JP2006506992A - 電子識別デバイス(トランスポンダ)使用型動物識別監視方法 - Google Patents

電子識別デバイス(トランスポンダ)使用型動物識別監視方法 Download PDF

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Abstract

電子識別デバイス(トランスポンダ)を用い動物の識別及び監視を実行する方法であって、その動物の腹膜腔内にトランスポンダを挿入するステップと、センサを用いてその動物を識別しその動物に関する情報を収集するステップと、その動物が屠殺された後屠殺場内の屠殺ラインにおいて自動プロセスを実行することによりトランスポンダを回収するステップと、を有する。トランスポンダの挿入は、開放端を有する中空管状の本体と、本体の内側で長手方向に沿い変位可能な装填物キャリアと、トランスポンダを収蔵したカプセルがその内部に装填されている中空の針を有し装填物キャリアの一端に恒久連結された装填物移送アレイと、カプセルをアプリケータ外へと押し出せるよう装填物キャリア及び針の内側で変位可能なロッドと、を備えるアプリケータにより実行する。トランスポンダが入れられるカプセルは、耐衝撃性があり生体親和的なプラスチック素材からなる保護カバー乃至鞘と、外部磁力により変位及び検出可能な鉄片とを有する。

Description

本発明は、トランスポンダを用いて監視する必要がある家畜や野生動物等の動物を、その誕生から繁殖期の終わりまで識別監視する方法に関する。
本発明は、更に、本発明に係る方法を実行する際に使用し得るトランスポンダ付きカプセルや、動物の腹腔内にトランスポンダを挿入するためのアプリケータに関する。
動物の体内にトランスポンダを埋め込んで使用する手法は既に周知技術となっている。この手法を用いれば、動物の監視、動物の身体状況や活動状況に関する情報の収集等を、遠隔地から電子的に実行できる。
本発明の背景をなす既存の技術は、基本的に、その内部にトランスポンダ等の電子デバイスが入れられた様々な素材による丸薬又はカプセルを用いて、或いはこれに代え又はこれと共にセンサを用いて、各種電磁波(好ましくは無線周波数)により動物に関する情報を送信させる技術である。動物の体内にトランスポンダを埋め込むことによって、動物の識別及び管理を動物個体別に行うことが可能になる。
現在に至る技術水準の向上は、トランスポンダ応用技術やその様々な使用方法に関する各種の文献、例えば皮下を含む様々な場所にトランスポンダを配置することを基本とする各種の特許文献を、もたらしている。例えば下記特許文献1には、その内部にトランスポンダが組み込まれたカプセルの使用方法や、その埋込又は注入(若しくは注射。以下同様)用のツールが、開示されている。
しかしながら、注入可能型トランスポンダを皮下或いは筋肉内に入れる処置には、実際上解決が難しい問題があることがわかっている。例えば、その動物が加齢乃至成長して耳や腋下や尻尾といった注入エリアが十分発達するまで待たねばならない、あまり発達していない注入エリアにトランスポンダを注入する際にはトランスポンダが損逸しないようにするため小型トランスポンダを用いざるを得ないが小型トランスポンダは読取可能距離が短い、偶然か故意かを問わず外傷事故に遭ったり押しつぶされたりすることによりトランスポンダがしばしば壊れてしまう、トランスポンダ注入中における皮膚組織又は異物の混入により感染症や膿瘍が発生するとその動物の健康状態が変化しまた注入エリアが壊死するため長く経たないうちにトランスポンダが排出され損逸してしまう、トランスポンダを注入したエリア内に結合組織カプセルが形成されトランスポンダが固定されるまでに要する期間中における身体運動の結果トランスポンダを最初に処置したエリア乃至身体組織とは異なるエリア乃至身体組織へとトランスポンダが移動してしまう、皮下又は筋肉内にトランスポンダを注入してあった場合屠殺場や死体から皮下又は筋肉内のトランスポンダを回収するのは難しく時間もかかる、誤動作若しくは故障しているトランスポンダ又はその破片若しくは部分がその動物の体の食用部分例えば肉を汚染してしまう可能性がある、等の問題である。
