JP2008046808A - 作業工程人数割当方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、複数の工程からなる作業に人員を割り当てる際に、決められた時間内で複数の工程に割り当てられる人数の分散を小さくすることができる作業工程人数割当装置に関する。
【解決手段】 本発明は、作業を実行するために必要とされる複数の工程からなる経路のうち、作業量が最大となる最大作業量連続工程を決定し(S3)、これら決定された最大作業量連続工程に対して、人数及び制約時間をそれぞれ割り当てる(S5,S6)。次に、入力されたデータ及び割り当てられた人数及び制約時間に基づいて、最大作業量連続工程に含まれない工程に対して人数及び制約時間を割り当てる(S7,S8)。その後、最大作業量連続工程に含まれない任意の工程に対して割り当てられた制約時間の修正を行ない(S9)、修正前及び修正後の制約時間のうち、時間毎の割当人数が最小であり、分散が最小となる制約時間を有する複数の工程を選択する(S10)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、作業工程人数割当方法及び装置に関し、特に、災害発生後の対策を行なうための作業における各工程における作業人数を割り当てるための作業工程人数割当方法及び装置に関する。
災害発生後に実施される災害応急対策では、多種多様な災害対応業務が並行して進められ、状況は時間経過に伴なって刻々と変化する。したがって、的確な災害対応業務の推進、業務間の調整の実施が重要な問題となっている。
このような問題を解決するためのアプローチとして、従来より、災害対応業務の推進順序のフローチャートによる表現が試みられている(非特許文献1参照。)。このように災害対応業務の推進順序をフローチャートにより表現することにより、1.業務フローを可視化できること 2.組織(主体)間の相互関係を明らかにできること 3.全業務の時系列表現、並列業務の把握できること 等の利点がある。
地域安全学会論文集 No.5, 2003.11 "災害対応業務標準化に向けた「防災基本計画」の業務分析" 岩佐 佑一、林 春男、近藤 民代 著<http://www.drs.dpri.kyoto-u.ac.jp/hayashi/paper/iwasa_isss2003_paper.pdf>
災害発生直後の対策作業においては、一定時間(許容時間)内における作業の完遂が要求される。災害発生直後では、対策作業に割当可能な人員が限られることが容易に推測される。そのため、作業時間の時間的制約を満足し、かつ最小の人数を作業に割り当てるという相反する課題を解決する必要が生ずる。
許容時間は災害の発生時刻、災害規模に依存すると考えられる。さらに、災害発生時に限ったことではないが、一連の作業工程を実行する場合に、実行時間毎の作業人数がほぼ一定であること、つまり、作業人数の分散が少ないことが望ましい。これは、作業者の担当業務の稼動が一部に片寄ることを防ぐためである。
しかしながら、従来の技術では、一定時間内に作業が完遂するように、作業に含まれる複数の工程に対して、適切に人員を割り当てることはできなかった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、一定時間内に作業が完遂するように、作業に含まれる複数の工程に対して、適切に人員を割り当てることができる作業工程人数割当方法及び装置を提供することを目的とする。
したがって、本発明の第1の発明によれば、作業に含まれる複数の工程の識別情報、前記工程の作業量を示す作業量情報、前記工程の実行順序を示す実行順序情報を互いに関連付けて記憶するとともに、前記作業の許容時間を示す許容時間情報を格納するデータベース及び作業工程人数割当処理を実行する作業工程人数割当算出プログラムを具備する作業工程人数割当装置における作業工程人数割当方法において、前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報を取得し、これら取得した前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報に基づいて、前記作業に含まれる工程のうち、作業量の合計が最大となる前記作業を実行するための複数の工程を決定し、前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報に基づいて、前記決定された複数の工程に対して作業人数を割り当て、前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報及び前記決定された複数の工程に対して割り当てられた作業人数に基づいて、前記決定された工程以外の工程に対して作業人数を割り当てることを特徴とする作業工程人数割当方法、である。
本発明の第2の発明によれば、第1の発明において、前記決定された複数の工程に対する作業人数の割り当ては、前記決定された複数の工程の作業量情報によって示される作業量の合計を前記許容時間情報によって示される許容時間で除することにより作業人数を算出し、この算出された作業人数を前記決定された複数の各工程に対して割り当てることを特徴とする作業工程人数割当方法、である。
