JP2006506322A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2006506322A5
JP2006506322A5 JP2003584114A JP2003584114A JP2006506322A5 JP 2006506322 A5 JP2006506322 A5 JP 2006506322A5 JP 2003584114 A JP2003584114 A JP 2003584114A JP 2003584114 A JP2003584114 A JP 2003584114A JP 2006506322 A5 JP2006506322 A5 JP 2006506322A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notch
notch signaling
modulators
protein
polypeptide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003584114A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006506322A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB0207930A external-priority patent/GB0207930D0/en
Priority claimed from GB0207929A external-priority patent/GB0207929D0/en
Priority claimed from GB0212282A external-priority patent/GB0212282D0/en
Priority claimed from GB0212283A external-priority patent/GB0212283D0/en
Priority claimed from PCT/GB2002/003426 external-priority patent/WO2003011317A1/en
Priority claimed from GB0220912A external-priority patent/GB0220912D0/en
Priority claimed from GB0220913A external-priority patent/GB0220913D0/en
Priority claimed from GB0300234A external-priority patent/GB0300234D0/en
Application filed filed Critical
Priority claimed from PCT/GB2003/001525 external-priority patent/WO2003087159A2/en
Publication of JP2006506322A publication Critical patent/JP2006506322A/ja
Publication of JP2006506322A5 publication Critical patent/JP2006506322A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Claims (128)

  1. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを含む薬剤組成物。
  2. 薬剤として許容される希釈剤又は担体をさらに含む請求項1に記載の薬剤組成物。
  3. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも3個のモジュレーターを含む請求項1又は2に記載の薬剤組成物。
  4. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも約5個のモジュレーターを含む請求項3に記載の薬剤組成物。
  5. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも約10個のモジュレーターを含む請求項4に記載の薬剤組成物。
  6. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも約100個のモジュレーターを含む請求項5に記載の薬剤組成物。
  7. コンストラクトが、基体に結合した、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの多数のモジュレーターを含む請求項1〜6のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  8. 基体が、粒状基体である請求項7に記載の薬剤組成物。
  9. 粒状基体が、ビーズである請求項8に記載の薬剤組成物。
  10. ビーズが、マイクロビーズ又はマイクロスフェアである請求項9に記載の薬剤組成物。
  11. ビーズが、約0.001から約1000マイクロメートルの直径を有する請求項9又は10に記載の薬剤組成物。
  12. ビーズが、ポリマービーズである請求項11に記載の薬剤組成物。
  13. ビーズが、任意選択で変性、架橋、又は誘導体化形態であるポリスチレン、ポリアクリルアミド、ラテックス、セルロース、シリカ、デキストラン、アガロース、セルロース、ポリラクチド、又はポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)を含む請求項12に記載の薬剤組成物。
  14. ビーズが、生分解性材料を含む請求項9〜13のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  15. Notchシグナリングのモジュレーターの少なくとも1個が、Notch受容体の活性化剤である請求項1〜14のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  16. Notchシグナリングのモジュレーターの少なくとも1個が、Notchリガンド、又はその断片、誘導体、相同体、類似体、若しくは対立遺伝子変異体を含む請求項15に記載の薬剤組成物。
  17. Notchシグナリングのモジュレーターが、Delta若しくはJagged、又はその断片、誘導体、相同体、類似体、若しくは対立遺伝子変異体を含む請求項16に記載の薬剤組成物。
