完全に除去することが絶対必要ではないということである。
別の態様は、(純粋な非水性液体の代わりに)一種又はそれより多くの非水性液体のエマルジョンを使用することを含む。
従って、前記固体組成物は、所望により、前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%を含み得る。前記液体は、この場合、同様に、前記固体組成物に実質的に均一に分布する。
本発明の別の態様は、固体組成物少なくとも1種を含むところの洗浄剤配合物及び/又は布地柔軟剤配合物であって、
該固体組成物は、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる配合物に関するものである。
エマルジョンの形態において使用され得る前記固体組成物中の前記非水性液体は、とりわけ、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド又はポリウレタンである。
ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及びポリウレタンの含有率は、前記固体組成物の全質量に基づいて、5質量%ないし80質量%である。前記含有率は、20質量%ないし80質量%、特に30質量%ないし80質量%、より特別に30質量%ないし75質量%である。
とりわけ好ましい非水性液体(又は、そのエマルジョン)はシリコーンオイルである。
シリコーンオイルは通常、1000ないし150000の分子量MR 、約0.94ないし0.97の密度及び10mPa・sないし1000000mPa・sの粘度を有する透明で、無色で、中性で、無臭で、疎水性の液体である。このようなオイルは、約180℃までの空気中で長期熱安定性を有する。
非常に一般的に使用されるシリコーンオイルは、名称ジメチコーンで知られるポリ(ジメチルシロキサン)である。
本発明において同様に適するものは、例えば、市販の入手可能な製品Q2−7224[安定化されたトリメチルシリルアモジメチコーン;製造者:ダウコーニング(Dow Corning)社]、ダウコーニング929エマルジョン(ヒドロキシルアミノ変性されたシリコーンを含み、アモジメチコーンとも呼ばれる)、SM−2059[製造者:ゼネラルエレクトリック(General Electric)社]、SLM−55067[製造者:ワッカー(Wacker)社]、及び更にアビル(登録商標)−クァット3270及び3272[ジ第四級ポリジメチルシロキサン、クァタニウム(Quaternium)−80;製造者:ゴールドシュミット(Goldschmidt)社]のような、カチオン性シリコーンオイルである。
シリコーンオイルは一般的に、次式(I):
Figure 2006516665
[式中、
個々のSi(CH3 )(Y)−O−ユニット、Si(CH3 2 −O−ユニット及びSi(CH3 )(X)−O−ユニットは、ポリシロキサン鎖中でどのような分布をも有し得、
1 及びR2 はそれぞれ互いに独立して−OH基、−R基及び−OR基(両式中、Rは炭素原子数1ないし6のアルキル基又はフェニル環を表わす。)を表わし、
m、n及びzはそれぞれ互いに独立して整数を表わし、m+n+zの合計は1000ないし150000Dの分子量を与え、
Yは式R3 −O−(T)d −(CH2 e −Hで表わされる基を表わし、式中、
3 は二価の分岐又は非分岐の炭素原子数1ないし6のアルキレン基を表わし、
dは数5ないし25を表わし、
eは0又は1を表わし、
T全体の60%ないし100%は−CH2 CH2 −O−基を表わし、そしてT全体の0%ないし40%は−CH(CH3 )−CH2 −O−基又は−CH2 −CH(CH3 )−O−基を表わし、
Xは1個又はそれより多くのアミノ基を含む一価有機基を表わす。]で表わされる直鎖状ポリシロキサンである。
式(I)中の基Xは、好ましくは、一般式(a)ないし(f):
Figure 2006516665
[式中、
前記式の窒素含有基は、1個又はそれより多くの窒素原子において、1個ないし8個の炭素原子を含むアルキル基により第四級化もされ得、
Rは炭素原子数1ないし6のアルキル基又はフェニル基を表わし、
R’は水素原子又は−CH3 基を表わし、
kは0ないし6を表わし、そして好ましくは1を表わし、
tは2ないし8を表わし、そして好ましくは2ないし4を表わし、
lは0ないし3を表わし、そして好ましくは0又は1を表わし、
R”は水素原子、−CO−CH3 基、−CO−(CH2 k −OH基、−CH2 −(CH2 k −CH3 基又はシクロヘキシル基を表わし、
Aは水素原子又は、1個ないし4個の炭素原子を有するアルキル基を表わし、
Q及びQ’はそれぞれ二価の、分岐又は非分岐の、1個ないし4個の炭素原子を有するアルキレン基を表わし、
pは0又は1を表わし、そして
基Zの全てはそれぞれ互いに独立して水素原子、非置換又は1個若しくはそれより多くのヒドロキシル基により置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基;シクロヘキシル基又は基CO−G(式中、Gは非置換又は1個若しくはそれより多くのヒドロキシル基により置換された炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わす。)を表わす。]で表わされる基から選択される。
とりわけ好ましいものは、式(I)[式中、Xは式(c)又は(d)で表わされる基、とりわけ式−(CH2 3 −NH−(CH)2 −NH2 で表わされる基又は式−(CHRa 3 −NH2 (式中、基Ra の一つはCH3 基を表わし、そして他の二つはそれぞれ水素原子を表わす。)で表わされる基、或いは式−(CH2 3 −NH2 で表わされる基を表わす。]で表わされるポリオルガノシロキサンである。
別の適するポリオルガノシロキサンは次式(II):
Figure 2006516665
[式中、
4 は−OH基、−OR5 基又は−CH3 基を表わし、
5 は−CH3 基又は−CH2 CH3 基を表わし、
6 は炭素原子数1ないし20のアルコキシ基、−CH3 基、−CH2 CHR7 CH2 NHR8 基又は−CH2 CHR7 CH2 N(COCH3 )R8 基、次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わし、
7 は水素原子又は−CH3 基を表わし、
8 は水素原子、−CH2 CH2 NHR9 基、−C(=O)−R10基又は−(CH2 z −CH3 基を表わし、
zは0ないし7を表わし、
9 は水素原子又は−C(=O)−R10基を表わし、
10は−CH3 基、−CH2 CH3 基又は−CH2 CH2 CH2 OH基を表わし、
11は水素原子又は−CH3 基を表わし、そして
X及びYの合計は40ないし4000である。]で表わされるものであり;

別の適するポリオルガノシロキサンは次式(III):
(R12v (R13w Si−A−B (III)
[式中、
12は−CH3 基、−CH2 CH3 基又はフェニル基を表わし、
13は−O−Si基又は−O−R12基を表わし、
v及びwの合計は3であり、そしてvは3に等しくなく、
Aは−CH2 CH(R14)(CH2 k 基を表わし、
Bは−NR15((CH2 l −NH)m 15基又は次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わし、
nは0又は1を表わし、
1 はnが0を表わすとき窒素原子を表わし、そしてU1 はnが1を表わすとき=CH
−基を表わし、
lは2ないし8を表わし、
kは0ないし6を表わし、
mは0ないし3を表わし、
14は水素原子又は−CH3 基を表わし、
15は水素原子、−C(=O)−R19基、−CH2 (CH2 p CH3 基又は次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わし、
pは0ないし6を表わし、
16は−NH−基、−O−基、−OCH2 CH(OH)CH2 N(ブチル)−基又は−OOCN(ブチル)−基を表わし、
17は水素原子、直鎖状又は分岐鎖状の炭素原子数1ないし4のアルキル基、フェニル基又は−CH2 CH(OH)CH3 基を表わし、
18は水素原子又は直鎖状若しくは分岐鎖状の炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
19は−CH3 基、−CH2 CH3 基又は−(CH2 q OH基を表わし、
qは1ないし6を表わし、
2 は窒素原子又は=CH−基を表わす。]で表わされるものであり;

