JP2006348399A - 足部被覆材及び足裏刺激材 - Google Patents

足部被覆材及び足裏刺激材 Download PDF

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Abstract

【課題】使いやすく、疲労感の解消や健康の維持に有効な足部被覆材及び足裏刺激材を提供すること。
【課題手段】 少なくとも足の踵領域を被覆することが可能で、足部被覆材1のうち、装着時に足裏に対面し、足裏の接地面に対応する領域の少なくとも一部に、足裏の刺激効果を有する足裏刺激部11を備え、足裏刺激部11は、所定の測定条件によって求められる表面の凹凸を表すSMD値が0.03μm〜0.1μmを満足するとともに、所定の測定条件によって求められる圧縮回復性を表すRC値が10%以上を満足する。
【選択図】図1

Description

本発明は、足裏の刺激効果を有する足部被覆材及び足裏刺激材に関する。
足裏には、数多くのツボや反射区と呼ばれる部位があり、それらのポイントを刺激することによって、内蔵の働きを活発にし、血行をよくするというような効果が得られることがよく知られている。そのために、足裏の刺激やマッサージは、例えば、健康の維持や疲労の回復に有効とされている。
したがって、足裏の刺激又はマッサージを行うことを目的とした器具、靴下、サポータなど数多くの提案が行われており、製品化されているものも少なくない。これらのうち靴下タイプについては、例えば、特許文献1〜3に開示されているものがある。
特許文献1に開示されている「パイル靴下」は、爪先部及び踵部がパイル編み、爪先部と踵部との中間部がパイル編みと平編みとで形成され、中間部のうち土踏まず部はパイル編みの面積に比べて平編みの面積の方が広い構成となっているものである。また、特許文献2に開示されている「靴下」は、爪先から踵にかけて足底部の内面側をパイル編成とするとともに、パイル内に、合成樹脂で形成された粒状小突起を設けたものである。特許文献3に開示されている「足用指圧サポータ」は、伸縮性の生地により形成され、足裏との接触部に多数の指圧用突起が設けられたものである。
これらの特許文献に開示された靴下タイプのうち、特許文献1に開示されている「パイル靴下」の場合には、足裏部分に感じられる圧力に強弱があるので、疲労感を軽減する効果があるとされている。しかし、単にパイル編みを用いるだけでは、必ずしも十分な刺激効果が得られない。また、特許文献2に開示されている「靴下」、特許文献3に開示されている「足用指圧サポーター」の場合には、いずれも足裏部分が突起によって刺激されるようになっているので、突起による刺激効果が得られるとしても、足裏を強く着地した場合などには、突起による刺激効果が強すぎるので、着用者に不快感や痛みを感じさせることがある。
特開2001−295104号公報 特開平11−107006号公報 特開2003−38612号公報
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、使いやすく、疲労感の解消や健康の維持に有効な足部被覆材及び足裏刺激材を提供することを目的としている。
本発明に係る足部被覆材(1)は、少なくとも足の踵領域を被覆することができる足部被覆材であって、該足部被覆材のうち、装着時に足裏に対面し、足裏の接地面に対応する領域の少なくとも一部に、足裏の刺激効果を有する足裏刺激部を備え、該足裏刺激部が、下記測定条件Aによって求められる表面の凹凸を表すSMD値が0.03μm〜0.1μm、かつ下記測定条件Bによって求められる圧縮回復性を表すRC値が10%以上であることを特徴としている。
測定条件A:
SMD=S/X (1)
X:下記測定条件により、試料表面における凹凸を測定した距離(単位:cm)
S:下記測定条件により測定された試料表面における凹凸の平均値を示す直線と凹凸を示す曲線とで囲まれた部分の面積を距離Xの間について求めた値
測定装置:カトーテック株式会社製表面試験機KES−SE相当機
試料:幅10mm、長さ20mm(測定時には、試料を平滑で水平な金属板上に載置)
接触子形状:径0.5mmのピアノ線を底部5mmのコの字形に曲げたもの(コ形の底部を試料表面に当てる)
接触子による押圧荷重:100gf
接触子の移動:1mm/secの一定速度で水平に20mm移動
測定条件B:
RC=(WC’/WC)×100 (2)
WC:下記条件で求められる圧縮過程における圧縮エネルギ(g・cm/cm
