JP2001333060A - 従量料金計算システム、従量料金計算装置及び方法 - Google Patents

従量料金計算システム、従量料金計算装置及び方法

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JP2001333060A
JP2001333060A JP2000153046A JP2000153046A JP2001333060A JP 2001333060 A JP2001333060 A JP 2001333060A JP 2000153046 A JP2000153046 A JP 2000153046A JP 2000153046 A JP2000153046 A JP 2000153046A JP 2001333060 A JP2001333060 A JP 2001333060A
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JP2000153046A
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Takushi Tadano
拓志 但野
Naoyoshi Hashizume
直義 橋詰
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従量料金の料金形態を利用者ごとに設定するこ
とができなかった。 【解決手段】従量料金計算システム、従量料金計算装置
及び方法において、予め登録されたグループに属する各
利用者のアドレスをテーブル化して記憶し、ネットワー
クを介して伝送される所定単位のデータごとの発信元及
び発信先の各利用者のアドレスと、記憶したテーブルと
に基づいて、所定単位のデータごとに、当該データの発
信元及び発信先の各アドレスが同一のグループに属する
か否かを判断し、同一のグループに属する場合には、当
該データに対する従量料金を第1の料金形態で計算し、
同一のグループに属さない場合には、当該データに対す
る従量料金を第2の料金形態で計算するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は従量料金計算システ
ム、従量料金計算装置及び方法に関し、例えばインター
ネットへの接続サービスを提供するインターネット接続
サービスシステムに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等のイン
ターネット通信機器をインターネットに接続する方法と
して、ダイアルアップIP(Internet Protocol )接続
と、専用回線IP常時接続の2つの方法がある。
【0003】ダイアルアップIP接続は、インターネッ
ト接続サービスを提供する事業者(プロバイダ)にダイ
アルアップしてIPアドレスを一時的に借り、当該IP
アドレスを用いて自己のインターネット通信機器をイン
ターネットに接続する方法であり、主として個人ユーザ
に用いられている。
【0004】また専用回線IP常時接続は、インターネ
ット通信機器を専用回線を介してプロバイダが所有する
IPネットワークと常時接続し、当該プロバイダから付
与される固有かつ固定のIPアドレスを用いて当該イン
ターネット通信機器をIPネットワークを介してインタ
ーネットに接続する方法であり、主として企業に用いら
れていた。
【0005】そして近年では、営業所間の通信や、関連
会社との間の通信にインターネットを利用する企業が増
加してきており、これに伴ってプロバイダにおける専用
回線IP接続の契約数も増加してきている。さらに近年
では、アクセス回線やルータ等のネットワーク設備の低
価格化により、個人でも専用回線によるIP常時接続が
増加している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる専用回
線IP常時接続に対する課金形態としては、インターネ
ット接続サービスの利用程度に係わりなく一定料金をプ
ロバイダに支払う定額料金制と、インターネット接続サ
ービスの利用程度に応じた料金をプロバイダに支払うい
わゆる従量料金制とがある。
【0007】実際上、従量料金制は、当該従量料金制の
課金契約を結んだ利用者の発着信トラフィック量(発着
信通信量)を測定し、当該測定結果に応じた料金をその
利用者に課金するものである。そしてこのような従量料
金制において、複数回線の契約を結んだ利用者に対して
料金を割引くなどのサービスを行うプロバイダなどもあ
る。
【0008】ところがかかる割引サービスは、純粋に利
用者の従量分に応じた料金を割り引くものではなく、単
に一定額を割り引き又は総額に対する一定率を割り引く
だけのものであり、利用者ごとに異なる料金形態での課
金を行うことができなかった。
【0009】従って、かかるインターネット接続サービ
スにおいて、利用者ごとに異なる料金形態で課金を行う
ことができれば、利用者に対してきめ細かいサービスを
提供することができ、サービスの向上を図れるものと考
