JP2006512536A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

燃料噴射弁であって、圧電式にまたは磁歪式のアクチュエータ4が設けられており、該アクチュエータは、弁座面18と協働してシール座部を形成する弁閉鎖体17を操作する。液圧的なカップラ7が設けられており、該カップラが、マスタピストン9と、スレーブピストン10と、これらの間に形成されているカップラ容積部23とを有しており、カップラ容積部は絞り24を介して補償室12に接続されている。弾性的でフレキシブルな区分13が補償室を少なくとも部分的に制限しており、カップラ容積部23と、絞り24と補償室とが液圧媒体によって充填されている。フレキシブルな区分13がプレロードによって圧力を液圧媒体に加えており、スレーブピストン10及び/又はマスタピストン9に直接的に及び/又は堅固な構成部分40,39を介して支持される圧縮ばね11の力のプレロードが、この力がカップラ容積部23を拡大する方向に向けられている。

Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の燃料噴射弁に関する。
欧州特許出願公開第0477400号明細書により、燃料噴射弁のための圧電式アクチュエータの変位変換器のための、行程方向に作用する適応型の機械的な誤差補償のための装置が公知である。この場合、アクチュエータの行程は液圧室を介して伝達される。液圧室は、所定の漏れ率を有する所定の漏れ部を有している。アクチュエータの行程は、マスタピストンを介して液圧室に導入され、スレーブピストンを介して駆動すべきエレメントに伝えられる。このエレメントは例えば燃料噴射弁の弁ニードルである。
マスタシリンダにはスレーブピストンがガイドされている。スレーブピストンはマスタシリンダも閉じており、これにより液圧室が形成されている。液圧室内にはばねが配置されている。このばねはマスタシリンダとスレーブピストンを互いに離れるように押圧する。アクチュエータがマスタシリンダに行程運動を伝えると、この行程運動は液圧室における液圧流体の圧力によりスレーブピストンに伝えられる。何故ならば、液圧室における液圧流体は圧縮されず、行程の短時間の間には、液圧流体の僅かな部分しかリングギャップから逃げないからである。アクチュエータが圧力をマスタシリンダに加えない休止段階では、スレーブピストンがばねによりシリンダから押し出され、生じる不圧によってリングギャップを介して液圧媒体が液圧室に進入し液圧室を再び充填する。これにより、液圧的なカップラは自動的に長さ伸長に合わせて、かつ圧力に基づく燃料噴射弁の膨張に合わせて調節される。液圧媒体のシールはシールリングによって行われる。
先行技術によりさらに、ベローズ状もしくは蛇腹状のシール部材により液圧媒体をシールする燃料噴射弁が公知である。
この公知の先行技術の欠点は、戻し力がばねによってのみ負荷されることにある。例えば老朽化によるばねの特性の変化が戻し力に大きく影響するので、カップラの特性にも影響がでる。さらにばねの構成サイズが大きくなる。
発明の効果
これに対して、請求項1の特徴を備えた本発明による燃料噴射弁は、カップラが簡単かつ安価に製造可能であり、僅かなコストで形成され、確実に長期使用に耐え、その特性は運転期間に殆ど依存していないという利点を有している。
従属請求項の特徴により請求項1の燃料噴射弁の有利な別の構成が得られる。
第1の有利な構成では、補償室が横方向孔を介して絞りに接続されている、及び/又は圧縮ばねが螺旋状に形成されている。これによりカップラは特に簡単に形成される。
底面によってカップラ容積部を部分的に制限しているスレーブピストンの第1のスレーブ区分をコップ状に形成することにより、又はマスタピストンにおいて第1のスレーブ区分をガイド遊びをもって軸方向にガイドすることにより、又はマスタピストンによって第1のスレーブ区分を部分的にカップ状に取り囲むことにより、又はカップ状の第1のスレーブ区分の底面に絞りを配置することにより、カップラは特にコンパクトかつ単純に安価に構成することができる。
別の構成では、絞りは、開口に絞りギャップをもってガイドされている絞り球を有している。これにより絞りを簡単に構成することができ、圧縮ばねは簡単に絞り球を介して、マスタピストンのカップラ容積部を制限する面に支持される。これによりさらに、簡単かつコンパクトな構成形式が得られる。
