JP2006515411A - チューブ式熱伝達システムにおいてチューブをシートに接続するためのシステム及び方法 - Google Patents

チューブ式熱伝達システムにおいてチューブをシートに接続するためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

電磁気による拡大で複数のチューブを拡げて、チューブ式熱伝達システムの複数のシートに接続あるいは固定する方法を提供する。システム及び方法が、チューブの少なくとも一部分とシートの内壁面とに対して効力を生じさせる関係となるように電磁コイルを自動的に感知及び配置し、それから、電磁コイルを励磁してチューブの一部分を拡げてシートの内壁面に係合させ、それによってチューブをシートに固定することを含む。また、チューブ式熱伝達システムチューブ拡げ器及び方法が開示される。

Description

本発明は、チューブの外表面がシートの孔部に接続接点を形成するようにチューブを拡げるのに電磁力を使用するチューブ式熱伝達システムの製造またはメンテナンスにおいて、フィン付きとされた/修整されたチューブや下塗りされた/滑らかな表面のチューブなどのチューブを、少なくとも1つの隔壁、支持及び/またはチューブシートに接続するための工程に関するものである。
チューブ式熱伝達システムは、空気調和機、熱交換器、冷却器、蒸発器、ボイラー及び吸収ユニットに従来より用いられている種類のチューブ式システムを含んでいる。チューブ式熱伝達システムの効率は、チューブを通って循環する媒体とチューブの外部で熱交換する他の媒体との間で伝達される熱の効率に実質的にかなり依存している。チューブを取り囲む流体の間で伝達される熱の効率はまた、チューブ上の流体の層流を避けることによって高められる。
チューブ式熱伝達システムに使用されるチューブは、チューブ式熱伝達システムの末端に配置されるチューブシートによって適所に保持される。1つ以上のチューブ支持シートあるいは隔壁シートが、チューブシート間のチューブを支持するために設けられていてもよい。チューブ式熱伝達システムチューブは、特定の媒体が他のものよりもよく熱を交換するのを可能にする様々な表面構成で提供される。ここで参照される拡げ器は、下塗りされた/滑らかなチューブ、あるいは、修整された/フィン付きとされたチューブを拡げることになる。修整されたチューブは、チューブを通る流れに乱流を生じさせるように、高さを有する複数のうねが設けられた様々な内表面を有するように製造され、より大きな熱伝達を可能にする。フィン付きチューブはまた、外表面に様々なフィン構成を有するように製造され、該フィン構成は、チューブに熱を伝達するために使用される媒体に基づいて選択される。これらの2つの表面構成のため、現在のチューブ拡げ器は、これらの修整された/フィン付きとされたチューブを十分に拡げることができない。従来のチューブ拡げ器は、チューブと支持/隔壁シートとの間の交差部において、内部のうねを破壊し、かつチューブに過度の負荷を与えて応力クラックを生じさせてしまうので、従来、修整された内表面及びフィン付きとされた外表面は、チューブが支持/隔壁シートと末端チューブシートとに取り付けられる領域では中断されている。一般に、チューブを拡げる能力は、チューブの厚みとチューブの直径とチューブの材料との3つの条件に依存している。
特許文献1は、少なくとも2つの平行なプレートを含むチューブサポートを開示している。プレートは、該プレートを離間させた関係に維持するために、前縁及び後端に近接する複数のピンを含んでいる。ピン及びプレートは、チューブのためのサポートを提供する。チューブを拡げる電磁力の使用は、アリ氏他による特許文献2、ダエン氏他による特許文献3、グンケル氏他による特許文献4、ウィルソン氏による特許文献5、ハーニー氏による特許文献6、ウンダー氏による特許文献7、バーバー氏による特許文献8、岡崎氏による特許文献9、岡崎氏による特許文献10、チェルーリ氏他による特許文献11、チェルーリ氏他による特許文献12、チェルーリ氏他による特許文献13及びチェルーリ氏他による特許文献14に記載されている。
米国特許第5,050,669号明細書 米国特許第5,853,507号明細書 米国特許第6,050,121号明細書 米国特許第4,947,667号明細書 米国特許第5,497,927号明細書 米国特許第4,924,584号明細書 米国特許第4,059,882号明細書 米国特許第6,273,963号明細書 米国特許第4,929,415号明細書 米国特許第4,975,412号明細書 米国特許第5,405,574号明細書 米国特許第5,611,230号明細書 米国特許第5,611,139号明細書 米国特許第5,689,797号明細書
チューブとチューブシートまたは隔壁シートとの間の交差部または接続部が堅固ではないならば、時間の経過にともなって流体が熱交換器シェルから漏れてしまう。また、チューブと隔壁または支持シートとの間の交差部または接続部が堅固ではないならば、流体の流れが、チューブと隔壁または支持シートとの間に振動を引き起こし、その界面におけるチューブの好ましくない摩耗につながってしまう。時間の経過にともなって、この摩耗はチューブの早期の機能不全につながってしまう。
したがって、支持プレート、末端プレートあるいは隔壁プレートのような任意の包囲部材に複数のチューブを固定するためのシステム及び方法であって、シートへのチューブの固定を改善し、チューブに損傷を与えることなく修整されたあるいはフィン付きとされたチューブを接続するために使用することができるシステム及び方法をつくり出すチューブ式熱伝達システムの必要性があった。
1つの観点において、この発明は、チューブ式熱伝達システムの少なくとも1つの包囲部材に導電チューブを固定するための方法であって:コイルを、該コイルが前記導電チューブ及び前記包囲部材に対して効力を生じさせる関係に配置されるまで、前記導電チューブ内に挿入するステップと;前記導電チューブの少なくとも一部分を拡げて前記少なくとも1つの包囲部材に係合させるために前記コイルを励磁して、それによって、前記導電チューブを前記少なくとも1つの包囲部材に固定するステップと;を含んでいることを特徴とする方法を含んでいる
本発明の他の観点は、チューブ式熱伝達システムにチューブ束を設けるため、複数の孔部をそれぞれ画成する複数の内壁面をそれぞれ有する複数のプレートに、複数の導電チューブを固定するための方法であって:前記複数の孔部内に前記複数の導電チューブをそれぞれ配置するステップと;磁気によって少なくとも1つの前記複数の導電チューブの少なくとも一部分の直径を増大させて少なくとも1つの前記複数の内壁面に係合させ、それによって、前記少なくとも1つの複数の導電チューブを前記少なくとも1つの前記複数の内壁面に固定するステップと;を含んでいることを特徴とする方法である。
この発明のさらに他の観点は、チューブ式熱伝達システムに使用される導電チューブの第1の部分及び第2の部分を拡大するための方法であって:コイルを、前記導電チューブの前記第1の部分に対して効力を生じさせる関係となる第1の位置に移動させるステップと;前記第1の位置で前記導電チューブの前記第1の部分を拡大するために前記コイルを励磁するステップと;前記コイルを、前記導電チューブの前記第2の部分に対して効力を生じさせる関係となる第2の位置に移動させるステップと;前記第2の位置で前記導電チューブの前記第2の部分を拡大するために前記コイルを励磁するステップと;を含んでいることを特徴とする方法を含んでいる。
この発明のさらに他の観点は、ハウジングを有するチューブ式熱伝達システムを組み立てるための方法であって:複数の孔部をそれぞれ画成する複数の内壁面をそれぞれ含む複数のシートを設けるステップと;前記複数の孔部内に複数の導電チューブをそれぞれ配置するステップと;前記複数の導電チューブにおける第1の導電チューブにコイルを挿入するステップと;前記コイルを前記第1の導電チューブにおける第1の位置に移動させるステップであって、前記第1の位置は、前記複数の内壁面における第1の内壁面と前記コイルとが実質的に位置合わせされる位置に一致するステップと;前記第1の内壁面に近接する前記第1の導電チューブにおける前記第1の部分を拡大して、前記第1の導電チューブの前記第1の部分を前記第1の内壁面に固定するために、前記コイルを励磁するステップと;第2のコイルを前記第1の導電チューブにおける第2の位置に移動するステップであって、前記第2の位置は、第2のシートにおける第2の内壁面と前記コイルとが実質的に位置合わせされる位置に一致するステップと;前記第2の内壁面に近接する前記第1の導電チューブにおける前記第2の部分を拡大して、前記第1の導電チューブの前記第2の部分を前記第2の内壁面に固定するために、前記コイルを励磁するステップと;前記複数の導電チューブのそれぞれが前記複数のシートに固定されるまで、前記ステップを繰り返すステップと;を含んでいることを特徴とする方法を含んでいる。
この発明のさらに他の観点は、チューブ式熱伝達システムのチューブ束であって:複数の孔部を画成する複数の壁面をそれぞれ含む複数の壁面と;前記複数の孔部のそれぞれ内に配置される導電チューブと;を備え、前記導電チューブが、少なくとも1つの前記複数の壁面が前記チューブを包囲する複数の位置のそれぞれにおいて拡大された部分を含み、それによって、前記拡大された部分と該拡大された部分によって係合される前記少なくとも1つの前記複数の壁面との間に締まり嵌めが生じ、さらに、前記導電チューブが、連続的に修整されたチューブを含んでいることを特徴とするチューブ束を含んでいる。
この発明のさらに他の観点は、チューブ式熱伝達システムであって:複数の孔部を画成する複数の壁面をそれぞれ含む複数のシートと;前記複数の孔部のそれぞれ内に配置される複数の導電チューブであって、前記複数の壁面のそれぞれが複数の位置において前記複数の導電チューブのそれぞれを包囲し、前記複数の導電チューブのそれぞれが、前記複数の位置のそれぞれにおいて拡大された部分を含んで、前記拡大された部分と該拡大された部分によって係合される少なくとも1つの前記複数の壁面との間に締まり圧力が生じており、それによって、前記複数の導電チューブを前記複数の壁面に固定してチューブ束を提供するようにした導電チューブと;前記チューブ束を取り囲むためのハウジングと;を含み、前記複数の導電チューブが、連続的に修整されたチューブを含み;前記複数のシートが、入口領域、熱交換領域及び出口領域を画成するために前記ハウジングをシールするための第1のチューブシート及び第2のチューブシートを含み;前記ハウジングが、前記入口領域に結合する入口開口部と前記出口領域に結合する出口開口部とを有し、前記複数の導電チューブが、前記入口領域と前記出口領域との間の流体連通を可能にしていることを特徴とするチューブ式熱伝達システムを含んでいる。
この発明のさらに他の観点は、複数の導電チューブを含むチューブ式熱伝達システムに使用される熱交換チューブ拡げ器であって:少なくとも1つの前記複数の導電チューブ内に挿入されるとともに、少なくとも1つの前記複数の導電チューブにおける複数の位置に配置されるコイルと;前記コイルに接続された回路であって、所定の静電容量を有するとともに所定の充電電圧を受けることが可能なコンデンサ放電バンクを含む回路と;前記少なくとも1つの前記複数の導電チューブにおける少なくとも一部分の直径を増大させるために前記コイルを励磁して、前記少なくとも一部分の外表面を包囲部材に係合させるために、前記コンデンサ放電バンクを放電するためのスイッチと;を含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器を含んでいる。