  18. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、Notchリガンド細胞外ドメインのセグメント及び免疫グロブリンFセグメントを含む融合タンパク質又はポリペプチドを含む請求項1〜17のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  19. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、NotchリガンドDSLドメインを含むタンパク質又はポリペプチドを含む請求項1〜18のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  20. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、NotchリガンドDSLドメイン、及び2から20のEGF様ドメインを含むタンパク質又はポリペプチドを含む請求項1〜19のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  21. Notchシグナリングを治療的に調節するための請求項1〜20のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  22. 免疫細胞活性を調節するための請求項1〜21のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  23. T細胞活性を調節するための請求項1〜22のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  24. 炎症、喘息、アレルギー、移植片拒絶、移植片対宿主病、又は自己免疫疾患の治療に用いるための請求項1〜23のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  25. 滅菌形態である請求項1〜24のいずれか一項に記載の薬剤組成物。
  26. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを投与することを含むNotchシグナリングを治療的に調節する方法。
  27. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを投与することによって、免疫細胞においてNotchシグナリングを治療的に調節する方法。
  28. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを投与することによって、免疫細胞活性を治療的に調節する方法。
  29. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを投与することによって、T細胞活性を治療的に調節する方法。
  30. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを投与することによって、炎症、喘息、アレルギー、移植片拒絶、移植片対宿主病、又は自己免疫疾患を治療する方法。
  31. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも3個のモジュレーターを含む請求項26〜30のいずれか一項に記載の方法。
  32. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも約5個のモジュレーターを含む請求項31に記載の方法。
  33. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも約10のモジュレーターを含む請求項32に記載の方法。
  34. コンストラクトが、同一でも異なっていてもよい、Notchシグナリングの少なくとも約100のモジュレーターを含む請求項32に記載の方法。
  35. コンストラクトが、基体に結合した、Notchシグナリングの同一でも異なっていてもよい多数のモジュレーターを含む請求項26〜34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 基体が、粒状基体である請求項35に記載の方法。
  37. 粒状基体が、ビーズである請求項36に記載の方法。
  38. ビーズが、マイクロビーズ、ナノビーズ、又はマイクロスフェア、又はナノスフェアである請求項37に記載の方法。
  39. ビーズが、約0.001から約1000マイクロメートルの直径を有する請求項38に記載の方法。
  40. ビーズが、ポリマービーズである請求項39に記載の方法。
  41. ビーズが、任意選択で変性、架橋、又は誘導体化形態であるポリスチレン、ポリアクリルアミド、ラテックス、セルロース、シリカ、デキストラン、アガロース、セルロース、ポリラクチド、又はポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)を含む請求項40に記載の方法。
  42. Notchシグナリングのモジュレーターが、Notch受容体の活性化剤である請求項26〜41のいずれか一項に記載の方法。
  43. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、Notchリガンド、又はその断片、誘導体、相同体、類似体、若しくは対立遺伝子変異体を含む請求項42に記載の方法。
  44. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、Delta若しくはJagged、又はその断片、誘導体、相同体、類似体、若しくは対立遺伝子変異体を含む請求項43に記載の方法。
  45. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、Notchリガンド細胞外ドメインのセグメント及び免疫グロブリンFセグメントを含む融合タンパク質又はポリペプチドを含む請求項43又は44に記載の方法。
  46. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、DSL又はEGF様ドメインを含むタンパク質又はポリペプチドを含む請求項26〜45のいずれか一項に記載の方法。
  47. Notchシグナリング経路のモジュレーターの少なくとも1個が、NotchリガンドDSLドメイン、及び2から20のNotchリガンドEGF様ドメインを含むタンパク質又はポリペプチド、或いはそのようなタンパク質又はポリペプチドをコードするポリヌクレオチド配列を含む請求項46に記載の方法。
  48. 疾患の治療に用いる、Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクト。
  49. 免疫疾患の治療に用いる、Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを有する粒子。
  50. 免疫細胞活性を調節する薬剤の製造における、Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトの使用。
  51. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを投与することによって、免疫障害を治療する方法。
  52. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクトを含む薬剤組成物。
  53. Notchシグナリングの多数の結合、連結、又は固定化モジュレーターを含むコンストラクト、及び薬剤として許容される担体を含む薬剤組成物。
  54. 疾患の治療に用いる、Notchシグナリングの多数の結合モジュレーターを有する基体。
  55. 疾患の治療に用いる、Notchシグナリングの多数の結合モジュレーターを有する粒子。
  56. 粒状支持マトリクスに結合した、DeltaDSLドメインを含む複数のタンパク質又はポリペプチドを含む粒子。
  57. Notchシグナリングのモジュレーターを有する、in vivoでの投与に適した、薬剤として許容される支持マトリクス。
  58. Notchシグナリングの複数のモジュレーターを有する、in vivoでの投与に適した、薬剤として許容される支持マトリクス。
  59. 移植可能支持マトリクスの形態である請求項58に記載の支持マトリクス。
  60. 粒子の形態である請求項58又は59に記載の支持マトリクス。
  61. Notchリガンドを有する請求項58〜60のいずれか一項に記載の支持マトリクス。
  62. 多数のNotchリガンドタンパク質又はポリペプチドを有する請求項61に記載の支持マトリクス。
  63. 対象由来の免疫細胞を、Notchシグナリングの多数の結合モジュレーターを有する基体と接触させることによって、免疫又は炎症性障害を治療するために免疫細胞活性を調節する方法。
  64. 対象由来の免疫細胞を、Notchシグナリングの多数の結合活性化剤を有する基体と接触させることによって、免疫応答をダウンレギュレートするために免疫細胞活性を調節する方法。
  65. 対象由来の免疫細胞を、Notchシグナリングの多数の結合阻害剤を有する基体と接触させることによって、免疫応答をアップレギュレートするために免疫細胞活性を調節する方法。
  66. 免疫細胞を対象から除去する段階、及びex vivoで免疫細胞を基体と接触させる段階を含む請求項63〜65のいずれか一項に記載の方法。
  67. 免疫細胞を基体と接触させた後に、前記細胞を同一又は異なる対象に戻すさらなる段階を含む請求項63〜66のいずれか一項に記載の方法。
  68. 免疫細胞を、抗原又は抗原決定基と接触させるさらなる段階を含む請求項63〜67のいずれか一項に記載の方法。
  69. 免疫細胞を、細胞表面に提示された抗原又は抗原決定基と接触させる段階を含む請求項68に記載の方法。
  70. 免疫細胞が、末梢免疫細胞である請求項63〜69のいずれか一項に記載の方法。
  71. 免疫細胞が、T細胞、APC、又はB細胞である請求項63〜70のいずれか一項に記載の方法。
  72. 基体が、粒状基体である請求項63〜71のいずれか一項に記載の方法。
  73. 粒状基体が、ビーズである請求項72に記載の方法。
  74. ビーズが、約0.001から約1000マイクロメートルの直径を有する請求項73に記載の方法。
  75. ビーズが、ポリマービーズである請求項73又は74に記載の方法。
  76. ビーズが、任意選択で変性、架橋、又は誘導体化形態であるポリスチレン、ポリアクリルアミド、ラテックス、セルロース、シリカ、デキストラン、アガロース、セルロース、ポリラクチド、又はポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)を含む請求項75に記載の方法。
  77. Notchシグナリングのモジュレーターが、Notch受容体の活性化剤である請求項63〜76のいずれか一項に記載の方法。
  78. Notchシグナリングのモジュレーターが、Notchリガンド、又はその断片、誘導体、相同体、類似体、若しくは対立遺伝子変異体を含む請求項77に記載の方法。
  79. Notchシグナリングのモジュレーターが、Delta若しくはSerrate/Jagged、又はその断片、誘導体、相同体、類似体、若しくは対立遺伝子変異体を含む請求項78に記載の方法。
  80. Notchシグナリング経路のモジュレーターが、Notchリガンド細胞外ドメインのすべて又は一部、及び免疫グロブリンFセグメントを含む融合タンパク質又はポリペプチドを含む請求項79に記載の方法。
  81. Notchシグナリング経路のモジュレーターが、NotchリガンドDSLドメイン、及びNotchリガンドEGF様ドメインを含むタンパク質又はポリペプチドを含む請求項63〜80のいずれか一項に記載の方法。
  82. Notchシグナリング経路のモジュレーターが、NotchリガンドDSLドメイン、及び2から20のNotchリガンドEGF様ドメインを含むタンパク質又はポリペプチドを含む請求項81に記載の方法。
  83. 基体が、プレート又はウェルを含む請求項63〜82のいずれか一項に記載の方法。
  84. Notchシグナリングの1個又は複数のモジュレーターが、異種アミノ酸配列を含む請求項63〜83のいずれか一項に記載の方法。
  85. 異種アミノ酸配列が、IgFcドメインを含む請求項84に記載の方法。
  86. 免疫又は炎症性障害が、アレルギー、自己免疫疾患、癌、移植片拒絶、GvHD、又は感染症である請求項63〜85のいずれか一項に記載の方法。
  87. 粒状支持マトリクスに結合したNotchシグナリングのモジュレーターを含む粒子。
  88. 粒状支持マトリクスが、ビーズである請求項87に記載の粒子。
  89. Notchシグナリングのモジュレーターが、Notchリガンドである請求項87又は88に記載の粒子。
  90. 複数のNotchリガンドが、粒状支持マトリクスに結合している請求項89に記載の粒子。
  91. 粒状支持マトリクスに結合したNotchシグナリングのモジュレーターを含む粒子。
  92. 粒状支持マトリクスが、ビーズである請求項87に記載の粒子。
  93. Notchシグナリングのモジュレーターが、Notchリガンドである請求項87又は88に記載の粒子。
  94. 複数のNotchリガンドが、粒状支持マトリクスに結合している請求項93に記載の粒子。
  95. Notchシグナリングのモジュレーターを有する、in vivoでの投与に適した薬剤として許容される支持マトリクス。
  96. 移植可能支持マトリクスの形態である請求項95に記載の支持マトリクス。
  97. 粒子の形態である請求項96に記載の支持マトリクス。
  98. Notchリガンドを有する請求項95〜97のいずれか一項に記載の支持マトリクス。
  99. 多数のNotchリガンドを有する請求項98に記載の支持マトリクス。
  100. 本質的に以下の成分からなり、
    i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)1〜5個のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  101. 本質的に以下の成分からなり、