えられる。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、サービスを向上させ得る従量料金計算システム、従
量料金計算装置及び方法を提案しようとするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、従量料金計算システムにおいて、
予め登録されたグループに属する各利用者ごとのネット
ワーク上のアドレスをテーブル化して記憶する記憶手段
と、ネットワークを介して伝送されるデータの発信元及
び発信先の各利用者のアドレスを、所定単位ごとに検出
する検出手段と、検出手段の検出結果及び記憶手段に記
憶されたテーブルに基づいて、所定単位ごとに、データ
の発信元及び発信先の各アドレスが同一のグループに属
するか否かを判断し、同一のグループに属する場合に
は、当該データに対する従量料金を第1の料金形態で計
算し、同一のグループに属さない場合には、当該データ
に対する従量料金を第2の料金形態で計算する計算手段
とを設けるようにした。この結果この従量料金計算シス
テムでは、利用者ごとに個別の料金形態での課金を行う
ことができる。
【0012】また本発明においては、従量料金計算方法
において、予め登録されたグループに属する各利用者ご
とのネットワーク上のアドレスをテーブル化して記憶す
る第1のステップと、ネットワークを介して伝送される
データの発信元及び発信先の各利用者のアドレスを、所
定単位ごとに検出する第2のステップと、当該検出結果
及び第1のステップにおいて記憶したテーブルに基づい
て、所定単位ごとに、データの発信元及び発信先の各ア
ドレスが同一のグループに属するか否かを判断し、同一
のグループに属する場合には、当該データに対する従量
料金を第1の料金形態で計算し、同一のグループに属さ
ない場合には、当該データに対する従量料金を第2の料
金形態で計算する第3のステップとを設けるようにし
た。この結果この従量料金計算方法によれば、利用者ご
とに個別の料金形態での課金を行うことができる。
【0013】さらに本発明においては、従量料金計算装
置において、予め登録されたグループに属する各利用者
ごとのネットワーク上のアドレスをテーブル化して記憶
する記憶手段と、ネットワークを介して伝送されたデー
タの所定単位ごとの発信元及び発信先の各利用者のアド
レスを外部から取り込む取込み手段と、取込み手段を介
して取り込んだ所定単位ごとの発信元及び発信先の各利
用者のアドレスと、記憶手段に記憶されたテーブルとに
基づいて、所定単位ごとに、データの発信元及び発信先
の各アドレスが同一のグループに属するか否かを判断
し、同一のグループに属する場合には、当該データに対
する従量料金を第1の料金形態で計算し、同一のグルー
プに属さない場合には、当該データに対する従量料金を
第2の料金形態で計算する計算手段とを設けるようにし
た。この結果この従量料金計算装置によれば、利用者ご
とに個別の料金形態での課金を行うことができる。
【0014】さらに本発明においては、従量料金計算方
法において、予め登録されたグループに属する各利用者
ごとのネットワーク上のアドレスをテーブル化して記憶
する第1のステップと、ネットワークを介して伝送され
たデータの所定単位ごとの発信元及び発信先の各利用者
のアドレスを外部から取り込む第2のステップと、取り
込んだ所定単位ごとの発信元及び発信先の各利用者のア
ドレスと、第1のステップにおいて記憶したテーブルと
に基づいて、所定単位ごとに、データの発信元及び発信
先の各アドレスが同一のグループに属するか否かを判断
し、同一のグループに属する場合には、当該データに対
する従量料金を第1の料金形態で計算し、同一のグルー
プに属さない場合には、当該データに対する従量料金を
第2の料金形態で計算する第3のステップとを設けるよ
うにした。この結果この従量料金計算方法によれば、利
用者ごとに個別の料金形態での課金を行うことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0016】(1)本実施の形態によるネットワークシ
ステム1の構成 図1において、1は全体として本実施の形態によるイン
ターネット接続サービスシステムを示し、プロバイダ2
の所有するIPネットワーク3がインターネット4と専
用回線5を通じて接続されている。
【0017】またIPネットワーク3には、複数のエッ
ジルータ6が接続されると共に、これら各ルータ6に
は、有線又は無線の専用回線71 〜7n を介して、それ
ぞれプロバイダ2と専用回線IP接続の契約を締結する
ことにより固有かつ固定のIPアドレスが付与された各
利用者81 〜8n のルータ91 〜9n が接続されてい
る。
【0018】さらに各ルータ91 〜9n には、それぞれ
その利用者81 〜8n の例えば社内LAN等の通信回線
101 〜10n を介してパーソナルコンピュータ等のイ
ンターネット通信端末111 〜11n がそれぞれ接続さ
