JP2003032194A - 光通信システムにおける性能監視法 - Google Patents

光通信システムにおける性能監視法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ネットワークにおいて使用される、光性能
モニター(OPM)を提供する。 【解決手段】 OPMは、たとえば、2光子吸収を使用
して、光信号の自己相関関数をサンプリングするように
構成された光自己相関器を有する。様々なビット遅延に
おける自己相関点は、独立に、または平均光パワーと組
み合わせて、以下の1つまたは複数を検出かつ/または
数量化するために使用される。すなわち、データ変調の
損失、信号コントラスト、パルス拡がり、ピークパワー
変動、タイミングジッター、およびデータの擬似ランダ
ム特性からの偏移である。加えて、OPMは、対応する
スペクトル成分を獲得するために、自己相関点に基づい
てフーリエ変換を行うように構成される。スペクトル成
分は、波長分散、偏波モード分散、およびパルスカーバ
ーとデータ変調器の位置合せずれの1つまたは複数を検
出かつ/または数量化するために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システムに
関し、さらに詳細には、光通信システムの性能の監視に
関する。
【0002】関連出願の相互参照 この出願は、2001年5月23日に出願された「Op
tical Performance Monitor
ing Using Optical Autocor
relations」という名称の米国仮特許出願第6
0/293,047号から優先権を主張する。
【0003】
【従来の技術】光ファイバーネットワークは、現光の通
信システム内でのデータ伝送のために、広く使用されて
いる。データトラフィック量の増大により、ネットワー
クの監視および管理は、ますます重要になっている。た
とえば、そのような監視は、ネットワークの特定点にお
ける1つまたは複数の光通信チャネルに対応する光信号
の品質の測定を含む。光信号は、様々な減損、たとえ
ば、タイミングジッター、波長分散等について分析され
る。得られた情報は、たとえば、ある減損が許容レベル
を超えた場合に、ネットワークの性能を改善するために
使用することができる。
【0004】光信号を分析する1つの周知の方法は、そ
の信号を選び出し、光電(O/E)コンバーターを使用
して電気信号に変換し、電気信号処理方法を使用して、
減損について電気信号を分析することである。しかし、
この方法の1つの欠点は、一般に高速電子回路を必要と
することである。さらに、比較的高いビット率では、利
用可能な電子回路の感度または帯域幅が、光信号におけ
る減損を正確に、かつ/または費用効果的に測定するた
めに不十分である可能性がある。結果的に、そのような
手段によって、ある減損は喪失され、あるいは光信号を
監視するためには非実際的である可能性がある。監視用
電子回路が適切な帯域幅を有する時も、受信機の感度よ
りも低い振幅において現れる減損を監視することは、た
とえば、(1)先制監視、すなわち、性能に衝撃を与え
る前に問題を識別すること、または、(2)送信機にお
いて信号を監視する、すなわち、受信機における信号と
比べて比較的高い忠実度の条件下で信号を監視するため
に有利である。大きい透過性領域、すなわち、O/E変
換点の間に大きな距離を有する光ネットワークにおい
て、監視は、障害成分の位置を識別し、かつ/または減
損の原因を診断するためにとくに重要になる。
【0005】光信号の監視に適用される光学的方法は、
信号処理の少なくとも一部が光領域において行なわれる
ために、電気的方法よりも一定の利点を有する。これ
は、監視用電子回路に対する帯域幅の必要条件を低減す
る。たとえば、光パルスひずみを決定するためのパルス
持続時間とパルス形状測定は、比較的遅い光検出器およ
びその対応する電子回路と結合された第二高調波発生
(SHG)など、非線形光学技術を使用して、短い光パ
ルスに対して実現される。しかし、光信号の異なるパラ
メーターを測定するために、異なる非線形光学方法を適
用する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光信号の幾つかのパラ
メータ(たとえば、非線形パルスひずみ)を測定するた
めに実験室で実際に使用されるが、非線形光学方法は、
光ファイバーネットワークにおける光性能の監視に適用
されない。これは、主に、比較的コストの高い非線形光
学構成要素、性能の制約および/またはシステムの複雑
性による。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の実施形態によれ
ば、たとえば、光ネットワークにおいて使用される、光
性能モニター(OPM)が提供される。OPMは、デー
タで変調された光信号における1つまたは複数の減損を
特徴付けるように構成される。OPMは、2光子吸収を
使用して、光信号の自己相関関数をサンプリングするよ
うに構成された光自己相関器を有する。様々なビット遅
延における自己相関点は、独立に、または平均光パワー
と組み合わせて、以下の1つまたは複数を検出かつ/ま
たは数量化するために使用される。すなわち、データ変
調の損失、信号コントラスト、パルス拡がり、ピークパ
ワー変動、タイミングジッター、およびデータの擬似ラ