本発明の第3の発明によれば、第1の発明において、前記決定された工程以外の工程に対する割り当ては、前記決定された各工程の作業量情報及び前記割り当てられた作業人数に基づいて、前記決定された各工程の第1の制約時間を決定し、前記決定された第1の制約時間、前記複数の工程の実行順序情報及び前記許容時間に基づいて、前記決定された工程以外の各工程の第2の制約時間を決定し、前記決定された工程以外の各工程の作業量情報及び前記決定された工程以外の各工程の第2の制約時間に基づいて、前記決定された工程以外の各工程に対して、作業人数を割り当てることを特徴とする作業工程人数割当方法、である。
本発明の第4の発明によれば、第1の発明において、前記決定された工程以外の工程のうち、所定の条件を満たす工程の実行順序情報を所定の規則に従って変更し、前記決定された第1の制約時間及び前記変更された実行順序情報を含む前記複数の工程の実行順序情報に基づいて、前記実行順序情報が変更された工程に割り当てられた第2の制約時間を第3の制約時間に変更し、時間毎に割り当てられた人数に基づいて、変更前の第1の制約時間及び第2の制約時間が割り当てられた複数の工程からなる経路及び変更前の第1の制約時間及び第2の制約時間、変更後の第3の制約時間が割り当てられた複数の工程からなる経路のうち、時間毎に割り当てられた人数の最大値が最小となり、かつ、時間毎に割り当てられた人数の分散値が最小値となる経路を選択することをさらに具備することを特徴とする作業工程人数割当方法、である。
本発明によれば、一定時間内に作業が完遂するように、作業に含まれる複数の工程に対して、適切に人員を割り当てることができる作業工程人数割当方法及び装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当方法及び装置について説明する。本発明の実施の形態においては、災害発生から終了までの一連の災害対策作業において作業員数を割り当てる場合を意図しているが、これに限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当装置の構成を示す図である。
同図に示すように、作業工程人数割当装置1は、バス11にCPU12、メモリ13、入力部14、ディスプレイ15及び記憶装置16が接続されている。
CPU12は、記憶装置16に記憶された作業工程人数割当プログラム21と協働して、本発明の実施の形態に係る処理全体を司るものである。
メモリ13は、作業工程人数割当プログラム21を実行する際に必要とされるワークエリアなどとして使用される。
入力部14は、本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当処理を行なう際に必要とされる数値などを入力するためのインターフェイスであり、例えば、キーボードである。
表示部15は、作業工程人数割当処理に関する結果などを表示するものであり、例えば、液晶ディスプレイである。
記憶装置16は、作業工程人数割当処理に必要とされるデータを格納するためのものであり、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)である。この記憶装置16には、作業工程人数割当プログラム21及びデータベース22が格納されている。
作業工程人数割当プログラム21は、OS上で動作するアプリケーションプログラムであって、CPU12と協働して、本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当処理を実現するものである。
データベース22は、本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当処理を実現するために必要とされるデータを格納するものであって、入力部14を介して入力される作業工程名(作業工程ID)、作業主体、作業量(人×時間)、前作業工程名、後作業工程名、許容時間を格納する他、作業工程人数割当プログラム21によって算出される作業工程割当人数、工程所要時間などをも格納する。また、上記作業工程名(作業工程ID)、作業主体、作業量(人×時間)、前作業工程名、後作業工程名は互いに関連付けて記憶されている。
ここで、主体とは作業を行なう組織或いは個人を示している。また、作業量は、当該作業工程を完了するために必要な人数と時間との積で表わされる量である。
また、作業工程人数割当装置1は、上記データベース22に格納されたデータに基づいて、作業工程人数割当プログラム21によって算出される時間制約グラフ、各工程に割り当てられる人数、制約時間及び時間毎の人数の最大値、最小値及び分散値を出力する。
図2は、作業工程人数割当装置1へ入力されるデータと、作業工程人数割当装置1から出力されるデータとを示す図である。
上述のように、作業工程人数割当装置1には、作業工程名(作業工程ID)、作業主体、作業量(人×時間)、前作業工程名、後作業工程名、許容時間が入力される。これらデータは、自治体、企業などは平常時から、災害時を想定した避難訓練、災害予防対策業務の予行演習やトレーニングを行なっているので、これら避難訓練などから得られるデータを利用することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当装置の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、最初に、入力部14を介して、作業工程人数割当処理に必要な図2において示した入力データ(作業工程名(作業工程ID)、主体、作業量、前作業工程名(前作業工程ID)、後作業工程名(後作業工程ID)、許容時間)を受け付け、データベース22に格納する(S1)。これら入力データのうち、作業工程名(作業工程ID)、主体、作業量、前作業工程名(前作業工程ID)、後作業工程名(後作業工程ID)は互いに関連付けて記憶される。前作業工程名(前作業工程ID)及び後作業工程名(後作業工程ID)は、作業工程の実行順序を示す実行順序情報を構成する。
