JP4533917B2 - 光位相変調評価装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高速なデータ信号により位相変調された位相変調光の評価を高精度に行うための技術に関する。
データ信号で変調した光信号が各種通信に用いられているが、近年では、光の強度をデータ信号によって変調する強度変調に代わり、光の位相をデータ信号によって変調する位相変調(DPSK:差動位相シフトキーイング、DQPSK:差動π/4位相シフトキーイング等)が実現されており、その光位相変調の評価を行う装置が必要とされている。
データ信号によって位相変調された光の評価を行う装置として、評価対象の位相変調光を2分岐し、その2つの光の間に、1シンボル(DPSK方式では1ビット、DQPSK方式では2ビット)相当の遅延を与えて合波することにより、位相変調光を強度変換光に変換してから評価処理を行うものがあった(例えば特許文献1)。
特開平6−021891号公報
図14は、この種の光位相変調評価装置の概略構成を示すものであり、DPSK方式で位相変調された評価対象の位相変調光Sは、遅延干渉部1の分波器2により光S1、S2に分波されてそれぞれ光路L1、L2に出射され、光S2は光路L2に挿入された遅延器3によって1シンボル(この場合1ビット)分の遅延を受け、その遅延された光S3が、光S1とともに合波器4に入射され合波される。
なお、遅延器3を除いて2つの光路L1、L2の光学的条件(長さや屈折率等)は等しく、光路の違いによる光の位相差は生じないものとする。
ここで、DPSK方式は、データが「0」になると位相がπ変化し、データが「1」のときには位相が変化しないように変調されるものとする。
したがって、例えば、位相変調光SがDPSK方式により図15の(a)のデータ信号で位相変調されて、光S1の位相が図15の(b)のようにデータが「0」になる毎にπ変化した場合、光S3は、図15の(c)のように、光S1に対して1ビット遅延した状態で光S1と合波され、その合波される光同士が同相の期間T1、T2、T5、…は互いに強め合い、逆相の期間T3、T4は互いに弱め合う。
このため、合波器4から出射される光S4は、図15の(d)のような強度変換光となり、この強度変換光S4の強度が所定値より大きい期間にデータ「1」、所定値より小さい期間にデータ「0」を割り当てることで、図15の(a)の変調データを再現することができる。
この遅延干渉部1から出射された強度変換光S4は、光電変換器6に入射され、その強度に対応したレベルの電気信号Eに変化されA/D変換器7に入力されて、デジタルのデータDに変換され、演算処理部9に入力される。
演算処理部9は入力されたデータに基づき、例えば、元のデータを復調し、その復調したデータに対する所定の評価演算(例えばビット誤り率の算出)を行うことにより、位相変調光Sの品質を評価することができる。
しかしながら、上記構成の光位相変調評価装置では、光位相変調光の評価要素としてのシンボル間位相差を正しく測定することができないという問題があった。
即ち、遅延干渉部1から出射される強度変換光S4の強度が同一で、複数のシンボル間位相差が存在すること、また、強度変換光S4の強度変化が被測定光の光パワーの変化によるものか、被測定光のシンボル間位相差によるものかを区別できず、正確なシンボル間位相差を測定することができなかった。
シンボル間位相差は、前記した光S1、S3との間の相対位相差であり、前記したように光路L1、L2の光学条件が等しく光路の違いによる位相差が生じないものとすれば、2つの光S1、S3は、次のように表される。
S1=Aa・exp[j(ωt+φa)]
S3=Ab・exp[j(ωt+φa+φm)]
ただし、Aa、Abは各光の振幅、ωは位相変調光Sの周波数、φaは光路L1、L2を伝搬後の位相、φmはシンボル間位相差
この2つの光S1、S3の合波によって得られた光S4の強度Pは、
P=(S1+S3)・(S1+S3
=Aa+Ab+2・Aa・Ab・cos(φm)
ただし、S1、S3はS1、S3の共役複素数
となる。
ここで、Aa=Ab=Aと仮定すれば、光S4の強度Pは、
P=2A・[1+cos(φm)]
となる。
この強度Pの式は、図16のように位相差−π〜πの範囲で余弦関数的に変化し、強度Xを与える位相差はφm1、φm2の2つ存在するので、強度Xから位相差を特定することができず、シンボル間位相差を正しく求めることができない。
本発明は、この問題を解決し、位相変調光のシンボル間位相差を正しく測定することができる光位相変調評価装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の光位相変調評価装置は、