軸方向区分および半径方向区分による孔付きプレート状の構成およびスリーブ状の構成によりコンパクトで簡単なフレキシブル区分の固定が可能である。
簡単かつ確実で、特に気密なフレキシブル区分の固定は有利には、半径方向区分に形成された端部が、スレーブピストンに形成された第2の切欠に係合することによって、及び/又は軸方向区分に形成された端部が、マスタピストンに配置された切欠に係合することによって得られる。このことは切欠が窪み状に形成されていることにより、又は端部がクランプ固定されていることにより、又は端部が肉厚にされていることによりさらに改善される。
さらに別の構成では、フレキシブル区分の端部が内側に向かって曲げられており、この場合、この端部が窪みを形成する。有利には、この場合、端部が気密に切欠に係合する。有利には補償室の内圧がこれにより使用されて、液圧媒体を介した圧力伝達によりフレキシブル区分の端部が液密に切欠に押し付けられ、ひいては確実に継続的にシールされる。
図面
本発明の実施例を図面に簡単に示し、以下に詳しく説明する。
図1は、先行技術による燃料噴射弁の概略的な断面図を示しており、
図2は、図1に示した燃料噴射弁と類似の先行技術による燃料噴射弁のカップラの領域を示した概略的な部分断面図を示しており、
図3は、本発明による燃料噴射弁の実施例をカップラの領域で示しており、
図4は、本発明による燃料噴射弁の別の実施例を、カップラのフレキシブル区分の領域で示している。
実施例の説明
次に本発明の実施例を説明する。
本発明の有利な構成について詳しく説明する前に、より良い理解のために先行技術の燃料噴射弁の主要な構成部分を図1および図2につき簡単に説明する。この場合、同じ構成部分には複数の図面において同じ符号を付してある。
図1に示した燃料噴射弁1は、混合気圧縮型の火花点火式内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁1として形成されている。この燃料噴射弁1は、特に内燃機関の燃焼室(図示せず)に燃料を直接噴射するために適している。
燃料噴射弁1はケーシング2を有していて、このケーシング2内には、アクチュエータ被覆射出成形部3を備えた圧電式または磁歪式のアクチュエータ4が配置されている。アクチュエータ4には電気的なライン5により電圧が供給される。この電気的なライン5には、ケーシング2から突出する電気的な接続部6を形成することができる。アクチュエータ4は、流入側で液圧的なカップラ7のマスタピストン9に支持されていて、流出側でアクチュエータヘッド8に支持されている。液圧的なカップラ7はさらに1つのスレーブピストン10と、液圧的なカップラ7を所定のプレロードで負荷している圧縮ばね11と、液圧媒体が充填された補償室12とを有している。燃料は流入部14を介して中心に供給される。
カップラ7とその機能の詳しい説明は図2につき説明する。
アクチュエータヘッド8の流出側には操作体15が配置されていて、この操作体15は弁ニードル16に作用する。弁ニードル16は流出側の端部に弁閉鎖体17を有している。弁閉鎖体17は、ノズル本体19に形成されている弁座面18と協働してシール座部を形成する。戻しばね20は弁ニードル16を負荷し、アクチュエータ4が通電されていない状態では燃料噴射弁1が閉鎖状態にとどまるようにしている。戻しばね20はさらに、噴射段階後には弁ニードル16を戻すために働く。
ノズル本体19は溶接シーム21によって内側ケーシング22に位置固定されていて、この内側ケーシング22はアクチュエータ4を燃料に対してシールしている。燃料は供給部14からケーシング2と内側ケーシング22との間を通ってシール座部へと流れる。
図2には図1に示したカップラ7と似たように形成されたカップラ7が示されている。
燃料噴射弁1に設けられた液圧的なカップラ7は通常、一つにはアクチュエータ4の行程運動を弁ニードル16の行程運動へと変換するために設計されており、また一つには、アクチュエータ4とケーシング2の温度に基づく長さ変化を補償するために形成されている。このような補償は実施例に示したように、2媒体カップラとして形成されたカップラ7によって行われる。このカップラ7は、燃料に接触しない液圧媒体を有している。この場合、この液圧媒体は補償室12並びに、マスタピストン9とスレーブピストン10との間に形成されたカップラ容積部23を充填している。このカップラ容積部23は補償室12に絞り24を介して接続されている。