ンダム特性からの偏移である。加えて、OPMは、対応
するスペクトル成分を得るために、自己相関点に基づい
てフーリエ変換を行うように構成される。スペクトル成
分は、波長分散、偏波モード分散、およびパルスカーバ
ーとデータ変調器の位置合せずれの1つまたは複数を検
出かつ/または数量化するために使用される。OPM
は、さらに、たとえば、ネットワーク性能を改良するた
めにネットワークオペレータへのフィードバックを生成
するように構成される。
【0008】本発明の一実施形態によれば、通信システ
ムにおける性能監視装置において、(a)通信システム
から光信号を受信し、光信号に対応する自己相関関数の
1つまたは複数のサンプルを生成するように構成された
光自己相関器(OAC)と、(b)1つまたは複数のサ
ンプルに基づいて光信号における減損を特徴付けるよう
に構成された信号処理モジュール(SPM)とを具備す
る性能監視装置が提供される。
【0009】本発明の別の実施形態によれば、通信シス
テムにおける性能監視法において、(A)通信システム
の光信号に対応する光自己相関関数の1つまたは複数の
サンプルを生成するステップと、(B)1つまたは複数
のサンプルに基づいて光信号における減損を特徴付ける
ステップとを含む性能監視法が提供される。本発明の他
の見地、特徴および利点は、次の詳細な説明、特許請求
の範囲、および添付の図面からさらに十分に明らかにな
るであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本明細書で、「一実施形態」と
は、実施形態に関連して記載された特定の特徴、構造、
または特性が、発明の少なくとも1つの実施形態に包含
されることを意味する。明細書の様々な箇所に出現する
成句「一実施形態」は、かならずしも同一実施形態に言
及するものではなく、他の実施形態とは相容れない独立
または代替的な実施形態に言及するものでもない。
【0011】光性能モニター 図1は、本発明の一実施形態による光性能モニター(O
PM)110を使用する光ファイバーネットワーク10
0を示す。ネットワーク100は、ソースノード102
から複数の中間ノード104を介して宛て先ノード10
8へのデータで変調された光信号を搬送するように構成
される。リンク106など、長距離、メトロまたはアク
セス光伝送リンクは、図1に示された中間ノード104
Aと104Bなど、一対のノードを連結する。リンク1
06は、たとえば、光ファイバーにおいて光吸収によっ
て減衰された、光信号をブーストするように構成された
光増幅器(不図示)を含む。OPM110など、1つま
たは複数の光性能モニターは、ネットワーク100に沿
った1つまたは複数の異なる地点に位置し、これらの地
点において光信号の品質を監視する。図1において、O
PM110は、ノード104Aと104Bの間のリンク
106へ連結されるとして示される。
【0012】図2は、本発明の一実施形態によるOPM
110を示す。この実施形態において、OPM110
は、光電子モジュール(OEM)202と信号処理モジ
ュール(SPM)204を具備する。OEM202は、
(i)たとえば、光タップを使用するリンク106から
光入力信号200を受信し、(ii)その信号を光学的
に処理し、(iii)信号200に対応する1つまたは
複数の電気出力を生成し、SPM204においてさらに
処理するように構成される。SPM204は、信号20
0における1つまたは複数の減損を検出するために、O
EM202の1つまたは複数の電気出力を処理するよう
に構成される。SPM204は、たとえば、リンク10
6の性能を調整するために使用される、出力信号210
を生成するようにさらに構成される。
【0013】一実施形態において、OEM202は、ス
プリッター212、光自己相関器(OAC)214、お
よびパワー検出器(PD)216を具備する。スプリッ
ター212は、信号200を2つの光信号に分割し、そ
れぞれ、OAC214とPD216に適用する。好まし
い実施において、信号200の大部分(たとえば、99
%)は、OAC214へ向けられるが、ほんの小部分
(たとえば、1%)は、PD216へ向けられる。一実
施形態において、PD216は、信号200の平均光パ
ワーに比例する電気信号を生成するように構成された比
較的遅い光検出器である。この電気信号は、OEM20
2からSPM204へ出力される。
【0014】OAC214は、信号200の光自己相関
関数を測定するように構成される。一般に、時間従属関
数S(τ)の自己相関関数A(t)は、次のように、方
程式(1)によって表される。 A(t)=S(τ)S(t+τ) (1) A(t)は、S(τ)に時間間隔(t、遅延期間)だけ
遅らせたS(t+τ)を掛け算することにより獲得され
る。A(t)は、1セットの遅延期間を使用してサンプ
リングされる。応用により、種々の選択数のサンプル
が、A(t)を表現するために使用される。一実施形態
において、OAC214は、N地点において信号200
の自己相関関数をサンプリングするように構成される。
ここで、N≧1である。OAC214は、さらに、Nサ
ンプリング点に対応する電気信号をSPM204へ出力
し、後続の処理をするように構成される。OAC214
の様々な実施形態の詳しい説明は、図3と図4に関連し
て以下に与えられる。
