JP2006514183A - 巻取り可能なドアリーフを有する巻上げドア - Google Patents

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Abstract

上部から底部へと幅が増大し、上部にはより狭い部分及び底部にはより広い部分、そして巻取り方向に柔軟性を有するドアリーフ;ドアを導く経路;及び多数のリーフの層が接触しないようにドアリーフを巻上げる及び下げるための二つのモジュールから成る巻上げドア。そのモジュールはドアの各々の側に位置されており、同じ中心軸を有し、そしてドアが開いている及び閉じている際に、リーフのより狭い部分及びより広い部分がモジュールのより小さい部分及びより大きい部分とそれぞれかみ合うように、連続的に放射状に拡大される。

Description

本発明は、高速及び低い騒音量で作動することが出来る巻上げ工業用ドアに関する。より詳しくは、発明は、上部から底部へと幅が増大し、巻き取る方向に柔軟性を有しているドアリーフ又はブレード、ドアを導くための経路、多数のリーフの層が接触しないようにドアを巻上げる及び下げるための二つのモジュールから成り、そのモジュールはドアの各々の側に位置していて、同じ中心軸を有し、ドアが開いている及び閉じている際に、リーフのより狭い部分及びより広い部分がモジュールのより小さい部分及びより大きい部分のそれぞれとかみ合うように連続的に放射状に拡大される、巻上げドアに関する。
1970年代から、工業用に建物において素早く動作するドアを使用する大きな必要が生じてきた。このことは外部の壁面におけるものと同様に室内の開口ドアにも当てはまり、そこにおいてドアは異なる活動の間を遮蔽する、又は通風及び熱の損失を防ぐ。現在、柔軟性ドアリーフを有する巻上げドアは、そういった目的のために使用されるが、しかし、重合体又は金属のラミネートより出来たスラットから成るドアのような、より硬い構造も使用される。これらのドアは頭上で駆動するシリンダーで巻上げられ、そして重量平衡システム、引張りシステム、窓又は同様のものといった付加的な要素を設けられ得る。安全性の根拠として、巻き上げドアは安全端部保護機、安全装置、落下防止機などが設けられ得る。
上記から理解されるように、巻上げドアは異なる形式及び材質で利用可能である。一つの伝統的な設計において、ドアリーフは直接それ自体の上にあるシャフトで巻上げられる。より硬いドアの場合のこの構造が有する欠点は、すぐにスラット表面に目に見えるような傷を生じさせてしまうという磨耗であり、それは否定的な要素として考えられている。加えて、スラットは互いにいかなるパッドもなしに巻き取られるので、騒音を生じさせる。これらのドアは通常、それらのことを克服するために低速で開閉させられている。
例えばPVCのような傷つきやすい素材から成る柔軟性ドアリーフもまた、そういった磨耗の問題をこうむり得る。特許文献1は、垂直に伸長する付加的な柔軟性ストリップを駆動シャフトに適用することで、この問題が克服され得ることを開示している。カーテンがその引っ込められる位置へと巻かれる又は折りたたまれるとき、分離ストリップが互いに分離したカーテンの層を保持するために、それ自体を巻く又は折りたたむ。
特許文献2は、ドアの開口部の反対側に位置している二つのガイド軌道より成る、スラットから出来たドアを記載している。そのガイド軌道は実質的にほぼドアが開く高さを越えて伸長しており、それからドアの入り口において内部に位置するにつれ螺旋状へと次第に変わっており、そのためドアのスラットは基本的に互いに自由に動くので、結果として高速で動くドアを提供している。この設計はドアの高さの約2倍の長さのガイド経路を必要とする。層板、巻上げ、及びガイドシステムは、完全な開/閉操作の間に動くものであり、そのことは磨耗及び騒音が増大する原因となる。
関連したドアの構造が特許文献3において開示されており、それはスラットの側部上にねじで取り付けられたひと続きの支持体を設けることによって、上述された不都合を克服するというものである。それらの連結はスラットより厚い。巻き上げ操作の間、それらの支持体は互いを巻き上げ、スラットの間に隔たりを生み出す。むらのないロールを作り出すために、その連結は平均巻上げ直径に従って曲げられる。なお、このドアの設計は、巻上げられる層が直接互いに接触するために、それが騒音を出す原因となるという欠点を有している。また、結果的にそれは直径の増大を伴う。支持体は不規則な表面上で互いに巻上げられるのであり、その表面はアーチ型の形状によって部分的に補正されているだけである。このトップ−オン−トップ(top−on−top)巻上げは張力及び圧力の両方を受け、そして両外部表面は磨耗し、引き裂かれる。
