JP2006352892A - パルス光信号を特徴付ける装置および方法 - Google Patents

パルス光信号を特徴付ける装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高速のデジタル通信システムをテストするための簡単な光学機構を提供する。
【解決手段】ゼロ・ビットおよび1ビットの間のパフォーマンス・クリアランスを表すピーク値を有する、時間遅延の関数として干渉振幅の振動成分の畳み込み特性を取得するために、一方のビームはもう一方の類似したビームに関して制御可能に可変な時間遅延だけ遅らせた2つのビーム間のコヒーレント干渉効果が使用される。畳み込み特性は、コヒーレンス長内の、干渉振幅のダイアモンド・ダイアグラム(DD)によって表される。DDのピーク値およびサイズは、信号劣化、光学色分散、信号コヒーレンス長、信号変調の形式、および信号対雑音比を含む、予め決められた一揃いの信号パラメータの少なくとも1つを決定することにより、パルス光信号を特徴付けるために使用される。2ビーム干渉効果は、オプションで、自由時間マッハツェンダ干渉計、組み込みマッハツェンダ干渉計、マイケルソン干渉計、またはそれらの組み合わせによって提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は一般に、通信信号全般を特徴付けるシステムおよび方法に関し、具体的には高速パルス光信号を特徴付けるシステムおよび方法に係る。
毎秒10ギガビット以上の高速ビット・レートで動作する最新のデジタル光通信システムにおいて、信号品質低下の監視は、ビット・レートの増大に伴ってますます問題になっている。電子計測および光信号アイ・ダイアグラムのそれ以降の処理を伴う従来の方法は、非常に高いビット・レートで電子処理を行うことに特有の困難があるために制限されてしまい、そのような方法は毎秒約10ギガビットを超えるようなビット・レートでは法外なコストがかかることになる。
信号品質を監視するために光信号の再生成を伴う従来のアイ・ダイアグラム測定技法の例は、Harmanによる米国特許第4,097,697号およびTremblayらによる米国特許第4,823,360号によって開示されている。
極めて高速の光信号のアイ・ダイアグラムが有機非線形結晶を使用して光サンプリングにより得られることは、H.Takara et al、「Eye-diagram measurement of 100 Gbit/s optical signals using optical sampling」、第22回European Conference on Optical Communication--ECOC 1996年オスロ、vol. 4、7〜10頁からも知られている。電子信号への変換前に光サンプリングを使用できることにより、あまり複雑ではない電子処理の使用が容易になる。しかし、有機非線形結晶への依存には、この光学コンポーネントをセンサー・システムに組み入れる際の困難など、特有の欠点がある。この方法のさらに大きな欠点は、サンプリング・パルスが(200ワットを超えるような)過度の高出力で生成される必要があるということである。
波長変換に加えて単一光信号の反転は、干渉計の第1および第2のアームを通じて送信された入力信号の光学コンポーネント間の干渉条件を設定するために半導体光増幅器が使用されるマッハツェンダ干渉計によって提供できることはさらに、Idler et al、「10 Gb/s Wavelength Conversion with Integrated Multiquantum-Well-Based 3-Port Mach-Zehnder Interferometer」: IEEE Photonics Technology Letters、Vol.8、No. 9、1996年9月、1163〜1165頁から知られている。第1および第2のアームを通じて同等に伝搬される持続波光信号は、再結合されて干渉条件に従って変調される干渉信号を形成し、パルス光信号は一方のアームのみを通じて逆伝搬されて、そのアームの半導体光増幅器の非線形特性により相互位相変調によってコンポーネント信号の1つの位相を変調するようになっている。
最近になって、Robertsは、米国特許第5,880,837号において、光信号の光サンプリングに干渉計を使用して目測データを得ることにより光の信号劣化を監視する技法を開示した。光パルスのサンプリングは、各アームが半導体光増幅器を含んでいる2つの干渉計アームを通じて同等に伝播される。監視される光信号は、干渉計の1つのアームを通じて逆伝播され、それにより半導体光増幅器の1つにおける混変調による干渉計の干渉条件を設定する。サンプリングされた干渉信号は、検出されて電気信号に変換され、目測データを得るために処理される。この場合も同様に、本明細書で半導体素子を使用すると、非常に高いビット・レートでの光信号に関わる実際的な制約を呈することがある。
前述の従来技術における制約を考慮すれば、半導体素子の使用に依存する必要なく、毎秒10ギガビット以上のビット・レートを有する高速デジタル光信号の信号品質劣化を特徴付ける簡略化された手段が依然として必要とされていることは明らかである。
米国特許第4,097,697号 米国特許第4,823,360号 米国特許第5,880,837号 H.Takara et al、「Eye-diagram measurement of 100 Gbit/s optical signals using optical sampling」、第22回European Conference on Optical Communication--ECOC 1996年オスロ、vol. 4、7〜10頁 Idler et al、「10 Gb/s Wavelength Conversion with Integrated Multiquantum-Well-Based 3-Port Mach-Zehnder Interferometer」: IEEE Photonics Technology Letters、Vol.8、No. 9、1996年9月、1163〜1165頁