【0015】再び図2を参照すると、一実施形態におい
て、SPM204は、高速フーリエ変換(FFT)要素
222、低域通過フィルター(LPF)要素224、お
よび統計要素226を具備し、これらはすべてプロセッ
サー228ヘ連結される。プロセッサー228は、要素
224〜226およびPD216によって生成された信
号を処理し、信号200における減損を識別するように
構成される。プロセッサー228は、信号210を生成
し、たとえば、ネットワーク性能の改良のための補正措
置を講ずるために、ネットワークオペレータヘフィード
バックするように構成される。一実施形態において、プ
ロセッサー228は、ルックアップテーブルとして実現
される。他の実施形態において、プロセッサー228の
異なる実現も使用される。加えて、プロセッサー218
は、OPM110へ連結された異なる装置の一部であっ
てもよい。
【0016】FFT要素222は、OAC214によっ
てサンプリングされたN個の自己相関点に基づいたフー
リエ変換を生成するように構成される。一実施形態にお
いて、FFT要素222はまた、フーリエ変換を生成す
る前に、Nサンプリング点をゼロ充填するように構成さ
れる。LPF要素224は、たとえば、低域通過フィル
ターを使用して、Nサンプリング自己相関点内の1つま
たは複数の選択点の平均振幅を測定するように構成され
る。統計要素226は、Nサンプリング自己相関点内の
1つまたは複数の選択点に対応する振幅変化を測定する
ように構成される(この選択はLPF要素224によっ
て測定されたものと同一またはそれとは異なる)。一実
施形態において、LPF要素224と統計要素226
は、さらに、それぞれの選択点の相対平均振幅と相対振
幅を測定するように構成される。
【0017】本発明の一実施形態において、OAC21
4は、市販される自己相関器、たとえば、ニュージャー
ジー州NorthvaleのINRAD社から市販され
るモデルPulseCheck−150である。そのよ
うな自己相関器を使用して、自己相関関数は、干渉計の
1つの脚を機械的に走査し、その脚からの光信号を、非
線形媒体における別の脚からの信号と組み合わせること
によりサンプリングされる。そのような技術はある応用
に対して適切であるが、いくつかの欠点がある。たとえ
ば、機械的走査の1つの欠点は、最新のネットワークに
おいて必要とされる監視速度と比較して遅いことであ
る。加えて、機械的走査において使用されるモーター
は、定期保守および/または交換を必要とする。
【0018】図3は、OAC214の代替的な実現を示
し、この場合、走査速度は、市販される自己相関器と比
較して高速である。図3のOAC214は、1×2スプ
リッター302、MEMS(超小形電子機械システム)
スイッチ304、N固定ファイバー遅延脚306、N×
1カプラー308、オプションの可調整遅延310、ア
バランシェフォトダイオード(APD)312、および
出力インターフェース314を具備する。OAC214
は、次のように動作するように構成される。OAC21
4に加えられた光信号は、スプリッター302を使用し
て、2つの光信号へ分割される。2つの光信号は、それ
ぞれ、2つの異なる光路を通って送信される。すなわ
ち、第1光信号は、スイッチ304、遅延脚306およ
びカプラー308を具備する第1光路を通り、第2信号
は、オプションの遅延310を具備する第2光路を通っ
て送信される。
【0019】第1光路において、スイッチ304のME
MS鏡は、種々の遅延脚306に対応する位置に歩測さ
れ、第1光信号を特定の脚からカプラー308ヘ送信す
る。それから、第1光信号は、第2光路からの第2光信
号とともにAPD312において処理され、自己相関関
数の特定サンプルを生成する。一実施形態において、A
PD312は、2光子吸収により光信号を検出するよう
に構成される。それ自体、APD312は、2つの信号
の積に対応する電気信号を生成する。それから、その電
気信号は、インターフェース314を使用して、OAC
214から出力される。MEMS鏡がN個の異なる遅延
脚306に対応するN位置に歩測された後、自己相関関
数のN個のサンプルが生成される。
【0020】一実施形態において、遅延脚306は、広
範囲の固定遅延を含み、種々のビットレートの光信号の
監視を可能にする。たとえば、遅延脚306は、次のよ
うに、10Gb/sと40Gb/sに対応する5個の個
別遅延脚を含む。すなわち、(1)0ps、(2)1
2.5ps(40Gb/sに対して1/2ビット)、
(3)25ps(40Gb/sに対して1ビット)、
(4)50ps(10Gb/sに対して1/2ビッ
ト)、および100ps(10Gb/sに対して1ビッ
ト)である。種々の遅延は、可調整遅延310を使用す
ることにより、同一セットの遅延脚306で実現され
る。
【0021】OAC214の上記の実施形態において、
自己相関関数のN個のサンプルは、異なるサンプル点が
光信号における異なるデータセットに対応するようにシ
リアル式に獲得される。そのようなサンプリング化は、
いくつかの応用に対して好都合である。
【0022】図4は、OAC214の別の可能な実現を
示し、この実現では、可動部品がなく、自己相関点を並
列に生成するように構成される。結果的に、図4のOA
C214を有するOPM110は、同一データセットに
対応する自己相関点を生成する。図4の実現において、
