JP2006503482A - マルチパス信号強度計 - Google Patents

マルチパス信号強度計 Download PDF

Info

Publication number
JP2006503482A
JP2006503482A JP2004544765A JP2004544765A JP2006503482A JP 2006503482 A JP2006503482 A JP 2006503482A JP 2004544765 A JP2004544765 A JP 2004544765A JP 2004544765 A JP2004544765 A JP 2004544765A JP 2006503482 A JP2006503482 A JP 2006503482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
multipath signal
circuit
multipath
signal strength
nominal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004544765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006503482A5 (ja
JP4319623B2 (ja
Inventor
リール ブーレツト,アーロン
トーマス メイヤー,マシユー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thomson Licensing SAS
Original Assignee
Thomson Licensing SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thomson Licensing SAS filed Critical Thomson Licensing SAS
Publication of JP2006503482A publication Critical patent/JP2006503482A/ja
Publication of JP2006503482A5 publication Critical patent/JP2006503482A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4319623B2 publication Critical patent/JP4319623B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B15/00Suppression or limitation of noise or interference
    • H04B15/02Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/18Input circuits, e.g. for coupling to an antenna or a transmission line
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/10Polarisation diversity; Directional diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/03433Arrangements for removing intersymbol interference characterised by equaliser structure
    • H04L2025/03439Fixed structures
    • H04L2025/03445Time domain
    • H04L2025/03471Tapped delay lines
    • H04L2025/03477Tapped delay lines not time-recursive

Abstract

マルチパス信号強度計が、マルチパス信号の影響を受ける通信チャネルに応答する通信受信機に含まれている。このマルチパス信号強度計には、通信チャネルの特性を推定する回路と、マルチパス信号が無い通信チャネルの公称特性を記憶する回路とが含まれている。更に、このマルチパス信号強度計には、推定されたチャネル特性と公称特性との差分をマルチパス信号強度として算出する回路が含まれている。

