JP3202318B2 - インテリジェントレーザポインタ並びにオーバヘッドプロジェクタ - Google Patents

インテリジェントレーザポインタ並びにオーバヘッドプロジェクタ

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JP3202318B2
JP3202318B2 JP12821392A JP12821392A JP3202318B2 JP 3202318 B2 JP3202318 B2 JP 3202318B2 JP 12821392 A JP12821392 A JP 12821392A JP 12821392 A JP12821392 A JP 12821392A JP 3202318 B2 JP3202318 B2 JP 3202318B2
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film
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英昭 古川
範昭 中沢
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OHP装置等の映写機
で投影された画像の指示対象部分を、レーザ光によって
指し示すインテリジェントレーザポインタ並びにオーバ
ヘッドプロジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、OHP装置を利用した発表、講
演等において、発表者等は、透明なシート状のOHPフ
ィルム上に画像情報を書き込んで原稿フィルム(以下
「シート」という。)を作成し、このシートをOHP装
置のプラテンガラス上にセットし、下方から光を照射し
て正面のスクリーン上に原稿画像を拡大して投影する。
そして、発表者等は、スクリーンの脇に立ち、スクリー
ン上に拡大された画像を指示棒等で指し示しながら、視
聴者等に説明を行う。1枚のシートについての説明が終
了すると、このシートをプラテンガラス上から取り除
き、次の説明に必要な新たなシートをプラテンガラス上
に載せる。このように、説明済のシートの除去と、新規
なシートの載置とを繰り返すことにより、発表者は、あ
らかじめ発表順に並べて準備しておいたシートを次々と
プラテンガラス上で交換し、各シートの説明をスクリー
ン上で順次行っていく。
【0003】このようなプレゼンテーションにおいて、
スクリーン上の画像を指し示すポインタとして、指示棒
の他に光を利用したものが知られている。このものは、
レーザ発信機を有し、このレーザ発信機から発せられた
レーザ光を、指示棒に代えて使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来例によると、発表者等は、OHP装置に近づいて、プ
ラテンガラス上のシートを1枚1枚、次々と交換しなが
ら発表するため、次のような欠点があった。 (1)OHP装置とスクリーンとは、普通、相互に離れ
た距離に設置され、したがって、発表者等は、シートの
交換時には、スクリーンからOHP装置まで移動する必
要があり、非効率的である。このため、発表者等はスク
リーンにつきっきりで、シート交換のために別な人を配
置し、発表者等の合図によって、シートを交換すること
もある。 (2)発表後、質問に答える場合等において、乱雑に置
かれた発表済のシートの中から必要なシートを捜し出す
のに時間がかかり、限られた発表時間を有効に活用でき
ない。 (3)発表の開始時、終了時にそれぞれ照明を消灯した
り、点灯したり、また、OHP装置の光源のON/OF
Fの作業をタイミングよく行ったりするには、多数のス
タッフを必要とし、また、限られた時間を有効に活用で
きない。 (4)発表開始時や終了時に、マイクやBGMの音量を
変えたりして効果的なプレゼンテーションを行うために
は、多数のスタッフを必要する。 (5)長い発表等では、温度、換気、湿度等の空調を制
御して、快適なプレゼンテーションを行うためには、多
数のスタッフが必要である。 (6)発表の開始、終了に合わせて、ブラインドを閉め
たり、閉じたりする作業をタイミングよく行うには、多
数のスタッフを必要とし、限られた発表時間を有効に活
用できない。
【0005】上述の欠点を解決するために、まず原稿シ
ートをプラテンガラス上に搬送する原稿自動搬送装置等
が考えられる。
【0006】しかし、単に原稿自動搬送装置を作動させ
る操作部をこの装置上に配置すると、発表者は、スクリ
ーン上の画像を指示棒で指示するためにすぐ近くに移動
したり、この装置を操作するために装置のそばに移動す
る不便が生じる。その結果、整然としたプレゼンテーシ
ョンを行うことが困難となる可能性がある。
【0007】また、照明、音量、空調、ルーム管理等そ
れぞれの環境制御装置を発表者近くに配置しても、これ
らの装置を操作するために、装置のそばに移動する不便
が生じる。さらに、遠隔操作が可能な遠隔操作装置であ
っても、複数のものになれば、発表者の操作は煩雑とな
り、整然としたプレゼンテーションを行うことが困難と
なる虞れがある。
【0008】そこで、本発明は、レーザポインタに、プ
