JP2002124993A - 擬似公衆無線アクセスサービス - Google Patents

擬似公衆無線アクセスサービス

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JP2002124993A
JP2002124993A JP2000314350A JP2000314350A JP2002124993A JP 2002124993 A JP2002124993 A JP 2002124993A JP 2000314350 A JP2000314350 A JP 2000314350A JP 2000314350 A JP2000314350 A JP 2000314350A JP 2002124993 A JP2002124993 A JP 2002124993A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットサービスプロバイダが小規模
セルによる無線アクセス方式を擬似した公衆網を構築
し、経済的効果に優れる無線アクセスサービスを提供す
る。 【解決手段】 ＩＳＰ（インターネットサービスプロバ
イダ）２０３は、すでに自営ＬＡＮシステム２を設置し
ているＬＡＮ設置者２０１との間で、自営ＬＡＮシステ
ム２をインターネット３へ接続して利益を得る接続契約
を結ぶと共に、無線アクセスポイント５を自営ＬＡＮシ
ステム２内に設置する。また、ローカル情報コンテンツ
４により宣伝活動を行いたいローカル情報提供者２０２
との間では、ＩＳＰのネットワーク上に保存したローカ
ル情報コンテンツ４を、自営ＬＡＮシステム２を通して
公開することにより、ローカル情報提供者２０２から利
益を得る契約を結ぶ。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小規模ゾーン方式
の無線アクセス方式に関し、特に、擬似的な公衆網を構
築して無線アクセスサービスを実施する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、企業内におけるＬＡＮアクセスシ
ステムにおいて、インターネット接続または拠点間のＶ
ＰＮ（virtual private network）接続サービスを受け
るときには、インターネットサービスプロバイダ（以
下、ＩＳＰという）とＬＡＮ（local area network）を
接続し、ＬＡＮに対しては部外者がアクセスすることが
出来ないように設定することにより実現している。
【０００３】また、携帯端末を持って移動するユーザに
対する高速なＬＡＮアクセス手段を構成するのに適した
方式としては、ＩＥＥＥ８０２．１１方式の無線ＬＡＮ
システムあるいはBluetoothシステムなどの小規模ゾー
ン方式が提案され、実用されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
移動するユーザに対するＬＡＮアクセス手段、あるいは
小規模ゾーン方式の無線アクセス手段を活用した公衆ア
クセスサービスには、次のような問題点があり、必ずし
も十分活用するに至っていない。
【０００５】第１の問題点は、ＬＡＮ設置者からは部外
者とみなされる移動ユーザに対しては、通常ＬＡＮシス
テムは開放されず、移動ユーザのアクセス手段として使
用することが出来ないために、移動ユーザが高速なイン
ターネットアクセスサービスを享受しようとしても、移
動先では、公衆携帯電話網等の低速なサービスを用いる
しかなく、高速なインターネットアクセスサービスを享
受することができない点である。
【０００６】しかも、このような高速な通信を必要とす
るユーザは、現在ではビジネスユーザに多く、出先のオ
フィスビルなどの建物内でそのような通信を行う機会が
多い。そのため、公衆携帯電話網へのアクセスさえも電
波伝搬上困難なことがあり、インターネットへのアクセ
ス手段自体を得ることすら困難である場合が多い。
【０００７】第２の問題点は、インターネットサービス
プロバイダが移動ユーザに対して高速な無線アクセスサ