所定のシンボルレートで位相変調された評価対象の位相変調光(S)を第1の光(Sa)と第2の光(Sb)に分波する第1の分波手段(25)と、
前記第1の光を第2の分波手段(31)により2分波し、その一方を遅延器(32)により1シンボル分遅延して合波手段(33)により他方と合波し、前記第1の光をそのシンボル間の光位相差に応じた振幅を有する第1強度変換光(Sa4)に変換する第1の遅延干渉部(30)と、
前記第2の光を第3の分波手段(41)により2分波し、その一方を遅延器(42)により1シンボル分遅延して合波手段(44)により他方と合波し、前記第2の光をそのシンボル間の光位相差に応じた振幅を有する第2強度変換光(Sb4)に変換する第2の遅延干渉部(40)と、
前記第1の遅延干渉部で合波される2つの光の位相差と、前記第2の遅延干渉部で合波される2つの光の位相差との間に、π/2の差を与える移相器(43)とを有し、
前記第1強度変換光と第2強度変換光を受光して得られた振幅値に基づいて、前記位相変調光の評価処理を行う光位相変調評価装置であって、
波長可変可能な校正用光を出射する校正用光源(21)と、
前記校正用光を前記評価対象の位相変調光の代わりに前記第1の分波手段に入射させる光スイッチ(22)と、
前記第1の遅延干渉部または第2の遅延干渉部の少なくとも一方に設けられ、該遅延干渉部で合波される2つの光の位相差を調整するための光位相調整手段(35、45)と、
前記評価対象の位相変調光と等しい波長の前記校正用光を前記第1の分波手段に入射させた状態で、前記光位相調整手段を可変制御し、該光位相調整手段が設けられている遅延干渉部の出力光の最大振幅を求めて、前記第1強度変換光と第2強度変換光を受光して得られる振幅値を補正するための補正係数(Ka、Kb)を求める係数算出手段(91)と、
前記校正用光に代わって前記評価対象の位相変調光が前記第1の分波手段に入射された状態で、前記第1の遅延干渉部から出射された第1強度変換光および前記第2の遅延干渉部から出射された第2強度変換光の振幅値を前記補正係数で補正する補正手段(92)とを含み、
前記補正手段により補正された第1強度変換光および第2強度変換光の振幅値から、前記評価対象の位相変調光のシンボル間位相差を求めることを特徴としている。
また、本発明の請求項2の光位相変調評価装置は、請求項1記載の光位相変調評価装置において、
前記第1の遅延干渉部と第2の遅延干渉部の分波手段、合波手段および遅延器を共通化したこと特徴としている。
また、本発明の請求項3の光位相変調評価装置は、請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置において、
前記位相変調光が前記第1の分波手段に入射された状態で、前記第1強度変換光および第2強度変換光の補正後の振幅値を複数測定し、その複数の補正後の振幅値が、直交座標面上で描く円の中心(DC1、DC2)を基準にして、前記位相変調光のシンボル間位相差を求めることを特徴としている。
このように本発明の光位相変調評価装置では、第1の分波手段で分波された位相変調光の一方を受け、そのシンボル間の光位相差に応じた振幅を有する第1強度変換光に変換する第1の遅延干渉部と、第1の分波手段で分波された位相変調光の他方を受け、そのシンボル間の光位相差に応じた振幅を有する第2強度変換光に変換する第2の遅延干渉部と、第1の遅延干渉部で合波される2つの光の位相差と、第2の遅延干渉部で合波される2つの光の位相差との間に、π/2の差を与える移相器とを有し、位相変調光の代わりに校正用光を入射した状態で、第1の遅延干渉部と第2の遅延干渉部の少なくとも一方で合波される光の位相を可変し、第1強度変換光と第2強度変換光の最大振幅を求めて、第1強度変換光と第2強度変換光を受光して得られる振幅値を補正するための補正係数を算出して記憶しておき、校正用光に代わって評価対象の位相変調光が第1の分波手段に入射された状態で、第1強度変換光と第2強度変換光の振幅を前記補正係数により補正し、その補正された振幅値から、評価対象の位相変調光のシンボル間位相差を求めているので、任意の強度の位相変調光のシンボル間位相差を正確に求めることができる。
(第1の実施形態)
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した光位相変調評価装置20の構成を示している。
