JP2006506979A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. （ａ）被検個体からのサンプル中における、１０以上のバイオマーカーの発現レベルを決定するステップと、ここで、前記バイオマーカーは図１〜７に記載されたバイオマーカー群からなる群から選択される、
   （ｂ）ステップ（ａ）の前記サンプルの前記１０以上のバイオマーカーの発現レベルと、１以上のコントロールサンプルにおける前記バイオマーカーの発現レベルとを比較するステップと、ここで、前記コントロールサンプルは、変形性関節症の症状があると決定された個体からのものである、
   を含む、被検個体の変形性関節症の症状を診断する方法であって、
   ここで、前記コントロールサンプルと比較されたステップ（ａ）の前記サンプルの前記１０以上のバイオマーカーの得られた遺伝子発現パターンが、前記被検個体の変形性関節症の症状を示すものである、方法。
2. 前記コントロールサンプルは、マーシャルのスコアシステムに基づく変形性関節症の症状があるとされた個体からのものである請求項１に記載の方法。
3. 診断される変形性関節症の症状が、顕著、中程度、軽度及び重度からなる群から選択される請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記症状が軽度であり、前記１０以上のバイオマーカーが図１、３、５、６ａ及び７ａのいずれかに記載されたバイオマーカーから選択される請求項３に記載の方法。
5. 前記症状が軽度であり、前記１０以上のバイオマーカーが図６ｂに記載されたバイオマーカーから選択される請求項３に記載の方法。
6. 前記症状が顕著であり、前記１０以上のバイオマーカーが図６ｃに記載されたバイオマーカーから選択される請求項３に記載の方法。
7. 前記症状が重度であり、前記１０以上のバイオマーカーが図２、４、５、６ｄ及び７ｂのいずれかに記載されたバイオマーカーから選択される請求項３に記載の方法。
8. 前記サンプルが、軟骨、血液及び滑液からなる群から選択される請求項１又は２に記載の方法。
9. 前記個体における１０以上のバイオマーカーの前記発現レベルが、マイクロアレイ又はリアルタイムＰＣＲから選択される技術を用いて決定される請求項１〜８のいずれか１項に記載の方法。
10. 図１〜７に記載されている核酸からなる群から選択される１以上の遺伝子を含む単離されたバイオマーカー。
11. 変形性関節症の症状の診断手段としての請求項１のバイオマーカーに相補的な配列の組成物の使用。
12. （ａ）薬剤による処理前の被検個体から第一のサンプルと処理後の前記被検個体から第二のサンプルを得るステップと、ここで、前記被検個体は変形性関節症の症状があり、
    （ｂ）前記第一のサンプルと第二のサンプルのそれぞれにおける１０以上のバイオマーカーの発現レベルを検出するステップと、ここで前記１０以上のバイオマーカーは図１〜７に記載された群から選択され、
    （ｃ）前記第一のサンプルにおける前記１０以上のバイオマーカーの発現レベルを、前記第二のサンプルにおける前記バイオマーカーの発現レベルを比較するステップと
    を含む、被検個体における変形性関節症の症状の治療のための薬剤の効果をモニターする方法であって、
    ここで、前記１０以上のバイオマーカーの得られた遺伝子発現パターンは、変形性関節症の前記症状の前記治療のための前記薬剤の効果を示す、方法。
13. 前記被検体がマーシャルのスコアシステムに基づく変形性関節症の前記症状がある請求項１２に記載の方法。
14. 診断される変形性関節症の症状が、顕著、中程度、軽度及び重度からなる群から選択される請求項１２又は１３に記載の方法。
15. 前記症状が軽度であり、前記１０以上のバイオマーカーが図１、３、５、６ａ及び７ａのいずれかに記載されたバイオマーカーから選択される請求項１４に記載の方法。
16. 前記症状が軽度であり、前記１０以上のバイオマーカーが図６ｂに記載されたバイオマーカーから選択される請求項１４に記載の方法。
17. 前記症状が顕著であり、前記１０以上のバイオマーカーが図６ｃに記載されたバイオマーカーから選択される請求項１４に記載の方法。
18. 前記症状が重度であり、前記１０以上のバイオマーカーが図２、４、５、６ｄ及び７ｂのいずれかに記載されたバイオマーカーから選択される請求項１４に記載の方法。
19. 前記サンプルが、軟骨、血液及び滑液からなる群から選択される請求項１２又は１３に記載の方法。
20. 前記個体における１０以上のバイオマーカーの前記発現レベルが、マイクロアレイ又はリアルタイムＰＣＲから選択される技術を用いて決定される請求項１２〜１９のいずれか１項に記載の方法。