次に、これら入力データに基づいて、時間制約グラフの作成が行なわれる(S2)。図4は、図3のS2における時間制約グラフの作成の詳細を説明するためのフローチャートである。
まず、作業開始を表わす作業開始ノード及び作業終了を表わす作業終了ノードの設定が行なわれ(S21)、次に、手作業工程を表わすノードの作成が行なわれる(S22)。1作業工程を1つのノードで表現する。ノードには、ノードIDが付され、入力された作業工程名、主体、作業量が関連付けてデータベース22に記憶される。すなわち、ノードについては、{ノードID、作業工程名、主体、作業量}からなるデータで構成される。
次に、連続する作業工程を表わすノード間に有向エッジを作成する(S23)。この有向エッジの向きは、時間が前の工程ノードから後の工程ノードへ向かうように設定する。有向エッジには、有向エッジIDが付され、入力された前作業工程名に対応する直前工程のノードID、入力された後作業工程名に対応する直後工程のノードIDから有向エッジが作成され、データベース22に記憶される。すなわち、エッジについては、{エッジID、直前工程のノードID、直後工程のノードID)からなるデータで構成される。
次に、S21において設定された作業開始ノードから出発しエッジの向かっていないノードに到着するエッジを設定する(S24)。エッジの向かっていないノードについては、作業工程人数割当プログラム21によりエッジを構成するデータを参照し、直後工程のノードIDに該当しないノードが該当する。
次に、エッジの出ていないノードからS21において設定された作業終了ノードにエッジを設定する(S25)。エッジの出ていないノードについては、作業工程人数割当プログラム21によりエッジを構成するデータを参照し、直前工程のノードIDに該当しないノードが該当する。
このようにして生成されたノードデータ及びエッジデータに基づいて、時間制約グラフを作成する。図5は、時間制約グラフを示す図である。
同図において、ノードは円で示され、円内の番号はノードIDを意味し、ノードの下方に表示される数字は作業量を示している。ノード1〜11は作業工程を表わすノードである。また、ノードの位置については、ノードを構成するデータの{主体}、前作業工程名(前作業ノードID)、後作業工程名(後作業ノードID)により定まる。
作業工程1(ノードID1)の作業量は12(人・時間)、作業工程2(ノードID2)の作業量は8(人・時間)、作業工程3(ノードID3)の作業量は8(人・時間)、作業工程4(ノードID4)の作業量は24(人・時間)、作業工程5(ノードID5)の作業量は12(人・時間)、作業工程6(ノードID6)の作業量は40(人・時間)、作業工程7(ノードID7)の作業量は32(人・時間)、作業工程8(ノードID8)の作業量は36(人・時間)、作業工程9(ノードID9)の作業量は20(人・時間)、作業工程10(ノードID10)の作業量は28(人・時間)、作業工程11(ノードID11)の作業量は12(人・時間)である。
エッジは、作業工程間の時間の前後関係を表わしている。図5においては、作業工程4に引き続き作業工程6が実行され、作業工程6に引き続き作業工程7が実行されることがわかる。
図5の時間制約グラフにおいて、作業開始から作業終了までの経路は以下の4経路である。
経路1: 作業開始→ノード2→ノード6→ノード7→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了
経路2: 作業開始→ノード4→ノード6→ノード7→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了
経路3: 作業開始→ノード1→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了
経路4: 作業開始→ノード3→ノード5→ノード11→作業終了
具体的には、上記経路は、作業工程人数割当プログラム21により、入力データ(作業工程名(作業工程ID)、前作業工程名(前作業工程ID)、後作業工程名(後作業工程ID))に基づいて認識される。言い換えれば、上記エッジデータ及びノードデータに基づいて、上記経路が認識される。
S2における時間制約グラフの作成終了後、最大作業量連続工程の検出が行なわれる(S3)。なお、最大作業量連続工程の検出には、例えば、最長経路アルゴリズムが使用される。
この最大作業量連続工程の検出は、作業工程人数割当プログラム21により、S2において認識された各経路に含まれる作業工程(ノード)の作業量をデータベース22から得て、これら得られた作業量の合計を経路毎に算出し、最も作業量の合計が大きい経路を最大作業量連続工程と決定する。すなわち、最大作業量連続工程を決定する際に、データベース22に格納された工程の識別情報と関連付けれた実行順序情報(前作業工程、後作業工程)及び作業量情報が使用されることになる。
経路1(作業開始→ノード2→ノード6→ノード7→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了)の作業量の合計は176(人・時間)、経路2(作業開始→ノード4→ノード6→ノード7→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了)の作業量の合計は192(人・時間)、経路3(作業開始→ノード1→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了)の作業量の合計は108(人・時間)、経路4(作業開始→ノード3→ノード5→ノード11→作業終了)の作業量の合計は32(人・時間)である。
