JP2006505865A - 環境制御機能を伴う統合情報プレゼンテーションシステム - Google Patents

環境制御機能を伴う統合情報プレゼンテーションシステム Download PDF

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Abstract

少なくともプレゼンテーションを行う、あるいは、視聴する経験を強化する、環境制御機能を含む統合情報プレゼンテーションシステムについて説明する。プレゼンテーションの実行中、システムにおいて、講演者が、プレゼンテーション環境を直接制御することを可能とする複数の制御機能が利用可能である。かかるシステムは、例えば、コンピュータ支援のテキスト、映像、音声を用いることにより、パブリックおよびプライベートの両方のプレゼンテーションを行うことを容易にするだけでなく、決してイベントそのものの間だけに用いられるだけのツールではない。このシステムを用いることにより、例えば、講演者は、実際のプレゼンテーションを行う前に、練習すること、遠くの場所から前もって録画した、あるいは、ライブのプレゼンテーションを送信すること、後の配信のため録画すること、遠くの場所から前もって録画した、あるいは、ライブのプレゼンテーションを視聴すること、ウエッブサイト上にビデオまたは音声メッセージをアップロードすることが可能となる。このシステムは、携帯演算装置が、リモートコントロール、あるいは、プレゼンテーションそのもののソースとして用いられることを可能にするよう、スタイラス、リモートコントロール、およびインターフェース装置も装備している。このシステムは、例えば、統合情報プレゼンテーション装置の例(パワーポディアムとしても知られている)、環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリ(プレゼンテーションブースとしても知られている)、情報表示装置システム(”PDA装置”としても知られている)、スタイラス、およびリモートコントロールの組み合わせを含んでいる。

Description

発明の属する分野
本発明の側面は、一般に、プレゼンテーションシステムに関し、より具体的には、少なくとも様々なプレゼンテーション環境を操作することが可能な、関連する制御機能を伴うプレゼンテーションシステムに関するものである。
関連出願の記載
本出願は、その全体が参照のために取り込まれる、”環境制御機能を有する、パワーポディアム・プレゼンテーション表示装置”と題する、2002年11月5日出願の米国仮特許出願番号60/423、567の優先権を主張する。
発明の背景
現在、知らない場所でプレゼンテーションをしようと準備をする場合、講演者は、プレゼンテーションが行われる会場の環境に迅速にとけ込まなければならない。施設やホテル、企業のビル等の大きさにもよるが、講演者は、様々な装置および機能が利用可能であることを知ることになる。講演者は、”標準”のラップトップコンピュータとは異なる(ラップトップには、標準的なデザインがないので)ラップトップコンピュータを持参するか、あるいは、会場から提供されるものを使用する。講演者が、ラップトップ、あるいは、他の利用可能なコンピュータ装置を有する場合、彼又は彼女は、次に、プレゼンテーションに用いるソフトウエアのタイプを決定しなければならない。この分野で主要なソフトウエアパッケージがあるとしても、それらは、普遍的なものではない。プレゼンテーションファイルのデータ記憶媒体が、ラップトップ上で利用可能な記憶ドライブによって収納可能であるとすると、講演者は、プレゼンテーションをラップトップ上にロードしなければならない。プレゼンテーションファイルのサイズは、3.5インチフロッピーディスク(商標)の容量(1.44MB)を超えることが多いので、コンパクトディスク(CDs)が普及している。講演者が適切な媒体を有していない場合、プレゼンテーションコンピュータにデータを移転するために、新しい媒体を用いるか、あるいは、他のコンピュータを用いる等の何らかの移転を行わなければならない。この時点で、講演者は、プロジェクタおよびコンピュータからのビデオ信号が互いに互換性を有し、適切に統合されていることを希望するしかない。プレゼンテーション中、講演者は、例えば、プレゼンテーションの最初と最後等で誰かが消灯あるいは点灯する等、必要な時点における環境の調節について、他人に依存しなければならない。
また、講演者が、プレゼンテーションのためにホテルに到着すると、実際のプレゼンテーションを行う前に、彼または彼女は、プレゼンテーションについて予行演習の必要があることに(あたかも驚いたように)集中する。次に、講演者は、ミーテイングの主催者を呼び、ミーティングルームにおいてプレゼンテーションの設定を行い、”準備万端であること”を確認できるよう依頼する。主催者は、それに忠実に、ホテルの会議場責任者を呼び、ミーティングルーム(利用可能かどうかに拘わらず)および適切なAV機器の準備を依頼する。LCDプロジェクタを借りることもできるが、コストが高価であることに注意すべきである。講演者が、自身の練習のためプレゼンテーションを録画可能なシステムを持っていることはほとんどない。
様々な種類のハードウエアを使いこなすための機器の取り扱いに時間ががかるため、これに比例してプレゼンテーションの質の低下が生じてしまう。ほとんどのハードウエアは、その施設によって所有されているので、機器の取り扱いに費やす時間は、短い間だけしか役に立たない。
様々な種類のハードウエアを使いこなすための機器の取り扱いに時間ががかるため、これに比例してプレゼンテーションの質の低下が生じてしまう。ほとんどのハードウエアは、その施設によって所有されているので、機器の取り扱いに費やす時間は、短い間だけしか役に立たない。
発明の概要
環境制御機能を有する統合プレゼンテーションシステムの例示的な実施形態は、全ての対応のプレゼンテーションをすることに伴う多くの問題を緩和するとともに、プレゼンテーションを行うこと容易にすること、さらに、質の高いプレゼンテーションを受けることを目的としている。環境制御機能を有する統合プレゼンテーションシステムは、統合情報プレゼンテーション装置(パワーポディアムとしても知られている)、環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリ(プレゼンテーションブースとしても知られている)、様々なプロジェクション装置とやりとりするパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステム、スタイラス、およびリモートコントロールのを組み合わせを備えている。前記環境制御機能を有する統合プレゼンテーションシステムを用いることにより、講演者に自身のプレゼンテーションを行うスキルを強化する機会を与えるとともに、プレゼンテーションの技術的な側面のそれぞれを、増強することができる。
前記環境制御機能を有する統合プレゼンテーションシステムを適用することは、これに限定されないが、講演者のパフォーマンスを強化し、聴衆の経験値を上げ、小さなプロダクションスタジオ(mini production stuidio)を提供し、リモートビューイングステーション(remote viewing station)を提供し、前もって録画されたプレゼンテーションを観覧し、ならびに、聴衆に対し、様々な場所において共通する経験を、同時あるいは、複数回、提供することを含む。他の適用例は、これに限定されないが、たとえば、離ればなれになった家族が再会すること、家族の歴史についてのプレゼンテーション、家庭での映画のプレゼンテーション、誕生日のお祝い、あるいは、遠隔で構成された安全対策(remotely configuring security measures)、を含む。これには、限定されないが、追加の適用例は、遠隔学習クラス、仮想スポーツ観戦(virtual sports spectating)、仮想ツアー、休暇におけるスポーツの仮想ツアー(virtual tours of vacation sports)、売り出し中の家の仮想ツアー、小グループでの仮想ミーテイング、遠隔での宗教礼拝の経験、遠隔からのオークションの入札等を含んでいる。このようなシステムのかかる用途への適用は、実りが多く、多様であり、景色あるいは音声が重要な役割を有する、ほとんどのイベントをカバーすることが理解される。
講演者は、講演者、聴衆、遠隔の聴衆の環境を制御することを可能にするよう、施設が希望する程度に部屋内の電子装置とインターフェースをとる、統合情報プレゼンテーション装置上でプレゼンテーションをロードすることができる。スタイラスを用いることにより、講演者は、プレゼンテーションのスライドをナビゲートし、環境条件を調節し、聴衆の邪魔にならず見えないようにアシスタントと連絡を取り、内蔵されたレーザーポインターを用いて強調アイテムを指し示す、等のためハードウエアおよびソフトウエアによる制御の両方を用いることができる。さらに、講演者が部屋を歩き回ることを可能にするとともに、統合情報プレゼンテーション装置の全ての可能な機能を仮想的に提供する、確実な(robust)リモートコントロールについて説明する。また、様々なプロジェクション装置とやり取りするパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムは、講演者が、たとえば、統合情報プレゼンテーション装置のためのリモートコントロールおよびスタンドアローンの代用として、携帯演算装置を使用することを可能にする。
環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリ(プレゼンテーションブースとしても知られている)を用いることにより、講演者は、同じ機器、あるいは、施設の大切な資源を用いることなく、プレゼンテーションルーム内にあるものをエミュレートするよう構成された機器上で、プレゼンテーションを練習することができる。環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリは、コンパクトなので、人通りの少ない、施設内であまり使用されていない場所に位置させることができる。統合情報プレゼンテーション装置の特徴および制御機能は、豊富かつ多様であるので、それらに精通する際に得られた経験は、講演者と聴衆の両方の経験を強化することになる。
これに加え、環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリは、小さなレコーデイングスタジオ又はブロードキャステイングスタジオとして機能する。講演者は、インターネット等の電子手段を介してプレゼンテーションを配信するビデオ又は他の記録手段上で環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリを用い、プレゼンテーションを記録しても、配信のためDVD、又はCD等のより永久的な手段にコピーしてもよい。環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリは、プレゼンテーションをライブ放送することに用いてもよい。
統合情報プレゼンテーション装置(パワーポディアムとしても知られている)の例示的な実施形態は、聴衆に対してプレゼンテーションをすることに伴う多くの問題を緩和するとともに、それにより、講演者が、他の者の助けを借りることなしに、プレゼンテーションに影響を及ぼす環境係数を制御することができる手段を提供することを目的としている。他の人は、図1の2Bで示すメッセージセンターの運営を補助することが好ましいが、統合情報プレゼンテーション装置が講演者用に設定されると、講演者以外の人が他の機能について関わる必要はない。
統合情報プレゼンテーション装置の例示的な実施形態は、例えば、ポデイアムまたは演台(lectern)内に収納することも、あるいは、移動させ、それらが存在する間、講演者が用いるであろう、演台、ポデイアム、または他の装置の上に置くことができる小さいユニットとすることも可能である。かかる統合情報プレゼンテーション装置は、例えば、一のプレゼンテーションルームで半永久的に設定してもよいし、会議場の柔軟性を実現するため、部屋ごとに変更するようにしてもよい。
一般に、統合情報プレゼンテーション装置は、例えば、ディスプレイ(これには限定されないが、フラットパネルディスプレイ等)、長期記憶装置(これには限定されないが、磁気ハードディスクドライブ等)、さまざまな一時的記憶装置(これには限定されないが、フロッピーディスク(商標)ドライブ等)、講演者が、プレゼンテーション環境(これには限定されないが、照明等)を変更することを可能にする制御機能、前記環境を制御する外部装置にコマンドを送るためのさまざまな送信装置、ならびに、講演者に情報を送るための光学装置、を用いるものとして、講演者のプレゼンテーションを表示することに関係している。統合情報プレゼンテーション装置のある例示的な実施形態は、”取り外し可能な講演者ユニット”および”パワーポディアム中央ユニット”という2の分離可能なパーツを有している、かかる”取り外し可能講演者ユニット”は、プレゼンテーションおよび与えられた環境を制御するため組み込まれたハードウエアを全て含んでもよい。前記”パワーポディアム中央ユニット”は、(数インチ単位の)近傍に位置させてもよいが、聴衆の視界を明瞭なものにするため、その視界の外に置かれる。かかる”パワーポディアム中央ユニット”は、取り外し可能な記憶インターフェース装置とともに、プレゼンテーションソフトウェア、メッセージセンター、ならびに、他のコマンドの動作および処理にとって不可欠の、ハードウエアおよびソフトウエアを有してもよい。前記2の分離可能なパーツは、電線、光ファイバーケーブル、無線技術、あるいは他の通信技術によって接続してもよい。
したがって、統合情報プレゼンテーション装置を用いる場合、講演者は、プレゼンテーションを準備し、取り外し可能な記憶媒体上に記憶させてもよい。かかる講演者は、取り外し可能記憶媒体を、会議センター、レクチャーホール、または他のプレゼンテーションを行う場所であって、使用準備ができている統合情報プレゼンテーション装置の実例を有しているプレゼンテーション場所に持参してもよい。次に、前記記憶媒体は、適切なスロット、チャンバ、または、他の開口、あるいは、統合情報プレゼンテーション装置上に存する取り外し可能な記憶装置のキャビテイー(プレゼンテーションが3.5インチフロッピーディスク(商標)内に記憶される場合は、例えば、3.5インチフロッピーディスク(商標)ドライブ45)内に挿入される。次に適切なプレゼンテーションソフトウェアが始動し、取り外し可能な記憶装置殻のデータが読み取られ、必要に応じ、ハードドライブ等の内部長期記憶装置に記録される。統合情報プレゼンテーション装置上にプレゼンテーションファイルを得るため、これに限定されないが、ワイヤレス転送を含む、いずれのファイル転送を行う手段を用いてもよいことが理解される。これが行われると、講演者は、プレゼンテーションを開始し、あるいは、後に戻ってプレゼンテーションを始めてもよい。これに代え、具体的には、一人以上の講演またはプレゼンターが存在するミーテイングまたは会議の設定において、”アジェンダファイルオーガナイザー”ソフトウエアを備えるよう統合情報プレゼンテーション装置を設定してもよい。かかるアジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアは、講演者の取り外し可能な記憶媒体からファイル名を表示し、技術者、講演者または他の設定担当者が、前記ファイルを適切なフォルダまたはデイレクトリ内にコピーすること可能にするソフトウエアコード(例えば、プログラム、モジュール、動的にリンクするライブラリ等)である。前記アジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアは、プレゼンテーションソフトウエア内に自身のファイルを迅速にロードするため、会議または他のスピーキングイベント中、各講演者のためのインターフェースとして動作するソフトウエアコードでもある。アジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアの例示的な目的は、一の講演者から、中断なく、他の者への迅速かつ円滑な転送を促進するため、プレゼンテーションおよび他のファイルの利用可能性を規則正しく配列することである。前記アジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアは、例えば、統合情報プレゼンテーション装置に取り外し可能媒体が挿入された場合に動作するよう、始動させる(あるいは、自動的に始動させる)ことができる。講演者が、自身のプレゼンテーションをロードすることを可能にするためアジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアを用いてもよいが、会議場からの技術者が、その日、その週、必要な場合その月、等の間必要とされるファイルを設定するためにこれを用いることがほとんどである。かかるアジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアのファイルは、これに限定されないが、アジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアのコード、ライブラリ、データファイルおよびコマンドファイル、プレゼンテーションファイル、講演者紹介ファイル、広告、休憩中に表示される告知、画像、テキストファイル、あるいは、プレゼンテーションだけでなく、会議体験全体を盛り上げるために用いられるファイルを含む。当該アジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアは、適切なときに適切なプレゼンテーションを”自動的に”ロードさせるためプレゼンテーションの順序および時間に関する情報を含んでもよい。アジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアは、講演者が特定の統合情報プレゼンテーション装置を頻繁に使用する場合、講演者の好きな環境設定を考慮して、例えば、プロファイル内に好みを記憶してもよい。講演者間での転送を容易にすることとは別に、このことは、各講演者に、自身のプレゼンテーション中、機器が”彼専用(just for himself)”に設定されている、という感覚を与える。前記プレゼンテーションファイル(および他のいずれの適切なファイル)は、後で使用するため内部ハードディスク中にコピーしてもよく、これにより、講演者が、自身のプレゼンテーションを、自身が用いる統合情報プレゼンテーション装置上に”保存する”ことを可能にするとともに、取り外し可能な媒体を別の場所に”バックアップ”として保存することができる。何人かのコンピュータユーザーは、かかるソフトウエアを必要としないが、このプロセスを手動で制御することが心地よくない講演者のため、オプションとしてかかるソフトウエアを利用可能とすることが望ましい。かかる転送を実行する間、あるいは、ソフトウエアとのやりとりが必要となるいずれかの時点において、利用可能な場合、ユーザーは、キーボード、タッチスクリーン、スタイラス(動的および/または静的な)あるいは、”ポインタ制御装置”を用いてもよい。多くソフトウエアパッケージおよびオペレーテイングシステムにおけるユーザーインターフェースのポインタを制御するため、マウスまたはトラックボール等の”ポインタ制御装置”を用いることができる。