レゼンテーション環境を制御する遠隔操作手段を設ける
ことによって、効率的なプレゼンテーションを行えるよ
うにしたインテリジェントレーザポインタ並びにこれを
装着したオーバヘッドプロジェクタを提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、インテリジェントレーザポ
インタ(5)は、映写機(1)で投影した画像をレーザ
光によって指示するレーザポインタ(5)において、プ
レゼンテーション環境を制御するための信号を発生する
遠隔操作手段(5a)を一体に組み込む、ことを特徴と
する。
【0010】この場合、前記映写機(1)が、原稿フィ
ルム(D)を投影するOHP装置(1)と、該OHP装
置(1)のプラテンガラス(7)の所定位置に前記原稿
フィルム(D)を順次搬送する原稿自動給送装置(2)
と、前記OHP装置(1)及び原稿自動給送装置(2)
を制御する制御手段(42)と、を備えるOHPシステ
ム(3)によって構成されるとともに、前記遠隔操作手
段(5a)が、前記制御手段(42)を遠隔操作してな
る構成とすると好ましい。
【0011】また、レーザポインタ(5)が、光源を制
御するための信号を発生する照明遠隔操作手段(I8
(図9参照)、音量を制御するための信号を発生するA
V遠隔操作手段(I9 )、温度、換気、湿度のうちの少
なくとも1つを制御するための信号を発生する空調遠隔
操作手段(I10)、採光を制御するための信号を発生す
るルーム管理遠隔操作手段(I11)を備える、ようにし
てもよい。
【0012】レーザポインタ(5)が、前記遠隔操作手
段と共通の駆動源を有する、また、前記遠隔操作手段の
指向性と同方向の指示方向を有する、構成としてもよ
い。
【0013】さらに、オーバヘッドプロジェクタ(3)
は、透明なフィルム上に画像情報を書き込んで形成した
原稿フィルム(D)をプラテンガラス(7)上に載置
し、該原稿フィルム(D)に光を照射して画像情報を投
影するOHP装置(1)と、上記のいずれか記載のイン
テリジェントレーザポインタ(5)と、を有する、こと
を特徴とする。
【0014】
【作用】以上構成によると、例えば、光源、音量等のプ
レゼンテーション環境を制御する遠隔操作手段(5a)
を、レーザポインタ(5)に一体的に組み込むことによ
り、発表者等は、スクリーン上の画像をレーザポインタ
(5)にて指示するのに好適な位置に居ながらにして、
光源、音量等を制御することができる。しかもこれらの
制御は、発表者にとって最適なタイミングで意のままに
行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0016】インテリジェントレーザポインタ5は、レ
ーザポインタに、遠隔操作手段を一体的に組み込んで形
成されている。この遠隔操作手段は、原稿自動搬送装
置、照明、音量、空調、ルーム管理等を制御するが、ま
ず、OHP装置に装着した原稿自動搬送装置を制御する
場合について説明する。
【0017】図1に図示するように、オーバヘッドプロ
ジェクタ3は、OHP装置1と原稿フィルム送り装置と
を備え、この原稿フィルム送り装置は、原稿自動給送装
置(以下「シートフィーダ」という。)2と、インテリ
ジェントレーザポインタ5とによって構成されている。
インテリジェントレーザポインタ5は、レーザポインタ
(後述)のほかに、OHP装置1及びシートフィーダ2
を離れたところから操作する遠隔操作手段としてのリモ
コン発光機(リモコン送信部)5aとによって構成され
ている。なお、図1は、OHP装置1及びシートフィー
ダ2の縦断面図、及びリモコン発光機5aの拡大斜視図
を図示する。また、図2は、シートフィーダ2を上方か
ら見た場合の駆動系の展開図を示す。さらに以下の説明
において、前後左右の位置については、シートフィーダ
2の上面視である図2を基準に、その下側を前、上側を
後、左側を左、右側を右ということにする。
【0018】OHP装置1は、箱形に形成された装置本
体6を有し、その上面には透明なプラテンガラス7が配
設されるとともに、内側には光源9が配設されている。
100はシート原稿からの光をスクリーン上に照射する
ための照射部である。
【0019】シートフィーダ2は、前後にそれぞれ配置
されて相互に対向する前後の側板10a、10bと、こ
れらの側板10a、10bによって回転自在に支持され
た多数のローラを備えている。シートフィーダ2の右側
部分には、巻取りローラを構成する右下ローラ11と右
上ローラ12とが回転自在に配設され、また、左側部分
には、巻戻しローラを構成する左ローラ13が回転自在
に配設されている。右下ローラ11は、図2に示すよう
に、前後両端を前後の側板10a、10bによって固定
支持された右下ローラ軸11cの前後両端部にそれぞれ
回動自在に遊嵌した右下ローラ前プーリ11a、右下ロ
ーラ後プーリ11bと、これらのプーリ11a、11b
が前後両端部に嵌着された右下ローラ筒11dを有す
る。したがって右下ローラ11全体は、右下ローラ軸1
1cに対し、回転自在である。右下ローラ後プーリ11
bの外側にはギヤ部11eが形成されており、このギヤ
部11eに噛合する右プーリギヤ15はステッピングモ