別の適するポリオルガノシロキサンは次式(IV):
Figure 2006516665
[式中、
6 は上記において定義されたものと同じ意味を表わし、
20は−OH基、−OR21基又は−CH3 基を表わし、
21は−CH3 基又は−CH2 CH3 基を表わし、
22はR23−(EO)m −(PO)n −R24を表わし、
mは3ないし25を表わし、
nは0ないし10を表わし、
23は直接結合又は−CH2 CH(R25)(CH2 p 26基を表わし、
pは1ないし4を表わし、
24は水素原子、R27、−CH2 CH(R25)NH2 基又は−CH(R25)CH2 NH2 基を表わし、
25は水素原子又は−CH3 基を表わし、
26は−O−基又は−NH−基を表わし、
27は直鎖状若しくは分岐鎖状の炭素原子数1ないし8のアルキル基又は−Si(R283 を表わし、
28は直鎖状若しくは分岐鎖状の炭素原子数1ないし8のアルキル基、−OCH3 基又は−OCH2 CH3 基を表わし、
EOは−CH2 CH2 O基を表わし、
POは−CH(CH3 )CH2 O基又は−CH2 CH(CH3 )O基を表わし、そして
1 、Y1 及びSの合計は20ないし1500である。]で表わされるものであり;

別の適するポリオルガノシロキサンは次式(V):
Figure 2006516665
[式中、
29は直鎖状若しくは分岐鎖状の炭素原子数1ないし20のアルコキシ基又は−CH2 CH(R7 )Rαを表わし、
7 上記において定義されたものと同じ意味を表わし、
Rαは直鎖状又は分岐鎖状の炭素原子数1ないし20のアルキル基を表わし、
30はアリール基、直鎖状若しくは分岐鎖状の炭素原子数1ないし10のアルキル基により置換されたアリール基、又は、アリール基により置換された直鎖状若しくは分岐鎖状の炭素原子数1ないし20のアルキル基を表わし、
31は次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わし、
2 、X3 、X4 及びY2 の合計は20ないし1500であり、ここで、X3 、X4 及びY2 はそれぞれ互いに独立して0を表わし得る。]で表わされるもの、又はその混合物である。
別の適するポリオルガノシロキサンは次式(VI):
Figure 2006516665
[式中、
gは次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わし、そして
Gは炭素原子数1ないし20のアルキル基を表わす。]で表わされるものである。
別の適するポリオルガノシロキサンは、名称マグナソフト(Magnasoft)HSSD[クロンプトン コーポレーション(Crompton Corporation)の登録商標]として知られるものである。
別の適するポリオルガノシロキサンは次式(VII):
Figure 2006516665
[式中、
R”は−CH2 CH2 CH2 N(R”’)2 基を表わし、
R”’は直鎖状又は分岐鎖状の炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
R’は−(CH2 X" −(EO)m −(PO)n −R””基を表わし、
mは3ないし25を表わし、
nは0ないし10を表わし、
X”は0ないし4を表わし、
R””は水素原子又は直鎖状若しくは分岐鎖状の炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
EOは−CH2 CH2 O−基を表わし、
POは−CH(CH3 )CH2 O−基又は−CH2 CH(CH3 )O−基を表わし、そして
X’、Y’及びS’の合計は40ないし300である。]で表わされるものである。
同様に特に好ましい非水性液体(又は、そのエマルジョン)は、脂肪酸アルカノールアミドである。
適する脂肪酸アルカノールアミドは、例えば、次式(VIII):
Figure 2006516665
[式中、
32は10個ないし24個の炭素原子を含む飽和又は不飽和の炭化水素基を表わし、
33は水素原子又は式−CH2 OH、−(CH2 CH2 O)c H若しくは次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わし、
前記式中、cは1ないし10の数を表わし、そしてR35はR32に対して上記で定義されたものと同じ意味を表わし、そして
34は次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わし、そして
cは上記において定義されたものと同じ意味を表わし、
36は水素原子又は次式:
Figure 2006516665
(式中、R35は上記において定義されたものと同じ意味を表わす。)で表わされる基を表わし、
37、R37’及びR37”は同一又は異なる意味を有し、そしてR33に対して上記で定義されたものと同じ意味を表わし、そして
38、R38’及びR38”は同一又は異なる意味を有し、そして次式:
Figure 2006516665
(式中、R35は上記において定義されたものと同じ意味を表わす。)で表わされる基を表わす。]で表わされるものである。
32及びR35は好ましくは、14個ないし24個の炭素原子を有する飽和又は不飽和の炭化水素基を表わす。飽和炭化水素基が好ましい。
33は好ましくは、水素原子、−CH2 OH基又は次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わす。
34は好ましくは、次式:
Figure 2006516665
(式中、R36、R37、R37’、R37”、R38、R38’及びR38”は上記の定義及び好ましい意味を表わす。)で表わされる基を表わす。
cは好ましくは、1ないし5の数を表わす。
好ましいものは、次式:
Figure 2006516665
(式中、R32、R33、R37、R37’、R37”、R38、R38’及びR38”は上記において定義されたものと同じ意味を表わす。)で表わされる脂肪酸アルカノールアミドである。
好ましいものは、式(VIIIa)(式中、R33、R37、R37’及びR37”は水素原子又は−CH2 OH基を表わす。)で表わされる脂肪酸アルカノールアミドである。
好ましいものは、更に、次式(VIIIb):
Figure 2006516665
(式中、R32、R33、R36及びcは上記において定義されたものと同じ意味を表わす。)で表わされる脂肪酸アルカノールアミドである。
好ましいものは式(VIIIb)(式中、R33及びR36は水素原子又は次式:
Figure 2006516665
で表わされる基を表わす。)で表わされる脂肪酸アルカノールアミドである。
33好ましくは水素原子を表わす。
同様に特に好ましい非水性液体(又は、エマルジョン)は、ポリエチレン及びポリエチレンワックスである。
分散されたポリエチレン(ポリエチレンワックス)は知られており、そして先行技術(例えば、ドイツ国特許第2359966号明細書、ドイツ国特許出願公開第2824716号明細書及びドイツ国特許出願公開第1925993号明細書を参照)に詳細に記載されている。分散されたポリエチレンは、通常、官能性基、とりわけ−COOH基を有し、該官能性基の幾らかはエステル化され得るところのポリエチレンである。このような官能性基は、ポリエチレンの酸化により導入される。しかしながら、官能性は、エチレンを、例えばアクリル酸と共重合させることによっても得られる。分散されたポリエチレンは、20℃において、少なくとも0.9g/cm3 の密度、少なくとも5の酸価及び少なくとも10の鹸化価を有する。滴点は好ましくは、100℃ないし150℃の範囲内である。20℃において、0.95g/cm3 ないし1.05g/cm3 の密度、10ないし60の酸価及び15ないし80の鹸化価を有する分散されたポリエチレンが特に好ましい。このような材料は、一般的に、フレーク、ペレットなどの形態で、市販品を入手可能である。このような分散されたポリエチレンの混合物を使用することも可能である。
ポリエチレンワックスは通常、分散液の形態で使用される。このような分散液を製造するために種々のエマルジョンが適しており、該製造は、先行技術に詳細に記載されている。
同様に特に好ましい非水性液体(又は、エマルジョン)は、ポリウレタンである。
適するポリウレタンは、例えば、国際特許出願公開第02/81611A1号パンフレットに記載されている。このようなポリウレタンは、
a)ジイソシアネートと、
b)少なくとも一つのヒドロキシル基を含むポリエーテル、