この光位相変調評価装置20は、所定のシンボルレートで位相変調された評価対象の位相変調光Sまたは校正用光源21からの校正用光Srのいずれかを光スイッチ22で選択して分波器25に入射し、2光Sa、Sbに分波し、その一方の光Saを第1の遅延干渉部30に入射し、他方の光Sbを第2の遅延干渉部40に入射する。
校正用光源21は、可変波長型であり、評価対象の位相変調光Sと等しい波長で且つ波長の安定した無変調光とする。
第1の遅延干渉部30は、入力光Saを、2光Sa1、Sa2に分岐してそれぞれ光路La1、La2に出射する分波器31と、一方の光路La2側に挿入され、光Sa2に1シンボル相当分(DPSK方式の場合、1ビット相当分)の遅延を与える遅延器32と、遅延器32から出射される光Sa3と他方の光路La1の光Sa1とを合波してその合波により得られた光を第1強度変換光Saとして出射する合波器33とを有している。
なお、この第1の遅延干渉部30には、光路La1、La2の光路長差を可変できるように、第1の位相調整器35が一方の光路側に挿入されている。
また、第2の遅延干渉部40は、入力光Sbを、2光Sb1、Sb2に分岐しそれぞれ光路Lb1、Lb2に出射する分波器41と、一方の光路Lb2側に挿入され、光Sb2に1シンボル相当分(DPSK方式の場合、1ビット相当分)の遅延を与える遅延器42と、遅延器42から出射された光Sb3の位相をπ/2シフトする移相器43と、移相器43から出射された光Sb3′と、他方の光路Lb1の光Sb1とを合波してその合波により得られた光を第2強度変換光Sb4として出射する合波器44とを有している。
なお、ここでは、第1の遅延干渉部30で合波される2つの光の位相差をゼロ、第2の遅延干渉部40で合波される2つの光の位相差を移相器43によってπ/2とし、両者の位相差の差をπ/2にしているが、第1の遅延干渉部30で合波される2つの光の位相差が例えばπ/4となるように移相器を挿入し、第2の遅延干渉部40で合波される2つの光の位相差が例えば−π/4となるように移相器を挿入して、両者の位相差の差をπ/2にしてもよい。
そして、この第2の遅延干渉部40にも、光路Lb1、Lb2の光路長差を可変できるように、第2の位相調整器45が一方の光路側に挿入されている。なお、第2の位相調整器45は、移相器43と兼用できる。
したがって、位相変調光Sが入力しているときに、第1の遅延干渉部30から出射される第1強度変換光Sa4の強度Paは、前記した従来装置と同様に、
Pa=2・A・[1+cos(φm)] ……(1)
で表され、図2に示すようにシンボル間位相差φmの変化に対し、2・Aを中心にして強度Paが余弦関数的に変化する。
一方、第2の遅延干渉部40は、遅延器42による遅延の他に、移相器43によるπ/2の位相シフトが加わった状態で合波されるので、位相変調光Sが入力しているときに、第2の遅延干渉部40から出射される第2強度変換光Pb4の強度Pbは、
Pb=2・A・[1+cos(φm+π/2)]
=2・A・[1+sin(φm)] ……(2)
で表され、図2に示すようにシンボル間位相差φmの変化に対し、2・Aを中心にして強度Pbが正弦関数的に変化する。
したがって、例えば図2に示しているように、Pa=Xを与える2つの位相φm1、φm2が存在した場合、強度Pbが中心値2・A以下であれば、シンボル間位相はφm1と特定でき、強度Pbが中心値2・Aより大であれば、シンボル間位相はφm2と特定することができる。
また、Paが最大のときシンボル間位相は0と特定でき、Paが最小のときシンボル間位相はπ(または−π)と特定することができる。ただし、実際に得られる強度値は光電変換器の出力値Ia、Ibであり、この出力値Ia、Ibは入射光強度に比例している。
その比例係数をka、kbとすれば、
Ia=ka・Pa=ka・2・A・[1+cos(φm)]
=Ka・[1+cos(φm)]
Ib=kb・Pb=kb・2・A・[1+sin(φm)]
=Kb・[1+sin(φm)]
ただし、補正係数Ka=ka・2・A、Kb=kb・2・A
となる。
したがって、受光出力Ia、Ibと補正係数Ka、Kbが既知となれば、
(Ia/Ka)−1=cos(φm) ……(3)
(Ib/Kb)−1=sin(φm) ……(4)
の関係を満たす唯一のシンボル間位相差φmを特定することができる。
上記した補正係数Ka、Kbの値は、予め校正用光Srの波長を変えながら求めて記憶しておき、評価対象の位相変調光Sを入射したときに得られる受光出力Ia、Ibと、その位相変調光Sと同一波長について予め記憶されている補正係数Ka、Kbとを用いてシンボル間位相差を求めればよい。
なお、前記したように、2つの遅延干渉部30、40の光学的条件を合わせるための構成例として、2つの遅延干渉部30、40の光学系を共通化することが望ましい。