Description

本発明は、信号強度計に関し、詳しくは、アンテナ指向制御に使用できる信号強度計(signal strength indicator)、特に、マルチパス干渉が顕著である地上波放送用途に使用できる信号強度計に関する。
通信受信機には、ある種の形態の信号強度計が含まれていることが多い。信号強度計は、受信アンテナが受信した信号成分(signal components)の全てを合成したものを表示する。これらの信号成分には、特に、直接送信(direct transmitted)信号成分と、ノイズ(noise:雑音)成分と、更に、場合によっては1つ以上のマルチパス(multipath:多重通路伝送)信号成分とが含まれている。このマルチパス信号成分は、直接送信信号成分が物体に反射されて遅延した信号成分である。固定された物体の反射によって生じたマルチパス信号は、静的(static:スタティック)マルチパス信号、或いは、ゴースト(ghost)信号と呼ばれている。一方、移動する物体の反射によって生じたマルチパス信号は、動的(dynamic:ダイナミック)マルチパス信号、或いは、ドップラー(Doppler)信号と呼ばれている。
通信受信機には、通常、マルチパス信号の補償に使用される等化器(equalizer:イコライザ)が含まれている。このマルチパス等化器は、通信チャネルにより送信信号内に生じせしめられた歪みを補償するチャネル等化器の一部として実施でき、或いは、チャネル等化器から独立した別個の構成要素として実施できる。マルチパス等化器は、通常、適応FIR(Finite Impulse Response:有限インパルス応答)フィルタとして実施され、そのタップ係数は、検出されたマルチパス信号が、静的マルチパス信号、動的マルチパス信号と共に、最小限になるように、周知の態様で調整される。尚、当業者であれば理解できるように、例えば判定帰還等化器を実施する際に一般に見かけられるような適応IIR(Infinite Impulse Response:無限インパルス応答)フィルタ、或いは、FIR/IIRの組み合わせフィルタも使用可能である。
また、当業者であれば理解できるように、直接送信信号成分は、送信アンテナから出るので、明らかにその性質上、指向性を有し、一方、ノイズ成分は、一般にその性質上、指向性を有さない。マルチパス成分も、反射面から出るので、その性質上、指向性を有する。
信号強度計の表示により、ユーザは、アンテナの指向制御を行うことが出来る。一般に、最適なアンテナ指向制御の向きは、直接送信信号成分の供給源に向けられたものである。上述の通り、直接送信信号成分は指向性を持ち、ノイズ成分は指向性を持たない。従って、主に直接送信信号成分とノイズ成分とを含む通信システム(即ち、マルチパス成分が比較的小さい通常システム)、例えば衛星放送システムのような通信システムでは、信号強度計上で最高レベルを呈する方向にアンテナを向けることにより、通常、良好な結果が得られる。
しかし、マルチパス成分が顕著な通信システム、例えば地上波放送システムのような通信システムの場合、最適なアンテナ指向制御の方向は、必ずしも信号強度計上で最高レベルを呈する方向ではない。これは、マルチパス成分の指向性に起因する。即ち、従来の信号強度計は、直接送信信号成分の供給源の方向に於いて最高レベルを表示するのではなく、1つ以上の強いマルチパス成分の方向と直接送信信号成分の供給源の方向との間のアンテナ方向で最高レベルを表示することがある為である。このような状況は稀ではなく、信号強度は、最適なアンテナ指向制御の方向を示すことが出来ず、また、更に悪いことに、強いマルチパス成分を含む方向を示してしまうことがある。
アンテナで受信したマルチパス成分のみの強度を示す強度計があれば、ユーザは、最小限のマルチパス成分を呈する方向にアンテナをより正確に向けることができ、或いは、そのような強度計を通常の信号強度計と併用して、受信するマルチパス成分を低減し、且つ、受信する直接送信信号成分を増大する方向にアンテナを向けることが出来る。
(発明の概要)
本発明の発明者は、通信チャネルには、マルチパス信号が無い公称応答特性が有ること、および、通信チャネルの現在の応答特性と公称応答特性との差分により、マルチパス信号の強度の測定値が得られることに気付いた。
本発明の原理に従えば、マルチパス信号強度計が、マルチパス信号の影響を受ける通信チャネルに応答する通信受信機に含まれている。当該マルチパス信号強度計には、通信チャネルの現在の特性を推定する回路と、マルチパス信号が無い通信チャネルの公称特性を記憶する回路とが含まれている。更に、当該マルチパス信号強度計には、推定されたチャネル特性と公称特性との差分をマルチパス信号強度として算出する回路が含まれている。
また、本発明の発明者は、マルチパス・チャネル等化器内の適応ディジタル・フィルタ内の各タップについての係数値が、現在のチャネル特性を表し、従って、マルチパス信号を表していることに気付いた。本発明の別の原理に従えば、マルチパス信号強度計が、タップ係数値の供給源を含む適応ディジタル・フィルタを有するマルチパス等化器を含む通信受信機に含まれている。当該マルチパス信号強度計には、マルチパス信号が無い受信信号を表す各タップ係数値に対応する公称係数値の供給源が含まれている。更に、当該マルチパス信号強度計には、各公称係数値とそれに対応する各タップ係数値との各差分の組み合わされた大きさを、マルチパス信号強度として、算出する回路が含まれている。
本発明の原理に従うマルチパス信号強度計を用いて、ユーザは、アンテナをより正確に指向制御して、受信する直接送信信号成分を最大限にする一方、受信するマルチパス成分を最小限に抑えることが出来る。
図1は、本発明の原理に従うマルチパス信号強度計を含む通信受信機の一部を示すブロック図である。図1には、本発明の動作の説明と、その理解に必要な構成要素のみが例示されている。当業者であれば、これらの構成要素の他にどのような構成要素が必要であるか、如何にしてそれらの構成要素を設計して実施するか、および、如何にして全ての構成要素を相互接続して通信受信機を構成するか、判る筈である。図面を簡潔にするため、クロック信号線と制御信号線は、図示していない。当業者であれば、これらの信号が必要であること、および、如何にしてこれらの信号を生成して図1の回路に供給するか、判る筈である。