ータからなるフィルム巻取りモータ16の出力軸16a
に固定されている。したがって、右下ローラ11には、
右プーリギヤ15を介して、フィルム巻取りモータ16
の回転が直接的に伝達される。
【0020】また、フィルム巻取りモータ16の出力軸
16aには、右プーリギヤ15と一体のプーリ17が固
定されており、このプーリ17と対をなすプーリ19と
の間にはベルト20が掛け渡され、これによってフィル
ム巻取りモータ16の回転力が後に述べる右上ローラ1
2に伝達されている。プーリ19は、後の側板10bの
外側に伸ばされた伝達軸21に固定され、伝達軸21に
は、不図示のワンウェイクラッチを介してワンウェイギ
ヤ22が装着されている。このワンウェイギヤ22に噛
合する右上ギヤ23は、トルクリミッタ25を介して軸
26に連結されており、軸26における側板10bの内
側部分にはブレーキ板27が固定されている。ブレーキ
板27と側板10bとの間には圧縮ばねであるブレーキ
ばね29が介装されており、ブレーキ板27を内側に付
勢している。付勢されたブレーキ板27が摺察する右上
ローラ後プーリ12bは、右上ローラ軸12cの後端側
に固定されており、右上ローラ軸12cの前端側には、
右上ローラ前プーリ12aが固定されている。またこれ
らのプーリ12a、12bは、円筒状の右上ローラ筒1
2dの前後両端に嵌着されている。つまり、右上ローラ
筒12dを主要構成部材としてなる右上ローラ12に
は、フィルム巻取りモータ16の動力が伝達される訳で
あるが、両者の間には、ワンウェイギヤ22、トルクリ
ミッタ25、ブレーキ板27等が介装されており、した
がって、右上ローラ12の回転については、駆動力は一
方方向に伝達され、しかも所定以上の動力の伝達が防止
され、さらに、常時回転方向と逆方向のブレーキ力が作
用するようになっている。また、右上ローラ12の周速
と前述の右下ローラ11の周速とについては、(右上ロ
ーラ12の周速)>(右下ローラ11の周速)となるよ
うに減速比が設定されている。右上ローラ12に対する
これらの配慮は、後述の搬送フィルム36及び押さえフ
ィルム37が左右いずれの方向にも移動する(搬送され
る)こと、両フィルム36、37の厚さが異なること、
これらのローラ11、12の周速が一定であってもこれ
らのローラ11、12に対する各フィルム36、37の
巻付き量、つまりフィルムロールの巻径が変化すること
によって、フィルム搬送速度が微妙に変化すること、等
に基づいてなされている。これにより、フィルム36、
37の円滑な搬送を実現している。
【0021】右上ローラ12と右下ローラ11との間に
は、下給紙ローラ30と上給紙ローラ31(図1参照)
とが相互に当接するように回動自在に配設されている。
下給紙ローラ30は、前後両端を前後の側板10a、1
0bによって支持された軸30cの前端部と後端部とに
回動自在に遊嵌したプーリ30a、30bを有し、これ
らのプーリ30a、30bを円筒状の下給紙ローラ筒3
0dの前後両端に嵌着してなる。上給紙ローラ31は、
この下給紙ローラ30と同様に構成されて回動自在であ
り、また下給紙ローラ30に対し、適宜な力で押圧され
ている。
【0022】シートフィーダ2の左側部分に配置された
左ローラ13は、前後両端にそれぞれ左ローラ前プーリ
13aと左ローラ後プーリ13bとを嵌着した円筒状の
左ローラ筒13dを有し、この左ローラ筒13dは、前
後のプーリ13a、13bを介して、前後の側板10
a、10bに支持された左ローラ軸13cによって、回
動自在に支持されている。また、後のプーリ13bに
は、ギヤ部13eが形成され、このギヤ部13eと噛合
する左プーリギヤ32は、フィルム送りモータ(例えば
ステッピングモータ)33の出力軸33aに固着されて
いる。左ローラ13の右下方には、左テンションローラ
35が配置されている。左テンションローラ35は、左
テンションローラ筒35dの前後両端に固定し前後のプ
ーリ35a、35bを、前後の側板10a、10bが固
定支持する軸35cによって回動自在に支持されてい
る。以上6本のローラ11、12、13、30、31、
35について説明したが、このうち右下ローラ11、右
上ローラ12、左ローラ13は、それぞれフィルム巻取
りモータ16、またはフィルム送りモータ33によって
積極的に駆動されるのに対し、下給紙ローラ30、上給
紙ローラ31、左テンションローラ35は、次に説明す
る搬送フィルム36等によって回転力が付与される、い
わゆる消極回転するものである。
【0023】これらのローラには、図1に示すように、
搬送フィルム36や押さえフィルム37が巻き掛けられ
る。搬送フィルム36、押さえフィルム37は、いずれ
も前述のプラテンガラス7上において、原稿フィルムと
してのシートを上下(表裏)から挟み込んだ状態で、電
源9からの光を透過させるため、透過率に優れたフィル
ム、例えばPETフィルム等が使用されている。これら
のフィルム37、36は、上下に重ねられた状態でシー
トフィーダ2左側の左ローラ13に巻付けられ、左テン
ションローラ35に掛け渡され、プラテンガラス7の上
面を経由して下給紙ローラ30と上給紙ローラ31との