この発明のさらに他の観点は、チューブ式熱伝達システムの包囲部材に導電チューブを固定するための方法であって:コイルを導電チューブに挿入するステップと;前記チューブの内側に沿って前記コイルを移動させるステップと;前記コイルが移動している間に、前記チューブが前記包囲部材と交差する位置に前記コイルが到達したときに、交差部の前記位置において前記導電チューブの一部分を拡げるために前記ソレノイドを励磁して、それによって、前記導電チューブを前記包囲部材に固定するステップと;を含んでいることを特徴とする方法を含んでいる。
この発明のさらに他の観点は、チューブ式熱伝達システムに使用されるチューブ束であって:複数の孔部を画成する複数の壁面をそれぞれ含む複数のシートと;前記複数の孔部のそれぞれ内に配置される導電チューブと;を備え、前記導電チューブが、少なくとも1つの前記複数の壁面が前記チューブを包囲する複数の位置のそれぞれにおいて拡大された部分を含み、それによって、前記磁気で拡大された部分と該磁気で拡大された部分によって係合される前記少なくとも1つの前記複数の壁面との間に締まり嵌めが生じていることを特徴とするチューブ束を含んでいる。
この発明のさらに他の観点は、拡げ器アセンブリであって:チューブの少なくとも一部分を磁気によって包囲部材へ高めるための拡げ器と;前記拡げ器に接続され、前記拡げ器が前記チューブを通って移動されたときに前記包囲部材の位置を感知するためのセンサと;を含んでいることを特徴とする拡げ器アセンブリを含んでいる。
本発明は、その具体的な実施例、以下の説明、及び添付の図面を参照することによって、より詳細に説明される。
図1を参照すると、熱交換器が示されている。説明を容易にするために、本発明は熱交換器10に関して記載されているが、本発明が、熱交換器、冷却器、空気調和機または吸収ユニットなどの任意の種類のチューブ式熱伝達システムに使用されていてもよいことが理解されるべきである。熱交換器10は、シェルあるいはハウジング12を含んでおり、該シェルあるいはハウジング12は、第1のフランジ12aと第2のフランジ12bと第1の末端12cと第2の末端12dと内面12eとを有している。図1に示すように、フランジ14aを有する第1のヘッダあるいは末端キャップ14は、複数のナット及びボルトによってフランジ12aに固定され、また、フランジ16aを有する第2のヘッダあるいは末端キャップ16は、複数のナット及びボルトによってフランジ12bに固定されている。
熱交換器10は、ハウジング12内に配置されるチューブ束18を含んでいる。チューブは、下塗りされた/滑らかなチューブ、または、修整された及び/またはフィン付きとされたチューブであってもよい。「修整された(enhanced)」とは、ここでは、比較的密接に離間した複数のうねからなる微細な網状組織を設けることによって修整された内表面を有するチューブのことをいい、該複数のうねは、チューブとチューブを通って流れる熱交換流体(一般には水)との間の熱伝達を高めるために配列されている。「フィン付きとされた」とは、比較的微細に離間した複数のフィンの形態でチューブの外側に設けられた修整された表面のことをいう。修整されたチューブの例は、古河金属工業株式会社による米国特許第4,216,826号明細書及びウルベリーンチューブ株式会社による米国特許第4,660,630号明細書に開示されており、それは参照によってここに取り入られて一部を構成する。チューブは、銅または他の適当な電気伝導材料などの任意の電気伝導材料を含んでいてももよい。
「連続的に修整された」とは、ここでは、修整された及び/またはフィン付きとされたチューブのことをいい、かつ、該修整された及び/またはフィン付きとされた領域が、平坦あるいは滑らかな領域によって周期的に遮られないことをいう。従来の拡げ器では、拡げられる領域において修整されたチューブに過度の負荷を与え、クラックを生じさせてしまうので、従来、修整されたチューブの修整された表面は、支持及び隔壁シートとの交差部のポイントにおいて、滑らかな領域によって遮られている。本発明の特定の実施例によれば、これらの滑らかな領域によって遮られない修整されたチューブを使用することができる。これは、いくつかの利点を有している。第1に、滑らかな領域を設けるために製造プロセスを変化させたり、中断したりすることなく、連続的に修整されたチューブとして製造することができるので、該修整されたチューブを安価に製造することができる。第2に、チューブのより大きな表面領域が、修整される及び/またはフィン付きとされるので、チューブの熱伝達効率が良くなる。これらの2つの利点の複合効果により、大きな経済性が得られる。
潜在的には下塗りされた/滑らかなチューブでもよいが、特に修整された/フィン付きとされたチューブを使用するとき、チューブの外表面と包囲シートとの間の任意のスペースをシールするために、従来のチューブあるいは配管ハンダや化学シール材などのシール媒体を使用することが望ましいかもしれない。特に、ハンダあるいは化学シール材は、うね及びフィンと包囲シートとの間のスペースと同様に、修整されたチューブのうね及びフィン同士の間のスペースを塞ぐことになる。
チューブ束18は、第1の包囲部材あるいはチューブシート20と、第2の包囲部材あるいはチューブシート22とを含んでいる。記載された実施例において、図1に示されるように、チューブシート20及び22は実質的に同一であり、複数の導電チューブ24を支持している。説明を容易にするために、本発明はチューブシート20に関して記載されているが、チューブシート22が実質的に同一構成を含んでいるものと理解されるべきである。図4及び図11に示されるように、チューブシート20は、複数の導電チューブ24をそれぞれ受け入れるための複数の孔部23を画成する複数の内壁面20a(図12)のような、複数の内壁面を含んでいる。
複数の導電チューブ24は、後述されるシステム及び方法によってチューブシート20及び22に固定される。複数の導電チューブ24のうちの1つが孔部23のうちの1つの中に配置された後、本発明によるシステム及び方法が、チューブ24の直径を第1の直径D1(図6)から第2の直径D2まで拡げるために、図6の部分24aのような導電チューブ24の一部分に適用されることができ、それによって、チューブ24をチューブシート20の内壁面20aに固定する。図1に示されるように、複数の導電チューブ24がチューブシート20及び22に固定された後、それらが一般に平行な関係に位置合わせされることに留意されたい。
複数の導電チューブ24を支持するとともに熱交換を提供することを容易にするために、チューブ束18はまた、複数の支持シートまたは隔壁シート36a〜36dを含んでいる。複数の隔壁シート36a〜36dは、チューブシート20及び22の間でチューブ24を支持し、かつ、ハウジング12の第1の入口開口部26と第1の出口開口部28との間の流体の流れを遮るための隔壁を提供する。図13及び図14に示されるように、複数の隔壁シート36a〜36dのそれぞれは、複数の導電チューブ24をそれぞれ受け入れるための複数の孔部38を画成するシート36aの複数の内壁面36eのような、複数の内壁面を含んでいる。本発明はシート36aに関して記載されているが、シート36b〜36dが同一あるいは同様に機能するとともに同一あるいは同様に構成されていることが理解されるべきである。
後述するように、シート20、22及び36a〜36dが、チューブ束18を提供するためにチューブ24に組み付けられ、それから該チューブ束18が、ハウジング12内に配置されるようにしてもよい。あるいは、シート20、22及び36a〜36dが、例えばハウジング12に溶接され、それからチューブ24が、孔部23及び38内に挿入されるようにしてもよい。熱交換領域30が、ハウジング12とシート20及び22とによって画成されていることに留意されたい。図1に示されるように、末端ベル14及び16が、それぞれハウジング12に配置あるいは取り付けられると、入口領域32及び出口領域34が設けられることに留意されたい。熱交換領域30が入口領域32あるいは出口領域34のいずれに対しても流体連通あるいは気体連通とならないようにするため、チューブシート20とチューブ24とがシールされていると理解されるべきである。また、複数の導電チューブ24が入口領域32及び出口領域34に対して流体連通となっていることに留意されたい。図1に示されるように、これは、流体が、第2の入口14bを介して入口領域32に入り、複数の導電チューブ24を通って出口領域34に入り、そして、第2の出口領域16bを通って出るように流れることを許容する。複数の導電チューブ24を通るそのような流体の流れと実質的に同時に、第2の流体あるいは気体が、第1の入口開口部26を通り、熱交換領域30のチューブ24の周囲を通り、そして、第1の出口開口部28を通って出るように流される。複数の導電チューブ24を通って流れる流体は、第1の温度とされ、熱交換領域30に入って複数の導電チューブ24の周囲を流れる流体は、第1の温度とは異なる第2の温度とされ、それによって望ましい熱交換が提供される。記載された実施例において、第2の流体と複数の導電チューブ24を通って流れる流体の温度との間には温度差が存在している。また、流体のうちの少なくとも1つは、空気、水、エチレングリコールまたは任意の適当な冷却流体などの冷却剤を含んでいてもよい。
上述のように、複数の導電チューブ24は、チューブシート20及び22の内壁面20aに固定されている。複数の導電チューブ24はまた、該複数の導電チューブ24を隔壁シート36a〜36dに固定するために、隔壁シート36aの壁面36eのような隔壁シート36a〜36dの内壁面(図9及び図14)に固定される。図1に示されるように、複数の隔壁シート36a〜36dは、第1の入口開口部26と第1の出口開口部28との間の流体の流路を遮るのを容易にするための千鳥状配置を有しており、熱交換を容易にしている。隔壁シート36a〜36dの複数の内壁面36eによって画成される複数の孔部38のパターンは、図4の開口部20aのようなチューブシート20及び22の孔部あるいは開口部のパターンに一致していると理解されるべきである。
図6及び図9に示されるように、複数の導電チューブ24のそれぞれは、部分24a(図6)及び部分24b(図9)のような複数の導電チューブ24のそれぞれの一部分を拡大することによって、隔壁シート36a〜36dとチューブシート20及び22とに固定されており、チューブ24と壁面20a(図6)及び36e(図9)との間の交差部または接続部に締まり嵌めを設けている。例えば、部分24a(図6)が、本発明のシステム及び方法を使用して、第1の直径D1(図6)から第2の直径D2まで拡大されることに留意されたい。これに関し、図6及び図9に示されるように、複数のチューブ24のそれぞれは、チューブ24が内壁面20a及び36eによってそれぞれ包囲された領域のみにおいて拡大されることが理解されるべきである。シート20、22及び36a〜36dのような包囲部材に近接するチューブ24の部分24a及び24bのみを拡大することによって、複数の導電チューブ24を隔壁シート36a〜36dとチューブシート20及び22とに固定するために必要な時間の量が減少する。有利には、全体工程がチューブ24のいずれの末端から実施されてもよいことが理解されるべきである。あるいは、チューブ24の約半分がその一端側から包囲部材に固定され、それから、コイル46aが取り除かれ、そして、チューブ24の残りの半分をその他端側から処理するためにコイル46aがチューブ24の他方の端部に挿入されるように、前記工程が実施されていてもよい。