図1に於いて、アンテナ2、詳しくは指向性アンテナ2が、受信機のフロント・エンド6の入力端子に接続されている。このフロント・エンド(front end:前段部)6には、図示していないが、例えば、周知の設計のRF(無線周波数)チューナと、IF(中間周波数)増幅器と、復調器と、搬送波、シンボルおよびセグメント・タイミングの再生回路と、DC回復回路と、フィールド同期検出器と、NTSC同一チャネル除去回路とが含まれている。更に、フロント・エンド6の出力端子が、マルチパス等化器10とチャネル推定器30のそれぞれの入力端子に接続されている。更に、マルチパス等化器10の出力端子が、受信機のバック・エンド(back end:後段部)8に接続されている。バック・エンド8には、図示していないが、例えば、周知の設計の位相トラッキング・ループ、内側デコーダ、デインタリーバ、外側デコーダ、デスクランブラ、および、受信信号を処理するその他の回路が含まれている。例えば、地上波放送テレビジョン通信システムの場合、この回路には、受信テレビジョン信号のビデオ成分により表される映像を表示するための表示スクリーンとその関連回路、および、受信テレビジョン信号のオーディオ成分により表される音声を再生するためのスピーカとその関連回路が含まれている。
更に、チャネル推定器30の出力端子が、比較回路22の第1の入力端子に接続されている。また、公称チャネル特性供給源24が、比較回路22の第2の入力端子に接続されている。比較回路22と公称チャネル特性供給源24との組み合わせが、マルチパス算出器20を形成している。更に、比較回路22の出力端子がマルチパス算出器20の出力端子25に接続され、更に、この出力端子25がマルチパス信号強度計40の入力端子に接続されている。このマルチパス信号強度表示器40は、図1の例では、アナログ・メータ40として概略的に示されている。
動作時に於いて、フロント・エンド6、マルチパス等化器10およびバック・エンド8は、周知の態様で、送信機により送信され通信チャネルを介して受信された被変調信号から変調信号を抽出し、処理し、使用する。通信チャネルは、上述の通り、状況により強度変動するマルチパス信号の影響を受ける。チャネル推定器30は、現在の通信チャネル特性の推定値を表すデータを生成する。この現在の通信チャネル特性には、受信信号に於ける現在のマルチパス信号成分の強度を表す情報が含まれている。公称チャネル特性供給源24には、マルチパス成分が無い場合の通信チャネル特性を表すデータが含まれている。比較回路22は、現在の通信チャネル特性と公称通信チャネル特性とを比較する。この現在の通信チャネル特性と公称通信チャネル特性との差分が、受信信号内のマルチパス成分の強度の測定値である。
図示の実施例に於いて、チャネル推定器30は、通信チャネルの現在のインパルス応答の推定値を生成する。通信チャネルの現在のインパルス応答を推定する方法は、任意の方法を使用できる。例えば、当業者であれば理解できるように、高精細度テレビジョン(HDTV)受信機に於いて、受信信号には、既知の固定値を有する周期的に繰り返される同期シーケンスが含まれている。これらの周期的なシーケンスは、トレーニング・シーケンスとして使用できる。そのようなシステムに於いて、チャネル推定器30には相関器が含まれており、その相関器は、受信HDTV信号内の周期的トレーニング・シーケンスと上記既知の固定値を有する基準信号シーケンスとを相関させる。この相関結果が、各信号値のベクトル或いはシーケンスであり、現在のチャネル・インパルス応答を表している。
マルチパスの無い理想のチャネルに於いて、そのようなベクトルにより表されるインパルス応答は、単一のインパルスである。従って、そのような理想チャネルについて公称チャネル特性供給源24に記憶されている公称チャネル特性は、単一のインパルスを表すベクトルである。通信チャネルにマルチパス信号が存在すると、チャネル応答特性は単一のインパルスではなくなる。マルチパス算出器20は、現在のインパルス応答を表すベクトル内の各成分と公称インパルス応答を表すベクトル内の対応する成分とを比較する。更に具体的に述べると、先ず、現在のインパルス応答内の各成分と公称インパルス応答内の対応する成分との差分を算出し、次に、その各差分の大きさを算出し、最終的に、その各差分の大きさの組み合わせをマルチパス成分の強度の測定値として形成する。このマルチパス成分の強度の測定値は、出力端子25を介してマルチパス信号強度表示器40に供給される。
一方、本発明の発明者は、マルチパス等化器10内の各タップ係数は、その各値のベクトルがチャネル推定器30により算出されるチャネル特性を表すベクトルの逆を表しているけれども、その各タップ係数も、現在のチャネル応答特性を表していることに気付いた。従って、マルチパス等化器10内に既に存在する回路を使用してチャネル・インパルス応答を表すベクトルを生成できる。
図2は、本発明の原理に従うマルチパス信号強度計の別の実施例を含む通信受信機の一部を示す、より詳細なブロック図である。図1に例示する構成要素と同じものには、同じ参照番号を付して、以下、その詳細な説明は省略する。図2に示す入力端子5が、通信受信機のフロント・エンド6(図1)に接続されている。この入力端子5の信号は、ディジタル・サンプル・ストリームである。入力端子5は、遅延回路102、104、106および108の直列接続体の入力端子に接続されている。これらの遅延回路の各々は、その入力端子に於ける信号を1サンプル期間だけ遅延させ、例えば、共通のクロック信号(図示せず)によりクロックされる。
入力端子5と遅延回路102、104、106および108の各出力端子とが、それぞれ、対応する係数乗算器110、112、114、116および118の各第1の入力端子に接続されている。係数乗算器110、112、114、116および118の各出力端子が、それぞれ、信号加算器120の対応する各入力端子に接続されている。遅延回路102、104、106および108と、係数乗算器110、112、114、116および118と、信号加算器120との組み合わせが、有限インパルス応答(FIR)ディジタル・フィルタ100を形成している。尚、前述の通り、このディジタル・フィルタ100は、無限インパルス応答(IIR)フィルタ、或いは、FIR/IIR組み合わせフィルタの形態でも実施できる。また、図2に例示したFIRディジタル・フィルタ100には、5個のタップが含まれているが、当業者であれば理解できるように、任意の数のタップが含まれるように構成できる。
