JP4579277B2 - 光位相変調評価装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高速なデータ信号により位相変調された位相変調光の評価を高精度に行うための技術に関する。
データ信号で変調した光信号が各種通信に用いられているが、近年では、光の強度をデータ信号によって変調する強度変調に代わり、光の位相をデータ信号によって変調する位相変調(DPSK:差動位相シフトキーイング、DQPSK:差動π/4位相シフトキーイング等)が実現されており、その光位相変調の評価を行う装置が必要とされている。
データ信号によって位相変調された光の評価を行う装置として、評価対象の位相変調光を2分岐し、その2つの光の間に、1シンボル(DPSK方式では1ビット、DQPSK方式では2ビット)相当の遅延を与えて合波することにより、位相変調光を強度変換光に変換してから評価処理を行うものがあった(例えば特許文献1)。
特開平6−021891号公報
図13は、この種の光位相変調評価装置の概略構成を示すものであり、DPSK方式で位相変調された評価対象の位相変調光Sは、遅延干渉部1の分波器2により光S1、S2に分波されてそれぞれ光路L1、L2に出射され、光S2は光路L2に挿入された遅延器3によって1シンボル(この場合1ビット)分の遅延を受け、その遅延された光S3が、光S1とともに合波器4に入射され合波される。
なお、遅延器3を除いて2つの光路L1、L2の光学的条件(長さや屈折率等)は等しく、光路の違いによる光の位相差は生じないものとする。
ここで、DPSK方式は、データが「0」になると位相がπ変化し、データが「1」のときには位相が変化しないように変調されるものとする。
したがって、例えば、位相変調光SがDPSK方式により図14の(a)のデータ信号で位相変調されて、光S1の位相が図14の(b)のようにデータが「0」になる毎にπ変化した場合、光S3は、図14の(c)のように、光S1に対して1ビット遅延した状態で光S1と合波され、その合波される光同士が同相の期間T1、T2、T5、…は互いに強め合い、逆相の期間T3、T4は互いに弱め合う。
このため、合波器4から出射される光S4は、図14の(d)のような強度変換光となり、この強度変換光S4の強度が所定値より大きい期間にデータ「1」、所定値より小さい期間にデータ「0」を割り当てることで、図14の(a)の変調データを再現することができる。
この遅延干渉部1から出射された強度変換光S4は、光電変換器6に入射され、その強度に対応したレベルの電気信号Eに変化されA/D変換器7に入力されて、デジタルのデータDに変換され、演算処理部9に入力される。
演算処理部9は入力されたデータに基づき、例えば、元のデータを復調し、その復調したデータに対する所定の評価演算(例えばビット誤り率の算出)を行うことにより、位相変調光Sの品質を評価することができる。
しかしながら、上記構成の光位相変調評価装置では、光位相変調光の評価要素としてのシンボル間位相差を正しく測定することができないという問題があった。
即ち、DPSK方式の場合、シンボル間位相差の理論値は0またはπであるが、実際の光信号の位相差はノイズ等の影響により変動するので、その位相差の統計量を把握することで光信号の品質を評価する必要がある。
シンボル間位相差は、前記した光S1、S3との間の相対位相差であり、前記したように光路L1、L2の光学条件が等しく光路の違いによる位相差が生じないものとすれば、2つの光S1、S3は、次のように表される。
S1=Aa・exp[j(ωt+φa)]
S3=Ab・exp[j(ωt+φa+φm)]
ただし、Aa、Abは各光の振幅、ωは位相変調光Sの周波数、φaは光路L1、L2を伝搬することにより生じる位相、φmはシンボル間位相
この2つの光S1、S3の合波によって得られた光S4の強度Pは、
P=(S1+S3)・(S1+S2
=Aa+Ab+2・Aa・Ab・cos(φm)
ただし、S1、S2はS1、S2の共役複素数
となる。
ここで、Aa=Ab=Aと仮定すれば、光S4の強度Pは、
P=2A・[1+cos(φm)]
となる。
この強度Pの式は、図15のように位相差−π〜πの範囲で余弦関数的に変化し、強度Xを与える位相差はφm1、φm2の2つ存在するので、強度Xから位相差を特定することができず、シンボル間位相差を正しく求めることができない。