ービスを行う方式としては、消費電力低減や無線周波数
帯域獲得の観点から小規模ゾーン方式の無線アクセス方
式が優れているが、それを公衆携帯電話網のような広域
サービスをおこなうために新たに設置しようとすれば非
常に多くの無線アクセスポイントを設置しなければなら
ずその設備投資費用が莫大となってしまう点である。
【０００８】また、第１の問題点で述べたように、オフ
ィスビルなどの建物内での通信に対応するためには、建
物を管理している組織に対し、無線アクセスポイントの
設置許可を得る必要がある。これを容易に進めるために
は、ビル内のＬＡＮ設置者にとってメリットの得られる
サービスが望まれる。
【０００９】第３の問題点は、移動ユーザがローカル情
報コンテンツを得ようとしたとき、移動ユーザの位置情
報なども管理した上でないと、その地点に適したコンテ
ンツを配信することができないというという点である。
位置情報を得るためにＧＰＳを利用した場合には、ＧＰ
Ｓなどによる位置情報管理システム構築にかかる費用が
大きくなり、また、建物内でＧＰＳ衛星が見渡せない場
所では、他の方法が必要となる。
【００１０】本発明の目的は、無線アクセスユーザが簡
単にネットワークへアクセスすることが出来、かつ公衆
携帯電話網より十分高速な通信が可能な無線アクセスサ
ービス手段を提供することにある。
【００１１】本発明の他の目的は、上記無線アクセスサ
ービスを比較的安価な設備投資で可能にする手段を提供
することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＩＳＰが、す
でに自営ＬＡＮシステムを設置しているＬＡＮ設置者と
の間で、自営ＬＡＮシステムをインターネットへ接続し
て利益を得る接続契約を結ぶと共に、当該自営ＬＡＮシ
ステム内に無線アクセスポイントを設置し、この無線ア
クセスポイントから直接ＩＳＰに接続可能にすることに
より、擬似的な小規模セルによる無線アクセスサービス
方式を構築したことを特徴とする。
【００１３】また、ローカル情報コンテンツにより宣伝
活動を行いたいローカル情報提供者との間では、ローカ
ル情報提供者から提供されたローカル情報コンテンツを
ＩＳＰのネットワーク上に保存しておき、接続契約を結
んだ自営ＬＡＮシステムを通して公開することにより、
ローカル情報提供者から利益を得る契約を結ぶ。
【００１４】ＩＳＰは、上記のシステムを構築すること
により、以下の３つのサービスをエンドユーザへ提供で
きるため、無線アクセスポイントの設置および保守、運
用の費用を効果的に回収することができ、経済的効果に
優れる無線アクセスシステム及びサービス方法を提供す
ることができる。 （１）契約した自営ＬＡＮ設置ユーザに対しては、自営
ＬＡＮシステムへ無線アクセスポイントを通して接続で
きるサービスを提供する。 （２）ＩＳＰとインターネット接続契約を有するユーザ
に対しては、無線アクセスポイントを通してインターネ
ットへ接続するサービスを提供する。 （３）すべての無線アクセスユーザに対してローカル情
報コンテンツを提供することにより、ローカル情報提供
者に対してローカル情報配信サービスを提供する。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の形態を示
す擬似公衆無線アクセスサービスシステムの概念図であ
る。
【００１６】本発明の擬似公衆無線アクセスサービスシ
ステムは、擬似公衆無線アクセスサービスを行うＩＳＰ
（インターネットサービスプロバイダ）２０３と、すで
に自営ＬＡＮシステム２を設置しているＬＡＮ設置者２
０１と、ローカル情報コンテンツ４を提供するローカル
情報提供者２０２と、無線アクセスユーザから構成され
ている。
【００１７】無線アクセスユーザには、ＬＡＮ設置ユー
ザ（ＩＳＰ無認証ユーザ）１０１と、ＬＡＮ設置ユーザ
（ＩＳＰ認証ユーザ）１０２と、移動ユーザ（ＩＳＰ無
認証ユーザ）１０３と、移動ユーザ（ＩＳＰ認証ユー
ザ）１０４が含まれる。
【００１８】ここで、ＬＡＮ設置ユーザとは、自営ＬＡ