特許文献4は変形可能なロールブラインド又はシェード、及び二つの並行するシャフトによって形成されるドラムから成る覆いを記載しており、それらのシャフトはブラインド又はシェードの軸に実質的に重ねられるように上部位置に、横切るように据えられている。ブラインド又はシャフトの上端は一番目のシャフトによって連結されている。二番目のシャフトは一番目のシャフトに連結されており、そして、一番目のシャフトが駆動機構によって駆動されて自由に回転しているとき、二番目のシャフトも一番目のシャフトとはわずかに異なる速度で自由に回転する。このことは、シェード又はブラインドの不安定な巻き戻しを避けるために、連続する層又はシェードやブラインドの回転が互いに接触しないようにするという巻きつき機構を提供する。その特許もまた、シェード又はブラインドのスラットの端部に軸受けを選択的に形成するために、異なる直径の側面を有するシャフトの各々の端部に取り付けられる、段のあるプーリを有することによって、連続する層又は回転の分離が獲得されるという、シェード又はブラインドを記載している。その分離はまた、シェード又はブラインドのスラットに取り付けられた端部部品を有する軸受けを形成し、スラットとは異なる長さで伸長する、二つが重ね合わされているシャフトの側面によって獲得されてよい。シェード又はブラインドのスラットの分離は、スラットの端部に取り付けられた異なる直径のローラーによって獲得されてよく、それは重ね合わされたシャフトの端部によって支えられている、同じ直径を有する独立した軌道と、反対に協同して働く。この巻取り原理の有する欠点は、複数のシャフトを必要とすること、及びシェード又はブラインドが幾つかのシャフトの周囲を通過するので巻取り速度が遅いことである。
米国特許第5,307,859号明細書 米国特許第5,484,007号明細書 国際公開第01/69032号パンフレット 米国特許第5,682,937号明細書
上記で述べられたような技術の覆いが有する欠点を避けるために、本発明はドアの開口部を覆う、ドアリーフカーテンを提供する。そのリーフは少なくとも巻上げ方向において柔軟であり、柔軟性シート材、又は実質的に硬い薄層又はスラット、又は窓のための諸部を含む組み合わせなどから成ってよい。そのリーフはその端部で導かれ、幾つかの層に巻上げられ得る。多くのドアの適用において、そのドアは垂直に作動するのであるが、平行又は角度がつけられている状況での作動も可能である。
騒音及び磨耗を最小にし、及びドアの素早い開/閉を容易にするために、リーフが特別に設計された一組の円錐形のモジュールで巻上げられ、その結果、ドアリーフの他の部分との直接の接触を避けることが重要である。本発明の目的は騒音量を減少させ、高速での開/閉を容易にすること、及び巻上げドアのそのような型に関する安全な作動性を改善することである。
本発明に従う巻上げドアの一番目の実施態様が、これから図1−4を参照して記述される。図1は、シャフト12に取り付けられており、巻いてある及び巻いていないドアにおいて使用されるモジュール10の斜視図である。別法では、シャフト12自体がモジュールの形を有し得る(示されていない)。本実施態様において、モジュール10は硬い連続する表面14を持つ円錐状螺旋という外形を有している。別法では、モジュール10が連続的に放射状に拡大され、そして増大した直径のより小さい及びより大きい部分を含む。モジュール10は図2を参照して更に記述されるであろう。
図2は閉じられている位置にある(図2の右部分を見よ)、及び開いている位置にある(図2の左部分を見よ)ドアの内部図である。図2の右部分はドアの開口部を覆っている閉じられている位置における、ドアブレード又はドアリーフ16を示している。多くのドアの適用において、ドアは図2に示されているように垂直に作動するのであるが、平行又は角度がつけられている状況での作動も考えられる。ドアリーフ16は上部から底部へと連続的に増大する幅を有する円錐形又は台形をしている。しかしこの幅の増大はまた、後に示され、そして述べられるように、段階的であってもよい。ドアリーフ16は、少なくとも巻取り方向において柔軟であり、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、登録商標ロールテックス(アルバニー インターナショナル コーポレイションより提供された製品)又は他の種類の目的に適合する巻取り可能なドア材のような、柔軟性シート材から成っていてよい。ドア材はまた、ラミネート化されているか、増強されているか、又はフィルムのような構造から成っていてもよい。ドアリーフ16は、窓部のように、その主な部のものを除いた性質を有する部を更に含んでいてよい。