プレゼンテーションの開始前、講演者は、統合情報プレゼンテーション装置上にインストールされたさまざまな制御機能を用いて部屋の環境を調節してもよい。統合情報プレゼンテーション装置上の例示的な実施形態において、講演者は、これに限定されないが、照明制御機能、窓による照明の制御機能、プレゼンテーションスクリーン制御機能、音声制御機能、マイク制御機能、気温制御機能、および気流制御機能等を用いて環境を調節する能力を有することになる。人工的な手段により代替されるプレゼンゼンテーション環境のいずれの側面も、統合情報プレゼンテーション装置に簡単に組み込むことが可能であることが理解される。講演者は、自身がプレゼンテーションを見るのに最高の環境であると思う条件に、環境を調節することができる。例えば、講演者は、照明制御機能を用いて照明レベルを、真っ暗ではなく、薄暗くするよう調節し、聴衆のため低速の微風を作り出すため気流制御機能を調節することによって空気の流れを促進させ、さらに、気温制御機能を用いて気温を華氏70度に調節することができる。緊急の対応を必要とする状況が、プレゼンテーションの前、最中、あるいは後に生じた場合、講演者は、かかる状況を指先一つで管理することができる。例えば、講演者は、音声システムにおいて通常生じる甲高いフィードバック(high-pitch feedback)を封じ、あるいは、人々が部屋に入り、出て行く間の全ての音声をミュートするため、ミュートボタンを用いて統合情報プレゼンテーション装置からの全ての音声出力をミュートすることができる。統合情報プレゼンテーション装置の一つの可能な実施形態は、”ショートカットモードボタン”を用い、以前に保存された環境の調節から、設定を”取り込むこと”を可能にするものである。したがって、講演者は、全てのマイクからの入力ならびにスベテノスピーカーの出力をオフにするとともに、人々がプレゼンテーション領域に入場し退出する際に、経路を確認することができるよう、十分な頭上の光を提供する”退出(exit)”環境を設定してもよい。他の”保存された”環境モードは、適切なレベルに気温が設定され、気流を適切に調節し、ライトを暗くし、音声スピーカーおよび講演者のマイクをオンにし、プレゼンテーションスクリーンを降ろし、ならびに、窓のシェードを閉じる、一般的なプレゼンテーション用であってもよい。もちろん、これらのモードが実行されても、統合情報プレゼンテーション装置表面上の適切な制御機能を用いて、講演者により微調整を行うことができる。かかる制御機能は、会議センターの配線にインストールされている外部装置に適切な信号を送るタイプのリモートコントロールのように機能してもよい。かかる信号は、例えば、赤外線ポート、無線トランシーバーポート、あるいは、無線または有線の他のエネルギー送信手段によって送信される。前記外部装置は、埋め込まれたボタンからの信号に直接作用しても、あるいは、処理ユニットにより制御される中央送信ポイントからのそれらの信号を、装置が受け取るようにしてもよい。例えば、講演者が、照明を絞るために、統合情報プレゼンテーション装置上の制御機能を動かすと、会議センターの部屋の電子回路に前にインストールされた”暗くする”という信号が当該統合情報プレゼンテーション装置から外部装置に送られる。この信号は、照明制御モジュールから直接来ても、あるいは、処理され、プロセッサおよび統合情報プレゼンテーション装置のある出力装置から送ってもよい。前記外部装置は、いずれの場合にも適切に反応して、明かりを暗くする。このことは、標準的なスリーウエイスイッチまたはデイマースイッチを取り付けるくらい簡単であるが、この構成は、会議センターが、プレゼンテーションの前にかかる装置を取り付けること(地域の電気コードに基づき、プロによる長期間の取り付け)を必要とする。それに代え、たとえば、コンセントを壁コンセントに直接挿入している場合、多くの家庭で普及しているタイマープラグとは異なる小さい短期的な装置を、非永久的な回路に一時的に挿入してもよい。統合情報プレゼンテーション装置のいくつかの例が、近傍において用いられている場合、たとえば、大きな会議室で複数のプレゼンテーションが行われている場合、信号間の識別を行う手段が必要となる。会議場が統合情報プレゼンテーション装置を一台以上購入している場合、他の部屋で用いられる他の装置において受信される、ある統合情報プレゼンテーション装置の例における命令にとっては望ましくない。したがって、ある講演者が、統合情報プレゼンテーション装置の照明制御機能を調節した場合、複数の会議室における照明が明るくされるのを防止するため、一方の部屋は別の部屋からの送信されたエネルギーからシールドされ、あるいは、前記装置は、識別可能又は識別信号を有するべきである。例えば、前記方法のうちの2つは、統合情報プレゼンテーション装置が送信および受信する周波数を変えることにより、あるいは、コマンドシーケンスの最初に、識別ストリングを提供することによって実現される(他にも方法が存在することも理解される)。
これに代え、ユーザー又は技術者が、様々な状況、時刻、講演者、ならびにイベントに関する設定を記憶したテーブルであって、そこから、選択がなされ、統合情報プレゼンテーション装置が、講演の環境の側面を制御する様々な外部装置に対する制御信号を生成するもの、を呼び出することを可能にするため、選択的にソフトウエアを含んでよい。記憶されたこれらのプロファイルは、ユーザーによって全てを定義しても、固定的設定であっても、あるいは、これらの組み合わせであってもよい。また、プレゼンテーション中に設定の変更の自動化を提供するため、各タスクが関連する時間又はプレゼンテーションのポイントを有する場合、タスク・キュー(task queues)を含むファイルを用いてもよい。極端な場合、コマンド・キューを有する、手持ちの適切なファイルを全て用いることで、講演者が生で出演しない時点でも、プレゼンテーションの実行が完全に自動化される。これには限定されないが、映画館、教会、避難所、公共のミーテイング場所、コンサートホール、スタジアム、ならびに、歴史的な会場等の会場において望ましい。
講演者の好みに基づいて環境が設定されると、講演者は、行われるプレゼンテーションに注力する。統合情報プレゼンテーション装置には、前もって準備されロードされた講演者のプレゼンテーションがロードされ、プレゼンテーションソフトウエアを動作させる。プレゼンテーションが開始されると、聴衆は、”プレゼンテーション側”のフォーマットのみを見ることになるが、講演者は、”講演者バージョン”のプレゼンテーションを見る。たとえば、これは、統合情報プレゼンテーション装置のモニタ出力を2つ用いることにより実現される。これらの1つの出力は、たとえば、内部的なものであってもよく、”ラップトップコンピュータ”として知られる多くの装置で周知のように、第一のディスプレイに接続される。もう一方の出力は、統合情報プレゼンテーション装置の外部表面上である必要はないが、統合情報プレゼンテーション装置から画像プロジェクションユニットに対し、通常、電磁、光学、あるいは、他の通信技術により接続(これは、物理的な線によって達成しても、そうでなくてもよい)される。このプロジェクタは、入力してきたビデオ信号を、プロジェクションスクリーン、あるいは、プレゼンテーションを見る助けとなる(conductive to watching)他の表面上に表示する。統合情報プレゼンテーション装置の他の実施形態において、統合情報プレゼンテーション装置内に、一つが講演者の方に向き、残りの一つが聴衆の方に向いた(このスクリーンは、様々な高さ・角度に調節可能とする)スクリーンを2つ設けるようにしてもよい。かかる代替の実施形態は、非常に小さいグループが出席している、あるいは、講演者が、小さいグループの間を頻繁に素早く移動する状況下において特に有益である。
例えば、プレゼンテーション中、講演者は、自身がスライドを終了すると、統合情報プレゼンテーション装置と直接やりとりするためにポデイアム(演台)の場所に立ち、あるいは、統合情報プレゼンテーション装置を介してプレゼンテーションを制御し続けるとともに、自身が聴衆の周りを動き回ることを可能にするためリモートコントロールユニットを用いてもよい。講演者がポデイアムの場所にいることを選択した場合、プレゼンテーションスライドのページを制御するため、彼は、”次のスライドに進む”および/または”前のスライドに戻る”ボタンを用いることができる。彼は、”インターネット”ボタンを押すことにより動作されるソフトウェアを用いてインターネット上のぺージにアクセスしてもよい。内蔵されたトラックボールを用いることにより、講演者は、次に、スクリーン上に表示されたリンクに従ってお気に入りのリストから好みの場所を選び、あるいは、トラックボールまたは”タブ”キーを用い、”アドレスバー”を選択することによって、キーボードにより場所に関するドキュメントに住所をタイプすることができる。講演者は、例えば、統合情報プレゼンテーション装置上に設けられた2つのキー(”インターネット”および”プレゼンテーション”と記された)を用いて、インターネッとブラウジングソフトウエアとプレゼンテーションソフトウエアを交換するようにしてもよい。講演者は、彼が、聴衆の注意をそらさないようにするための機能を実行することを可能にするため設けられたキーを用い、ソフトウエアによって聴衆のスクリーンをいつでも真っ黒(あるいは真っ白)にすることができる。プレゼンテーションの後、講演者は、自身が示したスライドに関する質問を受けるであろう。通常のプレゼンテーションソフトウエアで見られるように、次に、講演者は、スクリーンを真っ黒にし、例えば、”スライドソーター”を開く”スライドソータービュー”ボタンを用いることができる。かかる講演者は、質問が向けられたスライドを見つけ、メインスクリーン上で見るためにそれを選ぶことができる。かかるスライドが選択されると、講演者は、ブラックアウトキー(スライドソータービューボタンが押された場合、実行する動作を逆転させる)を再度押すことにより聴衆が見ることができるようにする。マイクからのフィードバックが何回もある場合、休憩中に関係のない雑音が生成されないようにするため、装置からの音声出力を全てミュートする能力を有するボタンを統合情報プレゼンテーション装置上に備えるようにしてもよい。状況に応じ、現在のセッションにおける残り時間を示すためプレゼンテーションのはじめに設定することができるタイマーとともに、時刻を見るための時計を、統合情報プレゼンテーション装置に設けてもよい。状況に応じ、スタイラス(アクテイブでもダムでも)は、講演者が、タッチセンシティブ・スクリーン(他のフィードバックスクリーン)上のアイテムを選択するため、あるいは、いくつかのプレゼンテーションパッケージで見られる”マークアップ済”スライドの特徴を用いるための手段を提供する。
会議場からのアシスタントが必要な場合は、彼または彼女は、いつでも、状況に応じて、”H”または”HELP”と記された赤い”アシスタント要求ボタン”を押せばよい。これに代え、または、これに加え、アシスタンスが必要な場合、前記アシスタント要求ボタンが、例えば、電子メールを介し、所定の者に対してメッセージを送るようにしてもよい。このボタンは、例えば、会議室で緊急のアシスタンスが必要とされる建物内の指定された場所において、ヘルパー、技術者、または他の適切な人員に警告を行うためのリモート装置に対する信号等の出力応答のきっかけとなる。このボタンは、偶発的に動作してしまうことから保護されていなければならないので、盛り上がったリム、フリップカバー(航空機で用いられている制御機能とは異なる)あるいは、その両方を装備してもよい。これに限定されないが、一旦動作すると、ボタンを2度押す等の方法により、講演者が停止させるまで、あるいは、会議または音声ー絵画像チームによる応答によって停止するまで、前記信号は連続すべきである。
プレゼンテーション中、メッセージセンターを用いて講演者に対するフイードバックを提供するためにアシスタントを用いてもよい。このアシスタントは、例えば、これには限定されないが、ローカルイントラネットまたはネットワークを介して接続された演算装置、インターネットを介して接続された演算装置、無線技術を介して接続された演算装置、または、他の近似の手段等であって、プレゼンテーションそのものを分析し、聴衆の反応を見て、マテリアルの正しい強調部分(right emphasis)を決定する、インターフェース装置を有するプレゼンテーションルームの他の部分内に存してもよい。このアシスタントは、これには限定されないが、”ポイント3をもっと完全に説明すること”、”Xを強調することを忘れるな”、”聴衆の注意が他所に向かっている”、はては、”時間を超過している”等のメッセージを送ることもできる。他の用途としては、みんなに質問の機会を与えるのではなく、プレゼンテーションの終わりの質問を選抜することがある。これにより、アシスタントは、洞察力に富み、適切な質問、あるいは、もっとも一般的な質問を選び、聴衆の何人かが、難解な点について時間を独占してしまうおそれがないように、講演者にそれらの質問を選ばせるぶことが可能となる。このメッセージセンターは、これには限定されないが、一般的な”インスタントメッセージ”ソフトウエア、電子メールソフトウエア等の近似する技術により実現しても、あるいは、アシスタントのインターフェース装置から講演者(2つのコンピュータ間の直接接続を介し、無線技術、インターネットまたはプレゼンテーション施設のサーバーコンピュータを介して)へ直接リンクしてもよい。プレゼンテーション前、最中、あるいは、終了後に、携帯演算装置、テキストメッセージが送信可能な携帯電話、双方向のページャー型装置、または、講演者おおび/または講演者の補助者に届くよう、ある点から適切な経路にテキストメッセージを送ることができる他のいずれの装置から講演者に質問を送る(アシスタントおよびメッセージセンターを介して)こともできる。