補償室12は、スレーブピストン10の内側および外側に配置されている。この場合、両部分は横方向孔31によって互いに接続されていて、補償室12の外側に位置する部分は、ベローズシール部材として形成されたフレキシブルな区分13によって、燃料噴射弁1を貫流する燃料に対してシールされている。
温度変化の際にはカップラ容積部23の間の液圧媒体は絞り24を介して補償室12のものと交換される。必要な充填圧はこの場合、蓄圧室32においてスレーブピストン10に配置された圧縮ばね11を介して付与される。この蓄圧室32は、第1の閉鎖体25と第2の閉鎖体26との間に配置されている。この場合、第1の閉鎖体25は、カップラ室12をシールするためのシールリング28が配置された溝27を有している。
例えば製造時にカップラ7に液圧媒体を充填するのは通路29を介して行われる。この通路は例えばプレス嵌めされた閉鎖球体30によって閉鎖することができる。
図3には、本発明により構成された燃料噴射弁1のためのカップラ7の実施例が示されている。スレーブピストン10は、コップ状の第1のスレーブ区分34で、片側で閉じられた中空円筒状のマスタピストン9に係合している。スレーブピストン10もしくは第1のスレーブ区分34はマスタピストン9内で軸方向運動可能にガイドギャップ38にガイドされている。ガイドギャップ38は比較的小さく、この場合、ガイドギャップ38を流れる液圧媒体の量は極めて小さい。別の実施例ではこのガイドギャップ38が絞り機能を有している。
この実施例ではスレーブピストン10は、第1のスレーブ区分34と第2のスレーブ区分35と接続区分33とから成っている。第1のスレーブ区分34は閉じられた端部で、マスタピストン9の底面と共にカップラ容積部23を形成している。第1のスレーブ区分34の閉じられた端部にはセンタリングされて絞り24が配置されている。絞り24はセンタリングされてコップ状の第1のスレーブ区分24の底面にはいちされた開口36と、その開口に絞りギャップ37によってガイドされた絞り球39とから成っている。
カップラ容積部23とは反対側の第1のスレーブ区分34の開かれた端部は接続区分33によって閉じられている。接続区分33はこの場合、部分的に第1のスレーブ区分34に係合していて、例えばプレス嵌めまたは溶接によって第1のスレーブ区分34に相対運動不能に接合されている。第1のスレーブ区分34に係合している接続区分33の端部と絞り球体39との間に、第1のスレーブ区分34に配置されたばね室45においてプレロードがかけられた圧縮ばね11が配置されている。
圧縮ばね11はコイル状であって、ばね受け40を介在して絞り球体39を押圧している。この場合、絞り球体39は、カップラ容積23におけるマスタピストン9の底面に支持されている。第1のスレーブ区分34及びマスタピストン9の、カップラ容積部23とは反対側の上方の端部は、ほぼ同じ高さに位置している。この場合、接続区分33はフランジ44で、第1のスレーブ区分34の上方の端部に載置されていて、部分的に第1のスレーブ区分34から突出している。フランジ44は第1のスレーブ区分34の直径とほぼ同じ直径を有している。
補償室12は、フレキシブルな区分13と、接続区分33と、フランジ44と、マスタピストン9と、第1のスレーブ区分34とによって制限されており、補償室12は、横方向孔31と、ばね室45とを介して絞り24に接続されている。フレキシブルな区分13は弾性的で、例えばエラストマまたは鋼から成っている。
この実施例では、フレキシブルな区分13は、スレーブピストン10の運動方向に向かって軸方向で延びている軸方向区分46と、スレーブピストン10の運動方向に対して半径方向に延びている半径方向区分47とに分割されている。このようにプレート状かつスリーブ状に形成されたフレキシブルな区分13の端部が肉厚にされている。フレキシブルな区分13は、半径方向区分47に形成された端部で、フランジ44の、カップラ容積部23とは反対の側に形成された第2の切欠43内に位置していて、軸方向区分46に形成された端部で、マスタピストン9の上方の端部の領域の外面に配置されている第1の切欠42内に位置している。切欠42,43は窪み状である。