(第2の実施形態)
例えば図3のように、入射光SまたはSrを、ハーフミラー25aと3つの平板ミラー25b〜25dからなる分波器25により平行な光軸に沿った光Sa、Sbに分け、両光軸に対して45°の傾きを有するハーフミラー101に入射する。
光Saは、ハーフミラー101で反射する光Sa1とハーフミラー101を透過する光Sa2とに分けられ、その一方の光Sa1は、第1の位相調整器35を透過した後、直交ミラー102により平行にずれた光軸に沿ってハーフミラー101に折り返される。
また、光Sa2は遅延器110に入射し、その遅延器110によって1シンボル分の遅延が与えられた光Sa3が直交ミラー103に入射され、その折り返し光が、直交ミラー102で折り返された光Sa1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー101に入射され、光Sa1と合波され、第1の強度変換光Sa4が得られる。
一方、光Saと平行にハーフミラー101に入射された光Sbは、ハーフミラー101で反射する光Sb1と、ハーフミラー101を透過する光Sb2とに分けられ、光Sb1は、第2の位相調整器45を通過した後、直交ミラー102によりハーフミラー101に折り返される。
また、光Sb2は遅延器110に入射し、1シンボル分の遅延が与えらた光Sb3が直交ミラー103により折り返され、移相器43により光位相がπ/2シフトされる。そして、移相器43から出射された光Sb3′が、直交ミラー102で折り返された光Sb1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー101に入射し、光Sb1と合波されて、第2強度変換光Sb4が得られる。なお、前記したように、移相器43と第2の位相調整器45を兼用することができる。
この構成例は、ハーフミラー101が、前記した第1の遅延干渉部30の分波器31、合波器33、第2の遅延干渉部40の分波器41、合波器44を兼用し、遅延器110が遅延器32、42を兼用しているので、光学条件を等しくすることが容易で、構成自体も簡素化できる。
(第3の実施形態)
また、図4のように構成してもよい。この構成では、入力SまたはSrを、ハーフミラー25aと3つの平板ミラー25b〜25dからなる分波器25により平行な光軸に沿った光Sa、Sbに分け、両光軸に対して45°の傾きを有するハーフミラー201に入射する。
光Saは、ハーフミラー201で反射する光Sa1とハーフミラー201を透過する光Sa2とに分けられ、その一方の光Sa1は、ハーフミラー201に対して平行に配置された平板ミラー202に入射されて直角に反射され、第1の位相調整器35を透過した後、光Sa2と平行な光軸に沿ってハーフミラー203に出射される。
また、光Sa2は遅延器110に入射し、その遅延器110によって1シンボル分の遅延が与えられた光Sa3が、ハーフミラー201に対して平行に配置された平板ミラー204に入射され直角に反射され、平板ミラー202で反射された光Sa1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー203に入射され、光Sa1と合波されて第1強度変換光Sa4が得られる。
一方、光Saと平行にハーフミラー201に入射された光Sbは、ハーフミラー201で反射する光Sb1と、ハーフミラー201を透過する光Sb2とに分けられ、光Sb1は、光Sa1と同様に平板ミラー202に入射されて直角に反射され、第2の位相変調器45を透過した後、光Sb2と平行な光軸に沿ってハーフミラー203に出射される。
また、光Sb2は遅延器110に入射し、その遅延器110によって1シンボル分の遅延が与えられた光Sb3が移相器43に入射される。そして、この移相器43から出射された光Sb3′が平板ミラー204に入射され直角に反射され、平板ミラー202で反射された光Sb1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー203に入射され、光Sb1と合波されて第2強度変換光Sb4が得られる。
この図4の構成例では、ハーフミラー201が分波器31、41として兼用され、遅延器110が遅延器32、42として兼用され、ハーフミラー203が合波器33、44として兼用されており、前記構成例と同様に、光学条件を等しくすることが容易で、構成自体も簡素化できる。