こういった様々な問題点があるため、注入可能型トランスポンダ特に小型トランスポンダを用いることは、家畜の飼育に当たり特に勧めることができないものとなっている。それは、注入可能型トランスポンダ特に小型トランスポンダの読取可能距離が小さく、静的及び動的条件乃至状態における効率が共に低く、屠殺場からの回収に長い時間を要するからである。
鳥や反芻動物等のように複数の胃を有する動物については、こういった問題点の多くは、下記特許文献2乃至4等の文献にて開示されている通り、セラミック丸薬にくるんだトランスポンダを用いることにより解決されている。特許文献2乃至4は、この種のカプセルやその製造方法について様々な実施形態を明示している。しかしながら、この種のトランスポンダを処置できるのは、反芻動物、擬似反芻動物並びに幾種類かの鳥に限られている。それは、その動物の体内で丸薬及びトランスポンダを恒久的に保持できる理由乃至仕組が、反芻動物及び鳥に固有の特質特に複数の胃(反芻動物であれば反芻胃(第一胃)及び蜂の巣胃(第二胃)、鳥であればそ嚢(第一胃)及び砂嚢(第二胃))を有するという特質にあるからである。従って、非反芻動物(monogastric animals:豚、犬、猫、馬等)や非常に小型の鳥には、この手法を適用できない。
このように、単純且つ安全で誕生直後からどのような動物にも中型乃至大型トランスポンダを入れることができ、死んだ又は屠殺場で屠殺された動物からトランスポンダを迅速且つ安全に回収することを可能にし、品種を問わずどのような動物の体内にもトランスポンダを注入できる汎用性のある方法は、明らかに存在していなかった。
米国特許第6186144号明細書 米国特許第4262623号明細書 国際公開パンフレットWO94/22295−A 国際公開パンフレットWO98/0125
これら全ての問題点及び不具合に対して一括した解決策を得るため、本願においては、電子識別デバイス乃至トランスポンダを用い、動物特に腹膜腔を有する動物の識別及び遠隔監視を実行する方法を提案する。本願においては、また、この方法を実施するために使用するトランスポンダ付きカプセル及びトランスポンダアプリケータをも提案する。
本質的には、本発明に係る方法は、
−動物の腹膜腔内にトランスポンダを挿入するステップと、
−センサを用いてその動物を識別しその動物に関する情報を収集するステップと、
−その動物が屠殺された後屠殺場内の屠殺ラインにおいて自動プロセスを実行することによりその動物の内蔵の加工又は不要部分若しくは残存部分の処分に当たりトランスポンダを回収するステップと、
を有することを特徴とする。
本発明に係る方法は、或いは更に、磁石による磁気的吸引によりトランスポンダを回収することを特徴とする。
動物の腹膜腔内へのトランスポンダの挿入は、
開放端を有する中空管状の本体と、この本体の内側で長手方向に沿い変位可能な中空管状の装填物キャリアと、トランスポンダを収蔵したカプセルがその内部に装填されている中空の針を有し装填物キャリアの一端に恒久連結された装填物移送アレイと、カプセルをアプリケータ外へと押し出せるよう装填物キャリア及び針の内側で変位可能なロッドと、を備えるアプリケータを用い、
まず装填物キャリアの位置を初期位置即ち針が本体内に完全に隠れる位置とし、アプリケータの開放端を動物の皮膚の表面に位置決めし、装填物キャリアをアプリケータの出口方向へと変位させることによって針をその動物の体に突き刺し、ロッドを針内で変位させることによってその動物の体内特に腹膜腔内に残るようカプセルをアプリケータから切り離し、そしてその内部にカプセルが装填されている新しい装填物移送アレイを受け入れられるよう即ちトランスポンダの挿入を再実行できる状態となるよう空になった針を装填物キャリアから抜き取る、という手順で、