このシステムとともにリモートコントロールを用いることができる。具体的には、ポインタ動作ボタン、ポインタレンズ、照明制御機能、前のスライドに戻るボタン、次のスライドに進むボタン、音声制御機能、マイク制御機能、インターネットボタン、プレゼンテーションスクリーンボタン、時刻表示、プレゼンテーション経過時間の表示、ならびに、プレゼンテーションの残時間の表示、を有するリモートについて説明する。前記リモートは、内蔵レーザーポインタを備えているので、彼または彼女がポデイアムの場所にいたとしても、講演者がかかるリモートコントロールを用いてもよい。これにより、講演者は、自身がスクリーンのそばにいるか否かにかかわらず、スライド上の特定のアイテムを指すことが可能になる。リモートコントロールの例示的な実施形態は、それが組み込まれた統合情報プレゼンテーション装置の多くの制御機能を有している。講演者に自由度を与えるため、リモートは、無線技術を使用することがより望ましいが、リモートコントロールからの信号は、ワイヤを介して送信してもよい。これらに限定されないが、”前のスライドに戻る”制御ならびに、”次のスライドに進む”制御機能とともに、照明制御機能、音声制御機能、マイク制御機能、”インターネット”および”プレゼンテーション”交換ブタン、を含む制御機能を、リモートコントロール内に組み込んでもよい。また、時刻表示、”経過したプレゼンテーション時間”、および、”残りのプレゼンテーション時間”の表示が行われる。講演者自身が、それらを同期させる以外のことは何も必要でないが、これらを、統合情報プレゼンテーション装置(パワーポディアムとしても知られる)上の時間表示と同期させ(例えば、リモートコントロールが、統合情報プレゼンテーション装置のリモートコントロール収納コンパートメント内にあった場合に、プレゼンテーションが設定されるとともに実現される)てもよい。講演者が自身のプレゼンテーション中にビデオテープを用いることを希望する場合、前記リモートコントロールは、VCRを動作させるコマンドを送信するよう構成してもよい。これらのコマンドは、たとえば、直接VCRに送ってもよい(店頭で購入した交換用のリモコンと同様に、正しいタイプのVCRとやり取りするようリモートコントロールを設定する必要がある)し、あるいは、パワーポディアム中央ユニットに返送し、そこで処理し、その後、適切な信号をVCRに送信するようにしてもよい。統合情報プレゼンテーション装置のいずれの制御機能も、リモートコントロール内に組み込むことができることを理解すべきである。
統合情報プレゼンテーション装置の制御機能の多くは、ハードウエアよりは、むしろソフトウエアを用いて実現されることも理解すべきである。統合情報プレゼンテーション装置の表面上の多くのボタンは、ソフトウエアの制御、あるいは、ディスプレイ2上の画像としてのボタンであって、ウエッブページ、ゲーム、または生産性ソフトウエア(productivity software)と同様のものを用いて実現してもよい。これは、統合情報プレゼンテーション装置の表面の大部分を占拠しそうな大きなディスプレイスクリーン(これには限定されないが、タッチスクリーンを含む)を用いて実現してもよい。実際のデザインは、講演者がボタンを押そうが、スクリーン上のいずれかを選択しようが、ユーザーにとって影響が少ないものであるべきである。これらの機能をソフトウエアで実行することは、所望の装置に適切な信号を送る前にこれらの入力を処理するプロセッサを必要とする。かかる実施形態では、ハードウエアをほとんど必要としないが、より洗練された処理プログラムが要求される。
統合情報プレゼンテーション装置の多くの実施形態は、インターネットにアクセス可能なので、講演者は、たとえば、インターネットのアクセス接続を用いて、講演者および彼または彼女のノートをオンラインで見る(遠隔での視聴)ための設定を行うため、統合情報プレゼンテーション装置(そのような実施形態の一例)を用いてもよい。所望されるビデオの画質によるが、例えば、ウェブへ信号を流すため、統合情報プレゼンテーション装置と接続するようデジタルビデオカメラ(いくつかの実施形態において、”ウエッブ-カム”と呼ばれる)を設定しても、あるいは、ビデオの画質が非常に高いので、プレゼンテーションの処理に影響する場合、個別の装置を用い、ウェブへの別の接続を設定すること、すなわち、プレゼンテーション自体の設定を必要としてもよい。
また、講演者は、統合情報プレゼンテーション装置のある実施形態に組み込まれた転送ソフトウエアを用い、聴衆よって個々に選択することができる様々な言語において、スライドを配布することを所望してもよい。会議場あるいはミーテイング施設は、この特徴が用いられるであろうプレゼンテーションルームにサーバーおよび端末機器をインストールしてもよい。かかる端末は、聴衆の前の背もたれに直接置かれたLCDスクリーンおよび関連する機器、これに代わる聴衆の椅子の構成であって、サーバーを介し、端末が統合情報プレゼンテーション装置にリンクされているものを備えてもよい。インターフェースあるいはネットワーク接続は、聴衆が、別の言語フォーマットでプレゼンテーションを見るため自身のラップトップ又はパーソナルデジタルアシスタント(PDA)を接続することにより確立するようにしてもよい。さらに、プレゼンテーション中に講演が話す言葉を、その言語を話す聴衆のため、適切な各言語に翻訳するために通訳者をおいてもよい。この翻訳は、いくつかの現場ですでに周知であるワイヤレス通信装置を用いて広めても、あるいは、インターフェース又はネットワーク接続におけるデータを通じて広めてもよい。音声認識プログラムが、より洗練され、翻訳プログラムが開発されるにつれ、これらの新しい機能を、統合情報プレゼンテーション装置に容易に組み込むことが可能であることを理解するべきである。
環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリ(プレゼンテーションブースとしても知られている)は、たとえば、不慣れな環境又は不慣れな機器を用いてプレゼンテーションを準備することに伴う多くの問題を緩和することを目的としている。講演者が、教室あるいはミーテイングルームではなく、コンパクトな環境からプレゼンテーションを練習し、録画し、放送する方法を提供することもその目的としている。統合プレゼンテーション環境アセンブリは、講演者、聴衆、主催者、および、会場にも非常に大きな利益をもたらすことになる。
これにより、講演者は、自身のプレゼンテーションを練習するための、効率的で、便利がよく、しかも、驚異的な進歩を遂げたシステムを有することになる。たとえば、ホテルにチェックインすると、講演者は、主催者側により前もって手配された、ホテルに存する制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリ(プレゼンテーションブース)へのアクセスが可能となる暗号化カードを受け取る。これにより、講演者にとって不要な遅刻、ならびに、主催者側および会場側の両方にとって不要なスタッフ費用を排することができる。
特定のプレゼンテーションを行うためによりよい準備を行うとともに、よりよい全体的なミーテイング経験をもった講演者を有することから、聴衆は利益を受ける。なぜなら、制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリは、講演者が、統合情報プレゼンテーション装置を用いて、講演会場に来る前に、その全ての機能を練習することを可能にするからである。環境制御機能を伴う統合情報プレゼンテーションシステムが、講演者にとっての標準になるにつれ、全ての機能に対する継続的な利益が維持され続けることになる。
主催した会議におけるプレゼンテーションの質に基づき賞賛を得、あるいは、批判を受ける主催者側は、準備が良くできている講演者を期待することができる。この結果、主催者側の顧客である、ミーテイング参加者は満足し、同じ主催者が将来開催する会議に参加を希望するようになる。
ここで、かかるプレゼンテーションを受け入れた会場は、その顧客に対して優れたサービスを提供し、人的なコストを節約する方法でその改善されたサービスを提供することができる。ここで、ホテルは、顧客が必要な場合にサービスを提供するとともに、講演者がプレゼンテーションを準備する際に生じる危機的な状態を除去することに自信を持つ。
さらに、講演者は、制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリを、遠くの聴衆に対して、ウエッブサイト、様々なメディア形式、ならびに、ライブ形式を通じて配信されるプレゼンテーションを制作することを可能にするレコーデイングスタジオとして用いてもよい。
制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリの他の用途は、遠隔からプレゼンテーション(会議、セミナー、および他のイベント)を視聴すること、あるいは、プレゼンテーションへ参加することである。制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリの他の用途は、アリーナの適切な領に対しユーザの声援を放送する等のイベントへのフィードバックを選択的に提供するとともに、イベント(すなわち、野球等)において信号、音、映像(臭いまでも)を完備する”仮想的な観客(virtual attendance)”を提供することである。
様々なプロジェクション装置とのとやり取りを行う、パーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムの例示的実施形態は、講演者が、さまざまな場所におけるプレゼンテーションにおいて、自身の携帯演算装置(携帯演算装置上にロードされたプレゼンテーションソフトウエアおよびデータを有する)を用いることを可能にすることを目的としている。このことは、さまざまなプレゼンテーション場所の間を、頻繁かつ身軽に旅行する必要がある講演者にとって特に理想的である。講演者が、自身の携帯演算装置を用いることを可能にすることにより、講演者は、満足のいく、携帯型演算についての詳細な知識、を得ることができ、したがって、プレゼンテーションにおけるプレゼンテーション素材以外のことについて注意を払う必要がなくなる。送信器は、携帯型演算装置が、受信器ベースを介してさまざまなプロジェクション装置とやり取りすることを可能にする、通信ポートとインターフェースする携帯型演算装置に取り付けられる。自身の送信-受信-携帯演算装置セットを有することが講演者とってより有益であるが、互換性のない通信ポートを有する携帯演算装置も多く存在するので、かかる送信器および/または受信器は、会議場または講演者のいずれかにより所有されてもよい。
パーソナル携帯演算装置は、必要なプレゼンテーションデータファイルとともに、プレゼンテーションソフトウエアを含んでいる。会議場について不慣れな場合であっても、自身の携帯演算装置およびプレゼンテーションソフトウエアに詳しいユーザーにとって、プレゼンテーションの準備を行うことは、困難なことではではない。携帯演算装置に送信器を取り付けた後、受信ベースは、送信器からビデオ信号を受信し、それらをプロジェクタユニットに送信する。前記受信ベースは、音声およびビデオの両方のインターフェースポートを有している。最小限の設定手順が完了すると、講演者は、すぐにプレゼンテーションを開始することができるので、目標上でスケジュールを維持するため理想である。
タッチ動作スクリーンを操作するため、スタイラスを設けるようにしてもよい。必要に応じ、かかるスタイラスが、レーザーポインタを有するようにしてもよい。
これらおよび他の実施形態については、以下の図面を参照しつつ、詳細が説明される。
詳細な説明
ここで、添付の図面を参照しつつ、環境制御機能を有する統合情報プレゼンテーションシステムおよび対応するコンポーネントの実施形態を詳細に説明する
環境制御機能を伴う統合情報プレゼンテーションシステムの例示的な実施形態は、全ての種類のプレゼンテーションの実行に伴って生じる多くの問題を緩和するとともに、その実行を容易にし、しかも、プレゼンテーションの質を高めることを目的としている。かかる環境制御機能を伴う統合情報プレゼンテーションシステムは、統合情報プレゼンテーション装置(パワーポディアムとしても知られている)、環境制御機能を伴う統合プレゼンテーション環境アセンブリ(プレゼンテーションブースとしても知られている)、様々なプロジェクション装置とやりとりパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステム、スタイラス、およびリモートコントロールの組み合わせを備えている。環境制御機能を伴う統合情報プレゼンテーションシステムを用いることにより、プレゼンテーション状況を強化するとともに、講演者に対し、プレゼンテーションのスキルを向上させる機会を与えることができる。
通常、統合情報プレゼンテーション装置1は、プレゼンテーション装置の分野と関連し、コンピューテイング装置(一般にコンピュータと呼ばれる)の分野とも関連する。環境変数(envioronmental variables)を制御し、スタッフおよび聴衆とやりとりし、プレゼンテーションを行う講演者の能力を強化するための方法が紹介される。
パブリックあるいはプライベートでプレゼンテーションを行う人たちは、照明、音声、プレゼンテーションの時間、ならびに、自身のスライドの提示を制御するため、長い間、複数の装置に対処してきた。統合情報プレゼンテーション装置を用いることにより、講演者は、これらだけでなく、1つの管理可能パッケージに統合されたその他の多くの機能を電子的に制御することができる。
かかる統合情報プレゼンテーション装置およびそれと関連する機能は、基本的に、ディスプレイを有するケース、そこに埋め込まれたハードウエア機能あるいはソフトウエア機能、様々な入力および出力装置、ならびに、処理ユニットから構成される。統合情報プレゼンテーション装置は、プレゼンテーションの効率を上げるため、例えば、ミーテイングルームの演壇、あるいは、他の適切なプラットフォーム内又はその上に配置される。講演者の作業領域の邪魔にならないよう、統合情報プレゼンテーション装置のベース、パワーポディアムの中央演算ユニット56を、見えない場所に収納してもよい。統合情報プレゼンテーション装置の機能は、様々なハードウエアおよびソフトウエア両方の、ならびに、それらのいかなる組み合わせによって実行しても良い。表示内容は、講演者に見えるが、聴衆に見えないようにしてもよい。スクリーンおよびその機能は、講演者が目前の講演および聴衆に集中し、気が散ちらないようにすることができる。
統合情報プレゼンテーション装置を用いると、彼又は彼女が適切と考えるタイミングにおいて講演者の指先によってこれらの環境係数を制御することができる。緊急に助けが必要な場合に、施設管理部門と連絡する装置もある。通常、”インスタントマネージャー”と呼ばれるソフトウエアプログラム、あるいは、電子メールは、現在の処、二人の人間が情報をやり取りすることを可能にしている。聴衆から講演者に、あるいは、アシスタントから講演者に、それよりも多くの情報を伝えるため、その片方あるいは両方と近似するプログラムを用いることができる。携帯電話およびいくつかのテキストページャーで見られ、聴衆インターフェース装置として用いることもできる同様のプログラムが存在する。
図1から図5を網羅する最初の例示的実施形態においては、多くの機能がインストールされた統合情報プレゼンテーション装置について説明される。具体的には、統合情報プレゼンテーション装置1は、プレゼンテーションスクリーン2Aとメッセージセンター2Bに分割されたディスプレイ2、時刻時計3A、タイムキーパー3B、インターネットボタン4A、プレゼンテーションボタン4B、前のスライドに戻るボタン5A、次のスライドに進むボタン5B、照明の制御6、窓による照明の制御7、プレゼンテーションスクリーン制御8、音声制御9、マイク制御10、温度制御11、空調制御12、ショートカットモードボタン13、ブラックスクリーンボタン14、ホワイトスクリーンボタン15、ミュートボタン16、スライドソータービューボタン17、左トラックボールボタン18A、右トラックボールボタン18B、トラックボール18C、キーボード20、電線31、ビデオ出力32、モデム33、イーサネットポート34、マウスポート35、キーボードポート36、パラレルポート37、シリアルポート38、ビデオインターフェースポート39、冷却用通気口40、防護カバー41、防護カバーヒンジ42、DVD−ROMドライブ43、250MBのZIPTMドライブ44、3.5インチのフロッピーディスク(商標)ドライブ45、メデイアカードリーダー46、CD−ROMドライブ47、赤外線ポート48、リモートコントロール収納コンパートメント50、スタイラス収納コンパートメント51、リモートコントロール位置決めボタン52、スタイラス固定ボタン53、取り外し可能な講演者ユニット55、ならびに、パワーポディアム中央ユニット56を備えている。コンピュータとともに用いられる、どのような周辺機器、装置、コンポーネント、あるいは、パーツを、統合情報プレゼンテーション装置に組み込んでも良いことが理解される。また、ここで用いられるモジュールという文言は、それに関連する機能を実行するため用いることができる、ハードウエア、ソフトウエア、あるいは、それらの組み合わせであってもよい。
ディスプレイ2は、CPUまたは他の演算装置からの文字あるいは画像を表示するよう構成可能な、いずれの光子放出(photon-emitting)または光子反射(photon-reflecting)装置でもよい。ディスプレイの実施形態は、陰極線管、液晶ディスプレイ(LCD)およびプラズマディスプレイである。