なお、図3、図4において、符号48、49は、強度変換光Sa4、Sb4をモニタするための光電変換器であり、少なくとも前記した校正用光Srの入射時の出力値Ia、Ibを測定して、補正係数Ka、Kbを求める際に使用することができる。ただし、光電変換器48、49を省略して、後述する光サンプリング部60、70の出射光の受光出力から補正係数Ka、Kbを求めるようにしてもよい。
光電変換器48、49で、各強度変換光の平均パワー(2A)を検出し、振幅の測定データからこの平均パワーの値を差し引くことで、各強度変換光の強度と位相の関係を値付けできる。
(第4の実施形態)
上記のように、光電変換器48、49で、各強度変換光の平均パワー(2A)を検出して測定データから差し引く方法は、強度変換光のデューティ比が50パーセント以外のときに成立しない。
その場合には、位相変調光Sが分波器25に入射された状態で、第1強度変換光Sa4および第2強度変換光Sb4の補正後の振幅値を複数測定し、その複数の補正後の振幅値が、IQ直交座標面上で描く円の中心(直流分DC1、DC2)を基準にして、位相変調光Sのシンボル間位相差を求める。
つまり、位相変調光Sが分波器25に入射された状態における第1強度変換光Sa4および第2強度変換光Sb4の振幅値がA1′、A2′のとき、これを補正係数Ka、Kbで補正して得られたデータA1、A2を、
A1=A1′,A2=A2・Ka/Kb
とする。
また、直交成分を、
i=A1−DC1=cosα,q=A2−DC2=sinα
とし、その信号強度を、
√{(A1−DC1)+(A2−DC2)
とする。
そして、DC1、DC2を差し引く前のデータA1、A2の座標を、図5のようにIQ直交平面上にプロットする。
このプロットした点から最適となる円の関数を、例えば最小自乗近似により推定し、その円の中心座標をDC1、DC2として求め、プロットした点の位相αを算出する。
(第5の実施形態)
上記した原理によりシンボル間位相φmを求めるために、2つの遅延干渉部30、40で得られた強度変換光Sa4、Sb4の強度を測定する必要があるが、位相変調光のシンボルクロックは数10GHz以上と高速であり、強度変換光Sa4、Sb4のバースト状の振幅変化に対して光電変換器の応答速度が不足して、その波形に正確に対応した信号を得ることができない場合が生じる。
そこで、この実施形態では、強度変換光Sa4、Sb4に対し、光パルスによる等価時間サンプリングを行っている。
即ち、サンプリング用光パルス発生器50により、位相変調光Sのシンボルクロック周期Tc(DPSK方式の場合、位相変調光Sを変調しているデータ信号のクロック周期)の整数N倍に対して所定のオフセット時間ΔTだけ差のある周期Ts(一連の波形の情報が不要な場合にはシンボルクロック周期の整数倍でもよい)のサンプリング用光パルスSpを発生させ、分波器51を介して第1の光サンプリング部60および第2の光サンプリング部70に与えている。
サンプリング用光パルス発生器50は、幅の狭いサンプリング用光パルスを指定された周期Tsで生成できるものであればその構成は任意である。
図6はその一例を示すものであり、演算処理部90から指定された周期Ts(周波数Fs)の安定な信号Raをシンセサイザ構成の基準信号発生器50aで生成し、逓倍器50bに入力してM(Mは複数)逓倍し、その出力信号Rbを光変調器50cに入力して、光源50dから出射される連続光Scwを変調し、周期Ts/Mの光パルスSpaを生成する。この光パルスSpaのパルス幅は、信号Raで連続光Scwを直接変調した場合に比べて1/Mに狭められている。
そして、この光パルスSpaを光ゲート回路50eにより1/Mに間引きして、周期Tsの光パルスSpbを生成し、分散減少ファイバ50fに入射してそのパルス幅をさらに狭め、サンプリング用光パルスSpとして出射する。
このサンプリング用光パルスSpは分波器51により2分岐され、その一方Sp1が第1の光サンプリング部60に入射され、他方Sp2が第2の光サンプリング部70に入射される。
第1の光サンプリング部60、第2の光サンプリング部70は、サンプリング用光パルスSp1、Sp2により、強度変換光Sa4、Sb4をそれぞれサンプリングし、そのサンプリングで得られた光パルス信号Sa5、Sb5をそれぞれ出射する。
この光サンプリング部60、70のサンプリング素子としては、非線形光学結晶、光ゲートデバイス、電界吸収型光変調器、カーボンナノチューブ(CNT)等を用いることができる。
図7は、非線形光学結晶161を用いたもので、強度変換光Sa4(またはSb4)とサンプリング用光パルスSp1(またはSp2)の偏光状態をそれぞれ偏光制御器162、163により所定偏光方向に設定して、偏光依存性を有する非線形光学結晶161に入射し、その非線形性によって生じる和周波数の光パルス信号Sa5(またはSb5)を出射する。