信号加算器120の出力端子が、出力端子15に接続されている。この出力端子15は、通信受信機のバック・エンド8(図1)に接続されている。また、信号加算器120の出力端子は、誤差信号発生器122の第1の入力端子にも接続されている。更に、誤差信号発生器122の出力端子が、係数制御器124の入力端子に接続されている。更に、係数制御器124の各出力端子が、それぞれ、係数乗算器110、112、114、116および118の対応する各第2の入力端子に接続されている。
トレーニング信号供給源またはスライサーとして動作する構成要素126が、誤差信号発生器122の第2の入力端子に接続されている。通常、構成要素126は、その2つの機能のうちの一方のみが通信受信機に於いて実施される。もし、等価処理が、トレーニング信号を受信して、それを受信トレーニング信号の理想信号と比較することに基づく処理であれば、構成要素126はトレーニング信号供給源として動作する。また、等価処理が判定に基づく処理であるならば、構成要素126はスライサーとして動作して、その入力端子が、図2に於いて破線で示す通り、信号加算器120の出力端子に接続される。FIRディジタル・フィルタ100と、誤差信号発生器122と、構成要素126と、係数制御器124との組み合わせが、マルチパス等化器10を形成している。
また、係数制御器124の各出力端子は、それぞれ、マルチパス算出器20の対応する各入力端子に接続されている。マルチパス算出器20は、その出力端子が出力端子25に接続されており、以下に更に詳しく説明する態様で、通信受信機のアンテナで受信されたマルチパス成分の強度を表す信号を生成する。
動作時に於いて、FIRディジタル・フィルタ100は、周知の態様で、マルチパス信号成分を最小限に抑える。誤差信号発生器122は、濾波された受信信号と理想信号とを比較して、誤差信号を生成する。上述の通り、理想信号は、トレーニング信号供給源またはスライサーとして動作する構成要素126に於いて、所定のトレーニング信号からサンプルのシーケンスとして取り出されるか、或いは、スライスされた受信信号からサンプル単位で取り出される。上記誤差信号は、受信信号と理想の受信信号との差分を表す。この差分はマルチパス歪みに起因している、と考えられる。係数制御器124は、この誤差信号を分析して、それに応答して各係数の値を更新する。係数制御器124は、周知の態様で、誤差信号が最小レベルに維持されるように各係数値を調整する。
時間領域に於いて動作するマルチパス等化器10の場合、仮にマルチパス信号が存在しないとすると、中央タップ(乗算器114)に対する係数は、通常、ゼロ(0)ではない所定値、例えば、1になり、その他のタップ(乗算器110、112、116および118)に対する各係数は、ゼロ(0)になる。周波数領域に於いて動作するマルチパス等化器10の場合、各係数は、チャネルの公称インパルス応答を表す値を有することになる。どちらの場合でも、それらの公称値からの実際の係数値のズレが、マルチパス歪みの存在を表している。マルチパス算出器20は、現在の係数値と公称値とを比較して、以下更に詳細に説明する態様で、受信信号内で検出されたマルチパス歪みの程度を表す信号を生成する。
図3は、図2に例示したシステムに使用可能なマルチパス算出器20のブロック図である。図3に於いて、係数C−2、C−1、C、CおよびC用の入力端子が、それぞれ、図2の係数乗算器110、112、114、116および118に供給される5個の係数により形成されるベクトルを受信するように接続されている。更に具体的に述べると、例えば、CがFIRディジタル・フィルタ100の中央タップに対する係数である。
係数C−2、C−1、C、CおよびC用の入力端子は、それぞれ、減算器210、212、214、216および218の各第1の入力端子に接続されている。公称係数値レジスタ240が、予め記憶した公称係数値(即ち、前述の通りマルチパス成分が存在しない場合の係数値)を保持している。このレジスタ240の各出力端子が、それぞれ、減算器210、212、214、216および218の対応する各第2の入力端子に接続されている。即ち、公称係数N−2が現在の係数C−2を受信する減算器210の第2の入力端子に供給され、公称係数N−1が現在の係数C−1を受信する減算器212の第2の入力端子に供給され、公称係数Nが現在の係数Cを受信する減算器214の第2の入力端子に供給され、公称係数Nが現在の係数Cを受信する減算器216の第2の入力端子に供給され、公称係数Nが現在の係数Cを受信する減算器218の第2の入力端子に供給される。減算器210、212、214、216および218の各出力端子が、それぞれ、絶対値算出回路220、222、224、226および228の対応する各入力端子に接続されている。更に、絶対値算出回路220、222、224、226および228の各出力端子が、それぞれ、加算器230の対応する各入力端子に接続されている。加算器230は、マルチパスを表す信号を生成するものであり、その出力端子は出力端子25に接続されている。
動作時に於いて、減算器210、212、214、216および218は、それぞれ、現在の係数C−2、C−1、C、CおよびCと、それに対応する公称係数N−2、N−1、N、NおよびNとの各差分を算出する。この結果得られた各差分の大きさは、対応するタップの時間位置に於けるマルチパス信号の強度を表している。絶対値算出回路220、222、224、226および228は、各差分の符号を無視して、その大きさを算出する。各差分の大きさは、加算器230により、加算される。この結果得られた加算値は、受信信号のマルチパス成分の瞬時信号強度を表している。
更に、静的マルチパス信号と動的マルチパス信号とが複合したマルチパス信号の強度を測定することが可能である。この機能を得る為に、加算器230の出力端子は、図3に於いて破線で示す平均値算出回路250の入力端子に接続される。平均値算出回路250は、マルチパス成分の信号強度の平均値を表す信号を生成し、その出力端子は出力端子35に接続されている。この平均値は、複合マルチパス成分を表している。