本発明の目的は、速度が制限されたコストの高い電子ソリューションに依存する必要なく、驚くべき高速のデジタル通信システム(特に毎秒10ギガビット以上)をテストするために、2ビーム干渉効果に基づいてより簡単な光学機構を提供することである。本発明は高速に有利である。つまり、干渉振幅特性(profile)測定に必要な干渉計の2つのアームの1つにおける時間遅延を短縮するということである。
第1の態様において、本発明は、通信システムにおいて検出された光信号を特徴付ける装置を提供する。本装置は、
検出された光信号を受信するための入力ポートを有する少なくとも1つの干渉計であって、入力ポートは検出された光信号を第1および第2のアームの間のそれぞれ第1の信号部分および第2の信号部分に分岐し、第2のアームは第1の信号部分に関連して制御可能に可変な時間遅延を第2の信号部分に受けさせるための遅延手段を有し、第1および第2のアームは2つの信号部分を再結合して干渉信号を得るため出力ポートに集合する干渉計と、
可変時間遅延の関数として干渉信号をマップし、前記関数の振動成分を得て、可変時間遅延に対する振動成分の振幅特性を取得することにより、検出された信号に関連する予め決められた一揃いのパラメータの少なくとも1つを決定する際に干渉信号を使用するために出力ポートに光学的に結合されたプロセッサとを備えている。
1つの実施形態において、少なくとも1つの干渉計は自由空間マッハツェンダ干渉計であり、遅延手段は、可変光路長を有する光学距離、およびオプションで良好な時間遅延増分を提供する適切な位相遅延物質を備えている。位相遅延物質は、オプションで、電気光学および熱光学物質のいずれか1つである。本実施形態において、偏光依存の第2のアームは、通信システム偏光のモニタリング速度の変動を容認する。
少なくとも1つの干渉計に対する代替のオプションは、
組み込みマッハツェンダ干渉計と、
1/2の組み込みマッハツェンダ干渉計に接続された1/2の自由空間マッハツェンダ干渉計であって、遅延手段は微精度の時間遅延増分を提供する1/2自由空間マッハツェンダ干渉計の可変光路長と、粗精度の時間遅延増分を提供する1/2組み込みマッハツェンダ干渉計の可変時間遅延要素を備える干渉計とを含んでいる。
少なくとも1つの干渉計に対するもう1つの代替は、各干渉計が他のすべてのN−1個の干渉計とは異なる時間遅延範囲を提供する複数のN個の干渉計であって、装置はさらに、検出された信号をN個の干渉計の少なくとも1つの入力ポートに導くための配信手段を備える。配信手段はオプションで、1xNのスイッチ、スター・カプラー、および信号スプリッタのいずれか1つである。
代替実施形態において、少なくとも1つの干渉計は、マイケルソン干渉計である。
本発明のもう1つの態様によれば、ビット期間を定義する検出パルス信号を特徴付けるための方法が通信システムにおいて提供され、本方法は、
検出された信号から2つの類似の信号を得るステップと、
2つの類似した信号の1つに制御可能な可変な時間遅延の影響を受けさせるステップと、
2つの類似した信号を再結合して干渉信号を取得するステップと、
可変時間遅延の関数として干渉信号をマップし、前記関数の振動成分を得て、可変時間遅延に対する振動成分の振幅特性を取得し、振幅特性の少なくとも2つの連続する値を決定し、ゼロで始まりビット期間の少なくとも1つの連続する倍数で増分する時間遅延値に対応させることにより、検出された信号に関連する予め決められた一揃いのパラメータの少なくとも1つを決定するように干渉信号を処理するステップであって、第1の振幅特性値はゼロ時間遅延に対応し、第2の振幅特性値は1つのビット期間の時間遅延に対応するステップとを備えている。
決定される一揃いの信号パラメータは、信号コヒーレンス長、信号対雑音比、および信号変調の形式を含んでいる。
信号コヒーレンス長は、振幅特性の少なくとも2つの連続する値の減衰率から推定される。
検出された信号が、1ビット期間よりも長いコヒーレンス長の元の信号と、1ビット期間よりも短いコヒーレンス長の追加ノイズとの組み合わせである場合、信号対雑音比は、第1の特性値を元の信号および追加ノイズの組み合わせの指標とし、第2の特性値を元の信号のみの指標として使用することにより推定される。ランダムなビットのゼロ復帰ストリームを搬送する検出信号の場合、信号対雑音比は、元の信号および追加ノイズの組み合わせを第1の振幅特性値に比例するように取り、元の信号を第2の振幅特性値のほぼ2倍と比例するように取ることによって推定される。通信システムが比較的幅が広いフィルタ・ウィンドウを使用する場合、追加ノイズはシステム・ノイズである。一方、通信システムがITU通過帯域要件を満たすフィルタを使用する場合、追加ノイズはチャネル・ノイズである。
ビット期間を定義するパルス・ランダム検出信号の場合、振幅特性は、少なくとも1つの最大ダイアモンド開口部(MDO)を有するダイアモンド・ダイアグラム(DD)を定義するために使用され、信号変調の形式は以下のように決められる。変調の形式は、DDが、ゼロ時間遅延において最初のMDOを有し、1ビット期間の時間遅延において最初のMDOのほぼ2分の1の後続MDOを有することが認められる場合、ゼロ復帰および搬送波抑圧ゼロ復帰の1つとして決定される。
代替として、信号変調の形式は、DDが、ゼロ時間遅延においてMDOを有し、ダイアモンド開口部が1ビット期間の時間遅延においてMDOのほぼ2分の1に減少して、その後一定を保つことが認められる場合、非ゼロ復帰として決定される。
さらに、信号変調の形式は、DDが、ゼロ時間遅延においてMDOを有し、ダイアモンド開口部が1ビット期間の時間遅延においてほぼゼロに減少して、その後一定を保つことが認められる場合、位相偏移変調として決定される。
本発明はさらに、前述の方法に従って上流信号および下流信号に対してそれぞれ取得された振幅特性を比較することによって、通信システムのパフォーマンスを監視することもできる。
さらにもう1つの態様によれば、パルス光信号を特徴付ける方法が提供され、方法は、
光信号を2つのビームに分割するステップと、
2つのビームの1つに制御可能に可変な時間遅延を適用するステップと、
コヒーレント干渉効果の結果生じたダイアモンド・ダイアグラムを取得するために2つのビームを再結合するステップと、
