JP2006505866A - データ取得の方法と装置 - Google Patents

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Abstract

データを読み出すためのシステムと方法を示す。1つの方法は、第1の回路が第2の回路から複数のデータ入力信号およびタイミング基準信号を受信するステップ、複数のオーバーサンプリングされたデータ入力信号およびオーバーサンプリングされたタイミング基準信号を生成するステップ、オーバーサンプリングされたタイミング基準信号内でビット境界範囲を決定するステップを含む。次にビット境界範囲がオーバーサンプリングされたデータ入力信号に適用されて、複数のオーバーサンプリングされたデータ入力信号から複数のデータワードを決定する。

Description

本発明は一般的にチップ間およびチップ内通信システムに関し、さらに詳しくは、本発明は電子システムのデータ取得方法およびデータ取得装置に関する。
コンピュータシステムは、コンピュータシステムのプロセッサにより使用される命令及びデータを保持するメモリデバイスを含むメモリサブシステムを含む。プロセッサは典型的にメモリサブシステムよりも高速に動作可能であるため、メモリサブシステムの動作速度はコンピュータシステムの性能に非常に大きな影響をもつ。
過去、メモリサブシステムを構成するダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)デバイスなどのメモリデバイスは、典型的に非同期デバイス、すなわち、プロセッサからの制御信号に応答してデータを格納または出力するメモリデバイスである。しかし、非同期動作により、読み出し命令および読み出しアドレス値などの制御信号をメモリデバイスが受信する時間と、データがメモリデバイスから出力されるなどのデバイスが応答する時間との間に遅延を生じる。制御信号の受信とデバイスの応答との間のこの遅延は、数サイクルのプロセッサ動作の間続き、この遅延の間、プロセッサは、典型的に、有用な機能を実行できず、結果として動作サイクルを無駄にする。
メモリからの応答を待つ間の動作サイクルを無駄にしないため、同期DRAM(SDRAM)などの同期メモリデバイスが開発された。大抵のメモリアクセスは連続していて、可能な限り速くバーストモードでデータワードをフェッチするように設計されているという事実を、SDRAMデバイスは有効に使っている。SDRAMデバイスは、プロセッサからの1制御信号に応答して数データワードまたは数データバイトの、連続またはバーストを出力することにより典型的に動作する。例えば、バーストサイクル5−1−1−1は、メモリデバイスに入力されるアドレスバス経由で最初のデータワードのアドレスのみが供給される4データワード連続転送から成る。5−1−1−1は、各データワードのバースト転送に必要なクロックサイクルの数を意味する。この例では、最初のデータワードは、命令信号の入力サイクルの後の5クロックサイクルでSDRAMデバイスから出力され、残りのデータワードは、それに続くクロックの各立ち上がりでメモリデバイスから出力されてバーストを成す。
メモリ性能を改善するために開発されたもう1つのアプローチは、ダブルデータレート(DDR)と呼ばれ、DDR DRAMメモリデバイスで使用されている。DDR DRAMデバイスでは、バースト中に、クロックサイクルの立ち上がりおよび立ち下がりの両方でデータが出力され、メモリサブシステムの動作帯域幅速度を効果的に倍にする。
図1は、従来技術にかかるDDRメモリコントローラ20の例を示すメモリアーキテクチャ10の機能ブロック図である。メモリコントローラ20は、クロック信号CLK0を生成するクロック生成回路22を含む。CLK0は偶数クロック領域レジスタ24および25、ならびに奇数クロック領域レジスタ26および27を駆動する。CLK0信号は、また、DDR DRAMブロック90に連結され、図1のブロック92で表されているように、伝搬遅延時間間隔tPDの後、DDR DRAMデバイス90のクロック入力(CLK)に入力される。
DDR DRAMデバイス90は、順に、遅延間隔tDQCを出力するクロック後、出力DQへのデータ出力信号を生成し、ブロック94により表されるもう1つの伝搬遅延tPDを経た後、遅延データ信号DQ1としてメモリコントローラ20に達する。遅延間隔tDQCKを出力するクロックの後、DDR DRAMデバイス90は、データストローブ信号として知られるデータ出力同期信号DQSも出力し、ブロック96に表されているように、これも伝搬遅延時間tPD遅延し、DQS1と呼ばれるDQS信号の遅延信号をコントローラ20が受信する。ブロック92、94および96で表される伝搬遅延は必ずしも等しくない。
コントローラ20のDQS領域回路70が、DQ1およびDQS1信号を受信する。DQ1信号はエッジトリガーデータサンプラー74および76に入力される。DQS1信号はt1遅延回路72に入力され、遅延信号DQS2を生成する。DQS2信号が立ち上がると、エッジトリガーデータサンプラー74がサンプリング能力を始動させ、DQS2信号が立ち下がると、エッジトリガーデータサンプラー76のサンプリング能力を始動させ、これらはDQ1信号の各偶数および奇数データワードをラッチする。
データ有効時間間隔tvの後、エッジトリガーデータサンプラー74は、偶数クロック領域レジスタ24に入力されるデータ信号DQ2を生成し、次に、クロック生成回路22により生成されるCLK0信号の立ち上がりで1クロック進む。また、データ有効間隔tvの後、エッジトリガーデータサンプラー76は、遅延データ信号DQ3を奇数クロック領域レジスタ26へ出力し、それは、CLK0信号の立ち下がりで1クロック進む。
図1に示されているDDRメモリコントローラ20は、133MHzより遅い速度で動作する低速メモリシステムでよく動作する。高速ソースシンクロナスメモリシステム、すなわち、ストローブまたはアドレス/データ信号により生成されるクロック信号を使用して、受信部でアドレス/データ信号をラッチまたは信号のクロックを進めるシステムにおいて、データが特定のメモリデバイスから読み込まれ、任意の付随するDQS信号は、システムクロックに対していくらかのタイミングオフセットをもってメモリコントローラに到達する。これらのわずかなタイミングオフセットが、高速メモリシステムにおいては性能を制限する要素となる。
したがって、メモリコントローラは、メモリシステムがよく管理された(所定のまたは既知の)タイミングオフセットをもつので、一般的に、ディレイ・ロックト・ループ(DLL)を使用して、DRAMデバイスまたはポイント・トゥ・ポイントDDRメモリシステムの位相オフセットを訂正する。しかし、従来技術で知られているように、DDRメモリデバイスは、マルチランクメモリシステムでも使用されており、マルチランクメモリシステムでは、1以上のメモリデバイスが同じメモリチャネルを共有する。図1に示されている従来のデバイスの読み出し動作の間、DDRメモリデバイスはNデータ(DQ)信号(典型的には8ないしは32)を、ストローブ(DQS)信号とともにコントローラ20へ送信し、それらの信号はデータ信号と立ち上がり、立ち下がりが重なる。これらのDQ/DQS信号は、コントローラに達するときまでに、DDR DRAMデバイスから入力グローバルクロック(CLK)に近い形で発生するけれども、それらは、CLKに対して、いくらかの任意の位相関係をもって到達する。この任意の位相関係は、マルチランクDDRシステムの課題を形成する。マルチランクシステムでは、ランクの中のどのデバイスがデータを送信したかにより、読み出し動作の間に、DQ/DQS信号が、CLKに対して異なる位相をもってコントローラに到達する。したがって、1クロック信号、例えばDLLによりCLKから得られるクロックを使用して、データ源にかかわらず全てのデータをサンプリングすることは非常に難しい。
したがって、望まれるのは、改良された回路トポロジーおよびマルチランクメモリシステムにおけるデータ取得の方法を提供することである。