また、上記構成の光位相変調評価装置では、位相変調光Sを変調しているデータ信号の速度が高速(例えば数10GHz以上)になると、光S4の強度も高速に変化することになり、光電変換器の応答特性が不十分となり、光S4の強度を正確に測定することができなくなってしまう。
本発明は、これらの問題を一挙に解決し、高速なデータ信号で変調された位相変調光に対してもシンボル間位相差を正しく測定することができる光位相変調評価装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の光位相変調評価装置は、
所定のシンボルレートで位相変調された位相変調光(S)を第1位相変調光(Sa)と第2位相変調光(Sb)に分波する分波手段(21)と、
前記第1位相変調光を分波手段(31)で2分波し、その一方を遅延器(32)により1シンボル分遅延して合波手段(33)により他方と合波し、前記第1位相変調光を該第1位相変調光のシンボル間の光位相差の余弦値に応じた振幅を有する第1強度変換光(Sa4)に変換する第1の遅延干渉部(30)と、
前記第2位相変調光を分波手段(41)で2分波し、その一方を遅延器(42)により1シンボル分遅延し、且つその遅延を与えた位相変調光と分波された他方の位相変調光のいずれか一方の光位相を移相器(43)によりπ/2シフトして合波手段(44)により合波し、前記第2位相変調光を該第2位相変調光のシンボル間の光位相差の正弦値に応じた振幅を有する第2強度変換光(Sb4)に変換する第2の遅延干渉部(40)と、
前記位相変調光のシンボルクロックの整数倍に等しい周期または整数倍に対して所定のオフセット時間だけ異なる周期のいずれかの周期を有するサンプリング用光パルスを発生するサンプリング用光パルス発生手段(50)と、
前記第1強度変換光を前記サンプリング用光パルスによってサンプリングする第1の光サンプリング部(60)と、
前記第2強度変換光を前記サンプリング用光パルスによってサンプリングする第2の光サンプリング部(70)と、
前記第1の光サンプリング部から出射される第1パルス光を受光する第1の光電変換器(81)と、
前記第2の光サンプリング部から出射される第2パルス光を受光する第2の光電変換器(82)と、
前記第1の光電変換器の出力信号(Ea)を前記サンプリング用光パルスに同期したサンプリング用信号によりサンプリングしてデジタル値に変換する第1のA/D変換器(83)と、
前記第2の光電変換器の出力信号(Eb)を前記サンプリング用光パルスに同期したサンプリング信号によりサンプリングしてデジタル値に変換する第2のA/D変換器(84)と、
前記第1のA/D変換器の出力値(Da)と前記第2のA/D変換器の出力値(Db)とに基づいて、前記位相変調光のシンボル間の位相変移量を求める演算処理部(90)とを有している。
また、本発明の請求項2の光位相変調評価装置は、請求項1記載の光位相変調評価装置において、
前記第1の遅延干渉部と第2の遅延干渉部の分波手段、合波手段および遅延器を共通化したこと特徴としている。
また、本発明の請求項3の光位相変調評価装置は、請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置において、
前記第1の光サンプリング部および第2の光サンプリング部は、
前記強度変換光とサンプリング用光パルスを非線形光学結晶(161)に入射して、強度変換光に対するサンプリングを行うことを特徴としている。
また、本発明の請求項4の光位相変調評価装置は、請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置において、
前記第1の光サンプリング部および第2の光サンプリング部は、
前記強度変換光とサンプリング用光パルスとを合波する合波手段(165)と、
前記合波手段の出射光を受ける電界吸収型光変調器(164)と、
前記サンプリング用光パルスが入射していない期間は前記電界吸収型変調器の吸収率が高く、前記サンプリング用光パルスが入射したときに前記電界吸収型変調器の吸収率が低下するように前記電界吸収型変調器に対して所定の直流電圧を印加する直流電源(166)と、