光信号のゼロ・ビットおよび1ビット間のパフォーマンス・クリアランスを決めるために光ダイアモンド・ダイアグラムの最大開口部を使用するステップとを備えている。
本発明の模範的な実施形態は、その図全体を通じて同じ参照番号が同様の部分を示す添付の図を参照してさらに以下で説明される。
本明細書における任意の実施形態の参照は、実施形態に関連して説明されている特定の特徴、構造、または特性を本発明の少なくとも1つの実施形態に含めることができることを意味している。本明細書のさまざまな位置に「1つの実施形態において(in one embodiment)」という語句が現れるが、これらは必ずしもすべてが同一の実施形態を参照するものではなく、また他の実施形態の相互排他的な別個または代替の実施形態を参照するものでもない。
本発明は、元の光信号ビットを形成する光ビームのコヒーレンス長が、追加された光ノイズのコヒーレンス長よりもはるかに大きいことを利用することにより、従来技術のシステムの限界に対処する。これにより、コヒーレント干渉効果を使用してノイズからビット信号レベルを切り離すことができる。
図1は、2つの類似した信号の一方がもう一方の信号に対して遅れる場合、本発明の実施形態による、一般的には、通信システムにおいて検出された信号および、特にはパルス光信号から得られた2つの類似した信号を組み合わせることから干渉信号を取得するプロセスを示している。ここで、検出された信号Iinは、検出された信号に対して制御可能に可変な時間遅延Δtの影響を受ける第1の部分1/2Iin(t)および第2の部分1/2Iin(t+Δt)という2つの同等の部分に分割される。2つの部分1/2Iin(t)および1/2Iin(t+Δt)は次に、干渉信号Ioutを取得するために再結合される。
検出された信号Iinが光信号である場合、前述のプロセスは、好ましくは図1に示す2ビーム干渉計10を使用して実施される。干渉計10は、第1のアーム1および第2のアーム2に分岐する入力ポート3を有している。検出された信号Iinが入力ポート3で受け取られると、この信号は、第1のアーム1および第2のアームをそれぞれ通過する第1の信号部分および第2の信号部分に分割される。第1のアーム1は固定長Lを有し、第2のアーム2は可変長L+ΔLの光学距離の形で遅延手段を有している。ここでΔLは、制御可能に可変であり、ΔLに比例して第1の信号部分に対して時間遅延Δtを提供する。第1のアーム1および第2のアーム2は、2つの信号部分1/2Iin(t)および1/2Iin(t+Δt)を再結合し、出力ポート4において干渉信号Ioutを得るために、出力ポート4に集合するが、これは光センサー5を経由してプロセッサ6に光学的に結合される。プロセッサ6は、可変時間遅延Δtの関数Iとして干渉信号の振幅をマップし、この関数の振動成分を得て、以下でさらに説明される本発明のさまざまな実施形態の原理による、予め決められた一揃いのパラメータのうちの少なくとも1つを決定する際に使用する振動成分の振幅特性を取得する。これらのパラメータは、特に信号劣化、光学色分散、信号コヒーレンス長、信号変調の形式、および信号対雑音比を含んでいる。
図1に示されている干渉計については、自由空間マッハツェンダ干渉計、組み込みマッハツェンダ干渉計、マイケルソン干渉計、これらの任意の組み合わせ、および2ビーム自己干渉の遅延段階を導入するその他の手段を含むいくつかのオプションを、本発明の実施形態において使用することができる。
図1に示す2ビーム干渉計10に自由空間マッハツェンダ干渉計を使用すると、微細な段階で増分されて連続型変数と類似したものになるように連続的可変時間遅延Δtを提供するという利点をもたらす。
あるいは、組み込みマッハツェンダ干渉計を使用すると、高速な時間応答で可動部分を持たないコンパクトな構造を備えるという利点をもたらす。これはすべての偏光状態に機能し、システムPDL変位率が数百kHzをはるかに下回る場合、偏光依存P(PDP)はシステム信号特性に影響しないため、最大減衰位置Pがそのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことはない。一方、本実施形態は、異なる変調速度に対して柔軟ではないという欠点の影響を受けやすく、その結果比較的大きいマイクロチップを使用する場合にシステムの変調速度が遅くなる。
図2aは、微精度段階10aおよび粗精度段階10bという2つののカスケード内で増分された連続的に可変な時間遅延Δtを提供する実施形態を示している。微精度段階10aは、固定長の第1のアーム1aおよび可変長の第2のアーム2aを有する自由空間マッハツェンダ干渉計の1/2を採用し、微細な高速増分で時間遅延を提供する。粗精度段階10bは、第1のアーム2a、および粗大な低速増分で時間遅延を提供するための遅延要素2cを有する第2のアーム2bを有するマイクロチップ上の組み込みマッハツェンダ干渉計の対向する1/2を採用する。時間遅延Δtを提供する方法が異なることを除いて、本実施形態の他の構造および機能は、前述の図1に示す好ましい実施形態の場合と類似している。入力ポート3、出力ポート4、光センサー5、およびプロセッサ6など、本実施形態の他の要素は、簡略にするために図2から省略されている。
図2aに示す実施形態は、PおよびPDPが振動成分の振幅ではなく位相に入ることを考慮して、干渉信号の振動成分の位相ではなく、その振幅を利用するという利点をもたらす。さらに、追加ノイズおよび元の信号のコヒーレンス長は、検出された信号Iinのいくつかの波長よりも長い。さらに、本実施形態では、安定状態にある限り少ない設定精度要件で長い移動段階と組み合わせて微精度位相遅延要素を利用するため、図1に示す実施形態よりもさらに費用効率の高いソリューションをもたらす。
図2aに示す実施形態におけるマッハツェンダ干渉計の1/2を組み入れることの代替として、もう1つの実施形態が図2bに示されている。ここでは、対象となるいくつかの波長にわたって光学距離を微調整できるようにする遅延要素2cを組み入れている点を除いて、図1aに示されているものと同様の2ビーム干渉計10が使用される。遅延要素2cは、オプションで、微細な時間遅延増分の提供に適している電気光学物質で作成される。あるいは、これは同様の目的を達成するために熱光学物質で作成される。