また、図8は電界吸収型光変調器164を用いたもので、強度変換光Sa4(またはSb4)とサンプリング用光パルスSp1(またはSp2)とを合波器165により合波して電界吸収型光変調器164に入射させる。電界吸収型光変調器164には、サンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射していない期間は光に対する吸収率が高く、サンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射したときに光に対する吸収率が低くなるように直流電源166から所定の直流電圧が印加されているので、サンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射したタイミングだけ強度変換光Sa4(またはSb4)が通過することになる。したがって、この出射光から波長フィルタ167により強度変換光Sa4(またはSb4)の波長成分のみを抽出することで、光パルス信号Sa5(またはSb5)を得ることができる。
また、図9は、カーボンナノチューブ素子(以下、CNT素子と記す)170を用いたものである。CNT素子170は、チューブ状の炭素結晶からなるCNT材を例えばガラスや樹脂の基板表面に塗布したり、ポリマー溶剤と混合して板状に固化成形したものあるいはコア部にCNT材を含有させたファイバ等を素子部材とする極めて高速なリカバリータイムを有する過飽和吸収デバイスであり、強度変換光Sa4(またはSb4)を光サーキュレータ171を介して一端側で受け、他端側から光サーキュレータ172を介してサンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射したときだけ強度変換光Sa4(またはSb4)に対する吸収率を低下させて通過させ、光サーキュレータ172から光パルス信号Sa5(またはSb5)を得ている(符号173は終端器である)。
なお、この例では、CNT素子170に対してサンプリング用光パルスと強度変換光とを互いに逆方向から入射しているが、両光を一端側から同方向に入射して、他端側から出射した光から波長フィルタにより強度変換光の波長成分のみを抽出して光パルス信号を得ることも可能である。
上記構成は2つの光サンプリング部60、70について同一であり、例えば、図10の(a)、(b)に示す強度変換光Sa4、Sb4と、図10の(c)のサンプリング用光パルスSp1、Sp2を受けた光サンプリング部60、70からは、図10の(d)、(e)のような光パルス信号Sa5、Sb5が出射される。
そして、光パルス信号Sa5、Sb5は、それぞれ光電変換器81、82に入射され、図10の(f)、(g)のような電気パルス信号Ea、Ebに変換され、それぞれA/D変換器83、84に入力される。
A/D変換器83、84は、サンプリング用光パルスSp1、Sp2に同期したサンプリング信号Es1、Es2を受けて、電気パルス信号Ea、Ebの各ピーク値のサンプリングを行い、そのサンプル値を図10の(h)、(i)のようにデジタルのデータ値Da、Dbに変換して演算処理部90に出力する。
演算処理部90は、評価対象の位相変調光Sの代わりに校正用光Srを用いて、校正用光の振幅と強度変換光の受光出力とを関係付ける補正係数Ka、Kbを求める係数算出手段91、その得られた補正係数Ka、Kbにより、位相変調光Sが入射したときのデータ値Da、Dbを補正する補正手段92と、この補正手段92によって補正されたデータ値Da′、Db′に基づいて、シンボル間位相差φmを求めるシンボル間位相差算出手段93と、ヒストグラム算出手段94、コンスタレーション算出手段95、アイパターン算出手段96とを有している。
係数算出手段91は、例えば操作部97により校正のためのモードが指定され、評価対象の位相変調光Sの波長が指定されたとき、その波長の校正用光Srを校正用光源21から出射させ、光スイッチ22を切り替えて分波器25に入射させる。
その状態で2つの遅延干渉部30、40の位相調整器を可変して、その出力光の振幅がそれぞれ最大となるように設定する。このとき、2つの遅延干渉部30、40は、1シンボル分ずれた光が位相差0で合波された状態となり、このとき得られる最大振幅のデータ値Da、Dbから補正係数Ka、Kbをそれぞれ求める(以下、2つの遅延干渉部30、40についての補正係数がそれぞれ異なる場合について説明するが、前記したように2つの遅延干渉部30、40の光学的条件が等しく補正係数が等しい場合には、いずれか一方の遅延干渉部の出射光の振幅が最大となるように設定し、そのときのデータから共通の補正係数を求めればよく、その算出が容易になる)。