WC’:下記条件で求められる圧縮回復過程における回復エネルギ(g・cm/cm
測定装置:カトーテック株式会社製圧縮試験機KES−G5相当機
試料:幅50mm以上、長さ50mm以上
圧縮(加圧)面積:2cm
圧縮速度:20μm/sec、
圧縮最大荷重:15gf/cm
また、本発明に係る足部被覆材(2)は、上記足部被覆材(1)において、前記SMD値が、0.03μm〜0.08μmであることを特徴としている。
また、本発明に係る足部被覆材(3)は、上記足部被覆材(1)又は(2)において、前記RC値が、10%〜80%であることを特徴としている。
また、本発明に係る足部被覆材(4)は、上記足部被覆材(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記足裏刺激部が、前記足部被覆材を構成する生地と、該生地の構成糸に比べて高い弾性値を有し、前記生地に組み込まれた合成繊維によって形成された多数の突起とで構成されていることを特徴としている。
また、本発明に係る足部被覆材(5)は、上記足部被覆材(4)において、前記多数の突起が、合成繊維のパイルによって形成されていることを特徴としている。
また、本発明に係る足部被覆材(6)は、上記足部被覆材(4)又は(5)において、前記多数の突起が、前記合成繊維と加熱接着性繊維とによって前記生地に組み込まれ、前記足裏刺激部が加熱処理されていることを特徴としている。
また、本発明に係る足裏刺激材(7)は、足裏の刺激効果を有するシート状の足裏刺激材であって、該足裏刺激材の足裏刺激部が、上記測定条件Aによって求められる表面の凹凸を表すSMD値が0.03μm〜0.1μm、かつ上記測定条件Bによって求められる圧縮回復性を表すRC値が10%以上であることを特徴としている。
本発明に係る足部被覆材(1)によれば、足部を被覆する形態をとるので着用しやすく、足裏刺激部が、適正な条件の範囲に選択された表面粗さを表すSMD値及び圧縮回復性を表すRC値となるように構成されているので、着用者の足裏に対して優れた刺激効果及びマッサージ効果を与えることができる。また、スポット的な突起物を用いていないので、着用者に過度の刺激を与える恐れがない。したがって、家庭内などで快適に着用することが可能で、それによって疲労感の回復、下肢部のむくみの防止又はむくみの解消、健康の維持等、日常生活において多くの人に望まれている効果が得られる。さらに、足裏刺激部による刺激効果が適度であるので、家庭内ばかりでなく、屋外におけるウォーキング、通勤などの歩行時、オフィスなどにおける就業中に着用し、その効果を得ることができる。
また、本発明に係る足部被覆材(2)、(3)によれば、それぞれSMD値、RC値がさらに好ましい範囲に設定されているので、足裏に対するいっそう優れた刺激効果及びマッサージ効果を得ることができる。
また、本発明に係る足部被覆材(4)によれば、足裏刺激部が生地に組み込まれた多数の突起で構成されているので、上記SMD値及びRC値の範囲を満足する足部被覆材を容易に製造することができる。また、突起を構成する材料、形態等を選択することによって、使用者の要求に応じて、様々な感触を有する足裏刺激部を形成することができる。
また、本発明に係る足部被覆材(5)によれば、多数の突起がパイルによって形成されているので、足裏に対する感触がよく、特に製造が容易という長所がある。
また、本発明に係る足部被覆材(6)によれば、多数の突起が、合成繊維と加熱接着性繊維とによって生地に組み込まれており、加熱処理されているので、生地に対して突起が確実に結合している。そのために、足裏に対して、より優れた刺激効果、マッサージ効果を発揮させることができる。
また、本発明に係る足裏刺激材(7)によれば、SMD値及びRC値が、足部被覆材(1)と同様な条件に設定されているので、足部被覆材(1)と同様な刺激効果及びマッサージ効果を得ることができる。さらに、形状がシート状であるので、靴下の内側に敷いて使用することが可能で、好みに応じて靴下との組み合わせを選択することができる。このほか、靴の中敷き(インソール)と同様に、又はインソールに貼付して用いることができるので、用途が広いという利点がある。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態に係る足部被覆材及び足裏刺激材を具体的に説明する。
