JP2006503511A - 自動利得制御器の利得を補償するための装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

移動通信システムにおいて、不連続的に伝送されるパケットデータの受信電力を安定化するための自動利得制御器の利得を補償する装置及び方法を提供する。補償制御器は、自動利得制御器からの自動利得制御値を受信して自動利得制御値を予め定められた区間の間に所定のサンプル数だけサンプリングし、サンプリングされた自動利得利得値と予め定められた区間の間に使用される参照利得値との差と所定の値を比較することにより補償利得制御値を求める。補償器は、自動利得制御値を補償利得制御値で補償し、これによって、自動利得制御器の特性によって発生されたエラーを補償する。

Description

本発明は、自動利得制御装置及び方法に関し、特に、移動通信システムにおいて、不連続的に伝送される高速パケットデータの受信信号電力を安定化するための自動利得制御器(Automatic Gain Controller;AGC)の利得を補償する装置及び方法に関する。
通常、高速パケットデータの伝送のための移動通信システム(以下、“高速パケット伝送移動通信システム”と略する。)は、データチャンネルのみを支援するか、又は、データチャンネルだけでなく、音声チャンネルを同時に支援する。前者は、“IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)1xEV−DO(Evolution-Data Only)システム”と呼ばれ、後者は、“IMT−2000 1xEV−DV(Evolution-Data and Voice)システム”と呼ばれる。
一方、高速パケット伝送移動通信システムにおいて、高速データの伝送を実現するために、複数のユーザーが同一のチャンネルを時分割多重化(Time Division Multiplexing;以下、“TDM”と略する。)して使用する。このとき、高速パケット伝送移動通信システムにおいて、基地局は、端末機から順方向チャンネル状態情報をフィードバック(feedback)して受信し、チャンネル状態が良い場合、伝送データ率を高めるために、8−PSK(phase shift keying)、16−QAM(quadrature amplitude modulation)、又は64−QAMのような高次変調(high order modulation)方式を使用して、データ伝送を遂行する。このような高速パケット伝送移動通信システムにおいて、順方向パケットチャンネルは、複数のユーザーが時分割変調(Time Division Modulation;TDM)方式で分けて使用するチャンネルであるので、特定のユーザーに割り当てられた時間(time slot)に、基地局は、この1つ以上の特定のユーザーに全ての利用可能な電力を割り当てる。
通常、パケットデータは、不連続的に発生するためにパケットデータが伝送されない時間が存在する。すなわち、パケットデータは連続的に伝送されず、不連続に伝送される。これにより、パケットデータの受信信号レベルを一定に保持することができない場合、64−QAMのような高次変調方式を使用すると、パケットチャンネルの受信品質が劣化する。従って、一般的に、パケットデータの受信信号レベルを安定化するためにAGCを使用する。このようなAGCの構成及び受信機で受信される信号のレベル変化を、図1乃至図2Cを参照して説明する。
図1は、受信信号レベルを一定に保持するための一般的なAGCのブロック構成図である。
図1を参照すると、AGCは、アンテナ(図示省略)からの信号S(t)を受信する利得制御増幅器(Gain Controlled Amplifier;GCA)10と、利得制御増幅器10の出力を所定の区間の間に累積する累算器20と、累算器20の出力信号をターゲット基準電圧(AIM_AMP)に加算する加算器30と、加算器30の出力信号をフィルタリングし、所定の帯域幅(bandwidth)を有するフィードバックループフィルター(Feedback loop filter)40と、を含む。
利得制御増幅器10は、フィードバック信号によって制御される増幅器である。
上述したような構成の動作を説明すると、入力信号は、利得制御増幅器10に入力され、利得制御増幅器10の出力は二分され、このうちの1つが累算器20に入力される。加算器30は、累算器20から受信した累積された信号を負(−)の値を有する基準電圧AIM_AMPに加算する。すなわち、加算器30は、累算器20の出力と基準電圧AIM_AMPとの差を求める。その後、フィードバックループフィルター40は、その差の信号をフィルタリングし、利得制御増幅器10は、このフィルタリングされた信号で入力信号を増幅する。
上述したように、基地局から受信される信号のレベル変化を自動利得制御器の構成に関連して説明する。
図2A、図2B、及び図2Cは、パケットチャンネルが不連続的に動作する場合の送信電力のレベル変化と受信電力のレベル変化とを示すタイミング図である。
より詳細に、図2Aは、基地局送信電力Iorを示し、図2Bは、自動利得制御器によって制御された受信信号のレベル
Figure 2006503511