OAC214は、3つの自己相関点をサンプリングする
ように構成される。種々の実現において、種々の数の自
己相関点が、同様の原理を使用してサンプリングされ
る。
【0023】OAC214は、4つの1×2スプリッタ
ー402、2つの固定または可変ファイバー遅延40
6、3つのAPD412A−C、およびインターフェー
ス414を具備する。各APD412は、図3のAPD
312と同様である。一実施形態において、遅延406
は、たとえば、1/2ビット遅延(40Gb/sに対し
て12.5ps)である。OAC214に加えられた光
信号は、スプリッター402を使用して、5つの光信号
410A−Eへ分割される。各光信号は、異なる光路を
介して対応するAPD412に到来する。光信号410
A−Eに対応する相対遅延は、次などである。すなわ
ち、(i)410A、410Bおよび410Dに対して
0ビット、(ii)410Cに対して1/2ビット、
(iii)410Eに対して1ビットである。APDに
おいて2つの選択光信号を処理することにより、特定の
自己相関点が、サンプリングされる。たとえば、APD
412Cは、光信号410Dと410Eを処理し、この
ため、1ビット遅延自己相関点をサンプリングする。同
様に、APD412Bは、光信号410Bと410Cを
処理し、APD412Aは、光信号410Aをそれ自体
で処理し、このため、1/2ビットおよび0ビット遅延
自己相関点をそれぞれサンプリングする。対応する光信
号は、好ましくは、干渉じまのない構成において各AP
D412で処理される。そのような構成は、たとえば、
ファイバー出力をAPD面へ互いに小角度で集束させる
ように構成されたレンズヘ並列ファイバー出力を向けら
せることにより実現される。APD412によって生成
された電気信号は、インターフェース414を介してO
AC214からSPM204へ出力される。
【0024】OAC214の付加的な実現は、種々の光
プラットフォームを使用して実現される。たとえば、図
3の実現は、ファイバーの代わりに自由空間光学系を使
用して実現される。加えて、図4の実現は、平面導波路
光学系を使用して実現される。
【0025】光信号減損 次に、本発明のOPMを使用して監視される光信号にお
ける代表的減損を説明する。
【0026】光信号のピークパワーの変動は、たとえ
ば、自己相関関数の0ビット遅延点を使用して、監視さ
れる。ピークパワーは、一般に、データの頂部(または
論理的1)レールに対応する。このため、ピークパワー
の変動は、受信機においてビットエラーを導入する。変
動は、たとえば、光増幅器において増殖ノイズまたは自
然放出ビートノイズにより発生する。頂部レールに対す
る典型的なノイズ源は、広帯域であるために、通常、比
較的低いか高い周波数において比例的に現れる。このた
め、たとえば、統計要素226(図2)を使用した、0
ビット遅延点の変動の比較的遅い監視により、データの
頂部レールにおいて全広帯域ノイズの測定がなされる。
【0027】同様の接近方法は、自己相関関数の1/2
ビット遅延点を使用してデータの底部(または論理的ゼ
ロ)レールに対して変動を監視するために実現される。
そのような変動は、同様に、統計要素226を使用して
測定される。
【0028】データの頂部および底部レールにおける平
均パワーレベルは、LPF要素224(図2)を使用し
て、各々0ビットおよび1/2ビット遅延点から獲得さ
れる。これらのレベルは、たとえば、光チャネルのアイ
を評価するために、光信号のコントラストを測定するた
めに使用される。さらに、パルス拡がりはまた、光信号
のコントラストを縮小する効果があるために、0ビット
および1/2ビット遅延点を使用して監視される。加え
て、データ変調の損失は、0ビット遅延点における平均
パワーレベルとPD216を使用して測定された平均光
パワーの平方の比から検出される。たとえば、この比が
1に近づくならば、光信号は、もはやデータで変調され
ない。他方、比較的大きなこの比の値は、対応する光チ
ャネルの比較的広いアイを示す。
【0029】パルス間タイミングジッターは、1/2ビ
ットおよび1ビット遅延自己相関点の振幅変化を使用し
て監視される。このタイプのジッターは、1ビット遅延
点の振幅を同時に減少させながら、1/2ビット遅延点
の振幅を増大させる効果を有する。
【0030】様々なタイムスケールにおけるタイミング
ジッターが、たとえば、1ビット遅延の倍数に対応する
自己相関点を使用して、監視される。たとえば、1ビッ
ト遅延スケール(10Gb/sに対して100ps)に
おいてタイミングジッターを評価するために、0ビット
および1ビット遅延点が比較される。同様に、nビット
遅延スケール(10Gb/sに対してn×100ps)
においてタイミングジッターを評価するために、0ビッ
トおよびnビット遅延点が比較される。さらに具体的に
は、ジッターが高いほど、0ビットおよびnビット遅延
点に対応する振幅の比は減少する。
【0031】1ビットおよび0ビット遅延点の同時の監
視は、偽論理1および/または0に付随した信号エラー
を検出するために使用される。たとえば、擬似ランダム
データストリームに対して、これらの点における振幅の
比は、約0.5である。偽論理1および/または0の存
在は、0.5からの対応する比の偏差において出現する
データの擬似ランダム特性を破壊する。このため、0.