よって、最大作業量連続工程は、経路2(作業開始→ノード4→ノード6→ノード7→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了)となる。図6は、最大作業量連続工程を構成するノードを表わす円とエッジを表わす矢印を太線で示した図である。
S3において、最大作業量連続工程の算出が行なわれた後、作業工程人数割当プログラム21により、データベース22から許容時間を読み出す(S4)。この許容時間は、作業開始から作業終了までにかけても構わないとみなされる時間の最大値である。本実施の形態においては、許容時間は24時間として入力され、データベース22に格納されているものとする。つまり、最大作業連続工程を24時間で実行すれば許容時間は満足されることになる。図7は、作業開始から作業終了までの時間が許容時間を満たしていることを示す図である。
S4において許容時間を読み出した後、最大作業量連続工程の人数割当の算出が行なわれる(S5)。この人数割当の算出は、作業工程人数割当プログラム21により、S3において算出された最大作業量連続工程の作業量の合計値を、S4において読み出された許容時間で除することにより、作業工程割当人数を算出する。
本実施の形態では、最大作業量連続工程は、経路2(作業開始→ノード4→ノード6→ノード7→ノード8→ノード9→ノード10→ノード11→作業終了)であり、その合計作業量は192(人・時間)であり、許容時間は24時間であるから、作業割当人数は、8人となる。この算出された作業割当人数を最大作業量連続工程の各工程(ノード4、ノード6、ノード7、ノード8、ノード9、ノード10、ノード11)に割り当てる。図8は、上記各工程のノードの下方に作業人数を表示した図である。なお、端数が出た場合には、繰り上げて作業割当人数を算出する。
S5において、最大作業量連続工程に割り当てられる人数の算出が行なわれた後、当該最大作業量連続工程の制約時間の計算が行なわれる(S6)。
この最大作業量連続工程の制約時間の計算は、作業工程人数割当プログラム21により、最大作業量連続工程に含まれる各工程について、データベース22に格納された作業量を読み出し、この読み出された作業量をS5において算出された最大作業量連続工程に割り当てられる人数で除することにより算出される。
本実施の形態においては、各ノード(各工程)の作業量として、図5に示すような作業量が与えられているとすると、ノード4の作業時間は3時間(=24人・時間/8人)、ノード6の作業時間は5時間(=40人・時間/8人)、ノード7の作業時間は4時間(=32人・時間/8人)、ノード8の作業時間は4.5時間(=36人・時間/8人)、ノード9の作業時間は2.5時間(=20人・時間/8人)、ノード10の作業時間は3.5時間(28人・時間/8人)、ノード11の作業時間は1.5時間(12人・時間/8人)である。図9は、最大作業量連続工程の各ノードの下方に算出された制約時間を示した図である。
S6において最大作業量連続工程の各工程に対する制約時間の算出後、最大作業量連続工程に含まれない工程の制約時間の算出が行なわれる(S7)。この最大作業量連続工程に含まれない工程の制約時間の算出は、作業工程人数割当プログラム21により、S5において算出された最大作業量連続工程に含まれる各ノードに対して割り当てられた制約時間、データベース22に格納された実行順序情報(各工程(各ノード)の前作業工程名(前作業ノードID)、後作業工程名(後作業ノードID))及び許容時間に基づいて算出される。
この算出は、最大作業量連続工程に含まれないノードの作業工程は、最大作業量連続工程の許容時間内であるという制約を満たさなければならない。
図9に示した表を使用して説明すると、例えば、ノード2で表わされる作業工程は、作業開始からノード6の作業が開始されるまでに終了されなければならない。よって、ノード2の作業工程の制約時間は3時間と算出される。
すなわち、ノード2の前作業工程のノードは{作業開始}であり、後作業工程のノードはノード6であることから、
ノード2の制約時間=ノード4の制約時間=許容時間−(ノード6〜ノード11の制約時間の合計時間)
となる。
ノード1で表わされる作業工程は、作業開始からノード8の作業が開始されるまでに終了されなければならない。よって、ノード1の作業工程の制約時間は12時間と算出される。
ノード3,5で表わされる作業工程は、作業開始からノード11の作業が開始されるまでに終了されなければならない。よって、ノード3,5の作業工程の制約時間は22.5時間と算出される。図10は、最大作業量連続工程のノードに加えて、最大作業量連続工程のノード以外の工程のノードの下方に算出された制約時間を示した図である。
S7において、最大作業量連続工程に含まれない工程の制約時間の算出を行なった後、作業工程人数割当プログラム21により、この最大作業量連続工程に含まれない各工程に対して人数の割当が行なわれる(S8)。
人数の割当処理は、作業工程人数割当プログラム21により、データベース22に格納された最大作業量連続工程に含まれない各工程の作業量を読み出し、S7において算出された制約時間で除することにより人数を算出する。
図5で示したように、ノード2で表わされる作業量は8(人・時間)、S7において算出される作業工程の制約時間は3時間であるから、ノード2に対する割当人数は3人(=8人・時間/3時間)となる。ノード1で表わされる作業量は12(人・時間)、S7において算出される作業工程の制約時間は12時間であるから、ノード1に対する割当人数は1人(=12人・時間/12時間)となる。ノード3、5で表わされる作業量は20(=8+12)(人・時間)、S7において算出される作業工程の制約時間は22.5時間であるから、ノード3、5に対する割当人数はそれぞれ1人(=20人・時間/22.5時間)となる。なお、S8における割当人数の算出処理においては、端数がでた場合には端数を切り上げて処理するものとする。図11は、最大作業量連続工程以外の工程の下方に、S8において算出された割り当てられた人数を表示した図である。
S8において、最大作業連続工程に含まれない工程に対して人数の割当を行なった後、最大作業連続工程に含まれない工程の制約時間の修正処理が行なわれる(S9)。この最大作業連続工程に含まれない工程の制約時間の修正処理は、作業工程人数割当プログラム21により、データベース22に格納されたデータに基づいて行なわれる。
S9における処理は、時間制約違反を発生しないように行なう。最大作業連続工程は、許容時間ぎりぎりに制約時間が設定されているので最大作業連続工程に含まれない工程時間を修正する。
具体的には、この修正は下記規則にしたがって行なわれる。
(1) 最大作業量連続工程に含まれない工程を表わすノードに到着するエッジの出発ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合に、出発時間が後の最大作業量連続工程を構成するノードに変更する。
(2) 最大作業量連続工程に含まれない工程を表わすノードから出発するエッジの到着ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合に、出発時間が前の最大作業量連続工程を構成するノードに変更する。
図12は、制約時間を修正していない場合を示す図であり、図13は図12に示した時間毎の作業主体の割当人数を示す。図12及び図13に示すように、作業開始から3時間までの合計割当人数は13人、3〜8時間の合計割当人数は10人、8〜12時間の合計割当人数は10人、12〜16.5時間の合計割当人数は9人、16.5〜19時間の合計割当人数は9人、19〜22.5時間の合計割当人数は9人、22.5〜24時間の合計割当人数は8人である。合計割当人数の最大値は13人、分散は2.20である。
次に、S9における制約時間を修正する場合の動作について、図20のフローチャートを参照して説明する。この制約時間の修正処理は、最大作業量連続工程以外の工程の任意のノードに対して行なわれる。
同図に示すように、最大作業量連続工程に含まれない工程を表わすノードに到着するエッジの出発ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合に、出発時間が後の最大作業量連続工程を構成するノードに変更する(S31)。
次に、最大作業量連続工程に含まれない工程を表わすノードから出発するエッジの到着ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合に、出発時間が前の最大作業量連続工程構成ノードに変更する(S32)。
図14は、S31の処理により、作業開始からノード1に向かうエッジをノード4からノード1に向かうエッジに張り直した例である。物理的には、ノード1で表わされる作業の開始時間をノード4で表わされる作業終了後にシフトすることに相当する。具体的には、作業工程人数割当プログラム21により、エッジ情報のうち直前工程のノードIDをノード4に変更することにより行なわれる。
時間制約違反を発生させないために、ノード1で表わされる作業の時間制約は9時間となる。すなわち、ノード1の制約時間はノード6及びノード7の合計の時間制約に相当する。図14の中の破線で表わされたエッジは、上記のように修正されたエッジを表わしている。修正後のノード1の制約時間は、作業工程人数割当プログラム21により、最大作業量連続工程のノード情報、エッジ情報及び時間制約情報を参照し、ノード1の制約時間がノード6及びノード7の合計の時間制約に相当することが認識される。
図15は、図14の時間毎の主体の割当人数を表わす。ノード1の作業割当人数が2、作業時間は3〜12時間にかわる。作業開始から3時間までの合計割当人数は12人、3〜8時間の合計割当人数は12人、8〜12時間の合計割当人数は11人、12〜16.5時間の合計割当人数は9人、16.5〜19時間の合計割当人数は9人、19〜22.5時間の合計割当人数は9人、22.5〜24時間の合計割当人数は8人である。合計割当人数の最大値は12人、分散は2.28である。
図16は、S31の処理により、作業開始からノード1に向かうエッジをノード6からノード1に向かうエッジに張り直した例である。物理的には、ノード1で表わされる作業の開始時間をノード6で表わされる作業終了後にシフトすることに相当する。具体的には、作業工程人数割当プログラム21により、エッジ情報のうち直前工程のノードIDをノード6に変更することにより行なわれる。
時間制約違反を発生させないために、ノード1で表わされる作業の時間制約は4時間となる。すなわち、ノード1の制約時間はノード7の時間制約に相当する。図16の中の破線で表わされたエッジは、上記のように修正されたエッジを表わしている。
図17は、図16の時間毎の主体の割当人数を表わす。ノード1の作業割当人数が3、作業時間は8〜12時間にかわる。作業開始から3時間までの合計割当人数は12人、3〜8時間の合計割当人数は9人、8〜12時間の合計割当人数は12人、12〜16.5時間の合計割当人数は9人、16.5〜19時間の合計割当人数は9人、19〜22.5時間の合計割当人数は9人、22.5〜24時間の合計割当人数は8人である。合計割当人数の最大値は12人、分散は2.20である。
図18は、S31の処理により、作業開始からノード1に向かうエッジをノード6からノード1に向かうエッジに張り直し、同時に、作業開始からノード3に向かうエッジを、ノード4からノード3に向かうエッジに張り直した例を示す図である。物理的には、ノード1で表わされる作業の開始時間をノード6で表わされる作業終了後にシフトすることに相当する。また、ノード3で表わされる作業の開始時間をノード4で表わされる作業終了後にシフトすることに相当する。時間制約違反を発生させないために、ノード1で表わされる作業の時間制約は4時間となる。すなわち、ノード1の制約時間はノード7の時間制約に相当する。また、ノード3で表わされる作業の時間制約は7.5時間となる。すなわち、ノード3の制約時間は、ノード6からノード10までの制約時間の合計からノード5の制約時間を引いた時間制約に相当する。図18の中の破線で表わされたエッジは、上記のように修正されたエッジを表わしている。
図19は、図18の時間毎の主体の割当人数を表わす。ノード1の作業割当人数が3人、作業時間は8〜12時間にかわる。ノード3の作業割当人数が2人、作業時間は3〜8時間にかわる。作業開始から3時間までの合計割当人数は11人、3〜8時間の合計割当人数は10人、8〜12時間の合計割当人数は12人、12〜16.5時間の合計割当人数は9人、16.5〜19時間の合計割当人数は9人、19〜22.5時間の合計割当人数は9人、22.5〜24時間の合計割当人数は8人である。合計割当人数の最大値は12人、分散は1.63である。
すなわち、S9においては、最大作業量連続工程に含まれない工程を表わす任意のノードに到着するエッジの出発ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合に、出発時間が後の最大作業量連続工程を構成するノードであって、当該任意のノードから出発するエッジの到着ノードより前のノードに対して、順次、当該任意のノードの制約時間の修正を行なう。
また、最大作業量連続工程に含まれない工程を表わす任意のノードから出発するエッジの到着ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合に、出発時間が前の最大作業量連続工程を構成するノードであって、当該任意のノードへ到着するエッジの出発ノードより後のノードに対して、順次、当該任意のノードの制約時間の修正を行なう。
そして、このように最大作業量連続工程に含まれない任意のノードに対して、順次、最大作業量連続工程のうちの所定のノードに対して計算された各修正された制約時間或いは修正前の制約時間に基づいて、図13、図15、図17、図19に示すように、時間毎の割当人数の最大値及び分散を算出し、この算出された時間毎の割当人数の最大値が最小、分散が最小の割当となる経路を選択する(S10)。本実施の形態においては、図12、図14、図16及び図18に示した4つの例のうち、最大値及び分散が最小となる図18に示した例である。
なお、ここで、所定のノードとは、上述のように、最大作業量連続工程に含まれない工程を表わす任意のノードに到着するエッジの出発ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合には、出発時間が後の最大作業量連続工程を構成するノードであって、当該任意のノードから出発するエッジの到着ノードより前のノードを意味し、最大作業量連続工程に含まれない工程を表わす任意のノードから出発するエッジの到着ノードが、最大作業量連続工程を構成するノードの場合には、出発時間が前の最大作業量連続工程を構成するノードであって、当該任意のノードへ到着するエッジの出発ノードより後のノードを意味する。
本実施の形態においては、図18及び図19に示される情報、すなわち、各工程の順序情報、各作業主体毎の各工程に割り当てられる時間毎の作業人員数などが出力される(S11)。
したがって、本発明の実施の形態によれば、最大作業連続工程を許容時間内に実行できるように設定することにより、複数の工程から構成される作業に割り当てられる人員を効率的に配置することができる作業工程人数割当装置を提供することができる。さらに、時間制約を違反しないように、作業工程グラフを修正することにより作業割当人数の時間分散の最小化を行なうことができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、実施形態に記載した手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることができるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD、MO等)、半導体メモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ等)等の記録媒体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布することもできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含む。本装置を実現する計算機は、記録媒体に記録されたプログラムを読み込み、また場合により設定プログラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって動作が制御されることにより上述した処理を実行する。なお、本明細書でいう記録媒体は、頒布用に限らず、計算機内部あるいはネットワークを介して接続される機器に設けられた磁気ディスクや半導体メモリ等の記憶媒体を含むものである。
本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当装置の構成を示す図である。 作業工程人数割当装置へ入力されるデータと、作業工程人数割当装置から出力されるデータとを示す図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程人数割当装置の動作について説明するためのフローチャートである。 図3のS2における時間制約グラフの作成の詳細を説明するためのフローチャートである。 時間制約グラフを示す図である。 最大作業量連続工程を構成するノードを表わす円とエッジを表わす矢印を太線で示した図である。 作業開始から作業終了までの時間が許容時間を満たしていることを示す図である。 最大作業量連続工程の各工程のノードの下方に作業人数を表示した図である。 最大作業量連続工程の各ノードの下方に算出された制約時間を示した図である。 最大作業量連続工程のノードに加えて、最大作業量連続工程のノード以外の工程のノードの下方に算出された制約時間を示した図である。 最大作業量連続工程以外の工程の下方に、S8において算出された割り当てられた人数を表示した図である。 S31,S32により制約時間を修正していない場合を示す図である。 図12に示した時間毎の作業主体の割当人数を示す図である。 S31の処理により、作業開始からノード1に向かうエッジをノード4からノード1に向かうエッジに張り直した例である。 図14の時間毎の主体の割当人数を表わす図である。 S31の処理により、作業開始からノード1に向かうエッジをノード6からノード1に向かうエッジに張り直した例である。 図16の時間毎の主体の割当人数を表わす図である。 S31の処理により、作業開始からノード1に向かうエッジをノード6からノード1に向かうエッジに張り直し、同時に、作業開始からノード3に向かうエッジを、ノード4からノード3に向かうエッジに張り直した例を示す図である。 図18の時間毎の主体の割当人数を表わす図である。 制約時間を修正する動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…作業工程人数割当装置、11…バス、12…CPU、13…メモリ、14…入力部、15…表示部、16…記憶装置、21…作業工程人数割当プログラム、22…データベース。

Claims (9)

  1. 作業に含まれる複数の工程の識別情報、前記工程の作業量を示す作業量情報、前記工程の実行順序を示す実行順序情報を互いに関連付けて記憶するとともに、前記作業の許容時間を示す許容時間情報を格納するデータベース及び作業工程人数割当処理を実行する作業工程人数割当算出プログラムを具備する作業工程人数割当装置における作業工程人数割当方法において、
    前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報を取得し、これら取得した前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報に基づいて、前記作業に含まれる工程のうち、作業量の合計が最大となる前記作業を実行するための複数の工程を決定し、
    前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報に基づいて、前記決定された複数の工程に対して作業人数を割り当て、
    前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報及び前記決定された複数の工程に対して割り当てられた作業人数に基づいて、前記決定された工程以外の工程に対して作業人数を割り当てることを特徴とする作業工程人数割当方法。
  2. 前記決定された複数の工程に対する作業人数の割り当ては、
    前記決定された複数の工程の作業量情報によって示される作業量の合計を前記許容時間情報によって示される許容時間で除することにより作業人数を算出し、この算出された作業人数を前記決定された複数の各工程に対して割り当てることを特徴とする請求項1記載の作業工程人数割当方法。
  3. 前記決定された工程以外の工程に対する割り当ては、
    前記決定された各工程の作業量情報及び前記割り当てられた作業人数に基づいて、前記決定された各工程の第1の制約時間を決定し、
    前記決定された第1の制約時間、前記複数の工程の実行順序情報及び前記許容時間に基づいて、前記決定された工程以外の各工程の第2の制約時間を決定し、
    前記決定された工程以外の各工程の作業量情報及び前記決定された工程以外の各工程の第2の制約時間に基づいて、前記決定された工程以外の各工程に対して、作業人数を割り当てることを特徴とする請求項1記載の作業工程人数割当方法。
  4. 前記決定された工程以外の工程のうち、所定の条件を満たす工程の実行順序情報を所定の規則に従って変更し、
    前記決定された第1の制約時間及び前記変更された実行順序情報を含む前記複数の工程の実行順序情報に基づいて、前記実行順序情報が変更された工程に割り当てられた第2の制約時間を第3の制約時間に変更し、