本発明の第1の形態では、データ取得の方法が提供される。本方法は、複数の入力信号を受信するステップ、各受信入力信号に関して一連のオーバーサンプリングされた入力信号を生成するステップ、および一連の信号から少なくとも1ビットの遷移を含む1つの信号を選択するステップを含む。本方法は、さらに、選択された一連の信号を使用してビット境界範囲を決定するステップ、およびビット境界範囲を使用して各データワードが複数の入力信号のうちの1つに対応する複数のデータワードを決定するステップを含む。本発明はチップ間通信およびチップ内通信の両方に使用可能である。
本発明の第2の形態では、第2の電子回路からのデータを読み出す第1の電子回路が提供される。第1の電子回路は、第2の電子回路からの複数の入力信号を受信し、複数のオーバーサンプリングされた入力信号を生成し、複数のオーバーサンプリングされた入力信号を出力するように構成された入力サンプリング回路を含む。第1の電子回路は、さらに、複数のオーバーサンプリングされた入力信号を受信するように構成されたデータ修復回路を含む。1つの実施形態によれば、データ修復回路は、選択されたオーバーサンプリングされた入力信号の中の信号論理状態遷移位置に基づいて、複数のオーバーサンプリングされた入力信号のうちの1つを使用してビット境界範囲を決定するよう構成されたビット遷移検出回路を含む。第1の電子回路は、ビット遷移検出回路からビット境界範囲を受信し、さらに複数のオーバーサンプリングされた入力信号を受信するよう構成され、次にビット境界範囲を使用して複数のオーバーサンプリングされた入力信号からデータワードを決定するデータ抽出回路をさらに含む。本発明の1つの実施の形態では、第1の電子回路はメモリコントローラであって、第2の電子回路がメモリデバイスである。
本発明の他の特徴および利点と同様に、添付の図を参照して以下に続く詳細な説明を読むことにより、これらも当業者にとって明らかになる。
以下、添付の図を参照して発明の実施の形態を説明する。
本発明は、オーバーサンプリング技術を使用したデータ取得に関する。例えば、そのような技術は、例えばメモリシステム内に含まれるチップ間通信システムに使用可能である。そのような技術はチップ内通信システムにも使用可能である。種々の実施の形態が、DDRメモリシステムを参照してこの後に説明される。しかし、本発明はDDRメモリシステムには限定されず、この後説明される方法およびシステムは、例えばRDRAM(登録商標)、FCDRAM、およびSDRAMシステムなどの他のソースシンクロナスメモリシステムを含む他のチップ間およびチップ内通信システムにも同様に応用可能である。
図2Aは、本発明の1つの実施の形態にかかるデータ取得用の典型的なシステム200の機能ブロック図である。このシステム200は第1の回路素子218および第2の回路素子220を含む。典型的な実施の形態では、回路素子218および220は、複数の電子回路を含む1チップ上に位置する第1の電子回路および第2の電子回路であってもよい。代わりに、上記回路素子218および220は1基板上または異なる基板上に配置された2つの異なるチップに配置されてもよい。
第2の回路素子220はクロック信号CLK0を供給するように構成されたクロック源202を含む。典型的な実施の形態によれば、クロック源202は、今後多相クロック信号CLK0と呼ぶ徐々に増える位相オフセットクロック信号の組を生成するように構成されたクロック生成回路であってもよい。クロック生成回路202はチップ上のクロック生成源であってもよいし、チップ外のクロック生成源であってもよい。典型的な実施の形態によれば、クロック生成回路202で生成された多相クロック信号CLK0は「k個の」位相オフセットクロック信号を含んでもよい。クロック生成回路202は第1の回路素子へCLK1信号を供給する。図2Aに示されているように、CLK1信号は、マルチプレクサ(MUX)204により「k個の」CLK0信号から選択される。「k」の値は2以上の任意の整数であってもよく、ある実施の形態では「k」の値は、好ましくは、4、8、16などの2の乗数である。
第1の回路素子218は、出力OUT経由で第2の回路素子220に入力されるN1入力データ信号を生成する。図2Aに示されているように、第2の回路素子220は入力サンプリング回路210を含み、データ修復回路212はデータ抽出回路216およびビット遷移検出回路214を含む。入力サンプリング回路210は、クロック生成回路202により供給される位相オフセットクロック信号(CLK0)により駆動される。1つの実施の形態によれば、入力サンプリング回路210は1以上のエッジトリガーデータサンプリング回路を含んでもよい。しかし異なる実施の形態も同様に可能である。
入力サンプリング回路210は「k個の」位相オフセットクロック信号を使用して、図2にN1Sで示されたオーバーサンプリングされた入力値を生成し、続いてビット遷移検出回路214およびデータ抽出回路216へ入力される。入力サンプリング回路210は、N個の入力データ信号N1の各々に関するk回オーバーサンプリングされたN1S値を出力する。例えば、もし第1の回路素子218が8個のN1入力信号(なぜなら、この例ではN=8であるから)を出力し、k=8ならば、入力サンプリング回路210はk*n個すなわち64個のオーバーサンプリングされたN1S値を出力する。各入力信号に関し8個である。
典型的な実施の形態によれば、ビット遷移検出回路214は、選択されたN1S値内の論理状態ビット遷移を検出する入力信号の1つに対応する8組のN1S値を使用する。例えば、ビット遷移検出回路214は、入力信号N1の1つに対応するオーバーサンプリングされたN1S値の選択された組の中のビット遷移を決定する1以上のアルゴリズムを用いてプログラム可能である。
さらに、ビット遷移検出回路214は、選択されたオーバーサンプリングされた値の中で検出される論理状態ビット遷移の位置に基づいてビット境界範囲を決定する。次に、ビット遷移検出回路214は、決定されたビット境界範囲をデータ抽出回路216へ提供する。次に、データ抽出回路216は、ビット境界範囲を使用して、第1の回路素子218から出力された各入力信号N1に対応するオーバーサンプリングされた値からデータを修復する。
図2Bはメモリデバイス252に連結された典型的なメモリコントローラ250の機能ブロック図である。メモリコントローラ250は、本発明の実施の形態によれば、データ修復のために使用可能である。図2Bに示されているメモリコントローラ250はDDRメモリコントローラである。しかし、メモリコントローラ250は異なるメモリデバイスにも同様に使用可能である。さらに1つのメモリデバイス252のみが図2Bに示されているにもかかわらず、メモリデバイス252は、複数のメモリデバイスをもつメモリシステム内の第1のメモリデバイスである。
メモリコントローラ250は、CLK0信号を提供するために使用されるクロック源254を含む。典型的な実施の形態によれば、クロック源254は、CLK0信号を生成するよう構成されたクロック生成回路254であってもよい。もう1つの典型的な実施の形態によれば、クロック生成回路254は、高速クロック信号CLK0を生成する高速、低ジッタークロック源であってもよい。クロック生成回路254はチップ上のクロック生成源であってもよいし、チップ外のクロック生成源であってもよい。もしチップ上のクロック生成回路が使用されたならば、回路254は、基準に使用されるチップ外の信号と位相同期ループ(PLL)とを使用してもよい。そのような実施の形態では、PLLは基準信号のクロック周波数を乗じて、所望の高周波数クロック信号を得る。しかし、図2Aを参照して説明した多相クロック信号を生成するクロック源202のような代わりのクロック源も使用可能である。
クロック生成回路254は、さらに、CLK1信号をDDRメモリデバイス252へ供給する。図2Bに示されているように、CLK1信号は、高速クロック信号CLK0を分割して低周波数クロック信号CLK1を生成する分周器256によりCLK0信号から得られ、次に、DDRメモリデバイス252へ出力される。好ましくは、分周器256は高速クロック信号の周波数を整数kにより分割する。
