JP2006348067A - パルス燃焼における乾燥ゴム回収方法及びその乾燥ゴム回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴム組成物溶液を瞬間的に乾燥させ、乾燥ゴムを効率良く回収することが出来るパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法及びその乾燥ゴム回収装置を提供する。
【解決手段】金網濾過手段13は、図2〜図4に示すように円錐台状に形成された濾過網14が乾燥室ホッパ7の出口部7aの近傍に回転可能に取付けられ、この濾過網14の上下部には、大径の環状歯車15a,15bが取付けられ、この環状歯車15a,15bの外部には、図示しない駆動モータ等に接続された駆動歯車16a,16bが噛合し、濾過網14を外部から駆動させて所定の速度で回転させるように構成されている。円錐台状に形成された濾過網14の内側の数カ所には、濾過網14の内面側に付着するゴム粒子Wxを掻き落とす固定された掻き取り刃17が取付けられ、この掻き取り刃17の刃先と乾燥室ホッパ7内の濾過網14の表面との間には、0.1mm〜1mm程度のクリアランスを設けて、前記ゴム粒子Wxを効率良く掻き落とすように構成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、パルス燃焼における乾燥ゴム回収方法及びその乾燥ゴム回収装置に係わり、更に詳しくはパルス燃焼器によりゴムラテックスやゴム溶液等のゴム組成物溶液を瞬間的に乾燥させて乾燥ゴムを金網濾過手段により効率良く回収することが出来るパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法及びその乾燥ゴム回収装置に関するものである。
従来、天然ゴムまたは合成ゴムの製造方法として、天然ゴムの場合には、天然ゴムラテックスを樹木から人手により採取し、濾過した後ギ酸を加えて凝固させ、シート状やブロック状に加工した状態で出荷させている(例えば、特許文献1参照)。
また、乳化重合によって得られる合成ゴムラテックスは、食塩水と希硫酸等の酸を加えて凝固させ、得られたクラムを漿液と分離し、洗浄後に押出機型の乾燥機に投入して乾燥させた後、計量と包装を行っている。
然しながら、前者の天然ゴムの製造方法は、人手により作業する工程が多く、また天然ゴムラテックスの凝固工程、水洗い工程、乾燥工程といった多くの製造工程、特に乾燥工程では得られるゴム製品粘度等に大きな影響を及ぼし、ゴム製品のバラツキ面から現在のゴムラテックスの品質からゴム製造方法としては十分なものと言うことは出来ないと言う問題があった。
一方、合成ゴムラテックスの製造方法は、天然ゴムの製造方法と同様に、一度凝固させてから水分の除去工程に多くの手間と時間がかかり、大がかりな設備が必要となり、コストアップとなる問題があった。
特開2003−26704号公報
この発明はかかる従来の問題点に着目し、パルス燃焼器の爆破燃焼排ガスに向かってゴム組成物溶液を噴射させて接触させることにより、ゴム組成物溶液を瞬間的に乾燥させ、その乾燥ゴムを金網濾過手段により効率良く回収することが出来るパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法及びその乾燥ゴム回収装置を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、この発明のパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法は、パルス燃焼器の燃焼部に接続されたテールパイプ出口側の燃焼室下部に、前記テールパイプ出口側から噴出する爆破燃焼排ガスに向かってゴム組成物溶液を噴射させて接触させることによりゴム組成物溶液の水分及び液体を瞬間的に気化乾燥させ、乾燥したゴム粒子は、前記乾燥室ホッパの内壁面の一部に設けた金網濾過手段により濾過させると共に出口側に向かって自重により落下させ、前記気化した水分及び液体は金網濾過手段を通して、金網濾過手段の後方に接続された排気パイプを介して乾燥室ホッパの外部に排出させ、前記乾燥したゴム粒子は、乾燥室ホッパの出口部に接続された乾燥ゴム回収手段により乾燥ゴムを連続的に回収することを要旨とするものである。