図4は、図1、図2および図3のマルチパス算出器20内の別の回路のブロック図である。図4に於いて、図2および図3に例示する構成要素と同じものには、同じ参照番号を付して、以下その詳細な説明は省略する。図4に於いて、係数C−2、C−1、C、CおよびC用の入力端子が、それぞれ、基準係数組レジスタ252の対応する各入力端子に接続されており、また、減算器260、262、264、266および268の各第1の入力端子にも接続されている。更に、基準係数組レジスタ252の各出力端子が、それぞれ、減算器260、262、264、266および268の対応する各第2の入力端子に接続されている。即ち、係数C−2に対応する基準係数R−2が現在の係数C−2を受信する減算器260の第2の入力端子に供給され、係数C−1に対応する基準係数R−1が現在の係数C−1を受信する減算器262の第2の入力端子に供給され、係数Cに対応する基準係数Rが現在の係数Cを受信する減算器264の第2の入力端子に供給され、係数Cに対応する基準係数Rが現在の係数Cを受信する減算器266の第2の入力端子に供給され、係数Cに対応する基準係数Rが現在の係数Cを受信する減算器268の第2の入力端子に供給される。減算器260、262、264、266および268の各出力端子が、それぞれ、絶対値算出回路270、272、274、276および278の対応する各入力端子に接続されている。更に、絶対値算出回路270、272、274、276および278の各出力端子が、それぞれ、加算器280の対応する各入力端子に接続されている。加算器280は、動的マルチパス成分を表す信号を生成するものであり、その出力端子は出力端子45に接続されている。
動的マルチパス成分は、係数C−2、C−1、C、CおよびCの各値に於ける短期間の変化により表される。動的マルチパス成分の測定値を得るため、1組の係数である基準係数R−2、R−1、R、RおよびRが、基準係数組レジスタ252内にラッチ(保持)されている。この1組の基準係数R−2、R−1、R、RおよびRは、それぞれ、FIRディジタル・フィルタ100(図2)からの連続する各係数組の係数C−2、C−1、C、CおよびCと比較される。FIRディジタル・フィルタ100からの係数C−2、C−1、C、CおよびCと基準係数R−2、R−1、R、RおよびRとの各差分は、それぞれ、減算器260、262、264、266および268により算出される。図3に関して述べたように、これらの各差分の大きさが、対応するタップの対応する時間位置に於ける動的マルチパス成分を表している。絶対値算出回路270、272、274、276および278は、これらの各差分の大きさを算出する。加算器280は、これらの各差分の大きさを加算して、全体的な動的マルチパス値を生成して出力端子45に供給する。
動的マルチパス成分の更に正確な測定値は、動的マルチパス成分のピーク値を所定期間に亘って維持することにより、算出できる。このため、図4に於いて、加算器280の出力端子が、同図に破線で示すピーク検出器290の入力端子に接続される。ピーク検出器290は、動的マルチパス成分のピーク値を表す信号を生成し、その出力端子は出力端子55に接続されている。このピーク値は、動的マルチパス成分と更に正確に相関している。
各所定期間の終了時点で、ピーク検出器290内の値がリセットされる。この所定期間の長さを調整することにより、検出される可能性のあるドップラー・マルチパス信号の変化率の下側限度を得ることが出来る。
また、基準係数組レジスタ252に、新たな1組の基準係数R−2、R−1、R、RおよびRを定期的にラッチすることも可能である。例えば、ピーク検出器290がリセットされる度に、或いは、固定数または可変数のリセット期間後に、基準係数組レジスタ252に、新たな1組の基準係数値をラッチすることが出来る。或いは、ピーク検出器290のリセットと、基準係数組レジスタ252での新たな基準係数組の再ラッチとを、完全に互いに独立して、行うことも出来る。
出力端子25、35、45および/または55に於ける各マルチパス成分を表す信号は、何れも、任意の周知形態の対応する信号強度表示器(例えば、図1の40)に供給できる。例えば、それらの信号は、アナログ・メータ、ディジタル読み取り装置、或いは、ビデオ・ディスプレイに供給できる。ビデオ・ディスプレイは、アナログ・メータ或いはディジタル読み取り装置の形態でもよいし、その他の任意の周知の信号値表示器、例えば、垂直バー表示器または水平バー表示器でもよい。更に、例えば、マルチパス成分信号強度の異なる範囲に応答して、ディスプレイの明るさおよび/または色を変えるような視覚認識の表示器でもよい。更にまた、その他の表示器、例えば、マルチパス成分信号強度の異なる範囲に応答して、音声信号の音量および/または周波数を変えるような信号強度を示す聴覚認識の表示器でもよい。このような信号強度表示器、或いは、その他の任意の適切な信号強度表示器をユーザに提供できる。これらの表示器を用いて、ユーザは、前述の通りアンテナをより正確に指向制御することが可能になる。
当業者であれば、図3に例示した回路と図4に例示した回路との間の類似性に気付く筈である。更に、専門技術者であれば、これらの回路図は、説明の為の単なる例に過ぎず、必ずしも実際の回路構成を示している訳ではないことが判る筈である。例えば、図3と図4に例示した回路間で、同じ減算器、絶対値算出回路、および、加算器を共用できる。そのような構成では、マルチプレクサを、公称係数値レジスタ240と、基準係数組レジスタ252と、共用の各減算器との間に接続して、それらのマルチプレクサを周知の態様で制御して、図3に例示した構成と図4に例示した構成との間で回路を動的に再構成できる。更に、この回路を適切な態様で構成する際、各出力端子25、35、45および55にラッチを接続して、その各ラッチを周知の態様で同様に制御して、それらの入力値をラッチするように出来る。更に、当業者であれば、例示した各回路が、制御プログラムの制御の下で動作して上述の算出処理を行う1つのプロセッサ内で完全に実施でき、ユーザに上述の効果を提供できることが理解できる筈である。
図1は、本発明の原理に従うマルチパス信号強度計を含む通信受信機の一部を示すブロック図である。 図2は、本発明の原理に従うマルチパス信号強度計の別の実施例を含む通信受信機の一部を示すより詳細なブロック図である。 図3は、図2に例示したシステムに使用できるマルチパス算出器のブロック図である。 図4は、図2および図3に例示したマルチパス算出器内の別の回路を示すブロック図である。