c)所望により、2個ないし12個の炭素原子を含む脂肪族基から誘導されたジオール、及び
d)水溶性付与基を導入する薬剤、
との反応により得られ得る。
成分b)の例は、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシエチレンプロピレングリコール及び、ポリオキシエチレンテトラメチレングリコールを包含する。別の例は、エチレンオキシド単独の、又は、エチレンオキシドと1種又はそれより多くの他のアルキレンオキシド、例えばプロピレンオキシド又はブチレンオキシドとの、低分子量のポリアルキレンポリアミン、例えばエチレンジアミン、ジエチレントリアミン及びトリエチレンテトラミン又はヒドラジンへの付加により得られた付加生成物を包含し得る。成分b)は好ましくは、600ないし16000、とりわけ600ないし3000の分子量を有する。
成分b)は好ましくは、次式(g):
40−(O−X1 n −OH (g)
[式中、
40は水素原子又は炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わし、
1 は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、そして
nは2ないし100の数を表わす。]で表わされるポリエーテル、或いは、次式(h):
Figure 2006516665
[式中、
2 及びX3 はX1 に対して上記において定義されたものと同じ意味を有し、
1 は直接結合又は炭素原子数2ないし6のアルキレン基を表わし、そして
p及びqは2ないし100の数を表わす。]で表わされるポリエーテルである。
式(h)において、X2 基及びX3 基は、両方とも同一であっても又は互いに独立して異なっていてもよい。同様の事は、添え字p及びqについても言える。
炭素原子数1ないし12のアルキル基としてのR40は、直鎖状又は分岐鎖状アルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、第三ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、デシル基等である。炭素原子数1ないし6のアルキル基が好ましく、そして炭素原子数1ないし4のアルキル基がとりわけ好ましい。
40は好ましくは、上記の定義及び好ましい意味が適用される炭素原子数1ないし12のアルキル基を表わす。
1 は好ましくは、炭素原子数2ないし4のアルキレン基、例えば、式−CH2 CH2 −、−CH2 CH2 CH2 −、−CH(CH3 )CH2 −及び−CH2 CH(CH3 )−で表わされる基、及び直鎖状又は分岐鎖状ブチレン基を表わす。対応する分岐鎖状アルキレン基が好ましい。nについては、5ないし50、とりわけ5ないし30の数が好ましい。nは特に好ましくは、10ないし25の数を表わす。
より特別に好ましいものは、式(g)(式中、R40は炭素原子数1ないし6のアルキル基を表わし、X1 は炭素原子数2ないし4のアルキレン基を表わし、そしてnは5ないし30の数を表わす。)で表わされる成分b)である。
2 及びX3 は好ましくは、炭素原子数2ないし4のアルキレン基、とりわけ炭素原子数2又は3のアルキレン基、例えば、式−CH2 CH2 −及び−CH2 CH2 CH2 −で表わされる基を表わす。X2 は好ましくは、式−CH2 CH2 CH2 −で表わされる基を表わす。X3 は好ましくは、式−CH2 CH2 −で表わされる基を表わす。
アルキレン基を意味するY1 は好ましくは、炭素原子数2ないし4のアルキレン基、とりわけ式−CH2 CH2 −で表わされる基である。
p及びqは好ましくは、2ないし30、とりわけ2ないし10の数を表わす。2ないし6の数はより特別に好ましい。
より特別に好ましいものは、式(h)(式中、X2 及びX3 は炭素原子数2ないし4のアルキレン基を表わし、Y1 は直接結合又は炭素原子数2ないし4のアルキレン基を表わし、そしてp及びqは2ないし30の数を表わす。)で表わされる成分b)である。
成分c)は所望により、連鎖延長剤として使用され得る。成分c)は、2個ないし12個の炭素原子を含む脂肪族基から誘導されたジオールであり、そして直鎖状であっても、又は、分岐鎖状であってもよい。炭素原子数2ないし8のアルカンジオール、とりわけ炭素原子数2ないし6のアルカンジオールが好ましい。炭素原子数2ないし4のアルカンジオールは、より特別に好ましい。成分c)の例は下記のものである:エチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−ブタンジオール及び、とりわけ、1,3−ブタンジオール。
成分c)は好ましくは、式(g)で表わされる成分b)と組み合わせて使用されるのに対して、式(h)で表わされる成分b)については、成分c)の付加的な使用は、通常、必要ない。
成分d)により導入される水溶性付与基の例は硫酸基であり、そして好ましくは亜硫酸基である。水溶性付与基を導入する薬剤は、例えば、対応するアルカリ金属塩又はアルカリ金属水素塩、とりわけ、対応するナトリウム塩を包含する。アルカリ金属亜硫酸水素塩はとりわけ好ましい。このような試薬の例はNaHSO3 である。
同様に好ましい非水性液体(又は、そのエマルジョン)は、脂肪酸アミドとポリエチレンワックスとの混合物である。このような混合物は、とりわけ、国際特許出願公開第02/079364号パンフレットに記載されている。
このような混合物は、
(a)少なくとも1種の次式(i):
Figure 2006516665
[式中、
41及びR42はそれぞれ互いに独立して、水素原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、
43は炭素原子数8ないし22のアルキル基を表わし、
44は水素原子又は式R45−C(O)−[式中、R45はR43に対して上記において定義されたものと同じ意味を有する。]で表わされる基を表わし、そして
Xは、−O−基又は−NH−基により中断され得るか又は中断され得ない、炭素原子数2ないし12のアルキレン基を表わす。]で表わされる脂肪酸アミド、又はその塩、並びに
(b)少なくとも1種のポリエチレンワックス
からなる。
とりわけ興味のあるものは、式(i)[式中、
41及びR42は水素原子を表わし、
44は式R45−C(O)−で表わされる基を表わし、
43及びR45はそれぞれ互いに独立して、炭素原子数14ないし20のアルキル基、とりわけ、炭素原子数16ないし18のアルキル基を表わし、そして
Xは式−CH2 CH2 −NH−CH2 CH2 −で表わされる基を表わす。]で表わされる化合物である。
成分b)として使用されるポリエチレンワックスは一般的に、官能性基、とりわけ、カルボキシル基を有し該官能性基の幾らかはエステル化もされ得るところのものである。このような官能性基は、例えば、ポリエチレンの酸化により導入される。しかしながら、ポリエチレンと、例えば、アクリル酸との共重合により官能性を得ることも可能である。前記ポリエチレンワックスは好ましくは、20℃において、0.9g/cm3 の密度、少なくとも5の酸価及び少なくとも10の鹸化価を有する。とりわけ好ましいものは、20℃において、0.95g/cm3 ないし1.05g/cm3 の密度、10ないし60の酸価及び15ないし80の鹸化価を有するポリエチレンワックスである。
対応するポリエチレンワックス及びその製造方法は、例えば、ドイツ国特許第2359966号明細書、ドイツ国特許出願公開第2824716号明細書及びドイツ国特許出願公開第1925993号明細書から知られている。
本発明のとりわけ好ましい実施態様は、
固体組成物少なくとも1種を含むところの洗浄剤配合物及び/又は布地柔軟剤配合物であって、
該固体組成物は、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物5質量%ないし80質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる配合物に関するものである。
本発明のより特別に好ましい実施態様は、
固体組成物少なくとも1種を含むところの洗浄剤配合物及び/又は布地柔軟剤配合物であって、
該固体組成物は、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物20質量%ないし80質量%、特に30質量%ないし80質量%、より特別に30質量%ないし75質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる配合物に関するものである。
本発明の固体組成物は、洗浄剤配合物及び/又は布地柔軟剤配合物において、そのまま、即ち、粉末の形態で使用され得る。
しかしながら、前記固体組成物は、他の慣用の別の加工形態を形成するために、例えば、積層顆粒、フレーク、コンパクト又は押出物を形成するために、加工もされ得、その後
、洗浄剤配合物及び/又は布地柔軟剤配合物に添加される。
文献及び慣習から知られているどのような方法も、前記顆粒化のために使用され得る。原則的に、連続加工法及び非連続加工法の双方が適している。
積層凝集法のうち、とりわけ好ましいものは、例えば、プラウシェアミキサー又は顆粒化ミキサー中での混合凝集、及び更に、噴霧乾燥顆粒化又は流動床顆粒化である。
顆粒は、別の成分を更に含み得る。前記成分の性質及び量は、目的とする用途に依存する。前記顆粒は、更に、カプセル化され得る。
ポリアルキレンエマルジョン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン及び/又は脂肪酸アルカノールアミドを含む固体組成物は、布地柔軟剤において又は布地柔軟剤物質を含む洗浄剤組成物において、そして更に、テキスタイル処理のための特別な製品において、とりわけ使用される。本発明のポリウレタン含有組成物は、弾性/クリース性を改良するための、組成物中でとりわけ使用される。
固体組成物であって、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%
からなる固体組成物少なくとも1種の、洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物における使用にも関するものである。
前記固体組成物は、高い液体含有率にも係わらず微粉状である。
前記液体は、実質的に、前記固体組成物中に均一に分散されている。
キャリア材料、並びに、非水性液体及びそのエマルジョンに関して、上記の定義及び好ましい意味の全てを適用する。
固体の微粉状組成物であって、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物20質量%ないし80質量%、特に30質量%ないし80質量%、より特別に30質量%ないし75質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる固体の微粉状組成物少なくとも1種の、洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物における使用に関するものである。
本発明は、顆粒の形態で存在する上記のような固体の微粉状組成物の使用にも関するものである。
慣用の洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物において使用することに加えて、前記固体組成物はまた、洗浄剤添加物、例えば前処理組成物及び後処理組成物において、汚染除去塩
において、洗浄力増強剤において、漂白剤において、又は、紫外線保護向上剤において、並びに、布地柔軟剤を含む洗浄剤組成物において、使用される。
本発明の洗浄剤配合物は、固体、液体、ゲル様又はペースト様形態、例えば、英国特許出願公開第2158454号明細書に記載されたように、非イオン性界面活性剤中のビルダー物質の懸濁液に基づき得る水を5質量%まで、好ましくは0ないし1質量%含む液体非水性洗浄剤組成物の形態で存在し得る。
本発明の洗浄剤配合物は、粉末、(スーパー)コンパクト粉末の形態で、単層又は多層タブレット(タブ)の形態で、洗浄剤バー、洗浄剤ブロック、洗浄剤シート、洗浄剤ペースト又は洗浄剤ゲルの形態で、或いは、カプセル中又はポーチ(サック)中で使用される粉末、ペースト、ゲル又は液体の形態で、存在し得る。
好ましくは、前記洗浄剤は非水性配合物、粉末、タブ又は顆粒の形態で存在する。
従って、本発明は、洗浄剤配合物であって、
I)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤A)及び/又は少なくとも1種の非イオン性界面活性剤B)5%ないし90%、
II)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種のビルダー物質C)5%ないし70%、
III)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の過酸化物D)及び、所望により、少なくとも1種の活性化剤、0%ないし30%、
IV)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、
固体組成物であって、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる少なくとも1種の固体組成物E)0.1%ないし70%、
V)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の別の添加剤F)0%ないし60%、並びに
VI)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、水G)0%ないし12%
を含む配合物にも関するものである。
上記の好ましい意味の全ては、固体組成物E)に対して適用される。
従って、本発明は、とりわけ、洗浄剤配合物であって、
I)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤A)及び/又は少なくとも1種の非イオン性界面活性剤B)5%ないし70%、
II)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種のビルダー物質C)5%ないし50、好ましくは5%ないし40%、
III)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の過酸化物D)及び、所望により、少なくとも1種の活性化剤、0%ないし12%、
IV)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、
固体組成物であって、
(i)木粉繊維、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤;重合、ポリ縮合により又は、ポリ付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋されたポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、か
らなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物5質量%ないし80質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる少なくとも1種の固体組成物E)0.2%ないし50%、好ましくは0.3%ないし40%、
V)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の別の添加剤F)0%ないし60%、並びに
VI)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、水G)0%ないし12%
を含む配合物にも関するものである。
配合物における成分I)ないし成分VI)の質量%の合計は常に100%である。
上記の好ましい意味の全ては、固体組成物E)に対して適用される。
アニオン性界面活性剤A)は、例えば、スルフェート、スルホネート又はカルボキシレート界面活性剤、或いはこれらの界面活性剤の混合物であり得る。好ましいスルフェートは、アルキル基中に12個ないし22個の炭素原子を有するもの、或いは、アルキル基が10個ないし20個の炭素原子を含み、そして先端基が平均2個又は3個のエトキシユニットを含むアルキルエトキシスルフェートである。好ましいスルホネートは、例えば、アルキル基中に9個ないし15個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホネート及び/又は当該アルキル基中に6個ないし16個の炭素原子を有するナフタレンベンゼンスルホネートである。アニオン性界面活性剤中のカチオンは、好ましくは、アルカリ金属カチオン、とりわけナトリウムである。好ましいカルボキシレートは、式R46−CO−N(R47)−CH2 COOM1 [式中、R46はアルキル又はアルケニル基中に8個ないし18個の炭素原子を有するアルキル基又はアルケニル基を表わし、R47は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、そしてM1 はアルカリ金属を表わす。]で表わされるサルコシネートである。
非イオン性界面活性剤B)は、例えば、エチレンオキシド3モルないし8モルと、9個ないし15個の炭素原子を含む第一アルコール1モルとの縮合生成物であり得る。
ビルダー物質C)として、例えば、燐酸アルカリ金属塩、とりわけ、トリポリ燐酸塩、炭酸塩又は炭酸水素塩、とりわけ、そのナトリウム塩、珪酸塩、珪酸アルミニウム、ポリカルボン酸塩、ポリカルボン酸、有機ホスホネート、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホン酸塩)及びこれらの化合物の混合物が考慮される。とりわけ適する珪酸塩は、式NaHSit 2t+1・pH2 O又はNa2 Sit 2t+1・pH2 O(両式中、tは1.9ないし4の数を表わし、そしてpは0ないし20の数を表わす。)で表わされる結晶性層状珪酸塩のナトリウム塩である。珪酸アルミニウムの中で、好ましいものは、名称ゼオライトA、B、X及びHSの下に市販品を入手可能なもの及び更に、これらの成分の2種又はそれより多くの混合物である。
ポリカルボン酸塩の中で、好ましいものは、ポリヒドロキシカルボン酸塩、とりわけ、クエン酸塩、及びアクリル酸塩、及び更に、無水マレイン酸とのそのコポリマーである。好ましいポリカルボン酸は、ラセミ形態又はエナンチオマー様の純粋なS、S形態のニトリロトリ酢酸、エチレンジアミン四酢酸及びエチレンジアミン二コハク酸塩である。とりわけ適するホスホン酸塩及びアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホン酸塩)は、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロトリス(メチレンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸及びジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸のアルカリ金属塩である。
過酸化物成分D)として、例えば、テキスタイル材料を慣用の洗浄温度、例えば10℃ないし95℃で漂白する、文献において知られており且つ市販品を入手可能な、有機及び無機過酸化物が考慮される。有機過酸化物は、例えば、モノ−又はポリ−過酸化物、とりわけ、有機過酸又はその塩、例えばフタルイミドペルオキシカプロン酸、過安息香酸、ジペルオキシドデカン二酸、ジペルオキシノナン二酸、ジペルオキシデカン二酸、ジペルオキシフタル酸又はその塩である。しかしながら、好ましくは、無機過酸化物、例えば過硫酸塩、過硼酸、過炭酸塩及び/又は過珪酸塩が使用される。無機過酸化物及び/又は有機過酸化物の混合物も使用され得ることが理解される。前記過酸化物は種々の結晶性形態で存在し得、そして異なる水含有率を有し、そしてそれらはまた、その貯蔵安定性を向上させるために、他の無機又は有機化合物と一緒に使用され得る。過酸化物は、好ましくは、例えばスクリュー計量システム及び/又は流動床ミキサーを使用して各成分と混合することにより、洗浄剤に添加される。
洗浄剤配合物は、同様に、例えば、ビス−トリアジニルアミノ−スチルベンジスルホン酸、ビス−トリアゾリル−スチルベンジスルホン酸、ビス−スチリル−ビフェニル及びビス−ベンゾフラニルビフェニル、ビス−ベンズオキサリル誘導体、ビス−ベンズイミダゾイル誘導体、クマリン誘導体又はピラゾリン誘導体の類からの1種又はそれより多くの蛍光増白剤を含み得る。
洗浄剤配合物は、汚れ懸濁剤、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム;pH調整剤、例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属珪酸塩;泡調節剤、例えば石鹸;噴霧乾燥性及び顆粒化性を調節するための塩、例えば硫酸ナトリウム;芳香料;及び所望により更に、帯電防止剤及び布地柔軟剤;酵素、例えばアミラーゼ;漂白剤;顔料;及び/又は調色剤をも含み得る。前記構成成分は、使用される漂白剤に対して安定でなければならないことが理解される。
加えて、前記洗浄剤配合物は、テキスタイルの洗浄の間、洗浄条件下で布地から放出された、洗浄リカー中の染料により引き起こされる染色を妨げるポリマーを含み得る。
加えて、本発明の洗浄剤配合物は、いわゆる過硼酸活性化剤、例えばTAED又はTAGUをも含み得る。TAEDが好ましく、該TAEDは好ましくは、前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、0.05ないし5質量%、とりわけ0.2ないし1.7質量%の量使用される。
全洗浄手順の間に、洗浄リカーがpH値約6.5〜11、好ましくは7.5〜11を有する洗浄剤が通常、製剤化される。
洗浄手順におけるリカー分配比は通常、1:4ないし1:40、好ましくは1:4ないし1:15、より好ましくは1:4ないし1:10、とりわけ好ましくは1:5ないし1:9である。
洗浄手順は通常、洗濯機で行われる。
例えば、以下の種々のタイプの洗濯機が存在する。
−垂直回転軸を持つ上面投入洗濯機;通常、容量45ないし83リットルを有するこれらの洗濯機は、温度10〜50℃及び洗浄サイクル約10〜60分の洗浄工程のために使用される。このようなタイプの洗濯機はしばしば、米国において使用される。
−水平回転軸を持つ前面投入洗濯機;通常、容量8ないし15リットルを有するこれらの洗濯機は、温度30〜95℃及び洗浄サイクル約10〜60分の洗浄工程のために使用される。このようなタイプの洗濯機はしばしば、欧州において使用される。
−垂直回転軸を持つ上面投入洗濯機;通常、容量26ないし52リットルを有するこれらの洗濯機は、温度5〜25℃及び洗浄サイクル約8〜15分の洗浄工程のために使用される。このようなタイプの洗濯機はしばしば、日本において使用される。
本発明は、上記において定義された固体組成物を含む布地柔軟剤配合物にも関するものである。
布地柔軟剤、とりわけ、本発明の布地柔軟剤配合物において使用される炭化水素布地柔軟剤は、とりわけ、下記の化合物類から選択される。
(i)カチオン性第四級アンモニウム塩。このようなカチオン性第四級アンモニウム塩の対イオンは、ハロゲンイオン、例えば、塩素イオン又は臭素イオン、ジメチル硫酸イオン又は、文献から良く知られた他のイオンである。好ましくは、前記対イオンはジメチル硫酸イオン又は何れかのアルキル硫酸イオン又はハロゲンイオンであり、乾燥機に添加する本発明の製品に対しては、ジメチル硫酸イオンが通常好ましい。
カチオン性第四級アンモニウム塩の例は以下のものを包含するが、これらに限定されない。
(1)炭素原子数8ないし30の、好ましくは炭素原子数12ないし22のアルキル又は−アルケニル鎖少なくとも二つを含むアクリル酸第四級アンモニウム塩、例えば、ジ獣脂ジメチルアンモニウムジメチルスルフェート、ジ(水素化獣脂)ジメチルアンモニウムジメチルスルフェート、ジ(水素化獣脂)ジメチルアンモニウムメチルクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムジメチルスルフェート、ジココジメチルアンモニウムジメチルスルフェート等。特に、布地柔軟剤化合物は、好ましくは、少なくとも一つのエステル結合により分子に結合された炭素原子数12ないし18のアルキル又は−アルキニル基二つを有する化合物を含む水不溶性第四級アンモニウム材料である。第四級アンモニウム物質中に二つのエステル結合が存在する場合がとりわけ好ましい。本発明において使用するためのとりわけ好ましいエステル結合された第四級アンモニウム物質は、下記式:
Figure 2006516665
[式中、
それぞれのR48基は、互いに独立して、炭素原子数1ないし4のアルキル基、ヒドロキシアルキル基及び炭素原子数2ないし4のアルケニル基から選択され、
Tは−O−C(O)−基又は−C(O)−O−基を表わし、そして
それぞれのR49基は、互いに独立して、炭素原子数8ないし28のアルキル及び−アルケニル基から選択され、そして
eは0ないし5の整数を表わす。]で表わされ得る。
第二の好ましい第四級アンモニウム型は次式:
Figure 2006516665
[式中、R48、e及びR49は上記において定義されたものと同じ意味を表わす。]で表わされ得る。
(2)イミダゾリニウム型の環状第四級アンモニウム塩、例えば、ジ(水素化獣脂)ジメチルイミダゾリニウムジメチルスルフェート、1−エチレン−ビス(2−獣脂−1−メチル)イミダゾリニウムジメチルスルフェート等。
