JP2006352338A - 端末装置、中継装置及び課金装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動通信端末の通信費の課金に際して、中継装置設置者に対して、ネットワーク経路に応じて、通信費の割引や通信費の還元を行う端末装置、中継装置及び課金装置を提供する。
【解決手段】通信網を介して中継装置20と接続される端末装置10は、端末装置10と中継装置20間の通信内容を監視する通信監視部101と、端末装置10のユーザ情報を中継装置20へ送信する認証部102と、通信監視部101による監視情報とユーザ情報とを基に計算された、端末装置10の通信費及び中継装置20の設置者に対する利益を表示する課金情報表示部103とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置、中継装置及び課金装置に関する。
従来の通信における課金システムでは、回線業者や接続業者が回線の使用者に対して定められた基本コストに従って課金を行う。
一例として、加入者電話回線の場合、回線事業者の定めた基本コストにしたがって、通信時間に比例して通信費が産出され、発信者に課金される。又、定額制のインターネット接続サービスでは、一月や一年といった単位で定額課金され、通信時間や通信量に関係なく、一定額の通信費が課金される。又、それぞれに各種の通信料割引サービスが提供されている。
このような通信料割引サービスとしては、様々な方法が提案されている。例えば、所定の通信エリア内であり、且つ登録されている端末の通話に対して、通話料の割引を行う手法(例えば、特許文献1参照。)や、広告電子メールを送付し、その代価として通話料の割引や商品券などの還元を行う手法(例えば、特許文献2参照。)が開示されている。
又、公衆電話のような通信装置で料金が支払われたことを確認してから通信を行う方式も提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2001−86272号公報 特開2001−250050号公報 特開2003−37614号公報
しかしながら、上記従来手段を用いることで、通信端末の所有者についての通話料の割引は可能になるが、中継装置の設置者に対する料金の割引や還元は行われない。又、特許文献2では、通信端末所有者が広告電子メールを受け取る必要があり、利便性を損なう。更に、特許文献3では、料金の確認は通話前に行われるため、通話後に通信料を計算し課金量に応じて設置者に通信料を還元することは困難である。又、通話時間や通信量の記録が通信装置でしかなされないため、通信形態や、通信網側の接続方法、通話品質に応じて課金量や還元量を調整することが難しい。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑み、移動通信端末の通信費の課金に際して、中継装置設置者に対して、ネットワーク経路に応じて、通信費の割引や通信費の還元を行う端末装置、中継装置及び課金装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、通信網を介して中継装置と接続される端末装置であって、(a)端末装置と中継装置間の通信内容を監視する通信監視部と、(b)端末装置のユーザ情報を中継装置へ送信する認証部と、(c)通信監視部による監視情報とユーザ情報とを基に計算された、端末装置の通信費及び中継装置の設置者に対する利益を表示する課金情報表示部とを備える端末装置であることを要旨とする。ここで、「利益」とは、通信費の割引や還元を指し、料金だけでなくポイントによる還元なども含む。
第1の特徴に係る端末装置によると、移動通信端末の通信費の課金に際して、中継装置設置者に対して、ネットワーク経路に応じて、通信費の割引や通信費の還元を行うことができる。
本発明の第2の特徴は、通信網を介して端末装置と接続される中継装置であって、(a)端末装置と中継装置間の通信内容を監視する通信監視部と、(b)端末装置から受信した、端末装置のユーザ情報を検証する端末認証部と、(c)通信監視部による監視情報とユーザ情報とを基に計算された、端末装置の通信費及び中継装置の設置者に対する利益を表示する課金情報表示部とを備える中継装置であることを要旨とする。
第2の特徴に係る中継装置によると、移動通信端末の通信費の課金に際して、中継装置設置者に対して、ネットワーク経路に応じて、通信費の割引や通信費の還元を行うことができる。
又、第2の特徴に係る中継装置は、端末装置のユーザ情報を基に、通信形態を判別する通信形態判断部を更に備え、中継装置の設置者に対する利益は、通信形態に応じて設定されてもよい。