図1は、実施の形態に係る足部被覆材1を示す側面図である。また、図2は、足部被覆材1の内側底部を示す平面図である。足部被覆材1は、図1に示したように、靴下型であり、靴下と同様に足部に装着できる形態となっている。なお、足部被覆材1の場合には、足先部がなく、足の踵及び土踏まず近傍領域を被覆することができるタイプとなっている。足部被覆材1は、全体が綿、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなど通常靴下に用いられている繊維のほか、弾性を有するポリウレタン系繊維、ポリエーテル・エステル系繊維などの繊維で編成されている。また、図2に示したように、足部被覆材1を人体に装着した際に足裏に対面し、足裏の接地面に対応する領域の少なくとも一部に、足裏に対する刺激効果を有する足裏刺激部11を備えている。なお、図1に示したように、足首部には、足部被覆材1を足部に装着した場合に位置ずれを起こさないようにするための口ゴム部12が設けられている。
図3は、足裏刺激部11の構成の1例を模式的に示す部分拡大断面図である。この足裏刺激部11は、綿、アクリル、ナイロン、ポリウレタンなどの通常靴下に用いられている繊維13A、13B、及びポリウレタン系繊維、ポリエーテル・エステル系繊維などの弾性を有する繊維14(これらの繊維13A、13B、14を合わせて構成糸と呼ぶ)によって構成された生地15と、構成糸に比べて高い弾性値を有し、生地15に組み込まれたナイロンモノフィラメントなどの合成繊維によって形成された多数の突起16とで構成されている。なお、図3には、綿、アクリル、ナイロン、ポリウレタンなどの通常靴下に用いられている繊維13A、13Bが2本の例を示したが、本数は限定されるものではなく、1本でも3本以上でもよく、また、繊維13Aと13Bとは同じ材質であってもよい。
上記の突起16は、例えば、生地15の構成糸13A、13Bに絡ませて、足部被覆材1の内側にパイルを形成するように、足裏刺激部11のほぼ全面に設けられている。これらの突起16は、弾力性を持っており、足裏と接地面との間で押圧された際に反発力を発生し、その反発力によって足裏に対して適度な刺激効果及びマッサージ効果(以下の説明において、刺激効果とマッサージ効果を合わせて刺激効果と記すことがある)を発揮することができるようになっている。
足裏刺激部11は、足裏への刺激効果を発揮することができるように、前述の測定条件Aによって求められる表面の凹凸を表すSMD値が0.03μm〜0.1μm、かつ前述の測定条件Bによって求められる圧縮回復性を表すRC値が10%以上となっている。
表1に、図1に示した足部被覆材1を用いて、先に示した測定条件A及びBによってSMD値及びRC値を測定し、9人の被験者を対象に、足裏の刺激効果とSMD値及びRC値との関係を調査した結果を示す。なお、表1に示した領域のうち、斜線及び横線で示した部分は適度な刺激が感じられた領域であり、そのうち斜線部はより適度な刺激が感じられた領域である。
Figure 2006348399
表1から明らかなように、SMD値が0.03μm未満の場合には、刺激感が感じられない。SMD値が0.03μm未満の場合に刺激感が感じられないのは、表面の凹凸が小さ過ぎるからである。したがって、SMD値の下限は0.03μmとした。一方、SMD値が0.1μmを超えると刺激感が強すぎ、痛みを伴うことがあるため、SMD値の上限は0.1μmとした。なお、SMD値のより好ましい範囲は、0.03μm〜0.08μmである。
また、RC値に関しては、RC値が10%未満の場合には、刺激感が感じられない。RC値が10%未満の場合に刺激感が感じられないのは、前述の突起16によって得られる圧縮回復力が小さ過ぎるからである。したがって、RC値の下限は10%とした。一方、RC値の上限は、RC値が高い方が、刺激感が高まるので100%未満である。なお、RC値のより好ましい範囲は、10%〜80%である。
実施の形態に係る足部被覆材1は、足裏刺激部11の特性が、上記のSMD値及びRC値の範囲を満足するので、足部被覆材1を用いることにより、足裏に対する優れた刺激効果が得られる。
実施の形態に係る足部被覆材1の場合には、足裏刺激部11が上記のSMD値及びRC値を満足する特性を有している。これらの適度なSMD値及びRC値は、主として図3に例を示した突起16の物理的形状、物理的性質、大きさ、密度などによって決定される。例えば、図3には、突起16がループ形をしたパイルの場合を示したが、突起16はループパイルに限定されるものではなく、オープンパイル(例えば、棒状、先端が鍵型の逆J形など)であってもよい。また、突起の密度、大きさ、突起を構成する繊維の径など、商業規模の製造で可能な条件であれば採用することができる。そのような条件で製造された足裏刺激部11が、上記SMD値及びRC値を満足していればよい。