Ｎシステムに本来アクセスする権限を有する、たとえば
自営ＬＡＮシステムを設置運用している組織に属するユ
ーザである。移動ユーザとは、自営ＬＡＮシステムに本
来アクセスする権限を有さない、たとえば部外者が、本
自営ＬＡＮシステムのサービス範囲内に移動してきたと
きの状態を指す。また、ＩＳＰ認証ユーザとは、ＩＳＰ
と個別に擬似無線アクセスサービスの契約を行ったユー
ザであり、ＩＳＰ無認証ユーザとは、これを行っていな
いユーザを指す。
【００１９】これらのユーザはそれぞれ以下のようなサ
ービスを受けることが出来る。
【００２０】ＬＡＮ設置ユーザ（ＩＳＰ無認証ユーザ）
１０１は、自営ＬＡＮシステム２とローカル情報コンテ
ンツ４にアクセスできる。
【００２１】ＬＡＮ設置ユーザ（ＩＳＰ認証ユーザ）１
０２は、自営ＬＡＮシステム２とローカル情報コンテン
ツ４、および、インターネット３にアクセスできる。
【００２２】移動ユーザ（ＩＳＰ無認証ユーザ）１０３
は、ローカル情報コンテンツ４のみにアクセスできる。
【００２３】移動ユーザ（ＩＳＰ認証ユーザ）１０４
は、ローカル情報コンテンツ４とインターネット３にア
クセスできる。
【００２４】図２は、本発明の実施の形態を示す擬似公
衆無線アクセスサービスシステムのブロック図である。
【００２５】本発明による全体のネットワークは、イン
ターネット３、ＩＳＰネットワーク６、自営ＬＡＮネッ
トワーク７、および、無線アクセスポイント機器８で構
成される。インターネット３は、世界のインターネット
サービスプロバイダからのネットワークを相互に接続す
ることによって構成されている。
【００２６】ＩＳＰネットワーク６は、ＩＳＰが顧客に
対してインターネット接続、顧客ネットワーク間のバー
チャルプライベートネットワーク（ＶＰＮ）接続、コン
テンツサービスなどを行うため、ＩＳＰが独自に保有す
るネットワークである。ここには、ローカル情報提供者
２０２により提供されるローカル情報コンテンツ４も保
存されている。自営ＬＡＮネットワーク７は、企業など
の組織が、自組織内のホストを相互に接続するために設
けたネットワークである。
【００２７】擬似公衆無線アクセスサービスを行うＩＳ
Ｐ２０３は、自営ＬＡＮ設置者２０１と契約し、インタ
ーネット接続サービスを行う。このとき、アクセスユー
ザがサービスの対象となる契約者かどうか確認するため
に、ＩＳＰネットワーク６はＩＳＰアクセス認証手段１
１を含んで構成される。
【００２８】また、自営ＬＡＮネットワーク７に対して
は、無線アクセスポイント機器８を設置するが、この無
線アクセスポイント機器８は、アクセスするユーザがど
のようなアクセスを行う権限を有するかを、無線アクセ
ス認証手段１３、および、ＩＳＰアクセス認証手段１１
に問い合わせることにより確認して、その結果によりア
クセスルートを割り振るゲートウェイ１４を有する。
【００２９】このゲートウェイ１４は、無線アクセスユ
ーザが故意に制御することは出来ないようになってお
り、自営ＬＡＮネットワーク７内にアクセスする権限の
ないユーザに対してはＩＳＰネットワーク６に対しての
み接続するように制御され、自営ＬＡＮネットワーク７
を外部侵入から守る役目を有している。
【００３０】また、無線アクセスポイント機器８からＩ
ＳＰネットワーク６への通信手段は、ＩＳＰの指定する
暗号化通信を行う手段を備えている。この暗号化手段に
より、自営ＬＡＮネットワーク７に接続した他のユーザ
からの覗き見を防いでいる。
【００３１】上記の構成により以下のような無線アクセ
スサービスが提供される。 （１）ＬＡＮ設置ユーザに対しては、無線アクセスポイ
ント機器における無線アクセス認証手段１３により、自
営ＬＡＮネットワーク７へのアクセスが許可される。こ
れにより、ＬＡＮ設置ユーザは自営ＬＡＮコンテンツ１
２に対して無線アクセスシステムを通して接続できる。 （２）ＩＳＰとインターネット接続契約を有するユーザ
に対しては、無線アクセスポイント機器８のゲートウェ
イ１４により、ＩＳＰアクセス認証手段１１へ問い合わ
