JP2006504561A5

JP2006504561A5 -

Info

Publication number: JP2006504561A5
Application number: JP2004547482A
Authority: JP
Filing date: 2003-08-16
Publication date: 2008-11-06

Claims

車両の乗員又は道路利用者を保護するための手段（２）を予防的に作動するための自動車用制御装置（１）であって、
前記車両の乗員又は道路利用者を保護するための手段は、可逆的な保護手段である、可逆シートベルトプリテンショナ又は予防的に上昇できるボンネットであり、
安全を脅かす車両の走行挙動が車両運動パラメータを用いて判定される場合に、前記保護するための手段（２）に対して作動決定を出す決定段階（３）と、
前記作動決定の妥当性をチェックするための妥当性チェック段階（４）を有し、
前記車両で検出されるパラメータ（７、１０、１１）の時間特性評価により、所定の限界内で、前記安全を脅かす車両の走行挙動が、運転者による意図的かつ制御された走行挙動を意味する所望の走行挙動に相当する場合に、前記妥当性チェック段階（４）は前記作動決定を妥当ではないと評価し、前記車両の乗員又は道路利用者を保護するための手段の作動を防止することを特徴とする自動車用制御装置（１）。
前記作動決定の妥当性をチェックするために、前記妥当性チェック段階（４）が前記車両の走行挙動の変化速度を示すパラメータを使用することを特徴とする、請求項１に記載の制御装置。
前記車両の走行挙動が安全を脅かす走行挙動にゆっくりと近づく場合に、前記妥当性チェック段階（４）が前記作動決定を妥当ではないと評価し、前記保護するための手段（２）の作動を防止することを特徴とする、請求項２に記載の制御装置。
所定時間内で前記車両の走行挙動の変化が所定のしきい値に達しない変化の速さで生じた場合に、前記妥当性チェック段階（４）が前記作動決定を妥当ではないと評価し、前記保護するための手段（２）の作動を防止することを特徴とする、請求項３に記載の制御装置。
安全を脅かす同じ走行挙動の所定回数の繰返しが所定の時間内で生じた場合に、前記妥当性チェック段階（４）が前記作動決定を妥当ではないと評価し、前記保護するための手段（２）の作動を防止することを特徴とする、請求項１〜４のいずれか１項に記載の制御装置。
安全を脅かす走行挙動が所定の例外的な走行状況に相当する場合のみ、前記妥当性チェック段階（４）が前記作動決定を妥当ではないと評価し、前記保護するための手段（２）の作動を防止することを特徴とする、請求項１〜５のいずれか１項に記載の制御装置。
前記車両の乗員を保護するための手段（２）として、シートベルトプリテンショナが可逆的に作動し得ることを特徴とする、請求項１〜６のいずれか１項に記載の制御装置。
車両の乗員又は道路利用者を保護するための手段（２）を予防的に作動する、請求項１〜７のいずれか１項に記載の制御装置における制御方法であって、
安全を脅かす車両の走行挙動が車両運動パラメータを用いて判定される場合にのみ、前記保護するための手段（２）に対して作動決定が出され、
所定の限界内で前記安全を脅かす車両の走行挙動が運転者による意図的及び制御された走行挙動を意味する所望の走行挙動に相当すると、前記車両内で検出されるパラメータの時間特性評価によって結論づけられる場合に、前記作動決定が妥当ではないと評価され、車両の乗員を保護するための手段（２）の作動が防止されることを特徴とする方法。