間のニップ部に導かれ、その後、上下に分離し、搬送フ
ィルム36は、右下ローラ11に巻付けられ、また押さ
えフィルム37は、右上ローラ12に巻付けられてい
る。これらのフィルム36、37は、巻き取られると
き、及び巻き戻されるとき、いずれの場合においても、
左テンションローラ35、下給紙ローラ30、上給紙ロ
ーラ31等によって、適度な張力が付与されるようにな
っている。
【0024】さらに、シートフィーダ2の右側部分の右
下ローラ11と右上ローラ12との間には、シート給紙
台39が配置されている。シート給紙台39は、前述の
右下ローラ軸11cを中心として揺動自在に支持されて
おり、その先端部が、下給紙ローラ30と上給紙ローラ
31とのニップ部近傍に位置するように配置されてい
る。シート給紙台39の下面側には、これに当接するト
レイ揺動カム40が配置されている。このトレイ揺動カ
ム40を回転駆動することによって、シート給紙台39
の先端部を上下させて、シート給紙台39の先端部を搬
送フィルム36に押し付け、これによって搬送フィルム
36上のシートをすくい取ってシート給紙台39上に回
収する。
【0025】シートフィーダ2には、適宜な位置にセン
サが配置されている。上述のシート給紙台39の右側部
分には、シート給紙台39に載置されたシートの縦横を
検知するシートR検知センサA2 が配置され、またシー
ト給紙台39の左側部分付近には、シート検知センサA
1 が配置されている。このシート検知センサA1 は、シ
ート給紙台39にシートを載置することによって揺動す
る検知レバーA10を有し、透過型のセンサが検知レバー
10の変位を検知することにより、シートの有無を検知
する。また、この検知レバーA10に連動して、シートの
パスを切り換えるパス切換えセンサA4 も配置されてい
る。さらに、右下ローラ11と下給紙ローラ30との間
には、シート位置検知センサA3 が配置されている。こ
のセンサA3 も透過型のセンサによって構成され、搬送
フィルム36に付された遮光性のコママーク(後述)3
6aが、センサA3 の投光部から受光部に至る光路を遮
断することによって、シートの位置を検知するように構
成されている。
【0026】図3は、OHP装置1のプラテンガラス7
を上方から見た図である。プラテンガラス7上には、搬
送フィルム36と押さえフィルム37との間に挟持され
たシートD(同図の二点鎖線)が載置され、シートD
は、プラテンガラス7の下方の前述の光源9によって下
方から照射され、その反射光と透過光とによって、スク
リーン(不図示)上に画像が投影されるようになってい
る。搬送フィルム36の一方の側端縁付近には、多数の
コママーク36aが1コマ毎(シート1枚相当)に配置
されており、このコママーク36aを上述のシート位置
検知センサA3 が検知することによって、搬送フィルム
36及び押さえフィルム37の搬送を直ちに停止し、シ
ートDをプラテンガラス7上の所定の画像領域(プラテ
ンガラス7の全面とほぼ等しい)に停止させて位置決め
する。なお、互いに隣接するコママーク36a、36a
間のピッチPは、両者間に横向きまたは縦向きシートD
が好適に配置できる程度に設定するものとする。
【0027】さらに、シートフィーダ2の右側部分の上
面には、遠隔操作手段の一部を構成するリモコン受信部
41が配設されている(図1参照)。そして、このリモ
コン受信部41と相俟って遠隔操作手段を構成するリモ
コン発光機5aには、発光手段としてのリモコン発光機
5aに、1枚送りボタンB1 、1枚戻しボタンB2 、微
調送りボタンB3 、微調戻しボタンB4 、シート排出ボ
タンB5 、プリセットボタンB6 、ストップボタンB
7 、レーザポインタボタンB12の各ボタンが配置されて
いる。リモコン発光機5aは、これらのボタンBによっ
て指示されるコマンドに対応する赤外線(光)を発し、
リモコン受信部41を介して、後述の制御手段42を操
作する。
【0028】次に、図4を参照して、シートフィーダ2
の制御の概要を説明し、つづいて図5に示すブロック図
に沿って、さらに具体的な制御の内容を説明する。な
お、図4と図5との関係について、例えばシート検知手
段A2 とシート検知センサA2というように、同じ作用
をなすものは、同一の符号を付してある。また、見方を
変えると、図4と図5とは、上位概念と下位概念(ある
いは「手段」と「具体的な部材」)との関係であるとも
いえる。
【0029】図4に示す制御手段42は、シートフィー
ダ2の全体を制御するためのものである。この制御手段
42には、次の各手段が連結されている。これらは、遠
隔にてシートフィーダ2を操作するリモコン受信手段4
1、ロール状に巻かれている2枚の搬送フィルム36、
押さえフィルム37間に挟持されるシートDがシート給
紙台39にセットされたことを検知するシート検知手段
1 、シートDが縦向きであるか横向きであるかを検知
するシートR検知手段A2 、1枚のシートDがプラテン
ガラス7上に到達したことを検知するシート位置検知手
段A3 、2枚の厚さの異なる搬送フィルム36と押さえ
フィルム37に挟持されたシートDをシートフィーダ2
の内部に収納するか、外部に排出するかを選択するパス
切換え手段A4 、搬送フィルム36及び押さえフィルム
37を搬送する駆動手段33、16の各手段である。
【0030】図5は、シートフィーダ2について、図4
に示す各手段の具体的な構成を示巣ものであり、制御手
段としてROM、RAM等を内蔵した周知のワンチップ
マイコン(以下「MCOM」という。)42を中心に構
成されている。このMCOM42への入力としては、遠
隔操作が可能とされているリモコン発光機5aからの信
号を受信するリモコン受信回路41、シートDを検知す
るシート検知センサA1 、シートDが縦原稿か横原稿か
を検知するシートR検知センサA2 、そして、給紙搬送
されたシートDの位置を検知するシート位置検知センサ
3 、シートのパスを切り換えたことを検知するパス切
換えセンサA4 の各入力部材が接続されている。さら
に、出力信号が、MCOM42から、フィルム送りモー
タ33を駆動する定電流回路33bを介してフィルム送
りモータ33へ、またフィルム巻取りモータ16を駆動
する定電流回路16bを介してフィルム巻取りモータ1
6へと伝達されるように構成されている。これらのフィ
ルム送りモータ33、フィルム巻取りモータ16は、M
COM42と、定電流回路33b、16bとを経由して
接続さているが、これらの接続は、この間4相の信号つ
まり、A*、A、B*、Bという信号線で接続されてい
て、リモコン受信回路41の信号は、MCOM42の指
令に従い、ON/OFFの信号として、定電流回路33
b、16bを経由してフィルム送りモータ33、フィル
ム巻取りモータ16に伝達される。相信号(A*→A→
B*→B)のON/OFFを周期的に変えることによっ
て、フィルム送りモータ33、フィルム巻取りモータ1
6は正回転し、これとは逆の相信号(B→B*→A→A
*)を与えることによって、これらのモータ33、16
の逆回転を行うことができる。
【0031】図6(a)に、リモコン受信部41の受光
回路41Aの回路構成を示す。リモコン発光機5aから
の赤外線信号を1個または数個の受光ユニット41aが
受光し、シリアルの電気信号に変換する。これをバッフ
ァ41bを介して処理回路41cに入力する。処理回路
41cでは、その入力されたシリアルデータに対応する
パラレルデータに変換され、出力ポート41dから出力
される。なお、クロック回路41eはデータの取り込み
タイミングや内部のクロック用に使用している。
【0032】図6(b)は、図6(a)における受光ユ
ニット41aの内部構成である。フォトダイオード41
1 によって、リモコン発光機5aからの赤外線信号を
電気信号に変換し、アンプ41a2 で増幅する。次にこ
れをリミッタ41a3 で振幅制限し、バンドパスフィル
タ41a4 を通して特定の周波数の信号分のみをとり出
した後、復調器41a5 で復調する。これを積分器41
6 で波形整形し、最後にコンパレータ41a7 を通す
ことによって、あるレベル以上の信号だけが出力される
ようにする。
【0033】図7に、上述のリモコン受信部41に送信
するためのリモコン発光機5aを示す。図7(b)に図
示するリモコン発光機5aは、図1にて図示したリモコ
ン発光機5aに対し、照明ボタンB8 等のさらに好まし
い機能を追加したものであり、また、図7(a)は、リ
モコン発光機5aの内部構成図を示す。リモコン発光機
5aは、複数のキー(ボタン)Bと、キーボードPCB
(不図示)と、キーBとキーボードPCBとの間に介装
する導電ゴム(不図示)を有する。キーボードPCBに
は、処理回路5a1 とクロック回路5a2 と電源5a3
とを備えた従来のようなリモコン送信機ユニットの構成
の他に、レーザ発信回路5a4 が搭載されている。リモ
コン発光機5aは、キーBを押すと、導電ゴムがキーボ
ードPCBのキーマトリックス部分5a5 に押さえつけ
られ、通電し、処理回路5a1 において、数個あるキー
BのうちのどのキーBが押されたが判断される。各キー
Bには、他のキーBと重複しないようなコードがあらか
じめ決められており、処理回路5a1 によって、押され
たキーBに割り当てられたコード信号がシリアルデータ
として出力され、このシリアルデータは、赤外LED発
光回路5a6 によって、電気信号から赤外線信号に変換
されて送信される。また、キー群のうち一つは、リモー
トコントロールのためのコードは割り当てられておら
ず、このレーザポイントボタンB12を押すとレーザ発信
回路5a4 によって、ポインタ(スクリーン上の画像を
指し示す)のためのレーザ光が点灯される。このリモコ
ン発光機5aには、シートフィーダ2の動作を遠隔操作
するキーのほかに、OHP装置1をも遠隔操作するため
のキー(ボタン)、例えば照明ボタンB8 、音量ボタン
9 、空調ボタンB10、採光ボタンB11等が配置されて
いる。
【0034】図8は、(a)送信コード構成と、(b)
図7のリモコン発光機5aの各キーBの名称と、そのキ
ーBを押したときに出力される送信コードと、(c)図
6で示した受光回路から出力される受信データと、その
機能を示している。送信信号は、シリアル信号であり、
その構成は、他の赤外線リモコン発光機5aとの識別を
