JP2006345254A - 撮影装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被写界深度が浅く、ピントが合い難い状況下で、画角内に複数の人物が存在する場合、複数の人物に対し、合焦した上、最適な露出制御した画像を撮影することが非常に困難だった。
【解決手段】 複数人数存在する被写体の顔を認識し、顔に対する被写体距離・被写体輝度などの撮像パラメータからグループ化を行い、グループ毎に最適な撮像パラメータを設定し、撮影することで、それぞれの被写体にとって最適な撮像パラメータでの撮影を行うことを可能にしている。
【選択図】 図2

Description

人物を被写体とし撮影する際、撮像画像から被写体の顔を認識し、各被写体の顔に合わせた撮影制御を連続的に行い、ユーザが所望する画像を提供する撮像装置に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置は、撮影の失敗を無くすために様々な機能が備えられている。例えば、露出、焦点合わせ、ホワイトバランス、露出など、を被写体に合わせ自動的に設定するようになっている。さらにシャッターボタンを一度押すだけで露出制御・フォーカス制御・ホワイトバランス制御などの設定値を段階的に変えながら撮影する機能も搭載されている。
また、人物特有の設定モードを特別に備えた撮像装置が提案されている。一般的に、自動で複数の測距点の中から1つを選択し、その選択した測距点に焦点を合わせるカメラにおいては、一番距離が近い測距点に焦点が合ってしまうという問題がある。
集合写真を撮影する場合、複数ある測距点の内の1つに、撮影者が意図しない最も近くにある被写体(物体)が入ってしまった場合には、その被写体(物体)に焦点があってしまい、肝心の被写体には焦点が合わないという問題があった。
上記の問題を解決するため、被写体の顔を認識し、顔画像から目を検出し、検出された目に合わせて焦点情報を得る方法が提案されている(特許文献1)。
また、被写体及び撮影シーンを認識して、複数の撮影モードの中から最適な撮影モードを自動的に設定することによって、被写体やシーンにあった良好な写真を撮影する方法が提案されている(特許文献2)。
ここでの撮影モード自動選択は、被写体の状態(被写体の動き、被写体の位置、被写体輝度、撮影時間、人の数)に基づいて、カメラが自動的に撮影モード(Av優先、Tv優先等)の設定を行うものである。
例えば画角内に人の顔が検出された場合、人の数が一名であれば「ポートレートモード」が設定され、その人物にピントが合い、それ以外の背景は極力ぼかすよう被写界深度を浅くする絞り設定を行い撮影する。人の数が3名以下であれば「複数人物モード」が設定され、それぞれの人物のいずれにもピントが合い、それ以外の遠方の背景は極力ぼかすよう被写界深度を深くする絞り設定を行い撮影する。人の数が4名以上であれば「集合写真モード」が設定され、全体的に人物も背景も調和の取れる設定にして撮影するものである。
特開2001−215403号公報 特開2003−344891号公報
しかしながら従来例では、被写界深度が浅く、ピントが合い難い状況下で、画角内に複数の人物が存在する場合、複数の人物に対し、合焦した上、最適な露出制御した画像を撮影することが非常に困難だった。
被写界深度が浅く、ピントが合い難い状況の一例としては、運動会、スポーツ写真を撮影する場合などのシチュエーションが考えられる。このようなシチュエーションでは、被写体までの距離が長くなることが予想されるため、望遠レンズを使用し、且つ被写体の動きも通常に比べて大きいため、シャッタースピードを高速化する必要がある。その結果、レンズに入射する光量が少なくなり撮影画像が暗くなるので、入射する光量の総量(露出量)を増やすために絞りを開放する。したがって、被写界深度が浅くなる。
また、夜景など暗い場所を撮影する際もレンズに入射する光量が少なくなるので、ストロボ発光時において、調光して発光量を設定するが、微妙な調整は絞りを調整することになるめに、被写界深度が浅くなる。
また、発光量が足りない(被写体までの距離が遠い又は近すぎる)場合も同様に、絞りを開放するため被写界深度が浅くなる。
さらにシャッターボタンを一度押すだけで露出・フォーカス・ホワイトバランス・露出などの設定値を段階的に変えながら撮影するような機能を用いても、各設定値が主被写体の輝度・被写体距離と合致しなければ、撮影者が所望する画像を撮影することができなかった。
そこで、本発明は、複数人数存在する被写体の顔を認識し、顔に対する被写体距離・被写体輝度などの撮像パラメータからグループ化を行い、グループ毎に最適な撮像パラメータを設定し、撮影することで、それぞれの被写体にとって最適な撮像パラメータでの撮影を行うことが可能な撮像装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決し目的を達成する為に本発明の撮像装置は、撮影レンズによって結像される被写体像を光電変換して撮影画像を得る撮像手段と、前記撮像手段により得られた画像から被写体領域を認識する被写体領域認識手段と、前記顔領域認識手段により認識された被写体画像データから撮像パラメータを算出する撮像パラメータ算出手段と、前記パラメータ算出手段によって算出された撮像パラメータに基づき、前記被写体画像をグループ分けするグループ分け手段と、前記グループ分け手段によってグループ分けされたグループ毎にそれぞれ撮像パラメータを設定する撮像パラメータ設定手段とを有し、前記撮像パラメータ設定手段により設定されたグループ毎の撮像パラメータに基づいて、撮影することを特徴とする撮像装置。
上記課題を解決し目的を達成する為に本発明の撮像装置の制御方法は、撮影レンズによって結像される被写体像を光電変換して撮影画像を得る撮像行程と、前記撮像行程により得られた画像から被写体領域を認識する被写体領域認識行程と前記顔領域認識行程により認識された被写体画像データから撮像パラメータを算出する撮像パラメータ算出行程と、前記パラメータ算出行程によって算出された撮像パラメータに基づき、前記被写体画像をグループ分けするグループ分け行程と、前記グループ分け行程によってグループ分けされたグループ毎にそれぞれ撮像パラメータを設定する撮像パラメータ設定行程とを有し、前記撮像パラメータ設定行程により設定されたグループ毎の撮像パラメータに基づいて、撮影することを特徴とする撮像装置の制御方法。
顔を認識し、認識した顔の撮像パラメータからグループ化を行い、グループごとの撮像パラメータを設定することで、それぞれの被写体にとって最適な撮像パラメータでの撮影を行い、好適な撮影画像を得ることが可能になる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の実施形態における撮像装置の一構成例を示したブロック図である。
100は顔を認識し、顔に合わせ連続に撮影する機能を有した撮像装置を示す。11は撮影レンズ、10は、撮像装置100のレンズ11を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止する保護手段であるレンズバリア、12は絞り機能を備えるシャッター、14はシャッター12を通過した光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラムなどを記憶するシステムメモリである。
20はA/D変換器16からのデータ或いは、後述するメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う画像処理回路である。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露出制御回路40、測距制御回路42に対して制御を行う、スルー・ザ・レンズ(これよりTTLという)方式のオートフォーカス(これよりAFという)処理、自動露出(これよりAEという)処理、フラッシュプリ発光(これよりEFという)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のオートホワイトバランス(これよりAWBという)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT・LCDなどから成る画像表示回路であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ビューファインダー(これよりEVFという)機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20とメモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換などにより画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露出制御回路であり、フラッシュ装置48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ11のフォーカシングを制御する焦点調節回路、44は撮影レンズ11のズーミングを制御するズーム制御回路、46はレンズバリア11の動作を制御するバリア制御回路である。
48はフラッシュ装置であり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。露出制御回路40、測距制御回路42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露出制御回路40、測距制御回路42に対して制御を行う。
99はメモリカードやハードディスクなどの外部記録媒体である。また、外部記録媒体は現在利用可能な空き容量を取得することができるものとする。なお、外部記録媒体99は本実施形態では撮像装置100に内蔵される構成として説明している。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声などを用いて動作状態やメッセージなどを表示する液晶表示装置、スピーカーなどの表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子などの組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が後述する光学ファインダ29内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、LCDなどに表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマ表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、外部記録媒体99の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、記録媒体に保存されている画像ファイルの表示、記録媒体に保存されている画像ファイル名のリスト表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、外部デジタルカメラとの接続状態を示す表示、外部コンピュータもしくはデジタルカメラとの画像ファイルなどのデータの送受信の状態を示す表示、などがある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ29内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示、などがある。
さらに、表示部54の表示内容のうち、LEDなどに表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、などがある。そして、表示部54の表示内容のうち、ランプなどに表示するものとしては、例えば、セルフタイマ通知ランプ、などがある。このセルフタイマ通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM、フラッシュメモリなどが用いられる。
顔認識回路58では被写体像に顔があるかどうかを認識検出するもので、これについてはすでにかなりの手法が顔認識技術として実現されている。
例えば、特開昭52−156624号公報では、撮影画像から人の顔を抽出する手法として原画像から肌色データを抽出し、肌色範囲と判断された測光点のクラスタを顔とする方法が提案されている。
また、特開平4−346333号公報では、測光データを色相と彩度に変換し、この2次元ヒストグラムを作成、解析することで顔領域を判断する方法が、特開平8−036597号公報においては、人の顔の形状に相当する顔候補領域を抽出し、その領域内の特徴量から顔領域を決定するという方法が提案されている。
さらに、画像から人の顔の輪郭を抽出し、顔領域を決定したり、複数の顔の形状をしたテンプレートを用意して、そのテンプレートと画像の相関を計算し、この相関値より顔候補領域とすることで人の顔を抽出したりといった、手法も提案されている。
画像合成回路59では顔認識回路58で認識検出された画像データを複数入力することにより画像を合成し、1つの画像に合成出力する。
60、62、64、70及び72は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作装置であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置などの単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作装置の具体的な説明を行う。
60は電源スイッチ(メインスイッチ)で、画像処理装置100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することが出来る。また、画像処理装置100に接続された各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンを半押し状態にするとONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理などの動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンを全押し状態にするとONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露出処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、外部記録媒体99に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
70は各種ボタンやタッチパネルなどからなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、顔認識し連続撮影/単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示ON/OFFボタン、圧縮モードスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを画像表示部28を用いて自動再生表示するクイックレビュー機能を設定するクイックレビュースイッチ、撮影及び再生、或いは通信を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えスイッチ、撮影及び再生、或いは通信を実行する際に各種機能やユーザ設定、画像に対するプロパティ設定などの決定及び実行を行う決定/実行スイッチなどがある。なお、画像に対するプロパティの1つには操作の対象となる画像に対する圧縮許可属性が含まれている。
圧縮率選択モードスイッチにおいては、例えば、JPEG(Joint Photographic Expert Group)圧縮方式などの圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである。
圧縮率の選択モードは、例えばノーマルモードとファインモードとエコノミーモードが用意されている。撮像装置100の利用者は、撮影した画像のデータサイズを重視する場合はノーマルモードまたはエコノミーモードを、撮影した画像の画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行うことが出来る。
圧縮率の選択モードに於いては、撮像素子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32により設定した圧縮率に圧縮し、外部記録媒体99に記録を行う。
CCDRAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、外部記録媒体99に記録を行う。
72はモードダイアルスイッチで、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード、カメラ接続モードなどの各機能モードを切り替え設定することが出来る。
80は電源制御回路で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路などにより構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82と84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池などの一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion電池などの二次電池、ACアダプターなどからなる電源装置である。
90はメモリカードやハードディスクなどの記録媒体との記録媒体用インターフェースである。
33は通信回路で、RS232CやUSB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、モデム、LAN(Local Area Network) などの有線通信、IrDA(Infrared Data Association)などの赤外線通信、光通信などの各種通信機能を有する構成の何れかまたはそれらのうちの複数を備える構成でもよい。
次に図2に示すフローチャートを用いて、本発明の撮影動作について説明する。
図2は、本実施形態の撮像処理について説明したフローチャート図である。
本撮像処理は、被写体の顔を検出し認識することにより、顔に合わせた撮像を行うものである。
ステップS201でシステム制御回路50は、撮像装置の電源をONして、撮像装置は撮影モードで起動する。
ステップS202で撮影者が撮影モードを顔認識連続撮影モードに設定をきりかえるとステップS203へ進む。
ステップS203では、システム制御回路50はシャッタースイッチSW1が押されたかどうかを判断する。SW1を押下されていなければ、SW1が押下されるまで処理を繰り返す。SW1が押下されていれば、ステップS204へ進む。
ステップS204で顔認識回路58は被写体の顔領域を認識する処理を行う。
ステップS205で顔認識回路58は顔を認識できたかどうかを判断する。顔を認識できていれば、ステップS206へ進み、顔を認識できていなければ、ステップS209へ進む。
ステップS206ではステップS204にて認識したそれぞれの顔に対して各種撮像パラメータを算出する。
本実施形態においては、被写体までの距離、顔領域の輝度値すなわち被写体輝度値(これよりBv値という)、露出値(これよりEv値という)、シャッタースピード値(これよりTv値という)、絞り値(これよりAv値という)を撮像パラメータとして算出しているが、撮像パラメータはこれらに限られるものではない。
ステップS207では、ステップS206で算出した各種撮像パラメータ情報に基づき顔のグループ化を行い、かつグループに対して最適な撮像パラメータを設定する処理を行う。
ステップS208では、システム制御回路50は、顔を認識できたことを表示部54を介しユーザに文字・画像などを用いて通知する。また、音声を用いて撮影者に通知してもよい。
ステップS209では、システム制御回路50は顔を認識できなかったことを表示部54を介しユーザに文字・画像などを用い通知する。また、音声を用いて撮影者に通知してもよい。
ステップS210では、シャッタースイッチSW2が押されたかどうかをシステム制御回路50は判定をし、シャッタースイッチSW2が押下されていなければ、ステップS212へ進み、シャッタースイッチSW1が押下されてから所定時間が経過したかどうかの判定を行う。
ステップS212にて、シャッタースイッチSW1が押下されてから所定時間が経過していなければステップS210へ進み処理を行い、所定時間を超えていればステップS203に戻り処理を行う。
ステップS210にて、シャッタースイッチSW2が押下されていれば、システム制御回路50はステップS211にてグループ毎に撮像パラメータを設定し、それぞれのグループ毎に撮影を行い、画像を保存する。
図3は、図2のステップS204の顔認識処理について詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS301では、フォーカシングを制御する焦点調節回路42を用い、システム制御回路50は焦点検出を行う。
ステップS302では、システム制御回路50は撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む。
ステップS303では、ステップS302にてメモリ30に書き込まれた画像データから顔認識回路58が顔認識処理を行う。
図4は、図2のステップS206における認識した顔に対しての撮像パラメータ算出処理について詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS401では、顔の画像データを用いて所定の演算処理を行い、演算結果に基づいてシステム制御回路50が測距制御回路42に対して制御を行い、認識した顔までの被写体距離を算出する。
ステップS402では、システム制御回路50は露出制御回路40に対して制御を行い、認識した顔の被写体輝度を算出する。
ステップS403では、システム制御回路50は自動露出処理を行い、Av値・Tv値・利得値(これよりGain値という)を算出する。
ステップS404では、システム制御回路50は認識した全ての顔に対し撮像パラメータを算出したかどうかを判断する。全ての顔に対し撮像パラメータを算出していなければ、システム制御回路50はステップS401からの処理を繰り返す。全ての顔に対し撮像パラメータを算出していれば、処理を終了する。
図5は、図2のステップS207における顔のグループ化を行い、グループ化されたグループに対してそれぞれ撮像パラメータを設定する処理について詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS501では、システム制御回路50はステップS206で算出した各顔の撮像パラメータの内、被写体距離を基にしてグループ化を行う。
ステップS502では、システム制御回路50は、全ての顔に対してグループ化が完了しているかを判定する。全ての顔に対してグループ化が完了していれば、システム制御回路50は、ステップS503に処理を進める。全ての顔に対してグループ化が完了していなければ、システム制御回路50は、ステップ501に処理を戻す。
ステップS503では、システム制御回路50は、被写体距離によってグループ化されたグループ内に存在する顔を、ステップS206にて算出した顔領域に関する各種撮像パラメータの内の輝度値に基づきさらにグループ化する。このように、グループを細分化することにより、グループ毎に分けられた顔に適した撮像パラメータの精度が向上する。
ステップS504では、システム制御回路50は、全てのグループに対して、グループの細分化が完了しているかを判定する。全てのグループに対して細分化が完了していれば、システム制御回路50はステップS505に処理を進める。全てのグループに対して細分化が完了していなければ、システム制御回路50は、ステップS503に処理を戻す。
ステップS505では、システム制御回路50はグループに存在する顔領域に関する各種撮像パラメータを算出し設定する。
ステップS506では、システム制御回路50は全てのグループに対し撮像パラメータを設定したか否かを判定する。全てのグループに対し撮像パラメータを設定していれば、システム制御回路50は処理を終了させる。全てのグループに対し撮像パラメータを設定していなければ、システム制御回路50は、ステップS505に処理を戻す。
図6は図5のステップS501における被写体距離についてのグループ化の処理を詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS601では、システム制御回路50は、ステップS401にて求めた被写体距離の判定を行う。被写体距離は、“A”が最も近く、“B”・“C”・“D”の順に遠くなり、どのグループにも適用されない被写体距離の場合、システム制御回路50は、ステップS611にてその顔を撮影非対象とする。
被写体距離が“A”〜“B”の場合、ステップS702にて、システム制御回路50は、グループ1が存在するか判定する。グループ1が存在しなければステップS603にて、グループ1を作成し、処理をステップS604に進める。グループ1が存在すればステップS604の処理を行う。ステップS604では、システム制御回路50は、被写体の顔をグループ1に登録する。
被写体距離が“B”〜“C”の場合、ステップS605にて、システム制御回路50は、グループ2が存在するか判定する。グループ2が存在しなければステップS606にて、グループ2を作成し、処理をステップS607へ進める。グループ2が存在すればステップS607の処理を行う。ステップS607では、システム制御回路50は、被写体の顔をグループ2に登録する。
被写体距離が“C”〜“D”の場合、ステップS608にて、システム制御回路50は、グループ3が存在するか判定する。グループ3が存在しなければステップS609にて、グループ3を作成し、処理をステップS610に進める。グループ3が存在すればステップS610の処理を行う。ステップS610では、システム制御回路50は、被写体の顔をグループ3に登録する。
なお、本実施形態ではグループを3つとその他のグループで4つに分けたが、グループの分割数は4つに限られるわけではない。
図7は、図5のステップS503における、被写体輝度に応じてグループを細分化する処理について詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS701にて、システム制御回路50は、ステップS402にて求めた被写体輝度についての判定を行う。被写体輝度は、“P”が最も暗く、“Q”・“R”・“S”の順に明るくなり、どのグループにも適用されない被写体輝度を持つ顔の場合、ステップS711にて、システム制御回路50はその顔を撮影非対称とする。
被写体輝度が“P”〜“Q”の場合、ステップS702にて、システム制御回路50は、グループ(x)−1が存在するか判定する。グループ(x)−1が存在しなければステップS703にて、グループ(x)−1を作成し、処理をステップS704に進める。グループ(x)−1が存在すればステップS704の処理を行う。ステップS704にて、システム制御回路50は被写体の顔をグループ(x)−1に登録する。
被写体輝度が“Q”〜“R”の場合、ステップS705にてシステム制御回路50は、グループ(x)−2が存在するか判定する。グループ(x)−2が存在しなければステップS706にて、グループ(x)−2を作成し、処理をステップS707に進める。グループ(x)−2が存在すればステップS707の処理を行う。ステップS707にて、システム制御部50は、被写体の顔をグループ(x)−2に登録する。