統合情報プレゼンテーション装置の例示的な実施形態は、講演者が、パワーポディアム中央ユニット56から取り外し可能講演者ユニット55を分離することを選択可能とする。これらの2つのユニットは、物理的に一緒にしてもよく、あるいは、プレゼンテーションする場所を散らかさないように分離しても良い。取り外し可能講演者ユニット55は、プレゼンテーションならびに与えられた環境を制御するため、全てのハードウエアを一体化して内蔵するとともに、選択的に、ヒンジ42により固定される防護カバー41を設けることもできる。パワーポディアム中央ユニット56は、取り外し可能なストレージインターフェース装置とともに、プレゼンテーションソフトウエア、メッセージセンター、および他のコマンドを処理するのに必須のハードウエアを有することができる。前記ユニット間の接続は、(これらに限定されないが、電線、光ファイバー、または、エネルギーを伝達する他の物理的接続等の)物理的な接続であっても、あるいは、(これらに限定されないが、赤外線、超音波、電波、または、エネルギーを送受信可能な他の装置等の)無線接続であってもよい。パワーポディアム中央ユニット56は、電源に接続される電線31を有しても良く、これらに限定されないが、バッテリー等の内臓電源を有しても、あるいは、そこから電源を引っ張ってくる取り外し可能な講演者ユニット55と接続してもよい。かかる取り外し可能講演者ユニット55は、電源に接続させる電線を有してもよく、これらに限定されないが、バッテリー等の内臓電源を有しても、あるいは、そこから電源を引っ張ってくるパワーポディアム中央ユニット56と接続してもよい。
統合情報プレゼンテーション装置が用いられる場合、講演者は、自身の選択により、外部においてプレゼンテーションを準備し、電子メール、FTP、WI−FI、無線、等を介し、これには限定されないが、CD−ROMデイスケット、フロッピーディスク(商標)または3.5インチのディスク)、アイオメガ社の ZIPTM ディスク(またはJAZTM ディスク)、DVDフラッシュメモリユニット等の手段により、かかるプレゼンテーションを、本願装置(the invention)に送る。多くの異なる記録技術へのアクセスを提供する、取り外し可能な記憶読み取りおよび書き込み器の実施形態は、Compact FlashTM、IBM MicrodriveTM 、SmartMediaTM、MultiMediaTM、Secure DigitalTM Plus技術を読み取る能力を有する、例えば、Atech社のFLASH PROII媒体カードリーダーとして知られる。また、他の多くの技術と接続するためフロントUSBポートを有している。もちろん、技術が変化し、進歩すると、新しい取り外し可能記録装置が利用可能となり、その保証範囲で、統合情報プレゼンテーション装置内に簡単に組み込むよう設計することができる。これらの記憶装置は、統合情報プレゼンテーション装置上に物理的に位置させても、損傷を避けるために格納又は取り外し可能にしてもよい。
統合情報プレゼンテーション装置の一つの特徴に、”アジェンダファイルオーガナイザー”ソフトウエアを含んでいることが挙げられる。このソフトウエアは、講演者が取り外し可能媒体を挿入すると、常にプログラムを実行するよう動作(あるいは、自動的に動作)する。このソフトウエアの目的の一つは、プレゼンテーションファイル(および他の適切なファイル)を、後の使用のため、例えば、内蔵のハードドライブあるいはメモリにコピーすることである。これにより、講演者は、自身のプレゼンテーションを、自身が用いる特定の統合情報プレゼンテーション装置上に”保存”することができ、取り外し可能記憶媒体を他の場所に”バックアップ”として保存することができる。かかる特徴により、講演の主催者は、それらが講演のプログラムに現われる順にプレゼンテーションファイルを配置し、これらのプレゼンテーションファイルを順番に開くことができる。コンピュータユーザーの何人かは、このようなソフトウエア必要としないであろうが、このプロセスを手動で制御することが苦手な講演者のために、このことを選択肢とするのが望ましい。
統合情報プレゼンテーション装置の他の特徴は、いくつかのプレゼンテーションパッケージで使用可能な”マルチモニター”サポート(”デュアルディスプレイ”、”デュアルビュー”)の使用を可能にすることである。この特徴を用いることにより、現在、以前、および、次のスライドの組み合わせを小さく見せるとともに、講演者が作成したノートを含む、講演者に合わせた講演者自身のスライドを見ることができる。聴衆は、通常、現在のプレゼンテーションスライドのみを備える二次的な画像を見ることになる。これは、聴衆が見るのにふさわしいプロジェクタ又はスクリーン(例えば、プラズマスクリーン等)に与えられるが、この二次的な画像は、”第2のモニタ”の実際の映像である。このことは、それに限定されないが、2枚のビデオカード、又は、1枚のデユアルディスプレイビデオカード等を用いる方法によって達成される。出力信号の一つは、聴衆にプレゼンテーションを表示するため、プロジェクタに与えられる。
スクリーン2として呼ばれ、通常、講演者だけに見える統合情報プレゼンテーション装置のプレゼンテーション部分は、講演者がプレゼンテーションをカスタマイズするために、統合情報プレゼンテーション装置で動作する一又は複数のソフトウエアプログラムのグラフィックおよびテキスト出力を表示してもよい。かかるソフトウエアは、それに限定されないが、プレゼンテーションソフトウエア、メッセージングソフトウエアを含んでいる。スクリーンを、多くの望ましい構成のいずれかに迅速にフォーマットするため、ショートカットボタン(物理的あるいはソフトウエアで実行されるもののいずれか)を設けてもよい。講演者のノートを最大サイズで見せ、スライドおよびメッセージセンターだけを見せ、あるいは、可能な限りの画像ソースおよびファイルを見せるためにスクリーンを分割するよう、かかるフォーマットを最適化することもできる。前記ショートカットボタンは、講演者が、不要な機器により視界を遮らないで、使用可能な機器を最も適切に使用することを可能とするため、講演者、聴衆、あるいは、その両方のスクリーンを分割するため、適切なソフトウエアおよびハードウエアと相互に作用する。たとえば、プレゼンテーションのスライド、メッセージセンター、自身のライブビデオ、ならびに、同じプログラムに参加している遠くの講演者又は聴衆のライブビデオを見ることは、講演者にとって望ましい。同時に、講演者は、これらのウインドウによって聴衆の視界を遮ることを望まないので、聴衆のスクリーンイメージは、メインのスライドビュー、および、与えられた一以上の講演者のライブ画像だけになるようフォーマットしてもよい。講演者のスクリーンおよび聴衆のスクリーンについて多くの異なるレイアウトを用いた可能な多数の構成を取ることが非常に望ましいということが予想されるので、その両者にカスタマイズ可能なビューを提供することは、非常に望ましい機能である。遠くに離れている講演者は、統合情報プレゼンテーション装置および周辺機器、それに限定されないがビデオカメラを通じ、聴衆に対して、講演者の前にいるのとほぼ同一の経験をすることができる視覚的なプレゼンテーションを提供する。聴衆の経験を遠くにいる講演者まで拡大することも可能である。例えば、講演者は、自身がその大講堂まで行くことなく、20フィート、1マイル、あるいは、数千マイル離れた大きな講堂内にいる遠くの聴衆に対してプレゼンテーションを送信するよう構成された、統合プレゼンテーション環境アセンブリの一例を通じて、制御機能を与える。病気のため講演者が突然、講演を欠席する場合には、非常に短い予告でプレゼンテーションを実施するために、代わりの講演者を招集してもよい。統合情報プレゼンテーション装置は、命令を送信するするため何らかのタイプの接続(インターネット、イントラネット、ポッツ(pots)、サテライト等)がなされている限り、かかる講演者が、遠隔からプレゼンテーションを制御することを可能にする。プレゼンテーション時間の前に、プレゼンテーションファイルを、講演者用の統合情報プレゼンテーション装置に移転することが望ましい。かかる転送が不可能あるいは実用に耐えない場合、かかるプレゼンテーションは、物理的に聴衆の側にある統合情報プレゼンテーション装置上に記録してもよい。この場合、講演者のスライドのビュー、注意および他のプログラムは、講演者用の統合情報プレゼンテーション装置に送信しなければならず、講演者から、統合情報プレゼンテーション装置に送られた命令は、物理的に聴衆の側に存する。
もちろん、これらの間、プレゼンテーションに用いられる音声装置および他の装置は、それらの情報を送信することができる。
プレゼンテーションソフトウエアは、講演者が、前もって自身のプレゼンテーションを簡単に準備可能となるよう、広く用いられているパッケージ(これが要求されている訳でなく、カスタムソフトウエアを用いても良い)であることが多い。
プレゼンテーション中、講演者は、”前のスライドに戻るボタン”5A、”次のスライドに進むボタン”5Bを用いてプレゼンテーション用スライドの進行を制御する。これらのボタンは、後援者のスクリーンならびに聴衆のスクリーンの双方で次のスライドまたは前のスライドが見えるよう、適切なソフトウエアが応答することのきっかけとなる。
メッセージセンター2Bは、アシスタントが講演者に対し、プレゼンテーションを調節することについて講演者を補助するとともに、それが情報のカスタマイゼーションを可能にするために与えられる、情報を送ることを可能にするため用いてもよい。この特徴を用いるいくつかの可能な例は、何か起こった際、状況に対処し(誰かの車のライトが点灯している等メッセージ)または、特定の事項を強調することを忘れないよう講演者に認識させること、あるいは、講演者にミスを気づかせ、すぐに訂正させることを含むが、これに限定されない。メッセージセンターの他の用途は、聴衆が、それに限定されないが、例えば、電子メール等の電子的手段、または、それに限定されないが、例えば、手書きのノート等の他の手段を用いてアシスタントに(プレゼンテーションの前、最中、あるいは、終了後に)質問を提出することを可能にすることであってもよい。次に、アシスタントは、適切となるようこれらの質問をふるいにかけ、メッセージセンターを用いて講演者に送る。かかるメッセージセンターは、これには限定されないが、インターネットまたはイントラネットを介しての”インスタントメッセンジャー”技術等のソフトウエア、あるいは、一のコンピュータから他のコンピュータへのファイル転送により実施される。
統合情報プレゼンテーション装置の実施形態の例は、講演者が、その状況をすぐに見ることができる、以下のフィードバック装置を用いて実施してもよい。
時刻時計3Aは、その日の現在時刻を表示するアナログおよび/またはデジタル時計を備えている。時刻時計は、統合情報プレゼンテーション装置上の他の装置に組み込んでも、組み込まなくても良い。
タイムキーパー3Bは、自身の素材についてプレゼンテーションを行うため講演者に分配された時間を設定することができるタイミング装置を備えている。タイムキーパーにおいては、”シュリンキングバー”形式により、経過時間の割合とともに、経過時間および残存時間を表示してもよい。かかるタイムキーパーは、統合情報プレゼンテーション装置上の他の装置に組み込んでも組み込まなくても良い。
この発明の例示的実施形態は、以下の特徴の組み合わせを含んでもよいが、それに限定されることはない。以下の説明は、本装置の可能な一実施形態を示す図1を参照する。これらの制御機能は、外部装置に制御信号を送るため無線通信を使用すること、あるいは、配線で接続された装置を伴う。
照明制御6は、講演者が、プレゼンテーションの照明をカスタマイズすることを可能にする制御機能を備えている。かかる照明制御は、講演者に当たる光の輝度および聴衆に当たる光の輝度を調節する制御機能を含んでも良いが、それに限定されない。
窓による照明の制御7は、講演者が、外部の光源(例えば、太陽)からプレゼンテーションルームに入る光の量を制御することを可能にする制御機能を内蔵してもよい。窓による照明制御は、独立したブラインド、シェード、および/またはカーテンの機械的な動作のきっかけとなる装置、液晶ガラスの透明度を制御する装置、または、全部または一部の遮光を制御する手段、を含んでも良いが、それに限定されない。 例えば、液晶ガラスは、デジタル時計でよく見られるような液晶の薄いフィルムを用いて作られたガラスであるので、電流をオンおよびオフにすると、光を遮り(または拡散させる)あるいは光が窓を通過すよう、液晶内に対応する電荷が生じる。物理的な窓のシェード、ブラインド、またはカーテンの代わりに、このガラスを用いることができる。
プレゼンテーションスクリーン制御8は、一以上のプレゼンテーションスクリーンを上下させる制御機能を備えている。一般に、さまざまな機能を実行する、他のタイプの自動ハードウエアで管理することができる。
音声制御9は、プレゼンテーションの聴衆のために望ましい効果を作り出すため、部屋のサウンドシステムのバランスおよびボリュームを調節するための制御機能を備えている。
マイク制御10は、講演者が、プレゼンテーション領域において、さまざまなマイクからの入力を調節可能にすることを目的とする制御機能を備えている。かかるマイク制御は、一度に全てのマイクを調節するためのマスター制御(全てを切る)、ならびに、講演者が、会場のさまざまな地点のマイクを制御することを可能にする独立したマイク制御を有してもよいが、これに限定されることはない。
温度制御11は、講演者が、プレゼンテーション領域または聴衆がいる領域を望ましい温度に調節することを可能にする制御機能を備えている。
空調制御12は、講演者が、空気流れを増加させる装置、これには限定されないが、循環ファンをオンにする制御機能を備えている。かかる空調制御は、高速、中速、低速、停止等の任意の設定をすることを選択的に可能にする。
ポインター制御装置18は、さまざまなアイテムを選択するのに用いられる、”ポインター”をスクリーン上で操作する制御機能を備えている。ポインター制御装置の共通する一の実施形態は、”トラックボール”として知られている。”トラックボール”は、通常、”左トラックボールボタン”18A、”右トラックボールボタン”18B、および、””トラックボール”18Cを備えている。ポインター制御装置の共通する他の実施形態は、”マウス”、タッチパッド、トラックパッド、ジョイステイック、および 追跡装置、ヘッド移動検出装置を含むが、これに限定されることはない。
ブラックスクリーンボタン14は、聴衆に見えず、このプロセスにより邪魔されることなく、所望のスライドを見つけ、あるいは、エラーを修正する方法を提供するよう、講演者が、聴衆が見るスクリーンを容易かつ迅速に真っ黒にする(black out)方法を提供するための制御機能を備えている。ブラックスクリーンボタンは、講演者が、所望のスライドを迅速に発見することを可能にする”スライダーソーター”ビューとして知られる機能を選択的に動作させても良い。
ホワイトスクリーンボタン15は、聴衆に見えず、このプロセスにより邪魔されることなく、所望のスライドを見つけ、あるいは、エラーを修正する方法を提供するよう、講演者が、聴衆が見るスクリーンを容易かつ迅速に真っ白にする(white out)方法を提供するための制御機能を備えている。ホワイトスクリーンボタンは、講演者が、所望のスライドを迅速に発見することを可能にする”スライダーソーター”ビューとして知られる機能を選択的に動作させても良い。
ミュートボタン16は、制御機能をを有する統合情報プレゼンテーション装置の現在の構成から、全ての音声出力をオフにする制御機能を備えている。
スライドソータービューボタン17は、講演者が、全てのスライドのサムネイル表示を迅速に見ることを可能にするとともに、講演者が、それを選択することにより、特定のスライドにアクセスすることを可能にする近道を提供するための制御機能を備えている。スライドソータービューボタンは、このプロセスが実行される間、聴衆の邪魔にならないよう、聴衆のスクリーンを真っ黒(真っ白)にするよう設定される。
インターネットボタン4Aは、講演者が、ソフトウエアプログラムをすばやく切り換え、インターネットのブラウジングを可能にする制御機能を備えている。インターネットボタンを用いることにより、プレゼンテーション前、あるいは、要求に応じてすぐに、インターネットとの接続を確立することが必要となり、この接続がなくなると、所望のウエッブページが、揮発性あるいは不揮発性メモリ内に記録、ダウンロードされ、”オフライン”でもブラウジングが可能となる。このボタンは、状況に応じ、その機能の一部として自動的にインターネット接続を確立するようにしてもよい。
プレゼンテーションボタン4Bは、講演者が、ソフトウエアプログラムをプレゼンテーションソフトウエアに切り換えることを可能にする制御機能を備えている。
ショートカットモードボタン13は、保存された設定が以前に決定された設定へと、環境をリセットするために使用されることを可能にする制御機能を備えている。この以前に決定された設定は、静的な設定あるいはプログラム可能な設定であってもよい。ショートカットモードボタンは、動作に応じて環境装置の複数の設定を構成するので、講演者は、各装置を別々に調節する必要がない。例えば、ショートカットボタンの一つを、一般的なプレゼンテーション環境を提供するために設定してもよい。次に、講演者は、自身の好みに環境を”微調整”するため、他のさまざまな環境制御ボタンを使用することができる。他の例として、休憩時間中、聴衆が容易に部屋に出入りすることが可能となるよう、ショートカットボタンの一つを全ての照明をオンにするように設定しても良い。