半径方向区分47に形成された肉厚の端部は、接続区分33上に載置され、この接続区分33に部分的に係合している第2のスレーブ区分35によって第2の切欠43に気密に押し込まれここで固定されている。フレキシブルな区分13の軸方向区分46に形成された端部は、マスタピストン9を部分的に取り囲むスリーブ41によって第1の切欠42に気密に押し込まれここで固定される。
このスリーブ41は軸方向区分46と、半径方向区分47への移行部とをぴったりと取り囲んでおり、従ってスリーブ41は拡張制限部材として働く。スリーブは軸方向区分46の後方で減径して、上方に向かって延長されていて、この場合、第2のスレーブ区分35を少なくとも部分的に半径方向で僅かな遊びをもってぴったりと取り囲んでいる。
例えば温度に基づくアクチュエータ4の伸張の際に生じる、カップラ7に長時間にわたって軸方向で加えられる力により、液圧媒体がカップラ容積部23から絞り24を通り、ばね室45と横方向孔31とを介して補償室12へと流出することにより、カップラ容積部23は縮小される。補償室12は弾性的でダイアフラム状にフレキシブルな区分13によって部分的に制限されている。フレキシブルな区分13と圧縮ばね11のプレロードにより、カップラ容積部23を拡大させる圧力が液圧媒体に加えられる。この場合、圧縮ばね11は、液圧媒体を介して作用することなしに、堅固な構成部分のみを介してマスタピストン9とスレーブピストン10とを互いに離すように押圧する。
圧縮ばね11はばね室45の外側に配置されていても良い。
カップラ7の動力学的な剛性は特に絞りギャップ37のサイズと形状および場合によってはガイドギャップ38のサイズと形状によって決まる。
図4には、図3と類似の実施例として本発明による燃料噴射弁1の別の実施例が、カップラ7のフレキシブルな区分13の領域で示されている。図3の実施例との相違点は、フレキシブルな区分13の両端部が内側に向かって曲げられている点にある。これにより、フレキシブルな区分13の端部の、補償室12に面した側に窪み48が形成される。端部の外面は気密に切欠42,43に当接する。窪み48の形状はこの場合、例えば半円形、三角形、楕円または多角形として形成することができる。
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、燃料噴射弁1の任意の構成、特に自己発火式内燃機関のための燃料噴射弁1及び/又は内側開放式の燃料噴射弁に適している。総じて記載した特徴は互いに任意に組み合わせることができる。
先行技術による燃料噴射弁の概略的な断面図である。 図1に示した燃料噴射弁と類似の先行技術による燃料噴射弁のカップラの領域を示した概略的な部分断面図である。 本発明による燃料噴射弁の実施例をカップラの領域で示した図である。 本発明による燃料噴射弁の別の実施例を、カップラのフレキシブル区分の領域で示した図である。

Claims (23)

  1. 燃料噴射弁であって、圧電式にまたは磁歪式のアクチュエータ(4)が設けられており、該アクチュエータは、弁座面(18)と協働してシール座部を形成する弁閉鎖体(17)を操作し、液圧的なカップラ(7)が設けられており、該カップラ(7)が、マスタピストン(9)と、スレーブピストン(10)と、これらの間に形成されているカップラ容積部(23)とを有しており、カップラ容積部(23)は絞り(24)を介して補償室(12)に接続されていて、弾性的でフレキシブルな区分(13)が補償室(12)を少なくとも部分的に制限しており、カップラ容積部(23)と、絞り(24)と補償室(12)とが液圧媒体によって充填されている形式のものにおいて、
    フレキシブルな区分(13)がプレロードによって圧力を液圧媒体に加えており、スレーブピストン(10)及び/又はマスタピストン(9)に直接的に及び/又は堅固な構成部分(40,39)を介して支持される圧縮ばね(11)の力のプレロードが、この力がカップラ容積部(23)を拡大する方向に向けられていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 補償室(12)が横方向孔(31)を介して絞り(24)に接続されている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  3. 圧縮ばね(11)が螺旋状である、請求項1または2記載の燃料噴射弁。