被写体輝度が“R”〜“S”の場合、ステップS708にてシステム制御部50は、グループ(x)−3が存在するか判定する。グループ(x)−3が存在しなければステップS709にて、グループ(x)−3を作成し、処理をステップS710に進める。グループ(x)−3が存在すればステップS710の処理を行う。ステップS710にてシステム制御部50は、被写体の顔をグループ(x)−3に登録する。
ステップS712では、システム制御部50は、グループ内の全ての顔に対してグループ化を行ったか判定する。グループ内の全ての顔に対してグループ化が完了していれば処理を終了する。グループ内の全ての顔に対してグループ化が完了していなければ、システム制御部50は処理をステップS701に戻す。
図8は、各グループに対し撮像パラメータを設定する処理を詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS801では、システム制御部50は、グループ内の顔の平均輝度値を算出する。
ステップS802では、システム制御部50は、ステップS801にて算出した輝度値からTv値・Av値・△Gain値を算出する。
ステップS803では、システム制御部50は、全てのグループに対し撮像パラメータを設定したかを判定する。システム制御部50が、全てのグループに対し撮像パラメータを設定していなければ、ステップS801からの処理を繰り返す。システム制御部50が、全てのグループに対し撮像パラメータを設定していれば、処理を終了する。なお、ステップS801にて被写体輝度値からTv値・Av値・△Gain値を算出する際に、撮影モードによって、Tv値・Av値・△Gain値を変化させてもよい。例えば、ポートレートモードであれば被写界深度を極力浅くするよう絞りを開放する(Av値を小さくする)設定を行う。またスポーツモードであればシャッタースピードを高速にする(Tv値を小さくする)ような設定を行う。上記以外の撮影モードにおいても撮影者が意図した撮像パラメータを算出するように処理する。
図17は、認識した顔領域に関する各種撮像パラメータをまとめた図の一例である。
構成要素は、顔の被写体距離、被写体輝度Bv値、露出Ev値、シャッター速度Tv値、絞りAv値である。
ステップS501にて、被写体距離に基づき顔領域をグループ化するが、グループ1を0.5m〜1.5m、グループ2を1.5m〜2.5m、グループ3を2.5m〜3.5mとし、それ以外は撮影非対称とすると、グループ1は顔1と顔2、グループ2は顔3と顔4、グループ3はなし、撮影非対称は顔5、とグループ化することができる。
ステップS503にて被写体輝度Bv値から再度、顔をグループ化するが、グループx−1を2〜4、グループx−2を4〜6、グループx−3を6〜9とし、それ以外は撮影非対称とすると、グループ1の顔1と顔2は、グループ1−1はなし、グループ1−2は顔1、グループ1−3は顔2とグループ化することができる。グループ2の顔3と顔4は、グループ1−1はなし、グループ2−2は顔3と顔4、グループ2−3はなしとグループ化することができる。
ステップS505では、グループ1−2、グループ1−3、グループ2−2に対し、グループ毎にAv値・Tv値・Gain値を設定する。
そして、撮像パラメータの設定されたグループに対し、それぞれ撮影を行う。
なお、本実施形態においては、被写体距離、及び被写体輝度に基づきそれぞれ3つずつにグループ化を行っているが、グループ化の数は3つに限られるわけでなく、距離の幅(最も遠い被写体距離と最も近い被写体距離との差分)や、輝度の幅(最も高い被写体輝度と最も低い被写体輝度との差分)によってグループの数を増減させてもよいし、予めユーザーが設定しておいてもよい。
なお、本発明はこれらの実施形態の構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、または実施形態がもつ機能が達成できる構成であれば、どのような形態であってもよいことは言うまでもない。
またデジタルカメラに適用した例を述べているが、ビデオカメラや複写機などの様々な形態に適用してもよい。
以上のように本実施形態では、撮像シーンの中から、被写体の顔を認識し、顔に対する被写体距離・被写体輝度などの各種撮像パラメータからグループ化を行い、グループ毎に最適な撮像パラメータを設定し、連続撮影することで、撮影者が所望する主被写体が最適な撮像パラメータで容易に撮影することが可能となる。
(第2の実施形態)
本実施の形態の動作を図面を参照して詳細に説明する。第1の実施形態と同じ処理を行うステップには同じステップ番号が割り当てられる。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態が被写体距離、被写体輝度に基づき顔をグループ分けしているのに対して、本実施形態では、被写体距離と顔の座標位置に基づいてグループ分けを行っている点である。
図9は、本実施形態の撮像処理を説明したフローチャート図である。
図9は、第1の実施形態の図2の撮像処理を説明したフローチャートにおいて人の顔が検出された場合以降の内容についてが異なっており、それ以外の処理は図2と同じであるので、その部分に相当するステップS201からステップS205とステップS208からステップS209の説明は省略する。