足部被覆材1を構成する生地は、前述のように、綿、アクリル、ナイロン、ポリウレタンなどの通常靴下に用いられている繊維のほか、ポリウレタン系繊維、ポリエーテル・エステル系繊維などの弾性を有する繊維で形成することができる。また、突起16用の繊維としては弾性値の高い材料が適しており、例えば、ナイロン、ポリエチレンなどの合成繊維のモノフィラメント(テグス)又はマルチフィラメントを利用することが可能であり、特にナイロンのモノフィラメントが好ましい。ナイロンのモノフィラメントの場合には、太さは30D〜90D程度が適当である。また、クリンプを有する繊維であってもよく、クリンプを有する繊維は、後述の接着繊維を用いる場合、接着繊維が巻きつきやすく、均一に編み立てすることができるという特長がある。
なお、SMD値及びRC値は、突起16の密度、高さ、後述の接着繊維の使用、モノフィラメントかマルチフィラメントか、クリンプの有無など様々な要因の影響を受けるので、そのような条件も含めて、適切なSMD値及びRC値が得られる繊維の太さ、材質などを選択することが好ましい。
図4は、別の実施の形態に係る足部被覆材における足裏刺激部11Aの構成を模式的に示す部分拡大断面図である。図4に示した足裏刺激部11Aの場合には、図3に示した足裏刺激部11に、さらに、水溶性ビニロンなどの加熱接着性の接着繊維17が、突起16を構成する繊維とともに組み込まれている。さらに、加熱によって、接着繊維17と、突起16用の繊維、生地15の構成糸13A、13B、14などとの接触部に、接着部18が形成されている。そのために、突起16が生地15に対して部分的に結合した状態になり、突起16の生地15に対する結合力が増加するとともに、突起16に形成された接着部18によって、突起16が硬化すると考えられる。したがって、図4に示した足裏刺激部11Aの場合には、より確実な足裏刺激効果を得ることができる。なお、接着繊維としては、溶解処理温度が30℃以上、100℃以下程度の水溶性ビニロンが特に好ましい。なお、加熱による接着処理は、加圧水蒸気下における加熱が好ましく、水溶性の接着繊維の場合には特に好ましい。この場合、接着繊維の特性にもよるが、例えば、圧力1.3kg/cm程度、温度115℃程度で処理することができる。
図5は、実施の形態2に係る足部被覆材2を示す側面図である。また、図6は、足部被覆材2の内側底部を示す平面図である。図5及び図6に示したように、実施の形態2に係る足部被覆材2は、爪先を含む足部全体を被覆するソックスと同様な形態をしており、足裏刺激部21が、踵に対応する位置から爪先付近までの領域に設けられている。したがって、足部被覆材2を装着した場合には、足裏刺激部21によって、足裏の接地部のほぼ全面がカバーされる。なお、足裏刺激部21のSMD値及びRC値の条件、足部被覆材2及び足裏刺激部21を構成する材料などは、実施の形態1に係る足部被覆材1における足裏刺激部11、11Aの場合と同じでよい。
このように、足部被覆材1、2の全体の形態及び足裏刺激部11、11A、21の配設位置は、必要に応じて変更することが可能であり、使用者の要求や好みに応じて適宜設定することができる。
図7は、実施の形態3に係る足裏刺激材3を示す斜視図である。図7に示した足裏刺激材3は、全体の形状がほぼ足裏の形をしたシート状であり、インソールと同様に靴の中敷きとして、またはソックスの中に敷いて使用するタイプである。足裏刺激材3の場合には、ほぼ全体が足裏刺激部31となっており、足裏刺激部31のSMD値及びRC値の範囲、足裏刺激部31を構成する材料などは、実施の形態1、2に係る足裏刺激部11、11A、21の場合と同じである。実施の形態3に係る足裏刺激材3はシート状であるので、着用する好みのソックスなどに合わせて使用することができるという利点がある。
また、足裏刺激材3の裏側32に、加熱接着性の接着剤などを塗布しておき、ソックスなどの内側やインソ−ルなどの表面に加熱接着することができるようにしてもよい。
上記実施の形態1、2に係る足部被覆材1、2は、丸編み機など通常の靴下の製造に用いられている編み機により編成することができる。足裏刺激部11、11A、21に関しても、例えばパイルで足裏刺激部11、11A、21を形成する場合には、足裏刺激部11、11A、21の形成領域、パイルの形成面(足部被覆材1、2の内側)、パイルの大きさ、密度などの編成条件を、予めプログラミングしておくことにより容易に形成することができる。