図3は、他の干渉計とは異なる範囲内の可変段階的時間遅延を提供する固定第1のアーム1および第2のアーム2に分岐する入力ポート3を各々有する、N個の組み込みマッハツェンダ干渉計10の1つに検出信号Iinを方向付けるために1xNのスイッチ7を使用することにより、干渉振幅の個別特性検出に固定増分で可変時間遅延Δtを提供する、さらにもう1つの実施形態を示している。2つのアーム1および2は次に、出力ポート4に集合する。各干渉計10は、前述の図1に示される好ましい実施形態の場合と同様の方法で動作する。オプションで、本実施形態は、以下の特徴の1つに関して構築される。
第2のアーム2は偏光依存であり、通信システム偏光の速度変動率を監視する。
第2のアーム2は、偏光に依存しない。
ダイアモンド・ダイアグラムは、干渉の最小値および最大値のみを抽出するために使用され、第2のアーム2の掃引速度が通信システムの偏光変位速度を上回る限り、導波管複屈折が評価結果に加わらないようになっている。
代替として、図4に示すスター・カプラー8は、図3に示す1xNスイッチ7の代わりに使用される。スター・カプラー8は、N個の干渉計10への同時配信のために、光信号をN個の同等部分Iinに分割する。さらにもう1つの代替は、図4に示すスター・カプラー8の代わりに、図5に示すような光信号スプリッタ9を使用して同様の機能を達成することである。
以下の理論および説明は参照の図と併せて、本発明のさまざまな実施形態がどのように干渉信号Ioutを使用して上記の説明に示す検出信号Iinのパラメータを決定するかを説明している。
追加ノイズが存在しない場合の2ビーム干渉の現象は、図6aおよび図6bに示されている。図6aは、図1に示されるプロセスにより、検出された信号Iinから第1のビット部分Bおよび第のビット部分Bに分割されたシングル・ビットBをタイミング図で示しており、第2のビット部分BはBに対して可変時間遅延Δtだけ遅れ、次いで両方のビット部分は再結合されて干渉信号Ioutが得られる。干渉信号Ioutの干渉振幅Iが時間遅延Δtの関数としてマップされる場合、この関数Iは以下の数学的表記によって定義される。
Figure 2006352892
ここで、単位ビット強度を仮定している間、0<t<Tに対してE(t)=1である。
したがって
Figure 2006352892
つまり、干渉振幅Iは、図6bに示すように、以下の2つの成分を有することになる。
i)オフセット成分=1/2
ii)振動成分=1/2cos(ωΔt)(T−|Δt|)/T
ここで、(T−|Δt|)/Tは、検出された信号のコヒーレンス長の範囲内の振動成分の畳み込み振幅特性を表す。
図7は、すべて1ビットのストリームを搬送するノイズフリー・ゼロ復帰検出信号Iinに対する時間遅延Δtの関数として、図6bに示す干渉振幅Iの振動成分の畳み込み振幅特性をグラフで示している。畳み込み特性は、ひし形の形状を有する包絡線の形式(そのためダイアモンド・ダイアグラム(DD)と呼ばれる)で振幅特性を生成する。これは、各ダイアモンドが、0と等しいΔtおよびそれぞれ連続するTの倍数と一致する最大ダイアモンド開口部(MDO)を有するような連続するダイアモンドで構成される。MDOは、検出された信号Iinのゼロ・ビットおよび1ビットの間のパフォーマンス・クリアランスを表し、図6bに見られるピーク値Pの2倍と等しい。この点において、振幅特性の連続する振幅特性・ピーク値Pは、第1のピーク値Pおよび第1のMDOがΔt=0に対応し、第2のピーク値Pおよび第2のMDOがΔt=Tに対応し、任意の後続のピーク値PがΔt=(i−1)Tに対応するように得られる。そのような連続する振幅特性・ピーク値は、本発明のさまざまな実施形態に使用され、以下に説明するように、特に信号劣化、光学色分散、信号コヒーレンス長、信号変調の形式、および信号対雑音比を含む、検出信号に関連する予め決められた一揃いのパラメータのうちの少なくとも1つを決定する。
図2に示される実施形態が実施される場合、粗大な増分によりDD内の振幅特性のピーク値、谷、および交差ポイントの位置をゆっくりと決定し、一連のダイアモンド開口部の値が決定できるようになる一方で、微細な増分によりDD内の干渉振幅Iの振動成分のレベルを迅速に測定できるようになる。
代替として、Δt=1に対する最大ダイアモンド開口部MDOの値を得るために「I対Δt」の関数が使用され、そのような値を使用して検出信号Iinのゼロ・ビットおよび1ビットの間のパフォーマンス・クリアランスを推定する。さらに、ゼロ復帰(RZ)信号の場合、結果として得られたDDは、ビット・エラー率を評価する際に通常使用されるアイ・ダイアグラムと類似した意味を共有する。
ここで以下の説明は、本発明のさまざまな実施形態による干渉振幅特性を使用することにより、前述のさまざまな信号パラメータがそれぞれ、どのように推定されるかを示している。
i)信号劣化
ノイズ、クロストーク、色分散、不適切な信号フィルタリング、高次非線形周波数依存強度損失などの要因により、通信システムにおける検出信号品質の劣化が、本来送信された信号に対応するDDから離れた逸脱をDDに引き起こす。そのような逸脱は次に、信号の劣化を判別するために使用される。
図8は、信号劣化に関して通信システムのパフォーマンスを監視するための本発明の1つの実施形態を示している。この図において、通信システムは、上流セクション21、下流セクション22、および2つのセクションを結ぶ通信パス23を含むように示されている。上流セクション21において、上流光信号の振幅特性25は、図1に示すプロセスと併せて前述されている原理に従って得られ、記録されて通信パス23にロードされ、下流セクション22に転送されて、そこで読み出される。光信号が下流セクション22で受信されると、上流信号の振幅特性25と比較して信号劣化の程度および種類を評価するために、その振幅特性26も取得される。
ii)信号コヒーレンス長および色分散
ビット期間Tの連続する倍数におけるMDO値は、すべて1ビットのストリームを搬送するノイズフリー・ゼロ復帰検出信号Iinに対して相互に等しくなることが図7に示されている。このことは、累積時間遅延Δtが検出信号Iinのコヒーレンス長を十分に下回っている限り当てはまる。しかし、可変時間遅延Δtが信号コヒーレンス長に近づくにつれ、以下の計算から明らかなように、振幅特性ピーク値Pは値が減少する。