  4. 圧縮ばね(11)がばね室(45)におけるスレーブピストン(10)に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  5. スレーブピストン(10)が、カップ状の第1のスレーブ区分(34)を有しており、該スレーブ区分(34)の底面がカップラ容積部(23)を部分的に制限している、請求項1から4までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  6. 第1のスレーブ区分(34)が軸方向で、ガイド遊び(38)をもってマスタピストン(9)においてガイドされている、請求項5記載の燃料噴射弁。
  7. マスタピストン(9)が第1のスレーブ区分(34)を部分的にカップ状に取り囲んでいる、請求項5または6記載の燃料噴射弁。
  8. 絞り(24)が、カップ状の第1のスレーブ区分(34)の底面に配置されている、請求項5から7までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  9. 絞り(24)が絞り球(39)を有しており、該絞り球が絞りギャップ(37)を持って開口部(36)においてガイドされている、請求項1から8までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  10. 圧縮ばね(11)が絞り球(39)を介して支持されている、請求項9記載の燃料噴射弁。
  11. 圧縮ばね(11)がばねプレート(40)を介して絞り球(39)に支持されている、請求項10記載の燃料噴射弁。
  12. 絞り球(39)が、マスタピストン(9)の、カップラ容積部(23)を制限する面に支持されている、請求項9から11までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  13. 補償室(12)が、フレキシブルな区分(13)とスレーブピストン(10)とマスタピストン(9)とによって制限されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  14. フレキシブルな区分(13)が、マスタピストン(10)の運動方向に対して軸方向で延びる軸方向区分(46)と、マスタピストン(10)の運動方向に対して半径方向で延びる半径方向区分(47)とを有している、請求項1から13までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  15. フレキシブルな区分(13)が孔付きプレート状でかつスリーブ状である、請求項14記載の燃料噴射弁。
  16. 半径方向区分(47)に形成された端部が、スレーブピストン(10)に形成された第2の切欠(43)に係合し、及び/又は軸方向区分(46)に形成された端部が、マスタピストン(9)に配置された第1の切欠(42)に係合する、請求項14または15記載の燃料噴射弁。
  17. 少なくとも1つの前記切欠(42,43)が窪み状である、請求項16記載の燃料噴射弁。
  18. 第2の切欠(43)が、接続区分(33)と、スレーブピストン(10)の第2のスレーブ区分(35)との間に配置されている、請求項16または17記載の燃料噴射弁。
  19. 半径方向区分(47)の端部がクランプされている、または気密にクランプされている、請求項16記載の燃料噴射弁。
  20. 軸方向区分(46)の端部が、マスタピストン(9)の外面と、マスタピストン(9)を少なくとも部分的に取り囲むスリーブ(41)との間にクランプされており、特に気密にクランプされている、請求項16から19までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  21. フレキシブルな区分(13)の端部が肉厚にされている、請求項1から20までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  22. フレキシブルな区分(13)の端部のうち少なくとも1つが内側に向かって曲げられており、これにより窪み(48)を形成している、請求項17から21までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  23. フレキシブルな区分(13)の少なくとも一方の曲げられた端部がその外面で気密に切欠(42,43)内に位置している、請求項22記載の燃料噴射弁。
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