また、図7に示した実施の形態3に係る足裏刺激材3については、例えば、平編みとパイル編みとを組み合わせることによって容易に編成することができる。
図1及び図2に示した足部被覆材1を用いて、足裏に対する足裏刺激部の刺激効果を調査した。試験に供した足部被覆材A〜Dに関する足裏刺激部のパイル編みに用いた繊維は、下記のとおりである。
A:90Dナイロンフィラメント及び接着繊維
B:クリンプを有する90Dナイロンフィラメント及び接着繊維
C:90Dナイロンフィラメントのみ
D:普通糸
比較用のDを含めて、上記4種類の足部被覆材を作製し、9人の被験者を対象に1〜5の5段階評価(数値が大きい方が刺激感良)による官能試験を行った。
表2に、各足部被覆材の条件及び試験結果をまとめて示した。
Figure 2006348399
表2に示されているように、SMD値及びRC値が本発明で規定する範囲を満足する足部被覆材A、B及びCの場合には、良好な刺激効果が得られた。足部被覆材A、B及びCの中でも、特に接着繊維を用いたAの評価がもっとも高かった。また、クリンプを有するナイロンモノフィラメントを用いたBは、Aと通常のナイロンモノフィラメントを用いたCとの中間の評価であった。一方、SMD値が本発明で規定する範囲を満足しない比較用の足部被覆材Dの場合には、本発明の実施例である足部被覆材A、B及びCにくらべて、評価が極めて低かった。
上記の試験結果によって、足裏刺激部が本発明で規定する条件を満足する場合には、足裏に対する優れた刺激効果が得られることが確認された。
本発明の場合には、上述のように、SMD値及びRC値を用いて、足裏刺激部11、11A、21、31の特性を特定している。これらのSMD値及びRC値に関する主な測定条件は、測定条件A、測定条件Bとして既に示した。測定値の求め方及び用いる装置の仕様をさらに説明すると次のとおりである。
表3に、SMD値を求めるのに用いられる表面試験機(カトーテック株式会社製KES−SE型)の仕様を示した。また、SMD値の算出方法は次のとおりである。
図8は、測定によって得られた試料表面の幾何学的な凹凸とSMD値を求める基礎となる数値との関係を示したグラフである。(1)式に示した面積Sは、図8においてxが0からXまでの間の斜線部で示された凹凸部の面積の合計値である。なお、この斜線部は、凹凸の中心である平均厚さTavと凹凸の曲線で囲まれた部分である。上記の面積Sを求めるのに用いた距離Xで面積Sを割ることによって、SMD値が求められる。
表4に、RC値を求めるのに用いられる圧縮試験機(カトーテック株式会社製KES−G5型)の仕様を示した。また、RC値の算出方法は次のとおりである。
図9は、測定によって得られた試料の厚さと圧縮荷重との関係を示したグラフである。(2)式に示したRC値は、圧縮に要するエネルギWCに対する、圧縮後の回復過程のエネルギ、すなわち試料が荷重板を押し上げるエネルギWC’の比によって表される。図9において、WCは三角形点ABCの面積、WC’はa+bの面積である。
Figure 2006348399
Figure 2006348399
本発明の実施の形態に係る足部被覆材を示す側面図である。 図1に示した足部被覆材の内側底部を示す平面図である。 図1に示した足部被覆材における足裏刺激部の構成の1例を模式的に示す部分拡大断面図である。 本発明の別の実施の形態に係る足部被覆材における足裏刺激部の構成を模式的に示す部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る足部被覆材を示す側面図である。 図5に示した足部被覆材の内側底部を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る足裏刺激材を示す斜視図である。 測定によって得られた試料表面の幾何学的な凹凸とSMD値を求める基礎となる数値との関係を示したグラフである。 測定によって得られた試料の厚さと圧縮荷重との関係を示したグラフである。
符号の説明
1、2 足部被覆材
3 足裏刺激材
11、11A、21、31 足裏刺激部
15 生地
16 突起
17 接着繊維
18 接着部

Claims (7)

  1. 少なくとも足の踵領域を被覆することができる足部被覆材であって、
    該足部被覆材のうち、装着時に足裏に対面し、足裏の接地面に対応する領域の少なくとも一部に、足裏の刺激効果を有する足裏刺激部を備え、