読み出し動作の間、DDRメモリデバイス252は、出力DQ経由でメモリコントローラ250に入力されるN個の入力データ信号を生成する。Nは0より大きい値をもつ任意の整数と等しいけれども、典型的な実施の形態では、Nは8ないしは32に等しい。メモリコントローラ250に到達するN個のDQデータ信号は、信号がDDRメモリデバイス252から出力される時間から信号がメモリコントローラ250に入力されるまでのいくらかの伝搬遅延を経ることもある。DQ信号に加えて、DDRメモリデバイス252は、データ出力同期信号DQS(ストローブ信号)も出力し、データ出力同期信号DQSは、メモリコントローラ250に到達する前にいくらかの遅延を経ることもある。
図2Bに示されているように、入力サンプリング回路210はDQおよびDQS信号をDDRメモリデバイス252から受信する。図2Bの入力サンプリング回路210は、高速クロック信号CLK0により駆動される立ち上がり依存性回路である。入力サンプリング回路210は立ち上がり依存性回路に限定されない。入力サンプリング回路210は立ち上がり依存性および/または立ち下がり依存性回路である。代わりの実施の形態では、入力サンプリング回路210は、立ち上がりに応答する第1の入力サンプリング回路および立ち下がりにより始動する第2の入力サンプリング回路を含む。典型的な実施の形態によれば、入力サンプリング回路210は、クロック信号CLK0の全ての立ち上がりで1出力を生成する1以上のエッジトリガーデータサンプリング回路を含んでもよい。
入力サンプリング回路210は、各々DQSおよびDQSSで示されるオーバーサンプリングされたDQ値およびDQS値を生成し、それらの値は、続いてデータ修復回路212へ入力される。もしN=8ならばDDRメモリデバイス208が1つのDQS信号を伴う8個のDQ信号を提供するように、もしオーバーサンプリングレートk=8ならばオーバーサンプリングレートがkxであるように、入力サンプリング回路210は、DDRデバイス252からの8個のDQ信号入力の各々に関して8個のオーバーサンプリングされたDQS信号を出力する。加えて、入力サンプリング回路210は、DDR252から入力されたDQS信号に関して8個のオーバーサンプリングされたDQSS値を提供する。したがって、例えば、もしオーバーサンプリングレートが8xならば、入力サンプリング回路210は、全てのクロックサイクルの間に、8ビットの深さと9ビットの長さのマトリックスデータ(8DQ信号および1DQS信号)を生成する。
前の段落で説明されている典型的な実施の形態では、Nおよびkの値は等しい。しかし、Nおよびkの値は異なっていてもよい。たとえば、kは2以上の任意の整数値と等しくてもよく、Nは0より大きい任意の整数値と等しくてもよい。しかし、典型的な実施の形態によれば、kは2、4、8、16などの2の乗数に等しく、Nは8、16、ないしは32に等しい。全てのクロックサイクルの間、入力サンプリング回路210はkビットの深さ×(N+1)ビットの長さのマトリックスデータ(N個のDQ信号と1個のDQS信号)を生成する。例えば、もしk=4およびN=8ならば、入力サンプリング回路210は、全てのクロックサイクルの間に、4ビットの深さ×9ビットの長さのマトリックスデータ(8個のDQ信号と1個のDQS信号)を生成する。
データ修復回路212はビット遷移検出回路214およびデータ抽出回路216を含む。典型的な実施の形態によれば、データ修復回路212は、時間同期信号として(従来技術における典型的なDQS信号の使用法)よりも、存在検出信号としてDQSS信号を使用する。そのような実施の形態では、ビット遷移検出回路214は、オーバーサンプリングされたDQSS信号内の論理状態ビット遷移位置を検出する。例えばビット遷移検出回路214は、オーバーサンプリングされたDQSS信号内のビット遷移を検出する1以上のアルゴリズムでプログラム可能である。1つの実施の形態では、ビット遷移検出回路214は、各サンプルと一連のDQSSサンプル内の隣接するサンプルとの排他的論理和(XOR)をとることによりDQSS信号内のビット遷移を決定できる。そのような実施の形態では、もしDQSSサンプル(i)のすぐ前でビット遷移が発生したならば、XOR論理からの出力(i)はhigh(1)になる。
さらに、典型的な実施の形態によれば、ビット遷移検出回路214は、DQSS信号内で検出された論理状態ビット遷移の位置に基づいてビット境界範囲(BBR)を決定する。例えば、もしDQSS信号がビット位置2およびビット位置6で遷移しているとビット遷移検出回路214が決定したならば、ビット遷移検出回路214はビット境界範囲をビット位置3からビット位置5(3:5)までに設定する。次に、ビット遷移検出回路214は、図2Bに(BBR)で示されているように、ビット境界範囲を、データ抽出回路216に提供する。
データ抽出回路216がビット遷移検出回路214からビット境界範囲を受信したとき、データ抽出回路216は、受信したビット境界範囲を適用して、各DQ信号に対応するオーバーサンプリングされたDQS値のそれぞれの組からデータを修復する。図2Bに示されている典型的な実施の形態によれば、DDRデバイス252は1クロックサイクルあたり偶数のデータワードおよび奇数のデータワードの2つの出力を生成する。そのような実施の形態では、データ抽出回路216は、ビット境界範囲を使用して、各DQ入力に関し、どのオーバーサンプリングされた入力値が偶数および奇数データワードを生成するために使用されたかを決定し、図2BにN2で示されているように、データ修復回路212から出力される。
図3は、データ修復回路212の1つの実施の形態を示すブロック図である。図2Aおよび図2Bに示されているように、データ修復回路212は、ビット遷移検出回路214およびデータ抽出回路216を含む。図3に示されている1つの典型的な実施の形態によれば、ビット遷移検出回路214は、一連のDQSSサンプルの中で遷移を検出するXORゲート302であってもよい。特に、XORゲート302は各サンプルと隣接するサンプルとの排他的論理和をとる。例えば、もしDQSS信号が“01111000”であるならば、XORゲート302はXOR演算を(図3ではDQS7:0で示されている)DQSS信号“01111000”および(図3ではDQS8:1で示されている)DQSS信号のシフトされた信号“00111100”に適用して、出力信号“01000100”を生成する。XORゲート302の出力を使用して、ビット境界範囲(BBR)は3:5であると決定される。
次に、ビット境界範囲は、各DQ信号に対応するDQSビットを選択するために使用されて、マルチプレクサ(MUX)304により出力される。典型的な実施の形態によれば、マルチプレクサ304は、ビット遷移検出回路214により提供されるBBR信号を使用してDQS信号の複数のビットを選択する。したがって、典型的な実施の形態では、マルチプレクサ304はDQS信号のビット3からビット5を選択する。マルチプレクサ304はビット3からビット5をデータ抽出回路216へ提供する。選択されたビットを使用して、データ抽出回路216はDQの値および出力Qのような値の出力を修復する。データ抽出回路216は、例えば、同じ論理値をもつ連続入力ビットを探すことにより出力値Qを決定するデータフィルタ回路である。表1は、データフィルタ回路により使用可能な典型的な真理値表を示す。代わりに、データ抽出回路216は、例えば、投票者回路(voter circuit)であってもよい。表2は投票者回路において投票用に使用可能な典型的な真理値表を示す。表1および表2は典型的な実施の形態のみを示していて、異なる実施の形態も同様に可能である。例えば、投票者回路は、1つの出力ビットQを生成するために、表2で“a”、“b”および“c”として示される3つのビットに投票するのに限定されない。
Figure 2006505866
Figure 2006505866
図4は、図2Bで示されているように、メモリコントローラ250においてDDRメモリデバイス252から受信可能なDQ信号の典型的な組からデータを修復する典型的な処理を示すブロック図である。
