JP2006520426A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2006520426A5
JP2006520426A5 JP2006509021A JP2006509021A JP2006520426A5 JP 2006520426 A5 JP2006520426 A5 JP 2006520426A5 JP 2006509021 A JP2006509021 A JP 2006509021A JP 2006509021 A JP2006509021 A JP 2006509021A JP 2006520426 A5 JP2006520426 A5 JP 2006520426A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
substituted
cycloalkyl
group
light stabilizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006509021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006520426A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from US10/392,575 external-priority patent/US20040183053A1/en
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/US2004/006436 external-priority patent/WO2004078837A1/en
Publication of JP2006520426A publication Critical patent/JP2006520426A/ja
Publication of JP2006520426A5 publication Critical patent/JP2006520426A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

本発明の全ての態様に於いて、前記式(3)〜(13)を有するヒンダードアミン光安定剤が好ましい。チマッソルブ944(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ、CAS#71878−19−8)、サイアソーブUV−3529(サイテック・インダストリーズ、CAS#219920−30−6)、チマッソルブ119(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ、CAS#106990−43−6)及びチヌービン770(チバ・スペシャルティー・ケミカルズ、CAS#52829−07−9)並びにこれらの任意の均等物が、好ましいHALSの具体例である。最も好ましいものは、分子量が約1000よりも大きい高分子量HALS、例えば、サイアソーブUV−3529(サイテック・インダストリーズ、CAS#219920−30−6)である。最も好ましいHALSは、前記の式(6)(式中、R3=R4=R5=R6=R7=メチルであり、(R3)(R4)N−は、一緒になってモルホリノを表し、L1はC1〜C6アルキレンであり、そしてZは1〜6である)に相当する。チマッソルブ(Chimassorb)119(登録商標)の構造はJournal of Materials Science 36(2001)、4421に開示されている。Journal of Materials Science 36(2001)、4420に開示されているように、Chimassorb 119(登録商標)の化学名は1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリアミン、N,N’−1,2−エタン−ジイル−ビス[[[4,6−ビス−[ブチル−1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−2−イル]アミノ]−3,1−プロパンジイル]]ビス[N,N″−ジブチルN,N″ビス−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)−である。

Claims (65)

  1. (A)式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    (式中、R1及びR2は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、
    nは2〜500である)
    を有する化合物から選択された、少なくとも1種の酸性リン含有化合物と、
    (B)式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    [式中、R3、R4、R5及びR6は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリールから選択され、
    7は水素、−OR6、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、
    8は水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、−OC(O)−R 1 ,−NHC(O)−R 1 ,−S−R 1 ,−N(R 1 )−R 1 又は式:
    Figure 2006520426
    を有するスクシンイミド基から選択され、
    9及びR10は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル及び置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、R9及びR10は、一緒になって、それらが結合している窒素原子と共に環を形成する二価の基を表すことができ、
    1−(CH 2 CH 2 −Y 1 1-3 −CH 2 CH 2 −、C 3 〜C 8 −シクロアルキレン、アリーレン又は−CO−L 2 −OC−から選択された二価の結合基であり、
    2アリーレン、−(CH 2 CH 2 −Y 1 1-3 −CH 2 CH 2 −及びC 3 〜C 8 −シクロアルキレンから選択され、
    1は−OC(O)−、−NHC(O)−、−O−、−S−又は−N(R1)−から選択され、
    2は−O−又は−N(R1)−から選択され、
    Zは20以下の正の整数であり、
    1は0〜10から選択され、
    1は2〜12から選択された正の整数であり、
    11及びR12は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール及び基A(但し、基Aは、下記の構造:
    Figure 2006520426
    基A構造(式中、は結合の位置を指定する)
    から選択される)から選択され、R11及びR12の少なくとも1個は、また、基Aである]
    を有する化合物から選択された、少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤(HALS)
    を組合せて成分(A)と成分(B)との付加塩を生成させる工程を含んでなり、そして前記酸性リン含有化合物中のリン原子の数の、HALS中の塩基性窒素原子の数に対する比が、0.25〜2である少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤と、少なくとも1種の酸性リン含有化合物との付加塩の製造方法。
  2. 酸性リン含有化合物中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が、0.25〜2である請求項1に記載の方法。
  3. 酸性リン含有化合物中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が、0.50〜1.1である請求項2に記載の方法。
  4. (1)少なくとも1種の酸性リン含有化合物(成分A)を極性溶媒(I)中に溶解させる工程、
    (2)少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤(成分B)を、別個に、芳香族炭化水素溶媒(II)中に溶解させる工程並びに続いて
    (3)成分(A)及び成分(B)を混合して、付加塩の均一溶液を形成せしめる工程の各工程を含んでなる請求項1に記載の方法。
  5. 工程3の均一溶液を、続いて、脂肪族非極性溶媒(III)と、付加塩が沈殿するように混合する工程4を追加的に含む請求項4に記載の方法。
  6. 極性溶媒(I)が、1種又はそれ以上の、298°Kで3.0よりも大きい誘電定数を有する極性有機溶媒である請求項4に記載の方法。
  7. 前記極性溶媒(I)がメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタノール、イソブタノール、2−ブタノール、n−ヘキサノール及びオクタノールからなる群の1種又はそれ以上から選択される請求項6に記載の方法。
  8. 前記極性溶媒(I)がメタノール及びイソプロパノールから選択される請求項7に記載の方法。
  9. 酸性リン含有化合物が極性溶媒(I)中に0.1〜50重量%の量で存在する請求項4に記載の方法。
  10. 酸性リン含有化合物が極性溶媒(I)中に25〜35重量%の量で存在する請求項9に記載の方法。
  11. 芳香族炭化水素溶媒(II)がトルエン、キシレン及びベンゼンからなる群から選択される請求項4に記載の方法。
  12. 脂肪族非極性溶媒(III)がペンタン、ヘプタン、ヘキサン、オクタン、イソオクタン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン及び1,3−ジメチルシクロヘキサンからなる群から選択される請求項5に記載の方法。
  13. 脂肪族非極性溶媒(III)がヘプタン、ヘキサン及びオクタンから選択される請求項12に記載の方法。
  14. 脂肪族非極性溶媒(III)がヘプタンである請求項13に記載の方法。
  15. ヒンダードアミン光安定剤が芳香族炭化水素溶媒(II)中に0.1〜45重量%の量で存在する請求項4に記載の方法。
  16. ヒンダードアミン光安定剤が芳香族炭化水素溶媒(II)中に10〜30重量%の量で存在する請求項15に記載の方法。
  17. 芳香族炭化水素溶媒(II)を、ヒンダードアミン光安定剤と、1:5〜1:20のヒンダードアミン光安定剤対芳香族炭化水素溶媒の重量比で組合せる請求項4に記載の方法。
  18. 芳香族炭化水素溶媒(群)(II)に対する極性溶媒(群)(I)の重量比が0.075〜1である請求項4に記載の方法。
  19. 生成する塩の全重量%が極性溶媒(群)(I)及び芳香族炭化水素溶媒(群)(II)の合計重量基準で、0.1〜30重量%である請求項4に記載の方法。
  20. 少なくとも1種の脂肪族非極性溶媒(III)を、溶媒混合物中の塩の全重量%が、組成物の全重量基準で15重量%よりも小さくなるまで添加する請求項5に記載の方法。
  21. 付加塩沈殿物を単離する工程を更に含む請求項5に記載の方法。
  22. 少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤と、少なくとも1種の酸性リン含有化合物との付加塩の製造方法であって、
    (1)酸性リン含有化合物が、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、t−ブタノール、イソブタノール、2−ブタノール、n−ヘキサノール及びオクタノールから選択される少なくとも1種の極性溶媒(I)中に溶解されている亜リン酸であり、
    (2)トルエン、キシレン及びベンゼンから選択される少なくとも1種の芳香族炭化水素溶媒(II)中に溶解されている、少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤が、式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    [式中、R1及びR2は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、
    3、R4、R5及びR6は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリールから選択され、
    7は水素、−OR6、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、
    8は水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、−Y1−R1又は式:
    Figure 2006520426
    を有するスクシンイミド基から選択され、
    9及びR10は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル及び置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、R9及びR10は、一緒になって、それらが結合している窒素原子と共に環を形成する二価の基を表すことができ、
    1はC2〜C22−アルキレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−、C3〜C8−シクロアルキレン、アリーレン又は−CO−L2−OC−から選択された二価の結合基であり、
    2はC1〜C22−アルキレン、アリーレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−及びC3〜C8−シクロアルキレンから選択され、
    1は−OC(O)−、−NHC(O)−、−O−、−S−又は−N(R1)−から選択され、
    2は−O−又は−N(R1)−から選択され、
    Zは20以下の正の整数であり、
    1は0〜10から選択され、
    1は2〜12から選択された正の整数であり、
    11及びR12は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール及び基A(但し、基Aは、下記の構造:
    Figure 2006520426
    基A構造(式中、は、結合の位置を指定する)
    から選択される)から選択され、R11及びR12の少なくとも1個はA基である]
    を有する化合物から選択され(成分(A)と成分(B)との付加塩が生成される)、
    (3)続いて成分(A)及び成分(B)を混合して、付加塩の均一溶液を形成する工程、並びに
    (4)続いて工程(3)の均一溶液を、非極性脂肪族炭化水素溶媒(III)と混合して、成分(A)と成分(B)との付加塩が沈殿するようにする工程
    を含んでなる方法。
  23. 亜リン酸中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が、0.25〜2である請求項22に記載の方法。
  24. 亜リン酸中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が、0.50〜1.1である請求項23に記載の方法。
  25. 前記極性溶媒(I)がメタノール及びイソプロパノールから選択される請求項22に記載の方法。
  26. 酸性リン含有化合物が極性溶媒(I)中に、0.1〜50重量%の量で存在する請求項22に記載の方法。
  27. 酸性リン含有化合物が極性溶媒(I)中に、25〜35重量%の量で存在する請求項26に記載の方法。
  28. 芳香族炭化水素溶媒(II)がトルエン、キシレン及びベンゼンからなる群から選択される請求項22に記載の方法。
  29. 非極性脂肪族炭化水素溶媒(III)がペンタン、ヘプタン、ヘキサン、オクタン、イソオクタン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン及び1,3−ジメチルシクロヘキサンからなる群から選択される請求項22に記載の方法。
  30. 脂肪族非極性溶媒(III)がヘプタン、ヘキサン及びオクタンから選択される請求項29に記載の方法。
  31. 脂肪族非極性溶媒(III)がヘプタンである請求項30に記載の方法。
  32. ヒンダードアミン光安定剤が芳香族炭化水素溶媒(II)中に5〜45重量%の量で存在する請求項22に記載の方法。
  33. ヒンダードアミン光安定剤が芳香族炭化水素溶媒(II)中に10〜30重量%の量で存在する請求項32に記載の方法。
  34. 芳香族炭化水素溶媒(II)を、ヒンダードアミン光安定剤と、1:20〜1:2.5のヒンダードアミン光安定剤対芳香族炭化水素溶媒の重量比で組合せる請求項22に記載の方法。
  35. 芳香族炭化水素溶媒(群)(II)に対する極性溶媒(群)(I)の重量比が、0.075〜1である請求項22に記載の方法。
  36. 生成される塩の全重量%が、極性溶媒(群)(I)、芳香族炭化水素溶媒(群)(II)及び非極性脂肪族炭化水素溶媒(III)の合計重量基準で、5〜30重量%である請求項22に記載の方法。
  37. 1種又はそれ以上の脂肪族非極性溶媒(III)を、溶媒混合物中の塩の全重量%が15重量%よりも小さくなるまで添加する請求項22に記載の方法。
  38. 付加塩沈殿物を単離する工程を更に含む請求項22に記載の方法。
  39. 反応の温度が15℃〜65℃である請求項22に記載の方法。
  40. (1)メタノール及びイソプロパノールから選択された少なくとも1種の極性溶媒(I)中に亜リン酸を溶解させる工程、
    (2)式:
    Figure 2006520426
    (式中、R3=R4=R5=R6=R7=メチルであり、(R3)(R4)N−は、一緒になってモルホリノを表し、L1はC1〜C6アルキレンであり、そしてZは1〜6である)
    を有する、トルエン、キシレン及びベンゼンから選択される、少なくとも1種の芳香族炭化水素溶媒(II)中に、少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤を、溶解させる工程、
    (3)続いて成分(A)及び成分(B)を混合して、付加塩の均一溶液を形成せしめる工程、並びに
    (4)続いて工程(3)の均一溶液をヘプタンと混合して、成分(A)と成分(B)との付加塩を沈殿せしめる工程
    を含んでなる少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤と亜リン酸との付加塩の製造方法。
  41. 少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤と、少なくとも1種の酸性リン含有化合物との付加塩の製造方法であって、
    (A)式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    (式中、R1及びR2は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、
    nは2〜500である)
    を有する化合物から選択された、少なくとも1種の酸性リン含有化合物、
    (B)式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    [式中、R3、R4、R5及びR6は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリールから選択され、
    7は水素、−OR6、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、
    8は水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、−Y1−R1又は式:
    Figure 2006520426
    を有するスクシンイミド基から選択され、
    9及びR10は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル及び置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、R9及びR10は、一緒になって、それらが結合している窒素原子と共に環を形成する二価の基を表すことができ、
    1はC2〜C22−アルキレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−、C3〜C8−シクロアルキレン、アリーレン又は−CO−L2−OC−から選択された二価の結合基であり、
    2はC1〜C22−アルキレン、アリーレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−及びC3〜C8−シクロアルキレンから選択され、
    1は−OC(O)−、−NHC(O)−、−O−、−S−又は−N(R1)−から選択され、
    2は−O−又は−N(R1)−から選択され、
    Zは20以下の正の整数であり、
    1は0〜10から選択され、
    1は2〜12から選択された正の整数であり、
    11及びR12は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール及び基A(但し、基Aは、下記の構造:
    Figure 2006520426
    基A構造(式中、は、結合の位置を指定する)
    から選択される)から選択され、R11及びR12の少なくとも1個は、また、基Aである]
    を有する化合物から選択された、少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤(但し、酸性リン含有化合物中のリン原子の数の、HALS中の塩基性窒素原子の数に対する比は、0.5〜1.1である)並びに
    (C)ポリエステル及びポリカーボネートから選択されたポリマー
    を、混合し、粉砕し及び/又は微粉砕し、そして続いて溶融押出して、成分(A)と成分(B)との付加塩が生成させる各工程とを含んでなる方法。
  42. (A)リン含有化合物が亜リン酸であり、そして
    (B)ヒンダードアミン光安定剤が式:
    Figure 2006520426
    (式中、R3=R4=R5=R6=R7=メチルであり、(R3)(R4)N−は、一緒になってモルホリノを表し、L1はC1〜C6アルキレンであり、そしてZは1〜6である)
    を有し、そして
    (C)ポリマーがポリエステルである請求項41に記載の方法。
  43. 亜リン酸中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が0.25〜2である請求項41に記載の方法。
  44. 亜リン酸中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が0.5〜1.1である請求項41に記載の方法。
  45. 少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤と、少なくとも1種の酸性リン含有化合物との付加塩の製造方法であって、
    (1)成分(A)を極性溶媒(I)中に溶解させ、そして成分(B)を、極性溶媒(I)と非混和性である非極性脂肪族炭化水素溶媒(III)中に溶解させる工程、
    (2)成分(A)と成分(B)とを混合して、二相混合物を形成せしめる(ここで、付加塩は極性溶媒相に移動する)工程
    (3)前記二相混合物を工程2の2個の溶液に分離する工程、
    (4)工程3の極性溶液を、工程(3)の非極性溶媒を含有する容器に供給し、そして工程3の極性溶媒を容器に添加したとき、極性溶媒(I)を蒸発させて、非極性脂肪族炭化水素溶媒(III)中の塩のスラリーを製造する工程を含んでなり、
    ここで、成分(A)は、式:
    Figure 2006520426
    (式中、R1及びR2は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、
    nは2〜500である)
    を有する化合物から選択され、そして
    成分(B)は、式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    [式中、R1及びR2は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、
    3、R4、R5及びR6は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリールから選択され、
    7は水素、−OR6、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、
    8は水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、−Y1−R1又は式:
    Figure 2006520426
    を有するスクシンイミド基から選択され、
    9及びR10は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル及び置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、R9及びR10は、一緒になって、それらが結合している窒素原子と共に環を形成する二価の基を表すことができ、
    1はC2〜C22−アルキレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−、C3〜C8−シクロアルキレン、アリーレン又は−CO−L2−OC−から選択された二価の結合基であり、
    2はC1〜C22−アルキレン、アリーレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−及びC3〜C8−シクロアルキレンから選択され、
    1は−OC(O)−、−NHC(O)−、−O−、−S−又は−N(R1)−から選択され、
    2は−O−又は−N(R1)−から選択され、
    Zは20以下の正の整数であり、
    1は0〜10から選択され、
    1は2〜12から選択された正の整数であり、
    11及びR12は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール及び基Aから選択され、但し、R11及びR12の少なくとも1個は、また、下記の構造:
    Figure 2006520426
    基A構造(式中、は、結合の位置を指定する)
    から選択された基Aである]
    を有する化合物から選択され、成分(A)と成分(B)との付加塩を生成させる方法。
  46. 酸性リン含有化合物が亜リン酸であり、そして亜リン酸中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が、0.25〜2である請求項45に記載の方法。
  47. 酸性リン含有化合物中のリン原子の数の、ヒンダードアミン光安定剤中の塩基性窒素原子の数に対する比が、0.50〜1.1である請求項46に記載の方法。
  48. (A)酸性リン含有化合物がメタノール及びイソプロパノールから選択された少なくとも1種の極性溶媒(I)中に溶解された亜リン酸であり、そして
    (B)ヒンダードアミン光安定剤が、ヘプタン中に溶解され、そして式:
    Figure 2006520426
    (式中、R3=R4=R5=R6=R7=メチルであり、(R3)(R4)N−は、一緒になってモルホリノを表し、L1はC1〜C6アルキレンであり、そしてZは1〜6である)
    から選択される、請求項45に記載の方法。
  49. 極性溶媒(I)がメタノールである請求項48に記載の方法。
  50. 酸性リン含有化合物が、極性溶媒(I)中に、10〜50重量%の量で存在する請求項45に記載の方法。
  51. 酸性リン含有化合物が、極性溶媒(I)中に、25〜35重量%の量で存在する請求項50に記載の方法。
  52. 非極性脂肪族炭化水素溶媒(III)がペンタン、ヘプタン、ヘキサン、オクタン、イソオクタン、四塩化炭素、クロロホルム、塩化メチレン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン及び1,3−ジメチルシクロヘキサンからなる群から選択される請求項45に記載の方法。
  53. 脂肪族非極性溶媒(III)がヘプタン、オクタン及びヘキサンから選択される請求項52に記載の方法。
  54. 非極性脂肪族炭化水素溶媒(III)がヘプタンである請求項53に記載の方法。
  55. 工程(3)の全溶媒混合物中の塩の全重量%が5〜30重量%である請求項53に記載の方法。
  56. 少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤と、少なくとも1種の酸性リン含有化合物との付加塩の製造方法であって、
    (1)少なくとも1種の酸性リン含有化合物(成分A)と少なくとも1種のヒンダードアミン光安定剤(成分B)とを、均一な溶液が得られるまで、極性溶媒中で混合する工程、
    (2)酸付加塩を噴霧乾燥の方法によって単離する工程を含んでなり、
    ここで、成分(A)は、式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    (式中、R1及びR2は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、
    nは2〜500である)
    を有する化合物から選択され、そして
    成分(B)は、式:
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    Figure 2006520426
    [式中、R1及びR2は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール及びアリールから選択され、
    3、R4、R5及びR6は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリールから選択され、
    7は水素、−OR6、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、
    8は水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール、−Y1−R1又は式:
    Figure 2006520426
    を有するスクシンイミド基から選択され、
    9及びR10は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル及び置換されたC3〜C8−シクロアルキルから選択され、R9及びR10は、一緒になって、それらが結合している窒素原子と共に環を形成する二価の基を表すことができ、
    1はC2〜C22−アルキレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−、C3〜C8−シクロアルキレン、アリーレン又は−CO−L2−OC−から選択された二価の結合基であり、
    2はC1〜C22−アルキレン、アリーレン、−(CH2CH2−Y11-3−CH2CH2−及びC3〜C8−シクロアルキレンから選択され、
    1は−OC(O)−、−NHC(O)−、−O−、−S−又は−N(R1)−から選択され、
    2は−O−又は−N(R1)−から選択され、
    Zは20以下の正の整数であり、
    1は0〜10から選択され、
    1は2〜12から選択された正の整数であり、
    11及びR12は、独立に、水素、C1〜C22−アルキル、置換されたC1〜C22−アルキル、C3〜C8−シクロアルキル、置換されたC3〜C8−シクロアルキル、ヘテロアリール、アリール及び基Aから選択され、但し、R11及びR12の少なくとも1個は、また、下記の構造:
    Figure 2006520426
    基A構造(式中、は、結合の位置を指定する)
    から選択された基Aである]
    を有する化合物から選択され、ここで、成分(A)と成分(B)との付加塩が生成される方法。
  57. 酸性リン含有化合物が亜リン酸である請求項56に記載の方法。
  58. ヒンダードアミン光安定剤が式:
    Figure 2006520426
    (式中、R3=R4=R5=R6=R7=メチルであり、(R3)(R4)N−は、一緒になってモルホリノを表し、L1はC1〜C6アルキレンであり、そしてZは1〜6である)
    から選択される請求項57に記載の方法。
  59. 極性溶媒がメタノール又は水である請求項58に記載の方法。
  60. ヒンダードアミン光安定剤及び亜リン酸が、重量で、溶液の1〜30%を含む請求項59に記載の方法。
  61. 少なくとも1種の塩基性有機化合物が1,3,5−トリアジン−2,4,6−トリアミン、N,N’−1,2−エタン−ジイル−ビス[[[4,6−ビス−[ブチル−1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−2−イル]アミノ]−3,1−プロパンジイル]]ビス[N,N″−ジブチルN,N″ビス−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)−である請求項41に記載の方法。
  62. ポリエステルが、重量比60/40のフェノール/テトラクロロエタン中で25℃において測定されたインヘレント粘度が0.4〜0.8dL/gであり、そして、
    (1)テレフタル酸残基80〜100モル%及びイソフタル酸残基20〜0モル%を含む二酸残基並びに
    (2)1,4−シクロヘキサンジメタノール残基55〜80モル%及びエチレングリコール残基45〜20モル%を含むジオール残基を含み、そして
    成分(B)が組成物の全重量基準で0.05〜0.15重量%の請求項1で定義された少なくとも1種の塩であって酸性燐含有化合物中の燐原子の数の窒素含有塩基性有機化合物中の塩基性窒素原子の数に対する比が0.25〜1.1である塩を含む請求項61に記載の方法。
  63. 成分(A)のポリエステルが、重量比60/40のフェノール/テトラクロロエタン中で25℃において測定されたインヘレント粘度が0.4〜0.8dL/gであり、そして、
    (1)テレフタル酸残基70〜80モル%及びイソフタル酸残基30〜20モル%を含む二酸残基並びに
    (2)1,4−シクロヘキサンジメタノール残基90〜100モル%及びエチレングリコール残基10〜0モル%を含むジオール残基を含み、そして
    成分(B)が組成物の全重量基準で0.05〜0.15重量%の請求項1で定義された少なくとも1種の塩であって酸性燐含有化合物中の燐原子の数の窒素含有塩基性有機化合物中の塩基性窒素原子の数に対する比が0.25〜1.1である塩を含む請求項61に記載の方法。
  64. 前記ポリエステルが、重量比60/40のフェノール/テトラクロロエタン中で25℃において測定されたインヘレント粘度が0.4〜0.8dL/gであり、そして、
    (1)少なくとも90モル%の1,4−シクロヘキサンジカルボン酸残基を含む二酸残基並びに
    (2)少なくとも90モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノール残基を含むジオール残基を含み、そして
    成分(B)が組成物の全重量基準で0.05〜0.15重量%の請求項1で定義された少なくとも1種の塩であって酸性燐含有化合物中の燐原子の数の窒素含有塩基性有機化合物中の塩基性窒素原子の数に対する比が0.25〜1.1である塩を含む請求項61に記載の方法。
  65. (A)重量比60/40のフェノール/テトラクロロエタン中で25℃において測定されたインヘレント粘度が0.4〜1.2dL/gであり、そして、
    (1)少なくとも50モル%のテレフタル酸残基を含む二酸残基並びに
    (2)少なくとも50モル%のエチレングリコール残基、シクロヘキサンジメタノール残基又はそれらの混合物を含むジオール残基を含み、そして10〜200ppmwのTi、Co及びMn残基の少なくとも1種を含む少なくとも1種のポリエステル、並びに
    (B)組成物の全重量基準で0.01〜0.25重量%の少なくとも1種の塩であって、亜燐酸と請求項61に記載のヒンダードアミン光安定剤との反応によって製造された塩
    を含む請求項61に記載の方法。
JP2006509021A 2003-03-05 2004-03-03 ヒンダードアミン光安定剤塩の製造方法 Pending JP2006520426A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US45226303P 2003-03-05 2003-03-05
US10/392,575 US20040183053A1 (en) 2003-03-20 2003-03-20 Process for the preparation of a hindered amine light stabilizer salt
PCT/US2004/006436 WO2004078837A1 (en) 2003-03-05 2004-03-03 Process for the preparation of a hindered amine light stabilizer salt

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006520426A JP2006520426A (ja) 2006-09-07
JP2006520426A5 true JP2006520426A5 (ja) 2006-10-19

Family

ID=32965333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006509021A Pending JP2006520426A (ja) 2003-03-05 2004-03-03 ヒンダードアミン光安定剤塩の製造方法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1599536B1 (ja)
JP (1) JP2006520426A (ja)
KR (1) KR20050115891A (ja)
AT (1) ATE354614T1 (ja)
BR (1) BRPI0407971A (ja)
DE (1) DE602004004876T8 (ja)
WO (1) WO2004078837A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070238814A1 (en) * 2006-04-10 2007-10-11 Basf Corporation Method of making coating compositions
US20230287199A1 (en) * 2020-08-07 2023-09-14 Kuraray Co., Ltd. Composition, resin composition, and molded body including these

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0411660A (ja) * 1990-04-27 1992-01-16 Kyodo Yakuhin Kk 合成樹脂組成物
JPH0459852A (ja) * 1990-06-29 1992-02-26 Kyodo Yakuhin Kk 塩化ビニル系樹脂組成物
DE69125095T2 (de) * 1990-10-29 1997-08-21 Cytec Tech Corp Hydroxyaryltriazine und Tetraalkylpiperidine enthaltende synergistische UV-Absorbermischung
US5441997A (en) * 1992-12-22 1995-08-15 General Electric Company High density polyester-polycarbonate molding composition
EP0675159A1 (en) * 1994-03-29 1995-10-04 General Electric Company Ultraviolet light stabilized polymer compositions
JPH10298439A (ja) * 1997-04-28 1998-11-10 Sakai Chem Ind Co Ltd 樹脂用安定剤及びその利用
US6635698B2 (en) * 2000-12-22 2003-10-21 General Electric Company Flame retardant polycarbonate polyester composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102066451B (zh) 作为环氧树脂的固化剂的包含末端氨基的超支化聚合物和低聚物
Schäfer et al. Synthesis and properties of flame‐retardant epoxy resins based on DOPO and one of its analog DPPO
CA2351952C (en) Coating powders comprising macrocyclic oligomers
US4294963A (en) Polyalkylpiperidine derivatives of s-triazine
KR100353302B1 (ko) 측쇄카르바메이트기를갖는카르바메이트작용성폴리에스테르중합체또는올리고머,이의제조방법및상기폴리에스테르중합체또는올리고머를함유하는코팅조성물
Schäfer et al. Novel high Tg flame retardancy approach for epoxy resins
EP3536734B1 (en) Polymerizable composition
JP2006513311A5 (ja)
US9752010B2 (en) Phosphorus-containing compounds useful for making halogen-free, ignition-resistant polymers
CN104672449A (zh) 使用降冰片烷-2-螺-α-环烷酮-α’-螺-2’’-降冰片烷-5,5’’,6,6’’-四羧酸二酐类得到的聚酰亚胺以及聚酰胺酸
TW201002731A (en) Phosphorus-containing compounds and their preparation process and use
EP3299404A1 (en) Phthalonitrile resin
WO2018008411A1 (ja) 活性エステル樹脂組成物とその硬化物
US4429077A (en) Process for curing stoving lacquers
JP2015045021A (ja) 芳香族及び/又はヘテロ芳香族エポキシ樹脂における難燃剤としてのジホスフィンの誘導体
JP2006519916A5 (ja)
KR20140020280A (ko) 멜라민 및 페닐포스폰산의 축합 생성물 및 난연제로서의 이의 용도
US7981980B2 (en) Development of a cross-linked epoxy resin with flame-retardant properties
JP2006513310A5 (ja)
AL-Abayechi et al. Synthesis and identification of a novel hyper branched polymers containing melamine derivative
JP2006520426A5 (ja)
JPH082851B2 (ja) オキサルアニリド化合物
NL1002008C2 (nl) Thermohardende poedercoatingsamenstelling.
TWI623547B (zh) Phosphorus-containing compound and curable epoxy resin composition containing same
Ambade et al. Synthesis and characterization of N‐substituted hyperbranched polyureas