せる。ＩＳＰアクセス認証手段１１により許可されたユ
ーザは、無線アクセスポイントとＩＳＰネットワーク間
を暗号化する暗号化手段を通して安全にインターネット
３へ接続できる。 （３）自営ＬＡＮネットワークやＩＳＰネットワークへ
のアクセス許可を有さないユーザを含め、すべての無線
アクセスユーザに対しては、無線アクセス認証手段、お
よび、ＩＳＰアクセス認証手段における権限に関わりな
く、ＩＳＰネットワーク６上に置かれるローカル情報コ
ンテンツ４に対してアクセスできる。
【００３２】図３〜図６は、アクセスサービス種別毎の
認証およびゲートウェイ手段のフローチャートであり、
図３は、アクセスサービス種別を識別する接続サービス
要求識別手段、図４は、自営ＬＡＮ接続サービスの場合
の認証およびゲートウェイ手段、図５は、インターネッ
ト接続サービスの場合の認証およびゲートウェイ手段、
図６は、ローカルコンテンツサーバ接続サービスの場合
の認証およびゲートウェイ手段である。
【００３３】以下、図３〜図６を参照して本発明の動作
について説明する。
【００３４】図３において、無線アクセスポイント機器
８が無線アクセスユーザ１０から接続サービス要求を受
けると、その要求が、自営ＬＡＮ接続サービス要求、イ
ンターネット接続サービス要求、またはローカルコンテ
ンツサーバ接続サービス要求のいずれであるかを判定
し、自営ＬＡＮ接続サービス要求の場合には自営ＬＡＮ
接続ブリッジに接続し、インターネット接続サービス要
求またはローカルコンテンツサーバ接続サービス要求の
場合にはＩＳＰ接続ブリッジに接続する。
【００３５】自営ＬＡＮ接続ブリッジに接続された接続
サービス要求に対しては、図４に示すように、先ず接続
サービス要求がＬＡＮ設置ユーザによるものか否かが判
定され、ＬＡＮ設置ユーザでないときにはゲートウェイ
が拒否される。ＬＡＮ設置ユーザである場合には、無線
アクセス認証手段１３にアクセスの可否を問い合わせ、
アクセス否のときはゲートウェイが拒否され、アクセス
ＯＫであればゲートウェイを介して自営ＬＡＮとの間で
通信が可能となる。
【００３６】また、ＩＳＰ接続ブリッジに接続された接
続サービス要求に対しては、その要求がインターネット
接続サービスである場合には、図５に示すように、先ず
接続サービス要求がＬＡＮ設置ユーザによるものか否か
が判定される。そして、ＬＡＮ設置ユーザでないときに
は、ＩＳＰ登録者か否かが判定され、登録者でないとき
にはゲートウェイが拒否され、ＩＳＰ登録者であるとき
は、ＩＳＰアクセス認証手段１１にアクセスの可否を問
い合わせ、アクセス否のときはゲートウェイが拒否さ
れ、アクセスＯＫであれば暗号化ゲートウェイを介して
インターネットに接続される。
【００３７】一方、インターネットへの接続サービス要
求がＬＡＮ設置ユーザによるものである場合には、無線
アクセス認証手段１３にアクセスの可否を問い合わせ、
アクセス否のときはゲートウェイが拒否され、アクセス
ＯＫであれば自営ＬＡＮを通してＩＳＰへゲートウェイ
され、自営ＬＡＮを介してインターネットに接続され
る。
【００３８】また、ＩＳＰ接続ブリッジに接続された接
続サービス要求がローカルコンテンツサーバ接続サービ
スである場合には、図６に示すように、全ての無線アク
セスユーザに対して、暗号化ゲートウェイを介してロー
カルコンテンツサーバとの接続処理を行う。
【００３９】なお、本発明では、インターネットプロバ
イダが行うサービスとして、擬似公衆無線アクセスサー
ビスを定義しているが、データ専用線プロバイダ、公衆
キャリア通信事業者が行っても良い。また、本発明の擬
似公衆無線アクセスサービスと合わせて、ＬＡＮ設置ユ
ーザの拠点同士を暗号化通信で接続する、従来のＶＰＮ
サービスを組み合わせて、擬似私設網無線アクセスサー
ビス（ＶＰＮ無線アクセスサービス）を提供することも
可能である。
【００４０】また、本発明ではＬＡＮ上に無線アクセス
ポイントを設置して構成したが、ＡＤＳＬまたはＣＡＴ
Ｖなどのケーブルモデムを通して直接インターネットプ