前記電界吸収型変調器から出射される光から、前記強度変換光成分を抽出する波長フィルタ(167)とを含むことを特徴としている。
また、本発明の請求項5の光位相変調評価装置は、請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置において、
前記第1の光サンプリング部および第2の光サンプリング部は、
前記強度変換光とサンプリング用光パルスをカーボンナノチューブ素子(170)に入射して、強度変換光に対するサンプリングを行うことを特徴としている。
このように本発明の光位相変調評価装置では、第1位相変調光をそのシンボル間の光位相差の余弦値に応じた振幅を有する第1強度変換光に変換する第1の遅延干渉部と、第2位相変調光をそのシンボル間の光位相差の正弦値に応じた振幅を有する第2強度変換光に変換する第2の遅延干渉部と有するとともに、これら2つの遅延干渉部から出射された強度変換光に対して、シンボルクロックの整数倍あるいはその整数倍に対してオフセット時間だけ異なる周期の光パルスによるサンプリングを行い、そのサンプリングによって得られた光パルス信号を光電変換して、シンボル間位相差を求めているので、高速変調光であってもシンボル間位相差を正確に求めることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明を適用した光位相変調評価装置20の構成を示している。
この光位相変調評価装置20は、所定のシンボルレートで位相変調された位相変調光Sを分波器21により、第1位相変調光Saと第2位相変調光Sbに分波し、第1位相変調光Saを第1の遅延干渉部30に入射し、第2位相変調光Sbを第2の遅延干渉部40に入射する。
第1の遅延干渉部30は、第1位相変調光Saを、2光Sa1、Sa2に分岐してそれぞれ光路La1、La2に出射する分波器31と、一方の光路La2側に挿入され、光Sa2に1シンボル相当分(DPSK方式の場合、1ビット相当分)の遅延を与える遅延器32と、遅延器32から出射される光Sa3と他方の光路La1の光Sa1とを合波してその合波により得られた光を第1強度変換光Sa4として出射する合波器33とを有している。
なお、この第1の遅延干渉部30の遅延器32を除く光路La1、La2の光学的条件(実質的な光路長)は等しく、しかも遅延器32の遅延量が、シンボルクロックの周期に一致していて、合波器33で合波される光Sa1、Sa3とが、DPSK方式の場合、理論上完全に同相または逆相で合波されるように調整されているものとする。
第2の遅延干渉部40は、第2位相変調光Sbを、2光Sb1、Sb2に分岐しそれぞれ光路Lb1、Lb2に出射する分波器41と、一方の光路Lb2側に挿入され、光Sb2に1シンボル相当分(DPSK方式の場合、1ビット相当分)の遅延を与える遅延器42と、遅延器42から出射される光Sb3の光位相をπ/2のシフトする移相器43と、移相器43から出射された光Sb3′と、他方の光路Lb1の光Sb1とを合波してその合波により得られた光を第2強度変換光Sb4として出射する合波器44とを有している。
なお、この第2の遅延干渉部40の遅延器42および移相器43を除いた2つの光路Lbl、Lb2の光学的条件(実質的な光路長)は前記第1の遅延干渉部30の光路La1、La2と等しく、しかも遅延器42の遅延量がシンボルクロックの周期に一致し、且つ移相器43の移相量が位相変調光Sの波長に対して正確にπ/2となり、合波器44で合波される光Sb1、Sb3′とが、DPSK方式の場合、理論上完全にπ/2異なる位相で合波されるように調整されているものとする。
したがって、第1の遅延干渉部30から出射される第1強度変換光Sa4の強度Paは、前記した従来装置と同様に、
Pa=2・A・[1+cos(φm)] ……(1)
で表され、図2に示すようにシンボル間位相差φmの変化に対し、2・Aを中心にして強度Paが余弦関数的に変化する。
一方、第2の遅延干渉部40は、遅延器42による遅延の他に、移相器43によるπ/2の位相シフトが加わった状態で合波されるので、第2の遅延干渉部40から出射される第2強度変換光Pb4の強度Pbは、
Pb=2・A・[1+cos(φm+π/2)]
=2・A・[1+sin(φm)] ……(2)