行うためのシステムコードと、実際の機能を行うための
信号であるデータコードと、機能がデータコードのビッ
ト数で表せない場合に使用する拡張コードからなってい
る。それぞれのキーBを押したときのデータコードは6
ビットで表されるコードで、図8(b)のようになって
いる。リモコン発光機5aのそれぞれのキーBを押して
出力された信号を受光回路41Aが受信したとき、パラ
レル信号に変換され、処理回路41cから出力される。
図8(c)は、その出力された受信データと、その受信
データに対するシートDの機能を示している。1枚送り
ボタンB1 を押すと、シートフィーダ2は、シートDを
1枚送ることができる。1枚戻しボタンB2 を押すと、
シートDを1枚戻すことができる。微調送りボタンB3
は、シートDの位置を送り側に移動させるときに用い、
押している間だけシートDが移動する。微調戻しボタン
4 は、シートDの位置を戻し側に移動させるときに用
い、押している間だけシートDが移動する。シート排出
ボタンB5 を押すと、シートDを排出することができ、
プリセットボタンB6 を押すと、最初のシートDまで搬
送フィルム36等を巻き戻すことができる。ストップボ
タンB7 を押すと、1枚送り、シート排出、プリッセッ
トを中断することができる。また、レーザポイントボタ
ンB12を押すと、押している間だけレーザポインタを発
光させることができる。
【0035】次に、シートフィーダ2の基本的な動作に
ついて説明する。まず、電源投入後、パス切換えスイッ
チ(不図示)によって、シートセットパスに切り換え、
リモコン発光機5aのプリセットボタンB6 を押す。こ
こでMCOM42にリモコン発光機5aのプリセットボ
タンB6 からのフィルムプリセットコマンドが入力さ
れ、定電流回路16bに一定周期の相切り換え信号を出
し、フィルム巻取りモータ16を定電流で駆動する。そ
して、フィルム巻き取りの終了信号をシート位置検知セ
ンサA3 で検知したならば、フィルム巻取りモータ16
の駆動を停止させる。次にシート給紙台39にシートD
を1枚セットする。シート検知センサA1において、シ
ートDを検知するため、MCOM42からの一定周期の
相信号を定電流回路33bに送り、フィルム送りモータ
33を駆動し、シートDを上下のフィルム、つまり搬送
フィルム36と押さえフィルム37との間に挟み込み、
三者一体にしてシートDをセットする。1枚のシートD
がセットされたことをシート位置検知センサA3 におい
て検知したら、フィルム送りモータ33の駆動を停止す
る。以後、最終のシートDまで上述と同様の操作を繰り
返し、最終シートDをセットした時点で、もう一度MC
OM42のプリセットボタンB6 を押すと、MCOM4
2にリモコン受信回路41からフィルムプリセットコマ
ンドが入力され、定電流回路16bに一定周期の相切り
換え信号を出し、フィルム巻取りモータ16を定電流で
駆動する。そしてフィルムの巻戻しの終了信号をシート
位置検知センサA3 で検知したならば、フィルム巻取り
モータ16の駆動を停止される。ここでシートDのセッ
トが終了となる。
【0036】シートDのセットが終了したならば、リモ
コン発光機5aの1枚送りボタンB1 を押すと、MCO
M42にリモコン受信回路41からシート1枚送りコマ
ンドが入力され、定電流回路33bに一定周期の紙切り
換え信号を出し、フィルム送りモータ33を定電流で駆
動する。そしてシート位置検知センサA3 において、シ
ートD1枚を送ったことを検知したならば、フィルム送
りモータ33の駆動を停止する。これでシートDの送り
出した1枚は、OHP装置1のプラテンガラス7上にセ
ットされてシートD状の画像がスクリーン上に投影され
る。この動作を繰り返すことによって、シートDの1枚
目から最終のものまで順次プラテンガラス7上にセット
し、次々と投影を行うことができる。
【0037】このときの、シートDとプラテンガラス7
との位置関係を、図3を参照して説明する。シートDに
おいて、その進行方向(矢印K1)に対して直角方向の
幅D1 は、搬送フィルム36の同方向の幅36Dよりも
小さい。これはシートDを左ローラ13、または右下ロ
ーラ11に巻き込んだときにシートDのズレによって左
ローラ前プーリ13a、左ローラ後プーリ13b、右下
ローラ前プーリ11a、右下ローラ後プーリ11bにシ
ートDが衝突するのを防止するためのものである。シー
トDの画像領域に対する位置はコママーク36aをシー
ト位置検知センサA3 で検知して、常に、シートDの中
央が画像領域中央と一致するような位置に停止させる。
これは、OHP装置1がレンズを使用して画像情報を拡
大しているため、スクリーン上の周囲が暗く画像が明瞭
に投影されないという問題に対処するためのものであ
る。
【0038】さらにリモコン発光機5aの1枚戻しボタ
ンB2 を押すと、MCOM42にリモコン受信回路41
からシート1枚戻しコマンドが入力され、定電流回路1
6bに一定周期の相切り換え信号を出し、フィルム巻取
りモータ16を定電流で駆動する。そしてシート位置検
知センサA3 において、シートD1枚分戻したことを検
知したならば、フィルム巻取りモータ16の駆動を停止