変調された信号は以下のように表される。
Figure 2006352892
ここで、F(t)は信号変調であり、τは検出された信号のコヒーレンス存続時間であるが、これは通常はビット期間Tよりもはるかに長い。
ITU認可の通過帯域ウィンドウをよりよく使用するために、τはF(t)変調期間よりもはるかに長くする必要がある。したがって、相当量の連続ビットの位相は相関性がある。
統合干渉振幅の強度は、以下のように記述され、
Figure 2006352892
以下のように簡略化される。
Figure 2006352892
ここで
Figure 2006352892
は、可変時間遅延の値の増加に伴って干渉振幅特性のピーク値Pが減少することを説明している。このことは、すべて1ビットのストリームを搬送するRZ信号Iinについての図9のタイミング図に示されている。
この定式化に従って、本発明の実施形態において、コヒーレンス存続時間τは、時間遅延の増加に伴う連続ピーク値のレベルの減衰率から、信号パラメータの1つとして決定される。次いで、信号コヒーレンス長およびRZ信号の色分散のいずれか1つは、当技術分野において既知の原理に基づいてコヒーレンス存続時間τから直接推定される。
iii)信号変調の形式
図7から、ゼロ復帰(RZ)信号Iinがすべて1ビットのストリームを搬送する場合、連続する最大ダイアモンド開口部(MDO)がすべて同じ大きさであることが理解される。しかし、実際の通信システムにおいて、信号は通常1ビットおよびゼロ・ビットのランダムなストリームを搬送する。振幅特性ピーク値に追加ノイズのないそのようなランダムな信号の効果は、図10に示されている。ここで第1の振幅特性ピーク値Pは、第2の振幅特性ピーク値Pの2倍である。このことは、1ビットが次の1ビットと結合される確率は50%しかないため、ランダム信号が干渉振幅ピーク値を、コヒーレント干渉効果から得られる値の半分まで減少させることを考慮している。
同様の効果はまた、図11のダイアモンド・ダイアグラム(DD)にも示されている。これはDDが、Δt=0において第1のMDOを、Δt=1/2T、および1/2Tの連続奇数倍数において最小開口部を、Δt=Tにおいて第1のMDOの半分の大きさの第2のMDOを、Tの連続倍数において第2のMDOと同じ大きさの後続MDOを有することを明らかに示している。図11に示されているダイアモンド・ダイアグラムと同じものは、搬送波抑圧ゼロ復帰(CSRZ)信号についても得られる。これに基づいて、ランダム信号の変調形式は、本発明の実施形態により、DDがゼロおよびビット期間の連続倍数の時間遅延において連続MDOを有し、第2のMDOが第1のMDOのほぼ半分である場合、検出された信号のパラメータの1つとして、RZおよびCSRZのうちの1つであると決定される。しかし、RZ変調では、1ビットの信号レベルはシングル・ビット期間Tにわたって1と0の間で変化するが、CSRZ変調では、信号レベルはシングル・ビット期間Tの1ビットに対応する1と、次のシングル・ビット期間Tの別の1ビットに対応する−1との間で変化することを念頭に置いておくべきである。その結果、DD特性パターンは、奇数のT遅延ごとに180度の位相を有する。
非ゼロ復帰(NRZ)信号の場合、対応するDDは、2つの信号のストリームについての図12aおよび図12bに示されている。図12aは、1ビットおよびゼロ・ビットが交互になるNRZストリーム10...10のDDを示している。一方、図12bは、ランダムNRZストリームのDDを示している。図12aにおいて、等しいサイズの連続するMDOはΔt=0,2Tおよび後続のTの偶数倍数において得られるが、連続する最小開口部は、Δt=Tおよび後続のTの奇数倍数において得られる。図12bにおいて、最初のMDOはΔt=0において得られ、ダイアモンド開口部はΔt=Tにおいて最初のMDOの半分の大きさまで減少し、それ以降は一定を保っている。これに基づいて、本発明の実施形態により、DDがゼロ時間遅延において1つの第1のMDOしか有しておらず、1ビット期間の時間遅延においてダイアモンド開口部が第1のMDOのほぼ半分まで減少し、それ以降は一定を保つことが認められる場合、検出された信号のパラメータの1つとして、ランダム信号の変調形式はNRZであると決定される。
位相偏移変調(PSK)信号の場合、対応するDDは、2つの信号のストリームに対する図13aおよび図13bに示されている。図13aは、すべて1ビットのPSKストリームのDDを示している。一方、図13bは、ランダムPSKストリームのDDを示している。図13aにおいて、等しいサイズの連続するMDOはΔt=0,Tおよび後続のTの倍数において得られるが、最小開口部は、Δt=1/2Tおよび1/2Tの連続偶数倍数において得られる。図13bにおいて、最初のMDOのみがΔt=0において得られ、ダイアモンド開口部はΔt=Tにおいてほぼゼロまで減少し、それ以降は一定を保っている。これに基づいて、本発明の実施形態により、DDがゼロ時間遅延において1つのMDOを有し、1ビット期間の時間遅延においてダイアモンド開口部がほぼゼロまで減少し、それ以降は一定を保つことが認められる場合、信号パラメータの1つとして、ランダム信号の変調形式はPSKであると決定される。
iv)信号対雑音比
送信された元の信号への追加ノイズの効果を説明するため、ノイズは一般に以下のように表される。
Figure 2006352892
これは、元の信号以外のすべての放射を含み、ここでωおよびφはそれぞれ雑音周波数および位相であり、τは雑音コヒーレンス時間であり、F(t)は通常の状況では適用されない雑音変調である。
雑音コヒーレンス時間τは以下のうちの1つとして分類される。
元の信号と類似したコヒーレンス時間、周波数および位相を有するが、F(t)での変調はない。これは、完全に変調されていない信号として処理される。
元の信号よりも短いコヒーレンス時間を有するが、類似した周波数および位相を有し、信号として変調される。これは、干渉振幅の特性ピーク値の減少として、本発明のさまざまな実施形態において反映される。