実行できる。
また、好適な実施形態によれば、アプリケータの本体が、当該本体内に収容されている装填物キャリアの変位を制限する制止部材を有し、トランスポンダを挿入する先の動物のサイズ及び姿形にあわせ針のストローク長を選択及び調整できるよう、制止部材の位置が随意可変とされる。
本発明は、或いは更に、アプリケータの装填物移送アレイが装填物キャリア内にネジ止めされたことを特徴とする。
本発明の好適な実施形態によれば、アプリケータの本体の一端区間におけるピッチ断面積を当該本体の主区間におけるピッチ断面積より小さくし、本体内のどの断面位置にあるかによって弾性保持部材ひいては装填物キャリアのピッチ断面積が変化するよう弾性保持部材を装填物キャリアの一端に且つ本体と同軸に設け、針内に入る区間に比べて断面積が大きい区間をロッドに少なくとも1個設けることによって、弾性保持部材が本体のうちその断面積が小さい区間外にあるときにロッドのうちその断面積が大きい区間が装填物キャリアよりも先に出ないようにする。
本発明に係る方法を実施する際にトランスポンダを保護するために用いるカプセルは、本質的に、耐衝撃性があり生体親和的なプラスチック素材からなる保護カバー乃至鞘と、外部磁力により変位及び検出可能な鉄片と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態乃至変形例においては、カプセルが、当該カプセルを挿入するのに好都合なよう、オペレータがカプセルの逆側の端から直に圧力を加えると動物の体に孔があく鋭端を、少なくとも1個有する。
本発明の一実施形態によれば、カプセルが動物の消化器にくっつきやすくなるようカプセルの主輪郭から突き出た部材乃至ジョグルを、カプセルの外表面に設ける。
本発明に従い動物の遠隔監視及び識別を実行するに当たっては、問題となっている動物の腹膜腔内にトランスポンダを入れることが必要である。
腹膜腔内にトランスポンダを入れることは、これまでに知られている他のやり方に比べ非常に有利なことである。これは、そのようにすれば、どのような品種の動物においても体内トランスポンダ保持能力が高まり、その動物の誕生直後にトランスポンダを埋め込むことが可能となり、そしてその動物の屠殺や死亡の後におけるトランスポンダ回収作業が単純なものになるからである。
本発明に係る方法を実行する際には、本方法用に設計された装填物移送アレイ(8)内に組み込むことができる(又はそのように変形できる)限り、市場から入手できるどのようなトランスポンダでも使用できる。
現在動物の識別に使用されているトランスポンダは円筒状の外形を有しており、その長さは5〜50mm、直径は1〜5mmの範囲内である。
トランスポンダ注入は、以下に示す手順に従い、識別しようとしている動物の加齢及び大きさに応じた手段によってその動物を動けないようにし、注入先のエリアをヨウ素溶液等の噴霧によって局部消毒した上で行う:
a)その動物が若齢である場合や小型動物である場合、その動物を仰向けに寝かせて背中を下にし、肢を拡げてしっかりと固定し、必ずその動物の腹部左側に注入する。注入部位は、正中線(白線)から2cm離れ且つ(その動物の大きさによるが)臍線(umbilical scar)から尻尾の方向に2〜8cm離れた部位である。トランスポンダは小腸ループ間に直立したかたちで入る;
b)その動物が若齢且つ小型である場合や動きの少ない動物である場合、その動物の後肢を掴み、その前肢が何にも触れないよう前肢を拡げた状態で体をつり上げる。すると、消化器が腹腔内の尾部寄り部分に下がり横隔膜側に空間が生じる。注入は、上に明示した仰向けの場合と同じように行う;