5からの負または正偏差は、それぞれ、論理0または1
に有利なエラーを示す。
【0032】次の説明は、本発明のOPMを使用する分
散監視に関する。分散監視の実現を詳細に記載する前
に、輝度変調されたデータ信号のパワースペクトルにお
ける波長分散の効果を簡単に説明する。
【0033】波長分散は、搬送周波数のまわりの二次移
相を伝搬信号のパワースペクトルに付加することが知ら
れている。分散移相(Φ)は、次の方程式(2)によ
って表される。 ここで、λは、中心周波数であり、fは、周波数であ
り、fは、中心周波数に対応する光周波数であり、D
は、全累積分散(通常ps/nmで測定)であり、そし
てcは、光の速度である。方程式(2)を使用して、周
波数f=f+f において現れる移相により全累積分
散が記述される。ここで、fは、データ変調レート
(10Gb/sに対して10GHz)に対応するクロッ
ク周波数である。たとえば、10Gb/sにおいて変調
された信号に対する1000ps/nmの分散値は、中
心周波数から10GHzずれた周波数における約0.8
πラジアンの移相に対応する。有意パルスひずみは、π
ラジアンの次元の移相に対して出現することが知られて
いる。
【0034】図5A〜図5Eは、擬似ランダム、零復帰
(RZ)、40%デューティサイクルの光データ信号の
パワースペクトルに及ぼす波長分散の効果を示す。図5
Aは、波長分散のない場合に代表的214ビットデータ
シーケンスの検出RF(無線周波数)パワースペクトル
である。図5B〜図5Eは、多様な波長分散量、具体的
には、0.5、1.0、2.0および3.0πラジアン
の波長分散がある場合の同一データシーケンスのRFパ
ワースペクトルを示す。図5A〜図5Eの結果によって
示された如く、波長分散の一効果は、スペクトルにおけ
る周期ヌル列を伝えることであり、ヌルは、分散の増大
とともに低周波数に伝搬し、ヌルの周期性は、波長分散
の対応する量に比例する。このため、たとえば、RFパ
ワースペクトルを監視し、そのような周期性を測定する
ことにより、波長分散量が決定される。
【0035】時間従属関数の自己相関関数のフーリエ変
換は、時間従属関数のパワースペクトルに対応すること
が知られている。このため、波長分散量を決定する一方
法は、(1)OAC214(図2)を使用して自己相関
関数をサンプリングし、(2)FFT要素222を使用
してパワースペクトルを獲得し、(3)たとえば、プロ
セッサー228を使用して、パワースペクトルの変調周
期性からの分散度を決定するものである。この方法は、
たとえば、OAC214が比較的大きな自己相関点数を
サンプリングするように構成される時、使用される。し
かし、サンプリング点数が比較的小さいならば、異なる
方法が、適用される必要がある。
【0036】一実施形態において、図2のOPM110
は、非常に少数の自己相関点をサンプリングするように
構成された安価なOAC214を有する。次は、0、1
/2および1ビット遅延に対応する3つの自己相関点の
みをサンプリングするように構成されたOAC214を
使用して、波長分散量がいかに監視されるかを示す例で
ある。これらの点によって表現された自己相関関数のフ
ーリエ変換は、周波数領域において3つの成分(スペク
トル成分)を有する。Tがビット周期であるならば、ス
ペクトル成分は、0(またはDC)、1/T、および1
/(2T)に対応する周波数において位置する。
【0037】図6は、図5A〜図5Eに示されたパワー
スペクトルに対応して、上記で獲得された3つのスペク
トル成分の振幅に及ぼす波長分散の効果を示す。図6の
結果は、1/T成分は、0〜0.5πラジアンの波長分
散変化に最も感応することを示す。しかし、0.5πラ
ジアンを超える成分の使用は、振幅と波長分散値の間に
1対1対応を与えず、こうして、測定を曖昧にする。図
6の結果は、さらに、1/(2T)成分の使用は、約
1.0πラジアンまで非曖昧性を拡大することを示す。
しかし、この拡大は、波長分散変化への感度を低下させ
て達成される。感度と監視される必要のある波長分散範
囲に対する必要条件により、いずれかの成分が、波長分
散度を決定するために使用される。
【0038】信号処理技術は、自己相関関数の3つのサ
ンプルを使用して監視される波長分散範囲をさらに拡大
するために適用される。たとえば、サンプルをウィンド
ウ処理する方法(文献では時間領域におけるアポジゼー
ションまたはフィルター化と呼ばれる)が当分野で良く
知られている。スペクトルのいくつかの特性は、スペク