    該足裏刺激部が、下記測定条件Aによって求められる表面の凹凸を表すSMD値が0.03μm〜0.1μm、かつ下記測定条件Bによって求められる圧縮回復性を表すRC値が10%以上であることを特徴とする足部被覆材。
    測定条件A:
    SMD=S/X (1)
    X:下記測定条件により、試料表面における凹凸を測定した距離(単位:cm)
    S:下記測定条件により測定された試料表面における凹凸の平均値を示す直線と凹凸を示す曲線とで囲まれた部分の面積を距離Xの間について求めた値
    測定装置:カトーテック株式会社製表面試験機KES−SE相当機
    試料:幅10mm、長さ20mm(測定時には、試料を平滑で水平な金属板上に載置)
    接触子形状:径0.5mmのピアノ線を底部5mmのコの字形に曲げたもの(コ形の底部を試料表面に当てる)
    接触子による押圧荷重:100gf
    接触子の移動:1mm/secの一定速度で水平に20mm移動
    測定条件B:
    RC=(WC’/WC)×100 (2)
    WC:下記条件で求められる圧縮過程における圧縮エネルギ(g・cm/cm
    WC’:下記条件で求められる圧縮回復過程における回復エネルギ(g・cm/cm
    測定装置:カトーテック株式会社製圧縮試験機KES−G5相当機
    試料:幅50mm以上、長さ50mm以上
    圧縮(加圧)面積:2cm
    圧縮速度:20μm/sec、
    圧縮最大荷重:15gf/cm
  2. 前記SMD値が、0.03μm〜0.08μmであることを特徴とする請求項1に記載の足部被覆材。
  3. 前記RC値が、10%〜80%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の足部被覆材。
  4. 前記足裏刺激部が、前記足部被覆材を構成する生地と、該生地の構成糸に比べて高い弾性値を有し、前記生地に組み込まれた合成繊維によって形成された多数の突起とで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の足部被覆材。
  5. 前記多数の突起が、合成繊維のパイルによって形成されていることを特徴とする請求項4に記載の足部被覆材。
  6. 前記多数の突起が、前記合成繊維と加熱接着性繊維とによって前記生地に組み込まれ、前記足裏刺激部が加熱処理されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の足部被覆材。
  7. 足裏の刺激効果を有するシート状の足裏刺激材であって、
    該足裏刺激材の足裏刺激部が、
    下記測定条件Aによって求められる表面の凹凸を表すSMD値が0.03μm〜0.1μm、かつ下記測定条件Bによって求められる圧縮回復性を表すRC値が10%以上であることを特徴とする足裏刺激材。
    測定条件A:
    SMD=S/X
    X:下記測定条件により、試料表面における凹凸を測定した距離(単位:cm)
    S:下記測定条件により測定された試料表面における凹凸の平均値を示す直線と凹凸を示す曲線とで囲まれた部分の面積を距離Xの間について求めた値
    測定装置:カトーテック株式会社製表面試験機KES−SE相当機
    試料:幅10mm、長さ20mm(測定時には、試料を平滑で水平な金属板上に載置)
    接触子形状:径0.5mmのピアノ線を底部5mmのコの字形に曲げたもの(コ形の底部を試料表面に当てる)
    接触子による押圧荷重:100gf
    接触子の移動:1mm/secの一定速度で水平に20mm移動
    測定条件B:
    RC=(WC’/WC)×100
    WC:下記条件で求められる圧縮過程における圧縮エネルギ(g・cm/cm
    WC’:下記条件で求められる圧縮回復過程における回復エネルギ(g・cm/cm
    測定装置:カトーテック株式会社製圧縮試験機KES−G5相当機
    試料:幅50mm以上、長さ50mm以上
    圧縮(加圧)面積:2cm
    圧縮速度:20μm/sec、
    圧縮最大荷重:15gf/cm
    WC:下記条件で求められる圧縮過程における圧縮エネルギ(g・cm/cm
    WC’:下記条件で求められる圧縮回復過程における回復エネルギ(g・cm/cm
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