を示す。図2Cは、基地局の送信電力Iorの変化に従って、自動利得制御器のループで利得制御増幅器(GCA)を制御する制御信号Vc(t)を示す。ここで、基地局の送信電力Iorは、パケット伝送区間t1〜t3の間に最大値Pmaxに達するが、パケットが伝送されない区間では、送信電力がノーマル値Pnormalに戻る。
しかしながら、受信機の自動利得制御器によって制御される受信信号レベルは、パケットチャンネルの伝送開始時点t1、又は、伝送終了時点t3では、送信信号の急激な変化によって、自動利得制御器による受信信号電力が一定に保持されない。これは、自動利得制御器が一般にループ制御方式で構成されているので、自動利得制御器のループが安定化するまでは、ある程度の時間を必要とするためである。そして、これは、理想的な自動利得制御器という仮定の下では、避けられない自動利得制御器のエラー(error)に該当する。従って、大部分の高速パケットデータ受信器では、不連続なパケットの伝送に関連して同一の問題を抱えている。
高速のパケットデータの伝送は、QPSK/8−PSK、又は16−QAM/64−QAMのような高次変調方式を使用する。しかしながら、不連続な伝送による自動利得制御器のエラーに起因して入力信号の電力レベルが一定でなければ、復調性能が大きく劣化する、という問題点がある。
また、不連続なパケットデータの伝送の間に、自動利得制御器が安定化するときまで発生する自動利得制御器のエラーは、1つのスロット内の受信電力レベルを変化させる。これは、16−QAM/64−QAMの復調性能に大きく影響を及ぼす。従って、1つのスロット内で自動利得制御器から出力される信号の電力レベル変化を減らすことができるアルゴリズムが必要になった。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、高速パケット伝送移動通信システムにおいて、パケット伝送区間で測定される受信電力のレベルを一定に保持するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、高速パケット伝送移動通信システムにおいて、パケットデータの不連続的な伝送による受信品質の低下を防止することができる装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、高速パケット伝送移動通信システムにおいて、歪曲された受信信号の電力レベルの変化を補償することができる装置及び方法を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、高速パケット伝送移動通信システムにおいて、受信機の構造を変更せず、歪曲された受信信号の電力レベルの変化を補償することができる装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の実施形態によるパケットデータを不連続的に伝送する移動通信システムにおいて、受信されたパケットデータの利得を調整する自動利得制御器を含む受信装置の該自動利得制御器の利得を補償する装置は、この自動利得制御器から出力された自動利得制御値を受信し、この自動利得制御値を予め定められた区間の間に所定のサンプル数だけサンプリングし、このサンプリングされた利得値とこの予め定められた区間の間に使用される参照利得値との差を計算して補償利得制御値を求める補償制御器と、この自動利得制御値をこの補償利得制御値で補償することによって、この自動利得制御器の特性によって発生されたエラーを補正する補償器と、を含むことを特徴とする。
本発明の実施形態による装置は、この補償された自動利得制御値の電力レベルをこの補償制御器で求めた補償オフセット制御値で補償するオフセット補償器をさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の実施形態によるパケットデータを不連続的に伝送する移動通信システムにおいて、受信されたパケットデータの利得を調整する自動利得制御器を含む受信装置の該自動利得制御器の利得を補償する方法は、この自動利得制御器から出力された自動利得制御値を受信し、この自動利得制御値を予め定められた区間の間に所定のサンプル数だけサンプリングし、このサンプリングされた利得値とこの予め定められた区間の間に使用される参照利得値との差を計算して補償利得制御値を求めるステップと、この自動利得制御値をこの補償利得制御値で補償することによって、この自動利得制御器の特性によって発生されたエラーを補正するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施形態による方法は、この予め定められた区間が終了すると、現在の区間の間に使用されるこの参照利得値と次の参照利得クロック信号に応答して抽出される次の区間の間に使用される参照利得値との差を使用して補償オフセット制御値を求めるステップと、この補償された自動利得制御値の電力レベルをこの補償オフセット制御値で補償するステップと、をさらに含むことを特徴とする。
本発明は、自動利得制御器の補償アルゴリズムから計算した補償利得制御値及び補償オフセット制御値を使用する不連続な伝送による自動移動制御器のエラーによって発生する信号歪曲の受信信号を補償する。従って、信号歪曲によるパケットチャンネルの受信品質の劣化を防止することができる、という長所がある。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記説明において、図面中、同一の構成要素については、可能な限り同一の符号及び番号を共通使用するものとする。
下記の説明では、具体的な信号及び信号レベルのような多くの特定の事項が説明されているが、これは、本発明のさらなる全般的な理解を助けるために提供されるものに過ぎず、このような特定の事項がなくても、本発明が実施されることができることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。また、本発明の要旨のみを明瞭にするために公知の機能又は構成に関する詳細な説明は省略する。
本発明の実施形態では、符号分割多重接続方式(1xCDMA)帯域幅を使用して音声サービス及びデータサービスを含むマルチメディアサービスを支援する高速パケット伝送移動通信システムでの順方向リンクを例に挙げて説明する。ここで、1xCDMA帯域幅は、既存のIS−95系列の北米式の同期システムで使用される1.25MHzの周波数帯域幅を意味する。これは、本発明の実施形態において、クロック発生周期を決定するためのスロット境界(Slot boundary)参照信号T125の決定に使用される。パケットデータが不連続的に伝送されると、図2Bに示すように、伝送開始時点(t1)又は伝送終了時点(t3)で送信電力が急激に変化する。その結果、自動利得制御器110は、受信電力を一定に保持することができない。
以下、本発明の一実施形態による移動端末の受信機で自動利得制御補償アルゴリズムの実施及び動作を説明する。
図3は、本発明の一実施形態による移動端末の受信機において自動利得制御器の利得を補償する装置を示すブロック図である。
図3を参照すると、移動端末の受信機は、パケットデータ受信部100、利得補償装置である自動利得制御器110、及びシンボル復調器130を含む。自動利得制御器110は、パケットデータ受信部100から受信した不連続的なパケットデータの電力レベルを利得制御を通じて安定化し、自動利得制御値AGC_VALUEを出力する。AGC_VALUEは、この自動利得制御器のループ構造において安定化するのにかかる時間の間に発生された歪曲信号の電力レベルを示すもので、1つのスロットにおける1つのシンボルの利得値である。利得補償装置は、チャンネル補償器121、ウォルシュ復調器122、第1の乗算器123、及び補償部200で構成される。
チャンネル補償器121は、パケットデータチャンネルを補償し、ウォルシュ復調器122は、この受信されたパケットデータをウォルシュコードで復調する。第1の乗算器123は、チャンネル補償された信号をウォルシュ復調された信号と乗算し、補償する歪曲信号、すなわち、補償する実際の自動利得制御値Z(n,m)としての積を出力する。
補償部200は、補償制御器210、補償器220、シンボルエネルギー推定器230、第2の乗算器240、及びオフセット補償器250を有する。補償制御器210は、自動利得制御値AGCC_VALUEを補償するための補償利得制御値AGCC_GAINと補償オフセット制御値AGCC_OFFSETとを求める。補償器220は、自動利得制御値Z(n,m)を補償利得制御値AGCC_GAINで補償する。シンボルエネルギー推定器230は、補償器220から受信された利得値ZAGCC(n,m)に対する参照エネルギーを推定する。第2の乗算器240は、この推定されたシンボルエネルギー
Figure 2006503511
を補償値ZAGCC(n,m)と乗算する。オフセット補償器250は、補償利得積Z’AGCC(n,m)を補償制御器210から受信された補償オフセット制御値AGCC_OFFSETで補償する。ここで、補償オフセット制御値AGCC_OFFSETは、オフセット補償が必要な場合にのみ計算されることに留意しなければならない。言い換えれば、このオフセット補償が不必要な場合には、補償オフセット制御値AGCC_OFFSETが省略されることができる。
シンボルエネルギー推定器230は、参照エネルギー
Figure 2006503511
を、受信されたデータシンボルのみを使用して推定するブラインド(blind)推定方式を適用する。無線チャンネルフェーディングは、スロットごとに
Figure 2006503511
を推定することによって追跡されることができ、このように推定されたエネルギー
Figure 2006503511
は、受信されたスロットのシンボルを復調する時の基準エネルギーとして使用される。
補償部200での補償制御器210の構成及び動作を図4を参照して詳細に説明する。
図4は、図3に示した補償制御器210のブロック図である。
図4を参照すると、補償制御器210は、タイミング制御器211、サンプラー212、第1の減算器213、第1のルックアップテーブル214、貯蔵器215、第2の減算器216、及び第2のルックアップテーブル217を構成する。タイミング制御器211は、利得クロック信号GAIN_CLK及び参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKを生成する。参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKは、予め定められた区間(スロット区間)で発生されるスロット境界参照信号T125に同期し、自動利得制御値AGC_VALUEのサンプリング区間として使用される。サンプラー212は、クロック信号に応答して自動利得制御値AGC_VALUEをサンプリングする。
貯蔵器215は、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKに応答して、サンプラー212から出力された信号を参照利得値GREFとして一時的に貯蔵する。第1の減算器213は、利得クロック信号GAIN_CLKに応答して、サンプラー212から出力されたサンプリング値AGCと参照利得値GREFとの差(すなわち、補償利得GCOMP)を計算する。第1のルックアップテーブル214は、補償利得GCOMPを所定の値と比較することにより補償利得制御値AGCC_GAINを出力する。ここで、貯蔵器215は、タイミング制御器211に接続されたD−フリップフロップであり、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKに応答して動作する。
第2の減算器216は、現在のスロットに対する参照利得値と次のスロットに対する参照利得値との差(すなわち、補償オフセット値GOFFSET)を計算する。第2のルックアップテーブル217は、補償オフセット値GOFFSETを所定の値と比較して補償オフセット制御値AGCC_OFFSETを出力する。
さらに図3を参照すると、補償制御器210からの補償利得制御値AGCC_GAINによって補償される実際の自動利得制御値Z(n,m)は、下記式1によって定められる。
Figure 2006503511
ここで、mは、1つのスロット内のシンボルのインデックスであり、nは、スロットのインデックスである。データ処理値Z(n,m)は、チャンネル補償器121の出力値P(n,m)とウォルシュ復調器212の出力値Y(n,m)との積である。
式1において、Pは、パイロット信号の大きさを示し、g(n,m)は、自動利得制御器のループによって受信信号に反映された利得値を示す。h(n,m)は、キャリアcが乗算されたx(n,m)とパイロット信号Pに加算された受信信号s(t)の大きさs(n,m)とを乗算した値であり、n(n,m)は、h(n,m)に加算される。このような計算は、自動利得制御器110に入力される前にパケットデータ受信部100で遂行される。
図5A乃至図5Dは、自動利得制御器110の利得を補償するのに必要な入力信号の電力レベルの変化を示すタイミング図である。
図5Aは、図4に示した補償制御器210の動作タイミングを示す。図5Bは、補償制御器210で計算した補償利得値AGCC_GAINのレベル変化を示す。図5C及び図5Dは、図7の説明を参照して後述する。
また、自動利得制御器110によって制御された電力レベルであって不連続的に受信された信号の電力レベルが変化するので、安定化区間の間に、自動利得制御器110から出力された利得にエラーが発生する。すなわち、補償制御器210は、1つのスロット当たりの1つのシンボル単位で歪曲された受信信号の利得を受信する。従って、自動利得制御器のエラーを補正するということは、自動利得制御器110からの利得、すなわち、自動利得制御値AGC_VALUEを補償することである。
タイミング制御器211は、スロット境界(Slot boundary)参照信号T125に応答して、利得クロック信号GAIN_CLKと参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKとをサンプラー212へ出力する。これと同時に、タイミング制御器211は、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKを貯蔵器215へ出力する。図5Aを参照すると、サンプラー212で、自動利得制御値AGC_VALUEは、スロット境界参照信号T125に同期し、利得クロックGAIN_CLKに従って所定のサンプル数だけ分周される。自動利得制御値AGC_VALUEの分周数は、シンボルインデックスとして使用され、スロット境界参照信号T125のクロックパルスは、スロットインデックスを示す。
サンプラー212は、利得クロック信号GAIN_CLK及び参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKに従って、サンプリングされた自動利得制御値AGC_VALUEを出力する。
参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKに応答して、サンプラー212から出力された自動利得制御値AGC_VALUEは、1つのスロットの間に参照利得値GREFとして貯蔵器215に貯蔵される。これに従って、第1の減算器213は、利得クロック信号GAIN_CLKに応答して発生したサンプリングされた自動利得制御値AGC_VALUEを参照利得値GREFから減算する。そうすると、第1のルックアップテーブル214は、第1の減算器213から受信された補償利得値GCOMPを貯蔵された値と比較することによって補償利得制御値AGCC_GAINを求める。図5Bに示すように、補償利得制御値AGCC_GAINが自動利得制御値AGC_VALUEに対応するように計算されるので、図2に示したレベル変化と反対に、信号レベルが変化する。このとき、図3に示した補償器220は、自動利得制御値Z(n,m)を補償利得制御値AGCC_GAINで補償する。
Figure 2006503511
一方、第2の減算器216は、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKが発生すると、現在のスロットの間に貯蔵された参照利得値GREFを次のスロットの間に貯蔵された参照利得値から減算したオフセット利得値GOFFSETを求める。そうすると、第2のルックアップテーブル217は、オフセット利得値GOFFSETを該当するテーブル値と比較して現在のスロットで使用される補償オフセット制御値AGCC_OFFSETを求める。このとき、補償オフセット制御値AGCC_OFFSETは、下記式3のように計算される。さらに、図3を参照すると、補償オフセット制御値AGCC_OFFSETは、補償利得乗算値Z’AGCC(n,m)に反映され、これにより、シンボル復調器130に入力されたパケットデータ信号の電力を一定に保持する。
Figure 2006503511
以下では、上述した補償利得制御値AGCC_GAINと補償オフセット制御値AGCC_OFFSETとを使用して、自動利得制御器のエラーによる歪曲信号、すなわち、自動利得制御値AGC_VALUEを補償する方法を説明する。
図6は、本発明の一実施形態による自動利得制御器のエラーを補正する方法を示すフローチャートである。
図6を参照すると、ステップ300で、補償制御器210は、各変数の初期値を設定する。各初期値についての説明は、下記の通りである。
自動利得制御値AGC_VALUEは、利得制御増幅器GCAの制御信号値であり、自動利得制御値AGC_VALUEに対するサンプリング区間AGC_SAMP_DURと1つのスロット当たりのサンプル数AGC_SAM_NUMとを設定する。そして、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKは、スロットの開始を示すスロット境界参照信号T125に同期する。また、GAIN_CLKは、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKの周波数をAGC_SAM_NUMで分周させたクロック信号として設定される。GAIN_CLKは、サンプリングクロック信号として使用される。
ステップ310で、シンボルインデックスm及びスロットインデックスnをすべて“0”に設定することによってカウンターを初期化した後、ステップ320で、シンボルインデックスmとサンプル数AGC_SAM_NUMとを比較する。シンボルインデックスmがシンボル数AGC_SAM_NUMと同じであれば、ステップ330で、補償制御器210は、シンボルインデックスmを初期値(m=0)に設定し、スロットインデックスnを1ずつ増加させる(n=n+1)。そして、ステップ335で、補償制御器210は、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKを生成した後、ステップ340に進行する。一方、ステップ320で、シンボルインデックスmがサンプル数AGC_SAM_NUMと異なると、ステップ340を遂行する。
ステップ340で、補償制御器210が利得クロック信号GAIN_CLKに従って自動利得制御値AGC_VALUEをサンプリングした後、ステップ350で、シンボルインデックスmが初期値0であるか否かを判断する。
mが0である場合、補償制御器210は、ステップ360で、現在のシンボルに対する自動利得制御値AGC_VALUEを参照利得値GREF(n)として設定(GREF(n)=AGC_VALUE)する。ここで、参照利得値GREF(n)になる自動利得制御値AGC_VALUEは、各スロットの開始時点で抽出され、スロットに対する参照利得値GREF(n)として貯蔵器215に貯蔵される。そして、参照利得値GREF(n)を使用して、各シンボルの自動利得制御器110のエラーに対する補償利得制御値を抽出する。また、自動利得制御ループで利得制御増幅器GCAに対する制御信号と利得制御増幅器GCAの利得との関係は、指数関数関係であるので、自動利得制御値AGC_VALUEと利得制御増幅器GCAの利得との関係は、下記式4のように示すことができる。参考に、ステップ330及びステップ335で、毎スロットの開始時点(m=0)でスロット境界参照信号T125が入力されると、タイミング制御器211は、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKを生成し、従って、貯蔵器215は、参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKを受信する度に参照利得値GREFを抽出する。
Figure 2006503511
ステップ370で、参照利得値GREF(n)を用いて補償オフセット制御値AGCC_OFFSETを下記式5及び式6のように計算した後、ステップ380を遂行する。一方、ステップ350で、シンボルインデックスmが0ではない場合、ステップ380に進行する。
Figure 2006503511
Figure 2006503511
式5において、補償制御器210は、現在の自動利得制御値AGC_VALUEに対する参照利得値GREF(n)と前のスロットに対する参照利得値GREF(n−1)との差を計算することによって、前のスロットに対するオフセット利得値GOFFSET(n−1)を求める。そして、式6において、補償制御器210は、第2のルックアップテーブル217を用いて、前のオフセット利得値GOFFSET(n−1)の補償オフセット値を前の補償オフセット値AGCC_OFFSET(n−1)として設定する。補償器220は、このように設定された前の補償オフセット値AGCC_OFFSET(n−1)を歪曲された信号に反映する。
ステップ380で、補償制御器210は、下記式7によって補償利得値AGCC_GAINを求める。
Figure 2006503511
式7において、補償制御器210は、現在のスロットに対する参照利得値GREF(n)と現在のシンボルに対する自動利得制御値AGC_VALUE(m)との差を計算することによって、現在のシンボルに対する補償利得値GCOMP(m)を求める。そうすると、式8において、第1のルックアップテーブル214を用いて、指数関数で表現される値であって補償利得値GCOMP(m)に相当する値を補償利得制御値AGCC_GAINとして求める。
Figure 2006503511
この式7を式8に適用すると、現在のスロットで現在のシンボルに対する補償利得値AGCC_GAIN(n,m)を示すことができる。
Figure 2006503511
このような補償利得制御値AGCC_GAINを計算した後、補償制御器210は、ステップ390で、シンボルインデックスmを1だけ増加させ、ステップ320に戻る。
補償オフセット制御値AGCC_OFFSETとオフセット補償とをAGCC_OFFSETで計算するためのステップ370は、任意的事項であるので省略することができる。
オフセット補償器250は、式10に従って、補償オフセット制御値AGCC_OFFSETを前のスロットの間に計算された補償利得乗算値Z’AGCC(n−1,m)と乗算して補償オフセット値GOFFSETを求める。ここで、Z’AGCC(n−1,m)は、補償利得値と推定されたシンボルエネルギーとの積である。ZAGCC_OFFSET(n−1,m)は、その電力オフセットに対するZ’AGCC(n−1,m)を補償する結果として生じ、これによりZ’AGCC(n−1,m)の電力を一定に保持することができるようにオフセット補償を遂行する。
Figure 2006503511
補償器220は、補償利得制御値AGCC_GAINを歪曲された受信信号と乗じ、これによって、自動利得制御のエラーに対する信号を補償する。この補償信号ZAGCC(n,m)は、下記式11のように示すことができる。
Figure 2006503511
式11を使用して、補償利得値ZAGCC(n,m)は、補償利得制御値AGCC_GAIN(=(gREF(n)/g(n,m))を自動利得制御器110のループからの利得を有する第1の乗算器123からのデータ処理値Z(n,m)と乗じることによって計算される。従って、補償利得値ZAGCC(n,m)は、1つのスロットの間に自動利得制御器110の利得の変化を現在の参照利得値gREF(n)に固定させる。スロットごとに現在の参照利得値gREF(n)が設定されるので、スロット単位でチャンネル変化に対する自動利得制御を遂行する。このような過程における信号レベルの変化は、図5C及び図5Dに示される。
図5Cは、補償利得制御値AGCC_GAINを反映した後の自動利得制御器110のエラーにより歪曲された信号のレベルを示す。点線は、歪曲された信号を示し、実線は、レベルが制御された信号を示す。信号の歪曲は、補償利得制御値AGCC_GAINが反映されて補償され、従って、該当スロットで信号電力レベルを一定に保持させる。図5Dは、補償オフセット制御値AGCC_OFFSETがスロットごとに自動利得制御器の補償過程で発生する電力レベルの補償オフセットGOFFSETに対する信号を補償した後の最終受信信号の電力レベルを示す。ここで、現在の補償オフセット制御値AGCC_OFFSET(n)は、次の参照利得クロック信号REF_GAIN_CLKが発生する次のスロット(すなわち、(n+1)番目のスロット)のt3区間、すなわち、次のスロット境界参照信号T125が発生するときに計算される。同じ方式にて、AGCC_OFFSET(n+1)は、T125が(n+2)番目のスロットで発生するときに計算される。
一方、フェーディングによるチャンネル変化は、自動利得制御器110のエラーによるチャンネル変化に比べて非常に遅い。従って、スロット単位の自動利得制御は、自動利得制御のもとの機能(すなわち、無線チャンネル変化に対する受信信号の電力レベルを一定に保持させること。)にはほとんど影響しない。
本発明の一実施形態では、補償オフセット制御値AGCC_OFFSETを求めるために、該当スロットで第1の自動利得制御値を使用したが、本発明の他の実施形態では、自動利得制御器110のループを安定化するための参照利得値として該当スロットで最後の自動利得制御値を使用することができる。
本発明の第2の実施形態による自動利得補償アルゴリズムは、該当スロットでの最後の自動利得制御値がスロットに対する参照利得値として使用されるので、自動利得制御値を貯蔵するための貯蔵器が追加されるという点で、第1の実施形態による自動利得補償アルゴリズムとは異なる。参照利得値の以外に、上述した同一の方式にて、オフセット補償が遂行される。
本発明の実施形態では、受信信号の動的領域を一定に保持する必要がある場合オフセット補償が遂行されたが、オフセット補償が性能にはほとんど影響を及ぼさないので、オフセット補償装置及び動作は、省略されることができる。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱することなく、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と均等なものにより定められるべきである。
従来の受信信号の電力レベルを一定に保持するための自動利得制御器を示すブロック構成図である。 従来の送信電力、受信電力、及び自動利得制御器の制御信号電力の変化をそれぞれ示すタイミング図である。 従来の送信電力、受信電力、及び自動利得制御器の制御信号電力の変化をそれぞれ示すタイミング図である。 従来の送信電力、受信電力、及び自動利得制御器の制御信号電力の変化をそれぞれ示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおける移動端末受信機において自動利得制御器の利得を補償するための装置を示すブロック図である。 図3の利得補償装置に含まれた補償制御器を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による自動利得制御器の利得を補償するための入力信号の電力レベルの変化を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による自動利得制御器の利得を補償するための入力信号の電力レベルの変化を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による自動利得制御器の利得を補償するための入力信号の電力レベルの変化を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による自動利得制御器の利得を補償するための入力信号の電力レベルの変化を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態による自動利得制御器の利得を補償するための方法を示すフローチャートである。
符号の説明
100 パケットデータ受信部
110 自動利得制御器
121 チャンネル補償器
122 ウォルシュ復調器
123 第1の乗算器
130 シンボル復調器
200 補償部
210 補償制御器
220 補償器
230 シンボルエネルギー推定器
240 第2の乗算器
250 オフセット補償器

Claims (16)

  1. パケットデータを不連続的に伝送する移動通信システムにおいて、受信されたパケットデータの利得を調整する自動利得制御器を含む受信装置の該自動利得制御器の利得を補償する装置であって、
    前記自動利得制御器から出力された自動利得制御値を受信し、前記自動利得制御値を予め定められた区間の間に所定のサンプル数だけサンプリングし、サンプリングされた利得値と前記予め定められた区間の間に使用される参照利得値との差を計算して補償利得制御値を求める補償制御器と、
    前記自動利得制御値を前記補償利得制御値で補償することによって、前記自動利得制御器の特性によって発生されたエラーを補正する補償器と、
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 前記参照利得値は、前記予め定められた区間の開始時に前記自動利得制御値を抽出して一時的に貯蔵した値であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記補償制御器は、
    前記予め定められた区間で参照利得クロック信号を生成し、前記参照利得クロック信号の周波数を前記所定のサンプル数で分周した利得クロック信号を生成するタイミング制御器と、
    前記利得クロック信号に応答して、前記予め定められた区間の間に前記自動利得制御値をサンプリングするサンプラーと、
    前記自動利得制御値を一時的に貯蔵し、前記参照利得クロック信号に応答して前記自動利得制御値を前記予め定められた区間の間に使用される前記参照利得値として出力する貯蔵器と、
    前記利得クロック信号に応答してサンプリングされた自動利得制御値を前記参照利得値から減算し、その差を補償利得値として出力する第1の減算器と、
    前記補償利得値に相当する貯蔵値を出力することによって補償利得制御値を求める第1のルックアップテーブルと、
    を含むことを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記予め定められた区間は、パケットデータの伝送単位を含む1つのスロットであることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記補償された自動利得制御値の電力レベルを前記補償制御器で求めた補償オフセット制御値で補償するオフセット補償器をさらに含むことを特徴とする請求項2記載の装置。
  6. 前記補償制御器は、
    前記予め定められた区間で参照利得クロック信号を生成し、前記参照利得クロック信号の周波数を前記所定のサンプル数で分周した利得クロック信号を発生するタイミング制御器と、
    前記利得クロック信号に応答して、前記予め定められた区間の間に前記自動利得制御値をサンプリングするサンプラーと、
    前記自動利得制御値を一時的に貯蔵し、前記参照利得クロック信号に応答して、前記自動利得制御値を前記予め定められた区間の間に使用される参照利得値として出力する貯蔵器と、
    前記利得クロック信号に応答してサンプリングされた自動利得制御値を前記参照利得値から減算し、その差を補償利得値として出力する第1の減算器と、
    前記補償利得値に相当する貯蔵値を出力することによって補償利得制御値を求める第1のルックアップテーブルと、
    を含むことを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 前記予め定められた区間は、パケットデータの伝送単位を含む1つのスロットであることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 前記補償制御器は、
    前記予め定められた区間が終了すると、次の参照利得クロック信号に応答して抽出される次の区間の間に使用される参照利得値から現在の区間の間に使用された前記参照利得値を減算する第2の減算器と、
    前記補償オフセットに相当する貯蔵値を出力することによって補償オフセット制御値を求める第2のルックアップテーブルと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記補償器から受信された前記補償された自動利得制御値のエネルギーを推定して正規化するシンボルエネルギー推定器をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. パケットデータを不連続的に伝送する移動通信システムにおいて、受信されたパケットデータの利得を調整する自動利得制御器を含む受信装置の該自動利得制御器の利得を補償する方法であって、
    前記自動利得制御器から出力された自動利得制御値を受信し、前記自動利得制御値を予め定められた区間の間に所定のサンプル数だけサンプリングし、サンプリングされた利得値と前記予め定められた区間の間に使用される参照利得値との差を計算して補償利得制御値を求めるステップと、
    前記自動利得制御値を前記補償利得制御値で補償することによって、前記自動利得制御器の特性によって発生されたエラーを補正するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  11. 前記参照利得値は、前記予め定められた区間の開始時に前記自動利得制御値を抽出して一時的に貯蔵した値であることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記補償利得制御値を求めるステップは、
    前記予め定められた区間で参照利得クロック信号を生成し、前記参照利得クロック信号の周波数を前記所定のサンプル数で分周した利得クロック信号を生成するステップと、
    前記利得クロック信号に応答して、前記予め定められた区間の間に前記自動利得制御値をサンプリングするステップと、
    前記自動利得制御値を一時的に貯蔵し、前記参照利得クロック信号に応答して前記自動利得制御値を前記予め定められた区間の間に使用される前記参照利得値として出力するステップと、
    前記利得クロック信号に応答してサンプリングされた自動利得制御値を前記参照利得値から減算し、その差を補償利得値として出力するステップと、
    前記補償利得値に相当する貯蔵値を出力することによって補償利得制御値を求めるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項11記載の方法。
  13. 前記予め定められた区間は、パケットデータの伝送単位を含む1つのスロットであることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記予め定められた区間が終了すると、現在の区間の間に使用される前記参照利得値と次の参照利得クロック信号に応答して抽出される次の区間の間に使用される参照利得値との差を使用して補償オフセット制御値を求めるステップと、
    前記補償された自動利得制御値の電力レベルを前記補償オフセット制御値で補償するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11記載の方法。
  15. 前記補償オフセット制御値を求めるステップは、
    前記予め定められた区間で参照利得クロック信号を生成し、前記参照利得クロック信号の周波数を前記所定のサンプル数で分周した利得クロック信号を生成するステップと、
    前記利得クロック信号に応答して、前記予め定められた区間の間に前記自動利得制御値をサンプリングするステップと、
    前記自動利得制御値を一時的に貯蔵し、前記参照利得クロック信号に応答して前記自動利得制御値を前記予め定められた区間の間に使用される前記参照利得値として出力するステップと、
    前記利得クロック信号に応答してサンプリングされた自動利得制御値を前記参照利得値から減算し、その差を補償利得値として出力するステップと、
    前記補償利得値に相当する貯蔵値を出力することによって補償利得制御値を求めるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項14記載の方法。
  16. 前記予め定められた区間は、パケットデータの伝送単位を含む1つのスロットであることを特徴とする請求項15記載の方法。
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