Claims (17)

  1. マルチパス信号の影響を受ける通信チャネルに応答する通信受信機に於ける、マルチパス信号強度計であって、
    前記通信チャネルの特性を推定する回路と、
    マルチパス信号が無い通信チャネルの公称特性を記憶する回路と、
    前記推定されたチャネル特性と前記公称特性との差分を、マルチパス信号強度として算出する回路と、
    を含む、マルチパス信号強度計。
  2. タップ係数値の供給源を含む適応ディジタル・フィルタを有するマルチパス等化器を含む通信受信機に於ける、マルチパス信号強度計であって、
    マルチパス信号が無い受信信号を表す各タップ係数値にそれぞれ対応する公称係数値の供給源と、
    前記各公称係数値とそれに対応する前記各タップ係数値との各差分の組み合わせた大きさをマルチパス信号強度として算出する回路と、
    を含む、マルチパス信号強度計。
  3. 前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、前記各公称係数値と前記各タップ係数値との各差分を生成する回路を含む、請求項2記載のマルチパス信号強度計。
  4. 前記各差分を生成する前記回路が、前記タップ係数値の前記供給源と前記公称係数値の前記供給源とに接続された複数の減算器を含む、請求項3記載のマルチパス信号強度計。
  5. 前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、更に、各公称係数値と各タップ係数値との各差分のそれぞれの大きさを算出する回路を含む、請求項3記載のマルチパス信号強度計。
  6. 前記各差分のそれぞれの大きさを算出する前記回路が、前記各差分を生成する前記回路に接続された複数の絶対値算出回路を含む、請求項5記載のマルチパス信号強度計。
  7. 前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、更に、各公称係数値と各タップ係数値との各差分のそれぞれの大きさを組み合わせる回路を含む、請求項5記載のマルチパス信号強度計。
  8. 前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、更に、前記各差分のそれぞれの大きさを算出する前記回路に接続された加算器を含む、請求項7記載のマルチパス信号強度計。
  9. 前記公称係数値の前記供給源が、前記公称係数値を予め記憶したレジスタを含み、
    前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、
    前記タップ係数値の前記供給源と前記公称係数値の前記供給源とに接続された複数の減算器であって、各々が、前記タップ係数値のそれぞれと対応し、且つ、対応するタップ係数値に応答する第1の入力端子、対応する公称係数値に応答する第2の入力端子、および、前記対応するタップ係数値と前記対応する公称係数値との差分を出力する出力端子を有する、前記複数の減算器と、
    前記複数の減算器のうちの対応する減算器の前記出力端子にそれぞれ接続された複数の絶対値算出回路であって、各々が、対応する差分の大きさを生成する、前記複数の絶対値算出回路と、
    前記複数の絶対値算出回路にそれぞれ接続された複数の入力端子を有し、前記差分の各大きさを組み合わせて、マルチパス信号の瞬時強度を表す信号を生成する加算器と、
    を含む、請求項2記載のマルチパス信号強度計。
  10. 前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、更に、前記加算器に接続されており、前記各差分の組み合わせた大きさの平均値を算出して、マルチパス信号の複合強度を表す信号を生成する平均値算出回路を含む、請求項9記載のマルチパス信号強度計。
  11. 前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、更に、
    前記タップ係数値の前記供給源に接続されており、前記タップ係数値にそれぞれ対応する1組の基準係数値をラッチする基準係数値レジスタと、
    前記タップ係数値の前記供給源と前記基準係数値レジスタとに接続された複数の減算器であって、各々が、前記タップ係数値のそれぞれと対応し、且つ、対応するタップ係数値に応答する第1の入力端子、対応する基準係数値に応答する第2の入力端子、および、前記対応するタップ係数値と前記対応する基準係数値との差分を出力する出力端子を有する、前記複数の減算器と、
    前記複数の減算器のうちの対応する減算器の前記出力端子にそれぞれ接続された複数の絶対値算出回路であって、各々が、対応する差分の大きさを生成する、前記複数の絶対値算出回路と、
    前記複数の絶対値算出回路にそれぞれ接続された複数の入力端子を有し、前記差分の各大きさを組み合わせて、マルチパス信号の動的強度を表す信号を生成する加算器と、
    を含む、請求項9記載のマルチパス信号強度計。
  12. 前記各差分の組み合わせた大きさを算出する前記回路が、更に、前記加算器に接続されており、前記各差分の組み合わせた大きさのピークを維持して、マルチパス信号のピーク動的強度を表す信号を生成するピーク検出器を含む、請求項11記載のマルチパス信号強度計。
  13. ユーザに対してマルチパス信号強度を示す表示器を含む、請求項2記載のマルチパス信号強度計。
  14. タップ係数値の供給源を含む適応ディジタル・フィルタを有するマルチパス等化器を含む通信受信機に於いて、マルチパス信号の信号強度を示す方法であって、
    マルチパス信号が無い受信信号を表す各タップ係数値にそれぞれ対応する1組の公称係数値を取り出すステップと、
    各公称係数値と各タップ係数値との各差分の組み合わせた大きさを算出するステップと、
    前記各差分の組み合わせた大きさをマルチパス信号強度として発生するステップと、
    を含む方法。
  15. 前記各差分の組み合わせた大きさの平均値を、マルチパス信号の複合強度として、請求項14記載の算出するステップを含む方法。
  16. 1組のタップ係数値を基準係数値として記憶するステップと、
    前記基準係数値と前記各タップ係数値との各差分の組み合わせた大きさを算出するステップと、
    前記各差分の組み合わせた大きさをマルチパス信号の動的強度として発生するステップと、
    を含む、請求項14記載の算出するステップを含む方法。
  17. 動的マルチパス信号強度のピーク値を維持するステップを含む、請求項16記載の算出するステップを含む方法。
JP2004544765A 2002-10-15 2003-09-22 マルチパス信号強度計 Expired - Fee Related JP4319623B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/270,764 US7116703B2 (en) 2002-10-15 2002-10-15 Multipath signal strength indicator
PCT/US2003/029855 WO2004036763A2 (en) 2002-10-15 2003-09-22 Multipath signal strength indicator