記載された実施例において、隔壁シート36a〜36d(図1)とチューブシート20及び22とは、異なる幅または厚みをそれぞれ含んでいてもよい。例えば、記載された実施例において、チューブシート20及び22が、変化した厚みまたは幅W1(図6)を有してもよいし、また、隔壁シート36a〜36dが、変化した厚みまたは幅W2(図9)をそれぞれ含んでもよい。説明を容易にするために図9に示された唯一の隔壁シート接続部とされるシート36aにチューブ24が接続される前、チューブ24の外部直径D3(図9)は、直径D1(図6)と実質的に同一であることが理解されるべきである。チューブ24をシート20及び36a〜36dに固定した後、図9のチューブ24は、拡大した直径D4を有することになり、該直径D4は、内壁面36e及び20aの直径のそれぞれと同一とされる図6の直径D2と実質的に同一である。しかしながら、これらの直径D2及びD4は、異なってもよいし、また、内壁面20a及び36aの直径に応じてそれぞれ変化することが理解されるべきである。しかしながら、内壁面20a(図6)及び36eの直径を同一とすることは、熱交換器10を製造、組み立て及び修理を容易にすることが分かる。チューブ24をシート20、22及び任意の包囲シート36a〜36dに固定するために、複数の導電チューブ24のそれぞれの部分24a及び部分24bを拡大するシステム及び方法が以下に記載される。
図示されるように、システムは、部分24a(図6)及び部分24b(図9)を拡げるための熱交換チューブ拡げ器44(図1及び図7)を含んでいる。熱交換チューブ拡げ器44は、コイル46を含んでおり、該コイル46は、一対の導体50及び52を含む絶縁コード55(図8)よって回路48(図10)に導電的に接続されている。コイル46は、ソレノイドであってもよい。回路48は適当なハウジング54(図2及び図7)に収容され、該ハウジング54は、熱交換チューブ拡げ器44を持ち運びできるように複数のホイール58を含んでいることに留意されたい。図7に示されるように、熱交換チューブ拡げ器44は、絶縁コード54を収容するためのリールあるいはバスケットのような巻き取り機構60を含んでもよい。
記載された実施例において、ソレノイドあるいはコイル46は、上記のように、導体50及び52(図10)に接続されるコイル46aを含んでいる。コイル46aを所定位置へ動かすことを容易にするために、コイル46aが、非導電性チューブ状心棒62(図5)の周囲に巻かれていてもよい。記載された実施例において、非導電性心棒62は、チューブ状であり、かつ、ガラス繊維強化エポキシからなり、かつ、チューブ24の内部直径D5(図6)に応じてチューブ内側直径に大きさが合わされていてもよい。1つの実施例において、後述するように、コイル46aはセンサ132(図17)とともに収容されている。
図10を参照すると、図示されるように、回路48は、スイッチ66、第1の抵抗器RS、第1のインダクタLS及び負荷インダクタLLに直列に接続されたコンデンサバンク64を含んでいる。記載された実施例において、負荷インダクタLLは、コイル46a(図4、図5及び図7)である。コイル46aは、通常、シート20の幅W1(図6)と一致するコイル長さCL1(図4)を有していて、部分24aが拡げられてシート20の内壁面20aの全面に係合する。これにより、チューブ壁面24c(図6)と内壁面20aとの間の全接続部に締まり嵌めが設けられる。同様に、熱交換チューブ拡げ器44は、第2のコイル70a(図8及び図9)を有する第2のソレノイド70を含んでいてもよく、該第2のコイル70aは、隔壁シート36a〜36dの幅W2(図9)に一致する第2のコイル長さCL2を含んでいる。このように、コイル46a及び70aの長さCL1及びCL2は、幅W1(図6)及びW2(図9)に応じて選択されることが理解されるべきである。もちろん、幅W1及びW2が、熱交換器10で使用されるシート20、22及び36a〜36dに応じて変化してもよい。
記載された実施例において、コイル46a及び70aは、16AWGスクエアマグネットワイヤをそれぞれ含んでいる。コイル46aは、例えば、約1インチの長さCL1に対して少なくとも20ターンとされ、コイル70aは約1インチの長さCL2に対して少なくとも20ターンとされている。このように、コイル46a及び70aは同様の構造であるが、記載された実施例において、それらは異なる電力レベルで操作される。コイル46a及び70aは、必要に応じて異なる構造であってもよいことが理解されるべきである。コイル46a及び70aの公称インダクタンスは、チューブ24のうちの1つに挿入されたとき、約0.64マイクロヘンリーである。コイル46a及び70aの公称外側直径は、チューブ24の直径D5(図6)よりわずかに小さくなっており、コイル46a及び70aが、チューブ24の通路24e中を容易にスライドあるいは通過することができる。
回路48のコンデンサ放電バンク64は、部分24a(図6)及び部分24b(図9)の拡大を実行するための十分なエネルギーを蓄積することができる。回路48のコンデンサ放電バンク64は、適切な電圧レベルに充電され、該電圧レベルは、例えば、コイル46aや拡大されるチューブ24の部分24a及び部分24bの特性、シート20、22及び36a〜36dの特性などに応じて変化することが理解されるべきである。動作中、コンデンサ放電バンク64は、電力源68(図10)によって充電される。それから、使用されるコイルに応じてコイル46aまたはコイル70aに電流を流すためにスイッチ66がオンされる。磁気誘導を通して、コイル46a中を流れる電流が、コイル46a内を流れる電流に直接対向する部分24a内で渦電流を引き起こす。これは、矢印71及び72(図5)の方向に向けて部分24aを径方向外側へ押すあるいは押しつける電磁気の拡大力を生じさせる。チューブ24の部分24aにおけるこの外側への径方向拡大は、チューブ24の外壁面24d(図6)がシート20の内壁面20aに衝突するまで継続する。チューブ24の部分24aにおける径方向への拡大は、内壁面20aに衝撃を与え、かつ、内壁面24aをその通常の直径D2からわずかに大きい直径まで径方向に拡げることが分かる。シート20が壁面24dからの衝撃から回復すると、壁面20aが、実質的にその元の直径D2に戻るあるいは縮み、それによって、チューブ24の外壁面24dとシート20の内壁面20aとの間に締まり圧力嵌めが設けられる。この締まり圧力は、チューブ24の外壁面24dとシート20の内壁面20aとの間のスケーリング(拡大縮小)を許容するために、かなりの大きさとされることができる。この工程及び方法は、チューブ24とシート20及び36のような任意の包囲部材の内壁面との間の各交差部あるいは接続部において繰り返される。本発明を使用して熱交換器10を組み立てる、製造する、及び修理するための方法は、以下に記載される。
図17Aを参照すると、検出器とコイルとのアセンブリ107とが示されている。アセンブリ107は、シート20、22及び36a〜36dを感知するためのセンサ132とコイル46aとを含んでいる。アセンブリ107は、絶縁された終端ハウジング110に受け入れられたコイル46aを含んでいる。コイル46aは、その交換、代用、修理などが可能となるように、ハウジング110から着脱可能に取り外し可能であることが想定される。有利には、本発明は、縒り合わされたワイヤとされる導体50及び52を有する、同軸ケーブル114を含んでいる。図18に示されるように、同軸ケーブル114は、絶縁体116と導体50と絶縁体118と導体52と絶縁体120とセンサ束122とを含んでおり、これについては後述される。
ケーブル114は、第1のマウント126及び第2のマウント128が設けられたケーブル終端ハウジング124で終端していることに留意されたい。第1及び第2のマウント126及び128は、凹所領域126a及び128a(図17B)を有しており、該凹所領域126a及び128aは、コイル46aにおける相補型第1のコイル末端46a1と相補型第2のコイル末端46a2とをそれぞれ受け入れるとともにこれらにそれぞれ導電的に接続されている。コイル終端末端46a1及び46a2は、絶縁体112よって離間されているとともに、第1及び第2のマウント126及び128に導電的に係合しており、該第1及び第2のマウント126及び128は、第1のマウント126における孔部127a〜127cのような複数の孔部をそれぞれ含み、ネジやボルト、溶接などの任意の適当な固定具あるいは固定手段とともに導電的に接続されうるように位置合わせされることに留意されたい。これは、同軸ケーブルマウント126及び128からのコイル末端46a1及び46a2のそれぞれの素早い結合及び切り離しを許容する。
図示されるように、永久磁石130がケーブル終端突起またはマウント126に付けられている。記載された実施例において、永久磁石130は、アセンブリ107がチューブ24を通って移動されるときにシート20、22または36a〜36dによって遮られる磁束を発生させる。同軸ケーブル114は、センサ132(図10及び図17)を含んでおり、該センサ132は、同軸ケーブル114の中心に含まれるセンサ束122(図18)に接続されている。センサ132は、ホール効果センサとされているが、シート20、22及び36a〜36dを感知することができる任意の適当なセンサを含むことができる。センサ132は、コイル46aへの接続がなされるようにケーブル114上に配置されており、センサ132は、永久磁石130から適切な作用距離に配置されている。
ホール効果センサ132は、アセンブリ107がチューブ24を通って移動されるときに、シート20、22または36a〜36dのうちの1つの位置を感知するために永久磁石130と協働する。これに関して、センサ132が、磁石130から所定の距離SDに配置されることに留意されたい。センサ132がシート20、22または36a〜36dを感知すると、センサ束122は、アセンブリ107及び電源68の動作を制御するために信号をコントローラ49(図10)へ伝達する。対応して、ここに記載されたチューブ24の少なくとも一部分を拡大するためにコイル46aが効力を生じさせるように配置されたことを示すため、コントローラ49は、ディスプレイ51に表示をするか、あるいは警報を発することになる。ディスプレイ51は、LCDまたは他の種類の適当なディスプレイであってもよい。チューブ24の少なくとも一部分の拡大は、それから、次のシート20、22及び36a〜36dに進行していってもよい。
第1のマウント126は、電源68(図10)の負側に接続され、第2のマウント128は、電源68の正側に接続されていることが理解されるべきである。パルス電力は、縒り合わせ導体50及び52を介してコイル46aに供給されることになる。ケーブル114は、少なくとも10kVの電圧ホールドオフ容量を有するように構成されている。縒り合わせ導体50及び52の両方は、5秒以下につき1つのパルスの割合で少なくとも35kAのピーク値へパルス電流を安全に伝達するような断面領域を有する大きさに設定されている。