トルを畳み込むことにより改良され、限定数のサンプル
(打ち切り変調)のために、スペクトルに有効に適用さ
れた正弦波よりも満足する形状を有する。周波数領域に
おける畳み込みは、時間領域における掛け算と等価であ
るために、ウィンドウ処理する一方法は、フーリエ変換
の前のサンプルに時間領域のウィンドウ関数を掛け算す
るものである。そのようなウィンドウ関数の実施例とし
ては、三角関数がある。他のウィンドウ関数、たとえ
ば、指数関数等も使用される。
【0039】図7は、図5A〜図5Eに示されたパワー
スペクトルに対応して、次のように獲得された3つのス
ペクトル成分の振幅に及ぼす波長分散の効果を示す。自
己相関関数は、0、1/2、および1ビット遅延点にお
いてサンプリングされる。付加的なゼロが、3/2ビッ
ト遅延においてサンプルヘ付加(ゼロ充填)される。結
果の4つの点は、遅延の大きい順に4つの点に対応する
振幅1、2/3、1/3および0によって表現された三
角関数によって掛け算(時間領域フィルター)される。
それから、ゼロ充填され、時間領域フィルターされた自
己相関関数は、フーリエ変換され、DC、1/(3
T)、2/(3T)および1/Tに対応する周波数に位
置する4つのスペクトル成分を生ずる。これらの4つの
スペクトル成分の内の3つ、すなわち、DC、1/(3
T)および1/Tが、図7において示される。
【0040】図7に示された如く、DCおよび1/T成
分は、図6の対応する成分と同様な挙動をする。しか
し、1/(3T)成分は、図6の1/(2T)成分に対
する約1.0πラジアンと比較して、約3.0πラジア
ンと単調である。このため、1/(3T)成分を使用し
て、広範囲の波長分散値がアクセスされる。
【0041】波長分散の監視に加えて、図6と図7に示
されたスペクトル成分はまた、他の信号減損を監視する
ために使用される。たとえば、パルスカーバーと送信機
におけるデータ変調器の間の位置合せずれは、1/(2
T)成分を使用して監視される。位置合せずれの存在
は、変調クロック周波数の約0.5に対応する周波数に
位置するパワースペクトルにおいて溝を作り出す。この
ため、1/(2T)成分の振幅の減少は、位置合せずれ
を指示する。他方、そのスペクトル成分の最大振幅は、
適正な位置合せに対応する。一実施形態において、1/
(2T)成分の振幅に基づいたフィードバック信号は、
プロセッサー228を使用して生成され、たとえば、パ
ルスカーバーへ適用され、位置合せずれを縮小する。
【0042】たとえば、偏波モード分散による、光パル
ス拡がりは、たとえば、2つ以上のスペクトル成分を使
用して、監視される。パルス拡がりのスペクトル効果
は、比較的低い周波数の寄与を増しながら、比較的高い
周波数のパワースペクトルへの寄与を縮小するために、
低域通過フィルターに類似する。このため、パルス拡が
りを検出するために、少なくとも1つの比較的高い周波
数のスペクトル成分と少なくとも1つの比較的低い周波
数のスペクトル成分を監視することができる。さらに具
体的には、同時の前者の減少と後者の増大は、OPMの
位置に到来する光パルスの拡がりに対応する。
【0043】前記のように、本発明のOPMは、種々の
タイプの光信号減損を監視するように構成される多目的
装置である。時間領域自己相関点、または対応するスペ
クトル成分のいずれか、あるいはこれら両者が、そのよ
うな監視において使用される。特定の実現により、OP
Mは、互いに多様に遅延された異なる数の自己相関点を
サンプリングするように構成される。OPMは、FFT
要素を有するとして記載されたが、技術における当業者
は、離散フーリエ変換(DFT)要素も使用されること
を認めるであろう。加えて、OPMは、様々な波長、波
形、および/または変調レートに対応する光信号をサン
プリングするように構成される。さらに、OPMは、各
変調レートに対して適切なサンプル点を選択することに
より、2つ以上の変調レートで動作するように適合され
る。本発明の実施形態が、OAC検出器など、アバラン
シェフォトダイオードを使用して記載されたが、他のタ
イプの検出器および/または非線形光学成分、たとえ
ば、SHGクリスタル(KTP等)と線形フォトダイオ
ードも使用される。加えて、高次非線形光学プロセス、
たとえば、3光子吸収が、光性能監視のために同様に使
用される対応する高次信号自己相関を獲得するために使
用される。
【0044】この発明が例示の実施形態を参照して記載
されたが、この説明は、限定的な意味において解釈され