元の信号よりも短いコヒーレンス時間を有するが、類似した周波数および位相を有し、変調されない。これは、干渉振幅の特性ピークおよび谷の値の減少として、本発明のさまざまな実施形態において反映される。
すべてのカテゴリにおいて、元の信号EへのノイズEの追加は、|Es,n=|E+Eで表される混合(ノイズ)信号Es,nをもたらす。
図14は、追加ノイズが信号と一貫しない場合における元の信号に対する変調およびノイズの効果を示している。
以下の理論は、本発明の実施形態による、元の信号から追加ノイズを分離するための基礎となる。
元の信号および追加ノイズ成分の両方を有するノイズ信号Es,n(t)の場合、通信システムにおける対応する検出信号Iinは以下のようになる。
Figure 2006352892
信号対雑音相関の統合はゼロであるので、以下の式が得られる。
Figure 2006352892
ここで、IおよびIは、それぞれ元の信号および検出信号Iinの追加ノイズ成分である。
一方、以下のように検出信号Iinを二等分した場合のように、100%の信号相関がある。
Figure 2006352892
これは、以下のようになり、
Figure 2006352892
100%の相関がノイズのない完全な信号に戻ることを示している。
ノイズ信号Es,n(t)に対応する検出信号Iinが、本発明により、2つの信号部分に分割され、一方の部分がΔtだけ遅れ、次いでもう一方の部分と再結合される場合、干渉信号Is,nは以下のように得られる。
Figure 2006352892
干渉効果は、1つの信号部分の位相が遅延する、2つの信号部分の畳み込みである。信号対雑音の畳み込みがゼロである場合、相関は信号のみおよび雑音のみの相関に戻る。
以下の追加ノイズおよび元の信号のコヒーレンス・パラメータに示されているように、通常、雑音コヒーレンス長は元の信号のコヒーレンス長よりもはるかに短い。
200pmのITUフィルタ・ウィンドウを使用した場合(100GHzフラット・トップ)、雑音コヒーレンス長は1790umよりも少なく、雑音コヒーレンス時間は6psである。
0.8pmのソース・レーザー線幅を使用した場合(0.1GHz線幅)、信号コヒーレンス長は447620umよりも大きく、信号コヒーレンス時間は11493psである。
変調された光信号の次のビットに到達するための基本パラメータおよび光学距離の差異を、以下の表に示す。
Figure 2006352892
本発明の使用が意図されている光通信システムにおいて、信号コヒーレンス時間は、3〜10GHzの変調に対応する。したがって、ビット対ビットの位相は、10GHz、または40GHzの変調システムに対して相関性がある。ここで、雑音コヒーレンス時間は、40GHz変調期間よりもはるかに短い。これはつまり、位相障害によってもたらされるスペクトル拡大が信号変調よりも小さくならならず、位相障害が通過帯域ウィンドウの主要部分を満たさないことを意味している。その結果、雑音は、シングル・ビット期間にわたって相関せず、干渉効果はまったく観察されない。
前述の説明を念頭に置けば、コヒーレント干渉効果から連続振幅特性ピーク値Pを取得することに基づき、本発明のさまざまな実施形態において、検出信号の信号対雑音比がどのようにして決定されるかが明らかとなろう。
図15は、すべて1ビットのゼロ復帰(RZ)ストリームを搬送する検出された信号から取得された振幅特性のピーク値に対するノイズの影響をタイミング図で示している。図15からはっきり分かるように、第1の振幅特性ピーク値Pは追加ノイズおよび元の信号の組み合わせに対応するが、第2の振幅特性ピーク値Pは、前述の説明に沿って、元の信号が追加ノイズよりもはるかに長いコヒーレンス時間を有し、元の信号コヒーレンス長が追加ノイズのコヒーレンス長よりもはるかに長いという前提に基づいて、元の信号のみに対応する。
そのような前提の経験的な確証を得るため、時間遅延Δtの関数としての干渉振幅Iのコンピュータ・シミュレーションが、元の信号と検出信号の追加ノイズ成分について得られた。シミュレーション結果は、図16、17a、および17bに示されている。図16は、若干誇張された光周波数でノイズの単一ショットについてシミュレートされた干渉振幅を示している。図17aは、それぞれすべて1ビットのRZストリームに対する、元の信号のみおよび元の信号に追加ノイズを加えた場合の、シミュレートされた干渉振幅を2つの重複する図で示している。図17bは、ランダムなRZについて元の信号に追加ノイズを加えた場合のシミュレートされた干渉振幅を単一の図で示している。これらの3つの図から、前述のように、雑音干渉振幅特性の幅が1ビット期間よりもかなり短いことを考慮すると、雑音が第1の振幅特性ピーク値Pのみに影響することが明らかである。図17aから、信号がすべて1ビットのストリームであることを考慮すれば、後続のピーク値Pは、第1の振幅特性ピーク値Pの信号部分と類似していることも明らかである。対照的に、信号は第1および第2のビットが同じ値を有する確率が50%でランダムであることを考慮すれば、図17bのPの値および後続のピーク値は、Pの信号部分の値の半分である。これにより、本発明の実施形態において、第1および第2の振幅特性ピーク値PおよびPの値から、元の信号レベルに対する追加ノイズ・レベルの推定が可能になる。このことに基づいて、ゼロ復帰ビットのランダムなRZストリームを搬送する検出信号Iinの信号対雑音比(SNR)は、本発明の実施形態において、元の信号および追加ノイズの組み合わせを第1のピーク値に比例するように取り、ノイズのない元の信号を第2のピーク値のほぼ2倍と比例するように取ることによって、信号パラメータの1つとして推定される。これにより、以下の式が得られる。
b.SNR=2P/(P−2P
検出信号への雑音の効果を判断する場合、以下の式から分かるように、雑音スペクトルは通常幅が広く、雑音存続時間が短いということを考慮することが重要である。
Figure 2006352892
雑音がITUグリッドごとにチャネル・フィルタを通過する場合、幅が広いスペクトルは狭められ、その結果雑音コヒーレンス時間が長くなる。この効果は、不確定性原理と呼ばれる。したがって、システム雑音の特徴は、本発明の実施形態を使用して、幅が広いフィルタ・ウィンドウを選択することによって、信号パラメータの1つとして決められる。オプションで、フィルタを使用しない場合もある。代替として、チャネル雑音特徴は、本発明のもう1つの実施形態を使用して、ITU通過帯域要件を満たすフィルタを選択することにより決定される。