c)その動物が大人である場合や重量動物である場合(図1参照)、その動物を自分の四肢で立たせて自重を自ら支えさせ、その頭部を捕まえるかシューイングフレームに入れるかして動けないようにする。腹膜腔内へのトランスポンダの挿入は、次に示すA〜Cを含む様々な注入手法により行うことができる;
A:成熟した動物の多くに対し最も容易に適用でき推奨できる手法は側方注入である。この手法による注入を行うには、その動物を拘束用の紐で縛った上で、その動物の左側又は脇腹側の下半部のうち前肢寄りで、最後部肋軟骨から20cm程の部分に、トランスポンダを注入する。乳房に近すぎるところや腹部乳腺に近すぎるところにトランスポンダを注入することは避けるべきであり、乳房列(mammary chain)を有する動物(豚等)では、乳房導管系を避けるため乳房列よりも前部寄りにトランスポンダを注入する。トランスポンダは腹部において大腸と隣り合わせに入る;
B:体にあまり厚みがない動物や背中の脂肪が非常に少ない動物(牛、羊及び山羊)に対しては、腰椎注入によって、脇腹又は腹窩のうち腰椎領域内にある部分乃至ものへの腹膜腔内注入を実行できる。注入部位は、脊椎と平行で且つフロアに直交する方向に沿い、腰椎骨の横突起から約10cmの部位である。トランスポンダは小結腸か小腸(十二指腸)の第1ループ間に入る;
C:肛門注入は、左直腸壁からの側方注入により腹膜腔にアクセスする手法である。トランスポンダは大腸の最終ループ間、膀胱の上に入る。
こういった手法によるトランスポンダ注入に適したアプリケータを提供することは、適当なエリア内に最善の精度でトランスポンダを入れられるようにする上で、またその動物の特徴乃至特性に応じトランスポンダ注入を自動的又は手動的に行い得るようにする上で、特に重要である。
そこで、図2に、本発明の好適な実施形態に係るアプリケータを示す。この図に示すアプリケータは、特に、動物の腹膜腔内にトランスポンダを入れる際に使用できる。また、この図に示したのは、その内部にトランスポンダが組み込まれたカプセル4を注入する前の準備状態である。
図示したアプリケータは中空管状の本体1を備えている。本体1は開放端を有し好ましくは円筒状とする。本体1の一端にある区間10におけるピッチ断面積は、本体1の主区間におけるピッチ断面積より小さい。また、本体1の内側には、本体1の内側で長手方向に沿い変位させ得るよう構成された中空管状の装填物キャリア2が、組み込まれている。
装填物キャリア2のストロークは、開口13と区間10の開始部位とにより制約を受けている。これは、ストロークの両端におけるピッチ断面積が、装填物キャリア2に接合されているクラウン14の幅と比べて小さいからである。
装填物キャリア2の一端には装填物移送アレイ8が連結されている。装填物移送アレイ8は中空の針3を備えており、この針3の内部には、トランスポンダを収蔵したカプセル4が装填されている。装填物キャリア2と装填物移送アレイ8の間の連結は恒久連結であるが、但し、使用上の必要性に応じて別種の装填物移送アレイ8を装填物キャリア2につなげるようにしてある。従って、使用するたびに針3を交換することができ、針3のサイズを変えることができ、また注入するトランスポンダの種類を変えることができる。特に、図示した例における装填物移送アレイ8は装填物キャリア2にネジ止めされており、従って装填物移送アレイ8の取り外しや交換を好適に行うことができる。
アプリケータを使用する際には、図2に示すように、針3が本体1から突き出さないよう装填物キャリア2及び装填物移送アレイ8の位置を整える。この初期位置乃至状態では針3が隠れているため、アプリケータを取り扱う際針3が不用意に人や動物に刺さったり傷をつけたりすることはない。また、本実施形態においては、装填物キャリア2がこの位置にあるとき伸張状態となるよう弾性部材5を構成している。従って、アプリケータの開放端を動物の体の皮膚乃至表面に位置決めした上でアプリケータをリリースすれば(即ちアプリケータの本体1に対して装填物キャリア2を可動にすれば)、縮まろうとする弾性部材5の作用によって装填物キャリア2及び針3がアプリケータの外に向かい変位し、この変位によって針3が皮膚を貫き動物の体内の所定深さ、即ち予めユーザにより決められている深さまで、刺さることとなる。