てはならない。記載された実施形態の多様な修正並びに
発明が属する技術における当業者には明らかな他の実施
形態も、特許請求の範囲において記載された発明の原理
および範囲内に入るものと考えられる。
【0045】請求の範囲の方法の諸ステップは、対応す
るラベルにより特定の順番で列挙されるが、これらのス
テップの部分または全体を実現するために特定の順番を
指定しないならば、これらのステップは、その特定の順
番における実現に限定されることは意図されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による光性能モニターを使
用する光ファイバーネットワークを示す。
【図2】本発明の一実施形態による図1の光ファイバー
ネットワークにおいて使用される光性能モニターを示
す。
【図3】本発明の一実施形態による図2の光性能モニタ
ーに使用される光自己相関器を示す。
【図4】本発明の別の実施形態による図2の光性能モニ
ターに使用される光自己相関器を示す。
【図5A】擬似ランダム、ゼロ復帰(RZ)光データ信
号のパワースペクトルにおける波長分散の効果を示す。
【図5B】擬似ランダム、ゼロ復帰(RZ)光データ信
号のパワースペクトルにおける波長分散の効果を示す。
【図5C】擬似ランダム、ゼロ復帰(RZ)光データ信
号のパワースペクトルにおける波長分散の効果を示す。
【図5D】擬似ランダム、ゼロ復帰(RZ)光データ信
号のパワースペクトルにおける波長分散の効果を示す。
【図5E】擬似ランダム、ゼロ復帰(RZ)光データ信
号のパワースペクトルにおける波長分散の効果を示す。
【図6】3つの自己相関点に基づいて獲得された3つの
スペクトル成分の振幅における波長分散の効果を示す。
【図7】図6に示されたスペクトル成分を生成するため
に使用され、ゼロ充填と三角時間領域窓関数を使用して
獲得された3つの自己相関点に対応する3つの異なるス
ペクトル成分の振幅における波長分散の効果を示す。
フロントページの続き (72)発明者 ヘルナンド ガルシア アメリカ合衆国 07728 ニュージャーシ ィ,フリーホールド,コーニグ レーン 47 (72)発明者 ダニエル チャールズ キルパー アメリカ合衆国 07728 ニュージャーシ ィ,フリーホールド,ベッツィー ロス ドライヴ 254 (72)発明者 ウェイン ハーヴェイ ノックス アメリカ合衆国 14534 ニューヨーク, ピッツフォード,グレイウッド レーン 21 (72)発明者 ホワード ロイ スチュアート アメリカ合衆国 07701 ニュージャーシ ィ,レッド バンク,ワラス ストリート 68 (72)発明者 チュンヒュイ シュ アメリカ合衆国 08854 ニュージャーシ ィ,ピスカタウェイ,シェフフィールド コート 510 Fターム(参考) 2K002 AA02 AB22 AB40 5K042 BA10 CA10 CA23 DA14 DA16 DA17 DA21 DA24 EA15 FA25 GA11 JA01 LA09 5K102 AA41 LA04 LA06 LA08 LA13 LA26 LA52

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信システム内で性能を監視するための
    方法であって、 (A)通信システムの光信号に対応する光自己相関関数
    の1つまたは複数のサンプルを生成するステップと、 (B)1つまたは複数のサンプルに基づいて光信号にお
    ける減損を特徴付けるステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】 ステップ(A)が、1つまたは複数のサ
    ンプルに基づいて1つまたは複数のスペクトル成分を生
    成するステップを含み、そしてステップ(B)が、1つ
    または複数のスペクトル成分に基づいて減損を特徴付け
    るステップを含む請求項1に記載の発明。
  3. 【請求項3】 減損が、(i)波長分散、(ii)パル
    ス拡がり、および(iii)データ変調器とパルスカー
    バーの間の位置合せずれの1つであり、 減損がパルス拡がりである時、1つまたは複数のスペク
    トル成分が、低周波数成分と高周波数成分を含み、 減損がデータ変調器とパルスカーバーの間の位置合せず
    れである時、 光信号が、クロック周波数で変調されたデータ信号に基
    づき、データ変調器とパルスカーバーを使用して生成さ
    れ、 1つまたは複数のスペクトル成分が、クロック周波数の