で表され、図2に示すようにシンボル間位相差φmの変化に対し、2・Aを中心にして強度Pbが正弦関数的に変化する。
したがって、例えば図2に示しているように、Pa=Xを与える2つの位相φm1、φm2が存在した場合、強度Pbが中心値2・A以下であれば、シンボル間位相はφm1と特定でき、強度Pbが中心値2・Aより大であれば、シンボル間位相はφm2と特定することができる。
また、Pa=X=4Aのときシンボル間位相は0と特定でき、Pa=X=0のときシンボル間位相はπ(または−π)と特定することができる。
ただし、実際に得られる強度値は光電変換器の出力値Ia、Ibであり、この出力値Ia、Ibは入射光強度に比例している。
したがって、任意の入射光強度における光電変換器の出力値とシンボル間位相差との関係を求めておき、未知の位相変調光を入射したときに得られた光電変換器の出力値と入射光強度からシンボル間位相を特定すればよい。
前記したように、2つの遅延干渉部30、40の光学的条件を合わせるための構成例として、2つの遅延干渉部30、40の光学系を共通化することが望ましい。
例えば図3のように、位相変調光Sを、ハーフミラー21aと3つの平板ミラー21b〜21dからなる分波器21により平行な光軸に沿った第1の位相変調光Saと第2の位相変調光Sbに分け、両光軸に対して45°の傾きを有するハーフミラー101に入射する。
第1の位相変調光Saは、ハーフミラー101で反射する光Sa1とハーフミラー101を透過する光Sa2とに分けられ、その一方の光Sa1は、直交ミラー102により平行にずれた光軸に沿ってハーフミラー101に折り返される。
また、光Sa2は遅延器110に入射し、その遅延器110によって1シンボル分の遅延が与えられた光Sa3が直交ミラー103に入射され、直交ミラー102で折り返された光Sa1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー101に折り返され、光Sa1と合波され、第1の強度変換光Sa4が得られる。
一方、第1の位相変調光Saと平行にハーフミラー101に入射された第2の位相変調光Sbは、ハーフミラー101で反射する光Sb1と、ハーフミラー101を透過する光Sb2とに分けられ、光Sb1は、直交ミラー102によりハーフミラー101に折り返される。
また、光Sb2は遅延器110に入射し、1シンボル分の遅延が与えらた光Sb3が直交ミラー103により折り返され、移相器43により光位相がπ/2シフトされる。そして、移相器43から出射された光Sb3′が、直交ミラー102で折り返された光Sb1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー101に入射し、光Sb1と合波されて、第2強度変換光Sb4が得られる。
この構成例は、ハーフミラー101が、前記した第1の遅延干渉部30の分波器31、合波器33、第2の遅延干渉部40の分波器41、合波器44を兼用し、遅延器110が遅延器32、42を兼用しているので、光学条件を等しくすることが容易で、構成自体も簡素化できる。
また、図4のように構成してもよい。この構成では、位相変調光Sを、ハーフミラー21aと3つの平板ミラー21b〜21dからなる分波器21により平行な光軸に沿った第1位相変調光Sa、第2位相変調光Sbに分け、両光軸に対して45°の傾きを有するハーフミラー201に入射する。
第1位相変調光Saは、ハーフミラー201で反射する光Sa1とハーフミラー201を透過する光Sa2とに分けられ、その一方の光Sa1は、ハーフミラー201に対して平行に配置された平板ミラー202に入射されて直角に反射され、光Sa2と平行な光軸に沿ってハーフミラー203に出射される。
また、光Sa2は遅延器110に入射し、その遅延器110によって1シンボル分の遅延が与えられた光Sa3が、ハーフミラー201に対して平行に配置された平板ミラー204に入射され直角に反射され、平板ミラー202で反射された光Sa1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー203に入射され、光Sa1と合波されて第1強度変換光Sa4が得られる。