ここで、前記ゴム組成物溶液が、ゴムラテックスまたはゴム溶液であり、また前記金網濾過手段の内側に設けた掻き取り手段により、金網濾過手段に付着した乾燥したゴム粒子を掻き取って乾燥室ホッパの出口部に落下させる。また前記乾燥ゴム回収手段を介して回収する乾燥ゴムをシーティング装置を介してシート状に形成して回収するものである。
また、この発明のパルス燃焼における乾燥ゴム回収装置は、燃焼室内に収容されたパルス燃焼器のテールパイプ出口側の燃焼室下部に、ゴム組成物溶液を乾燥させる乾燥室ホッパを接続し、前記燃焼室下部に前記テールパイプ出口側から噴出する爆破燃焼排ガスに向かってゴム組成物溶液を噴射させる供給手段を設け、前記乾燥室ホッパの内壁面の一部に乾燥したゴム粒子の金網濾過手段を設けると共に、金網濾過手段の後方に前記気化した水分及び液体を金網濾過手段を通して乾燥室ホッパの外部に排出させる排気パイプを接続し、前記乾燥室ホッパの出口部に、乾燥ゴムを連続的に回収する乾燥ゴム回収手段を接続したことを要旨とするものである。
ここで、前記ゴム組成物溶液が、ゴムラテックスまたはゴム溶液であり、前記乾燥室ホッパの出口部に、旋回可能な金網濾過手段と、この金網濾過手段の後方に前記気化した水分及び液体を金網濾過手段を通して乾燥室ホッパの外部に排出させる排気パイプとを接続し、前記金網濾過手段の内側に付着した乾燥ゴム粒子を掻き取って乾燥室ホッパの出口部に落下させる掻き取り手段を設けて構成するものである。
また、前記乾燥室ホッパの上部側面に、金網濾過手段と、この金網濾過手段の後方に前記気化した水分及び液体を金網濾過手段を通して乾燥室ホッパの外部に排出させる排気パイプとを接続し、前記金網濾過手段の内側に、付着した乾燥ゴム粒子を掻き取って乾燥室ホッパの出口部に落下させる掻き取り手段を設け、前記乾燥室ホッパの出口部に接続する乾燥ゴムの乾燥ゴム回収手段が、1軸スクリュー押出機,2軸スクリュー押出機またはロールミルから選ばれた少なくとも一つで構成するものである。
また、前記乾燥ゴム回収手段の出口部に、回収した乾燥ゴムをシート状に形成するシーティング装置を設けるものである。
このように構成することで、ゴム組成物溶液を瞬間的に乾燥させた後、金網濾過手段により乾燥ゴムを効率良く回収することが出来るものである。
この発明は上記のように構成したので、以下のような優れた効果を奏するものである。(a).パルス燃焼器の爆破燃焼排ガスに向かってゴム組成物溶液を噴射させて接触させることによりゴム組成物溶液を瞬間的に乾燥させ、乾燥ゴムを金網濾過手段により効率良く回収することが出来る。
(b)人手を介することなく、自動的に、かつ連続的に回収作業を行うことが出来るので、ゴム製品にバラツキがなく、高品質のゴム製品を安価に製造することが出来る。
(c).比較的簡単な設備により効率良く製造出来るので、コストダウンを図ることが出来る。 (d).ゴムラテックスには、カーボンやシリカ等を混合したマスターバッチも可能である。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明のパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法を実施するための乾燥ゴム回収装置の概略構成図を示し、1は燃焼部2とテールパイプ3とから成るパルス燃焼器を示し、このパルス燃焼器1は、二次空気A’の導入口を備えた燃焼室1a内に収容され、また前記燃焼部2には燃焼空気Aの吸引口4と、気体燃料(例えば、天然ガス,プロパンガス等)や液体燃料(例えば、灯油等)等の燃料供給口5と、スタータープラグ6とが設けられている。
前記燃焼部2に接続するテールパイプ3の出口側3aの燃焼室1aの下部には、ゴムラテックスまたはゴム溶液(ゴムを可溶化できる溶媒であり、溶媒としては、例えば、トルエン、キシレン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンのうち少なくとも一つを含む溶媒で、数種類混合したものであっても良い)等のゴム組成物溶液Wを乾燥させる乾燥室ホッパ7が鉛直向きに取付けられ、また燃焼室1aの下部には、前記テールパイプ出口側3aから噴出する爆破燃焼排ガスGに向かって前記ゴム組成物溶液Wを噴射させるゴム組成物溶液Wの供給手段8を設ける共に、乾燥室ホッパ7の出口部7aには、金網濾過手段13を通して気化した水分及び液体を乾燥室ホッパ7の外部に排出させる複数本の排気パイプ9が水平方向に接続されている。