(3)ジアミド第四級アンモニウム塩、例えば、メチルビス(水素化獣脂−アミドエチル)−2−ヒドロキシエチルアンモニウムジメチルスルフェート、メチルビス(水素化獣脂−アミドエチル)−2−ヒドロキシプロピルアンモニウムジメチルスルフェート等。
(4)生物分解性第四級アンモニウム塩、例えば、N,N−ジ(タロオイル−オキシ−エチル)−N,N−ジメチルアンモニウムジメチルスルフェート及びN,N−ジ(タロオイル−オキシ−プロピル)−N,N−ジメチルアンモニウムジメチルスルフェート。生物分解性第四級アンモニウム塩は、例えば、アメリカ合衆国特許第4137180号明細書、同第4767547号明細書及び同第4789491号明細書に記載されており、そして、前記参照文献により、本明細書中に含まれる。
好ましい生物分解性第四級アンモニウム塩は、生物分解性カチオン性ジエステル化合物、例えばアメリカ合衆国特許第4137180号明細書に記載されているようなものを包含し、そして、前記参照文献により、本明細書中に含まれる。
(ii)炭素原子数8ないし30の、とりわけ、炭素原子数12ないし22のアルキル鎖少なくとも一つ、好ましくは二つを含む第三級脂肪アミン。この例は、硬化された獣脂ジメチルアミン及び環状アミン、例えば、1−(水素化獣脂)アミドエチル−2−(水素化獣脂)イミダゾリンを包含する。本明細書において前記配合物のために使用され得る環状アミンは、アメリカ合衆国特許第4806255号明細書に記載されており、そして、前記参照文献により、本明細書中に含まれる。
(iii)分子当たり、8個ないし30個の炭素原子及び一つのカルボキシル基を含むカルボン酸。前記アルキル部分は、8個ないし30個、好ましくは12個ないし22個の炭素原子を含む。前記アルキル部分は、直鎖状又は分岐鎖状であっても、飽和又は不飽和であってもよく、直鎖状の飽和されたアルキル基が好ましい。ステアリン酸は、本発明の配合物において使用するために好ましい脂肪酸である。このようなカルボン酸の例は、市販品のステアリン酸及びパルミチン酸並びに、他の酸を少量含み得るそれらの混合物である。
(iv)多価アルコールのエステル、例えば、ソルビタンエステル又はグリセロールステアレート。ソルビタンエステルは、ソルビトール又はイソソルビトールと脂肪酸、例えばステアリン酸との縮合生成物である。好ましいソルビタンエステルは、モノアルキルエステルである。ソルビタンエステルの典型的な例は、ソルビタンとイソソルビトールステアレートとの混合物であるスパン(SPAN)(登録商標)60(ICI社製)である。
(v)脂肪アルコール、エトキシル化脂肪アルコール、アルキルフェノール、エトキシル化アルキルフェノール、エトキシル化脂肪アミン、エトキシル化モノグリセリド及びエトキシル化ジグリセリド。
(vi)鉱油、及びポリオール、例えば、ポリエチレングリコール。
このような布地柔軟剤は、アメリカ合衆国特許第4134838号明細書に非常に詳細
に記載されており、そしてその開示内容は、前記参照文献により、本明細書中に含まれる。本発明において使用するために好ましい布地柔軟剤は、非環状の第四級アンモニウム塩である。上述の布地柔軟剤の混合物を使用することも可能である。
本発明において使用される布地柔軟剤配合物は、該布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、好ましくは、布地柔軟剤約0.1質量%ないし約95質量%を含む。0.5質量%ないし50質量%の量、特に2質量%ないし50質量%の量、そしてより特別には2質量%ないし30質量%の量が好ましい。
本発明の布地柔軟剤配合物中のカチオン性ポリマーの例は、該布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、好ましくは0.005質量%ないし15質量%である。0.01質量%ないし10質量%の量、特に0.05質量%ないし5質量%の量、そしてより特別には0.1質量%ないし5質量%の量が好ましい。
前記布地柔軟剤配合物は、市販の布地柔軟剤組成物に対して慣用の添加剤、例えば、アルコール、例えばエタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、多価アルコール、例えばグリセロール及びプロピレングリコール;両性で且つ非イオン性の界面活性剤、例えばイミダゾールのカルボキシル誘導体、エトキシル化脂肪アルコール、水素化され且つエトキシル化されたヒマシ油、アルキルポリグリコシド、例えばデシルポリグルコース及びドデシルポリグルコース、脂肪アルコール、脂肪酸エステル、脂肪酸、エトキシル化脂肪酸グリセリド又は脂肪酸部分グリセリド;更に、無機又は有機塩、例えば水溶性のカリウム塩、ナトリウム塩又はマグネシウム塩;非水性溶剤;pH緩衝剤;芳香料;着色料;ハイドロトロピー剤;消泡剤;抗灰色化剤;酵素;蛍光増白剤;抗収縮剤;汚染除去剤;殺菌剤;防カビ剤;染料固定剤又は染料移動禁止剤(国際特許出願公開第02/02865号パンフレットに記載されたようなもの);抗酸化剤;腐食防止剤;皺回復剤又は湿り汚染防止剤、例えばポリオルガノシロキサン、をも含み得る。後の二つの添加剤は国際特許出願公開第0125385号パンフレットに記載されている。
このような添加剤は、好ましくは、前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、0質量%ないし30質量%の量使用される。好ましくは0質量%ないし20質量%の量、特に0質量%ないし10質量%の量、そしてより特別には0質量%ないし5質量%の量使用される。
前記布地柔軟剤配合物は好ましくは、液体状水溶性の形態で使用される。前記布地柔軟剤配合物は好ましくは、該配合物の全質量に基づいて、25質量%ないし90質量%の水分含有率を有する。とりわけ好ましくは、前記水分含有率は50質量%ないし90質量%、とりわけ60質量%ないし90質量%である。
前記布地柔軟剤配合物は好ましくは、2.0ないし9.0のpH値、とりわけ2.0ないし5.0のpH値を有する。
前記布地柔軟剤配合物は、例えば、下記のように製造され得る。まず、カチオン性ポリマーの水性配合物を、上記方法により製造する。本発明の布地柔軟剤配合物は通常、しかし排他的にでなく、第一に、有効成分、即ち、溶融形態の炭化水素ベースの布地柔軟剤成分を水中で撹拌し、その後、必要であれば、別の望ましい添加剤を添加し、そして最後に、カチオン性ポリマー配合物を添加することにより製造される。前記布地柔軟剤配合物は、例えば、予備配合された布地柔軟剤をカチオン性ポリマーと混合することによっても製造され得る。
このような布地柔軟剤配合物は、伝統的に、例えば、水中に30質量%までの活性物質
を含む分散剤の形態で製造される。それらは、通常、濁った外観を有する。しかしながら、溶剤と一緒に5質量%ないし40質量%の量で有効成分を通常含むもう一つの配合物は、透明な外観を有するミクロエマルジョンの形態でも製造され得る(前記溶剤及び前記配合物については、例えば、アメリカ合衆国特許出願公開第5543067号明細書及び国際特許出願公開第98/17757号パンフレットを参照)。
本発明の非常に好ましい布地柔軟剤配合物は、液体形態であり、そして、
A)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の布地柔軟剤成分0.5質量%ないし50質量%、
B)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の増粘剤、とりわけポリマー状増粘剤0.005質量%ないし15質量%、
C)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、固体組成物であって、
(i)木粉繊維、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤;重合、ポリ縮合により又は、ポリ付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋されたポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物5質量%ないし80質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる固体組成物少なくとも1種0.1質量%ないし70質量%、
D)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の別の慣用の助剤0質量%ないし20質量%、並びに