ロバイダへ接続する、家庭における使用形態においても
適用できる。この場合は、ローカル情報コンテンツの替
わりにゲームコンテンツを用いることも考えられる。
【００４１】
【発明の効果】第１の効果は、インターネットサービス
プロバイダが、擬似的な公衆無線アクセスサービスを行
う場合に必要となる、無線アクセスポイント機器設置お
よび保守運用に関する費用負担の増大に対して、費用回
収の手段を得られることである。その理由は、インター
ネットサービスプロバイダと契約している移動ユーザだ
けではなく、ＬＡＮ設置ユーザや、未契約の移動ユーザ
に対しても、有益となるサービスを提供できることか
ら、インターネットプロバイダが収益となるサービスを
複数有することが出来ることにある。
【００４２】第２の効果は、ＬＡＮ設置ユーザと契約関
係はないが、インターネットサービスプロバイダと擬似
公衆無線アクセスサービスの契約を行った移動ユーザが
本無線アクセスサービスにより、移動先でインターネッ
トアクセスサービスを享受できることにある。その理由
は、無線アクセスポイントのゲートウェイ手段により、
無線アクセス認証、および、ＩＳＰアクセス認証の手段
を用いてアクセス権限が識別できることによる通信経路
の確定と、無線アクセスポイントとＩＳＰネットワーク
間の通信の秘匿サービスにより、ＬＡＮ設置ユーザおよ
び移動ユーザ双方にとってセキュリティ上の問題を生じ
ることなく、本サービスの実現が可能であるためであ
る。
【００４３】第３の効果は、インターネットサービスプ
ロバイダと契約関係にあるなしに関わらず、ＬＡＮ設置
ユーザ、および、移動ユーザすべてが、ローカル情報コ
ンテンツにアクセス可能な手段を有することにより、ア
クセス地点において有益な情報を得ることが出来ること
にある。その理由は、無線アクセス認証手段において、
ＬＡＮやＩＳＰを通したインターネットアクセスを行う
権限を有さないユーザに対しても、ローカル情報コンテ
ンツのみにはアクセスできる手段を有するためである。
【００４４】第４の効果は、移動ユーザがローカル情報
コンテンツを得ようとしたとき、インターネットプロバ
イダが移動ユーザの位置情報をＧＰＳなどからの情報で
管理することなく、その地点に適したコンテンツを配信
できることである。その理由は、本擬似公衆無線アクセ
スサービスが小規模ゾーン方式の無線アクセス方式を使
用するため、無線アクセスポイントのゲートウェイから
のＩＳＰアクセス認証手段によりどの地点からアクセス
しているか容易に判断できるので、移動ユーザの位置情
報の管理が非常に簡易となるためである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態を示す擬似公衆無線アクセ
スサービスシステムの概念図である。
【図２】本発明の実施の形態を示す擬似公衆無線アクセ
スサービスシステムのブロック図である。
【図３】アクセスサービス種別を識別する接続サービス
要求識別手段の動作フローチャートである。
【図４】自営ＬＡＮ接続サービスの場合の認証およびゲ
ートウェイ手段の動作フローチャートである。
【図５】インターネット接続サービスの場合の認証およ
びゲートウェイ手段の動作フローチャートである。
【図６】ローカルコンテンツサーバ接続サービスの場合
の認証およびゲートウェイ手段の動作フローチャートで
ある。
【符号の説明】
１ 疑似公衆ネットワーク ２ 自営ＬＡＮシステム ３ インターネット ４ ローカル情報コンテンツ ５ 無線アクセスポイント ６ ＩＳＰネットワーク ７ 自営ＬＡＮネットワーク ８ 無線アクセスポイント機器 ９ 有線アクセスユーザ １０ 無線アクセスユーザ １１ ＩＳＰアクセス認証手段 １２ 自営ＬＡＮコンテンツ １３ 無線アクセス認証手段 １４ ゲートウェイ １０１ ＬＡＮ設置ユーザ（ＩＳＰ無認証ユーザ） １０２ ＬＡＮ設置ユーザ（ＩＳＰ認証ユーザ） １０３ 移動ユーザ（ＩＳＰ無認証ユーザ） １０４ 移動ユーザ（ＩＳＰ認証ユーザ） ２０１ ＬＡＮ設置者 ２０２ ローカル情報提供者 ２０３ ＩＳＰ（インターネットサービスプロバイダ）