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006503482A true JP2006503482A (ja) 2006-01-26
JP2006503482A5 JP2006503482A5 (ja) 2006-10-26
JP4319623B2 JP4319623B2 (ja) 2009-08-26

Family

ID=32069002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004544765A Expired - Fee Related JP4319623B2 (ja) 2002-10-15 2003-09-22 マルチパス信号強度計

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7116703B2 (ja)
EP (1) EP1552629B1 (ja)
JP (1) JP4319623B2 (ja)
KR (1) KR100988493B1 (ja)
CN (2) CN1689256A (ja)
AU (1) AU2003272639A1 (ja)
BR (1) BR0306504A (ja)
MX (1) MXPA05004084A (ja)
WO (1) WO2004036763A2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7154972B2 (en) * 2002-12-18 2006-12-26 Sun Microsystems, Inc. Receiver-side adaptive equalization in source-synchronous chip-to-chip communication systems
KR20040071545A (ko) * 2003-02-06 2004-08-12 삼성전자주식회사 등화성능이 향상된 단일 반송파 시스템의 등화장치 및그의 등화방법
JP4133890B2 (ja) * 2004-03-24 2008-08-13 三洋電機株式会社 受信装置
WO2005114933A1 (en) * 2004-05-12 2005-12-01 Thomson Licensing Constellation location dependent step sizes for equalizer error signals
KR20070014165A (ko) * 2004-05-12 2007-01-31 톰슨 라이센싱 잡음 전력 추정치에 기반한 등화기 동기 검출기
JP2006023267A (ja) * 2004-06-09 2006-01-26 Ntt Docomo Inc マルチパス遅延成分を用いた位置測定装置および位置測定方法
US20090207955A1 (en) * 2005-07-15 2009-08-20 Osamu Hoshuyama Adaptive Digital Filter, FM Receiver, Signal Processing Method, and Program
WO2007091779A1 (en) 2006-02-10 2007-08-16 Lg Electronics Inc. Digital broadcasting receiver and method of processing data
WO2007123302A1 (en) 2006-04-25 2007-11-01 Lg Electronics Inc. Digital broadcasting system and method of processing data
WO2007126196A1 (en) 2006-04-29 2007-11-08 Lg Electronics Inc. Digital broadcasting system and method of processing data
WO2007136166A1 (en) 2006-05-23 2007-11-29 Lg Electronics Inc. Digital broadcasting system and method of processing data
KR100786123B1 (ko) * 2006-06-02 2007-12-18 주식회사 엔지이엔 다중 통신경로를 구비한 다중경로통신시스템
US7873104B2 (en) 2006-10-12 2011-01-18 Lg Electronics Inc. Digital television transmitting system and receiving system and method of processing broadcasting data
KR101285887B1 (ko) 2007-03-26 2013-07-11 엘지전자 주식회사 디지털 방송 시스템 및 데이터 처리 방법
KR101253185B1 (ko) 2007-03-26 2013-04-10 엘지전자 주식회사 디지털 방송 시스템 및 데이터 처리 방법
KR101285888B1 (ko) * 2007-03-30 2013-07-11 엘지전자 주식회사 디지털 방송 시스템 및 데이터 처리 방법
US20080248772A1 (en) * 2007-04-03 2008-10-09 Embedded Control Systems Integrated Aviation Rf Receiver Front End and Antenna Method and Apparatus
US20080246670A1 (en) * 2007-04-03 2008-10-09 Embedded Control Systems Aviation Application Setting Antenna Array Method and Apparatus
US8433973B2 (en) * 2007-07-04 2013-04-30 Lg Electronics Inc. Digital broadcasting system and method of processing data
WO2009005326A2 (en) 2007-07-04 2009-01-08 Lg Electronics Inc. Digital broadcasting system and method of processing data
KR20090012180A (ko) * 2007-07-28 2009-02-02 엘지전자 주식회사 디지털 방송 시스템 및 데이터 처리 방법
US8099654B2 (en) * 2007-08-24 2012-01-17 Lg Electronics Inc. Digital broadcasting system and method of processing data in the digital broadcasting system
WO2011047379A2 (en) 2009-10-16 2011-04-21 Emprimus, Inc. Electromagnetic field detection systems and methods
JP5412574B2 (ja) * 2010-03-05 2014-02-12 パイオニア株式会社 Fm受信装置及びフィルタリング処理方法
US8229605B2 (en) 2010-05-13 2012-07-24 Embedded Control Systems Inc. Aviation application setting antenna array and integrated temperature sensor
US8706058B2 (en) 2011-03-24 2014-04-22 Honeywell International Inc. RF data transfer in a spherical cavity
US10498565B1 (en) * 2018-09-05 2019-12-03 Macom Technology Solutions Holding, Inc Sampling phase optimization for digital modulated signals
CN111583611A (zh) * 2019-02-18 2020-08-25 正文科技股份有限公司 无线电装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0391328A (ja) * 1989-08-25 1991-04-16 Telefon Ab L M Ericsson 自動車無線受信機に於ける電力要求量削減方法
JPH0690193A (ja) * 1992-09-09 1994-03-29 N T T Idou Tsuushinmou Kk 複数アンテナ受信信号のベースバンド合成装置
JPH1017649A (ja) * 1996-07-03 1998-01-20 Otsuka Chem Co Ltd エポキシ樹脂用硬化促進剤及び該硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物
JPH11274976A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Fujitsu Ltd 無線基地局のアレーアンテナシステム
JP2000252949A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Anritsu Corp デジタル地上波伝搬遅延測定装置
JP2002232390A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Fujitsu General Ltd Ofdm復調装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5615233A (en) * 1992-07-22 1997-03-25 Motorola, Inc. Method for channel estimation using individual adaptation
US5490091A (en) * 1994-03-01 1996-02-06 Guzik Technical Enterprises, Inc. Histograms of processed noise samples for measuring error rate of a PRML data detection channel
EP1179239A1 (en) * 1999-05-17 2002-02-13 Nokia Corporation A method for noise energy estimation in tdma systems
US6816204B2 (en) * 2000-01-19 2004-11-09 Allen Le Roy Limberg Ghost cancellation reference signals for broadcast digital television signal receivers and receivers for utilizing them
US6541950B2 (en) * 2000-01-26 2003-04-01 Novatel, Inc. Multipath meter
WO2001059940A1 (en) * 2000-02-11 2001-08-16 The Regents Of The University Of California Method and apparatus for resolving multipath components for wireless location finding
US7058144B2 (en) * 2001-08-07 2006-06-06 Conexant, Inc. Intelligent control system and method for compensation application in a wireless communications system
US7397842B2 (en) * 2003-09-26 2008-07-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for combining weight computation in a DS-CDMA RAKE receiver