    i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)2〜4個のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  102. 本質的に以下の成分からなり、
    i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)2〜3個のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  103. 本質的に以下の成分からなり、
    i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)3個のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  104. i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)1〜5個であり、5個以下のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列を含み、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  105. i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)2〜4個であり、4個以下のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列を含み、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  106. i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)2〜3個であり、3個以下のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列を含み、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  107. i)NotchリガンドDSLドメイン、
    ii)3個であり、3個以下のNotchリガンドEGFドメイン、
    iii)任意選択でNotchリガンドN末端ドメインのすべて又は一部、及び
    iv)任意選択で1個又は複数の異種アミノ酸配列を含み、
    支持又は担体因子との結合に適した結合エレメントを含むタンパク質又はポリペプチド。
  108. 結合因子が、化学結合に適している請求項100〜107のいずれか一項に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  109. 結合因子が、吸着結合に適している請求項100〜107のいずれか一項に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  110. 結合因子が、タンパク質又はポリペプチドのC末端にある請求項100〜109のいずれか一項に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  111. 結合因子が、C末端システイン、アスパラギン酸、又はグルタミン酸残基である請求項100〜107のいずれか一項に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  112. DSL及びEGFドメインが、Deltaドメインである請求項100〜111のいずれか一項に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  113. DSL及びEGFドメインが、ヒトDeltaドメインである請求項112に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  114. 以下の配列の全長に沿って、以下の配列に対して少なくとも50%のアミノ酸配列類似性を有する請求項100〜113のいずれか一項に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  115. 請求項114に記載の配列の全長に沿って、請求項114に記載の配列に対して少なくとも70%のアミノ酸配列類似性を有する請求項114に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  116. 請求項114に記載の配列の全長に沿って、請求項114に記載の配列に対して少なくとも90%のアミノ酸配列類似性を有する請求項114に記載のタンパク質又はポリペプチド。
  117. 請求項100〜116のいずれかに記載のタンパク質又はポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
  118. 請求項100〜116のいずれかに記載の多数のタンパク質又はポリペプチドを有する、薬剤として許容される支持マトリクスであって、前記タンパク質が、前記マトリクスに化学結合、親和結合、又は吸着している支持マトリクス。
  119. 粒状支持マトリクスである請求項118に記載の薬剤として許容される支持マトリクス。
  120. マイクロビーズ又はナノビーズである請求項119に記載の薬剤として許容される支持マトリクス。
  121. 請求項100〜116のいずれかに記載のタンパク質又はポリペプチドに結合した薬剤として許容される支持マトリクス。
  122. 粒状形態である請求項121に記載の支持マトリクス。
  123. 請求項100〜116のいずれかに記載のタンパク質又はポリペプチドに結合したビーズ。
  124. 約0.001から約1000マイクロメートルの直径を有する請求項123に記載のビーズ。
  125. ビーズが、ポリマービーズである請求項11に記載の薬剤組成物。
  126. ビーズが、生分解性材料を含む請求項123〜125のいずれかに記載のビーズ。
  127. ビーズが、任意選択で変性、架橋、又は誘導体化形態であるポリスチレン、ポリアクリルアミド、ラテックス、セルロース、シリカ、デキストラン、アガロース、セルロース、ポリラクチド、又はポリ(メチルメタクリレート)(PMMA)を含む請求項125に記載のビーズ。
  128. 請求項123〜127のいずれか一項に記載のビーズを含む薬剤組成物。
JP2003584114A 2002-04-05 2003-04-04 内科療法 Pending JP2006506322A (ja)

Applications Claiming Priority (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB0207930A GB0207930D0 (en) 2002-04-05 2002-04-05 A method
GB0207929A GB0207929D0 (en) 2002-04-05 2002-04-05 A method