入力サンプリング回路210は、DDRメモリデバイス252から、ストローブ信号(DQS)とともに8個のデータ入力信号(DQ0−DQ7)を受信する。したがってNの値は8である。次に、図2Bを参照して説明したように、入力サンプリング回路210は、クロック信号CLK0のすべての立ち上がりに関して1つの出力を生成する。kxサンプリングレートと仮定すると、そのような各信号出力は、すべてのDQ信号に関するkビットおよびDQS信号に関するkビットを含む。例えばもしオーバーサンプリングレートが8xならば、CLK0信号のすべてのクロックサイクルの間に、入力サンプリング回路210は、すべてのDQ信号に関し8ビットおよびDQS信号に関し8ビットを出力する。図4は、データ修復回路212へ入力される典型的な8ビットの深さと9ビットの長さのマトリックスデータを示す。
ビット遷移検出回路214は、DQSS信号遷移をビット位置2および6で検出する。すなわち、ビット2で“0”から“1”、およびビット6で“1”から“0”へ遷移している。1つの実施の形態では、ビット遷移検出回路214は、次に、ビット境界範囲を決定し、ビット境界範囲を投票者回路216Aへ提供する。投票者回路216Aは、次に、ビット境界範囲を使用してオーバーサンプリングされたDQ信号からデータを修復する。図4に示された実施の形態では、ビット境界範囲は3:5である。ビット境界範囲を提供する代わりに、ビット遷移検出回路214は、ビット遷移位置を投票者回路216Aへ提供してもよく、投票者回路216Aが、ビット遷移位置を使用してビット境界範囲を決定してもよい。
次に、投票者回路216Aは、ビット遷移検出回路214から受信したビット境界範囲を使用して、DDRメモリデバイス252から受信した各DQ信号に関して偶数データワードおよび奇数データワードを決定するために投票する。例えば、オーバーサンプリングされたDQ0値からの偶数データワードD0eを決定するために、投票者回路216Aは、ビット位置3からビット位置5まで、DQ0信号のビットに投票する。図4を参照すると、DQ0信号内のビット境界範囲3:5内のビットの連続は“111”であり、それらのビットに投票する投票者回路216Aは対応する出力偶数データワードが“1”であることを決定できる。投票者回路216Aは同じ方法を使用して、オーバーサンプリングされたDQ信号(DQ1−DQ7)に対応する残りの偶数データワード(D1e−D7e)を決定する。偶数データワードに対応する修復されたデータワードは、図4に示されているように、D0e=1、D1e=0、D2e=1、D3e=0、D4e=0、D5e=1、D6e=0およびD7e=1である。
同様に、DDRメモリデバイス252から受信された各DQ信号に関する奇数データワードを決定するために、投票者回路216AはDQ値のビット6からビット8に投票する。図4に示されているように、奇数データワードはD0o=0、D1o=1、D2o=1、D3o=0、D4o=1、D5o=0、D6o=0およびD7o=1である。
図5は、メモリコントローラ250で使用可能なデータ修復回路500の代わりの実施の形態を示す単純化された機能ブロック図である。データ修復回路500はビット遷移検出回路214、投票者回路216Aおよびフィルタ回路504を含む。
図5に示された典型的な実施の形態によれば、フィルタ回路504は、ビット遷移検出回路214がビット遷移を決定する前に、入力されるオーバーサンプリングされたDQS値、すなわちDQSSをフィルタリングする。例えば、フィルタ回路504は、もし2つの連続したDQSサンプルが等しければ、ビット遷移を有効なビット遷移として見なすよう構成可能である。そのような実施の形態では、例えば、もしオーバーサンプリングされたDQS入力値が“00101111”ならば、フィルタ回路504は3番目のビット位置をビット境界として無視し、フィルタリング下DQSF値“00001111”をビット遷移検出回路214に提供できる。次に、ビット遷移検出回路214は、有効なビット遷移位置をDQS信号の5ビット目に決定する。
図6は、典型的な実施の形態で使用可能なフィルタ回路600の実施の形態を示すブロック図である。フィルタ回路は、3つのDフリップフロップ602、604、610、XORゲート606およびマルチプレクサ(MUX)608を含む。図6に示されているように、Dフリップフロップ602および604は直列に接続されていて、Dフリップフロップ602の第1の入力はオーバーサンプリングされたDQS信号(DQSS)に接続されていて、第1のDフリップフロップ602の出力は第2のDフリップフロップ604の入力に接続されている。さらに、図6に示されているように、1つのクロック入力がDフリップフロップ602、604および610に接続されている。Dフリップフロップ602および604の出力は、さらに2入力XORゲート606に接続されている。最後に、MUX608の第1の入力はDフリップフロップ602の出力に接続されていて、第2の入力はDフリップフロップ610のQ出力に接続されている。MUX608の出力はDフリップフロップ610のD入力に接続されている。さらに、MUX608の選択制御入力はXORゲート606の出力に接続されている。フィルタリングされたDQSF信号は、Dフリップフロップ610のQ出力に出力される。
典型的な実施の形態によれば、もしDフリップフロップ602および604の2つの出力が同じであれば、XORゲートの出力はlow(0)であり、第1のDフリップフロップ602の出力はMUX608から出力される。もしDフリップフロップの2つの出力が異なる論理値をもてば、XORゲート606の出力はhigh(1)になり、MUX608は前の出力を維持する。したがって、例えば、もし入力が“0010”であるならば、MUX608の出力は“0000”である。典型的な実施の形態は、図6に示されたフィルタ回路600に限定されず、当業者にとって、異なるまたは同等のフィルタ回路も使用可能であることは当然である。
図7は、図2Bで示されているメモリコントローラ250に使用可能なデータ修復回路700のもう1つの代わりの実施の形態をしめすブロック図である。データ修復回路700は、フィルタ回路702、ビット遷移検出回路704およびデータ抽出回路706を含む。図7に示されているように、フィルタ回路702は、DQS信号に対応するオーバーサンプリングされたタイミング信号値と同様にDQ0−DQ7信号に対応するオーバーサンプリングされたデータ値もフィルタリングして、無効なサンプルを除去する。例えば、図5を参照して説明したように、フィルタ回路702は、ビット位置を有効なビット遷移位置とみなす前に、連続した2ビットが有効か否かを決定するよう構成可能である。図7に示されているように、フィルタ回路702は、フィルタリングされたDQSF値およびフィルタリングされたDQ0F−DQ7F値を、データ抽出回路706と同様にビット遷移検出回路704へ提供する。図6に示されているフィルタ回路600はフィルタ回路702としても使用可能である。
典型的な実施の形態によれば、ビット遷移検出回路704は、フィルタリングされたDQSおよびDQ信号とフィルタリングされていないDQSおよびDQ信号との中のビット遷移位置を検出する。例えば、フィルタリングされていないオーバーサンプリングされたDQS値が“00111100”であり、フィルタリングされていないオーバーサンプリングされたDQ0値が“01111000”であり、フィルタリングされていないDQ値が“10000111”であると仮定すると、ビット遷移検出回路604は初期にDQS信号と比較された上記DQ0およびDQ1遷移を決定し、このようにシステムの1以上の部分により入り込んだ体系的な「歪み誤り」を検出する。DQS信号に基づいて、ビット遷移検出回路704は、ビット境界範囲が4:6であることを決定できる。しかし歪み誤りのために、ビット遷移検出回路704は、ビット境界範囲を3:5に調整できる。