なお、このときの遅延干渉部の出射光の振幅は、光サンプリング部60、70のサンプリング結果から得るだけでなく、遅延干渉部の出射光を前記した光電変換器48、49で受けて、図示しないD/A変換器で変換して得ることもできる。
上記のようにして補正係数が得られた段階で、第1の遅延干渉部30の位相状態は、1シンボル分ずれた光が位相差0で合波される状態に維持され、第2の遅延干渉部40の位相状態は、1シンボル分ずれた光が位相差π/2で合波される状態に変更される。
補正手段92は、校正用光Srに代わって評価対象の位相変調光Sが分波器22に入射された状態で、第1強度変換光Sa4の振幅のデータ値Daを補正係数Kaで除算補正し、第2強度変換光Sb4の振幅のデータ値Dbを補正係数Kbで除算補正する。
なお、補正演算の別の方法として、一方のデータ値(例えばDa)は基準値としてそのまま用い、他方のデータ値(Db)に対して、補正係数同士の比Ka/Kbを乗算して補正する方法も採用できる。
シンボル間位相差算出手段93は、補正された振幅のデータ値Da′、Db′からシンボル間位相差φmを、前記した方法により算出し、特定する。なお、予め、補正されたデータ値の組合せとシンボル間位相差とを対応づけるデータ(前記図2のデータ)を求めて図示しないテーブルに記憶しておき、補正手段92で得られたデータ値Da′、Db′の組合せに対応するシンボル間位相差をテーブルから読み出す構成でもよい。
また、ヒストグラム算出手段94は、シンボル間位相差算出手段93によって算出されるシンボル間位相差に基づいて、例えば図11のようなシンボル間位相差のヒストグラムを求めて、これを表示部98に表示させる。
また、コンスタレーション算出手段95は、シンボル間位相差算出手段93によって算出されるシンボル間位相差に基づいて、例えば図12のようなコンスタレーションを求めて、これを表示部98に表示させる。
また、アイパターン算出手段96は、シンボル間位相差算出手段92によって算出されるシンボル間位相差に基づいて、例えば図13のようなシンボル間位相差の時間波形(アイパターン)を求めて、これを表示部98に表示させる。なお、このシンボル間位相差の時間波形のデータを得るためには、前記したように、光サンプリング部において、シンボルクロックの周期の整数倍に対してオフセット遅延時間ΔTだけ異なる周期で光サンプリングを行い、実質的にΔT時間ずつ異なるタイミングの波形データを求め、各時間毎のシンボル間位相差を求め、これを時間軸上に表示させる。
また、波形の異なる位相位置の情報を取得する場合には、上記のようにオフセット時間ΔTを与える必要があるが、波形の同一位相位置のデータを用いて評価する場合には、オフセット時間ΔT=0、即ち、光サンプリング部において、シンボルクロックの周期の整数倍でサンプリングを行えばよい。
上記ヒストグラム表示、コンスタレーション表示、アイパターン表示の各表示モードは、操作部97の操作により指定できるようになっている。
また、位相変調光Sのシンボルレートやオフセット時間などの情報を操作部97により指定することにより、演算処理部90で前記したサンプリング用光パルスの周期Tsが求められ、サンプリング用光パルス発生器50に設定される。
以上のように、実施形態の光位相変調評価装置20は、分波器25で分波された位相変調光の一方Saを受けて第1強度変換光に変換する第1の遅延干渉部30と、分波器25で分波された位相変調光の他方を受けて第2強度変換光に変換する第2の遅延干渉部40と、第1の遅延干渉部30で合波される2つの光の位相差と、第2の遅延干渉部40で合波される2つの光の位相差との間にπ/2の差を与える移相器43とを有し、位相変調光の代わりに校正用光を入射した状態で、第1の遅延干渉部30と第2の遅延干渉部40の少なくとも一方で合波される光の位相を調整し、その最大振幅を求めて、その最大振幅から第1強度変換光と第2強度変換光を受光して得られる信号を補正するための補正係数Ka、Kbを算出して記憶しておき、校正用光に代わって評価対象の位相変調光が分波器25に入射された状態で、第1強度変換光と第2強度変換光の振幅を前記補正係数により補正し、その補正された振幅値から、評価対象の位相変調光のシンボル間位相差を求めているので、任意の強度の位相変調光のシンボル間位相差を正確に求めることができる。