図18aは、1ビットおよびゼロ・ビットのランダム・シーケンスを搬送するノイズのある検出RZ信号について、微細な時間遅延増分を提供する図1に示す実施形態によって得られたダイアモンド・ダイアグラム(DD)の形式で、シミュレートされた干渉振幅特性をグラフに示している。このグラフから、Δt=0に対応するグラフの中心の最大ダイアモンド開口部(MDO)が、Δt=Tに対応する右側のMDOの2倍を上回ることが明らかである。これは、中央ダイアモンドのMDOと右側のダイアモンドの2倍のMDOの差であるランダムな検出信号に関して前述の説明と合致している。
一方、図18bは、ピーク、谷、および交差ポイントにそれぞれ円、四角、および三角のマークが付けられている、1ビットおよびゼロ・ビットのランダム・シーケンスを搬送するノイズのある検出信号について、粗大および微細な時間遅延増分のカスケードを提供する図2に示された実施形態により得られたDDの形態で、シミュレートされた干渉振幅特性をグラフに示している。このようにして得られた粗大でより遅い増分により、DD内の振幅特性ピーク、谷、および交差ポイントの位置を決定して、連続MDO値を決定できるようになり、一方、微細でより迅速な増分により、DD内の干渉振幅Iの振動成分のレベルを測定できるようになる。
以下の表は、さまざまな信号パラメータを特徴付ける場合の本発明の可能性を要約したものである。
Figure 2006352892
以上説明してきた実施形態は、本発明の例であることが企図されている。当業者であれば、添付の特許請求の範囲によってのみ定義される本発明の精神および範囲を逸脱することなく、特定の実施形態にさまざまな変形、変更、および適用を行うことができる。
本発明の1つの実施形態による、光検出信号の一部を可変時間遅延により遅らせた別の部分と組み合わせるプロセスを示す図である。 微精度段階および粗精度段階のカスケード内で増分された可変時間遅延を連続的に提供する図1の実施形態に対する代替実施形態を示す図である。 対象となるいくつかの波長にわたって光学距離を微調整できるようにする遅延要素を組み入れる2ビーム干渉計10を使用する図1の実施形態に対するもう1つの代替実施形態を示す図である。 1xNスイッチを使用することにより固定増分で可変時間遅延を提供するさらにもう1つの実施形態を示す図である。 1xNスイッチの代わりにスター・カプラーを使用する、図3に示された実施形態に対する代替実施形態を示す図である。 スター・カプラーの代わりに信号スプリッタを使用する、図4に示された実施形態に対する代替実施形態を示す図である。 図6aは、図1に示されるプロセスにより、2つの部分に分割され、一方の部分は遅れてもう一方の部分と再結合され干渉信号を生成する単一信号ビットを示すタイミング図である。図6bは、図6aの干渉振幅のオフセット成分と振動成分を遅延信号部分の時間遅延の関数として示す図である。 すべて1ビットのノイズフリー・ゼロ復帰ストリームの場合の、図6bに示す干渉振幅の振動成分の畳み込み振幅特性を示す図である。 上流セクションおよび下流セクションの間の信号劣化に関して通信システムのパフォーマンスを監視するための本発明の1つの実施形態を示す図である。 すべて1ビットのゼロ復帰ストリームの場合の、制御可能な時間遅延の値の増加に伴う振幅特性のピーク値の減少を示すタイミング図である。 図1に示すプロセスによって取得された振幅特性のピーク値に対するノイズフリーのランダムなゼロ復帰ストリームの影響を示すタイミング図である。 ゼロ復帰信号ビットのノイズフリーなランダム・ストリームに対応するダイアモンド・ダイアグラムを示す図である。 1ビットおよびゼロ・ビットのノイズフリーな非ゼロ復帰交互ストリームに対応するダイアモンド・ダイアグラムを示す図である。 信号ビットのノイズフリーなランダム非ゼロ復帰ストリームに対応するダイアモンド・ダイアグラムを示す図である。 すべて1ビットのノイズフリーな位相偏移変調ストリームに対応するダイアモンド・ダイアグラムを示す図である。 位相偏移変調信号ビットのノイズフリーなランダム・ストリームに対応するダイアモンド・ダイアグラムを示す図である。 追加ノイズが信号と一貫しない場合、元の信号に対する変調およびノイズの影響を示す図である。 すべて1ビットのゼロ復帰ストリームを搬送する検出信号から取得された振幅特性のピーク値に対するノイズの影響を示すタイミング図である。 若干誇張された光周波数でノイズの単一ショットのシミュレートされた干渉振幅を示す図である。 それぞれすべて1ビットのゼロ復帰ストリームに対する、元の信号のみおよび元の信号に追加ノイズを加えた場合の、シミュレートされた干渉振幅を示す2つの重複する図である。 ランダムなゼロ復帰の元の信号に追加ノイズを加えた場合のシミュレートされた干渉振幅を示す単一の図である。 光ランダム・ゼロ復帰の元の信号に追加ノイズを加えた場合の、微精度時間遅延増分を提供する図1に示す実施形態により取得されたシミュレートされたダイアモンド・ダイアグラムを示す図である。 ピーク、谷、および交差ポイントにそれぞれ円、四角、および三角のマークが付けられている、ノイズのランダムな元のゼロ復帰信号の場合、粗大および微細な時間遅延増分を提供する図2に示される実施形態により取得されたシミュレートされたダイアモンド・ダイアグラムを示す図である。
符号の説明
1 第1のアーム
2 第2のアーム
3 入力ポート
4 出力ポート
5 光センサー
6 プロセッサ
7 スイッチ
8 スター・カプラー
9 光信号スプリッタ
10 2ビーム干渉計

Claims (23)

  1. 通信システムにおいて検出された信号を特徴付ける装置であって、
    前記検出された信号を受信するための入力ポートを有する少なくとも1つの干渉計であって、前記入力ポートは前記検出された信号を第1および第2のアームの間のそれぞれ第1の信号部分および第2の信号部分に分岐し、前記第2のアームは前記第1の信号部分に関連して制御可能に可変な時間遅延を前記第2の信号部分に受けさせるための遅延手段を有し、前記第1および第2のアームは前記2つの信号部分を再結合して干渉信号を得るため出力ポートに集合する干渉計と、