必要とされるときには、ハンダあるいはシール材料(図示せず)が、接続部を形成する前にチューブの表面に塗布される。チューブ24の拡大と同時に、ハンダまたはシール材料は、溶けるかあるいは柔らかくなり、チューブ24が、任意の開口スペースを塞ぐためにハンダまたはシール材を接続部に押し付ける。
有利には、このシステム及び方法は、シート20、22または36a〜36dの位置を検出あるいは感知し、かつ、チューブ24の少なくとも一部分を拡大するためのアセンブリ107を提供する。アセンブリ107及びケーブル114は、容易にかつ素早く移動されることができ、また、チューブ24内を通過するように配置されることができる。また、センサ束122(図18)と縒り合わせ導体50及び52とは、絶縁体116内の中心に配置される束として形成されている。これは、アセンブリ107の直径を減少させることを容易にする。本発明の方法または工程は、以下に記載される。
前記方法は、ハウジング12に固定されたシート20、22及び36a〜36dなどの複数のシートを設けることによって始まる(図16のブロック74)。ブロック76では、図1〜3に示されるように、複数の導電チューブ24が、孔部23及び38(図8)内であってシート20及び22の間に配置される。それから、コイル46aが、チューブ通路24e(図4)に位置合わせされ、チューブ24の通路24eに挿入される(図16のブロック78)。それから、コイル46aが、図5に示されるように、シート20に位置合わせされるまで、第1の位置96(図7)に移動される。この位置では、コイル46aは、通常、図示のシート20の内壁面20aに位置合わせされる。図7に示されるように、複数の他の位置98、100、102及び104は、隔壁シート36a〜36dが配置されてもよい複数の他の位置あるいは仮想平面に一致している。同様に、シート22は、仮想平面106に位置しており、ソレノイド46aが移動されてもよい他の位置に一致している。説明を容易にするために、部分24a(図6)をチューブシート20に固定することのみが記載されているが、同一の技術は、各チューブ24を内壁面20a及び36aなどの任意の包囲部材に固定するために使用されることが理解されるべきである。
図に戻ると、コイル46aが、第1の位置96(図7)に移動されるとともに(図16のブロック80)、シート20の壁面20aに大まかに位置合わせされた後、ユーザーがスイッチ66をオンにするか、あるいは、自動モードによって、装置がシート(図2、図7及び図10)を検出してコイル46aを励磁する。電流のパルスがコイル46を通って流れると、逆の流れの渦電流がチューブ24内に引き起こされる。これは、チューブ24の部分24aを拡げるためにチューブ24に作用する磁気圧力となり、該チューブ24が、コイル46aに対向していて、チューブ24の外壁面24d(図6)がシート20の内壁面20aに係合するまで矢印71及び72の方向に向けて径方向外側へ拡大するあるいは押し付けられるため、それによって、チューブ24の部分24aがシート20の内壁面20aに固定される。特に壁面24cと内壁面20aとの間に大きな距離が存在するならば、コイル46aを通して電流を繰り返し可能にパルスで送ることが望ましいかもしれない。記載された実施例において、電流は、約20マイクロ秒のパルスで送られる。
それから、コイル46aは、コイル46aのための位置106のような次の位置に移動され(図16のブロック84)、該位置では、チューブシート22にチューブ24を固定するためにコイル46aが再び励磁される(図16のブロック86)。上述したように、シート20の幅W1(図4)がシート36の幅W2(図8)とは異なるならば、それから、位置98〜104(図7)においてコイル70aのような異なるコイルを使用することが望ましかもしれない。好ましくは、隔壁シート36aの幅W2(図9)に一致した長さCL2を有するコイルが使用されるべきである。このコイル70aは、位置98、100、102及び104のそれぞれのために使用され、複数のチューブ24のそれぞれを、隔壁シート36aの内壁面36eのような、任意の包囲隔壁シート36a〜36dの内壁面に固定する。決定ブロック88では、前記工程が全ての位置で完成されたかどうかが決定される。もしそうであるならば、図示されるように工程が進行するが、もしそうでなければ、工程がブロック84へ戻る。上述したように、前記工程は、末端12cまたは12dのうちの一方から行われるか、あるいは、末端12c及び12dから行われることができる。
一例において、ソレノイドあるいはコイル46aは、シート20及び22がチューブ24を包囲するそれぞれの位置においてチューブシート接続部を生成するようにチューブ24の全ての長さLを横切る。システムは、それから自動的にソレノイドあるいはコイル46aを反対方向に横切らせ、チューブ24が、隔壁プレート36a〜36dで包囲されるそれぞれの位置において拡げられる。自動位置決めは、上述されたセンサ(図7)を使用して達成されていてもよい。チューブを通って横切る速度は、約60フィート/分のオーダーとされていてもよいが、この速度は、必要に応じてより速くてもよいし、より遅くてもよい。
本発明のシステム及び方法は、上述したように、ハウジング12の外側で複数のチューブ24に固定されたシート20、22及び36a〜36dを含むチューブ束18を製造あるいは組み立てるために使用できることが考えられる。組み立てられたチューブ束18は、それから包囲ハウジング12内に取り付けられる。あるいは、ハウジング12が、その中に取り付けられるシート20、22または36a〜36dのうちの1つ以上を備えていてもよい。それから、複数の導電チューブ24がシート20、22及び36a〜36d内に挿入される。この場合、システム及び方法は、図示して述べたように、複数の導電チューブ24が孔部23及び38内に配置された後、複数の導電チューブ24をシート20、22及び36a〜36dに固定するために用いられる。
チューブ束18がハウジング12の外側で組み立てられるならば、それからルーチンは図15のブロック90に進み、チューブ束18がハウジング12内に配置されるとともにシート20及び22がハウジング12に固定される(ブロック92)。第1のヘッダあるいは末端ベル14と、第2のヘッダあるいは末端ベル16とは、それから、図1に示すように、フランジ14a及び16aをフランジ12a及び12bにそれぞれボルト止めすることによってハウジング12に固定される。
熱交換チューブ拡げ器44がセンサ108(図7)をさらに含んでいてもよいことが理解されるべきであり、該センサ108は、シート20、22及び36a〜36dが位置する様々な仮想平面に対するコイル46a及び70aの素早い位置合わせを容易にするために位置96〜106を感知する。そのようなセンサの1つの例は、米国特許4,889,679号明細書のようなホール効果センサ122(図17)あるいは渦電流プローブであり、それは参照によってここに取り入られて一部を構成する。
1つの実施例において、コイル46aがチューブ24内で移動すると、チューブ24がシート20の孔部23内へ拡大される。コイル46aを励磁すると、チューブ24はほぼ同時に拡がる。したがって、接続部を形成するたびに、コイル46aを完全に停止させることは必要でない。上述したセンサにコイル46aを接続することより、あるいは、予め測定されたチューブ内の位置にコイル46aが移動するごとにそれぞれコイル回路48のスイッチ66をオフにすることより、コイル46aは、該コイル46aがシート20に位置合わせされるごとに自動的に作動することができる。いずれにせよ、この実施例において、コイル46aがチューブ24を通って連続的に移動すると、チューブ24にエネルギーが与えられて、チューブ24が、中断されることなく「オンザフライ」で拡げられる。もちろん、必要に応じて、それぞれのシート20への位置合わせに応じてコイル46aを遅くしたり、あるいはコイル46aを一瞬停止させたりできることは、当業者であれば理解するだろう。しかしながら、多くのチューブ構成及び構造にとって、コイル46aが移動する間に「オンザフライ」で接続部を形成することが可能であるだろう。
ここに記載されるとともに図示された実施例は、複数のコイル46a及び70aを示しているが、必要に応じて、より多いあるいはより少ないコイルが使用されてもよいことが理解されるべきである。また、コイル46a及び70aは、異なるゲージワイヤ、異なる長さ、異なる数のターンなどを含んでいてもよい。
本発明のシステム及び方法が、熱交換器10を組み立てる及び製造するために使用されていてもよく、かつ、チューブ24とシート20、22及び36a〜36dのうちの1つとの間の任意の交差部あるいは接続部を修理するために使用されていてもよいことは、さらに理解されるべきである。修理中、末端ベル14及び16の一方または両方は、チューブ24にアクセスするために取り外されなければならない。
本出願人の発明のさらなる特徴は、熱交換チューブ拡げ器44が、ハウジング56に固定された複数の車輪58を含んでおり、例えば、第1の末端12c(図2)から第2の末端12d(図3)まで移動することができるということである。96インチ以上の長さL(図1)を有する熱交換器の組み立て、製造あるいは修理に、これは特に便利である。熱交換チューブ拡げ器44は、上述のように、末端12cあるいは12dのうちのいずれか一方、あるいは、両方の末端12cあるいは12dから使用されていてもよく、そのため、コイル46aがチューブ24の全体を通って移動するときに、熱交換器の反対側の末端に拡げ器を移動させないことで時間が節約される。あるいは、熱交換チューブ拡げ器44は、例えばチューブ24の約半分の長さ(すなわち、チューブ24の中央部まで)における部分を拡げてから、コイル46aを引き込むようにして、1つの末端12cにおいて使用されていてもよく、その結果、コイル46aが、反対側の末端12dからチューブ内に挿入され、それからチューブ12の残りの半分の部分を拡げるために励磁されてもよい。
〔実験例〕
本出願人の発明の1つの例が、以下に記載される。本出願人は、0.74インチの公称外側直径及び0.59インチの公称内側直径を有するチューブ24を使用した。コイル46aは、16AWGスクエアマグネットワイヤからなり、約1.25インチの長さに対して22ターンとされていた。チューブ24内に挿入されるときのコイル46aの公称インダクタンスは、約0.5マイクロヘンリーであった。コイル46aの外側直径は、約0.565インチであった。コイル46aは、コンデンサ放電バンク64を有する回路48に接続されており、該コンデンサ放電バンク64は、約50マイクロファラッドの総静電容量を有していた。コンデンサ放電バンク64を含むコンデンサ(図示せず)は、約35kAの総電流をコイル46aに通すことになる約7.5kVの電圧で充電されていた。これらの値に基づく総蓄積エネルギーは、約1406ジュールであった。
コイル46aを、チューブ24内に挿入し、かつ、シート20の壁面20aとその間に配置されたチューブ24とに対して効力を生じさせる関係に配置した。内壁面20aは約0.76インチの直径を有し、シート20は約1.25インチの厚みあるいは幅W1(図6)を有していたことが理解されるべきである。スイッチ66がオンとされて、コイル46aを通って流れる電流が引き起こされた。これは、次に、部分24aを拡げて、該部分24aを内壁面20aに衝突させた。壁面20aが実質的にその元の寸法(図6のD2)に回復すると、表面24d(図5)と内壁面20aとの間に締まり圧力が生じた。界面圧力は、シート20にチューブ24を固定するために十分に大きいものとされていた。好ましくは、検出器アセンブリ107(図17)及びコイル46aを運搬するために、過去の機械的なチューブ拡げ器を運搬するために使用されていた装置に類似する運搬装置が用いられていてもよい。
記載された例において、総蓄積エネルギーは1400ジュールであり、総静電容量は50マイクロファラッドであり、チューブ24内における総負荷インダクタンスLLは約0.5マイクロヘンリーであった。総システムインダクタンスLSは約1.4マイクロヘンリーであり、総システム抵抗RSは、チューブ24内において約35kAのピーク電流で10〜20ミリオームであった。コイル46aは、約200マイクロ秒間継続して繰り返されるパルスで駆動された。第1の電流ピークの立上がり時間は、10〜20マイクロ秒であった。チューブ24の成形あるいは拡がりの大部分は、第1のピークの間に生じる。
図15は、修整された熱伝達チューブ24のさらなる拡大結果のデータを示している。図15のグラフのX軸は、加えられたピーク磁気圧力を示し、Y軸は拡大結果に関連している。電流が増大すると、チューブ24の膨張直径が増大している点に留意されたい。例えば、少なくとも15kA/mmの電流まで著しい拡大は観察されず、このレベルの後、直径の拡大が25kA/mmの電流で約2mmの値までほぼ直線的に増大した。
本発明の様々な特徴を示すために、実例となる実施例、特定の例及びある特定のデータに関して、前記の実施例が示されて記載されているが、使用されるコイル46aあるいは70a;チューブ24の厚み;チューブ24の内側及び外側直径;寸法D1〜D4、W1、W2、CL1及びCL2;チューブ24及びシート20、22、36a〜36dなどの材料に応じて、達成された様々な値が変化してもよいことが理解されるべきである。記載された実施例において、回路48の構成要素が変化してもよい。しかしながら、重要なことは、使用されるコイルが、チューブ24を包囲するシート20、22または36a〜36dに該チューブ24を係合させるとともに固定するために、磁気誘導を通してチューブ24の部分24a(図6)及び部分24b(図9)を少なくとも拡げることが可能に構成されていることである。
記載された実施例において、チューブ24は、銅であり、約240インチの長さを含み、約3/4インチの外部直径を有している。チューブ24は、さらなる熱交換を容易にするために、内部に形成された螺旋状のうね及び外部に形成された複数のフィン(図示せず)を含んでいてもよい。シート20及び22の間の距離は、熱交換器メーカーの要求及びTEMA規格に応じて変化する。熱交換器10は、図示された実施例において、4つの隔壁シート36a〜36dを含んでいるが、それは、熱交換器構造のためのTEMA規格に応じて、隔壁シート36a〜36dを、より多くあるいはより少なく含んでいたり、全くないようにすることができる。さらに、図7における位置96及び98の間の距離や位置100及び102の間の距離などのシート20、22及び36a〜36dの位置の間の距離は、記載された実施例において約19インチとされている。もちろん、この距離は、例えば、熱交換器メーカーによって指定されるようなシート36a〜36dの数や流体の流れパターンの干渉に応じて変化することができる。
熱交換器は、様々な長さ、直径、チューブの数量及び熱伝達媒体で製造される。これらの構成は、熱交換器メーカーによって確立され、エンドユーザーの要求に由来している。
また、磁気によってチューブ24を拡げるための他の手段を使用することができる。そのような手段の1つが、直接駆動拡げ器としてここに参照されており、図19及び20が本発明の他の実施例を示している。類似の部材及びこの実施例の部材は、図19及び図20においてアポストロフィ(’)が部材番号に追加されたことを除いて、同一の部材番号のものと同一視されると理解されるべきである。この実施例において、直接駆動拡げ器133’は、チューブ24’の少なくとも部分24a’(図6)を拡大するために提供されていると理解されるべきである。直接駆動拡げ器133’は、コア導体134’を含んでいる。導体134’は、第1の末端134a’において第1のコンプライアント接点136’に接続されている。第2のコンプライアント接点138’は、導体134’の第2の末端134b’に配置されている。図19に示されるように、絶縁体140’が第2のコンプライアント接点138’と導体134’との間で配置されていることに留意されたい。導体134’が、電源68’(図10)の正側に接続され、導体138’が、電源68’の負側に接続されている。
第1及び第2のコンプライアント接点136’及び138’のそれぞれは、ブラシ136a’及び136b’を含んでおり、該ブラシ136a’及び136b’は、第1の平面FP内及び第2の平面SP内のそれぞれに位置するチューブ24’の内壁面の一部分に対して連続的に接点を設ける。
使用中、図19に示されるように、直接駆動拡げ器133’は、シート20’に対して効力を生じさせる関係に配置される。この目的のため、センサ132’(図10)のようなセンサが、シート20’、22’または36a’〜36d’に直接駆動拡げ器133’を位置合わせするために該直接駆動拡げ器133’とともに用いられていてもよい。直接駆動拡げ器133’がシート20’に対して効力を生じさせる関係に配置された後、図示されるように、矢印144’の方向に導体134’を通って流れる電流を生じさせるために、スイッチ66’(図10)を繋いでもよい。電流は、第1の接点136’からチューブ24’を通り、第2の接点138’を通り、それから、電源68’に戻るように流れる。矢印144’によって図示されるように電流が流れるとき、電磁気の圧力がチューブ24’の壁面に対して生じる。磁気圧力が加えられると、図20に示されるように、チューブ24’が径方向に拡がる。チューブ24’の直径が増大すると、それは、図示されるように、最終的にはシート20’にチューブ24’を固定するために内壁面20a’に係合する。
第1及び第2の接点136’及び138’は、直接駆動拡大器133’が手動あるいはフィード機構(図示せず)のいずれかによってチューブ24’に通されるのを許容するような、柔軟なコンプライアントブラシからなっていてもよいことが理解されるべきである。直接駆動拡げ器133’は、上述したケーブル114’とともに使用されていてもよい。
有利には、これらのシステム及び方法は、チューブ式熱伝達システム10を製造する、組み立てる、修理さえするための手段を提供する。前記システム及び方法は、チューブ束18のチューブ24の寸法を拡げるための手段をさらに提供し、チューブ24の少なくとも一部分を磁気によって拡げることにより、チューブ24をチューブ式熱伝達システム10に配置されたシート20、22及び36a〜36dのうちの1つ以上に固定するのを容易にするためのチューブ式熱伝達システムに使用される。この技術は、機械的な拡大技術などの過去の技術よりも優れていると考えられる。前記システム及び方法は、チューブ24をチューブ式熱伝達システム10のシート20、22及び36a〜36dのうちの1つ以上に固定するための手段を改善し、かつ、チューブ24とシート20の壁面20aのような任意の包囲壁面との間の接続部を改善する。
ここに記載されたシステム及び方法と、これらのシステム及び方法を有効に実施するための装置の形態とが、この発明の1つの実施例を構成しているが、本発明は、これらの正確な方法及び装置の形態に限定されず、添付の請求の範囲で規定される本発明の範囲から逸脱することなく変化していてもよいことが理解される。
本発明の1つの実施例によるチューブ式熱伝達システムの断面図である。 末端ベルが固定される前の、図1のチューブ式熱伝達システムの1つの末端の部分断面図である。 図1のチューブ式熱伝達システムの第2の末端を示す部分断面図である。 チューブの一部分が拡げられる前の、チューブ、チューブシート及びコイルの間の関係を示す部分断面図である。 チューブ及びチューブシートに対して効力を生じさせる関係に配置されたコイルを示す、図4に類似する部分断面図である。 本発明の1つの実施例によって拡げられたチューブの一部分を示す部分断面図である。 熱交換チューブ拡げ器と、任意の包囲シートに固定するために拡げられることができるチューブの1つ以上の部分である様々な位置とを示す図である。 チューブ及び隔壁シートに対して効力を生じさせる関係に配置された他のコイルを示す部分断面図である。 図8に示されるコイルが励磁された後の、拡げられたチューブの一部分を示す部分断面図である。 本発明の1つの実施例による回路を示す図である。 図2の線11−11に沿った断面図である。 図11に示されるチューブとチューブシートの内壁面との関係を示す拡大部分断面図である。 図1の線12−12に沿った断面図である。 図13に示されるチューブと隔壁シートの内壁面との関係を示す拡大部分断面図である。 修整されたチューブの様々な拡大結果を示すグラフである。 本発明の1つの実施例による方法を示す系統図である。 検出器及びコイルのアセンブリの部分図である。 図17Aの線17B−17Bに沿った断面図である。 1つの実施例において使用される同軸ケーブルを示す図である。 励磁される前の直接駆動拡げ器を示す図である。 励磁された後の直接駆動拡げ器を示す図である。
符号の説明
10 熱交換器
12 ハウジング
18 チューブ束
20,22 チューブシート
24 導電チューブ
36a〜36d 隔壁シート
46 コイル
70 コイル
44 熱交換チューブ拡げ器

Claims (101)

  1. チューブ式熱伝達システムの少なくとも1つの包囲部材に導電チューブを固定するための方法であって:
    コイルを、該コイルが前記導電チューブ及び前記少なくとも1つの包囲部材に対して効力を生じさせる関係に配置されるまで、前記導電チューブ内に挿入するステップと;
    前記導電チューブの一部分を拡げて前記少なくとも1つの包囲部材に係合させるために前記コイルを励磁して、それによって、前記導電チューブを前記少なくとも1つの包囲部材に固定するステップと;
    を含んでいることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    少なくとも1つの孔部を有する少なくとも1つの包囲部材を設けるステップと;
    前記挿入するステップを実行する前に、前記少なくとも1つの孔部内に前記導電チューブを配置するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、
    前記少なくとも1つの包囲部材がシートを含んでいることを特徴とする方法。
  4. 請求項3に記載の方法において、
    前記シートが隔壁または支持シートを含んでいることを特徴とする方法。
  5. 請求項3に記載の方法において、
    前記シートがチューブシートを含んでいることを特徴とする方法。
  6. 請求項4に記載の方法において、
    前記励磁するステップが、前記導電チューブと前記包囲部材との間に流体密シールを設けることを特徴とする方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、
    前記コイルが心棒を含んでいることを特徴とする方法。
  8. 請求項1に記載の方法において、
    前記少なくとも1つの包囲部材で複数の導電チューブを包囲するステップと;
    前記複数の導電チューブを前記少なくとも1つの包囲部材に接続するために、前記複数の導電チューブのそれぞれにおいて前記挿入及び励磁するステップを実行するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  9. 請求項8に記載の方法において、
    前記複数の導電チューブを複数の包囲部材における複数の孔部内に挿入するステップと;
    前記チューブが包囲部材に交差する位置のそれぞれにおいて前記挿入及び励磁するステップを実行するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  10. 請求項9に記載の方法において、
    前記複数の包囲部材のそれぞれがシートを含んでいることを特徴とする方法。
  11. 請求項1に記載の方法において、
    前記励磁するステップが:
    所定の静電容量を提供するコンデンサ放電バンクを設けるステップと;
    所定の電圧で前記コンデンサ放電バンクを充電するステップと;
    前記励磁するステップを実行して前記コイルを励磁するために、前記コンデンサ放電バンクを放電するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、
    前記導電チューブが導電チューブ寸法を含むとともに前記包囲部材が内壁面寸法を含む内壁面を含み、
    前記方法が、少なくとも前記導電チューブ寸法及び前記内壁面寸法に応じて前記所定の静電容量及び前記所定の充電電圧を選択するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  13. 請求項1に記載の方法において、
    前記コイルがソレノイドを含んでいることを特徴とする方法。
  14. 請求項1に記載の方法において、
    前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とする方法。
  15. チューブ式熱伝達システムにチューブ束を設けるため、複数の孔部をそれぞれ画成する複数の内壁面をそれぞれ有する複数のプレートに、複数の導電チューブを固定するための方法であって:
    前記複数の孔部内に前記複数の導電チューブをそれぞれ配置するステップと;
    磁気によって少なくとも1つの前記複数の導電チューブの一部分の直径を増大させて少なくとも1つの前記複数の内壁面に係合させ、それによって、前記少なくとも1つの複数の導電チューブを前記少なくとも1つの前記複数の内壁面に固定するステップと;
    を含んでいることを特徴とする方法。
  16. 請求項15に記載の方法において、
    コイルを前記少なくとも1つの前記複数の導電チューブ内に配置するステップと;
    前記増大させるステップを実行するために、前記コイルを励磁するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  17. 請求項15に記載の方法において、
    前記複数のプレートを互いに所定の関係で配置するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  18. 請求項17に記載の方法において、
    前記所定の関係は、少なくとも1つの隔壁を前記チューブ式熱伝達システムに提供することを特徴とする方法。
  19. 請求項16に記載の方法において、
    前記励磁するステップは:
    所定の静電容量を含むコンデンサ放電バンクを設けるステップと;
    所定の充電電圧で前記コンデンサ放電バンクを充電するステップと;
    前記励磁するステップを実行して前記ソレノイドを励磁するために、前記コンデンサ放電バンクを放電するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  20. 請求項19に記載の方法において、
    前記所定の静電容量が少なくとも50マイクロファラッドであることを特徴とする方法。
  21. 請求項16に記載の方法において、
    前記コイルが前記包囲部材に対して効力を生じさせる関係に配置されたときに、前記包囲部材を感知して前記コイルを励磁するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  22. 請求項12に記載の方法において、
    前記複数の位置の次の位置を感知して、前記次の位置において前記励磁するステップを実行するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  23. 請求項16に記載の方法において、
    前記コイルがソレノイドを含んでいることを特徴とする方法。
  24. 請求項16に記載の方法において、
    少なくとも1つの前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とする方法。
  25. チューブ式熱伝達システムに使用される導電チューブの第1の部分及び第2の部分を拡大するための方法であって:
    コイルを、前記導電チューブの前記第1の部分に対して効力を生じさせる関係となる第1の位置に移動させるステップと;
    前記第1の位置で磁気によって前記導電チューブの前記第1の部分を拡大するために前記コイルを励磁するステップと;
    前記コイルを、前記導電チューブの前記第2の部分に対して効力を生じさせる関係となる第2の位置に移動させるステップと;
    前記第2の位置で磁気によって前記導電チューブの前記第2の部分を拡大するために前記コイルを励磁するステップと;
    を含んでいることを特徴とする方法。
  26. 請求項25に記載の方法において、
    前記導電チューブを、前記第1の位置に配置された第1の包囲部材と前記第2の位置に配置された第2の包囲部材とに挿入するステップと;
    前記第1の包囲部材に前記導電チューブの前記第1の部分を固定するために前記第1の励磁するステップを実行するステップと;
    前記第2の包囲部材に前記導電チューブの前記第2の部分を固定するために前記第2の励磁するステップを実行するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  27. 請求項25に記載の方法において、
    前記第1の励磁するステップの前に前記第1の位置を感知するステップと;
    前記第1の励磁するステップの後かつ前記第2の励磁するステップの前に、前記第2の位置を感知するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  28. 請求項26に記載の方法において、
    前記第1の移動させるステップの前に、前記第1の包囲部材の位置を感知するステップと;
    前記第1の励磁しているステップの後かつ前記第2の移動させるステップの前に、前記第2の包囲部材の位置を感知するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  29. 請求項26に記載の方法において、
    前記第1の包囲部材が第1のシートを含み、第2の包囲部材が第2のシートを含んでいることを特徴とする方法。
  30. 請求項29に記載の方法において、
    前記第1のシート及び前記第2のシートが隔壁または支持シートであることを特徴とする方法。
  31. 請求項29に記載の方法において、
    少なくとも1つの前記第1のシートあるいは前記第2のシートがチューブシートを含んでいることを特徴とする方法。
  32. 請求項25に記載の方法において、
    前記励磁するステップが、前記導電チューブの一部分を第1の直径から第2の直径まで拡大するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  33. 請求項32に記載の方法において、
    前記第2の直径が、前記第1の直径より大きく、前記チューブ式熱伝達システムの構成パラメータと、TEMA規格比率による製造許容差とに応じて変化することを特徴とする方法。
  34. 請求項25に記載の方法において、
    前記コイルがソレノイドを含んでいることを特徴とする方法。
  35. 請求項25に記載の方法において、
    前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とする方法。
  36. ハウジングを有するチューブ式熱伝達システムを組み立てるための方法であって:
    (a) 複数の孔部をそれぞれ画成する複数の内壁面をそれぞれ含む複数のシートを設けるステップと;
    (b) 前記複数の孔部内に複数の導電チューブをそれぞれ配置するステップと;
    (c) 前記複数の導電チューブにおける第1の導電チューブにコイルを挿入するステップと;
    (d) 前記コイルを前記第1の導電チューブにおける第1の位置に移動させるステップであって、前記第1の位置は、前記複数の内壁面における第1の内壁面と前記コイルとが実質的に位置合わせされる位置に一致するステップと;
    (e) 前記第1の内壁面に近接する前記第1の導電チューブにおける前記第1の部分を磁気によって拡大して、前記第1の導電チューブの前記第1の部分を前記第1の内壁面に固定するために、前記コイルを励磁するステップと;
    (f) 第2のコイルを前記第1の導電チューブにおける第2の位置に移動するステップであって、前記第2の位置は、第2のシートにおける第2の内壁面と前記コイルとが実質的に位置合わせされる位置に一致するステップと;
    (g) 前記第2の内壁面に近接する前記第1の導電チューブにおける前記第2の部分を磁気によって拡大して、前記第1の導電チューブの前記第2の部分を前記第2の内壁面に固定するために、前記コイルを励磁するステップと;
    (h) 前記複数の導電チューブのそれぞれが前記複数のシートに固定されるまで、前記ステップ(f)及び(g)を繰り返すステップと;
    を含んでいることを特徴とする方法。
  37. 請求項36に記載の方法において、
    熱交換領域、入口領域及び出口領域を画成するように所定の関係で前記複数のシートを配置して、前記複数の導電チューブが前記ハウジング内で前記入口領域と前記出口領域との間の流体連通を可能にするようにしたステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  38. 請求項37に記載の方法において、
    前記記所定の関係が前記チューブ式熱伝達システムに少なくとも1つの隔壁を提供することを特徴とする方法。
  39. 請求項36に記載の方法において、
    前記励磁するステップが:
    前記コイルに接続された所定の静電容量を有するコンデンサ放電バンクを設けるステップと;
    所定の充電電圧で前記コンデンサ放電バンクを充電するステップと;
    前記励磁するステップ(e)を実行して前記コイルを励磁するために、前記コンデンサ放電バンクを放電するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  40. 請求項39に記載の方法において、
    前記複数の導電チューブのそれぞれが導電チューブ外部直径を含むとともに前記複数の包囲部材のそれぞれが包囲部材内壁面直径を含み、
    前記方法が、前記導電チューブ外部直径及び前記包囲部材内壁面直径に応じて前記所定の静電容量及び前記所定の充電電圧を選択するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  41. 請求項36に記載の方法において、
    前記ステップ(e)を実行する前に前記第1の位置を感知するステップをさらにさらに含んでいることを特徴とする方法。
  42. 請求項41に記載の方法において、
    前記ステップ(g)を実行する前に前記第2の位置を感知するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。。
  43. 請求項36に記載の方法において、
    前記複数のシートが複数の隔壁シート及び複数のチューブシートを含み、
    前記ステップ(a)が、前記複数のチューブシート間に前記複数の隔壁シートを配置するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  44. 請求項36に記載の方法において、
    前記第1の部分の長さが、前記第1の内壁面の幅にほぼ一致することを特徴とする方法。
  45. 請求項36に記載の方法において、
    前記複数のシートのそれぞれにおける前記複数の孔部が前記ステップ(b)の前にほぼ位置合わせされるように、前記複数のシートを位置合わせするステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  46. 請求項36に記載の方法において、
    前記複数の内壁面のそれぞれが内壁面直径を規定し、
    前記励磁するステップが、前記励磁するステップ(e)及び(g)のうちの少なくとも1つの間において、前記導電チューブの直径を、前記第1の位置及び前記第2の位置で前記内壁面直径を越えるように拡大するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  47. 請求項36に記載の方法において、
    前記チューブ式熱伝達システムを通って流れる流体のための隔壁を設けるために、前記複数の導電チューブに前記複数のシートを配置するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  48. 請求項36に記載の方法において、
    前記コイルがソレノイドを含んでいることを特徴とする方法。
  49. 請求項36に記載の方法において、
    前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とする方法。
  50. チューブ式熱伝達システムに使用されるチューブ束であって:
    複数の孔部を画成する複数の壁面をそれぞれ含む複数のシートと;
    前記複数の孔部のそれぞれ内に配置される導電チューブと;を備え、
    前記導電チューブが、少なくとも1つの前記複数の壁面が前記チューブを包囲する複数の位置のそれぞれにおいて拡大された部分を含み、それによって、前記拡大された部分と該拡大された部分によって係合される前記少なくとも1つの前記複数の壁面との間に締まり嵌めが生じ、さらに、前記導電チューブが、連続的に修整されたチューブを含んでいることを特徴とするチューブ束。
  51. 請求項50に記載のチューブ束において、
    前記導電チューブのそれぞれがチューブ直径を含み、前記拡大された部分が前記チューブ直径よりも少なくとも約10〜15パーセント大きい拡大部分直径を含んでいることを特徴とするチューブ束。
  52. 請求項50に記載のチューブ束において、
    前記複数のシートが、前記チューブ式熱伝達システムを通って流れる流体のための隔壁を提供するために、前記複数の導電チューブの周囲に配置されていることを特徴とするチューブ束。
  53. 請求項50に記載のチューブ束において、
    少なくとも2つの前記複数のシートが、前記チューブ式熱伝達システムのハウジング内に熱交換領域、入口領域及び出口領域を画成するための複数のチューブシートを含み、流体が前記複数の導電チューブを通って流れるようにすることを特徴とするチューブ束。
  54. 請求項50に記載のチューブ束において、
    前記チューブ式熱伝達システムが、空気調和機、熱交換器、冷却器、ボイラーまたは吸収ユニットのうちの少なくとも1つを提供することを特徴とするチューブ束。
  55. 請求項50に記載のチューブ束において、
    前記導電チューブの連続的な修整が、拡大の後でも実質的に維持されていることを特徴とするチューブ束。
  56. 請求項50に記載のチューブ束において、
    前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とするチューブ束。
  57. チューブ式熱伝達システムであって:
    複数の孔部を画成する複数の壁面をそれぞれ含む複数のシートと;
    前記複数の孔部のそれぞれ内に配置される複数の導電チューブであって、前記複数の壁面のそれぞれが複数の位置において前記複数の導電チューブのそれぞれを包囲し、前記複数の導電チューブのそれぞれが、前記複数の位置のそれぞれにおいて拡大された部分を含んで、前記拡大された部分と該拡大された部分によって係合される少なくとも1つの前記複数の壁面との間に締まり圧力が生じており、それによって、前記複数の導電チューブを前記複数の壁面に固定してチューブ束を提供するようにした導電チューブと;
    前記チューブ束を取り囲むためのハウジングと;
    を含み、
    前記複数の導電チューブが、連続的に修整されたチューブを含み;
    前記複数のシートが、入口領域、熱交換領域及び出口領域を画成するために前記ハウジングをシールするための第1のチューブシート及び第2のチューブシートを含み;
    前記ハウジングが、前記入口領域に結合する入口開口部と前記出口領域に結合する出口開口部とを有し、前記複数の導電チューブが、前記入口領域と前記出口領域との間の流体連通を可能にしている
    ことを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  58. 請求項57に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    前記複数の導電チューブのそれぞれがチューブ直径を含み、前記拡大された部分が前記チューブ直径よりも少なくとも約10〜15パーセント大きい拡大部分直径を含んでいることを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  59. 請求項57に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    前記複数のシートが、前記チューブ式熱伝達システムを通って流れる流体のための隔壁を提供するために、前記複数の導電チューブの周囲に配置されていることを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  60. 請求項57に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    前記ハウジングが、前記熱交換領域と連通する第2の入口開口部と前記熱交換領域と連通する第2の出口開口部とをさらに含み、第2の温度の流体が前記複数の導電チューブを通って流れる間、第1の温度の流体が前記熱交換領域を通って前記複数の導電チューブの周囲を流れることを許容し、前記第1及び第2の温度が熱交換を提供するために異なっていることを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  61. 請求項60に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    前記複数のシートが、前記第2の入口開口部と前記第2の出口開口部との間を流れる流体のための隔壁を前記熱交換領域に提供するために、前記複数の導電チューブの周囲に配置されていることを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  62. 請求項60に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    前記第2の温度の前記流体が第1の方向に流れ、前記第1の温度の流体が前記第1の方向とは実質的に異なる方向に流れることを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  63. 請求項57に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    空気調和機、熱交換器、冷却器、ボイラーまたは吸収ユニットのうちの少なくとも1つを提供することを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  64. 請求項57に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    前記拡大された部分が磁気によって拡大された部分を含んでいることを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  65. 請求項57に記載のチューブ式熱伝達システムにおいて、
    前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とするチューブ式熱伝達システム。
  66. 複数の導電チューブを含むチューブ式熱伝達システムに使用される熱交換チューブ拡げ器であって:
    少なくとも1つの前記複数の導電チューブ内に挿入するためのコイルと;
    少なくとも1つの前記複数の導電チューブにおける複数の位置にコイルを配置するための運搬機構と;
    前記コイルに接続された回路であって、所定の静電容量を有するとともに所定の充電電圧を受けることが可能なコンデンサ放電バンクを含む回路と;
    前記少なくとも1つの前記複数の導電チューブにおける少なくとも一部分の直径を増大させるために前記コイルを励磁して、前記少なくとも一部分の外表面を包囲部材に係合させるために、前記コンデンサ放電バンクを放電するためのスイッチと;
    を含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  67. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記コイルが、前記複数の導電チューブのそれぞれの長さに沿った複数の位置に配置可能とされたソレノイドを含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  68. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記コイルが前記包囲部材の幅にほぼ一致する長さを含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  69. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記複数の位置を感知するためのセンサをさらに含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  70. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記所定の静電容量が少なくとも50マイクロファラッドであることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  71. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記導電チューブがフィン付きチューブであることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  72. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記チューブが前記包囲部材よって包囲される部分である前記チューブの外部円周に、シール材料を塗布するさらなる手段を含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  73. 請求項72に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記シール材料がハンダまたは化学シール材であることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  74. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  75. 請求項66に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記コイルに着脱可能に接続される第1のマウント及び第2のマウントを有するケーブルと;
    前記包囲部材を感知するために前記マウントに結合されたセンサと;
    を含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  76. 請求項75に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記ケーブルが、前記センサをコントローラに接続するためのセンサコアを含んでいることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  77. 請求項76に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記センサがホール効果センサであることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。。
  78. 請求項75に記載の熱交換チューブ拡げ器において、
    前記ケーブルが、押出形状とされているとともに、センサ束と第1の導体と第2の導体と含み、前記第1及び第2の導体が、前記回路に前記コイルを導電的に接続していることを特徴とする熱交換チューブ拡げ器。
  79. チューブ式熱伝達システムの包囲部材に導電チューブを固定するための方法であって:
    コイルを導電チューブに挿入するステップと;
    前記チューブの内側に沿って前記コイルを移動させるステップと;
    前記コイルが移動している間に、前記チューブが前記包囲部材と交差する位置に前記コイルが到達したときに、交差部の前記位置において前記導電チューブの一部分を拡げるために前記ソレノイドを励磁して、それによって、前記導電チューブを前記包囲部材に固定するステップと;
    を含んでいることを特徴とする方法。
  80. 請求項79に記載の方法において、
    前記チューブが包囲部材と交差する第2の位置に前記コイルを移動させるステップと;
    前記コイルが移動している間に、前記第2の位置に前記コイルが到達したときに、交差部の前記位置において前記導電チューブの一部分を拡げるために前記コイルを励磁して、それによって、前記導電チューブを前記包囲部材に固定するステップと;
    をさらに含んでいることを特徴とする方法。
  81. 請求項79に記載の方法において、
    前記チューブが前記包囲部材と交差する前記位置を感知して、前記交差部を感知したことに応じて前記コイルを励磁するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  82. 請求項80に記載の方法において、
    前記チューブが前記包囲部材と交差する前記位置を感知して、前記交差部を感知したことに応じて前記コイルを励磁するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  83. 請求項79に記載の方法において、
    前記チューブが前記包囲部材と交差する前記位置を決定し、前記交差部を決定したことに応じて前記コイルを励磁するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  84. 請求項80に記載の方法において、
    前記チューブが前記包囲部材と交差する前記位置を決定し、前記交差部を決定したことに応じて前記コイルを励磁するステップをさらに含んでいることを特徴とする方法。
  85. チューブ式熱伝達システムに使用されるチューブ束であって:
    複数の孔部を画成する複数の壁面をそれぞれ含む複数のシートと;
    前記複数の孔部のそれぞれ内に配置される導電チューブと;を備え、
    前記導電チューブが、少なくとも1つの前記複数の壁面が前記チューブを包囲する複数の位置のそれぞれにおいて拡大された部分を含み、それによって、前記磁気で拡大された部分と該磁気で拡大された部分によって係合される前記少なくとも1つの前記複数の壁面との間に締まり嵌めが生じていることを特徴とするチューブ束。
  86. 請求項85に記載のチューブ束において、
    前記導電チューブのそれぞれがチューブ直径を含み、前記拡大された部分が前記チューブ直径より少なくとも約10〜15パーセント大きい、磁気による拡大部分直径を含んでいることを特徴とするチューブ束。
  87. 請求項85に記載のチューブ束において、
    前記複数のシートが、前記チューブ式熱伝達システムを通って流れる流体のための隔壁を提供するために、前記複数の導電チューブの周囲に配置されていることを特徴とするチューブ束。
  88. 請求項85に記載のチューブ束において、
    少なくとも2つの前記複数のシートが、前記チューブ式熱伝達システムのハウジング内に熱交換領域、入口領域及び出口領域を画成するためのチューブシートを含み、流体が前記複数の導電チューブを通って流れるようにしたことを特徴とするチューブ束。
  89. 請求項85に記載のチューブ束において、
    前記チューブ式熱伝達システムが、空気調和機、熱交換器、冷却器、ボイラーまたは吸収ユニットのうちの少なくとも1つを提供することを特徴とするチューブ束。
  90. 請求項85に記載のチューブ束において、
    前記導電チューブの連続的な修整が、実質的に維持されていることを特徴とするチューブ束。
  91. 請求項85に記載のチューブ束において、
    前記導電チューブが、連続的に修整されたチューブを含んでいることを特徴とするチューブ束。
  92. 請求項85に記載のチューブ束において、
    前記導電チューブが銅チューブを含んでいることを特徴とするチューブ束。
  93. 拡げ器アセンブリであって:
    チューブの少なくとも一部分を磁気によって包囲部材へ高めるための拡げ器と;
    前記拡げ器に接続され、前記拡げ器が前記チューブを通って移動されたときに前記包囲部材の位置を感知するためのセンサと;
    を含んでいることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
  94. 請求項93に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記直接駆動拡げ器に着脱可能に接続される第1のマウント及び第2のマウントを有するケーブルと;
    前記包囲部材を感知するために前記マウントに結合されたセンサと;
    を含んでいることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
  95. 請求項94に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記ケーブルが、前記センサをコントローラに接続するためのセンサコアを含んでいることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
  96. 請求項93に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記センサがホール効果センサであることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
  97. 請求項94に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記ケーブルが、押出形状とされているとともに、センサ束と第1の導体と第2の導体とを含み、前記第1及び第2の導体が前記回路に前記コイルを導電的に接続していることを特徴とする拡げ器アセアンブリ。
  98. 請求項93に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記直接駆動拡げ器が前記チューブシートを通って移動されたときに前記包囲部材を感知するためのセンサを含んでいることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
  99. 請求項93に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記包囲部材がシートであることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
  100. 請求項93に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記拡げ器がコイルであることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
  101. 請求項100に記載の拡げ器アセンブリにおいて、
    前記コイルがソレノイドであることを特徴とする拡げ器アセンブリ。
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