次に、ビット遷移検出回路704は、調整されたビット境界範囲をデータ抽出回路706に提供できて、データ抽出回路706は、範囲位置3:5の中で投票して、信号DQ0−DQ7に対応するオーバーサンプリングされたデータからデータワードを決定する。したがって、あたえられた例では、データ抽出回路706が、DQ0信号の中から偶数データワードを“1”に決定し、DQ0に対応する奇数データワードを0に決定する。同様に、DQ1の中で、偶数データワードが“0”であって、奇数データワードが“1”である。この実施の形態の中の各データワードが1つのビットまたは情報の符号から成るけれども、各データワードは1以上のそのようなビットまたは符号を含むことができる。
もう1つの実施の形態では、ビット遷移検出回路214または704は、もし第1のビット境界がオーバーサンプリングされたタイミング値の端部に近いならば、ビット境界範囲を決定するために使用可能な前のマトリックスデータを格納するよう構成可能である。例えば、DQS値が“00001111”の場合には、ビット遷移検出回路214または704は、第2のビット境界が第5のビット位置であることを決定できる。ビット遷移検出回路214または704が前のDQSサンプルと関連する入手可能な情報をもち、前のサンプルが例えば“11”である典型的な実施の形態では、2つの前のサンプルと連結されたDQS値は“1100001111”であり、ビット遷移検出回路は第1のビット位置で第1のビット境界を検出できる。
上の典型的な実施の形態は、DQS信号に対応するオーバーサンプリングされた値を使用したビット遷移位置の検出、またDQ信号に対応するオーバーサンプリングされた値の各組のデータワードを決定するビット遷移位置の使用を参照して説明してきた。典型的な実施の形態は、上に説明したように、ビット境界情報をビット遷移検出回路に提供する信号として、DQS信号を使用することに限定されない。下にさらに詳細に説明する代わりの実施の形態では、ビット遷移回路は、データ信号に対応するオーバーサンプリングされた値の1以上の組を使用して、ビット境界範囲を決定できる。そのような実施の形態では、遷移検出回路で使用されているデータ信号はロジック状態遷移をもつと仮定する。
図8は、そのようなデータ修復回路800の実施の形態を示すブロック図であって、DQデータ信号がビット境界位置を検出するために使用されている。データ修復回路800は、DQデータ信号を使用してビット境界範囲を決定するよう構成されたビット遷移検出回路802、およびビット遷移検出回路802により提供されるビット境界範囲に基づいてDQデータ信号内の出力データワードを決定するよう構成されたデータ抽出回路804を含む。
ビット遷移検出回路802とデータ抽出回路804とに入力される8個のデータ信号(DQ0−DQ7)は、図4に示されているのと同じデータ信号である。ビット遷移位置を決定するためにビット遷移検出回路214がDQS信号を使用した図4に戻って参照すると、ビット遷移検出回路214により決定されるビット境界範囲は3:5であった。次に図8を参照すると、ビット遷移検出回路802は、データ信号DQ0またはデータ信号DQ1などの論理状態ビット遷移を含むデータ信号を使用して、ビット境界範囲を決定する。データ信号DQ0またはDQ1を検査して、ビット遷移検出回路802は、DQ0またはDQ1信号内のビット2およびビット6においてビット遷移を検出し、こうして、図4に示されている実施の形態におけるように、ビット境界範囲3:5を決定する。次に、ビット遷移回路802はビット境界範囲3:5をデータ抽出回路804へ提供し、続いて、データ抽出回路804はビット境界範囲3:5を使用して、各DQ信号内のデータワードを検出できる。
ビット境界範囲検出の他の技術も、代わりに使用可能である。例えば、バイトに渡ってビット境界範囲検出を行うもう1つの方法は、既知または現在のパターンを送信するメモリデバイスまたは他の送信デバイスをもつことである。次に、もう1つの回路が既知のパターンを修復するビット境界設定を探す間、受信回路がデータをオーバーサンプリングして保持する。この例では、出力データが既知の所定のパターンと一致するまで、もう1の回路がBBR値を調整する。
さらに、従来技術で知られているように、いくつかのメモリシステムでは、スタブにシリーズ抵抗を付加し反射を抑えた高速インタフェース(SSTL)信号を使用できる。そのようなシステムでは、(DRAMデバイス)などのメモリデバイスからメモリコントローラが受信する入力データビットは、3つの区別できる電圧(信号)レベルをもち、そのレベルは論理0信号レベル、論理1信号レベルおよび待機信号レベルを含む。典型的な実施の形態によれば、SSTLを使用したメモリシステムでは、DQ信号またはDQS信号を使用して、待機状態から非待機(アクティブ)状態“0”または“1”への遷移を検出することにより、ビット遷移検出回路はビット境界範囲を決定できる。
ビット遷移検出回路は、電圧比較器を使用して、入力データ信号が、待機状態から論理0または論理1などの非待機状態へいつ遷移したかを決定する。例えば、もし“j”が待機電圧状態を表し、第1のDQ0信号が“jjj00000”であるならば、ビット遷移検出回路の比較器は、ビット位置4において、待機状態から論理0状態への信号の遷移を決定できる。次に、ビット遷移検出回路は“L”サイクルをビット遷移位置(この例ではビット位置4)に加え、“M”の現在値を使用して境界範囲を定義するように構成可能である。例えば、遷移検出回路は、“L”および“M”に関する値でプリプログラム可能であって、典型的な実施の形態では、例えば、Lの値は1サイクルに設定可能であって、Mの値は3サイクルに設定可能である。こうしてL=1かつM=3で“jjj00000”のあたえられた例を参照すると、境界範囲は5:7になる。異なる値も使用可能である。
図9は、本発明の典型的な実施の形態によるメモリデバイスからデータを読み出すためのメモリコントローラにより実行される処理900の実施の形態を示す制御フローチャートである。ステップ902で、メモリコントローラは、複数の入力信号をメモリデバイスから受信する。メモリデバイスはマルチランクメモリシステム内のDDRメモリデバイスであってもよい。さらに、メモリデバイスは、N(典型的には8ないしは32)個のデータ信号をメモリコントローラへ送信可能である。データ信号に加えて、メモリコントローラは、メモリデバイスから、入力データ信号に関連するタイミング基準信号(またはデータ出力同期信号)も受信可能である。
ステップ904で、メモリコントローラは、メモリデバイスから受信した複数の入力信号の各々に関する複数のオーバーサンプリングされた入力値を生成する。1つの実施の形態では、メモリコントローラは、メモリデバイスで使用されるクロックの倍数のクロック周波数をもつ高速クロック信号により駆動される1以上のエッジトリガーデータサンプリング回路などの入力サンプリング回路を含んでもよい。
ステップ906で、メモリコントローラは、ビット境界範囲を決定するために使用されるオーバーサンプリングされた入力値の組の1つを選択する。典型的な実施の形態によれば、メモリコントローラにより選択されたオーバーサンプリングされた入力値の組は、例えば1から0などの論理状態からの論理遷移のような、少なくとも1つの論理状態遷移をもつ。1つの実施の形態によれば、メモリコントローラは、タイミング基準信号またはデータ信号に対応するオーバーサンプリングされた値の組を選択可能である。
ステップ908で、メモリコントローラは、オーバーサンプリングされた入力値の選択された組を使用してビット境界範囲を決定する。1つの実施の形態では、メモリコントローラは、オーバーサンプリングされたタイミング基準信号を使用してビット境界範囲を決定する。代わりに、メモリコントローラは、ビット遷移を含むオーバーサンプリングされた入力データ値の1以上の組を使用してビット境界範囲を決定する。メモリコントローラは、前の図を参照して説明したように、第1にビット遷移位置を決定でき、次にビット遷移位置はビット境界範囲を決定するために使用される。