E)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、水100%質量になるまで
を含む。
前記布地柔軟剤配合物は、乾燥機において使用するためのシートの形態でも使用され得る。このような使用形態において、配合物は通常、不織布に薬剤を含浸することにより混入される。しかしながら、他の使用形態も知られている。
前記洗浄剤配合物及び布地柔軟剤配合物、及び更に、上述の他の洗浄剤添加物は、テキスタイル繊維材料の処理においてとりわけ使用される。テキスタイル繊維材料としては、例えば、ヒドロキシ基含有及びアミノ基含有繊維材料が考慮される。記載され得る例は、ポリアミド、羊毛及び、とりわけ、天然及び再生セルロースを包含する。
本発明は更に、固体組成物であって、
(i)木粉繊維、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤;重合、ポリ縮合により又は、ポリ付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋されたポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに
(ii)前記配合物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%
からなる配合物を含む。
高い液体含有率にも係わらず、前記の新規固体組成物は微粉状である。
前記液体は、実質的に、前記の新規固体組成物中に均一に分散されている。
純粋な非水性液体の代わりに、1種又はそれより多くの非水性液体のエマルジョンを使用することも可能である。
本発明の固体組成物は、液体として、好ましくは、ポリアルキレンエマルジョン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド又はポリウレタン、或いはそれらの混合物を含む。
前記キャリア材料、前記液体及びそのエマルジョンに対する上述の定義及び好ましい意味の全ては、前記の新規固体組成物に対して同様に適用する。
本発明の好ましい態様は、更に、固体組成物であって、
(i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
(ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物20質量%ないし80質量%、特に30質量%ないし80質量%、より特別に30質量%ないし75質量%、並びに
(iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
からなる固体組成物を含む。
前記の新規固体組成物は顆粒であり得る。
下記実施例(固体組成物に対する製造例)は、本発明をそれらに限定することなく、本発明を説明するために役立つ。特記しない限り、下記実施例において、%は質量により、そして温度は摂氏で与えられる。
実施例:
実施例1
24%の固体含有率を有するポリアルキレンエマルジョン5部及び、繊維状セルロース[アルボセル(Arbocel)BC2000、製造者:ジェイ.レッテンマイヤー(J.Rettenmaier)]5部を一緒に混合した。乾燥後、粉末様の材料が得られ、これは貯蔵においてべとつかず、そして更にコンパクトされ得た。有効成分の含有率は約20%であった。
実施例2
40%の固体含有率を有するポリシロキサン16部及び、76%の固体含有率を有する尿素−ホルムアルデヒドポリマー化合物[ペルゴパック(Pergopak)M、製造者:マルチンスヴェルク(Martinswerk)]5部を一緒に混合し、そして得られた湿った塊状物を次いで70℃で乾燥した。そうして得られた材料は、有効成分約60%を含み、貯蔵安定性の良い、そしてコンパクトされて、耐破断性で耐崩壊性のコンパクトを形成し得た。
実施例3
ポリウレタン溶液[ツルペクス(Turpex)VU、製造者:チバ(Ciba)]20部と、ペルゴパック(Pergopak)M[製造者:マルチンスヴェルク(Martinswerk)]5部との混合物を乾燥して、有効成分含有率約60%で、タブレットに圧縮されて、コンパクトされ得る、貯蔵安定性の良い粉末を得た。
実施例4
純粋なシリコーンオイル[ウルトラテクス(Ultratex)7649:チバ(Ciba)]10部と、ペルゴパック(Pergopak)M[製造者:マルチンスヴェルク(Martinswerk)]5部との混合物は、乾燥により残留水を除去した後、約70%のシリコーンオイル含有率を有する貯蔵可能な、そしてコンパクト化可能な粉末を与えた。

Claims (27)

  1. 固体組成物少なくとも1種を含むところの洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物であって、
    該固体組成物は、
    (i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに
    (ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%
    からなる配合物。
  2. 前記固体組成物が微粉状である、請求項1記載の洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物。
  3. 前記液体が実質的に前記固体組成物中に均一に分散されている、請求項1又は請求項2記載の洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物。
  4. 1種又はそれより多くの非水性液体のエマルジョンが前記固体組成物中で使用されている、請求項1ないし請求項3の何れか一項記載の洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物。
  5. 前記固体組成物中の前記液体がポリアルキレンエマルジョン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物である、請求項1ないし請求項4の何れか一項記載の洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物。
  6. 前記固体組成物中の前記液体含有率が、前記固体組成物の全質量に基づいて、15質量%ないし80質量%である、請求項1ないし請求項5の何れか一項記載の洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物。
  7. 固体の微粉状組成物少なくとも1種を含むところの請求項1記載の洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物であって、
    該固体の微粉状組成物が、
    (i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
    (ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%、並びに
    (iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
    からなる配合物。
  8. 前記固体の微粉状組成物が顆粒の形態にある、請求項1ないし請求項7の何れか一項記載の洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物。
  9. 固体組成物であって、
    (i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに
    (ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%
    からなる固体組成物少なくとも1種の、洗浄剤配合物又は布地柔軟剤配合物における使用。
  10. 前記固体組成物が微粉状である、請求項9記載の使用。
  11. 前記液体が実質的に均一に分散されている、請求項9又は請求項10記載の使用。
  12. 1種又はそれより多くの液体のエマルジョンが使用される、請求項9ないし請求項11の何れか一項記載の使用。
  13. 前記液体がポリアルキレンエマルジョン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物である、請求項9ないし請求項12の何れか一項記載の使用。