図2で示されている本実施態様に従って、ドアリーフ16は一連の連結された実質的に硬い薄層、又はスラット18から成っており、そしてそれは巻取り方向においてドアに柔軟性を与えるものである。スラット18は金属又は重合体組成物、又はそれらを組み合わせたもの、あるいは目的に適合するあらゆる他の材料から成っていてよく、そして強化された構成要素から更に成っていてもよい(示されていない)。スラット18は着色されていても又は透明でもよく、あるいは様々な表面構成をしていてもよいことを注意する。本実施態様と共に、図2において良く図示されているように、スラット18は上部から底部へと連続的に増大する幅を有する。しかしこの幅の増大は、異なる実施態様との関係で後に記載されるように、別様では段階的でよい。ドアリーフ16はまた、上部から底部へと幅が増大するのに対応する、端部部分(示されていない)を含んでもよい。最終的に、ドア可動部材16は、後に他の図で示されるように、垂直の経路の中へと伸長する、その端部20に沿って導かれることを注意する。
騒音及び磨耗を最小化し、及び図2で示されるドアの安全且つ素早い開/閉を容易にするために、スラット18が巻上げ又は巻き戻しの間に接触しないように、ドアリーフ16は一組の円錐形モジュール10及び22で巻上げられる。有利なことに、前記の巻取り原理は、例えば一秒間に3メーター以上で素早くドアが動くことを可能とする。モジュール10、22は、モーター又は同様のものであってよい駆動ユニット24によって回転させられているシャフト12によって連結されていることを、更に注意する。図2で指示されているように、モジュール10、22はシャフト12のそれぞれの側に位置しており、同じ中心軸を有している。重要なことは、モジュール10,22が、ドアを開閉する際に、連続的に放射状に拡大され、ドアリーフ16の各々のより狭い及びより広い部分はモジュール10,22の各々のより小さい及びより大きい部分とかみ合うということである。この点に関して、ドアリーフの端部20はモジュール10、22の連続する螺旋状の外形と合うように形作られている。防音材26は騒音及び磨耗を減少させ、巻上げ時における保持力を増加させ、スラット18が滑ることを防ぐために、モジュール10,22の表面又はドアリーフ16に設けられてよい。
図2において、ドアリーフ16はドアの各々の側にある垂直巻上げベルト28を通して、モジュール10,22の各々に取り付けられる。しかしドアリーフ16は、ベルトではなく代わりに目的に適合する他の手段を使用する事で、直接モジュール10,22に取り付けられてよい。すなわち、本発明の主となる機能はまた、ピンで連結された層板又はスラットを有する他の通常の蝶番を付けられたドアとしても働く。
図2で例示されている本発明の実施態様において、巻上げベルト28はドアリーフ16全体に沿って取り付けられる;すなわち、ベルト28はスクリュー30又は目的に適合する他の取り付け手段を通して各々のスラット18の端部に連結される。従って、この実施態様では、巻上げベルト28が各々のスラット18の間の主な垂直の力を引き受けるので、スラット間を通常のごとく蝶番でとめることを必要とはしない。代わりに、スラット18間の連結は、後に記述されるように、ドアの閉鎖をしっかりとするために柔軟性材料によってなされてよい。別法では、ベルト28はドアの端部に沿って分離されていても、及び横向きに部分的に重なっていてもよい(示されていない)。ドアは図2で示される平衡をとるためのベルト及びスプリング32、そして引張りシステム、安全端部又はセンサー(示されていない)というような、付加的な特徴を含んでいてよいことを注意する。
図3はドアの内側から右方向を見た、閉じられている位置におけるドアの図である。螺旋状のモジュール22の段階的な増大34が示されている。スラット18は固定点36でモジュール22に取り付けられており、そして内側及び外側の垂直ガイド要素38及び38Aの各々で導かれることを注意する。ガイド38、38Aはドアの非四角の形を隠すために拡張されてよい。更に、ガイド38、38Aの間の隙間にスラット測径機を適用してもよく、そしてガイド38、38Aは耐磨耗材を充填されてよい(示されていない)。図4はドアの内側から左方向を見た、約三分の二開いているドアの図である。連続的に増大する幅を有するスラット18は、接触(部分的な重なり)しないで連続的に放射状に拡大されているモジュール10の周囲に巻かれていることが示される。