    前記可変時間遅延の関数として前記干渉信号をマップし、前記関数の振動成分を得て、前記可変時間遅延に対する前記振動成分の振幅特性を取得することにより、前記検出された信号に関連する予め決められた一揃いのパラメータの少なくとも1つを決定する際に前記干渉信号を使用するために前記出力ポートに光学的に結合されたプロセッサとを備える装置。
  2. 前記検出された信号は光信号であり、少なくとも1つの干渉計は自由空間マッハツェンダ干渉計、およびマイケルソン干渉計から成る群から選択された1つまたは複数の干渉計である請求項1に記載の装置。
  3. 前記遅延手段は可変光路長を有する光学距離を備える請求項2に記載の装置。
  4. 前記遅延手段は微細な時間遅延増分の提供に適した位相遅延物質をさらに備える請求項3に記載の装置。
  5. 前記位相遅延物質は電気光学物質および熱光学物質のいずれか1つである請求項4に記載の装置。
  6. 前記第2のアームは偏光依存であり通信システム偏光の速度変動率を監視する請求項2に記載の装置。
  7. 前記検出された信号は光信号であり、少なくとも1/2の組み込みマッハツェンダ干渉計に接続された1/2の自由空間マッハツェンダ干渉計を備える請求項1に記載の装置。
  8. 前記遅延手段は微精度の時間遅延増分を提供する前記1/2自由空間マッハツェンダ干渉計の可変光路長と、粗精度の時間遅延増分を提供する前記1/2組み込みマッハツェンダ干渉計の可変時間遅延要素を備える請求項7に記載の装置。
  9. 前記少なくとも1つの干渉計は、各干渉計が他のすべてのN−1個の干渉計とは異なる時間遅延範囲を提供する複数のN個の干渉計を備え、装置はさらに前記検出された信号を前記N個の干渉計の少なくとも1つの入力ポートに導くための配信手段を備える請求項1に記載の装置。
  10. 前記配信手段は1xNのスイッチ、スター・カプラー、および信号スプリッタから成る群から選択される請求項9に記載の装置。
  11. 通信システムにおいて検出された信号を特徴付ける方法であって、
    a)前記検出された信号から2つの類似の信号を得るステップと、
    b)前記2つの類似した信号の1つに制御可能に可変な時間遅延の影響を受けさせるステップと、
    c)前記2つの類似した信号を再結合して干渉信号を取得するステップと、
    d)前記検出された信号に関連する予め決められた一揃いのパラメータの少なくとも1つを決定するために前記干渉信号を処理するステップとを備える方法。
  12. ステップd)は、前記可変時間遅延の関数として前記干渉信号をマップするステップと、前記関数の振動成分を得るステップと、前記可変時間遅延に対する前記振動成分の振幅特性を取得するステップを備える請求項11に記載の方法。
  13. 請求項11に記載の方法により、上流信号および下流信号に対してそれぞれ取得された前記振幅特性を比較することによって前記通信システムのパフォーマンスを監視する方法。
  14. 前記検出された信号はビット期間を定義するパルス信号であり、前記処理するステップは、ゼロで始まりビット期間の少なくとも1つの連続する倍数の増分する時間遅延値に対応する前記振幅特性の少なくとも2つの連続する値を決定するステップをさらに備え、それにより第1の振幅特性値はゼロの時間遅延に対応し、第2の振幅特性値は1ビット期間の時間遅延に対応する請求項11に記載の方法。
  15. 前記一揃いのパラメータは、前記振幅特性の少なくとも2つの連続する値の減衰率から推定される信号コヒーレンス長を含む請求項11に記載の方法。
  16. 前記検出された信号は1ビット期間よりも長いコヒーレンス長の元の信号と、1ビット期間よりも短いコヒーレンス長の追加ノイズとの組み合わせであり、前記一揃いのパラメータは前記元の信号および前記追加ノイズの組み合わせの指標として前記第1の特性値を、前記元の信号のみの指標として前記第2の特性値を使用することにより推定される信号対雑音比を含む請求項15に記載の方法。
  17. 前記検出された信号はランダムなビットのゼロ復帰ストリームを搬送し、前記信号対雑音比は前記元の信号および前記追加ノイズの組み合わせを前記第1の振幅特性値に比例するように取り、前記元の信号を前記第2の振幅特性値のほぼ2倍と比例するように取ることによって推定される請求項16に記載の方法。
  18. 前記追加ノイズはシステム・ノイズであり、前記通信システムは比較的幅が広いフィルタ・ウィンドウを使用する請求項16に記載の方法。
  19. 前記追加ノイズはチャネル・ノイズであり、前記通信システムはITU通過帯域要件を満たすフィルタを使用する請求項16に記載の方法。
  20. 前記検出された信号はビット期間を定義するパルス・ランダム信号であり、前記振幅特性はダイアモンド・ダイアグラムを定義するために使用され、決定される前記一揃いのパラメータは信号変調の形式を含む請求項12に記載の方法。
  21. 前記信号変調の形式は、前記ダイアモンド・ダイアグラムがゼロ時間遅延において最初の最大ダイアモンド開口部を有し、1ビット期間の時間遅延において前記最初の最大ダイアモンド開口部のほぼ2分の1の後続最大ダイアモンド開口部を有することが認められる場合、ゼロ復帰および搬送波抑圧ゼロ復帰の1つとして決定される請求項20に記載の方法。
  22. 前記信号変調の形式は、前記ダイアモンド・ダイアグラムがゼロ時間遅延において最大ダイアモンド開口部を有し、前記ダイアモンド開口部が1ビット期間の時間遅延において前記最大ダイアモンド開口部のほぼ2分の1まで減少してその後一定を保つことが認められる場合、非ゼロ復帰として決定される請求項20に記載の方法。
  23. 前記信号変調の形式は、前記ダイアモンド・ダイアグラムがゼロ時間遅延において最大ダイアモンド開口部を有し、前記ダイアモンド開口部が1ビット期間の時間遅延においてほぼゼロまで減少してその後一定を保つことが認められる場合、位相偏移変調として決定される請求項20に記載の方法。
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