  14. 前記液体含有率が、前記固体組成物の全質量に基づいて、15質量%ないし80質量%である、請求項9ないし請求項13の何れか一項記載の使用。
  15. 固体の微粉状組成物であって、
    (i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
    (ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物20質量%ないし80質量%、特に30質量%ないし80質量%、より特別に30質量%ないし75質量%、並びに
    (iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
    からなる固体の微粉状組成物少なくとも1種が使用される、請求項9記載の使用。
  16. 前記固体の微粉状組成物が顆粒の形態にある、請求項9ないし請求項15の何れか一項記載の使用。
  17. 請求項1ないし請求項8の何れか一項記載の洗浄剤配合物であって、
    I)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤A)及び/又は少なくとも1種の非イオン性界面活性剤B)5%ないし90%、
    II)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種のビルダー物質C)5%ないし70%、
    III)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の過酸化物D)及び、所望により、少なくとも1種の活性化剤、0%ないし30%、
    IV)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、請求項9ないし請求項16の何れか一項において定義された少なくとも1種の固体組成物E)0.1%ないし70%、
    V)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の別の添加剤F)0%ないし60%、並びに
    VI)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、水G)0%ないし12%
    を含む配合物。
  18. 請求項17記載の洗浄剤配合物であって、
    I)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、炭素原子数12ないし22のアルキルエトキ
    シスルフェート(式中、アルキル基は10個ないし20個の炭素原子を含み、そして先端基は平均2個又は3個のエトキシユニットを含む。);アルキル基中に9個ないし15個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホネート;当該アルキル基中に6個ないし16個の炭素原子を有するアルキルナフタレンスルホネート;或いは、式R46−CO−N(R47)−CH2 COOM1
    [式中、
    46はアルキル又はアルケニル基中に8個ないし18個の炭素原子を有するアルキル基又はアルケニル基を表わし、
    47は炭素原子数1ないし4のアルキル基を表わし、そして
    1 はアルカリ金属を表わす。]
    で表わされるアルカリ金属サルコシネート、からなる群からの少なくとも1種のアニオン性界面活性剤A)、及び/又は
    エチレンオキシド3モルないし8モルと、9個ないし15個の炭素原子を含有する第一級アルコール1モルとの縮合生成物からなる群からの少なくとも1種の非イオン性界面活性剤B)
    5%ないし90%、
    II)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、燐酸アルカリ金属塩;炭酸塩;炭酸水素塩;珪酸塩;珪酸アルミニウム;ポリカルボン酸塩;ポリカルボン酸;有機ホスホネート及びアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホネート)からなる群からの少なくとも1種のビルダー物質C)5%ないし70%、
    III)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、有機モノ−又はポリ−過酸化物;有機過酸又はその塩;過硫酸塩;過硼酸塩;過炭酸塩;及び過珪酸塩からなる群からの過酸化物D)0ないし30%、
    IV)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、請求項9ないし請求項16の何れか一項において定義された固体組成物E)0.1%ないし70%、
    V)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、蛍光増白剤;汚れに対する懸濁剤;pH調整剤;発泡調整剤;噴霧−乾燥及び顆粒化特性を調整するための塩;芳香剤;帯電防止剤;布地柔軟剤;酵素;漂白剤;顔料;調色剤;更に、織布の洗浄中、洗浄条件下で前記織布から放出された洗浄液中の染料により引き起こされる染色を阻止するポリマー;及び漂白剤活性化剤からなる群からの別の添加剤F)0%ないし60%、並びに
    VI)前記洗浄剤配合物の全質量に基づいて、水G)0%ないし12%
    を含む配合物。
  19. 請求項1ないし請求項8の何れか一項記載の布地柔軟剤配合物であって、
    A)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の布地柔軟剤成分0.5質量%ないし50質量%、
    B)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の増粘剤、とりわけポリマー状増粘剤0.005質量%ないし15質量%、
    C)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、請求項9ないし請求項16の何れか一項において定義された少なくとも1種の固体組成物0.1質量%ないし70質量%、
    D)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、少なくとも1種の別の慣用の助剤0質量%ないし20質量%、並びに
    E)前記布地柔軟剤配合物の全質量に基づいて、水100%質量になるまで
    を含む配合物。
  20. 固体組成物であって、
    (i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、並びに
    (ii)前記組成物の全質量に基づいて、1種又はそれより多くの液体5質量%ないし80質量%
    からなる組成物。
  21. 前記固体組成物が微粉状である、請求項20記載の組成物。
  22. 前記液体が実質的に均一に分散されている、請求項20又は請求項21記載の組成物。
  23. 1種又はそれより多くの非水性液体のエマルジョンが使用されている、請求項20ないし請求項22の何れか一項記載の組成物。
  24. 前記液体がポリアルキレンエマルジョン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド又はポリウレタン、或いはそれらの混合物である、請求項20ないし請求項23の何れか一項記載の組成物。
  25. 前記非水性液体含有率が、前記固体組成物の全質量に基づいて、15質量%ないし80質量%である、請求項20ないし請求項24の何れか一項記載の組成物。
  26. 請求項20記載の固体の微粉状組成物であって、
    (i)木粉、製紙繊維;活性炭;天然繊維及び布地;セルロース材料;多孔性吸着剤樹脂;重合、重縮合により又は、重付加反応により或いは、このような反応の組み合わせにより形成された、架橋ポリアクリル酸又は、高分散性の固体ポリマー化合物、からなる群からのキャリア材料少なくとも1種、
    (ii)前記固体組成物の全質量に基づいて、ポリアルキレン、シリコーンオイル、ポリジメチルシロキサン、脂肪酸アルカノールアミド及び/又はポリウレタン、或いはそれらの混合物20質量%ないし80質量%、特に30質量%ないし80質量%、より特別に30質量%ないし75質量%、並びに
    (iii)前記固体組成物の全質量に基づいて、水0質量%ないし10質量%
    からなる固体の微粉状組成物。
  27. 請求項20ないし請求項26の何れか一項記載の組成物を含む顆粒。
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