前記供給手段8は、供給ノズル8aの先端がテールパイプ出口側3aに向かって水平に配設され、テールパイプ出口側3aから噴出する爆破燃焼排ガスGに向かってゴム組成物溶液Wを所定の圧力で噴射させて接触させることにより、ゴム組成物溶液Wの水分及び液体を瞬間的に気化乾燥させるように構成されている。
即ち、パルス燃焼器1が発生する排気ガス中(音場内)にゴム組成物溶液Wを噴射させることで、衝撃波(周波数:60〜1000Hz),爆発生成気体,交番流,ガス温度(40°C〜200°C)等、排気ガスのもつ様々な「性状」に接触して、圧力変動を利用した力学的な作用が働き、脱水と乾燥が併存する「瞬間乾燥」が行われる。
そして、ゴム組成物溶液Wから気化した水分及び液体は、上述したように金網濾過手段13及び排気パイプ9を介して乾燥室ホッパ7の外部に排出させ、また乾燥した天然ゴムまたは合成ゴム等のゴム粒子Wxは、金網濾過手段13に濾過されて付着した後、前記乾燥室ホッパ7の出口側に向かって自重により落下し、該乾燥室ホッパ7の出口部7aに接続された乾燥ゴム回収手段10により乾燥ゴムWzを連続的に回収するように構成したものである。
前記金網濾過手段13は、図2〜図4に示すように円錐台状に形成された濾過網14が乾燥室ホッパ7の出口部7aの近傍に回転可能に取付けられ、この濾過網14の上下部には、大径の環状歯車15a,15bが取付けられ、この環状歯車15a,15bの外部には、図示しない駆動モータ等に接続された駆動歯車16a,16bが噛合し、濾過網14を外部から駆動させて所定の速度で回転させるように構成されている。
なお、回転駆動手段は上記の構成に限定されるものではなく、プーリやベルト等を組み合わせて駆動力を伝達することも可能である。
また、円錐台状に形成された濾過網14の内側の数カ所には、濾過網14の内面側に付着するゴム粒子Wxを掻き落とす固定された掻き取り刃17が取付けられ、この掻き取り刃17の刃先と乾燥室ホッパ7内の濾過網14の表面との間には、0.1mm〜1mm程度のクリアランスを設けて、前記ゴム粒子Wxを効率良く掻き落とすように構成されている。
また、前記円錐台状に形成された濾過網14は、この実施形態では、厚さ1mm〜10mmの金属板に直径0.3mm〜1.0mmの多数のパンチング穴を形成してパンチング網を構成している。なお、乾燥室ホッパ7の内壁面7bや濾過網14の内面を、テフロン(登録商標)等により加工し、乾燥ゴム粒子Wxが付着し難い構造にすることも可能である。
このように構成した金網濾過手段13の外周面の数カ所、この実施形態では90度間隔で4ヵ所に上述した排気パイプ9が設けてあり、ゴム組成物溶液Wから気化した水分及び液体は、金網濾過手段13の濾過網14を通過して排気パイプ9により乾燥室ホッパ7の外部に排出させるように構成されている。なお、排気パイプ9の途中に、強制的に排気させるための排気ポンプや、気化した水分及び液体中の化学成分を除去するためのフィルター等を介在させることも可能である。
また、前記乾燥室ホッパ7の出口部7aに接続する乾燥ゴムWzの乾燥ゴム回収手段10は、1軸スクリュー押出機,2軸スクリュー押出機またはロールミルから選ばれた少なくとも一つで構成し、この実施形態では図5に示すように、2軸スクリュー押出機11と、その先端に取付けられたローラーダイ等のシーティング装置12とで構成してある。
前記2軸スクリュー押出機11には、乾燥ゴムWzを効率良く搬送させるために、搬送工程S1と、混合工程S2と、脱気工程S3とを連続して設けることが好ましく、また混合された乾燥ゴムWzは、脱気工程S3→混合工程S2→搬送工程S1を経て二本のシーティングロール12a,12bにより所定の厚さでシート状に成形し、次工程へ搬出するものである。
次に、乾燥ゴム回収装置により、乾燥ゴムWzの回収方法について説明する。
先ず、燃焼部2に接続するテールパイプ3の出口側3aの燃焼室1aの下部に、パルス燃焼器1のテールパイプ3の出口側に接続された乾燥室ホッパ7の上部に、前記テールパイプ3の出口側から噴出する爆破燃焼排ガスGに向かってゴム組成物溶液Wを噴射させて接触させる。
これにより、ゴム組成物溶液溶液Wの水分及び液体を瞬間的(例えば、0.01秒)に気化乾燥させ、気化した水分及び液体は濾過網14を通過して排気パイプ9を介して乾燥室ホッパ7の外部に排出させると共に、乾燥した天然ゴムまたは合成ゴムのゴム粒子Wxは、前記乾燥室ホッパ7の出口側に向かって自重により落下させ、該乾燥室ホッパ7の出口部7aに接続された乾燥ゴム回収手段10により乾燥ゴムWzを連続的に回収する。
また、乾燥ゴムWzを連続的に回収する際、次工程及びストックを容易にするため、乾燥ゴムWzをシーティング装置12を介してシート状に形成して回収するものである。
前記ゴム組成物溶液Wを爆破燃焼排ガスGに接触させて乾燥させる際、乾燥したゴム粒子Wxは、自重により乾燥室ホッパ7の出口部7aに向かって落下し、一部は排気パイプ9を設けた金網濾過手段13の濾過網14の内面に付着するため、これを効率良く回収すると共に、気化した水分及び液体を効率良く外部に排出させるため、濾過網14の内面を清掃する必要がある。
この発明の実施形態では、乾燥ゴムWzの回収時に上述したように濾過網14を駆動モータ等に接続された駆動歯車16a,16bにより所定の速度で回転させると共に、濾過網14の内面側に設けた掻き取り刃17により濾過網14の内面側に付着するゴム粒子Wxを効率良く掻き落とし乾燥室ホッパ7の出口部7aに落下させるようにしている。
次に、図6はこの発明の金網濾過手段13の第2実施形態を示し、この実施形態は、金網濾過手段13及び排気パイプ9を乾燥室ホッパ7の上部に設け、ゴム組成物溶液Wから気化した水分及び液体は、上述したように金網濾過手段13及び排気パイプ9を介して乾燥室ホッパ7の外部に排出させるように構成したものである。
また乾燥した天然ゴムまたは合成ゴム等のゴム粒子Wxは、金網濾過手段13に濾過されて付着した後、前記乾燥室ホッパ7の出口側に向かって自重により落下し、該乾燥室ホッパ7の出口部7aに接続された乾燥ゴム回収手段10により乾燥ゴムWzを連続的に回収するように構成したものである。
また、この実施形態の濾過網14の内面側に設けた掻き取り刃17は、乾燥室ホッパ7の上部に接続されたパルス燃焼器1の燃焼室1a内に設けて乾燥室ホッパ7内からの駆動手段18により掻き取り刃17を移動させながら濾過網14の内面に付着したゴム粒子Wxを掻き落とすように構成してある。
なお、その他の構成及び作用は上記第1実施形態と同様なので同一符号を付して説明は省略する。
この発明では、上記のようにパルス燃焼器1の爆破燃焼排ガスGに向かってゴム組成物溶液Wを噴射させて接触させることによりゴム組成物溶液Wを瞬間的に乾燥させ、乾燥ゴムを効率良く回収することが出来る。また、人手を介することなく、自動的に、かつ連続的に回収作業を行うことが出来るので、ゴム製品にバラツキがなく、高品質のゴム製品を安価に製造することが出来る。更に、比較的簡単な設備により効率良く製造出来るので、コストダウンを図ることが出来るものである。
この発明のパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法を実施するための乾燥ゴム回収装置の概略構成図である。 図1のA−A矢視部における乾燥室ホッパの下部側に設けた金網濾過手段の拡大側面図である。 図2のB−B矢視平面図である。 掻き取り刃により濾過網の内面に付着したゴム粒子を掻き落とす状態を示す拡大説明図である。 図1のC−C矢視平面図である。 この発明の金網濾過手段及び掻き取り手段の第2実施形態を示す図1と同様な図である。
符号の説明
1 パルス燃焼器 1a 燃焼室
2 燃焼部 3 テールパイプ
4 吸引口 3a テールパイプの出口側
5 燃料供給口 6 スタータープラグ
7 乾燥室ホッパ 7a 出口部
7b 内壁面 8 供給手段
8a 供給ノズル 9 排気パイプ
10 乾燥ゴム回収手段 11 2軸押出機
12 シーティング装置
12a,12b シーティングロール
13 金網濾過手段 14 濾過網
15a,15b 環状歯車
16a,16b 駆動歯車
17 掻き取り刃 18 駆動手段
A 燃焼空気 A’二次空気
G 爆破燃焼排ガス W ゴム組成物溶液
Wx 乾燥ゴム粒子 Wz 乾燥ゴム

Claims (10)

  1. パルス燃焼器の燃焼部に接続されたテールパイプ出口側の燃焼室下部に、前記テールパイプ出口側から噴出する爆破燃焼排ガスに向かってゴム組成物溶液を噴射させて接触させることによりゴム組成物溶液の水分及び液体を瞬間的に気化乾燥させ、乾燥したゴム粒子は、前記乾燥室ホッパの内壁面の一部に設けた金網濾過手段により濾過させると共に出口側に向かって自重により落下させ、前記気化した水分及び液体は金網濾過手段を通して、金網濾過手段の後方に接続された排気パイプを介して乾燥室ホッパの外部に排出させ、前記乾燥したゴム粒子は、乾燥室ホッパの出口部に接続された乾燥ゴム回収手段により乾燥ゴムを連続的に回収することを特徴とするパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法。
  2. 前記ゴム組成物溶液が、ゴムラテックスまたはゴム溶液である請求項1に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法。
  3. 前記金網濾過手段の内側に設けた掻き取り手段により、金網濾過手段に付着した乾燥したゴム粒子を掻き取って乾燥室ホッパの出口部に落下させる請求項1または2に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法。
  4. 前記乾燥ゴム回収手段を介して回収する乾燥ゴムをシーティング装置を介してシート状に形成して回収する請求項1,2または3に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収方法。
  5. 燃焼室内に収容されたパルス燃焼器のテールパイプ出口側の燃焼室下部に、ゴム組成物溶液を乾燥させる乾燥室ホッパを接続し、前記燃焼室下部に前記テールパイプ出口側から噴出する爆破燃焼排ガスに向かってゴム組成物溶液を噴射させる供給手段を設け、前記乾燥室ホッパの内壁面の一部に乾燥したゴム粒子の金網濾過手段を設けると共に、金網濾過手段の後方に前記気化した水分及び液体を金網濾過手段を通して乾燥室ホッパの外部に排出させる排気パイプを接続し、前記乾燥室ホッパの出口部に、乾燥ゴムを連続的に回収する乾燥ゴム回収手段を接続したことを特徴とするパルス燃焼における乾燥ゴム回収装置。
  6. 前記ゴム組成物溶液が、ゴムラテックスまたはゴム溶液である請求項5に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収装置。
  7. 前記乾燥室ホッパの出口部に、旋回可能な金網濾過手段と、この金網濾過手段の後方に前記気化した水分及び液体を金網濾過手段を通して乾燥室ホッパの外部に排出させる排気パイプとを接続し、前記金網濾過手段の内側に付着した乾燥ゴム粒子を掻き取って乾燥室ホッパの出口部に落下させる掻き取り手段を設けた請求項5または6に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収装置。
  8. 前記乾燥室ホッパの上部側面に、金網濾過手段と、この金網濾過手段の後方に前記気化した水分及び液体を金網濾過手段を通して乾燥室ホッパの外部に排出させる排気パイプとを接続し、前記金網濾過手段の内側に、付着した乾燥ゴム粒子を掻き取って乾燥室ホッパの出口部に落下させる掻き取り手段を設けた請求項5または6に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収装置。
  9. 前記乾燥室ホッパの出口部に接続する乾燥ゴムの乾燥ゴム回収手段が、1軸スクリュー押出機,2軸スクリュー押出機またはロールミルから選ばれた少なくとも一つで構成した請求項5,6,7または8に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収装置。
  10. 前記乾燥ゴム回収手段の出口部に、回収した乾燥ゴムをシート状に形成するシーティング装置を設けた請求項5,6,7,8または9に記載のパルス燃焼における乾燥ゴム回収装置。
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