一方、第1位相変調光Saと平行にハーフミラー201に入射された第2位相変調光Sbは、ハーフミラー201で反射する光Sb1と、ハーフミラー201を透過する光Sb2とに分けられ、光Sb1は、光Sa1と同様に平板ミラー202に入射されて直角に反射され、光Sb2と平行な光軸に沿ってハーフミラー203に出射される。
また、光Sb2は遅延器110に入射し、その遅延器110によって1シンボル分の遅延が与えられた光Sb3が移相器43に入射される。そして、この移相器43から出射された光Sb3′が平板ミラー204に入射され直角に反射され、平板ミラー202で反射された光Sb1の光軸に直交する光軸に沿ってハーフミラー203に入射され、光Sb1と合波されて第2強度変換光Sb4が得られる。
この図4の構成例では、ハーフミラー201が分波器31、41として兼用され、遅延器110が遅延器32、42として兼用され、ハーフミラー203が合波器33、44として兼用されており、前記構成例と同様に、光学条件を等しくすることが容易で、構成自体も簡素化できる。
上記のようにシンボル間位相φmを求めるために、2つの遅延干渉部30、40で得られた強度変換光Sa4、Sb4の強度を測定する必要があるが、従来のように強度変換光を光電変換器に直接入射してその強度を求める構成では、数10GHz以上のクロックで高速に位相変調された光から得られた強度変換光Sa4、Sb4に対して光電変換器の応答速度が不足して、その波形に正確対応した信号を得ることができない。
そこで、本発明では、強度変換光Sa4、Sb4に対し、光パルスによる等価時間サンプリングを行っている。
即ち、サンプリング用光パルス発生器50により、位相変調光Sのシンボルクロック周期Tc(DPSK方式の場合、位相変調光Sを変調しているデータ信号のクロック周期)の整数N倍に対して所定のオフセット時間ΔTだけ差のある周期Ts(一連の波形の情報が不要な場合にはシンボルクロック周期の整数倍でもよい)のサンプリング用光パルスSpを発生させ、分波器51を介して第1の光サンプリング部60および第2の光サンプリング部70に与えている。
サンプリング用光パルス発生器50は、幅の狭いサンプリング用光パルスを指定された周期Tsで生成できるものであればその構成は任意である。
図5はその一例を示すものであり、演算処理部90から指定された周期Ts(周波数Fs)の安定な信号Raをシンセサイザ構成の基準信号発生器50aで生成し、逓倍器50bに入力してM(Mは複数)逓倍し、その出力信号Rbを光変調器50cに入力して、光源50dから出射される連続光Scwを変調し、周期Ts/Mの光パルスSpaを生成する。この光パルスSpaのパルス幅は、信号Raで連続光Scwを直接変調した場合に比べて1/Mに狭められている。
そして、この光パルスSpaを光ゲート回路50eにより1/Mに間引きして、周期Tsの光パルスSpbを生成し、分散減少ファイバ50fに入射してそのパルス幅をさらに狭め、サンプリング用光パルスSpとして出射する。
このサンプリング用光パルスSpは分波器51により2分岐され、その一方Sp1が第1の光サンプリング部60に入射され、他方Sp2が第2の光サンプリング部70に入射される。
第1の光サンプリング部60、第2の光サンプリング部70は、サンプリング用光パルスSp1、Sp2により、強度変換光Sa4、Sb4をそれぞれサンプリングし、そのサンプリングで得られた光パルス信号Sa5、Sb5をそれぞれ出射する。
この光サンプリング部60、70のサンプリング素子としては、非線形光学結晶、光ゲートデバイス、電界吸収型光変調器、カーボンナノチューブ(CNT)等を用いることができる。
図6は、非線形光学結晶161を用いたもので、強度変換光Sa4(またはSb4)とサンプリング用光パルスSp1(またはSp2)の偏光状態をそれぞれ偏光制御器162、163により所定偏光方向に設定して、偏光依存性を有する非線形光学結晶161に入射し、その非線形性によって生じる和周波数の光パルス信号Sa5(またはSb5)を出射する。