ステップ910で、メモリコントローラは、各入力データ信号に対応するオーバーサンプリングされた入力データ値からデータワードを決定する。典型的な実施の形態によれば、そうするために、メモリコントローラはビット境界範囲を使用する。例えば、DDRメモリデバイスの場合、メモリコントローラは、オーバーサンプリングされた入力データ値の各組に関する偶数データワードおよび奇数データワードを決定可能である。
ステップ912で、メモリコントローラはデータワードを出力し、方法900が終了する。
本発明は、多くの典型的な実施の形態に関連して説明してきたけれども、上の説明は本発明の範囲を特定の形式、回路配置または半導体構成に限定しようと意図するものではない。これに対して、本発明は、当業者にとって上の詳細な説明を読むことにより明らかであるそのような代替、変更および変化を含むように意図している。
さらに、説明されている実施の形態は典型的なもののみであって、ハードウェア、ソフトウェアおよびハードウェアとソフトウェアの組合せにより実施可能である。例えば、上に説明したコントローラの典型的な実施の形態は、上に説明したデータ取得の方法を実行する一連の命令によりプログラム可能である。また、ここに説明した典型的な実施の形態はメモリデバイス、メモリコントローラおよびメモリシステムに言及しているけれども、本発明はメモリシステムに限定されない。本発明は、互いに通信する2つの回路をもつ任意の電子システムで実施可能である。示された実施の形態ではhigh(1)およびlow(0)の論理状態をもつバイナリシステムを参照して説明されているけれども、本発明は多レベル信号を使用するシステムでも実施可能である。本発明は電子システムと同様に光システムでも実現可能である。
シンクロナスメモリデバイス用の従来のメモリコントローラの例を示す単純化された機能ブロック図 本発明にかかるチップ間通信システムの例を示す単純化された機能ブロック図 本発明にかかるメモリデバイス用のメモリコントローラの例を示す単純化された機能ブロック図 図2Bに示されたデータ修復回路の例を示す単純化された機能ブロック図 本発明にかかるデータ信号の典型的な集合からデータを修復する典型的な処理を示す単純化された機能ブロック図 図2Bに示されたメモリコントローラに使用可能なデータ修復回路の第2の典型的な実施の形態を示す単純化された機能ブロック図 図5に示された典型的な実施の形態に使用可能なフィルタ回路の例を示す単純化された機能ブロック図 図2Bに示されたメモリコントローラに使用可能なデータ修復回路の第3の典型的な実施の形態を示す単純化された機能ブロック図 図2Bに示されたメモリコントローラに使用可能なデータ修復回路の第4の典型的な実施の形態を示す単純化された機能ブロック図 コントローラにより実行されてメモリデバイスからのデータを修復する本発明にかかる機能の実施の形態を示す制御フローチャート
符号の説明
10 メモリアーキテクチャ
20 コントローラ
22 クロック生成回路
24 偶数クロック領域レジスタ
25 偶数クロック領域レジスタ
26 奇数クロック領域レジスタ
27 奇数クロック領域レジスタ
70 DQS領域回路
72 t1遅延回路
74 エッジトリガーデータサンプラー
76 エッジトリガーデータサンプラー
90 DDR DRAMデバイス
92 伝搬遅延ブロック
94 伝搬遅延ブロック
96 伝搬遅延ブロック
200 システム
202 クロック源
204 マルチプレクサ(MUX)
210 入力サンプリング回路
212 データ修復回路
214 ビット遷移検出回路
216 データ抽出回路
216A 投票者回路
218 第1の回路素子
220 第2の回路素子
250 メモリコントローラ
252 メモリデバイス
254 クロック生成回路
256 分周器
302 XORゲート
304 マルチプレクサ
500 データ修復回路
504 フィルタ回路
600 フィルタ回路
602 Dフリップフロップ
604 Dフリップフロップ
606 XORゲート
608 マルチプレクサ(MUX)
610 Dフリップフロップ
700 データ修復回路
702 フィルタ回路
704 ビット遷移検出回路
706 データ抽出回路
800 データ修復回路
802 ビット遷移検出回路
804 データ抽出回路
900 処理

Claims (50)

  1. データ取得の方法であって、
    複数の入力信号を受信するステップ;
    上記複数の入力信号の各々に関し一連のオーバーサンプリングされた入力値を生成するステップ;
    少なくとも1つの論理遷移をもつ上記一連のオーバーサンプリングされた入力値のうち1つを選択するステップ;
    選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値を使用してビット境界範囲を決定するステップ;および
    上記ビット境界範囲を使用して、各々が上記複数の入力信号のうち1つに対応する複数のデータワードを決定するステップ
    を含む方法。
  2. 上記受信するステップが、第1の電子回路からの複数の入力信号を、第2の電子回路から受信するステップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 上記生成するステップが、上記第2の電子回路で上記一連のオーバーサンプリングされた入力値を生成するステップを含む請求項2に記載の方法。
  4. 上記第1の電子回路が第1の半導体チップ上に配置された請求項3に記載の方法。
  5. 上記第2の電子回路が第2の半導体チップ上に配置された請求項4に記載の方法。
  6. 上記第1の電子回路がメモリコントローラ上に配置された請求項3に記載の方法。
  7. 上記第1の電子回路がメモリデバイス上に配置された請求項6に記載の方法。
  8. 選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値を使用してフィルタリングされた一連のオーバーサンプリングされた入力値を生成し;
    上記フィルタリングされた一連のオーバーサンプリングされた入力値を使用してビット境界範囲を決定する
    請求項4に記載の方法。
  9. 上記複数の入力信号がタイミング基準信号を含み、一連のオーバーサンプリングされた入力値を選択する上記ステップが、一連のオーバーサンプリングされた入力値を選択して上記ビット境界範囲を決定するステップを含む請求項1に記載の方法。
  10. 上記複数の入力信号がタイミング基準信号を含み、一連のオーバーサンプリングされた入力値を選択するステップが、上記タイミング基準信号に対応する一連のオーバーサンプリングされた入力値を選択するステップを含む請求項1に記載の方法。
  11. ビット境界範囲を決定するステップが、選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値の中の少なくとも1つのビット遷移位置を決定するステップを含む請求項1に記載の方法。
  12. 選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値が、既知の入力値の所定のパターンを含む請求項1に記載の方法。
  13. ビット境界範囲を決定する上記ステップが、出力データパターンが所定のパターンに一致するまで、ビット境界範囲値を調整するステップを含む請求項1に記載の方法。
  14. 上記メモリデバイスがダブルデータレート(DDR)メモリデバイスを含み、上記複数の入力信号の各々に対応する上記一連のオーバーサンプリングされた入力値からデータワードを決定する上記ステップが、上記複数の入力値の各々に関する偶数データワードおよび奇数データワードを決定するステップを含む請求項7に記載の方法。
  15. 上記複数のデータワードを出力するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  16. 上記第2の電子回路が3信号レベルを使用する構成にされ、上記3信号レベルのうち1つが待機信号レベルであって、ビット境界範囲を決定する上記ステップが、
    選択された上記オーバーサンプリングされた入力値の中で待機状態から非待機状態への信号遷移位置を決定するステップ;および