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0391328A (ja) * 1989-08-25 1991-04-16 Telefon Ab L M Ericsson 自動車無線受信機に於ける電力要求量削減方法
JPH0690193A (ja) * 1992-09-09 1994-03-29 N T T Idou Tsuushinmou Kk 複数アンテナ受信信号のベースバンド合成装置
JPH1017649A (ja) * 1996-07-03 1998-01-20 Otsuka Chem Co Ltd エポキシ樹脂用硬化促進剤及び該硬化促進剤を含むエポキシ樹脂組成物
JPH11274976A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Fujitsu Ltd 無線基地局のアレーアンテナシステム
JP2000252949A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Anritsu Corp デジタル地上波伝搬遅延測定装置
JP2002232390A (ja) * 2001-02-06 2002-08-16 Fujitsu General Ltd Ofdm復調装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004036763A2 (en) 2004-04-29
EP1552629B1 (en) 2012-09-12
WO2004036763A3 (en) 2004-11-25
MXPA05004084A (es) 2005-06-08
CN102523059B (zh) 2013-11-20
US20040071241A1 (en) 2004-04-15
AU2003272639A8 (en) 2004-05-04
CN102523059A (zh) 2012-06-27
EP1552629A2 (en) 2005-07-13
BR0306504A (pt) 2004-12-28
EP1552629A4 (en) 2007-10-10
JP4319623B2 (ja) 2009-08-26
CN1689256A (zh) 2005-10-26
KR100988493B1 (ko) 2010-10-20
US7116703B2 (en) 2006-10-03
AU2003272639A1 (en) 2004-05-04
KR20050057637A (ko) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4319623B2 (ja) マルチパス信号強度計
US7136111B2 (en) Channel equalizer and digital TV receiver using the same
KR100851858B1 (ko) 신호 품질 표시기 신호 생성 방법 및 장치와, 그 장치를 포함하는 디지털 수신기
KR100662756B1 (ko) 디지털 티브이의 채널 등화기
KR100966383B1 (ko) 텔레비젼 수신기 및 라인/프레임 패턴과 동기적으로 신호 샘플 스트림을 처리하는 방법
US6509934B1 (en) Directing an antenna to receive digital television signals
JP2004080757A (ja) 整合パルス整形フィルタを備える受信機
US7133481B2 (en) Synchronization detection apparatus
US20040042545A1 (en) Equalizer of single carrier receiver for improving equalization speed and equalization method thereof
JPH11164222A (ja) Ntscアーチファクトを抽出するためにdtvパイロット搬送波を抑制するコームフィルターを用いたntsc干渉検出器
KR101019373B1 (ko) 시변 다중경로 성분의 특성을 검출하는 시스템
JP5331583B2 (ja) マルチパス等化器
JP5881453B2 (ja) 等化装置、受信装置及び等化方法
US20040042546A1 (en) Single carrier receiver with an equalizer for improving equalization quality and equalization method thereof
KR20000048803A (ko) 디지털 텔레비젼신호 수신기에서 수신 큐-채널 신호에 응답하는엔.티.에스.씨 동일 채널 간섭 검출기
KR100556400B1 (ko) 디지털 방송 수신 시스템 및 이 수신 시스템에서의ntsc 신호 제거 방법
KR20050031653A (ko) 디지털 텔레비젼 수신기의 디씨 옵셋 보정기
JPH0638076A (ja) 波形等化回路
JP2004274498A (ja) デジタル無線受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060720

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060908

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060908

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20060919

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080401

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080401

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090126

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090528

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120605

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130605

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees