JP2006350723A - 生産管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 部品の供給不足・供給過多を生じることなく適正な生産指示を行なうことでシステム運用上の信頼性を確保し、延いては生産コストの低廉化に寄与し得る生産管理システムを提案する。
【解決手段】 複数種類の部品で構成される複数種類の製品を生産するための生産管理システムにおいて、製品毎に、要求生産数に対応する各構成部品の部品必要数を求める部品個数算出工程と、製品毎の部品必要数を全ての製品について合算してこれを部品の種類毎に区分けし種類毎の部品個数を求める共通部品処理工程と、種類毎の部品個数と在庫数を引き当てて部品の種類毎に生産数を指示する生産数指示工程を備える。係る構成によれば、複数種類の部品の生産指示を一元的に行なうものであることから、部品の生産不足や生産過剰という事態が発生せず、常時適正な部品供給が担保され、生産管理システムそのものの信頼性が高められ、延いては製品の生産コストの低廉化が図られる。
【選択図】 図3
【解決手段】 複数種類の部品で構成される複数種類の製品を生産するための生産管理システムにおいて、製品毎に、要求生産数に対応する各構成部品の部品必要数を求める部品個数算出工程と、製品毎の部品必要数を全ての製品について合算してこれを部品の種類毎に区分けし種類毎の部品個数を求める共通部品処理工程と、種類毎の部品個数と在庫数を引き当てて部品の種類毎に生産数を指示する生産数指示工程を備える。係る構成によれば、複数種類の部品の生産指示を一元的に行なうものであることから、部品の生産不足や生産過剰という事態が発生せず、常時適正な部品供給が担保され、生産管理システムそのものの信頼性が高められ、延いては製品の生産コストの低廉化が図られる。
【選択図】 図3
Description
本願発明は、複数種類の部品で構成される複数種類の製品を生産するための生産管理システムに関し、さらに詳しくは、部品の生産指示を効率よく行なうための生産管理システムに関するものである。
生産工程においては、例えば、複数種類の部品から構成される複数種類の製品を並行して生産する場合があり、またこの場合、複数種類の製品間においてその構成部品の一部が共通する場合がある。
一方、このような生産工程においては、複数種類の製品の生産が滞りなく遂行できるように、その構成部品が所要の納期に確実に調達されることが要求される。この要求を満たすためには、各製品の生産数及び納期に合わせて、これら各製品を構成する各部品の生産指示が的確に出され、これに基づいて部品生産が行なわれることが必要である。
ところで、このような部品生産の管理システムに関しては、従来から種々の提案がなされているが、その殆どが特許文献1に示されるような部品納期の管理に関するものであって、部品生産を過不足無く効率的に行なうための管理システムについては有用な提案はなされていないのが現状である。
そして、現実的には、以下に述べるような安易な部品管理システムが採用されている。
今、図1に示すように、第1製品と第2製品を生産するとし、さらに第1製品は第1部品と第2部品と第3部品及び第4部品で構成され、第2製品は第5部品と第2部品と第3部品及び第4部品で構成されていると仮定する。また、この第1製品と第2製品は、ともに顧客納期の一日前に生産を完了するものとする。さらに、第1製品に必要な第2部品は第1製品の生産の一日前に必要とし、第2製品に必要な第2部品は第2製品の生産の二日前に必要とする。その他の部品は、第2部品よりさらに一日前に必要とする。しかし、ここでは、説明を簡略化するため、第2部品の生産指示についてのみ説明する。尚、第2部品の生産ロット数は400とする。
係る仮定の下において、従来の部品生産指示手法を図4に基づいて説明する。
図4(イ)に示すように、顧客情報として、第1製品と第2製品について、日毎に生産数が内示される。
そして、従来は、極めて安易な手法ではあるが、第1製品と第2製品のそれぞれについて第2部品の生産必要数を求め、これらをそれぞれ個別に生産指示するようにしていた。即ち、第1製品についての第2部品は、図4(ロ)に示すように、(イ)に示す第1製品の顧客内示の納期の一日前の9月30日から順次日毎に、第1製品の生産数に対応して求められる。一方、この第1製品の生産に必要な第2部品の在庫進度は継続的に示される。
ここで、第1製品に必要な第2部品の生産数は、各日毎に、必要数と在庫数の引き当てによって決定され、この例の場合には、生産一日目の9月30日と二日目の10月1日は在庫で賄えるため生産指示はされず、三日目の10月2日に初めて400個の生産指示が出される。同様にして、10月7日にも400個の生産指示が出される。
一方、第2製品についても第1製品と同様に、図4(ハ)に示すように、第2製品に必要な第2部品の生産数は、各日毎に、必要数と在庫数の引き当てによって決定され、この例の場合には、生産一日目の9月29日と二日目の9月30日(必要数は0であるが)は在庫で賄えるため生産指示はされず、三日目の10月1日に初めて400個の生産指示が出される。同様にして、10月4日と10月8日にも400個の生産指示が出される。
以上のように第2部品の生産指示がされることで、第1製品及び第2製品の生産は支障なく行なえる。
ところが、図4(ニ)に示すように、第1製品に必要な第2部品の指示数と第2製品に必要な第2部品の指示数を合算した指示数を、図4(ロ)、(ハ)の第1製品に必要な第2部品の在庫進度と第2製品に必要な第2部品の在庫進度と比べてみると、10月1日は、前日の在庫数が「380」であるのに対して当日の必要数が「550」であって、在庫不足で「400」の追加指示を出し、その結果、当日の在庫数が「230」となったものであり、一時的な生産不足の状態が生じたと考えられる。
10月2日は、前日の在庫数が「230」であるのに対して、当日の必要数が「150」であるにも係らず、「400」の生産指示によって、当日の在庫数が「480」となったもので、生産過剰の状態となっている。
10月4日は、前日の在庫数が「330」であるのに対して、当日の必要数が「150」であるにも係らず、「400」の生産指示によって、当日の在庫数が「580」となったもので、生産過剰の状態となっている。
10月7日は、前日の在庫数が「330」であるのに対して、当日の必要数が「50」であるにも係らず、「400」の生産指示によって、当日の在庫数が「680」となったもので、生産過剰の状態となっている。
このように、部品の生産指示の不足や一時的な過剰在庫の発生は、生産管理システムの信頼性を損ねるものであり、例えば、生産不足が生じた場合は現業での追加手配を余儀なくされ、過剰在庫になれば運用上での生産指示のキャンセルなどシステム以外の判断に委ねるなど、結果的にコストアップを招来する要因となるものである。
しかるに、構造のような問題に対して有用な解決手段となるべき提案は未だ為されていないことは既述の通りである。
そこで本願発明は、部品の供給不足・供給過多を生じることなく適正な生産指示を行なうことでシステム運用上の信頼性を確保し、延いては生産コストの低廉化に寄与し得る生産管理システムを提案することを目的としてなされたものである。
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
本願の第1の発明では、複数種類の部品で構成される複数種類の製品を生産するための生産管理システムにおいて、複数種類の製品毎に、要求生産数に対応する各構成部品の部品必要数をそれぞれ求める部品個数算出工程と、部品個数算出工程で求められた製品毎の部品必要数を、全ての製品について合算してこれを部品の種類毎に区分けし種類毎の部品個数を求める共通部品処理工程と、種類毎の部品個数と在庫数を引き当てて部品の種類毎に生産数を指示する生産数指示工程を備えたことを特徴としている。
本願の第2の発明では、上記第1の発明に係る生産管理システムにおいて、上記部品個数算出工程を、上記複数種類の製品のそれぞれについて製品1個当りに必要な部品単位数を部品の種類毎に求める単位数算出工程と、上記複数種類の製品のそれぞれについて、その要求生産数と上記部品単位数に基づいて該要求生産数に対応する部品必要数を部品の種類毎に求める必要数算出工程で構成したことを特徴としている。
本願の第3の発明では、上記第2の発明に係る生産管理システムにおいて、上記必要数算出工程を、部品必要数の算出に際して、同一製品の構成部品間に従属関係がある場合に上位の部品の処理を下位の部品の処理に優先する構成としたことを特徴としている。
本願発明では次のような効果が得られる。
(a)本願の第1の発明に係る生産管理システムでは、複数種類の部品で構成される複数種類の製品を生産するための生産管理システムにおいて、複数種類の製品毎に、要求生産数に対応する各構成部品の部品必要数をそれぞれ求める部品個数算出工程と、部品個数算出工程で求められた製品毎の部品必要数を、全ての製品について合算してこれを部品の種類毎に区分けし種類毎の部品個数を求める共通部品処理工程と、種類毎の部品個数と在庫数を引き当てて部品の種類毎に生産数を指示する生産数指示工程を備えている。
従って、この発明の生産管理システムによれば、複数種類の部品の生産指示を、複数種類の製品別に行なうのではなく、これら複数種類の製品を一体として一元的に行なうものであることから、その生産指示に基づいて部品の生産が行なわれることで、部品の生産不足とか生産過剰という事態が発生せず、常時適正な部品供給が担保され、生産管理システムそのものの信頼性が高められ、延いては製品の生産コストの低廉化が図られるという実以上極めて有用な効果が得られるものである。
(b) 本願の第2の発明に係る生産管理システムによれば、上記部品個数算出工程を、上記複数種類の製品のそれぞれについて製品1個当りに必要な部品単位数を部品の種類毎に求める単位数算出工程と、上記複数種類の製品のそれぞれについて、その要求生産数と上記部品単位数に基づいて該要求生産数に対応する部品必要数を部品の種類毎に求める必要数算出工程で構成しているので、複数種類の製品毎に、複数種類の部品の必要数が的確に把握され、上記(a)に記載の効果がより一層促進されることになる。
(c) 本願の第3の発明に係る生産管理システムによれば、上記必要数算出工程を、部品必要数の算出に際して、同一製品の構成部品間に従属関係がある場合に上位の部品の処理を下位の部品の処理に優先する構成としているので、部品必要数の算出が的確且つスムーズとなり、上記(b)に記載に効果がより一層促進される。
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1には、本願発明の実施形態に係る生産管理システムを適用して生産される製品の構成を示している。この生産工程では、複数種類の部品から構成される複数種類の製品を並行して生産するようにしており、且つ複数種類の製品間においてその構成部品の一部が共通するものである。
即ち、最終製品としては、第1製品と第2製品の二つであり、また、第1製品は第1部品と第2部品と第3部品及び第4部品で構成され、第2製品は第5部品と第2部品と第3部品及び第4部品で構成されている。従って、図1において鎖線で囲った部品、即ち、第2部品と第3部品及び第4部品は、第1製品と第2製品に共通の部品である。
また、ここでは、数量計算の便宜上、上記各製品と部品をその構成順位に従って、上記第1製品と第2製品は「レベル0」に、上記給気口11と第2部品及び第5部品は「レベル1」に、上記第3部品と第4部品は「レベル2」に、それぞれレベル付けをしている。
一方、納期については、以下の通りである。即ち、第1製品と第2製品は、ともに顧客の要求納期の一日前に生産を完了するものとする。部品については、第1製品に必要な第2部品は第1製品の生産の一日前に必要とし、第2製品に必要な第2部品は第2製品の生産の二日前に必要とする。その他の部品は、第2部品よりさらに一日前に必要とする。さらに、部品の生産ロット数は「400」とする。
図2(イ)には、顧客情報として、第1製品と第2製品の内示数を示している。この内示数に従って、第1部品〜第5部品の生産指示をするわけであるが、その場合、本願発明の生産管理システムを適用して、図2(ロ)〜(ヘ)に示すように、第1製品及び第2製品のそれぞれの生産に用いられる部品の必要数を求め、さらに図2(ト)には、これら各部品の必要数と在庫進度から求めた生産指示数を計算する。尚、ここでは、各部品のうち、第2部品を代表として示している。
図2(ロ)〜(ヘ)から解るように、この実施形態の生産管理システムでは、各部品の生産指示を第1製品と第2製品でそれぞれ個別に行なうのではなく、これら二つの製品を一体として一元的に行なうものであり、これによって、図2(ト)に示すように、部品の生産不足とか生産過剰という事態の生じない、適正な部品供給が担保され、生産管理システムそのものの信頼性が高められ、延いては製品の生産コストの低廉化が図られるものである。
即ち、第2部品についてみれば、以下の通りである。
第2部品は、第1製品と第2製品に共通な部品である。そして、図2(イ)に示すように、10月1日から、日毎に、第1製品と第2製品の内示数がそれぞれ示される。これに対応して、図2(ハ)に示すように、第1製品についての第2部品は該第1製品の納期に一日前の9月30日から第1製品の内示数と同数量が必要とされ、又第2製品についての第2部品は該第2製品の納期二日前の9月29日から第2製品の内示数と同数量が必要とされる。そして、図2(ハ)の最下段に、第1製品についての第2部品の必要数と第2製品についての第2部品の必要数を合算した数量を必要数計として示している。
そして、上記必要数計に基づいて、図2(ト)には、第1製品と第2製品の生産に必要な第2部品の必要数と第2部品の在庫進度、及びこの必要数と在庫進度の引き当てによって求められる生産指示数を記載している。
ここで、この図2(ト)を参照すると、10月1日には、「800」の生産指示を出しているが、その前日の9月30日の在庫数が「130」で、当日の必要数が「550」で、在庫引き当て後の在庫数がロット数「400」より少ない「380」であって、上記「800」の生産指示は過剰在庫を生じない適正な指示といえる。
10月4日には、「400」の生産指示を出しているが、その前日の10月3日の在庫数が「80」で、当日の必要数が「150」で、在庫引き当て後の在庫数がロット数「400」より少ない「330」であって、上記「400」の生産指示は過剰在庫を生じない適正な指示といえる。
このように、第1製品と第2製品に共通な第2部品の必要数を該第1製品と第2製品を一体として求めることで、生産不足あるいは過剰在庫を生じない適正な部品供給が実現されるものである。
ここで、図3のフローチャートに基づいて、上述した部品の生産指示システムを具体的に説明する。
制御開始後、先ず、ステップS1で、共通部品カウント「C1」の処理を行ない、各部品それぞれの共通部品カウント「C1」を部品構成マスターに保有する。即ち、この共通部品カウント「C1」は、第1製品と第2製品を一個生産するに必要な部品の数に対応するもので、部品毎に設定される。この実施形態の場合、第1部品はC1=1、第2部品はC1=2、第3部品はC1=2、第4部品はC1=2、第5部品はC1=1となる。
ステップS2においては、処理カウント「C2」を「C2=0」に設定する。この処理カウント「C2」は、部品指示数を加算する処理の回数を示すものである。
ステップS3においては顧客内示情報(即ち、第1製品と第2製品の生産数と納期)を順次読み込み、ステップS4では対象製品の内示情報を読み出す。このステップS4は、第1製品についての処理と第2製品についての処理を順次行なうことから「対象製品の内示情報」としたものであって、最初の処理では当然に第1製品の内示情報を読み出すことになる。
ステップS5では、対象部品の部品構成マスターを検索し、対象部品の共通部品カウント「C1」を読み出す。ここで、この処理フローにおける処理順位は、先ず、第1製品の処理を行ない、しかる後第2製品の処理を行なうものであって、さらに部品については、レベルが上位の部品を下位の部品に優先して処理するようにしている。
従って、ステップS5では、最初に、第1部品の共通部品カウント「C1=1」を読み出す。
ステップS6では、処理カウント「C2」に「1」を加算して、今回に処理が一回目の処理であることを示す。
ステップS7では、共通部品カウント「C1」と処理カウント「C2」を対比し、「C1=C2」であるかどうかが判断されるが、第1部品については共通部品カウント「C1=1」で、処理カウント「C2=1」であり、「C1=C2」となるので、ステップS8へ移行する。そして、ステップS8では、第1部品の必要数としてロット数「400」を入力する。
ステップS9では、第1部品について、在庫引当、ロット数のまとめを行い、ステップS10で第1部品の指示数を計算する。
ステップS11では、第1部品にそれより下位の部品の検索を行い、ステップS12では、第1部品にそれより下位の部品が存在するかどうかを判定するが、第1部品には下位の部品は存在しないので、ステップS16へ移行し、第1部品と同レベルの部品を検索する。第1部品には同レベルの部品として第2部品が存在するため、ステップS17からステップS20へ移行し、処理カウント「C2」を「C2=0」とした後、ステップS5へ帰還し、第2部品の処理に移行する。
ステップS5では、第2部品の部品構成マスターを検索し、第2部品の共通部品カウント「C1=2」を読み出す。
ステップS6では、処理カウント「C2」に「1」を加算して、今回に処理が一回目の処理であることを示す。
ステップS7では、共通部品カウント「C1」と処理カウント「C2」を対比し、「C1=C2」であるかどうかが判断されるが、第2部品については共通部品カウント「C1=2」で、処理カウント「C2=1」であり、「C1≠C2」となるので、ステップS15へ移行し、第2部品の必要数としてロット数「400」を入力する。
ステップS16では、第2部品と同レベルの部品を検索するが、第2部品には同レベルの部品が存在しないため、ステップS17からステップS18へ移行し、次の製品の検索を行なう。ここで、次の製品として第2製品が存在するため(ステップS19)、第2製品の処理に移行すべく、ステップS21からステップS3へ帰還する。
ステップS3においては、第2製品の内示情報を読み込み、さらにステップS4では第2製品の内示情報を読み出す。
ステップS5では、第2部品の部品構成マスターを検索し、第2部品の共通部品カウント「C1=2」を読み出す。
ステップS6では、処理カウント「C2」にさらに「1」を加算して、「C2=2」とし、今回に処理が二回目の処理であることを示す。
ステップS7では、共通部品カウント「C1」と処理カウント「C2」を対比し、「C1=C2」であるかどうかが判断されるが、第2部品については共通部品カウント「C1=2」で、今回の処理カウント「C2=2」であり、「C1=C2」となるので、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、第2部品の必要数として、一回目の処理で加えた「400」に、さらにロット数「400」を加える。ここで、第2部品の必要数は「800」となる。
ステップS9では、第2部品について、在庫引当、ロット数のまとめを行い、ステップS10で第2部品の指示数を計算する。
ステップS11では第1部品にそれより下位の部品の検索を行い、ステップS12では第2部品にそれより下位の部品が存在するかどうかを判定するが、第2部品には下位の部品として、第3部品と第4部品が存在するため、ステップS13で処理カウント「C2」を「C2=0」とした後、下位レベルの部品のうち、先ず第3部品の処理を行なうべく、ステップS14で第3部品に基準を変更した後、ステップS6へ移行し、第3部品の処理を開始する。
この第3部品、及び第4部品、さらに第5部品については、先の第1部品についての処理と同一の処理手順で処理が行なわれる。
即ち、この生産管理システムでは、「第1製品についての第1部品の処理」→「第1製品についての第2部品の処理」→「第2製品についての第2部品の処理」→「第1製品についての第3部品の処理」→「第2製品についての第3部品の処理」→「第1製品についての第4部品の処理」→「第2製品についての第4部品の処理」→「第2製品についての第5部品の処理」の順で、順次上記と同様の処理が繰り返されるものである。
従って、ここでは、これ以上の説明を省略する。
以上の処理が実行されることで、生産不足あるいは過剰在庫を生じない適正な部品供給が実現されるものである。
尚、上記実施形態では、第1製品と第2製品を生産する場合について説明したが、本願発明は係る構成に限定されるものではなく、製品数及びその構成部品数には限定されないものである。
Claims (3)
- 複数種類の部品で構成される複数種類の製品を生産するための生産管理システムであって、
複数種類の製品毎に、要求生産数に対応する各構成部品の部品必要数をそれぞれ求める部品個数算出工程と、
部品個数算出工程で求められた製品毎の部品必要数を、全ての製品について合算してこれを部品の種類毎に区分けし種類毎の部品個数を求める共通部品処理工程と、
種類毎の部品個数と在庫数を引き当てて部品の種類毎に生産数を指示する生産数指示工程を備えたことを特徴とする生産管理システム。 - 請求項1において、
上記部品個数算出工程が、
上記複数種類の製品のそれぞれについて製品1個当りに必要な部品単位数を部品の種類毎に求める単位数算出工程と、
上記複数種類の製品のそれぞれについて、その要求生産数と上記部品単位数に基づいて該要求生産数に対応する部品必要数を部品の種類毎に求める必要数算出工程で構成されていることを特徴とする生産管理システム。 - 請求項2において、
上記必要数算出工程は、部品必要数の算出に際して、同一製品の構成部品間に従属関係がある場合に上位の部品の処理を下位の部品の処理に優先する構成であることを特徴とする生産管理システム。
Priority Applications (1)
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JP2005176596A JP2006350723A (ja) | 2005-06-16 | 2005-06-16 | 生産管理システム |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009093652A1 (ja) | 2008-01-22 | 2009-07-30 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | 加工性と衝撃吸収特性に優れた構造部材用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法 |
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2005
- 2005-06-16 JP JP2005176596A patent/JP2006350723A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009093652A1 (ja) | 2008-01-22 | 2009-07-30 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | 加工性と衝撃吸収特性に優れた構造部材用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法 |
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