本発明の実施形態の構成を示す図 実施形態のシンボル間位相差と受光出力との関係を示す図 実施形態の共通化した遅延干渉部の構成例を示す図 実施形態の共通化した遅延干渉部の別の構成例を示す図 実施形態のシンボル間位相差を求める方法を説明するための図 実施形態のサンプリング用光パルス発生部の構成例を示す図 実施形態の光サンプリング部の構成例を示す図 実施形態の光サンプリング部の別の構成例を示す図 実施形態の光サンプリング部の別の構成例を示す図 実施形態の動作例を示す図 実施形態のヒストグラム測定結果の一例を示す図 実施形態のコンスタレーション測定結果の一例を示す図 実施形態のアイパターン測定結果の一例を示す図 従来装置の構成図 従来装置の動作例を示す図 従来装置のシンボル間位相と出力との関係を示す図
符号の説明
20……光位相変調評価装置、21……校正用光源、22……光スイッチ、25……分波器、30……第1の遅延干渉部、31……分波器、32……遅延器、33……合波器、35……位相調整器、40……第2の遅延干渉部、41……分波器、42……遅延器、43……移相器、44……合波器、45……位相調整器、48、49……光電変換器、50……サンプリング用光パルス発生器、51……分波器、60……第1の光サンプリング部、70……第2の光サンプリング部、81……第1の光電変換器、82……第2の光電変換器、83……第1のA/D変換器、84……第2のA/D変換器、90……演算処理部、91……係数算出手段、92……補正手段、93……シンボル間位相差算出手段、94……ヒストグラム算出手段、95……コンスタレーション算出手段、96……アイパターン算出手段、97……操作部、98……表示部

Claims (3)

  1. 所定のシンボルレートで位相変調された評価対象の位相変調光(S)を第1の光(Sa)と第2の光(Sb)に分波する第1の分波手段(25)と、
    前記第1の光を第2の分波手段(31)により2分波し、その一方を遅延器(32)により1シンボル分遅延して合波手段(33)により他方と合波し、前記第1の光をそのシンボル間の光位相差に応じた振幅を有する第1強度変換光(Sa4)に変換する第1の遅延干渉部(30)と、
    前記第2の光を第3の分波手段(41)により2分波し、その一方を遅延器(42)により1シンボル分遅延して合波手段(44)により他方と合波し、前記第2の光をそのシンボル間の光位相差に応じた振幅を有する第2強度変換光(Sb4)に変換する第2の遅延干渉部(40)と、
    前記第1の遅延干渉部で合波される2つの光の位相差と、前記第2の遅延干渉部で合波される2つの光の位相差との間に、π/2の差を与える移相器(43)とを有し、
    前記第1強度変換光と第2強度変換光を受光して得られた振幅値に基づいて、前記位相変調光の評価処理を行う光位相変調評価装置であって、
    波長可変可能な校正用光を出射する校正用光源(21)と、
    前記校正用光を前記評価対象の位相変調光の代わりに前記第1の分波手段に入射させる光スイッチ(22)と、
    前記第1の遅延干渉部または第2の遅延干渉部の少なくとも一方に設けられ、該遅延干渉部で合波される2つの光の位相差を調整するための光位相調整手段(35、45)と、
    前記評価対象の位相変調光と等しい波長の前記校正用光を前記第1の分波手段に入射させた状態で、前記光位相調整手段を可変制御し、該光位相調整手段が設けられている遅延干渉部の出力光の最大振幅を求めて、前記第1強度変換光と第2強度変換光を受光して得られる振幅値を補正するための補正係数(Ka、Kb)を求める係数算出手段(91)と、
    前記校正用光に代わって前記評価対象の位相変調光が前記第1の分波手段に入射された状態で、前記第1の遅延干渉部から出射された第1強度変換光および前記第2の遅延干渉部から出射された第2強度変換光の振幅値を前記補正係数で補正する補正手段(92)とを含み、
    前記補正手段により補正された第1強度変換光および第2強度変換光の振幅値から、前記評価対象の位相変調光のシンボル間位相差を求めることを特徴とする光位相変調評価装置。
  2. 前記第1の遅延干渉部と第2の遅延干渉部の分波手段、合波手段および遅延器を共通化したこと特徴とする請求項1記載の光位相変調評価装置。
  3. 前記位相変調光が前記第1の分波手段に入射された状態で、前記第1強度変換光および第2強度変換光の補正後の振幅値を複数測定し、その複数の補正後の振幅値が、直交座標面上で描く円の中心(DC1、DC2)を基準にして、前記位相変調光のシンボル間位相差を求めることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置。
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