    時間毎に割り当てられた人数に基づいて、変更前の第1の制約時間及び第2の制約時間が割り当てられた複数の工程からなる経路及び変更前の第1の制約時間及び第2の制約時間、変更後の第3の制約時間が割り当てられた複数の工程からなる経路のうち、時間毎に割り当てられた人数の最大値が最小となり、かつ、時間毎に割り当てられた人数の分散値が最小値となる経路を選択することをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の作業工程人数割当方法。
  5. 作業に含まれる複数の工程の識別情報、前記工程の作業量を示す作業量情報、前記工程の実行順序を示す実行順序情報を互いに関連付けて記憶するとともに、前記作業の許容時間を示す許容時間情報を格納するデータベースと、
    前記データベースを検索して、前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報を取得し、これら取得した前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報に基づいて、前記作業に含まれる工程のうち、作業量の合計が最大となる前記作業を実行するための複数の工程を決定する手段と、
    前記データベースを検索して、前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報に基づいて、前記決定された複数の工程に対して作業人数を割り当てる手段と、
    前記データベースを検索して、前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報及び前記決定された複数の工程に対して割り当てられた作業人数に基づいて、前記決定された工程以外の工程に対して作業人数を割り当てる手段と
    を具備することを特徴とする作業工程人数割当装置。
  6. 前記決定された複数の工程に対する作業人数の割り当て手段は、
    前記決定された複数の工程の作業量情報によって示される作業量の合計を前記許容時間情報によって示される許容時間で除することにより作業人数を算出し、この算出された作業人数を前記決定された複数の各工程に対して割り当てることを特徴とする請求項5記載の作業工程人数割当装置。
  7. 前記決定された工程以外の工程に対する割り当て手段は、
    前記決定された各工程の作業量情報及び前記割り当てられた作業人数に基づいて、前記決定された各工程の第1の制約時間を決定する手段と、
    前記決定された第1の制約時間、前記複数の工程の実行順序情報及び前記許容時間に基づいて、前記決定された工程以外の各工程の第2の制約時間を決定する手段と、
    前記決定された工程以外の各工程の作業量情報及び前記決定された工程以外の各工程の第2の制約時間に基づいて、前記決定された工程以外の各工程に対して、作業人数を割り当てることを特徴とする請求項5記載の作業工程人数割当装置。
  8. 前記決定された工程以外の工程のうち、所定の条件を満たす工程の実行順序情報を所定の規則に従って変更する手段と、
    前記決定された第1の制約時間及び前記変更された実行順序情報を含む前記複数の工程の実行順序情報に基づいて、前記実行順序情報が変更された工程に割り当てられた第2の制約時間を第3の制約時間に変更する手段と、
    時間毎に割り当てられた人数に基づいて、変更前の第1の制約時間及び第2の制約時間が割り当てられた複数の工程からなる経路及び変更前の第1の制約及び第2の制約時間、変更後の第3の制約時間が割り当てられた複数の工程からなる経路のうち、時間毎に割り当てられた人数の最大値が最小となり、かつ、時間毎に割り当てられた人数の分散値が最小値となる経路を選択する手段をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の作業工程人数割当装置。
  9. 作業に含まれる複数の工程の識別情報、前記工程の作業量を示す作業量情報、前記工程の実行順序を示す実行順序情報を互いに関連付けて記憶するとともに、前記作業の許容時間を示す許容時間情報を格納するデータベースを具備する作業工程人数割当装置において使用される作業工程人数割当プログラムにおいて、
    前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報を取得し、これら取得した前記工程の識別情報、作業量情報及び実行順序情報に基づいて、前記作業に含まれる工程のうち、作業量の合計が最大となる前記作業を実行するための複数の工程を決定し、
    前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間情報及び前記決定された複数の工程の作業量情報に基づいて、前記決定された複数の工程に対して作業人数を割り当て、
    前記作業工程人数割当プログラムにより、前記データベースを検索して、前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報を取得し、これら取得した前記許容時間、前記決定された工程以外の工程の作業量情報及び前記決定された複数の工程に対して割り当てられた作業人数に基づいて、前記決定された工程以外の工程に対して作業人数を割り当てることを特徴とする作業工程人数割当プログラム。
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