    所定数のクロックサイクルを上記信号遷移位置に加えて、上記ビット境界範囲を決定するステップ
    を含む請求項3に記載の方法。
  17. 上記データワードを決定する前に、上記複数の入力信号の少なくとも2つに対応する少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値の中の第1の信号遷移位置を決定するステップ;
    上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値の中の第1の信号遷移位置が上記ビット境界範囲に関連する第1の信号遷移の前に発生するか否かを決定するステップ;および
    上記第1の信号遷移の前に発生すると、上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値に関連する上記信号遷移位置に基づいて、さらに上記ビット境界範囲に関連する上記第1の信号遷移に基づいて上記ビット境界範囲を調整するステップ
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  18. データ取得の方法であって、
    第1の電子回路から複数の入力データ信号を受信するステップ;
    上記第1の電子回路から上記複数の入力データ信号に関連するタイミング基準信号を受信するステップ;
    上記複数の入力データ信号の各々に関する一連のオーバーサンプリングされた入力データ値を生成するステップ;
    上記タイミング基準信号に関する一連のオーバーサンプリングされたタイミング基準値を生成するステップ;
    上記一連のオーバーサンプリングされたタイミング基準値の中の第1のビット遷移位置および第2のビット遷移位置を決定するステップ;
    上記第1のビット遷移位置および上記第2のビット遷移位置を使用してビット境界範囲を決定するステップ;および
    上記ビット境界範囲を使用して、上記複数の入力データ信号の各々に関し生成された各一連のオーバーサンプリングされた入力データ値から少なくとも1つのデータワードを決定するステップ
    を含む方法。
  19. 第2の電子回路がダブルデータレート(DDR)メモリデバイスを含むメモリデバイスであって、上記各一連のオーバーサンプリングされた入力データ値から少なくとも1つのデータワードを決定するステップが、各一連のオーバーサンプリングされた入力データ値の偶数データワードおよび奇数データワードを決定するステップを含む請求項18に記載の方法。
  20. 第1のビット遷移位置および第2のビット遷移位置を決定する前に、上記一連のオーバーサンプリングされたタイミング基準値をフィルタリングして一連のフィルタリングされたオーバーサンプリングされたタイミング基準値を決定する請求項18に記載の方法。
  21. フィルタリングする上記ステップは、ビット遷移と考えられる第1のビットに続く第2のビットが上記第1のビットとは異なる信号値をもつと、ビット遷移位置を有効なビット遷移位置として破棄するステップを含む請求項20に記載の方法。
  22. 複数の上記オーバーサンプリングされた入力データ値および上記オーバーサンプリングされたタイミング基準値を格納するステップ;および
    上記第1のビット遷移位置が端部のビット遷移位置か否かを決定するステップ;および
    端部のビット遷移位置であると、上記オーバーサンプリングされたタイミング基準値を使用して第1のビット遷移位置を決定するステップ
    をさらに含む請求項18に記載の方法。
  23. 第2の電子回路からデータを読み出す第1の電子回路であって、
    第2の電子回路から複数の入力信号を受信し、上記複数の入力信号の各々に関する一連のオーバーサンプリングされた入力値を生成するために構成された第1の回路手段;
    少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値を使用してビット境界範囲を決定する第2の回路手段;および
    上記第2の回路手段からビット境界範囲を受信し、各一連のオーバーサンプリングされた入力値の中の少なくとも1つのデータワードを決定し、上記ビット境界範囲を使用して少なくとも1つのデータワードを決定する第3の回路手段
    を含む第1の電子回路。
  24. 上記第2の回路手段が、上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値を選択し、選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値の中の信号レベル遷移位置に基づいてビット境界範囲を決定するために構成された請求項23に記載の第1の電子回路。
  25. 選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値をフィルタリングして、一連のフィルタリングされたオーバーサンプリングされた入力値を生成するため構成された第4の回路手段であって、第2の回路手段が上記一連のフィルタリングされたオーバーサンプリングされた入力値を使用して上記信号遷移位置を決定するために構成された第4の回路手段
    をさらに含む請求項24に記載の第1の電子回路。
  26. 上記第4の回路手段が、無効なビット遷移位置をフィルタリングするためにさらに構成され、上記第4の回路手段が、ビット遷移と考えられるビットに続くビットが異なる信号レベルをもつならばそのビット遷移は無効であると考えるために構成された請求項25に記載の第1の電子回路。
  27. 上記複数の入力信号がタイミング基準信号を含み、上記第2の回路手段が、一連のオーバーサンプリングされたタイミング基準値の中の信号遷移位置に基づいて上記ビット境界範囲を決定するために構成された請求項23に記載の第1の回路手段。
  28. 上記第1の電子回路がメモリコントローラを含み、上記第2の電子回路がメモリデバイスを含む請求項23に記載の第1の電子回路。
  29. 上記メモリデバイスがダブルデータレートメモリデバイスを含む請求項28に記載の第1の電子回路。
  30. 上記複数の入力信号の各々に関する上記一連のオーバーサンプリングされた値の生成に使用されるクロック信号を生成するために構成されたクロック生成手段を第1の電子回路が含む請求項23に記載の第1の電子回路。
  31. 上記クロック信号が高速クロック信号を含み、上記第1の電子回路が、
    上記クロック生成手段から高速クロック信号を受信し、整数で上記高速クロック信号を分割し、低速クロック信号を第2の電子回路へ提供するために構成された分周回路手段
    をさらに含む請求項30に記載の第1の回路手段。
  32. 上記クロック生成手段が、上記複数の信号の各々に関し上記一連のオーバーサンプリングされた値の生成に使用される多相クロック信号を生成するために構成された請求項30に記載の第1の電子回路。
  33. 第2の電子回路がマルチランクメモリシステム内に第1のメモリデバイスを備える請求項23に記載の第1の電子回路。
  34. 第2の電子回路からデータを読み出す第1の電子回路であって、
    上記第2の電子回路から複数の入力信号を受信するために構成され、上記複数の入力信号の各々に関する一連のオーバーサンプリングされた入力値を生成するために構成され、さらに、各一連のオーバーサンプリングされた入力値を出力するために構成された入力サンプリング回路;および
    各上記一連のオーバーサンプリングされた入力値を受信するために構成されたデータ修復回路を備え、該データ修復回路が、
    上記一連のオーバーサンプリングされた入力値のうち少なくとも1つを使用してビット境界範囲を決定するために構成され、上記ビット境界範囲が、選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値の中の信号論理状態遷移位置に基づいて決定されるビット遷移検出回路;および