    約2分の1で位置付けられる成分を含む請求項2に記載
    の発明。
  4. 【請求項4】 ステップ(A)が、1つまたは複数のサ
    ンプルに対応する1つまたは複数の振幅変化を測定する
    ステップを含み、ステップ(B)が、1つまたは複数の
    振幅変化に基づいて減損を特徴付けるステップを含む請
    求項1に記載の発明。
  5. 【請求項5】 減損が、(i)光信号のピークパワー変
    動、(ii)パワー変動、(iii)光信号におけるパ
    ルス間タイミングジッター、および(iv)擬似ランダ
    ム特性からの偏移の1つであり、 減損が光信号のピークパワー変動である時、1つまたは
    複数のサンプルが、0ビット遅延自己相関点を含み、 減損がパワー変動である時、1つまたは複数のサンプル
    が、1/2ビット遅延自己相関点を含み、 減損が光信号におけるパルス間タイミングジッターであ
    る時、1つまたは複数のサンプルが、1/2および1ビ
    ット遅延自己相関点を含み、 減損が擬似ランダム特性からの偏移である時、光信号が
    擬似ランダムデータ信号に基づき、 1つまたは複数のサンプルが、0および1ビット遅延自
    己相関点を含む請求項4に記載の発明。
  6. 【請求項6】 ステップ(A)が、1つまたは複数のサ
    ンプルに対応する1つまたは複数の平均振幅を測定する
    ステップを含み、ステップ(B)が、1つまたは複数の
    平均振幅に基づいて減損を特徴付けるステップを含む請
    求項1に記載の発明。
  7. 【請求項7】 減損が、(i)コントラストの減少、
    (ii)パワー拡がり、および(iii)データ変調の
    損失の1つであり、 減損がコントラストの減少またはパワー拡がりである
    時、1つまたは複数のサンプルが、0および1/2ビッ
    ト遅延自己相関点を含み、 減損がデータ変調の損失である時、 ステップ(A)が、光信号に対応する平均光パワーを測
    定するステップをさらに含み、 1つまたは複数のサンプルが、0ビット遅延自己相関点
    を含み、 データ変調の損失が、0ビット遅延自己相関点に対応す
    る平均振幅と平均光パワーの2乗との比に基づいて特徴
    付けられる請求項6に記載の発明。
  8. 【請求項8】 ステップ(A)が、 (A1)光信号に対応する平均光パワーを測定するステ
    ップと、 (A2)1つまたは複数のサンプルに基づいて1つまた
    は複数のスペクトル成分を生成するステップと、 (A3)1つまたは複数のサンプルに対応する1つまた
    は複数の振幅変化を測定するステップと、 (A4)1つまたは複数のサンプルに対応する1つまた
    は複数の平均振幅を測定するステップとを含み、 ステップ(B)が、1つまたは複数のスペクトル成分、
    振幅変化、平均振幅、および平均光パワー測定値に基づ
    いて、光信号における2つ以上の減損を特徴付けるステ
    ップを含む請求項1に記載の発明。
  9. 【請求項9】 通信システム内で性能を監視するための
    装置であって、 (a)通信システムから光信号を受信し、光信号に対応
    する自己相関関数の1つまたは複数のサンプルを生成す
    るように構成された光自己相関器(OAC)と、 (b)1つまたは複数のサンプルに基づいて光信号にお
    ける減損を特徴付けるように構成された信号処理モジュ
    ール(SPM)とを具備する装置。
  10. 【請求項10】 光信号に対応する平均光パワーを測定
    し、平均光パワー測定値をSPMに提供するように構成
    されたパワー検出器(PD)をさらに具備し、SPM
    が、1つまたは複数のサンプルに基づいて1つまたは複
    数のスペクトル成分を生成するように構成された離散フ
    ーリエ変換(DFT)要素と、 1つまたは複数のサンプルに対応する1つまたは複数の
    振幅変化を測定するように構成された統計要素と、 1つまたは複数のサンプルに対応する1つまたは複数の
    平均振幅を測定するように構成された低域通過フィルタ
    ー(LPF)要素とを具備し、SPMが、1つまたは複
    数のスペクトル成分、振幅変化、平均振幅、および光パ
    ワー測定値に基づいて、光信号における2つ以上の減損
    を特徴付けるように構成される請求項9に記載の発明。
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