JPH07303431A - 個体管理用トランスポンダ - Google Patents
個体管理用トランスポンダInfo
- Publication number
- JPH07303431A JPH07303431A JP6098999A JP9899994A JPH07303431A JP H07303431 A JPH07303431 A JP H07303431A JP 6098999 A JP6098999 A JP 6098999A JP 9899994 A JP9899994 A JP 9899994A JP H07303431 A JPH07303431 A JP H07303431A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transponder
- capsule
- livestock
- outer capsule
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外装カプセルを家畜の体内に挿入する際に破
損しにくい構造のトランスポンダを提供することを目的
とする。 【構成】 外装カプセル3の一端Bをその他の部分より
も厚肉に形成したため、強度が必要な個所だけを強靱に
でき、全体を厚肉にして強度の向上を図った場合に問題
となる外装カプセルの大形化もなく、信頼性の向上に寄
与できる。
損しにくい構造のトランスポンダを提供することを目的
とする。 【構成】 外装カプセル3の一端Bをその他の部分より
も厚肉に形成したため、強度が必要な個所だけを強靱に
でき、全体を厚肉にして強度の向上を図った場合に問題
となる外装カプセルの大形化もなく、信頼性の向上に寄
与できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管理対象の家畜に埋設さ
れる個体管理用トランスポンダに関するものである。
れる個体管理用トランスポンダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】家畜を放牧,肥育,搾乳に利用するため
には、一頭一頭の個体識別が必要である。そのため従来
では、図5と図6に示すようにIDコードが書き込まれ
た電子回路1とアンテナ2をガラス製の外装カプセル3
に封入したトランスポンダ4を、図8の(a)に示すよ
うに挿入治具5の案内針6にセットして、トランスポン
ダ4を図8の(d)に示すように家畜7の体内に埋設し
ている。
には、一頭一頭の個体識別が必要である。そのため従来
では、図5と図6に示すようにIDコードが書き込まれ
た電子回路1とアンテナ2をガラス製の外装カプセル3
に封入したトランスポンダ4を、図8の(a)に示すよ
うに挿入治具5の案内針6にセットして、トランスポン
ダ4を図8の(d)に示すように家畜7の体内に埋設し
ている。
【0003】具体的には、図8の(b)に示すように案
内針6を家畜7に差し込み、次いで図8の(c)に示す
ようにロッド8を突き出してロッド8でトランスポンダ
4を案内針1から家畜7の体内に押し出し、図8の
(d)では挿入治具5を家畜7から引き抜いている。
内針6を家畜7に差し込み、次いで図8の(c)に示す
ようにロッド8を突き出してロッド8でトランスポンダ
4を案内針1から家畜7の体内に押し出し、図8の
(d)では挿入治具5を家畜7から引き抜いている。
【0004】トランスポンダを使用した家畜管理方法
は、トランスポンダが埋設されている部位にインタロゲ
ータを近付けてIDコードを読み出して、IDコードに
基づいて個体の特定が実施されている。具体的には、餌
槽の近くにインタロゲータを設置して餌を摂取した個体
の特定ならびに摂取量の管理、体重計の近くにインタロ
ゲータを設置して個体ごとの体重の管理などに利用され
ている。
は、トランスポンダが埋設されている部位にインタロゲ
ータを近付けてIDコードを読み出して、IDコードに
基づいて個体の特定が実施されている。具体的には、餌
槽の近くにインタロゲータを設置して餌を摂取した個体
の特定ならびに摂取量の管理、体重計の近くにインタロ
ゲータを設置して個体ごとの体重の管理などに利用され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにトランスポ
ンダ4は挿入治具5のロッド8で家畜7の体内に挿入さ
れるが、外装カプセル3は縦断面が図7の(a)に示す
ように肉厚が薄く均一で、図7の(b)に示すように先
端部の肉厚ならびに図7の(c)に示すように後端部の
肉厚も薄いのが現状である。
ンダ4は挿入治具5のロッド8で家畜7の体内に挿入さ
れるが、外装カプセル3は縦断面が図7の(a)に示す
ように肉厚が薄く均一で、図7の(b)に示すように先
端部の肉厚ならびに図7の(c)に示すように後端部の
肉厚も薄いのが現状である。
【0006】そのため、図8の(c)に示すように挿入
治具5のロッド8で家畜7の体内に挿入する際に、外装
カプセル3の後端部とロッド8との当接個所で外装カプ
セル3に破損が発生することがある。破損が発生した場
合には、外装カプセル3に封入されているアンテナ2や
電子回路1に破損が発生して動作が不良になったり、ア
ンテナ2や電子回路1に破損が発生していなくても、外
装カプセル3の内部に家畜7の体液の浸入が発生して動
作不良が発生する。
治具5のロッド8で家畜7の体内に挿入する際に、外装
カプセル3の後端部とロッド8との当接個所で外装カプ
セル3に破損が発生することがある。破損が発生した場
合には、外装カプセル3に封入されているアンテナ2や
電子回路1に破損が発生して動作が不良になったり、ア
ンテナ2や電子回路1に破損が発生していなくても、外
装カプセル3の内部に家畜7の体液の浸入が発生して動
作不良が発生する。
【0007】本発明は外装カプセル3を家畜7の体内に
挿入する際に破損しにくい構造のトランスポンダを提供
することを目的とする。
挿入する際に破損しにくい構造のトランスポンダを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の個体管理用トラ
ンスポンダは、管理対象の家畜の体内に挿入治具で挿入
されて埋設されるトランスポンダであって、外装カプセ
ルの一端をその他の部分よりも厚肉に形成したことを特
徴とする。
ンスポンダは、管理対象の家畜の体内に挿入治具で挿入
されて埋設されるトランスポンダであって、外装カプセ
ルの一端をその他の部分よりも厚肉に形成したことを特
徴とする。
【0009】
【作用】この構成によると、外装カプセルの一端をその
他の部分よりも厚肉に形成した部分に、挿入軸入治具の
ロッドを当接させて使用する。。
他の部分よりも厚肉に形成した部分に、挿入軸入治具の
ロッドを当接させて使用する。。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。図1と図2は第1の実施例を示す。