また、図7は電界吸収型光変調器164を用いたもので、強度変換光Sa4(またはSb4)とサンプリング用光パルスSp1(またはSp2)とを合波器165により合波して電界吸収型光変調器164に入射させる。電界吸収型光変調器164には、サンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射していない期間は光に対する吸収率が高く、サンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射したときに光に対する吸収率が低くなるように直流電源166から所定の直流電圧が印加されているので、サンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射したタイミングだけ強度変換光Sa4(またはSb4)が通過することになる。したがって、この出射光から波長フィルタ167により強度変換光Sa4(またはSb4)の波長成分のみを抽出することで、光パルス信号Sa5(またはSb5)を得ることができる。
また、図8は、カーボンナノチューブ素子(以下、CNT素子と記す)170を用いたものである。CNT素子170は、チューブ状の炭素結晶からなるCNT材を例えばガラスや樹脂の基板表面に塗布したり、ポリマー溶剤と混合して板状に固化成形したものあるいはコア部にCNT材を含有させたファイバ等を素子部材とする極めて高速なリカバリータイムを有する過飽和吸収デバイスであり、強度変換光Sa4(またはSb4)を光サーキュレータ171を介して一端側で受け、他端側から光サーキュレータ172を介してサンプリング用光パルスSp1(またはSp2)が入射したときだけ強度変換光Sa4(またはSb4)に対する吸収率を低下させて通過させ、光サーキュレータ172から光パルス信号Sa5(またはSb5)を得ている(符号173は終端器である)。なお、この例では、CNT素子170に対してサンプリング用光パルスと強度変換光とを互いに逆方向から入射しているが、両光を一端側から同方向に入射して、他端側から出射した光から波長フィルタにより強度変換光の波長成分のみを抽出して光パルス信号を得ることも可能である。
上記構成は2つの光サンプリング部60、70について同一であり、例えば、図9の(a)、(b)に示す強度変換光Sa4、Sb4と、図9の(c)のサンプリング用光パルスSp1、Sp2を受けた光サンプリング部60、70からは、図9の(d)、(e)のような光パルス信号Sa5、Sb5が出射される。
そして、光パルス信号Sa5、Sb5は、それぞれ光電変換器81、82に入射され、図9の(f)、(g)のような電気パルス信号Ea、Ebに変換され、それぞれA/D変換器83、84に入力される。
A/D変換器83、84は、サンプリング用光パルスSp1、Sp2に同期したサンプリング信号Es1、Es2を受けて、電気パルス信号Ea、Ebの各ピーク値のサンプリングを行い、そのサンプル値を図9の(h)、(i)のようにデジタルのデータ値Da、Dbに変換して演算処理部90に出力する。
演算処理部90は、データ値Da、Dbを強度変換光Sa4(またはSb4)の瞬時強度データとして図示しない内部のメモリに記憶し、前述した方法、即ち、2つのデータ値Da、Dbと、予め求めておいた任意の入射光強度における光電変換器の出力値とシンボル間位相差との関係から、シンボル間位相φmを特定するとともに、そのヒストグラム、コンスタレーションおよびシンボル間位相差の時間波形(アイパターン)を求める。
このような処理を行うために、演算処理部90は、位相差テーブル91、シンボル間位相差算出手段92、ヒストグラム算出手段93、コンスタレーション算出手段94、アイパターン算出手段95とを有している。
位相差テーブル91には、前記した任意の入射光強度における光電変換器の出力値とを関係付けるデータと、シンボル間位相差φmと電気パルス信号Ea、Ebの大きさDa、Dbとを関係付けるデータ(前記図2のデータ)とが予め記憶されており、シンボル間位相差算出手段92は、これらの情報に基づいて、入射された位相変調光Sのシンボル間位相差φmを求める。
また、ヒストグラム算出手段93は、シンボル間位相差算出手段92によって算出されるシンボル間位相差に基づいて、例えば図10のようなシンボル間位相差のヒストグラムを求めて、これを表示部97に表示させる。
また、コンスタレーション算出手段94は、シンボル間位相差算出手段92によって算出されるシンボル間位相差に基づいて、例えば図11のようなコンスタレーションを求めて、これを表示部97に表示させる。
また、アイパターン算出手段95は、シンボル間位相差算出手段92によって算出されるシンボル間位相差に基づいて、例えば図12のようなシンボル間位相差の時間波形(アイパターン)を求めて、これを表示部97に表示させる。なお、このシンボル間位相差の時間波形のデータを得るためには、前記したように、光サンプリング部において、シンボルクロックの周期の整数倍に対してオフセット遅延時間ΔTだけ異なる周期で光サンプリングを行い、実質的にΔT時間ずつ異なるタイミングの波形データを求め、各時間毎のシンボル間位相差を求め、これを時間軸上に表示させる。
また、波形の異なる位相位置の情報を取得する場合には、上記のようにオフセット時間ΔTを与える必要があるが、波形の同一位相位置のデータを用いて評価する場合には、オフセット時間ΔT=0、即ち、光サンプリング部において、シンボルクロックの周期の整数倍でサンプリングを行えばよい。
上記ヒストグラム表示、コンスタレーション表示、アイパターン表示の各表示モードは、操作部96の操作により指定できるようになっている。
また、位相変調光Sのシンボルレートやオフセット時間などの情報を操作部96により指定することにより、演算処理部90で前記したサンプリング用光パルスの周期Tsが求められてサンプリング用光パルス発生器50に設定される。
なお、この実施形態の光位相変調評価装置20では、第1の遅延干渉部30と第2の遅延干渉部40を構成する光学素子やその配置精度によりシンボル間位相の精度が決まり、それらの光学条件は変化し易い。
したがって、適当な間隔でノイズが極めて少なく位相が安定した校正用の無変調光(シンボル間位相差が0)を入射し、第1強度変換光Sa4の強度が最大となるように第1の遅延干渉部30を調整し、第2強度変換光Sb4の強度がその1/2となるように第2の遅延干渉部40を調整しておくことで、測定対象の位相変調光を入射したときに精度の高い測定が行える。
なお、上記遅延干渉部30、40の調整は、例えば、第1の遅延干渉部30側にも移相器43と同様の移相器を挿入し、それらの移相量を外部から制御することで行える。
このように実施形態の光位相変調評価装置20は、第1位相変調光Saをそのシンボル間の光位相差の余弦値に応じた振幅を有する第1強度変換光Sa4に変換する第1の遅延干渉部30と、第2位相変調光Sbをそのシンボル間の光位相差の正弦値に応じた振幅を有する第2強度変換光Sb4に変換する第2の遅延干渉部40と有するとともに、これら2つの遅延干渉部30、40から出射された強度変換光Sa4、Sb4に対して、シンボルクロックの整数倍あるいはその整数倍に対してオフセット時間ΔTだけ異なる周期の光パルスによるサンプリングを行い、そのサンプリングによって得られた光パルス信号を光電変換して、シンボル間位相差を求めているので、高速変調光であってもシンボル間位相差を正確に求めることができる。
本発明の実施形態の構成を示す図 実施形態のシンボル間位相差と受光出力との関係を示す図 実施形態の共通化した遅延干渉部の構成例を示す図 実施形態の共通化した遅延干渉部の別の構成例を示す図 実施形態のサンプリング用光パルス発生部の構成例を示す図 実施形態の光サンプリング部の構成例を示す図 実施形態の光サンプリング部の別の構成例を示す図 実施形態の光サンプリング部の別の構成例を示す図 実施形態の動作例を示す図 実施形態のヒストグラム測定結果の一例を示す図 実施形態のコンスタレーション測定結果の一例を示す図 実施形態のアイパターン測定結果の一例を示す図 従来装置の構成図 従来装置の動作例を示す図 従来装置のシンボル間位相と出力との関係を示す図
符号の説明
20……光位相変調評価装置、21……分波器、30……第1の遅延干渉部、31……分波器、32……遅延器、33……合波器、40……第2の遅延干渉部、41……分波器、42……遅延器、43……移相器、44……合波器、50……サンプリング用光パルス発生器、51……分波器、60……第1の光サンプリング部、70……第2の光サンプリング部、81……第1の光電変換器、82……第2の光電変換器、83……第1のA/D変換器、84……第2のA/D変換器、90……演算処理部、91……位相差テーブル、92……シンボル間位相差算出手段、93……ヒストグラム算出手段、94……コンスタレーション算出手段、95……アイパターン算出手段、96……操作部、97……表示部

Claims (5)

  1. 所定のシンボルレートで位相変調された位相変調光(S)を第1位相変調光(Sa)と第2位相変調光(Sb)に分波する分波手段(21)と、
    前記第1位相変調光を分波手段(31)で2分波し、その一方を遅延器(32)により1シンボル分遅延して合波手段(33)により他方と合波し、前記第1位相変調光を該第1位相変調光のシンボル間の光位相差の余弦値に応じた振幅を有する第1強度変換光(Sa4)に変換する第1の遅延干渉部(30)と、
    前記第2位相変調光を分波手段(41)で2分波し、その一方を遅延器(42)により1シンボル分遅延し、且つその遅延を与えた位相変調光と分波された他方の位相変調光のいずれか一方の光位相を移相器(43)によりπ/2シフトして合波手段(44)により合波し、前記第2位相変調光を該第2位相変調光のシンボル間の光位相差の正弦値に応じた振幅を有する第2強度変換光(Sb4)に変換する第2の遅延干渉部(40)と、
    前記位相変調光のシンボルクロックの整数倍に等しい周期または整数倍に対して所定のオフセット時間だけ異なる周期のいずれかの周期を有するサンプリング用光パルスを発生するサンプリング用光パルス発生手段(50)と、
    前記第1強度変換光を前記サンプリング用光パルスによってサンプリングする第1の光サンプリング部(60)と、
    前記第2強度変換光を前記サンプリング用光パルスによってサンプリングする第2の光サンプリング部(70)と、
    前記第1の光サンプリング部から出射される第1パルス光を受光する第1の光電変換器(81)と、
    前記第2の光サンプリング部から出射される第2パルス光を受光する第2の光電変換器(82)と、
    前記第1の光電変換器の出力信号(Ea)を前記サンプリング用光パルスに同期したサンプリング用信号によりサンプリングしてデジタル値に変換する第1のA/D変換器(83)と、
    前記第2の光電変換器の出力信号(Eb)を前記サンプリング用光パルスに同期したサンプリング信号によりサンプリングしてデジタル値に変換する第2のA/D変換器(84)と、
    前記第1のA/D変換器の出力値(Da)と前記第2のA/D変換器の出力値(Db)とに基づいて、前記位相変調光のシンボル間の位相変移量を求める演算処理部(90)とを有する光位相変調評価装置。
  2. 前記第1の遅延干渉部と第2の遅延干渉部の分波手段、合波手段および遅延器を共通化したこと特徴とする請求項1記載の光位相変調評価装置。
  3. 前記第1の光サンプリング部および第2の光サンプリング部は、
    前記強度変換光とサンプリング用光パルスを非線形光学結晶(161)に入射して、強度変換光に対するサンプリングを行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置。
  4. 前記第1の光サンプリング部および第2の光サンプリング部は、
    前記強度変換光とサンプリング用光パルスとを合波する合波手段(165)と、
    前記合波手段の出射光を受ける電界吸収型光変調器(164)と、
    前記サンプリング用光パルスが入射していない期間は前記電界吸収型変調器の吸収率が高く、前記サンプリング用光パルスが入射したときに前記電界吸収型変調器の吸収率が低下するように前記電界吸収型変調器に対して所定の直流電圧を印加する直流電源(166)と、
    前記電界吸収型変調器から出射される光から、前記強度変換光成分を抽出する波長フィルタ(167)とを含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置。
  5. 前記第1の光サンプリング部および第2の光サンプリング部は、
    前記強度変換光とサンプリング用光パルスをカーボンナノチューブ素子(170)に入射して、強度変換光に対するサンプリングを行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光位相変調評価装置。
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