GB0212283A GB0212283D0 (en) 2002-05-28 2002-05-28 A method
GB0212282A GB0212282D0 (en) 2002-05-28 2002-05-28 A method
PCT/GB2002/003426 WO2003011317A1 (en) 2001-07-25 2002-07-25 Modulators of notch signalling for use in immunotherapy
PCT/GB2002/003397 WO2003012441A1 (en) 2001-07-25 2002-07-25 Method for detecting modulators of notch signalling
GB0220912A GB0220912D0 (en) 2002-09-10 2002-09-10 Medical treatment
GB0220913A GB0220913D0 (en) 2002-09-10 2002-09-10 Medical treatment
GB0300234A GB0300234D0 (en) 2003-01-07 2003-01-07 Medical treatment
PCT/GB2003/001525 WO2003087159A2 (en) 2002-04-05 2003-04-04 Modulators of the notch signalling pathway and uses thereof in medical treatment

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006506322A JP2006506322A (ja) 2006-02-23
JP2006506322A5 true JP2006506322A5 (ja) 2006-05-25

Family

ID=34109266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003584114A Pending JP2006506322A (ja) 2002-04-05 2003-04-04 内科療法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1492816A2 (ja)
JP (1) JP2006506322A (ja)
AU (1) AU2003226537A1 (ja)
WO (1) WO2003087159A2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0220658D0 (en) * 2002-09-05 2002-10-16 Lorantis Ltd Immunotherapy
JP2006515177A (ja) * 2002-09-10 2006-05-25 ロランティス リミテッド Notchリガンドタンパク質を含む医薬組成物及び医学的処置
WO2004060262A2 (en) * 2003-01-07 2004-07-22 Lorantis Limited Modulators of notch signalling for use in immunotherpapy
GB0300428D0 (en) * 2003-01-09 2003-02-05 Lorantis Ltd Medical treatment
JP2006517533A (ja) * 2003-01-23 2006-07-27 ロランティス リミテッド Notchシグナル伝達経路のアクチベーターを用いる自己免疫疾患の治療
WO2004083372A2 (en) * 2003-03-21 2004-09-30 Lorantis Limited Modulators of the notch signaling pathway immobilized on particles for modifying immune responses
GB0307472D0 (en) * 2003-04-01 2003-05-07 Lorantis Ltd Medical treatment
CA2525029A1 (en) 2003-05-02 2004-11-18 Health Research, Inc. Use of jag2 expression in diagnosis of plasma cell disorders
BRPI0416934A (pt) * 2003-11-26 2007-01-16 Health Research Inc método para reduzir a gravidade dos distúrbios das células plasmáticas ou para o tratamento dos distúrbios das células plamáticas, método para reduzir a dose de um agente citotóxico, e, método para reduzir a produção de il-6 ou de vegf pelos fibroblastos que se acham em contato com as células plasmáticas cancerosas
WO2005111072A2 (en) 2004-04-29 2005-11-24 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Notch-based fusion proteins and uses thereof
WO2007027226A2 (en) * 2005-04-28 2007-03-08 Board Of Regents, The University Of Texas System Systems and methods for the production of differentiated cells
US7906116B2 (en) 2005-09-01 2011-03-15 Parkash Gill Methods for using and identifying modulators of Delta-like 4
US9127085B2 (en) * 2007-08-23 2015-09-08 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Compositions of humanized notch fusion proteins and methods of treatment
US9475855B2 (en) 2008-08-22 2016-10-25 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Human Notch3 based fusion proteins as decoy inhibitors of Notch3 signaling