    上記ビット遷移検出回路からビット境界範囲を受信するために構成され、さらに各一連のオーバーサンプリングされた入力値を受信するために構成され、さらに上記ビット境界範囲を使用して各一連のオーバーサンプリングされた入力値からデータワードを決定するために構成されたデータ抽出回路
    を含む第1の電子回路。
  35. 高速クロック信号を生成し、上記高速クロック信号を使用して各一連のオーバーサンプリングされた入力値を生成する上記入力サンプリング回路へ、上記高速クロック信号を提供するために構成されたクロック生成回路であって、上記第2の電子回路に出力される第2のクロック信号を生成するために構成された分周器へ、上記高速クロック信号がさらに入力され、上記第2のクロック信号が上記高速クロック信号に比較して低速のクロック信号であるクロック生成回路
    をさらに含む請求項34に記載の第1の電子回路。
  36. 多相クロック信号を生成し、上記多相クロック信号を使用して各一連のオーバーサンプリングされた入力値を生成する上記入力サンプリング回路へ、上記多相クロック信号を提供するために構成されたクロック生成回路であって、上記メモリデバイスへ出力される上記多相クロック信号から1クロック信号を選択するために構成されたマルチプレクサへ上記多相クロック信号がさらに入力されるクロック生成回路
    をさらに含む請求項34に記載の第1の電子回路。
  37. 上記ビット遷移検出回路でビット境界範囲を決定する前に、上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値をフィルタリングするために構成され、無効なビット遷移をフィルタリングするために構成され、ビット遷移と考えられるビットに続くビットが異なる信号レベルをもつと、無効なビット遷移を検出するために構成されるフィルタ回路
    をさらに含む請求項34に記載の第1の電子回路。
  38. 上記複数の入力信号がタイミング基準信号を含み、上記ビット遷移検出回路が、上記タイミング基準信号に対応する一連のオーバーサンプリングタイミング基準値を使用して、上記ビット境界範囲を決定するために構成された請求項34に記載の第1の電子回路。
  39. 上記第2の電子回路がマルチランクメモリシステム内のダブルデータレートメモリデバイスを含み、上記第1の電子回路が上記ダブルデータレートメモリデバイスから受信する各入力データ信号に関する偶数データワードおよび奇数データワードを決定するために、投票者回路が構成される請求項34に記載の第1の電子回路。
  40. 上記データ抽出回路が投票者回路である請求項34に記載の第1の電子回路。
  41. 第2の電子回路から受信したデータを読み出す第1の電子回路であって、
    上記第2の電子回路から受信した少なくとも1つの入力信号に基づいて生成される少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値を受信するために構成され、さらに上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値を使用して、さらに上記少なくとも1つのオーバーサンプリングされた入力値内の信号論理状態遷移位置に基づいて、ビット境界範囲を決定するために構成されたビット遷移検出回路;および
    上記ビット遷移検出回路から上記ビット境界範囲を受信するために構成され、さらに上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値を受信するために構成され、さらに上記ビット境界範囲を使用して、上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値から少なくとも1つのデータワードを決定するために構成されたデータ抽出回路
    を含む第1の電子回路。
  42. 上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値が、一連のタイミング基準のオーバーサンプリングされた値および少なくとも1つのデータ信号に対応する少なくとも一連のオーバーサンプリングされたデータ値を含み、上記ビット遷移検出回路で選択された上記一連のオーバーサンプリングされた入力値が上記一連のタイミング基準のオーバーサンプリングされた値を含む請求項41に記載の第1の電子回路。
  43. 上記ビット遷移検出回路で選択された上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値が、上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされたデータ値に対応する請求項41に記載の第1の電子回路。
  44. ビット遷移検出回路でビット境界範囲を決定する前に上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値をフィルタリングするために構成され、無効なビット遷移をフィルタリングするために構成されたフィルタ回路
    をさらに含む請求項41に記載の第1の電子回路。
  45. さらに上記フィルタ回路が、上記少なくとも一連のオーバーサンプリングされた入力値をフィルタリングし、少なくとも一連のフィルタリングされたオーバーサンプリングされた入力値を上記ビット遷移回路へ供給するために構成され、上記ビット遷移回路は、上記少なくとも一連のフィルタリングされたオーバーサンプリングされた入力値を使用して上記ビット境界範囲を決定し、さらに上記フィルタ回路は、上記少なくとも一連のフィルタリングされたオーバーサンプリングされた入力値を上記データ抽出回路に供給するために構成され、次に上記データ抽出回路は、上記少なくとも一連のフィルタリングされたオーバーサンプリングされた入力値を使用して上記データワードを決定するために構成された請求項44に記載の第1の電子回路。
  46. 上記マルチランクメモリシステム内の上記メモリデバイスが、上記マルチランクメモリシステム内のダブルデータレートメモリデバイスを含み、上記データ抽出回路が、各一連のオーバーサンプリングされた入力値から偶数データワードおよび奇数データワードを決定するために構成された請求項41に記載の電子回路。
  47. 上記データ抽出回路が投票者回路である請求項41に記載の第1の電子回路。
  48. マルチランクメモリシステム内のデータ取得用メモリコントローラであって、
    高速クロック信号を受信し、低速クロック信号を上記マルチランクメモリシステム内の複数のメモリデバイスに提供するために構成されたクロック分周回路;
    上記マルチランクメモリシステム内の上記複数のメモリデバイスの1つから受信した複数の入力信号に基づいて生成される複数のオーバーサンプリングされた入力信号を受信するために構成され、少なくとも1つの上記複数のオーバーサンプリングされた入力信号を使用してビット境界範囲を決定し、上記ビット境界範囲を上記複数のオーバーサンプリングされた入力信号に適用して上記複数のオーバーサンプリングされた入力信号からデータワードを決定するために構成されたデータ修復回路
    を備えるメモリコントローラ。
  49. 少なくとも1つの遷移をもち、コントローラが第2の電子回路から受信した複数のオーバーサンプリングされた入力信号からオーバーサンプリングされた入力信号を選択するステップ;
    選択された上記オーバーサンプリングされた入力信号を使用してビット境界範囲を決定するステップ;および
    上記ビット境界範囲を使用して上記複数のオーバーサンプリングされた入力信号から複数のデータワードを決定するステップ
    を含む方法を実行する1組の命令でプログラムされた電子回路。
  50. コントローラが電子回路を含み、メモリデバイスが上記第2の電子回路を含み、上記コントローラがマルチランクメモリシステム内で使用され、上記メモリデバイスが上記マルチランクメモリシステム内の複数のメモリデバイスの1つである請求項49に記載のコントローラ。
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