て説明する。図1と図2は第1の実施例を示す。
【0011】トランスポンダ1の外観形状は図1に示す
ように、外装カプセルの先端部Aが半球状に形成され、
挿入治具5のロッド8が当接する後端部Bは平面に形成
されている。
ように、外装カプセルの先端部Aが半球状に形成され、
挿入治具5のロッド8が当接する後端部Bは平面に形成
されている。
【0012】このガラス製の外装カプセル3の肉厚は、
図2の(a)に示す縦断面図と図2の(b)に示す先端
部Aの断面図と図2の(c)に示す後端部Bの断面図を
見て分かるように、後端部Bはその他の部分に比べて厚
肉に形成されている。
図2の(a)に示す縦断面図と図2の(b)に示す先端
部Aの断面図と図2の(c)に示す後端部Bの断面図を
見て分かるように、後端部Bはその他の部分に比べて厚
肉に形成されている。
【0013】このように外装カプセル3の後端部Bを厚
肉にすることによって、この部分の強度が高まり、従来
と同じ材質であってもロッド8から作用する外力によっ
て従来よりも破損し難く、トランスポンダ4の信頼性が
向上する。
肉にすることによって、この部分の強度が高まり、従来
と同じ材質であってもロッド8から作用する外力によっ
て従来よりも破損し難く、トランスポンダ4の信頼性が
向上する。
【0014】図3は第2の実施例を示す。第1の実施例
では外装カプセル3の後端部Bが平面に形成されていた
が、図3の(a)に示すように後端部Bの外観形状が半
球状のままで厚肉に形成することによっても同様の効果
を期待できる。
では外装カプセル3の後端部Bが平面に形成されていた
が、図3の(a)に示すように後端部Bの外観形状が半
球状のままで厚肉に形成することによっても同様の効果
を期待できる。
【0015】図4は第3の実施例を示す。第1,第2の
実施例ではトランスポンダ4の後端部の断面形状が矩形
であったが、図4に示すようにトランスポンダ4の後端
部の断面形状が円形であっても同様である。
実施例ではトランスポンダ4の後端部の断面形状が矩形
であったが、図4に示すようにトランスポンダ4の後端
部の断面形状が円形であっても同様である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によると、外装カプ
セルの一端をその他の部分よりも厚肉に形成したため、
強度が必要な個所だけを強靱にでき、外装カプセルの全
体を厚肉にして強度の向上を図った場合に問題となる外
装カプセルの大形化もなく、トランスポンダの信頼性の
向上に寄与できるものである。
セルの一端をその他の部分よりも厚肉に形成したため、
強度が必要な個所だけを強靱にでき、外装カプセルの全
体を厚肉にして強度の向上を図った場合に問題となる外
装カプセルの大形化もなく、トランスポンダの信頼性の
向上に寄与できるものである。
【図1】本発明の個体管理用トランスポンダの第1の実
施例の外観斜視図である。
施例の外観斜視図である。
【図2】同実施例の外装カプセルの断面図である。
【図3】第2の実施例の外装カプセルの断面図である。
【図4】第3の実施例の外装カプセルの外観斜視図であ
る。
る。
【図5】従来のトランスポンダの外観斜視図である。
【図6】同従来例のトランスポンダの断面図である。
【図7】同従来例の外装カプセルの断面図である。
【図8】トランスポンダの挿入過程の説明図である。
3 外装カプセル 4 トランスポン 5 挿入治具 6 案内針 7 家畜 8 ロッド A 前端部 B 後端部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01S 13/79 H04B 1/59
Claims (3)
- 【請求項1】 管理対象の家畜の体内に挿入治具で挿入
されて埋設されるトランスポンダであって、外装カプセ
ルの一端をその他の部分よりも厚肉に形成した個体管理
用トランスポンダ。 - 【請求項2】 管理対象の家畜の体内に挿入治具で挿入
されて埋設されるトランスポンダであって、外装カプセ
ルの一端をその他の部分よりも厚肉に形成し、外装カプ
セルの前記一端の外観形状を平面に形成し、外装カプセ
ルの他端部の外観形状を半球状に形成した個体管理用ト
ランスポンダ。 - 【請求項3】 外装カプセルの両端部の外観形状を共に
半球状に形成した請求項1記載の個体管理用トランスポ
ンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6098999A JPH07303431A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 個体管理用トランスポンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6098999A JPH07303431A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 個体管理用トランスポンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07303431A true JPH07303431A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14234674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6098999A Pending JPH07303431A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 個体管理用トランスポンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07303431A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006506992A (ja) * | 2002-11-25 | 2006-03-02 | ルミタグ エス エル | 電子識別デバイス(トランスポンダ)使用型動物識別監視方法 |
CN100350832C (zh) * | 2005-02-23 | 2007-11-28 | 余向明 | 活禽标志防伪方法 |
-
1994
- 1994-05-13 JP JP6098999A patent/JPH07303431A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006506992A (ja) * | 2002-11-25 | 2006-03-02 | ルミタグ エス エル | 電子識別デバイス(トランスポンダ)使用型動物識別監視方法 |
CN100350832C (zh) * | 2005-02-23 | 2007-11-28 | 余向明 | 活禽标志防伪方法 |
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