この中継装置によると、通信形態を判別することで、通信形態に応じた通信費の設定が可能になる。
又、第2の特徴に係る中継装置は、中継装置が端末装置との通信に使用する通信帯域を割り当てる通信帯域割当部を更に備えてもよい。
この中継装置によると、自身の通信路の帯域を操作することで、任意の通信形態に割り当てる通信帯域を増減させ、通信費を操作することが可能になる。
又、第2の特徴に係る中継装置は、中継装置の稼働時間を測定する稼働時間測定部を更に備え、中継装置の設置者に対する利益は、稼働時間に応じて設定されてもよい。
この中継装置によると、稼働時間を測定することで、稼働時間に応じた通信費の設定が可能になる。
本発明の第3の特徴は、端末装置と、通信網を介して端末装置と接続される中継装置との間の通信内容を監視する第1の通信監視部を備える課金装置であって、(a)第1の通信監視部と、端末装置内の通信内容を監視する第2の通信監視部と、中継装置内の通信内容を監視する第3の通信監視部とから監視情報を受信し、当該監視情報を集約する通信監視情報集約部と、(b)端末装置から受信した、端末装置のユーザ情報を検証するユーザ管理部と、(c)集約された監視情報と、ユーザ情報を基に、端末装置の通信費及び中継装置の設置者に対する利益を計算する課金部とを備える課金装置であることを要旨とする。
第3の特徴に係る課金装置によると、移動通信端末の通信費の課金に際して、中継装置設置者に対して、ネットワーク経路に応じて、通信費の割引や通信費の還元を行うことができる。
本発明によると、移動通信端末の通信費の課金に際して、中継装置設置者に対して、ネットワーク経路に応じて、通信費の割引や通信費の還元を行う端末装置、中継装置及び課金装置を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
(通信監視システム)
本実施形態に係る通信監視システムは、図1に示すように、複数の端末装置10a、10b、10cと複数の中継装置20a、20b、20c、任意の数の課金装置30とを備える。端末装置10a、10b、10cと中継装置20a、20b、20cは、無線LANを介して接続され、中継装置20a、20b、20cと課金装置30は、通信網40を介して接続される。通信網40には、インターネット50が接続される。
端末装置10は、図2に示すように、通信監視部101と、認証部102と、課金情報表示部103とを備える。
通信監視部101は、端末装置10と中継装置20間の通信内容、例えば、通信量や通信時間、通信形態を監視する。ここで、「通信形態」とは、通信回線の種別や対向となる通信装置の種別による通信の種別を指す。具体的にはパケット通信や回線交換通信といった回線の種別や、対抗装置がIP電話か、一般電話か、携帯電話か、といった対向装置の種別が挙げられる。
認証部102は、端末装置のユーザ情報、例えば、証明書や署名を中継装置20内の端末認証部202へ送信する。この認証手順は従来技術と同様の認証手順とする。
課金情報表示部103は、課金装置30によって計算された課金情報を表示する。表示方法としては、液晶ディスプレイに表示してもよく、音声によって通知してもよい。
又、本実施形態に係る端末装置10は、処理制御装置(CPU)を有し、通信監視部101、認証部102などをモジュールとして機能させる構成とすることができる。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。
尚、図示してはいないが、端末装置10は、通信監視処理、認証処理等の機能を実行させるためのプログラムを保存する記録媒体を備えていても良い。記録媒体は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
中継装置20は、図2に示すように、通信監視部201と、端末認証部202と、課金情報表示部203と、通信形態判断部204と、通信帯域割当部205と、稼働時間測定部206とを備える。中継装置20としては、例えば、ゲートウェイ装置が用いられる。
通信監視部201は、端末装置10と中継装置20間の通信量や通信時間、通信形態を監視する。
端末認証部202は、端末装置10内の認証部102から送信されたユーザ情報、例えば、証明書や署名を検証し、端末装置10の認証処理を行う。認証手順は従来技術と同様の認証手順とする。
課金情報表示部203は、課金装置30によって計算された課金情報を表示する。表示方法としては、液晶ディスプレイに表示してもよく、音声によって通知してもよい。
通信形態判断部204は、端末装置10のユーザ情報を基に、通信形態を判別する。通信形態に応じて、中継装置の設置者が通信費の支払いを行うことや、端末装置の所有者に通信費を負担させ、中継装置の設置者には通信費の還元が行われるような設定を行うことが可能である。