弾性部材5の役割は非常に重要である。それは、針3が動物の皮膚を貫き動物の体内に達するために必要な力が作用するよう、弾性部材5が装填物キャリア2を必要な力で変位させるからである。従って、本実施形態においては、針3を動物の皮膚に刺すために装填物キャリア2を手動変位させる必要がない。そのため、針3を動物の皮膚に刺すときに針3が動物の皮膚に十分刺さらなかったり針3がその動物を傷つけたりすることもない。
本体1は、針3が刺さる深さを随意に適切な深さに変えられるよう装填物キャリア2の変位を制限する制止部材7を、備えている。
本体1のうち制止部材7が設けられているのと同じ面即ち外側から見える面上には、ユーザに対する案内のため、トランスポンダを注入するのに最も適した制止部材7の位置を、加齢、大きさ或いは品種が異なる動物毎に表示しておくことができる。このような表示がされていれば、本アプリケータの取扱に熟練していないユーザであっても本アプリケータを好適に使用することができる。即ち、トランスポンダの注入に当たって医師その他高度な技術を有する者の手助けを要することはない。
更に、動物の体内に針3が刺さる深さを変えられるようにしつつも、装填物キャリア2の変位を制限しているため、動物の体内に針3が刺さる深さを制御乃至管理することができ、従ってその動物の腸に孔が開くことを防ぐことができる。
装填物キャリア2の端部には、弾性保持部材11が設けられている。弾性保持部材11のピッチ断面積はロッド6の区間12に比べ小さいため、アプリケータが図2に示す状態にあるときにロッド6が針3の方向に変位することがなく、従ってロッド6が針3内へと不意に挿入されカプセル4が放出されることもない。
図3及び図4に、アプリケータがリリースされた状態を示す。アプリケータがリリースされると、装填物キャリア2従って針3が長手方向に沿って変位する。その結果針3がその動物の腹膜腔内に入ったとき、装填物キャリア2は、弾性保持部材11の内側をロッド6の区間12が通り抜け得るような位置に到達する。この状態でロッド6を図4中の矢印に沿って押すと、ロッド6が針3の内部に入って針3内を変位し、針3の出口に向かって針3内のカプセル4を押し出す。すると、カプセル4がアプリケータから切り離されてその動物の腹膜腔内に入り残留することとなる。
図示した実施形態においては、弾性部材9は、図3に示すように弾性部材9が静止位置乃至静止状態にあるとき即ちロッド6に何も力が加わっていないときはロッド6が針3内に入ることがないよう、ロッド6と装填物キャリア2とを連結している。ロッド6に力が加えられるとロッド6は図4に示すように針3内に入る。力が失せれば弾性部材9は図3に示す静止位置乃至静止状態へと復帰する。
他の実施形態としては、上述の実施形態とは逆に装填物キャリア2を手動で動作させる実施形態がある。この実施形態においては、図2に示す状態乃至位置にて伸張状態とならないようアプリケータの弾性部材5を構成する。従って、縮まろうとする力が弾性部材5から作用しないため、針3を動物の体内に挿入するには図4中に矢印で示した方向に沿いロッド6を変位させることが必要である。弾性保持部材11がロッド6に及ぼす圧力により装填物キャリア2とロッド6との連結状態が維持されている間は、ロッド6を変位させれば装填物キャリア2も変位する。
本実施形態においても、先に述べた実施形態と同じく、装填物キャリア2が十分変位し弾性保持部材11が本体1の主区間内に入ると、弾性保持部材11からロッド6への押圧がやむ。この後、ロッド6を弾性保持部材11ひいては針3内で変位させることにより、カプセル4を動物の体内に入れることができる。
本実施形態によれば、装填物キャリア2の大きさを動物の大きさや品種に合わせて調整することによって、針3のストロークを所要の如く制御乃至管理することができる。
本実施形態においては、ロッド6に力を加えるのをやめた後は、伸びようとする力が弾性部材5から作用するため装填物キャリア2は図2に示した位置へと変位し、静止位置乃至静止状態となる。この状態では、針3は本体1内に完全に隠れていることとなるため、針3がユーザや動物に傷を負わせるようなことはない。
実施形態の如何によらず、カプセル4を動物の体内に入れた後トランスポンダ挿入作業を再開乃至再実行するには、装填物移送アレイ8を交換する必要がある。装填物移送アレイ8の交換を実施する際には、まずアプリケータを図5に示す位置乃至状態とした上で、本体1の区間10に設けられているボタン15を押す。すると、ロッド6の区間12に少なくとも1個設けられているジョグル16が機能し(即ちボタン15とジョグル16とが引っかかり)、ロッド6の変位を防いでその位置を固定させる。ロッド6の区間12がこの位置にある限り弾性保持部材11は区間12により制止され本体1の区間10内に入ることができないため、装填物キャリア2の位置も固定される。装填物キャリア2が固定され変位しないようになっているため、針3を装填物キャリア2に難なく通す或いはねじ込むことができる。
以上述べた手法をより完全なものにするため、トランスポンダを入れるカプセル4は、耐衝撃性があり生体親和的なプラスチック素材からなる保護カバー乃至鞘を備えたカプセル、即ちトランスポンダを収蔵しているカプセル4をくるむ精緻な保護層を備えた保護カプセルとする。この保護層を設けることによって、トランスポンダを打撃乃至損傷ひいては破壊事故から守ることができ、更にはトランスポンダ又はそのカプセルの破片乃至構成部品がその動物の体内例えば肉の中にばらまかれてしまうことを防ぐことができる。
この保護カバー乃至鞘は、例えば、堅固な素材から形成することができ、また鋭端を有する構成とすることができる。鋭端を設ければカプセル4自体を注入機構としても機能させることができる。即ち、そのカプセル4を鋭端とは逆側の端から直に加圧しただけでも動物の体に孔があくよう鋭端を設けることにより、針3を用いることが不要になる。また、溝、リング、ネジ山、テープ等、ジョグルやこれに相補的な部分を、保護カバー乃至鞘従ってカプセル4の外表面に設けることもできる。このような部分を設けることによって、カプセル4が、その動物の腸や消化器を取り巻く結合組織(縦隔)の薄膜乃至薄皮に、くっつきやすくなる。
トランスポンダ(アレイ)及びその保護カプセル乃至鞘には、外部磁力により変位及び検出可能な鉄片を組み込むことができる。このようにすれば、屠殺された又は死んだ動物の体内からトランスポンダを回収するに当たり、磁石(による吸引力)を用いた自動回収手法を適用可能になる。その際には、例えば、その動物の体内から取り出された消化器やその内容物に接する部材内又は面上に、1個又は複数個の磁石を配置する。保護カプセルにくるまれた識別デバイスが内臓に組み込まれている場合は、磁石をクリーニングエリア内に配置して処置を行う。
四本足で立つ動物を示す断面図である。 トランスポンダアプリケータデバイスの非限定的実施形態に係るトランスポンダアプリケータ、特に使用直前のトランスポンダアプリケータを示す断面図である。 リリースされた状態のトランスポンダアプリケータを示す断面図である。 カプセルが動物の体内に入った瞬間のトランスポンダアプリケータを示す断面図である。 針交換に適した状態のトランスポンダアプリケータを示す断面図である。

Claims (9)

  1. 電子識別デバイス乃至トランスポンダを用い動物の識別及び遠隔監視を実行する方法であって、
    a)その動物の腹膜腔内にトランスポンダを挿入するステップと、
    b)センサを用いてその動物を識別しその動物に関する情報を収集するステップと、
    c)その動物が屠殺された後屠殺場内の屠殺ラインにおいて自動プロセスを実行することによりその動物の内蔵の加工又は不要部分若しくは残存部分の処分に当たりトランスポンダを回収するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、磁石による磁気的吸引によりトランスポンダを回収することを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法において、
    開放端を有する中空管状の本体(1)と、本体(1)の内側で長手方向に沿い変位可能な中空管状の装填物キャリア(2)と、トランスポンダを収蔵したカプセル(4)がその内部に装填されている中空の針(3)を有し装填物キャリア(2)の一端に恒久連結された装填物移送アレイ(8)と、カプセル(4)をアプリケータ外へと押し出せるよう装填物キャリア(2)及び針(3)の内側で変位可能なロッド(6)と、を備えるアプリケータを用い、
    まず装填物キャリア(2)の位置を初期位置即ち針(3)が本体(1)内に完全に隠れる位置とし、アプリケータの開放端を動物の皮膚の表面に位置決めし、装填物キャリア(2)をアプリケータの出口方向へと変位させることによって針(3)をその動物の体に突き刺し、ロッド(6)を針(3)内で変位させることによってその動物の体内特に腹膜腔内に残るようカプセル(4)をアプリケータから切り離し、そしてその内部にカプセル(4)が装填されている新しい装填物移送アレイ(8)を受け入れられるよう即ちトランスポンダの挿入を再実行できる状態となるよう空になった針(3)を装填物キャリア(2)から抜き取る、という手順で、
    動物の腹膜腔内へのトランスポンダの挿入を実行することを特徴とする方法。
  4. 請求項3記載の方法において、アプリケータの本体(1)が、当該本体(1)内に収容されている装填物キャリア(2)の変位を制限する制止部材(7)を有し、トランスポンダを挿入する先の動物のサイズ及び姿形にあわせ針(3)のストローク長を選択及び調整できるよう、制止部材(7)の位置が随意可変なことを特徴とする方法。
  5. 請求項3又は4記載の方法において、アプリケータの装填物移送アレイ(8)が装填物キャリア(2)内にネジ止めされたことを特徴とする方法。
  6. 請求項3、4又は5記載の方法において、アプリケータの本体(1)の一端区間(10)におけるピッチ断面積を当該本体(1)の主区間におけるピッチ断面積より小さくし、本体(1)内のどの断面位置にあるかによって弾性保持部材(11)ひいては装填物キャリア(2)のピッチ断面積が変化するよう弾性保持部材(11)を装填物キャリア(2)の一端に且つ本体(1)と同軸に設け、針(3)内に入る区間に比べて断面積が大きい区間(12)をロッド(6)に少なくとも1個設けることによって、弾性保持部材(11)が本体(1)のうちその断面積が小さい区間(10)外にあるときにロッド(6)のうちその断面積が大きい区間(12)が装填物キャリア(2)よりも先に出ないようにしたことを特徴とする方法。
  7. 請求項1又は2記載の方法において、耐衝撃性があり生体親和的なプラスチック素材からなる保護カバー乃至鞘と、外部磁力により変位及び検出可能な鉄片と、を有するカプセル(4)内に、トランスポンダを入れたことを特徴とする方法。
  8. 請求項7記載の方法において、カプセル(4)が、当該カプセル(4)を挿入するのに好都合なよう、オペレータがカプセル(4)の逆側の端に直に圧力を加えると動物の体に孔があく鋭端を、少なくとも1個有することを特徴とする方法。
  9. 請求項7記載の方法において、カプセル(4)が動物の消化器にくっつきやすくなるようカプセル(4)の主輪郭から突き出た部材乃至ジョグルを、カプセル(4)の外表面に設けたことを特徴とする方法。
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