TW201329105A (zh) 2011-10-04 2013-07-16 Thr Trustees Of Columbia University In The City Of New York 人類notch1引誘物
EP3752602A4 (en) * 2018-02-14 2021-11-24 Sunnybrook Research Institute METHOD OF GENERATING CELLS OF THE T CELL LINE
EP3826637A4 (en) * 2018-07-26 2022-05-04 The Regents of The University of California TREATMENT OF VASCULAR OCCLUSION BY ACTIVATION OF THE NOTCH SIGNALING PATHWAY
AU2019329984A1 (en) * 2018-08-28 2021-03-11 Fred Hutchinson Cancer Center Methods and compositions for adoptive T cell therapy incorporating induced notch signaling

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2260365C (en) * 1996-07-16 2004-08-10 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Differentiation-suppressive polypeptide
GB2335194B (en) * 1996-11-07 2001-04-25 Lorantis Ltd Notch
WO2000025809A1 (en) * 1998-10-30 2000-05-11 Smith & Nephew Plc Compositions comprising notch receptor manipulating agents
EP1446424A2 (en) * 2001-11-14 2004-08-18 Lorantis Limited Composition comprising inhibitors of the notch signalling pathway for the modulation of the immune system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006506322A5 (ja)
Chui et al. Regulation of CCL2 and CCL3 expression in human brain endothelial cells by cytokines and lipopolysaccharide
Pichler Adverse side‐effects to biological agents
Hardwicke et al. Epidermal growth factor therapy and wound healing—past, present and future perspectives
KR101687506B1 (ko) 자가면역 질환의 치료 및/또는 예방 및 조절 t 세포의 형성을 위한 수단
JP2022031665A (ja) スカベンジャー粒子に関連する組成物及び方法
Yeboah et al. The development and characterization of SDF1α-elastin-like-peptide nanoparticles for wound healing
JP2019507589A5 (ja)
JP2020508329A5 (ja)
KR101466811B1 (ko) 줄기세포의 인 비보(in vivo) 이동 유도방법
Nakaji-Hirabayashi et al. Improvement of neural stem cell survival in collagen hydrogels by incorporating laminin-derived cell adhesive polypeptides
WO2005107817A3 (en) Medical device with coating for capturing genetically-altered cells and methods of using same
Addington et al. Endogenous repair signaling after brain injury and complementary bioengineering approaches to enhance neural regeneration: Supplementary issue: Stem cell biology
JP2012523438A5 (ja)
JP2008521426A5 (ja)
JP2009506762A5 (ja)
EP2196218A3 (en) Use of anti-TNFalpha antibodies and another drug
JP2006523682A5 (ja)
Adak et al. Extracellular Matrix (ECM)-mimicking neuroprotective injectable sulfo-functionalized peptide hydrogel for repairing brain injury
JP7100588B2 (ja) Clever-1、tnf-アルファおよびhla-dr結合剤を用いた免疫活性化の診断
Hettiaratchi et al. Modulated protein delivery to engineer tissue repair
Pukos et al. To be or not to be: environmental factors that drive myelin formation during development and after CNS trauma
KR20200068746A (ko) Il8의 emt 경로 차단 및 암 줄기 세포 극복(il8 bloking emt pathway and overcoming cancer stem cells)
D’Ettore et al. Functional epitope mapping of human interleukin-1 by surface plasmon resonance
Ikutani et al. Heterogeneity of group 2 innate lymphoid cells defines their pleiotropic roles in cancer, obesity, and cardiovascular diseases