通信帯域割当部205は、中継装置20が端末装置10との通信に使用する通信帯域を割り当てる。このように、中継装置20は、通信費の還元のために、自身の通信路の帯域を操作可能である。これにより、例えば中継装置の設置者に通信費の還元が多くなされるよう、任意の通信形態に割り当てる通信帯域を広く設定するといった処理が可能になる。
稼働時間測定部206は、中継装置20の稼働時間を測定し、保持する。そして、稼働時間測定部206は、稼働時間を定期的に課金装置30の課金部304に送信する。課金部304では稼働時間に応じて、中継装置の設置者に対して通信費の還元を行うことが可能である。
又、本実施形態に係る中継装置20は、処理制御装置(CPU)を有し、通信監視部201、端末認証部202などをモジュールとして機能させる構成とすることができる。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。
尚、図示してはいないが、中継装置20は、通信監視処理、端末認証処理等の機能を実行させるためのプログラムを保存する記録媒体を備えていても良い。記録媒体は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
課金装置30は、通信監視部301と、通信監視情報集約部302と、ユーザ管理部303と、課金部304とを備える。
通信監視部301は、端末装置10と中継装置20間の通信量や通信時間、通信形態を監視する。
通信監視情報集約部302は、端末装置10内の通信監視部101、中継装置20内の通信監視部201、課金装置30内の通信監視部301から監視情報を収集する。そして、通信監視情報集約部302は、収集した監視情報に検証を行った後、監視情報を集約し、課金部304に送信する。
ユーザ管理部303は、端末装置10内の認証部102から送信された証明書や署名を検証し、端末装置10の認証処理を行う。認証手順は従来技術と同様の認証手順とする。
課金部304は、通信の監視による監視情報と端末装置の認証によるユーザ情報を基に、課金対象者、すなわち端末装置10の通信費を計算し、中継装置20の設置者に対する通信費の割引や還元を計算する。計算された課金情報は、中継装置20内の課金情報表示部203、及び端末装置10内の課金情報表示部103に送信され、各種表示方法で表示される。
又、本実施形態に係る課金装置30は、処理制御装置(CPU)を有し、通信監視部301、通信監視情報集約部302、ユーザ管理部303、課金部304などをモジュールとして機能させる構成とすることができる。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。
尚、図示してはいないが、課金装置30は、通信監視処理、通信監視情報集約処理等の機能を実行させるためのプログラムを保存する記録媒体を備えていても良い。記録媒体は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
(通信監視方法)
次に、本実施形態に係る通信監視方法について、図3を用いて説明する。
まず、ステップS101において、各端末装置10内の認証部102と、中継装置(ここでは、ゲートウェイ装置)20内の端末認証部202間で端末認証の手順を行う。認証手順は従来技術と同様の認証手順とする。
次に、ステップS102において、中継装置20内の端末認証部202は、課金装置30のユーザ管理部302に問い合わせ、端末装置10の登録と認証を行う。
次に、通信開始時は、ステップS103において、まず端末装置10内の通信監視部101が、中継装置20内の通信監視部201に通信の開始を通知する。そして、ステップS104において、通信監視部201は通信を監視し、通信形態判断部204は、通信の監視内容から端末の通信形態を判別する。次に、ステップS105において、通信監視部201は、通信形態及び該当する端末装置10の識別子を課金装置30内のユーザ管理部302に登録する。次に、ステップS106において、ユーザ管理部302は、課金部304に登録内容を通知する。
次に、通信中は、端末装置10内の通信監視部101、中継装置20内の通信監視部201、課金装置30内の通信監視部301が通信を監視し、監視情報を保存する。
次に、課金情報を収集する際は、ステップS110において、課金装置30内の通信監視情報集約部302が端末装置10内の通信監視部101、中継装置20内の通信監視部201、課金装置30内の通信監視部301に問い合わせを行い、通信監視情報を収集し、検証を行う。
次に、ステップS111において、通信監視情報集約部302は、通信監視部101、102、103から収集した通信監視情報を集約し、ステップS112において、集約した通信監視情報を課金部303へ送信する。そして、ステップS113において、課金部304は、検証された通信監視情報と、端末情報を基に、課金対象者を決定し、通信費を計算する。又、課金部304は、中継装置の設置者に対する通信費の割引や還元を計算する。
そして、計算された課金情報は、中継装置20内の課金情報表示部203及び端末装置10内の課金情報表示部103に送信され、各種表示方法で表示される。
(作用及び効果)
昨今、一般家庭におけるDSL(デジタル加入者回線)の普及などに伴い、各家庭から非常に安価なインターネット接続サービスが提供されており、又それらを用いたインターネット電話サービスも普及している。これらのサービスはコアネットワークにインターネット技術を利用しており、一般の加入者電話と比較して料金が圧倒的に安いことで知られる。一方、無線LAN技術の進歩により、利用者の端末から各家庭に置かれた無線中継装置までを無線でつなぎ、DSLを介してインターネットへの接続を行う通信形態も普及してきた。
このとき、中継装置の設置者の端末だけでなく、設置者から使用を認められた端末も通信を行うことが可能であるが、その際の通信費は中継装置設置者に課金される。一方で、端末の認証を網側で行うことにより、通信費を端末使用者に対して課金することも可能だが、その場合でも中継装置の電気料金や設置場所、管理費など、中継装置設置者の負担がなくなるわけではなく、中継装置の普及を阻害する要因となっている。
本実施形態では、端末の認証と通信監視部による通信の監視情報を基に、課金装置上で通信費の割引や中継装置設置者への通信費還元の計算を行うことを特徴とする。又、端末装置と中継装置、課金装置での三重の通信の監視と検証、中継装置及び端末装置において課金内容が変更されたことを通知する手段を備える。
即ち、本実施形態に係る端末装置10、中継装置20、課金装置30はそれぞれ通信監視部を備え、ユーザの通信量や通信時間、通信形態を監視する。そして、監視情報は、課金装置30内の通信監視情報集約部302に集約され、検証が行われた後に課金部304に送信される。一方、中継装置20内の端末認証部202と課金装置30内のユーザ管理部303は、端末装置10内の認証部102から送信された証明書や署名を検証し、端末装置の認証処理を行う。
そして、課金装置30上の課金部304は、監視情報とユーザ情報を基に、課金対象者、すなわち端末装置の所有者と通信費を計算し、中継装置の設置者に対する通信費の割引や還元を計算する。計算された課金情報は中継装置20及び端末装置10内の課金情報表示部に送信され、各種表示方法で表示される。
従って、本実施形態に係る端末装置10、中継装置20、課金装置30によると、移動通信端末の通信費の課金に際して、中継装置設置者に対して、ネットワーク経路に応じて、通信費の割引や通信費の還元を行うことができる。
更に、中継装置設置者に対して利益を与えることができるため、中継装置(例えば、ゲートウェイ装置)を普及させることができる。これにより、従来の無線通信を、無線LANとIP網による通信形態へ誘導することができ、コストや周波数帯域の削減につながる。
又、中継装置20は、端末装置10の認証情報を基に通信形態判断部204で通信形態を判別することができる。このため、通信形態に応じて、中継装置の設置者が通信費の支払いを行うことや、端末装置の所有者に通信費を負担させ、中継装置の設置者には通信費の還元が行われるような設定を行うことが可能である。
又、中継装置20は、通信費の還元の目的のために自身の通信路の帯域を操作し、任意の割合の通信帯域を割り当てられるための通信帯域割当部205を備える。このため、例えば中継装置の設置者に通信費の還元が多くなされるよう、任意の通信形態に割り当てる通信帯域を広く設定するといった処理が可能になる。
又、中継装置20は、自身の稼働時間を保持する稼働時間測定部206を備え、稼働時間を定期的に課金装置30内の課金部304に送信することができる。このため、課金部304では稼働時間に応じて、中継装置の設置者に対して通信費の還元を行うことが可能である。
(その他の実施の形態)
本発明は上記の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の一実施形態として、通話やデータ通信が挙げられる。特に、DSLなどを介した高速無線通信環境では、通話に限らずデータ通信を高速・安価に行うケースが考えられる。このような場合にも、端末装置10や中継装置20、課金装置30で通信を監視し、端末保持者への課金、及び中継装置設置者に対する通信費の割引や還元を計算することで、ユーザの利便性を確保しつつ、中継装置の普及を促進することが可能である。
又、本発明の一実施形態として、ローミング端末の扱いが挙げられる。ローミング端末とは、中継装置や中継装置設置者、ISP、ネットワーク設置者などと一時的な契約を行い、当該中継装置と一時的に接続することで、通信可能となる端末である。この場合、本特許ではローミング状態を通信形態の一つとして扱い、中継装置設置者に対する利益の還元を計算する。ローミング端末は利便性と引き換えに、従来より高額の通信費を支払う場合が多いため、ローミング端末使用者の通信費の一部を還元することが実施形態の一例として考えられる。
又、本発明の一実施形態として、中継装置20が携帯電話やPDA、パーソナルコンピュータのような形態をとることが挙げられる。インターネット網に接続可能で、かつ有線、無線を問わず配下に通信端末を接続することができる通信装置であれば、中継装置20として使用可能である。
又、本発明の一実施形態として、通信費の割引や、中継装置設置者への通信費の還元が費用以外の形態をとることも考えられる。即ち、各種ポイントや金券、権利など利益一般が含まれる。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係る通信監視システムの構成ブロック図である。 本実施形態に係る通信監視システムの構成ブロック図である。 本実施形態に係る通信監視方法を示すシーケンス図である。
符号の説明
10…端末装置
20…中継装置
30…課金装置
40…通信網
50…インターネット
101…通信監視部
102…認証部
103…課金情報表示部
201…通信監視部
202…端末認証部
203…課金情報表示部
204…通信形態判断部
205…通信帯域割当部
206…稼働時間測定部
301…通信監視部
302…通信監視情報集約部
303…ユーザ管理部
304…課金部

Claims (6)

  1. 通信網を介して中継装置と接続される端末装置であって、
    前記端末装置と前記中継装置間の通信内容を監視する通信監視部と、
    前記端末装置のユーザ情報を前記中継装置へ送信する認証部と、
    前記通信監視部による監視情報と前記ユーザ情報とを基に計算された、前記端末装置の通信費及び前記中継装置の設置者に対する利益を表示する課金情報表示部と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 通信網を介して端末装置と接続される中継装置であって、
    前記端末装置と前記中継装置間の通信内容を監視する通信監視部と、
    前記端末装置から受信した、前記端末装置のユーザ情報を検証する端末認証部と、
    前記通信監視部による監視情報と前記ユーザ情報とを基に計算された、前記端末装置の通信費及び前記中継装置の設置者に対する利益を表示する課金情報表示部と
    を備えることを特徴とする中継装置。
  3. 前記端末装置のユーザ情報を基に、通信形態を判別する通信形態判断部を更に備え、
    前記中継装置の設置者に対する利益は、前記通信形態に応じて設定されることを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記中継装置が前記端末装置との通信に使用する通信帯域を割り当てる通信帯域割当部を更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の中継装置。
  5. 前記中継装置の稼働時間を測定する稼働時間測定部を更に備え、
    前記中継装置の設置者に対する利益は、前記稼働時間に応じて設定されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の中継装置。
  6. 端末装置と、通信網を介して端末装置と接続される中継装置との間の通信内容を監視する第1の通信監視部を備える課金装置であって、
    前記第1の通信監視部と、前記端末装置内の前記通信内容を監視する第2の通信監視部と、前記中継装置内の前記通信内容を監視する第3の通信監視部とから監視情報を受信し、当該監視情報を集約する通信監視情報集約部と、
    前記端末装置から受信した、前記端末装置のユーザ情報を検証するユーザ管理部と、
    前記集約された監視情報と、前記ユーザ情報を基に、前記端末装置の通信費及び前記中継装置の設置者に対する利益を計算する課金部と
    を備えることを特徴とする課金装置。
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