する。これにより、現在投影されているシートDの1枚
分前のシートがプラテンガラス7上に再びセットされて
投影できる。
【0039】セットされたシートDの位置を少し、送り
方向もしくは戻り方向に移動させたいときは、リモコン
発光機5aの微調送りボタンB3 または微調戻しボタン
4を押す。微調送りボタンB3 の操作によって、MC
OM42にリモコン受信回路41から、微調送りコマン
ドが入力され、定電流回路33bに一定周期の相切り換
え信号を出しフィルム送りモータ33を定電流で駆動す
る。また、微調戻しボタンB4 の操作によって、MCO
M42にリモコン受信回路41から微調戻しコマンドが
入力され、定電流回路16bに一定周期の相切り換え信
号を出し、フィルム巻取りモータ16を定電流で駆動す
る。どちらのコマンドもともに微調送りボタンB3 また
は微調戻しボタンB4 を押している間だけのみ搬送フィ
ルム36等を搬送し、これらのボタンB3 、B4 を離し
たら直ちに駆動は停止される。
【0040】シート1枚送り、1枚戻しの搬送スピード
と、シート微調時の搬送スピードとは異なっていて、前
者のシート1枚送り、1枚戻しの搬送スピードの方が、
後者のシート微調時の搬送スピードよりも早く設定され
ている。シートDを1枚送り中もしくは1枚戻し中に搬
送を停止させたいときには、リモコン発光機5aのスト
ップボタンB7 を押すと、MCOM42にリモコン受信
回路41からストップコマンドが入力され、フィルム送
りモータ33、フィルム巻取りモータ16の駆動を停止
する。
【0041】次に、シートDのシートフィーダ2外への
排出は、まず、パス切換えスイッチを排出側にセット
し、リモコン発光機5aのシート排出ボタンB5 を押す
と、MCOM42にリモコン受信回路41からのシート
排出コマンドが入力され、定電流回路16bに一定周期
の相切り換え信号を出し、フィルム巻取りモータ16を
定電流で駆動する。これにより、シート給紙台39の先
端部は、搬送フィルム36上に押し付けられ、搬送フィ
ルム36上の多数のシートDを1枚ずつすくい上げるよ
うにしてシート給紙台39上に排出する。なお、以上説
明した入力信号の読み込み、あるいは負荷のON/OF
Fのコントロールは、MCOM42に格納されたプログ
ラムによって実行されるものとする。
【0042】次にシートフィーダ2及び環境制御装置を
制御するための信号を発生する遠隔操作手段のなかで、
照明、音量、空調、ルーム管理を制御する方法について
説明する。
【0043】図9は本発明を使用したシステムの概略図
である。
【0044】5は、本発明に係るインテリジェントレー
ザポインタ(以下「ILP」という。)で、41Aは図
6で示した受光回路で、2はシートフィーダ(原稿自動
給紙装置)である。I8 は受光回路41Aから出力され
る受信データを識別し、あらかじめ割り当てられたコー
ドであれば照明をON/OFFできる照明装置、またI
9 は同様にスピーカの電源をON/OFFできるスピー
カ装置、またI10は同様にエアコンの電源をON/OF
Fできるエアコン装置、そしてI11は受信データを識別
し、あらかじめ割り当てられたコードであればモータが
駆動し、このモータでブラインドの開閉が可能なブライ
ンド装置である。なお、これらの装置I8 〜I11は、図
7に示すインテリジェントレーザポインタ5の各ボタン
8 〜B11にそれぞれ対応しており、これらのボタンを
押すことで、各装置が作動するようになっている。
【0045】ILP5からの送信信号を受光回路41A
がパラレル電気信号に変換し、出力する。それぞれの装
置には図8(C)で表されるように、互いに重複しない
ようなコードがあらかじめ割り振られている。受光回路
41Aから出力された受信データはそれぞれの装置に送
られる。それぞれの装置はここで送られたデータのコー
ドの識別を行う。照明装置I8 はコードの識別を行った
結果、割り振られたコードと一致すれば、蛍光灯などの
照明設備やOHP装置1の光源9の電源が現在ONであ
ればOFFして消灯し、現在OFFであればONして点
灯する。スピーカ装置I9 はコードの識別を行った結
果、割り振られたコードと一致すれば、スピーカを動作
させるための電源が現在ONであればOFFし、現在O
FFであればONする。エアコン装置I10はコードの識
別を行った結果、割り振られたコードと一致すれば、エ
アコンを動作させるための電源が現在ONであればOF
Fし、現在OFFであればONする。ブラインド装置I
11はコードの識別を行った結果、割り振られたコードと
一致すれば、ブラインドが現在太陽光を入射させる状態
であれば、モータが、光を遮断させるような方向に駆動
して光を遮断し、現在光を遮断するような状態であれば
モータは逆方向に駆動し、光を入射させることができ
る。
【0046】すなわち、受光回路41Aには、照明装置
8 、スピーカ装置I9 、エアコン装置I10、ブライン
ド装置I11をそれぞれ制御するための、照明遠隔操作手
段、AV遠隔操作手段、空調遠隔操作手段、ルーム遠隔
操作手段(いずれも不図示)が内装されている。
【0047】また、複数の受光回路41Aを設置し、各
々の受光回路が照明装置I8 、スピーカ装置I9 、エア