”パニックボタン”または”ヘルプボタン”としても知られる、アシスタント要求ボタン19は、安全または技術的なアシスタンス等の急を要するヘルプが必要な場合に、講演者が、会場スタッフに警告することを可能にする制御機能を備えている。アシスタント要求ボタンは、間違って押されるのを防止するため、例えば、カバーおよび盛り上がったリップによってその周りを取り囲むことにより保護されている。会議室ですぐにアシスタンスが必要であることを適切な人たちに通知するため、かかるアシスタント要求ボタンは、統合情報プレゼンテーション装置による応答のきっかけとなる。アシスタント要求ボタンは、講演者がそれをオフにする、すなわち、多分、ヘルプが到着するまで信号が連続して送られるよう、それに代えて、トグルスイッチとして構成するようにしてもよい。
統合情報プレゼンテーション装置は、これには限られないが、以下のインターフェース装置を含んでいる。
ビデオ出力ポート32は、聴衆プレゼンテーション画像のビデオ信号を、プロジェクタ等の外部ビデオ画像表示ユニットに送るために用いられるポートを備えている。この信号により定義される画像は、講演者がメインディスプレイで見る画像と同じであってもよく、あるいは、プレゼンテーションソフトウエアにより送信された聴衆によって見られるプレゼンテーションエレメントだけの画像である可能性が高い。
モデムインターフェース33は、昔の平易な電話システムを用いて、エントリー・ノードあるいはインターネットへのゲートウエイとして用いられる演算装置である、外部演算装置に本発明を接続するために用いられるポートを備えている。かかるモデムは、これに限定されないが、例えば、デジタル加入者線(DSL)、ケーブルモデム線、又は、総合デジタル通信網(ISDN)等(いくつかの場合追加のハードウエアが必要となり、どこでも全てのサービスが利用可能ではないが)の高速ラインを用いてインターネットにリンクするため用いることもできる。
内部電話機器は、講演者が、プレゼンテーションの場所、具体的には、統合情報プレゼンテーション装置から、プレゼンテーション前、最中、あるいは、その後、電話により通信が可能となるよう設定可能な装置を備えている。かかる内部電話機器は、無線接続、あるいは、物理的な線を介して接続してもよい。彼らがインターネットをブラウジングしている間、そこに居ない者に対して電話で連絡することを希望する講演者にとって役立つであろうが、コンピュータが、この目的のためにモデムラインを用いることを可能にするプログラムがあるので、モデムラインおよび電話線の両方を有する必要がない。
それに代え、エクステンションを用いることにより、直接的あるいは間接的に視聴覚部門に内部接続する”プライベートライン”を設定することもできる。電話機器を、スピーカー付き電話として機能させることもできる。また、通話上のプライバシーを守る、あるいは、スピーカー付き電話が完全に機能しない場合でも通話を可能にするために、講演者が、自身の電話を前記線と接続することを可能にするため、統合情報プレゼンテーション装置内に外部ジャックを取り付けることもできる。
イーサネットポート34は、ビル/会社内で、本発明を、ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続し、サーバー、会社のイントラネット、あるいは、インターネットにアクセスするために用いられるポートを備えている。LANがインターネット(又はWAN−広域ネットワーク)に接続する前に、しばしば、サーバーコンピュータおよび/又はファイアウオールが存在する。イーサネットポート用のコネクタは、電話線上のコネクタに非常によく似ているが、少しだけ大きい。
マウスは、使用者が、スクリローン上でポインタを制御するとともに、マウス上のボタン(通常は2つ)を用いて様々なアクションを開始することを可能にする、ポインテイング装置の一般的な実施形態の一つである。かかるマウスは、通常、PS/2ポート(マウスポートとしても知られる)35、あるいは、USBポートを用いて接続される。かかるマウスは、例えば、機械式(マウスが表面上を移動すると、硬く、ゴムで覆われたボールが機械式センサを移動させるタイプのマウス)、光学ー機械式センサ(機械式と同様であるが、ボールの動きを検出するため光学センサを用いている)、あるいは、光学式センサ(可動部分がなく、表面上の動きを検出するために発光ダイオード又は同様の電子部品およびセンサーを用いる)であってもよく、コードレスあるいは、電線で接続されていてもよい。
キーボード20は、ユーザーが、命令又はデジタルビットの組み合わせから表される文字列(バイトと呼ばれる)を送信することを可能にし、いくつかの機能について現在のソフトウエアに応答させ、あるいは、最も典型的にはASCIIコード(だけでなく、ユニコード又はEBCDIC(もう広く使用されることはなくなったが))を用いて意図したチャラクター記録するための、英数入力装置の典型的な実施形態である。かかるキーボードは、設定中にオペレーテイングシステムあるいはアプリケーションソフトウエアと交信するため設けられ、プレゼンテーション中は、必要がないので取り外されることが望ましい。プレゼンテーション中に、キーボードが見えなくなり、邪魔にならないようにするため、ドローワー等のストレージコンテナーを、本願の本体内、あるいは、ポデイアム内に収納するようにしてもよい。前記キーボードは、無線(内部あるいは外部無線キーボードポートを用いて)でも、あるいは、物理的接続(キーボードポート36)を有するようにしてもよい。
上述の装置とのインターフェスを行うポートに加え、本発明は、これに限定されないが、以下のいずれのインターフェースポートの組み合わせを含むようにしてもよい。これらのポートは、専用装置、又は、それらが市場に登場した場合には新たな装置、に接続するために用ることができる。
パラレルポート37は、8ビットの集まりを、8ピンを介して(各ピン上に1ビットの)デジタルデータを同時に送信するタイプのインターフェースポートである。前記データに関する情報を送信し、装置と周辺機器との間の通信を可能にするための他のピンが存在する。パラレルポートを用いる一般的な周辺機器は、プリンタである。
シリアルポート38は、1角ピンを介し、1ビット毎にデジタルデータを送信するタイプのインターフェースポートである。他のピンは、前記データに関する情報を送り、装置と周辺機器間の通信を可能にするために用いられる。シリアルポートは、パラレルポートよりも低速であり、USBポートに取って代わられている。
ビデオインターフェースポート39は、ビデオディスプレイ、モニター、およびグラフィカル出力装置のためのインターフェースポートである。統合情報プレゼンテーション装置の例示的な実施形態において、ビデオインターフェースポートは、第二のビデオカード、または、2の出力ポートを有するビデオカードのいずれかに接続されている。前記統合情報プレゼンテーション装置の他の実施形態においては、信号分割または信号複製装置により、ポートをシュミレートする。しかし、後者の場合、前記信号を分割または複製することにより、講演者および聴衆に関し同じ画像を作ることになるので、聴衆の視界と反対の講演者の視界に関する強力な機能(robust features)のいくつかを実現することが出来ない。前記ビデオインターフェースポートは、プロジェクタ等の外部モニタに対して第2のビデオ信号を送信する。
赤外線ポート48は、電磁気の赤外線領域内の信号を検出し、復号することができ、選択的に、赤外線領域で電磁気を送信する装置を備えている。それには限定されないが、赤外線送信器を備えるリモート等の装置から信号を受信するために赤外線ポートを用いるようにしてもよく、あるいは、これには限定されないが、プリンタ等の装置に対して出力を送るために当該赤外線ポートを用いてもよい。ある実施形態においては、実際のデザインならびに発明の実施形態の用途にもよるが、複数の赤外線ポートを有することが有益である。環境変数を制御するさまざまな外部装置に対して命令を送るために、一部の赤外線ポートを用いるようにしてもよい。
無線トランシーバーポート(時に、無線トランシーバーとして知られる)は、環境を制御することができる様々な装置に対して信号を送信し、そこから信号を受信することができる装置を備えている。実際のデザインならびに統合情報プレゼンテーション装置の実施形態にもよるが、複数の無線トランシーバーを有することが適切である。
統合情報プレゼンテーション装置の例示的実施形態は、これに限定されないが、以下の取り外し可能な装置の組み合わせ、あるいは、その全部を含むようにしてもよい。
読み取り/書き込みDVDドライブ43(デジタルビデオディスク)ドライブは、かかる用途のために適切にフォーマットされたディスクからデジタル信号を読み取り、そこにデジタル信号を書き込むために用いられる装置である。
ZIPTMドライブ44は、標準の3.5インチのフロッピーディスク(商標)と比べ、あまり大きくないディスケット上に大量のデジタルデータ保存領域を提供する装置である。250MBのZIPTMドライブは、以前の100MBのZIPTM ドライブカートリッジと互換性がある。また、アイオメガ社は、そのディスクが、1GB(旧)あるいは2GBのいずれかのデータを保持する大容量のJAZTM ドライブを製造している。
3.5インチのフロッピーディスク(商標)ドライブ45は、最大1.44メガバイトのデジタルデータを記憶することができる磁気ディスケットを読み取るために用いられる装置である。
メデイアカードリーダー46は、複数フォーマットの取り外し可能記憶部を読み取る装置である。かかるメデイアカードリーダーの一例は、3.5インチのフロッピーディスク(商標)ドライブベイに適合し、Compact FlashTM、IBM MicrodriveTM 、SmartMediaTM、MultiMediaTM、Secure DigitalTM Plusのメデイアカードの読み取り/書き込みを行う。他の様々な取り外し可能な記録装置と接続するためフロントUSBポートを有している。USBポートを有していない他のメデイアカードリーダーの例が用いられる場合、装置に別のUSBポートを付加すべきである。
読み取り/書き込み可能CD−ROM(”コンパクトディスク”読み取り専用メモリ)ドライブ47は、かかる用途のために適切にフォーマットされたディスクからデジタル信号を読み取り、そこにデジタル信号を書き込むために用いられる装置である。
統合情報プレゼンテーション装置は、これに限定されないが、以下の外部コンポーネントおよびその他の記録コンポーネントのいずれの組み合わせ又はその全てを含むようにしてもよい。
統合情報プレゼンテーション装置は、講演者が、統合情報プレゼンテーション装置から離れ、部屋中を自由に動くことを可能にするリモートコントロール22を含むようにしてもよい。図6にリモートコントロール22の一例が示され、それは、ポインタアクテイべーションボタン60A、ポインタレンズ60B、照明制御ボタン61、前のスライドに戻るボタン62A、次のスライドに進むボタン62B、音声制御63、マイク制御64、インターネットボタン65A、プレゼンテーションスクリーンボタン65B、時刻時計66A、プレゼンテーション経過時間66B、プレゼンテーション残り時間66Cを備えている。
講演者が部屋の中を動くにつれ、リモートコントロールを用いて画像のさまざまな部分を示すことができるよう、通常”レーザーポインター”と呼ばれるものと同様のポインテイング装置を、リモートコントロール内に組み込んでもよい。かかるリモートコントロールは、これが必須の条件(電線が講演者の移動を阻害することが理解される)ではないが、ほとんどの場合、バッテリー駆動である。リモートコントロールからの命令を、統合情報プレゼンテーション装置を通じて処理し、次に、一対の送信器を介し、いずれの適切な外部装置に配信してもよい。これに代え、前記命令を、代替のリモートコントロールであって、リモート機能を集積させたものから適切な外部装置に対して直接送信するようにしてもよい。
かかるリモートコントロールを使用しない場合、リモートコントロール収納コンパートメント50内に収納してもよい。リモートコントロール収納コンパートメント内にリモートコントロールがない状態で統合情報プレゼンテーション装置のスイッチが切られた場合、統合情報プレゼンテーション装置は、ユーザーに警告メッセージを与え、および/又は警告ベルを鳴らすようにしてもよい。これにより、講演者間でリモートコントロールをあやまった場所に置くこと、特に、部屋を片づけるアシスタントが、統合情報プレゼンテーション装置の全ての機能/コンポーネントを認識していない場合に起こるもの、を防止するために役立つ。同様に、スタイラス収納コンパートメント51は、スタイラス53を選択的に当該ユニットに収納することを促進する。前記リモートコントロール収納コンパートメントおよび前記スタイラス収納コンパートメントは、これに限定されないが、リモートコントロールまたはスタイラスが、収納され、それらを所定位置に保持するため固定機構で保持されている間に、リモートコントロールまたはスタイラスのバッテリー充電を可能にするコンポーネント、ならびに、保護カバーを備えるようにしてもよい。各収納コンポーネントの隣に、リモートコントロール52を”探す”、あるいは、スタイラス53を”探す”ためのボタンであって、それがどこに行ったかわからなくなってしまった場合に押すもの、を設けるようにしても良い。このボタンは、携帯電話のハンドセットおよびテレビのリモコンの一部で見られるような装置と同様に、なくなったリモートコントロール52またはスタイラス53を追跡可能とするため、可聴警告を鳴らすおよび/または目視警告を表示させるための処理を実行するきっかけとしてもよい。かかる警告は、一定時間、鳴り/光るようにしてもよく、あるいは、発見され、リモートコントロールまたはスタイラス上のボタンが押されるまで、それが続くようにしてもよい。
リモートコントロールに代え(あるいは、それに加え)、他の解決策によっても、彼らのプレゼンテーションを制御するための携帯情報端末(ポケットPCs、パームパイロット等の)PDAsとも呼ばれる自身の携帯演算装置を、みんなが使用することが可能となる。図8を参照のこと。いろんなバージョンの携帯演算装置が使用できるよう、現在の処、携帯演算装置の異なるタイプのアクセサリーを取り付けるためのポートについての基準は存在しないが、統合情報プレゼンテーション装置には、(統合情報プレゼンテーション装置が、特定タイプの携帯演算装置と連動している限り)適切なコネクタを有する複数の送信器を含んでいなければならない。講演者に対し、彼らが、統合情報プレゼンテーション装置の機能を制御するため自身の携帯演算装置を用いることを可能にするソフトウエアを配信することができる。統合情報プレゼンテーション装置に送信されるソフトウエアの出力(実行されるコマンド)が、携帯演算装置上で動作することを可能にする送信器76を、講演者に対し、会議施設が提供することもできる。かかる送信器は、彼/彼女による設定、リハーサル、およびプレゼンテーションの間だけ講演者により用いられる特定の統合情報プレゼンテーション装置専用であっても(あるいは、必要であれば、再プログラムしても)よい。このことの主な利点は、統合情報プレゼンテーション装置を備えたどのような会議場であっても、講演者が、プレゼンテーションを制御するために、自身の携帯演算装置およびソフトウエアを用いることができることである。携帯演算装置上の前記ソフトウエアは、基本的な機能のみを制御しても、あるいは、統合情報プレゼンテーション装置の全ての機能を再現するようにしてもよい。プレゼンテーションスクリーンデータを、統合情報プレゼンテーション装置に送ることができるが、プレゼンテーションが、統合情報プレゼンテーション装置および携帯コンピュータ上でプリロードされる可能性が高い。携帯演算装置のタッチスクリーンに対する入力装置、ならびに、聴衆のスクリーン上の画像に対する注意を引くレーザーポイント装置の両方として機能する携帯演算装置とともに用いることができるスタイラス24が、選択的に設けられる。例えば、前記スタイラスは、その一端に入力装置を、他端にレーザーポインタを備えるようにしてもよい。
さらに、送信器が、かれら自身の携帯装置で用いるために聴衆に配られ、あるいは、聴衆が用いるためにセッションのはじめに携帯装置が利用可能である場合、聴衆は、プレゼンテーションの前、最中、またはその後に講演者と交信を行うことが可能である。音声に関する電子メールオーバーボイス(email over voice)、またはデータライン、テキストメッセージング、あるいは他の手段等を用いて信号が統合情報プレゼンテーション装置に送られる場合、テキストメッセージを送信可能な携帯電話、双方向のぺージャー、および他の同様の装置を用いてもよい。
図7のスタイラス24は、講演者が、プレゼンテーション中にスライド上にノートを”書き込むこと”を可能にする、プレゼンテーションスクリーンと情報をやり取りすることを可能にする。スタイラスの一の可能な実施形態において、感圧あるいはフィールドフィードバックスクリーン上に圧力または存在のみを提供するため、”ダム・スタイラス(dumb stylus)”が用いられる。スタイラス24の他の可能な実施形態においては、”スマート・スタイラス”が、プレゼンテーションスクリーンの一部を”読み取り”、これが電磁検出チップ67を通じてトレースされ、この情報が、処理のため、メイン装置に返送される。埋め込まれたレーザーポインター70は、スタイラス24およびの他端に埋め込むようにしてもよく、2の選択的な動作機能の1つにより動作する。かかるレーザーポインター70は、スタイラス24の一端69Bを、回転スイッチ69Aの周囲で回転させることにより動作し、停止させ、あるいは、スタイラス24側面上の服クリップ68を押すことにより動作させる。
ここで、図12に示すような、統合情報プレゼンテーション装置の平面図を用い、利用可能な特性を最小化した、第二の例示的な実施形態について説明する。この例示的な実施形態の実施形態において、統合情報プレゼンテーション装置の視認可能な表面は、可視スクリーン2、スライドナビゲーションボタン5A、5B、埋め込まれたトラックボール18A、18B、18Cを備えている。この構成を用いることにより、講演者は、プレゼンテーションファイルをロードし、トラックボールを用いてさまざまなプログラム動作させ、さらに、前のスライドに戻るボタン5A、次のスライドに進むボタン5Bを用い、プレゼンテーション中にスライドを導くことができる。これに代え、トラックボールを省略し、プログラムを選択するために、マウスあるいは他のポインテイング装置を用いてもよい。この実施形態は、環境を制御できない(すなわち、野外でのプレゼンテーション、私邸でのセールスプレゼンテーション等の場合、あるいは、高機能な装置(ゆえに、高価であると推察される)の保障ができない(すなわち、あるクラスルームの状況、ビッドを固定するため(to secure bids)家に向かう工事人等)ほどプレゼンテーションの回数が多い場合に理想的である。
ここで、図13に示すような、統合情報プレゼンテーション装置第三の例示的な実施形態について説明する。この例示的な実施形態において、統合情報プレゼンテーション装置の視認可能な表面は、可視スクリーン2、時刻管理機器3Aおよび3B、インターネット接続4Aとプレゼンテーション情報4Bを切り換えるボタン、スライドナビゲーションボタン5A、5B、埋め込まれたトラックボール18A、18B、18C、ブラックスクリーンボタン14,ホワイトスクリーンボタン15、ミュートボタン16、スライドソータービューモードボタン17を備えている。この実施形態において、可視スクリーン2は、講演者のライブ画像(live-fed image of the speaker)2C、講演者のノート2A、ならびに、メッセージセンター2Bに割り当てられる。かかる講演者のライブ画像は、聴衆が多すぎるので講演者の画像をスクリーン上に投射する場合、または、多くのプロスポーツの競技場で見られるものと同じ、巨大なスクリーン上に表示する場合、あるいは、プレゼンテーションの”ウエッブ放送(web-cast)”または他の放送が行われる場合に用いることができる。可視スクリーン2をこのような構成にすることにより、講演者に対し、自身の位置、照明、プレゼンテーション中の動きに関する視覚的なフィードバックを提供することになる。プレゼンテーションが記録され、後に配信される場合、この構成を用いるようにしてもよい。
ここで、図14に示すような、プロの講演者の視点から見た最小限の統合情報プレゼンテーション装置を用いた、第四の例示的な実施形態について説明する。この例示的な実施形態の実施形態において、統合情報プレゼンテーション装置の視認可能な表面は、可視スクリーン2、インターネット接続4Aとプレゼンテーション情報4Bを切り換えるボタン、スライドナビゲーションボタン5A、5B、埋め込まれたトラックボール18A、18B、18C、いくつかの環境制御機能の組み合わせ90を備えている。かかる環境制御機能は、どのような部屋で前記装置が用いられても適切となるようカスタム化される。この実施形態は、開催場所が、環境制御をすべて講演者に委ねることを要求することなしに、講演者が、環境(音、光、物理的なスクリーン(physical screen)等)を制御することを可能にする。なお、特定機能の制御をインストールすることが可能であるが、いつでも可能なわけではない。開催場所が、環境変数を超えて講演者が制御を行う(たとえば、夏期にヒーターを作動させたり、修理中の機器を作動させたり)のは望ましくないと判断した場合、物理的なスイッチあるいはソフトウエアを無力化することにより、講演者が、環境制御機能の一つ又はグループを変更できなくする。
図15および図16に示された第五の例示的な実施形態は、統合情報プレゼンテーション装置1について他の構成が可能であることを示している。図15は、この構成の正面図を示しており、ラップトップの構成と同様に、統合情報プレゼンテーション装置のカバー内にスクリーンが埋め込まれている。これにより、ボタンを大きくし、ボタンの数を多くし、あるいは、統合情報プレゼンテーション装置の視認可能な表面上にキーボードレイアウトを備えることも可能となる。統合情報プレゼンテーション装置のこの特定の実施形態は、前記ユニットが、プロセッサ、取り外し可能記録ニット、インターフェースケーブル/接続、ならびに、講演者の機能が一の物理的ユニット内に収納されている、分離出来ないユニットとして表している。この構成は、機器が頻繁に移動する状況、あるいは、経験の少ない講演者又は技術者が、統合情報プレゼンテーション装置を頻繁に設定しなければならない状況において望ましい。この実施形態におけるスクリーン2(感圧式か、パッシブにのいずれに拘わらず)は、講演者のライブ映像2C、講演者のノートおよびスライド2A、ならびに、メッセージセンター2Bを有するよう構成してもよい。図16に、かかる第五の実施形態にける統合情報プレゼンテーション装置の視認可能な表面が示されている。この構成において、統合情報プレゼンテーション装置の視認可能表面は、例えば、視覚障害を持つ講演者のため、あるいは、ボタンに複数の言語でラベル貼るため、拡大されている。これに代え、講演者の環境を通じ、より多くの装置を、あるいは、インターネット又は他の接続を介してプレゼンテーション見ている聴衆の環境を制御することを可能にするため、多くのボタンを追加することもできる。例えば、一セットのボタンが、ニューヨーク市にいる聴衆のために遠隔の環境を制御し、他のボタンのセットが、あなたがいる場所、例えば、ロサンジェルス、の環境を制御する。講演者の映像を送信するために用いられるものと、同じ又は異なるインターネット、又は、他のデータ接続を、一の統合情報プレゼンテーション装置から他の統合情報プレゼンテーション装置にコマンドを送信するためにも用いることができる。また、この構成により、キーボードを、取り外し可能装置としてではなく、装置の視認可能表面上に含むことが可能となる。このような特徴は、統合情報プレゼンテーション装置が、講演者のプレゼンテーション情報を統合情報プレゼンテーション装置に直接入力するために用いられる状況、あるいは、統合情報プレゼンテーション装置が、テキスト入力が必要とされる多くのウエッブページにアクセスするため用いられる状況において望ましい。また、この構成は、統合情報プレゼンテーション装置の携帯性が非常に高く、その結果、管理するコンポーネントがほとんど存在しない状況において望ましい。
統合情報プレゼンテーション装置の第六の例示的な実施形態は、ホワイトボード、スキャナ、およびプリンタ等の装置を介し、遠隔地のミーテイング参加者に送信し、および/または、そこからのデータ又は画像を表示することを可能にする。この実施形態は、遠隔地において講演者によって直ちに見られるデイスカッションの前、その最中に、自身が作ったノート、図形又は画像を見ることができるよう、参加者に適切な技術を提供することも可能にする。この実施形態は、会議に参加する他のいずれの参加者が、どこでも、リアルタイムでノート、図形又は画像を見ることを可能にする。この実施形態は、講演者又は参加者が、特定の話題に取り組み、あるいは、聴衆の特定の質問に回答し、彼又は彼女の声やビデオ画像だけでなく、ボード上に書かれたすべての説明を送信することを可能にする。また、この実施形態は、かかるいずれのスケッチ、図形、およびテキストをキャプチャし、会議又はプレゼンテーションの記録、ガイド、又は要約中に含めることを可能にする。このことは、ボード(および講演者)の画像をキャプチャするためにビデオカメラ用いることから、ボード(電子黒板と呼ばれるもの)上にマークされたマーカーの色およびその位置を電子的に追跡するマーカー追跡装置を用いることまでの様々な方法によって達成される。この実施形態は、離れた場所にいる複数の講演者(および聴衆)が、協力して問題を解決したり(ビデオ会議として知られる)、解決策を示したり、あるいは、示されているものを補足するために図形又は説明を提供する等のユニークなやり取りをすることができるよう、講演者あるいは会議場が、複数のホワイトボードおよび付随するソフトウエアを使用することを可能にする。代替の実施形態は、これに限定されないが、インターネット、イントラネットあるいは、無線信号等の手段を通じて携帯装置とやり取りする能力が利用可能な場合に、聴衆が、画像をやり取りし、あるいは、ディスプレイ上の点を電子的に”指し示す”ための方法を提供する。他の実施形態において説明したように、統合情報プレゼンテーション装置における講演者は、これらの画像およびデータを、いつ、どのように、講演者ならびに聴衆のスクリーン上で表示するかを制御することができる。
他の画像技術および送信手段が、広く利用可能となるにつれ、統合情報プレゼンテーション装置が、これらの多くを容易に採用可能であることも理解される。
第七の実施形態である統合情報プレゼンテーション装置300を図17に示す。第七の実施形態は、処理ユニット(CPU)302、メインディスプレイ304、第二ディスプレイ306、受信器308、送信器310、内部RAM/ROM312、内部長期記憶装置314、取り外し可能長期記憶装置316、ポインテイング装置318、キーボード320、ナビゲーションボタン322、モードボタン324、電源326、および、クロック328を備えている。前記処理ユニットは、様々な装置から入力を受け、それらを処理し、適切な出力装置に対する信号を生成する。
前記メインディスプレイ304は、通常、統合情報プレゼンテーション装置のディスプレイ2に相当するが、全ての場合にそうではなく、第二ディスプレイ306は、例えば、プロジェクタでも、統合情報プレゼンテーション装置上の第2スクリーンでも、壁上の別のスクリーンでも、あるいは、統合情報プレゼンテーション装置の出力を受信できる、数千マイル離れたスクリーンであってもよい。前記受信器308は、電磁気伝導体又は無線信号のいずれかを介して、電磁気の放射を検出し、フィードバックを得る又は外部装置からデータを得る目的で、それをデータに変換することができる装置あるいは装置の組み合わせから構成してもよい。前記送信器310は、コマンド又は外部装置へデータをを送信する目的で、電磁気伝導体又は無線信号のいずれかのいずれかを介して、電磁気の放射を送信することができる装置あるいは装置の組み合わせから構成してもよい。
内部RAM/ROM312は、ある場合に不揮発性メモリ相当するが、通常、揮発性メモリチップに相当する。例えば、ハードドライブを備える前記内部長期記憶装置314は、プレゼンテーションソフトウエアおよびアジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアを記憶するために用いられる。これに対し、例えば、CD−ROMを備える前記取り外し可能長期記憶装置316は、会議の準備をするため、様々な講演者の特定のプレゼンテーションをロードするために用いられる。
たとえば、マウス、トラックボール、ライトペン又はヘッド移動検出装置を備える前記ポインテイング装置318は、ユーザーが、カーソルを介してグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUIs)とのインターフェースをとることを可能にする制御機能を与える。前記キーボード320は、処理ユニット(CPU)302による処理のため、英数字データを送ることを可能にするとともに、日々のアジェンダ又はプレゼンテーションデータに講演者に関するデータを入力するため用いられる。前記ナビゲーションボタン322は、カーソルを制御するボタン、次のスライドに進む等のタスクを実行するための信号を送るボタン、あるいは、デイレクトリリストから適切なファイルを選択するために用いられるボタンを備えている。前記モードボタン324は、たとえば、環境調節ボタン(たとえば、照明、温度、空調等)、ショートカットモードボタン、インターネットボタン、プレゼンテーションボタン、ブラックスクリーンボタン、ホワイトスクリーンボタン、ならびにアシスタント要求ボタンを備えている。前記電源は、これには限定されないが、バッテリー、壁コンセント 、発電機、あるいは、ソーラーパネル等のエネルギー源から、導電材料を介し、処理ユニット302に対して電気エネルギーを送信する手段を備えている。
技術が進歩するにつれ、新たなインターフェース、出力、処理、演算装置、および、入力装置が開発されることに注意すべきである。特定のハードウエアの選択については、それらの分野の開発を反映させるよう更新すればよい。
プレゼンテーションを行うことができるような統合情報プレゼンテーション装置を設定するため、多くの有効なステップの組み合わせが存在する。以下は、プレゼンテーションを促進するため、統合情報プレゼンテーション装置を使用することについて講演者が実行するステップのリストである。これらの例示的なステップは、添付の図19に示されている。
1.統合情報プレゼンテーション装置をオンにする。電話接続を用いることにより、視聴覚の技術スタッフにプレゼンテーションの準備について再検討させる。
2.プレゼンテーションファイルを有する媒体を、統合情報プレゼンテーション装置のアジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアを用いて記録媒体装置(CD、デイスケット、フラッシュカード、メモリステイック等)内に挿入する。プレゼンテーションブースを用いたプレゼンテーションの前にプレゼンテーションファイルを編集してもよい。
3.プレゼンテーションファイルを開き、スライドをチェックする。
4.ノートのウインドを所望のサイズに調節する。
5.部屋の環境制御機能(たとえば、照明、ブラインド、冷房/暖房、音声)を調節する。
6.プレゼンテーションのために、時計を調節し、タイマーをセットする。
7.メッセージセンターの動作が正常か確認する。
8.インターネットの接続を確認するとともに適宜調節し、統合情報プレゼンテーション装置と遠隔地との接続を確認する。統合情報プレゼンテーション装置と遠隔で接続されている一以上のプレゼンテーションブースを用いることにより、プレゼンターによる貢献を導くことができる。
9.プレゼンテーションファイルを所望の開始点までスクロールする。
10.指定された時間にプレゼンテーションを開始する。
さらに、制御機能を有する統合情報プレゼンテーション装置を使用可能に設定するため、多くの有効なステップの組み合わせが存在する。以下は、制御機能を有する統合情報プレゼンテーション装置を使用することについて講演者が実行するステップのリストである。これらの例示的なステップは、添付の図19に示されている。
1A.制御機能を有する統合情報プレゼンテーション装置の電源を入れる(power up)。
1.統合情報プレゼンテーション装置をオンにする。電話接続を用いることにより、視聴覚の技術スタッフにプレゼンテーションの準備について再検討させる。
2.プレゼンテーションファイルを有する媒体を、統合情報プレゼンテーション装置のアジェンダファイルオーガナイザーソフトウエアを用いて記録媒体装置(CD、デイスケット、フラッシュカード、メモリステイック等)内に挿入する。
3.プレゼンテーションを開き、スライドをチェックする。
4.ノートのウインドを所望のサイズに調節する。
5A.制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの環境制御機能を調節する。
6.プレゼンテーションのために、時計を調節し、タイマーをセットする。
7.メッセージセンターの動作が正常か確認する。
8.インターネットの接続を確認するとともに適宜調節し、統合情報プレゼンテーション装置と遠隔地との接続を確認する。
9.プレゼンテーションファイルを所望の開始点までスクロールする。
9A.記録モードをセットし、必要に応じて記録媒体を挿入する。
10.指定された時間にプレゼンテーションを開始する。
11.検討および再生がされた後、インターネット、無線又は他の手段を介して、適切な記録媒体および/または記録ドライブ/サーバー、および他の装置に送られる。
制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリは、訓練装置、プレゼンテーション装置の分野に関するものであり、演算装置の(通常、コンピュータと呼ばれる)分野に関するものである。環境シュミレーションを提供し、セッションを録画し、高品質なプレゼンテーションを行うため、講演者の能力を増強する、システムおよび方法の例について説明する。
制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの例示的実施形態は、講演者が、ミーテイング施設で現在直面している多くの課題を解決する。
制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの例示的な実施形態は、図9および図10で見られる。図9は、練習セッション中の講演者が見える”切り欠き”側面図である。講演者は、かかるセッション中、起立してもよいし、イス(それに限定されないが、”バー・スツール”)に座ってもよい。ユニットを始動させ、スクリーン104、カメラ102、ならびに、パワーポディアム装置1(必要に応じ、ビデオ録画/再生ユニット106)に電力を与えるため、メイン電源スイッチ108のスイッチが入れられる。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの天井からの照明は、パワーポディアムを照らす。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリは、外部の雑音および光から講演者を保護するために、閉め/引かれるドア又はカーテン等を有するようにしてもよく、あるいは、人通りが多くない場所に位置する場合、ユニットが解放されていてもよい。人通りが多い場所では、集中力を高めるため講演者にヘッドホンのセット、他の聴音装置、又は、他の音声遮断装置(sound-retarding device)を与えるようにしてもよい。閉じられたユニットが用いられる場合には、使用に適した環境に保つため、空気流調整装置を用いてもよい。
制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの他の例示的な実施形態は、統合情報プレゼンテーション装置および制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリを備えている。かかる制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリは、それと接続する統合情報プレゼンテーション装置を用い、通常のラップトップに用いられるドッキングステーションと同じ役割を果たす。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリは、プレゼンテーション領域全体をシミュレートし制御するすべての適切な接続を用い、あるいは、最小限の接続(ビデオ出力等)を用いて、実際の様々な制御機能、および/又は、様々な制御機能をシュミレートする手段を有してもよい。統合情報プレゼンテーション装置は、この実施形態および同様の実施形態で取り外し可能なので、統合情報プレゼンテーション環境アセンブリおよびプレゼンテーションルームの両方において物理的に同じ装置を用いることができる。
制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリが、ある場所に取り付けられる場合、技術者又は施設の職員は、統合情報プレゼンテーション環境アセンブリが使用される各プレゼンテーションルームの写真を撮ることができる。かかる写真は、都合に応じて、聴衆で満員の状態で撮影しても、空の状態で撮影してもよい。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリにおいては、最低限、講演者に対してプリント又は現像済みのショットをマウントすることができる。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの他の実施形態においては、講演者が、通常の教室又は講堂を使用する状況に近づけるよう、聴衆が居る状態又は居ない状態の環境の静止画を表示するため、これに限定されないが、画像を表示することが可能なビデオスクリーン等の聴衆シュミレーションディスプレイ104が用いられる。もう少しだけ洗練された設定においては、かかるスクリーン104を用いると、技術者又は施設の職員によって撮影された、聴衆が居る状態又は居ない状態の利用可能な部屋の視覚的な映像、デジタル化された静止画をスクリーン上で表示することができる。これにより、より現実に近い環境を提供するため、講演者が、彼又は彼女のプレゼンテーションが提供される場所に最も近い設定を選ぶことが可能となる。技術者は、講演者が選ぶことができるように、統合情報プレゼンテーション環境アセンブリにおいて適切な一連の画像をロードしてもよい。これにより、講演者が、制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリに相対すると、彼又は彼女は、シミュレーションされた聴衆(あるいは、少なくとも、席の配置)を見ることができる。この特徴は、できるだけ現実的な経験を提供するため、普通の部屋又は施設の現実の部屋における実際の聴衆の画像(静止画に対立するものとして)、あるいは、双方向通信が可能な聴衆の画像(この場合、いくつかの双方向性テレビゲームと異なり、ロードされるソフトウエアが必要となる)、を有することにより強化してもよい。技術が進歩するにつれて、たとえば、シュミレーションされた満員の聴衆は、それぞれのメンバーを、異なる性格、好みおよび背景を有するよう洗練された聴衆とすることが可能であることが理解される。講演者を訓練するために用いられる場合、シュミレーションされ洗練された聴衆は、喜びから悲しみまでの様々なシナリオを有することもでき、これにより、講演者が、生の聴衆に相対する前に、状況をよく把握することを可能にする。
制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリが始動し、講演者が彼の座席および必要な器具を調節すると、講演者は、統合情報プレゼンテーション装置内に自身のプレゼンテーションファイルをロードする(これに代え、施設の技術者により、講演者のプレゼンテーションを統合情報プレゼンテーション装置内にあらかじめロードしてもよい。ロードされていない場合、講演者は、様々な取り外し可能媒体装置のいずれかおよび提供されたソフトウエアプログラムを用いてプレゼンテーションをロードしなければならない。講演者が、この予行演習の録画を所望する場合、ビデオ録画ユニット102(たとえば、ビデオカメラ)を始動させ、プレゼンテーションが実行される。プレゼンテーションの演習中、講演者は、実際のプレゼンテーションで自身が行う制御と同様の方法でスライドのページを制御することができる。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリ(購入時、あるいは、後にアップグレードされた場合、プレゼンテーションブースとしても知られている)の特定の実施形態においては、様々な特徴のコンビネーションを”動作させる”ことが可能である。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリに組み込まれた、かかる統合環境制御機能は、プレゼンテーション環境の制御をシュミレーション(電話ボックスのサイズの空間においてできるだけシュミレーション)する。インタラクテイブな聴衆シュミレーションディスプレイを用いることにより、”仮想の照明”、”仮想の影”、聴衆のマイクを制御することができ、講演者は、あなたがプレゼンテーションルームに居るように制御を行う。講演者にとって、統合情報プレゼンテーション装置上で相違に気付かないが、プレゼンテーション中、メッセージセンターを介してアシスタントから受け取るメッセージは、ソフトウエアを通じてシュミレーションすることができる。講演者は、リモートコントロール又は別の周辺機器を用い、演習をすることもできる。
本発明の他の用途は、セミナー、クラス、あるいは、スピーキングに関するフォーラム中に講演者をテストし、訓練し、プレゼンテーションをテープに録画するため、あるいは、講演者の前に聴衆がいない状況でのプレゼンテーションをインターネットを介して送信するため、コンパクトな環境を提供することを含んでいる。施設が、顧客に対し、より多くの特徴をオファーするとともに、現在の建物のスペースをより使い易くすることを可能にする、そんな制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの複数の例を、建物の現在使用中の領域(小さな地下室等の)において用いるようにしてもよい。
例示的な制御機能を有した統合情報プレゼンテーション環境アセンブリ100は、これに限られないが、以下のエレメントを含むようにしてもよい:
適切なサイズのコンパートメント106は、選択的に、標準的な電話ボックスと等しく、あるいは、電話ボックスの半分の、寸法を有する。かかるコンパートメントは、閉鎖されていても、一部が閉じていても、あるいは、解放されていてもよく、ドア、カーテン、あるいは、多くのプライバシー又は消音効果を提供する他の手段を有してもよい。また、かかるコンパートメントは、限られたプライバシーしかない、いくつかの公衆電話のモデルと同様に、限定された壁を有してもよい。前記コンパートメントは、まさに、統合情報プレゼンテーション装置、ビデオカメラ、および、壁あるいは可動間仕切りに取り付けられた聴衆シュミレーションディスプレイの隣の最低限の領域より小さくてもよい。
制御機能を有した統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの電子機材をオンにするメインパワースイッチ108。
頭と肩のみに焦点を合わし、講演者の顔をクローズアップするためズームインし、あるいは、講演者の広い視野を提供する、ビデオカメラ102。画像記録技術が発達するにつれて、これらを、容易に組み込むことができることが理解される。
静止画像、ビデオディスプレイユニット、又は画像ディスプレイを備える聴衆シュミレーションディスプレイ104。表示技術が発達するにつれて、これらを、容易に組み込むことができることも理解される。
ポデイアム内、棚の上、あるいは、他の支持手段に取り付けられ、ポデイアム内、棚の上、あるいは、他の支持手段に載置される、統合情報プレゼンテーション装置1。
VCR(ビデオカセットレコーダー)として知られるものと同様の装置を備えた、ビデオレコーダー又はビデオ再生ユニット106。かかるビデオ再生ユニットは、プレゼンテーションを記録するため、ビデオカメラとともに用いてもよく、あるいは、前もって記録されたプレゼンテーションを再生するために用いてもよい。
プレゼンテーションルームの環境をできるだけ忠実にシュミレーションするために、多くの実際およびシュミレーションされた環境制御機能。かかる環境制御機能は、これに限定されないが、照明、温度、空気流、音声、および、を含んでおり、実際の制御に代わりに、これらのいずれか、全てがシュミレーションされるか、あるいは、全くシュミレーションされない。
このように、制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリ100は、正常に機能するパワーポディアム装置1、ビデオカメラ102、ディスプレイ104、ビデオ再生ユニット106、およびメインパワースイッチ108を有する。
講演者は、図11に示すように、直立あるいは横になっている、統合情報プレゼンテーション環境アセンブリを用いることができる。
かかる講演者は、シュミレーションされたプレゼンテーション環境および聴衆を超える、様々な制御レベルを有してもよい。この制御レベルは、聴衆の静止画(教室、会議等)の設定を選択するレベルから、人工頭脳シュミレーションプリグラム又はアルゴリズムを用いることにより制御されるシュミレーションされた各個人により構成された聴衆が完全にシュミレーションされる範囲、であってもよい。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリは、講演者に現実的な経験を提供するため、制御機能(照明、空気流等)を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリ中の同様の装置とやり取りすることを可能にするような方法で、統合情報プレゼンテーション装置の環境機能を組み込んでもよい。
これに限定されないが、VCR(ビデオカセットレコーダー)等のビデオ記録/再生ユニット106は、カメラ102を用いて練習セッションを録画するため、講演者がアクセスすることを可能とする。この装置は、カメラが録画テープを直接保持する場合には不要である。多くのカメラが、通常用いられる多くの再生ユニットとは異なるサイズのテープを使用することが多いので、このユニットを有することが望ましい。制御機能を有する統合情報プレゼンテーション環境アセンブリの要求が高い(時間当たりのコストが高い)場合であっても、このユニットは、講演者に迅速なフィードバックを与えるために用いることができ、講演者は、自身がホテル部屋でそうしているように、ビデオカセットを別のビデオ再生装置に持っていくことを希望してもよい。ホテルの技術的な能力にもよるが、ビデオを講演者及び/又は他の者に利用可能とし、講演者あるいは会議(the speaker or conference)は、それに対し、インターネット又はホテルの内部ネットワークを介してVCRが接続可能となるものを指定するようにしてもよい。
多くの特徴を有する様々なプロジェクション装置とやり取りを行うパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムの例示的な実施形態について説明する。具体的に述べると、様々なプロジェクション装置とやり取りを行うパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムは、図11において一般的な携帯演算装置200に接続されている送信器201、受信器202を備えており、ソフトウエアについて説明がなされる。
パーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムの例示的な実施形態を、図11に示す。この図面において、講演者の携帯演算装置200は、送信器201に取り付けられた状態で示されている。受信器ベース202は、講演者に可動性を提供する送信器201から物理的に分離されている。送信器201は、長い線を介して受信器202に接続することもできるが、通信のために無線技術を用いることがより望ましい。前記携帯演算装置200は、講演者の私物であっても、あるいは、講演者の雇い主のものであってもよく(会議場が、装置に彼のプレゼンテーションを送る方法を提供する場合、そうである必要はないが)、携帯演算装置の多くが、互換性のないインターフェースポートを有しているので、講演者が、彼ら自身の送信器を有することも望ましい。会議場が、標準的な送信器、あるいは、複数タイプの送信器のいずれかを提供することを選択する場合であっても、このことは義務的である必要はない。携帯演算装置(パームトップ、PDAs、ポケットコンピュータ等としても知られているもの)は、役に立つプログラムが作成されるにつれ、非常にポピュラーになってきている。これらの装置は、連絡先のリストおよびアポイントのスケジュールを管理し、電子メールをするため、ビジネスを行う人々によって頻繁に用いられている。出張するビジネスマンが、かかる装置を携帯することがより一般的になってきているので、彼らのリンクを個別化するという新しい機能により、携帯演算装置に費やした過去の投資を活用することができるようになる。講演者が、携帯演算装置、受信器ベース、ならびに、プレゼンテーションファイルを含む取り外し可能な媒体から構成される、小さな荷物で講演会場に来ることを可能にすることにより、大型で、さまざまな装置から構成される荷物を作る負担から開放される。講演者が、情報を提供するために自身の携帯演算装置を用いる場合、その会場に行ったことがない場合であっても、情報提供のための訓練に、全く、あるいは、ほとんど時間を要しない。
さまざまなプロジェクション装置と交信するためのパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムのソフトウエア部分は、これには限定されないが、Palm OSTMおよびWindows CETM等の一般的な携帯演算装置のオペレーションシステムとのやりとりを可能にするため、さまざまな実施形態を有する。プロジェクション装置と交信するため、パーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステム上で動作するかかるソフトウエアは、これには限定されないが、無線接続、赤外線ポート等の電磁気の送信接続手段(送信器201)あるいは、物理的な電線等によっても外部の受信器ベース202と通信を行う。これにより講演者に与えられる移動性を考慮すると、ワイヤレス接続がもっとも望ましい。
外部の受信器ベース202は、携帯演算装置200から信号を受け取り、聴衆に表示を行うため、それをプロジェクション装置に送信する。(電磁波等の)電磁放射が用いられる場合、あるプレゼンテーションルームにおいて用いられる、あるパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムと複数のプロジェクション装置とのやり取りが、近傍に存する他のパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムと複数のプロジェクション装置とのやり取りを妨害することがないようにするため注意が必要である。かかる事態は、他の技術以外にも、周波数を変化させ、あるいは、メッセージの開始時に”アクテイべーション・ストリング(activation strings)”を使用することにより回避される。前記受信器ベース202が会議場によって所有される場合、受信する周波数を選択する能力を有することが望ましく、自分の送信器を持参する講演者に柔軟性が与えられる。
さまざまなプロジェクション装置と交信するためにパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムを用いることにより、講演者は、たとえば、統合情報プレゼンテーション装置がインストールされていないシステム上の統合情報プレゼンテーション装置(パワーポディアム)の”基本”機能(すなわち、講演のノート、現在のスライドのサムネイル、次のスライドのサムネイル、スライドソーターのビュー等)を用いることが可能となる。さまざまなプロジェクション装置と交信するパーソナル携帯コンピュータ装置プレゼンテーションシステムは、プレゼンテーションが頻繁に行われない場合、聴衆の数が少ない場合、あるいは、予算が限られているので、環境制御機能を有する統合情報プレゼンテーションシステム、あるいは、統合情報プレゼンテーション装置、を全て購入することが現実的でない状況においても好ましい。
プレゼンテーション中のナビゲーションは、携帯演算装置200のタッチスクリーン上において、スタイラス24によって実行される。ほとんどの統合情報プレゼンテーション装置に含まれるスタイラスは、提供される場合には用いてもよいが、その一端にレーザーポインタを装備しているので、統合情報プレゼンテーション装置又は環境制御機能を有する統合情報プレゼンテーションシステムとともに提供されるスタイラスは、講演者にとってより利便性が高い。
この装置の他の例示的な実施形態は、プレゼンテーションソフトウエア、可能であれば、プレゼンテーションデータを、受信器ベース202上、あるいは、プロジェクションユニットでプリローデイングする機能を備えている。この実施形態において、送信器201と受信器ベース202間の信号は、たとえば、ナビゲーションコマンド、および、プレゼンテーション中に、様々なアイテム/スライドを表示し、隠し、選択し、あるいは、移動させるコマンドを含んでもよい。それらの間の違いにもかかわらず、外観と機能について十分に類似するよう、あるいは、講演者が、自身のプレゼンテーションを聴衆に効率的に送ることが可能となるよう、両装置上でデータおよびプレゼンテーションソフトウエアが必要となる。
状況に応じ、図7において24で表されるスタイラスは、講演者が、プレゼンテーションスクリーンと交信することを可能にし、たとえば、プレゼンテーション中、スライドの上に、ノートを”書く(written)”ことを可能にする。この装置の、可能な実施形態は、感圧又はフィールド・フィードバック(field feedback)スクリーンに用いられる”ダム・スタイラス”である。他の実施形態は、スクリーンの一部を”読み取り(reads)”、トレースし、送信器での演算を経て、この情報を受信器ベース202および携帯演算装置のいずれかに返送する”スマート・スタイラス”67である。レーザーポインタ装置70は、スタイラス24の他端に埋め込んでもよく、埋め込まれたレーザーポインター70は、スタイラス24の一端69Bを、回転スイッチ69Aの周囲で回転させることにより動作させ、停止させ、あるいは、スタイラス24側面上の服クリップ68を押すことにより動作させる。
状況に応じ、インターフェースは、講演者が、物理器な線又はワイヤレス信号を介して、インターネットにアクセスすることを可能にする。さらに、いくつかの携帯演算装置のいくつかは、すでにインターネットに対しワイヤレス接続を有するので、プレゼンテーションにおいて用いるためのワイヤレス接続を通じ、講演者に、短期間のインターネットアカウントを付与することが望ましい。環境制御機能を有する統合情報プレゼンテーションシステムの例示的な実施形態は、統合情報プレゼンテーション装置(パワーポディアムとしても知られている)、環境制御機能を有する統合プレゼンテーション環境アセンブリ(プレゼンテーションブースとしても知られている)、様々なプロジェクション装置とやり取りするパーソナル携帯演算装置プレゼンテーションシステム、スタイラス、ならびに、リモートコントロールから構成されている。
環境制御機能を有する統合情報プレゼンテーションシステムの第2の実施形態は、図18に示され、スタイラス、リモートコントロールおよび統合情報プレゼンテーション装置を備えている。この実施形態を用いることにより、講演者は、統合情報プレゼンテーション装置の例示的な実施形態の全ての機能、例示実施形態のリモートコントロールを用いることにより提供される操作性、ならびに、例示実施形態のスタイラスを用いて、タッチスクリーン上を選択し、聴衆スクリーン上を強調する能力を有することになる。
環境制御を有する統合情報プレゼンテーションシステムの最も小さい実施形態は、統合情報プレゼンテーション装置を備えている。
環境制御を有する統合情報プレゼンテーションシステムの他の最小の実施形態は、制御機能を有する統合プレゼンテーション環境アセンブリを備えている。
環境制御を有する統合情報プレゼンテーションシステムの他の最小の実施形態は、様々なプロジェクション装置とやり取りするパーソナル携帯演算装置プレゼンテーションシステムを備えている。
上述のプレゼンテーションシステムは、特殊な目的のコンピュータ、あるいは、別途プログラムされた、通信装置を有する一般のコンピュータで実現することができる。さらに、本発明のシステムならびに方法は、特殊な目的のコンピュータ上、プログラムされたマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラならびに周辺の集積回路エレメント、ASIC又は他の集積回路、デジタル信号プロセッサ、ハード・ワイヤードの電子回路(hard-wired electronic)又はディスクリートエレメント回路等のロジック回路、PLD、PLA、FPGA、PAL、等のプログラム可能なロジック回路により実現することができる。本発明に基づく様々な方法を実現するため、ここで示したフローチャートを順番に実行することができる状態機械(state machine)を実現することが可能ないずれの回路を用いることが可能である。
さらに、開示した方法は、様々なコンピュータ又はワークステーションのプラットホーム上で使用可能なポータブルソースコードを提供する、オブジェクト又はオブジェクト指向のソフトウエア開発環境を用い、ソフトウエアにより直ちに実行してもよい。これに代え、開示したシステムは、標準的なロジック回路又は、VLSI設計を用い、その一部又は全部をハードウェアにより実現してもよい。本発明に基づくシステムを実現するため、ソフトウエアおよびハードウェアのいずれを用いるかについては、本システムの速度および/又は効率条件、用いられる特定の機能、および、特定のソフトウエア又はハードウエアシステム、又は、マイクロプロセッサ、又は、マイクロコンピュータ、に基づいて決定される。しかし、ここで示されているシステムおよび方法は、既知又は後で開発されるシステム又は構造、ここで提供された機能の説明から適用可能な技術における当業者による装置及び/又はソフトウエア、ならびに、一般的なコンピュータおよび通信技術の基本的な知識、のいずれかを用いてハードウエアおよび/又はソフトウエアにより直ちに実現可能である。
さらに、開示された方法は、プログラムされた汎用コンピュータ、特殊な目的のコンピュータ、マイクロプロセッサ等の上で実行されるソフトウエアにより直ちに実現可能してもよい。これらの例において、本発明のシステムおよび方法は、JAVA(商標)又はCGIスクリプト等のパーソナルコンピュータ上に組み込まれたプログラム、サーバー又はグラフィック・ワークステーションに存するリソース、専用システムに組み込まれたルーチン等、として実行可能である。前記システムは、講演者サーバーのハードウエアおよびソフトウエアシステム等のソフトウエア及び/又はハードウエアシステム内に、システムおよび方法を物理的に組み込むことによっても実現可能である。
したがって、本発明によると、プレゼンテーションを強化する方法システムおよび方法が提供されることが明らかである。本発明については、多数の実施形態とともに説明されているが、適用可能な技術の当業者にとって、多数の代替、変更およびバリエーションが存在することは明らかである。したがって、この発明の精神および範囲内にある、これらの代替例、変更例、等価物およびバリエーション例をすべて包含するようことを意図している。
図1は、本発明に基づく統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の一実施形態の平面図を示している。 図2は、本発明に基づく統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の一実施形態の背面図を示している。 図3は、本発明に基づく統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の一実施形態の左側面図を示している。 図4は、本発明に基づく統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の一実施形態の右側面図を示している。 図5は、本発明に基づく統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の一例の正面を示している。 図6は、本発明に基づくリモートコントロールの一実施形態の平面図を示している。 図7は、本発明に基づくスタイラスの一実施形態の平面図を示している。 図8は、本発明に基づくポケットコンピュータ上の情報表示装置システム(”PDA−装置”)の一実施形態の平面図を示している。 図9は、本発明に基づく、制御機能を有する統合プレゼンテーション環境アセンブリ(”プレゼンテーションブース”)の一実施形態の切り欠き側面図を示している。 図10は、本発明に基づく、制御機能を有する統合プレゼンテーション環境アセンブリ(”プレゼンテーションブース”)の一実施形態の正面図を示している。 図11は、本発明に基づく携帯演算装置の一実施形態を示している。 図12は、本発明に基づく、統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の他の実施形態の視認可能な平面を示している。 図13は、本発明に基づく、統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の他の実施形態の視認可能な平面を示している。 図14は、本発明に基づく、統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の他の実施形態の視認可能な平面を示している。 図15は、本発明に基づく、統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)のカバーの一実施形態を示している。 図16は、本発明に基づく、統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の他の実施形態の視認可能な平面を示している。 図17は、本発明に基づく、中央演算装置(CPU)を有する、統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)間の関係を示している。 図18は、本発明に基づく、統合情報プレゼンテーション装置(”パワーポディアム”)の一実施形態の視認可能な平面を示している。 図19は、本発明に基づく、別の順路であるが、統合情報プレゼンテーション装置を設定するため同様のステップのセットを有する、統合情報プレゼンテーション装置を設定するためのステップのセットの一例を示している。

Claims (20)

  1. 情報表示システムであって、
    プレゼンテーションを表示するとともに、ステータス情報を維持することが可能なプレゼンテーション装置、
    一以上の環境制御機能を調節するよう構成される環境制御モジュール、
    一以上の聴衆からのメッセージを受信することが可能なメッセージングシステム、および、
    少なくとも、前記プレゼンテーション装置と通信するとともに、少なくとも、前記プレゼンテーション装置の一以上の機能を制御することが可能な、取り外し可能なプレゼンターユニット、を備えること、
    を特徴とするもの。
  2. 請求項1のシステムにおいて、さらに、前記情報表示システムの一以上の機能を模倣するよう構成されたリハーサルブースを備えること、
    を特徴とするもの。
  3. 請求項1のシステムにおいて、さらに、複数の箇所に前記プレゼンテーションを配信することが可能な放送システムを備えること、
    を特徴とするもの。
  4. 請求項1のシステムにおいて、さらに、具体的な環境制御機能の組み合わせを特定する一以上のプロフィールを備えること、
    を特徴とするもの。
  5. 請求項1のシステムにおいて、前記メッセージングシステムは、一以上の聴衆から電子メッセージを受け取り、かかる電子メッセージの一以上をメッセージングセンターにおいて表示すること、
    を特徴とするもの。
  6. 請求項1のシステムにおいて、さらに、動的、あるいは、静的な、ポインティング・スタイラスを備えること、
    を特徴とするもの。
  7. 請求項1のシステムにおいて、さらに、一以上の記録媒体、無線通信、有線通信、および、リハーサルブースから一以上のプレゼンテーションを受け取るよう構成されたプレゼンテーション・ローディングシステムを備えること、
    を特徴とするもの。
  8. 請求項1のシステムにおいて、前記プレゼンテーション装置は、プレゼンターのようす(presenter view)を表示する主要なスクリーン、ならびに、聴衆のようす(presentee view)を表示する補助的なスクリーンを備えること、
    を特徴とするもの。
  9. 請求項1のシステムにおいて、さらに、配信ネットワークアクセス装置を備えること、
    を特徴とするもの。
  10. 請求項1のシステムにおいて、前記環境制御機能は、照明の制御、温度の制御、遮光の制御、音量の制御、マイクの制御、スクリーンの制御、ファンの制御、ならびに、自動ハードウエアの制御、の少なくとも一つを備えること、
    を特徴とするもの。
  11. 請求項1のシステムにおいて、さらに、記録システムを備えること、
    を特徴とするもの。
  12. 請求項1のシステムにおいて、前記環境制御モジュールは、特定の環境制御機能を識別するために、識別スキーム(identification scheme)を用いること、
    を特徴とするもの。
  13. 請求項1のシステムにおいて、さらに、取り外し可能なプレゼンター位置決定装置(presenter locating device)を備えること、
    を特徴とするもの。
  14. プレゼンテーション方法であって、
    プレゼンテーションをローデイングするステップ、
    一以上の環境制御機能を調節するステップ、
    メッセージングシステムを始動するステップ、
    リモートプレゼンターユニットを始動するステップ、
    プレゼンテーション・エミュレーション装置においてプレゼンテーションを実行するステップ、および
    プレゼンテーション装置において、プレゼンテーションを示すステップ、
    を備えること、
    を特徴とするもの。
  15. 請求項14の方法において、さらに、記録モードを開始するステップを備えること、
    を特徴とするもの。
  16. 請求項14にかかる方法において、さらに、一以上の聴衆から電子的な通信を受け取るステップを備えること、
    を特徴とするもの。
  17. 請求項14にかかる方法において、さらに、前記プレゼンテーション装置から配信ネットワークにアクセスするステップを備えたこと、
    を特徴とするもの。
  18. 請求項14の方法において、前記環境制御機能は照明の制御、温度の制御、遮光の制御、音量の制御、マイクの制御、スクリーンの制御、ファンの制御、ならびに、自動ハードウエアの制御、の少なくとも一つを備えること、
    を特徴とするもの。
  19. 請求項14の方法において、さらに、前記リモートプレゼンターユニットを用いて前記プレゼンテーションの状況(aspect)を制御するステップを備えたこと、
    を特徴とするもの。
  20. 情報表示システムであって、
    プレゼンテーションを表示するとともに、ステータス情報を維持する手段、
    一以上の環境制御機能を調節する手段、
    一以上の聴衆からのメッセージを受信する手段、および、
    前記プレゼンテーション装置の一以上の機能を、遠隔制御する手段、を備えたこと、
    を特徴とするもの。
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