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ＩＳＰが、自営ＬＡＮ設置者とインター
    ネット接続契約を締結してインターネット接続サービス
    を行うとともに、前記自営ＬＡＮ内に無線アクセスポイ
    ントを設置し、前記自営ＬＡＮ設置ユーザ以外の無線ア
    クセスユーザに対しても前記無線アクセスポイントを介
    してインターネットへ接続するサービスを提供すること
    を特徴とする擬似公衆無線アクセスサービス方法。
  2. 【請求項２】 前記自営ＬＡＮ設置ユーザに対してのみ
    前記無線アクセスポイントを介して前記自営ＬＡＮにア
    クセスするサービスを提供することを特徴とする請求項
    １記載の擬似公衆無線アクセスサービス方法。
  3. 【請求項３】 前記無線アクセスポイントとＩＳＰネッ
    トワーク間の接続は、暗号化ゲートウェイとなっている
    ことを特徴とする請求項１または２記載の擬似公衆無線
    アクセスサービス方法。
  4. 【請求項４】 前記無線アクセスポイントを介したイン
    ターネット接続サービスは、前記ＩＳＰと直接契約した
    自営ＬＡＮ設置ユーザ及び前記ＩＳＰと直接契約した無
    線アクセスユーザに対して提供されることを特徴とする
    請求項１〜３のいずれかに記載の擬似公衆無線アクセス
    サービス方法。
  5. 【請求項５】 前記自営ＬＡＮ設置ユーザのときは前記
    自営ＬＡＮを介してインターネットに接続され、前記自
    営ＬＡＮ設置ユーザ以外の前記無線アクセスユーザのと
    きは前記暗号化ゲートウェイを介してインターネットに
    接続されることを特徴とする請求項４記載の擬似公衆無
    線アクセスサービス方法。
  6. 【請求項６】 前記ＩＳＰは、ローカル情報提供者から
    提供されたローカル情報コンテンツをＩＳＰネットワー
    クに保存し、前記自営ＬＡＮ設置ユーザ及び前記無線ア
    クセスユーザに対して前記ローカル情報コンテンツが公
    開されていることを特徴とする請求項１〜５のいずれか
    に記載の擬似公衆無線アクセスサービス方法。
  7. 【請求項７】 前記ＩＳＰは、前記無線アクセスユーザ
    が前記ローカルコンテンツサーバ接続サービスを要求し
    た無線アクセスポイントを判定し、該判定した無線アク
    セスポイントに関連するローカルコンテンツを前記無線
    アクセスユーザに配信することを特徴とする請求項６記
    載の擬似公衆無線アクセスサービス方法。
  8. 【請求項８】 インターネットと、ローカル情報コンテ
    ンツおよびＩＳＰアクセス認証手段を含むＩＳＰネット
    ワークと、ゲートウェイ手段を有する無線アクセスポイ
    ントおよび無線アクセス認証手段を含む自営ＬＡＮネッ
    トワークにより、擬似公衆無線アクセスネットワークを
    構成したことを特徴とする擬似公衆無線アクセスサービ
    スシステム。
  9. 【請求項９】 前記無線アクセスポイントと前記ＩＳＰ
    ネットワーク間の接続は、暗号化ゲートウェイ手段によ
    って構成されていることを特徴とする請求項８記載の擬
    似公衆無線アクセスサービスシステム。
  10. 【請求項１０】 前記ゲートウェイ手段は、前記無線ア
    クセスユーザが、前記自営ＬＡＮ設置ユーザであるか否
    か及び前記ＩＳＰの認証ユーザであるか否かにより、前
    記自営ＬＡＮへのアクセス可否または前記ＩＳＰへの接
    続可否を判定する機能と、該判定に基づいて前記無線ア
    クセスユーザを前記自営ＬＡＮまたは前記ＩＳＰへ接続
    する機能を有していることを特徴とする請求項８または
    ９記載の擬似公衆無線アクセスサービスシステム。
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