発明の二番目の実施態様は図5−7を参照して、これより説明される。図5は閉じられた位置(図5の右部分を見よ)、及び開かれた位置(図5の左部分を見よ)にあるドアの内部図である。本実施態様に従えば、ドアリーフ40は上部から下部へと段階的に幅が増大している層42,44,46から成る。各々の層は等しい幅のスラットから成ることを注意する。この実施態様でもまた、二つのモジュールそれぞれは、薄い壁で囲まれた平行しているディスクのユニットである。単純にするために、ドアの右側のディスク50,52,54からなるディスクのユニットが記載される。離れた要素56は、例えば、ディスクのユニットを補剛するために設けられる。最も小さい及び真ん中にあるディスク50、52の間の離れた要素56はまた、巻取りベルト66の取り付けのために固定地点64を努めてよい。加えて、離れた要素56はまた、ドアリーフ40を導くことを容易にする。
ドアが上げられるとき、それぞれ各々の層42,44,46は、他の層と直接に接触しないように、各々のディスク50,52,54で巻上げられる。有利なことに、ディスク50,52,54は連続的に放射状に拡大されるので、ドアが開くとき及び閉まるときに、より狭い及びより広い層42,44,46がより小さい及びより大きいディスク50、52、54それぞれとかみ合う。その関係で、ドアリーフの端部58はディスクのユニットの段階的な外形と合うように形作られる。
図5で示される本実施態様の他の要素は、図2で示される一番目の実施態様に関係して、以前に詳しく述べられたものと同様である。例えば、それぞれの左及び右側のディスクのユニットと連結するシャフト70が設けられる。別法では、シャフト70にはその中間地点において、例えばドアリーフ16の最初の回転を支持するために使用される、付加的なディスク(示されていない)が適合されるだろう。また、平衡機構60も設けられる。層42,44,46は、各々の側部にあるそれぞれに対応する巻取りベルト66を通して、各々の固定地点64にあるディスクのユニット各々に取り付けられるということ、及びそれぞれに対応するベルト66はスクリュー68又は各々のスラットに連結されている他の手段であるということもまた注意する。
騒音減少部材又は防音機62は、各々のディスクの周囲に接するように設けられる。それぞれのディスクが薄く作られている場合において、例えば、防音機62はディスクの端部で均一に両側を覆うように広げられることが出来る。この防音機62はドアを集める際の様々なリーフの直接的な機械的接触から生じる騒音を主に消す。
図6はドアの内側から右方向を見た、閉められた位置におけるドアの図である。本実施態様の巻取り機構に従って、上部スラットは以前に記載されたように巻取りベルト66を通してディスクのユニットに固定され、そして内側及び外側ガイド74,74Aで導かれるスラット72が滑ることなくディスク50,52,54に巻かれる。結果として、騒音、滑り/摩擦、及びエネルギーの損失を伴う、スラット及びディスクにおける磨耗が全て低くなる。また、各々のディスクにおいて、その最も小さい半径“S”とその最も大きい半径“L”との差は距離“D”であり、それはスラットの厚さに作動空間のための距離を加えたものに等しい。一般的に、段階、層及びディスクの数とそれらそれぞれの寸法はドアリーフの高さに従って決定される。例えば、1段及び従って2層を有する3メートルの高さのドアリーフは、約1.5メートルの周長を各々有する2つのディスクに巻かれる。
図7はドアの内側から左方向を見た、約三分の二開いているドアの図であり、そのためにもっと狭い及び真ん中にある層42,44が接触すること(部分的に重なり合うこと)なしに、最も小さい及び真ん中のディスク80,82で巻かれている。いかなるディスクの最大半径“R”も、移動部“T”における次のより大きなディスクの最小半径“R”と同じ大きさであることを注意する。(移動部とはスラットがディスクで、及び部分的に次のディスクで、部分的に巻上げられる場所のことである)結果として、スラットは連続して半径が増大するように巻上げられる。このことが望ましいパワー/トルク及びディスク80,82,84間の滑らかな移動を与える。また上部スラット86を、巻上げベルト66を通して最も小さいディスク80に固定することによって、ドアの安全な動作が保障される。それは、開いている又は閉じている位置にあるドアリーフ40の運動エネルギーが、内側及び外側のガイド74、74Aにおける力及び角度に関して、好ましく低いからである。更に、張力のみが巻上げベルト66に影響を与えるので、大きいディスクの半径はドアリーフ40に屈曲力を生じさせることがなく、そして摩擦が最小限となる。
図8は、ドアの閉鎖を堅く及び耐候性にするための、二つの隣接したスラット96を連結する柔軟性のある又は硬い材料から成る密封ストリップ90の断面図である。ストリップ90は簡単に側部からスラット96の間に挿入される、又はドアの前部から押し込まれ、そしてまた、締め要素92を含む。ストリップ90はまた、ドアを開いたり閉じたりする間に揺れ動くスラット96の間で生じる騒音を消すための、中央部分94を含む。
図9A及び9Bは、巻上げベルト102に直接連結される一般的なスラット100を示す。図9C及び9Dは、それぞれのスラット100が挿入された端部部分104を含んでいる、別の実施態様を示す。端部部分104は巻上げベルト102に連結されている。そうすることで、ドアの上部から下部へと増大する幅を持つそれぞれの端部部分104を有するだけでなく、等しい幅のスラットからドアは成ってよい。端部部分104はドアの前面又は側面から容易に維持される又は交換される、そして更に、スラット100を導くことを支援するための、耐風用フック、又は風用アンカー106を含むことを注意する。
前記された内容から理解されるように、工業用巻上げドアの修正形態は当業者にとって明らかなものであろうが、本発明のクレームの範囲を越えた修正を発明にもたらすものではないであろう。
図1は本発明の一番目の実施態様に従う、螺旋形をした硬いモジュール(左側)の斜視図である。 図2は開いているドア(図2の左)及び閉じているドア(図2の右)の内部図である。 図3は閉まっている位置で、内側から右方向にドアを見た図である。 図4は内側から左方向に約三分の二開いているドアを見た図である。 図5は二番目の実施態様に従う、開いているドア(図5の左)及び閉じているドア(図5の右)の内部図である。 図6は閉まっている位置で、内側から右方向にドアを見た図である。 図7は内側から左方向に約三分の二開いているドアを見た図である。 図8は二つの近接したスラット及び密封ストリップの断面図である。 図9Aは取り付けられたベルトを有するスラットの正面図である。 図9Bは下から見た図9Aの図である。 図9Cは端部部分が挿入されたスラット、及び端部部分が取り付けられたベルトの背面図である。 図9Dは風用のアンカーを更に含む、下から見た図9Cの図である。
符号の説明
10 モジュール
12 シャフト
14 剛性の連続する表面
16 ドアリーフ
18 スラット
20 ドアリーフ端部
22 モジュール
24 駆動ユニット
26 防音材
28 巻上げベルト
30 スクリュー
32 ベルト及びスプリング
34 段階的な増大
36 固定点
38 内側ガイド要素
38A 外側ガイド要素
40 ドアリーフ
42 層
44 層
46 層
50 ディスク
52 ディスク
54 ディスク
56 離れた要素
58 ドアリーフ端部
60 平衡機構
62 防音機
64 固定点
66 巻上げベルト
68 スクリュー
70 シャフト
72 スラット
74 内側ガイド
74A 外側ガイド
80 ディスク
82 ディスク
84 ディスク
86 スラット
90 密封ストリップ
92 締め要素
94 中央部分
96 スラット
100 スラット
102 巻上げベルト
104 端部部分
106 アンカー

Claims (36)

  1. 上部から下部へと増大する幅を持ち、上部により狭い部分及び底部により広い部分を有し、巻取り方向において柔軟性があるドアリーフ;
    ドアを導く経路;
    多数のドア層が接触しないようにドアリーフを巻上げる及び下ろすための二つのモジュール;
    から成る巻上げドアであり、そのモジュールはドアの各々の側部に設置されて、同じ中心軸を有しており、及びドアが開く及び閉じる際にドアリーフのより狭い部分及びより広い部分が、モジュールのより小さい部分及びより大きい部分とそれぞれかみ合うように、連続的に放射状に拡大される、巻上げドア。
  2. 回転シャフトはモジュールと連結されている、請求項1に記載の巻上げドア。
  3. 各々のモジュールは連続する円錐形螺旋という外部形状を有している、請求項1に記載の巻上げドア。
  4. 各々のモジュールは平行しているディスクのユニットである、請求項1に記載の巻上げドア。
  5. モジュールの表面に、又はドアリーフに直接取り付けられる防音機を有する、請求項1に記載の巻上げドア。
  6. あるディスクにおいて最も大きい直径は次のより大きなディスクにおける最も小さい直径と同じである、請求項4に記載の巻上げドア。
  7. モジュールは硬い連続する表面を有している、請求項1に記載の巻上げドア。
  8. リーフはモジュールに直接取り付けられる、請求項1に記載の巻上げドア。
  9. リーフは巻上げベルトを通してモジュールに間接的に取り付けられる、請求項1に記載の巻上げドア。
  10. 巻上げベルトはドアリーフの上部から底部へと取り付けられる、請求項9に記載の巻上げドア。
  11. シャフトはドアリーフの最初の回転を伝え、そしてモジュールは前記リーフの続く回転を伝える、請求項2に記載の巻上げドア。
  12. ドアリーフの端部はモジュールの螺旋形をした外形と連続的に適合するように形作られている、請求項1に記載の巻上げドア。
  13. ドアリーフの端部はディスクのユニットの外形と適合するように階段状になっている、請求項1に記載の巻上げドア。
  14. 一つの段及び二つのディスクのユニットを持つドアリーフを有する、請求項4に記載の巻上げドア。
  15. 二つの段及び三つのディスクのユニットを持つドアリーフを有する、請求項4に記載の巻上げドア。
  16. ドアリーフの段の数、及びディスクの数と寸法はドアの高さに基づいて決定される、請求項4に記載の巻上げドア。
  17. ドアリーフは柔軟性シート材である、請求項1に記載の巻上げドア。
  18. 材料はラミネートにされるか、増強されるか、又はフィルム状の構造をしている、請求項17に記載の巻上げドア。
  19. ドアリーフは巻取り方向に柔軟性を与える、一続きの連結された実質的に硬いスラットである、請求項1に記載の巻上げドア。
  20. スラットは金属、重合体又は増強された材料、若しくはそれらの組み合わせから成る、請求項19に記載の巻上げドア。
  21. スラットは表面構造を有している、請求項19に記載の巻上げドア。
  22. ドアリーフはリーフの主な部分のほかに、特質を有する少なくとも一つの部を含む、請求項1に記載の巻上げドア。
  23. 部は窓である、請求項22に記載の巻上げドア。
  24. ドアリーフは上部から底部へとドアの幅が増大するのに対応する端部部分を有している、請求項1に記載の巻上げドア。
  25. スラットは挿入された端部部分を有している、請求項19に記載の巻上げドア。
  26. 端部部分は巻上げベルトに取り付けられる、請求項25に記載の巻上げドア。
  27. 端部部分は風用のアンカーを含む、請求項25に記載の巻上げドア。
  28. 密封要素はスラットの間に据えられる、請求項19に記載の巻上げドア。
  29. 密封要素は機械的連結、又は接着剤から成る、請求項28に記載の巻上げドア。
  30. 密封要素はまた、スラット間の防音機としても働く、請求項28に記載の巻上げドア。
  31. 密封要素はドアの側面からスラットの間に挿入される、請求項28に記載の巻上げドア。
  32. 密封要素はドアの内側巻取り側から挿入される、請求項28に記載の巻上げドア。
  33. 傷ついた部分は、ドアが主に閉じられている位置にある間に、ドアの内側巻取り側から簡単に取り替えられる、請求項1に記載の巻上げドア。
  34. 破損したとき、傷ついたスラットは、巻上げベルトが正しい位置にある間に、ドアの内部巻取り側から簡単に取り替えられる、請求項19に記載の巻上げドア。
  35. 少なくとも一つの安全端部、センサー、引張りシステム、及び重量平衡システムを更に含む、請求項1に記載の巻上げドア。
  36. 上部から下部へと増大する幅を持ち、上部により狭い部分及び底部により広い部分を有し、巻取り方向において柔軟性があるドアリーフを設ける工程;
    ドアを導く経路を設ける工程;
    多数のドア層が接触しないようにドアリーフを巻上げる及び下ろすための二つのモジュールを設ける工程;
    から成る吊り下げ式のドアを組み立てる方法であり、そのモジュールはドアの各々の側部に設置されて、同じ中心軸を有しており、及びドアが開く及び閉じる際にドアリーフのより狭い部分及びより広い部分が、モジュールのより小さい部分及びより大きい部分とそれぞれかみ合うように、連続的に放射状に拡大される、ドアを組み立てる方法。
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