コン装置I10、ブラインド装置I11を個々に具備しても
良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザポインタに、遠隔操作手段を一体に組み込むこと
により、OHP装置を使用してプレゼンテーションを行
う際に、OHP装置のそばに移動することなく、OHP
装置を操作することができる上、少数のスタッフもしく
は発表者一人で、例えば照明装置等の様々な環境制御装
置をその場で遠隔操作できるので、プレゼンテーション
をが効率的に行うことができる。
【0049】また、レーザポインタ、照明装置、スピー
カ装置等の様々な環境制御装置を操作する機能を、1つ
の軽量かつコンパクトな遠隔操作手段に集約することが
でき、操作性を格段に向上させて、快適で演出効果の高
いプレゼンテーションを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】OHP装置、シートフィーダの縦断面図及びリ
モコン発光機の拡大斜視図。
【図2】シートフィーダの構成及び駆動系の上面視展開
図。
【図3】プラテンガラスとシートとの位置関係を示す上
面図。
【図4】シートフィーダの電気構成図。
【図5】シートフィーダのハードブロック図。
【図6】(a)、(b)はリモコン受光回路の回路構成
図。
【図7】(a)はリモコン発光機の内部構成図、(b)
はリモコン発光機の外観斜視図。
【図8】(a)は送信コード構成を示す図、(b)はキ
ーとデータコードとの関係を示す図、(c)はキーと受
信データ及び機能の関係を示す図。
【図9】オーバヘッドプロジェクタの全体構成図。
【符号の説明】
1 OHP装置 2 原稿自動給送装置(シートフィーダ) 3 オーバヘッドプロジェクタ 5 インテリジェントレーザポインタ 5a 遠隔操作手段(リモコン発光機) 7 プラテンガラス 42 制御手段(MCOM) D 原稿フィルム(シート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中沢 範昭 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノ ンアプテックス株式会社内 (72)発明者 小林 賢二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特許3026887(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 27/20 G03B 21/132

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映写機で投影した画像をレーザ光によっ
    て指示するレーザポインタにおいて、 プレゼンテーション環境を制御するための信号を発生す
    る遠隔操作手段を一体に組み込む、 ことを特徴とするインテリジェントレーザポインタ。
  2. 【請求項2】 前記映写機が、原稿フィルムを投影する
    OHP装置と、該OHP装置のプラテンガラスの所定位
    置に前記原稿フィルムを順次搬送する原稿自動給送装置
    と、前記OHP装置及び原稿自動給送装置を制御する制
    御手段と、を備えるOHPシステムによって構成される
    とともに、 前記遠隔操作手段が、前記制御手段を遠隔操作してな
    る、 ことを特徴とする請求項1記載のインテリジェントレー
    ザポインタ。
  3. 【請求項3】 光源を制御するための信号を発生する照
    明遠隔操作手段を備える、 ことを特徴とする請求項1記載のインテリジェントレー
    ザポインタ。
  4. 【請求項4】 音量を制御するための信号を発生するA
    V遠隔操作手段を備える、 ことを特徴とする請求項1記載のインテリジェントレー
    ザポインタ。
  5. 【請求項5】 温度、換気、湿度のうちの少なくとも1
    つを制御するための信号を発生する空調遠隔操作手段を
    備える、 ことを特徴とする請求項1記載のインテリジェントレー
    ザポインタ。
  6. 【請求項6】 採光を制御するための信号を発生するル
    ーム管理遠隔操作手段を備える、 ことを特徴とする請求項1記載のインテリジェントレー
    ザポインタ。
  7. 【請求項7】 前記遠隔操作手段と共通の駆動源を有す
    る、 ことを特徴とする請求項1記載のインテリジェントレー
    ザポインタ。
  8. 【請求項8】 前記遠隔操作手段の指向性と同方向の指
    示方向を有する、 ことを特徴とする請求項1記載のインテリジェントレー
    ザポインタ。
  9. 【請求項9】 透明なフィルム上に画像情報を書き込ん
    で形成した原稿フィルムをプラテンガラス上に載置し、
    該原稿フィルムに光を照射して画像情報を投影するOH
    P装置と、 請求項1ないし請求項8のいずれか記載のインテリジェ
    ントレーザポインタと、を有する、 ことを特徴とするオーバヘッドプロジェクタ。
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