れている。
【0019】これによりこのインターネット接続サービ
スシステム1においては、各利用者81 〜8n が、プロ
バイダ2から付与されたIPアドレスを用いて、インタ
ーネット通信端末111 〜11n をルータ91 〜9n
専用回線91 〜9n 、エッジルータ61 〜6n 及びIP
ネットワーク3を順次介してインターネット4に接続
し、これを利用することができるようになされている。
【0020】一方、各エッジルータ61 〜6n は、ルー
タ91 〜9n が接続されたいずれかの利用者81 〜8n
がIPネットワーク3を介して通信を行うことによりそ
のエッジルータ61 〜6n をフロー(一続きのパケッ
ト)が通過すると、当該フローのヘッダデータ等に基づ
いて発信元のIPアドレス及び発信先のIPアドレスな
どを検出すると共に、当該フローの通過バイト数などを
検出する。
【0021】そして各エッジルータ61 〜6n は、かく
して得られたこれらの情報(以下、これらをまとめてフ
ロー情報と呼ぶ)を、複数フロー分をまとめて例えば図
2に示すようなフォーマットのファイルとして、当該エ
ッジルータ61 〜6n と接続されたフロー情報記憶装置
121 〜12n に出力し、これを記憶させる。
【0022】なお図2において、最初の2行はヘッダ、
その後の各行がそれぞれ各フローのフロー情報を表すも
のであり、この例の場合ではかかるフロー情報として、
「発信元IPアドレス」、「発信先IPアドレス」、
「発信元のポート番号」、「発信先ポート番号」、「プ
ロトコルタイプ(TCP など)」、「Type Of Service
(TOS )」、「パケット数」、「バイト数」、「フロー
数」、「最初のパケットのタイムスタンプ」、「最後の
パケットのタイムスタンプ」及び「フローの通過にかか
った時間」についての情報がこの順番で格納されてい
る。
【0023】そしてこのようにして各フロー情報記憶装
置121 〜12n にそれぞれ記憶されたフローごとのフ
ロー情報は、この後IPネットワーク3を介してフロー
情報収集装置13に収集される。そして従量料金計算装
置14は、このフロー情報収集装置13に蓄積されたこ
れらフロー情報に基づいて、フローごとの従量料金を計
算する。
【0024】ここで従量料金計算装置14は、かかるフ
ローごとの従量料金を計算するに際し、ハードディスク
装置等でなるデータ記憶装置15に記憶保持された図3
に示すIPアドレスグルーピングテーブル17を利用す
る。すなわちこのインターネット接続サービスシステム
1では、利用者81 〜8n が他の1又は複数の利用者8
1 〜8n を指定して、自己を含めてこれら利用者81
n と共に1つのグループとして登録することができる
ようになれている。そしてこのように登録された各グル
ープにそれぞれ属する各利用者81 〜8n のIPアドレ
スが図3のようにテーブル化されてデータ記憶装置15
に格納される。
【0025】そして従量料金計算装置14は、フローご
との従量料金を計算するに際し、IPアドレスグルーピ
ングテーブル17を参照して、フローごとに発信元IP
アドレス及び発信先IPアドレスが同一グループ内に属
しているか否か(すなわち同一グループ内での通信か否
か)を確認し、同一グループ内の通信であった場合に
は、そのグループに対して予め設定された図示しないグ
ループ内トラフィック用の料金テーブル(以下、これを
グループ内トラフィック用料金テーブルと呼ぶ)を適用
し、これに対して同一グループ内のトラフィックでなか
った場合には図示しない標準の料金テーブル(以下、こ
れを標準料金テーブルと呼ぶ)を適用して、その通信に
対する従量料金を計算する。そして従量料金計算装置1
4は、それぞれの料金テーブルを適用した結果得られた
従量料金データを課金処理部16に出力する。
【0026】なおグループ内トラフィック用料金テーブ
ルは、各グループごとに個別のものが用意されている。
そしてグループ内トラフィック用料金テーブルで規定さ
れた料金形態は、標準料金テーブルで規定された料金形
態よりも、料金計算の基準単位(例えば時間や転送バイ
ト数など)当たりの料金が安く設定されている。従って
同一グループ内での通信時には、これ以外の通信時に比
べて従量料金が安く計算されることとなる。
【0027】そして課金処理部16は、このような計算
により従量料金計算装置15から出力される従量料金デ
ータに基づくフローごとの料金を、従量料金制での課金
契約を結んだ各利用者81 〜8n ごとにそれぞれ累積加
算し、例えば1か月分の加算結果をその月の料金とし
て、金融機関におけるかかる各利用者81 〜8n の口座
から対応する料金を引き落として領収書を発行するなど
の処理を行う。
【0028】このようにしてこのインターネット接続サ
ービスシステム1では、プロバイダ2が従量料金制での
課金契約を結んだ利用者81 〜8n に対し、当該利用者
1 〜8n ごとに異なる料金形態での課金を行い得るよ
うになされている。
【0029】なおこの実施の形態の場合、従量料金計算
装置14は、グループ内トラフィック用料金テーブルを
適用するに際し、発信元のIPアドレス及び発信先のI
Pアドレスが共に属するグループが複数ある場合(例え
ば図3において、192.168.10.1及び192.168.30.1は、グ
ループ2及びグループ4に属している)には、料金計算
の基準単位当たりの料金が安い方のグループ内トラフィ
ック用料金テーブルを適用する。
【0030】これによりこのインターネット接続サービ
スシステム1では、各利用者81 〜8n に対して、当該
利用者81 〜8n の立場に立ったよりきめやかなサービ
スを提供し得るようになされている。
【0031】(2)従量料金計算装置14の構成 ここで従量料金計算装置14の構成を図4に示す。この
図4からも明らかなように、従量料金計算装置14は、
CPU(Central Processing Unit )20と、各種プロ
グラムが格納されたハードディスク装置等からなる記憶
装置21と、CPU20のワークメモリとしてのRAM
(Random Access Memory)22と、フロー情報収集装置
13、データ記憶装置15又は課金処理部16との間の
通信時にインターフェースとして機能する入出力部23
とがバス24を介して接続されることにより構成されて
いる。
【0032】そしてCPU20は、記憶装置21に格納
されているプログラムに基づいて、図5に示す従量料金
計算処理手順RT1を実行することにより、従量料金制
での課金契約を結んだ各利用者81 〜8n の1通信ごと
の従量料金を計算するようになされている。
【0033】すなわちCPU20は、この従量料金計算
処理手順RT1をステップSP1において開始後、続く
ステップSP2において入出力部23を介してフロー情
報収集装置13と通信することにより、当該フロー情報
収集装置13に蓄積されているフロー情報の中から1フ
ロー分のフロー情報を取り込む。
【0034】続いてCPU20は、ステップSP3に進
んで、ステップSP2において取り込んだフロー情報に
ついて、そのフローの発信元のIPアドレス及び発信先
のIPアドレスをそれぞれ確認する。
【0035】そしてCPU20は、続くステップSP4
において、入出力部23を介してデータ記憶装置15と
通信し、当該データ記憶装置15に格納されているIP
アドレスグルーピングテーブル17(図3)に基づい
て、その通信の発信元のIPアドレス及び発信先のIP
アドレスが共にいずれかのグループに属しているか否か
を確認すると共に、この確認結果に基づいて、続くステ
ップSP5において、その通信が同一グループ内での通
信であるか否かを判断する。
【0036】そしてCPU20は、このステップSP5
において肯定結果を得ると、ステップSP6に進んでそ
のグループに対応するグループ内トラフィック用料金テ
ーブルを適用してその通信に対する料金を計算し、これ
に対して否定結果を得ると、ステップSP7に進んで標
準料金テーブルを適用してその通信に対する料金を計算
する。
【0037】さらにCPU20は、この後ステップSP
5に進み、ステップSP6又はステップSP7における
計算結果を従量料金データとして入出力部23を介して
課金処理部16に出力し、この後ステップSP2に戻っ
て同様の処理を順次繰り返す。
【0038】このようにして従量料金計算装置14にお
いては、各通信ごとの従量料金を計算する。
【0039】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このインターネット接続サービス
システム1では、フローごとのフロー情報を収集し、当
該収集したフロー情報に基づいてそのフローがが予め登
録された同一グループ内での通信により生じたものであ
るかを判断し、同一グループ内での通信により生じたも
のであるときにはそのグループに対して設定されたグル
ープ内トラフィック用料金テーブルを用いてその通信に
対する従量料金を計算すると共に、同一グループ内での
通信により生じたものでないときには標準料金テーブル
を用いてその通信に対する従量料金を計算し、これら計
算結果に基づいて各利用者81 〜8n に対する従量料金
を課金する。
【0040】従ってこのインターネット接続サービスシ
ステム1によれば、プロバイダ2が利用者81 〜8ごと
に異なる料金体系での課金を行うことができる。
【0041】以上の構成によれば、フローごとのフロー
情報を収集し、当該収集したフロー情報に基づいてその
フローがが予め登録された同一グループ内での通信によ
り生じたものであるかを確認し、同一グループ内での通
信により生じたものであるときにはそのグループに対応
するグループ内トラフィック用料金テーブルを用いてそ
の通信に対する従量料金を計算すると共に、同一グルー
プ内での通信により生じたものでないときには標準料金
テーブルを用いてその通信に対する従量料金を計算し、
これら計算結果に基づいて各利用者81 〜8n に対する
従量料金を課金するようにしたことにより、利用者81
〜8n ごとに異なる料金体系での課金を行うことがで
き、かくしてその分よりきめ細かいサービスを提供し
て、サービスを向上し得るインターネット接続サービス
システムを実現できる。
【0042】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明をインターネ
ット接続サービスシステム1に適用するようにした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、インターネ
ット以外のLAN(Local Area Network)や電話回線網
等のネットワークの従量料金の計算を行う従量料金計算
システムにも広く適用することができる。
【0043】また上述の実施の形態においては、予め登
録されたグループに属する各利用者81 〜8n のインタ
ーネット4上のIPアドレスをテーブル化して記憶する
記憶手段としてハードディスク装置等でなるデータ記憶
装置15を適用するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、従量料金計算装置14の内部に
設けられたメモリであっても良く、要は、予め登録され
たグループに属する各利用者81 〜8n のインターネッ
ト4上のIPアドレスをテーブル化して記憶することが
できるのであれば、この他種々の記憶手段を広く適用す
ることができる。
【0044】さらに上述の実施の形態においては、従量
料金をフロー単位で計算するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、従量料金を計算する単
位を通信時間や、通信バイト数、フロー数等とするよう
にしても良い。
【0045】さらに上述の実施の形態においては、ネッ
トワークを介して伝送されるフローごとに、発信元及び
発信先の各利用者81 〜8n のIPアドレスを検出する
検出手段としてエッジルータ61 〜6n を適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
要は、IPネットワーク3を介して伝送されるフローご
との発信元及び発信先の各利用者81 〜8n のIPアド
レスを検出することができるのであれば、この他種々の
装置や方法を広く適用することができる。
【0046】さらに上述の実施の形態においては、フロ
ーごとの発信元及び発信先の各IPアドレスが同一のグ
ループに属するか否かを判断し、同一のグループに属す
る場合には、当該フローに対する従量料金をグループ内
トラフィック用料金テーブルを適用して計算し、同一の
グループに属さない場合には、当該フローに対する従量
料金を標準用料金テーブルを適用して計算する計算手段
としての従量料金計算装置14を図4のように構成する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の構成を広く適用することができる。
【0047】この場合において、例えば従量料金計算装
置14の処理内容を機能ブロック毎に分けると、図6に
示すように、フロー情報収集装置13から得られるフロ
ー情報を分析して、各フローの発信元のIPアドレス及
び発信先のIPアドレスをそれぞれ確認するフロー情報
分析ブロック30と、かかるフロー情報分析ブロック3
0の分析結果及びデータ記憶装置15に格納されたIP
アドレスグルーピングテーブル17に基づいて各フロー
がグループ内でのトラフックか否かを識別するグループ
内外識別ブロック31と、フロー情報分析ブロック30
の分析結果及びグループ内外識別ブロック31の識別結
果に基づいてそのフローに対する料金を計算する料金計
算ブロック32とに分けることができることができるこ
とから、これらをそれぞれ個別の装置に行わせる(すな
わち従量料金計算装置14を複数の装置により構成す
る)ようにしても良い。
【0048】さらに上述の実施の形態においては、従量
料金計算装置14がグループ内トラフィック用料金テー
ブルを用いて従量料金を計算するに際し、発信元のIP
アドレス及び発信先のIPアドレスが共に属するグルー
プが複数ある場合には、料金計算の基準単位当たりの料
金が安い方のグループ内トラフィック用料金テーブルを
適用するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、基準単位当たりの料金が安い以外の所定条
件を設け、当該条件における優先順次の最も高いグルー
プ内トラフィック用料金テーブルを用いて従量料金を計
算するようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、従量料金
計算システム及び方法において、予め登録されたグルー
プに属する各利用者ごとのネットワーク上のアドレスを
テーブル化して記憶し、ネットワークを介して伝送され
るデータの発信元及び発信先の各利用者のアドレスを、
所定単位ごとに検出し、当該検出結果及び記憶したテー
ブルに基づいて、所定単位ごとに、データの発信元及び
発信先の各アドレスが同一のグループに属するか否かを
判断し、同一のグループに属する場合には、当該データ
に対する従量料金を第1の料金形態で計算し、同一のグ
ループに属さない場合には、当該データに対する従量料
金を第2の料金形態で計算するようにしたことにより、
利用者ごとに個別の料金形態での課金を行うことがで
き、かくしてサービスを向上させ得る従量料金計算シス
テム及び方法を実現できる。
【0050】また従量料金計算装置及び方法において、
予め登録されたグループに属する各利用者ごとのネット
ワーク上のアドレスをテーブル化して記憶し、ネットワ
ークを介して伝送されたデータの所定単位ごとの発信元
及び発信先の各利用者のアドレスを外部から取り込み、
当該取り込んだ所定単位ごとの発信元及び発信先の各利
用者のアドレスと、記憶したテーブルとに基づいて、所
定単位ごとに、データの発信元及び発信先の各アドレス
が同一のグループに属するか否かを判断し、同一のグル
ープに属する場合には、当該データに対する従量料金を
第1の料金形態で計算し、同一のグループに属さない場
合には、当該データに対する従量料金を第2の料金形態
で計算するようにしたことにより、利用者ごとに個別の
料金形態での課金を行うことができ、かくしてサービス
を向上させ得る従量料金計算装置及び方法を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるインターネット接続サービ
スシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】フロー情報の説明に供する略線図である。
【図3】IPアドレスグルーピングテーブルの説明に供
する概念図である。
【図4】従量料金計算装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】従量料金計算処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図6】他の実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1……インターネット接続サービスシステム、2……プ
ロバイダ、3……IPネットワーク、4……インターネ
ット、61 〜6n ……エッジルータ、81 〜8n ……利
用者、91 〜9n ……ルータ、111 〜11n ……イン
ターネット通信端末、121 〜12n ……フロー情報記
憶装置、13……フロー情報収集装置、14……従量料
金計算装置、15……データ記憶装置、16……課金処
理部、17……IPアドレスグルーピングテーブル、2
0……CPU、RT1……従量料金計算処理手順。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K025 AA07 BB02 BB05 BB06 BB07 CC04 CC05 GG10 HH06 5K030 GA00 HA08 HB08 HC01 HC14 HD03 JT02 KA05 MB09 MC07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークの利用程度に応じた従量料金
    を利用者ごとに計算する従量料金計算システムにおい
    て、 予め登録されたグループに属する各上記利用者ごとの上
    記ネットワーク上のアドレスをテーブル化して記憶する
    記憶手段と、 上記ネットワークを介して伝送されるデータの発信元及
    び発信先の各上記利用者の上記アドレスを、所定単位ご
    とに検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果及び上記記憶手段に記憶された
    上記テーブルに基づいて、上記所定単位ごとに、上記デ
    ータの上記発信元及び上記発信先の各上記アドレスが同
    一の上記グループに属するか否かを判断し、同一の上記
    グループに属する場合には、当該データに対する上記従
    量料金を第1の料金形態で計算し、同一の上記グループ
    に属さない場合には、当該データに対する上記従量料金
    を第2の料金形態で計算する計算手段とを具えることを
    特徴とする従量料金計算システム。
  2. 【請求項2】上記第1の料金形態は、上記グループごと
    に設定されることを特徴とする請求項1に記載の従量料
    金計算システム。
  3. 【請求項3】上記計算手段は、 上記発信元及び上記発信先の各上記アドレスが共に属す
    る上記グループが複数ある場合には、予め設定された所
    定条件における優先順位の最も高い上記グループの上記
    第1の料金形態を用いて上記従量料金を計算することを
    特徴とする請求項2に記載の従量料金計算システム。
  4. 【請求項4】ネットワークの利用程度に応じた従量料金
    を利用者ごとに計算する従量料金計算方法において、 予め登録されたグループに属する各上記利用者ごとの上
    記ネットワーク上のアドレスをテーブル化して記憶する
    第1のステップと、 上記ネットワークを介して伝送されるデータの発信元及
    び発信先の各上記利用者の上記アドレスを、所定単位ご
    とに検出する第2のステップと、 上記第2のステップでの検出結果及び上記テーブルに基
    づいて、上記所定単位ごとに、上記データの上記発信元
    及び上記発信先の各上記アドレスが同一の上記グループ
    に属するか否かを判断し、同一の上記グループに属する
    場合には、当該データに対する上記従量料金を第1の料
    金形態で計算し、同一の上記グループに属さない場合に
    は、当該データに対する上記従量料金を第2の料金形態
    で計算する第3のステップとを具えることを特徴とする
    従量料金計算方法。
  5. 【請求項5】上記第1の料金形態は、上記グループごと
    に設定されることを特徴とする請求項4に記載の従量料
    金計算方法。
  6. 【請求項6】上記第3のステップにおいて、 上記データの上記発信元及び上記発信先の各上記アドレ
    スが共に属する上記グループが複数ある場合には、予め
    設定された所定条件における優先順位の最も高い上記グ
    ループの上記第1の料金形態を用いて上記従量料金を計
    算することを特徴とする請求項5に記載の従量料金計算
    方法。
  7. 【請求項7】ネットワークの利用程度に応じた従量料金
    を利用者ごとに計算する従量料金計算装置において、 予め登録されたグループに属する各上記利用者ごとの上
    記ネットワーク上のアドレスをテーブル化して記憶する
    記憶手段と、 上記ネットワークを介して伝送されたデータの所定単位
    ごとの発信元及び発信先の各上記利用者の上記アドレス
    を外部から取り込む取込み手段と、 上記取込み手段を介して取り込んだ上記所定単位ごとの
    発信元及び発信先の各上記利用者の上記アドレスと、上
    記記憶手段に記憶された上記テーブルとに基づいて、上
    記所定単位ごとに、上記データの上記発信元及び上記発
    信先の各上記アドレスが同一の上記グループに属するか
    否かを判断し、同一の上記グループに属する場合には、
    当該データに対する上記従量料金を第1の料金形態で計
    算し、同一の上記グループに属さない場合には、当該デ
    ータに対する上記従量料金を第2の料金形態で計算する
    計算手段とを具えることを特徴とする従量料金計算装
    置。
  8. 【請求項8】上記第1の料金形態は、上記グループごと
    に設定されることを特徴とする請求項7に記載の従量料
    金計算装置。
  9. 【請求項9】上記計算手段は、 上記データの上記発信元及び上記発信先の各上記アドレ
    スが共に属する上記グループが複数ある場合には、予め
    設定された所定条件における優先順位の最も高い上記グ
    ループの上記第1の料金形態を用いて上記従量料金を計
    算することを特徴とする請求項7に記載の従量料金計算
    装置。
  10. 【請求項10】ネットワークの利用程度に応じた従量料
    金を利用者ごとに計算する従量料金計算方法において、 予め登録されたグループに属する各上記利用者ごとの上
    記ネットワーク上のアドレスをテーブル化して記憶する
    第1のステップと、 上記ネットワークを介して伝送されたデータの所定単位
    ごとの発信元及び発信先の各上記利用者の上記アドレス
    を外部から取り込む第2のステップと、 取り込んだ上記所定単位ごとの発信元及び発信先の各上
    記利用者の上記アドレスと、上記第1のステップにおい
    て記憶した上記テーブルとに基づいて、上記所定単位ご
    とに、上記データの上記発信元及び上記発信先の各上記
    アドレスが同一の上記グループに属するか否かを判断
    し、同一の上記グループに属する場合には、当該データ
    に対する上記従量料金を第1の料金形態で計算し、同一
    の上記グループに属さない場合には、当該データに対す
    る上記従量料金を第2の料金形態で計算する第3のステ
    ップとを具えることを特徴とする従量料金計算方法。
  11. 【請求項11】上記第1の料金形態は、上記グループご
    とに設定されることを特徴とする請求項10に記載の従
    量料金計算方法。
  12. 【請求項12】上記第2のステップでは、 上記データの上記発信元及び上記発信先の各上記アドレ
    スが共に属する上記グループが複数ある場合には、予め
    設定された所定条件における優先順位の最も高い上記グ
    ループの上記第1の料金形態を用いて上記従量料金を計
    算することを特徴とする請求項11に記載の従量料金計
    算方法。
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