第1の実施形態と同様に被写体の顔を認識できたと判断すると、ステップS901にて、システム制御回路50は、認識した顔領域に関する各種撮像パラメータを算出する。
ステップS902では、システム制御回路50は、ステップS901にて算出した各種撮像パラメータ情報を用い顔のグループ化を行い、各グループに対して撮像パラメータを新たに設定する処理を行う。
ステップS210にて、システム制御回路50は、シャッタースイッチSW2が押されたか否かを判定する。ステップS210にて、SW2が押下されていなければ、ステップS212に処理を進め第1の実施形態と同様の処理を繰り返す。
ステップS210にて、SW2が押下されていれば、システム制御回路50はステップS903へ処理を進める。
ステップS903では、システム制御回路50はグループ毎に撮像パラメータを設定し撮影を行い、画像を保存する。
図10は、図9のステップS901における認識した顔領域に関する各種撮像パラメータ算出処理について詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS401では、顔の画像データを用いて所定の演算処理を行い、演算結果に基づいてシステム制御回路50が測距制御回路42に対して制御を行い、認識した顔までの被写体距離を算出する。
ステップS402では、システム制御回路50は露出制御回路40に対して制御を行い、認識した顔の被写体輝度を算出する。
ステップS403では、システム制御回路50は自動露出処理を行い、Av値・Tv値・Gain値を算出する。
ステップS1001では、システム制御回路50は認識した顔の座標位置を算出する。
ステップS404では、システム制御回路50は認識した全ての顔に対し撮像パラメータを算出したかどうかを判断する。全ての顔に対し撮像パラメータを算出していなければ、システム制御回路50はステップS401からの処理を繰り返す。全ての顔に対し撮像パラメータを算出していれば、処理を終了する。
図11は、図9のステップS902における、顔のグループ化を行い、かつグループに対して撮像パラメータを設定する処理を詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS501にて、システム制御回路50はステップS206で算出した各顔の撮像パラメータの内、被写体距離に基づきグループ化を行う。
ステップS502にて、システム制御回路50は全ての顔に対してグループ化を行ったかを判定する。全ての顔に対してグループ化を行っていれば、ステップS1101の処理を行う。行っていなければ、ステップ501の処理を戻す。
ステップS1101にて、システム制御回路50はグループ内に存在する顔の座標からグループを細分化する。グループを細分化することにより、顔に適した撮像パラメータの精度が向上する。
ステップS504にて、システム制御回路50は全てのグループに対しグループの細分化をしたか判断する。全てのグループに対しグループの細分化を行っていれば、ステップS505の処理行う。行っていなければ、ステップS1101の処理を戻す。
ステップS505では、システム制御回路50はグループに存在する顔から撮像パラメータを算出し設定する。
ステップS506にて、システム制御回路50は全てのグループに対し撮像パラメータを設定したか判定する。全てのグループ対し撮像パラメータを設定していれば、処理を終了する。設定してなければ、ステップS505の処理を戻す。
図12は、図11のステップS1101の被写体の顔座標データに応じてグループを細分化する処理を詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS1201では、システム制御回路50は基準となる顔の座標値を取得する。なお、基準となる顔を選択する際に被写体距離によって顔に重み付けしてもよい。また測光方式やフォーカス枠に連動し重み付けを変化させてもよい。
ステップS1202では、システム制御回路50は顔の存在する範囲に基づき、グループの細分化の数を決定し、グループ化する座標領域を作成する。例えば、基準となる顔の座標(x、y)が(100、200)の場合、X座標プラス100・マイナス100、Y座標プラス100・マイナス100の座標(0、100)〜(300、400)までをグループ化する座標領域とする。
ステップS1203では、システム制御回路50は画面内の他の顔の座標位置を取得する。
ステップS1204では、システム制御回路50は基準の顔とそれ以外の他の顔の座標値とを比較し、グループ化する領域内に存在するかどうかの判定を行う。
ステップS1204にて、グループ化する領域内に、グループ化すべき条件を満たす顔が存在しなければ、システム制御回路50は処理をステップS1207へ進める。
ステップS1204にて、グループ化する領域内に、グループ化すべき条件を満たす顔が存在すれば、処理をステップS1206へ進め、システム制御回路50は同一グループとして顔を登録する。
ステップS1206にて、システム制御回路50は、グループ内の全ての顔に対して座標値をチェックしたかどうかを判定する。
ステップS1206にて、グループ内の全ての顔に対して座標をチェックしていなければ、処理をステップS1203へ戻す。
ステップS1206にて、グループ内の全ての顔に対して座標をチェックしていれば、処理を終了する。
図13は、図11のステップS1101の顔座標データからマトリクス方式にて再度グループ化する処理を詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS1301にて、システム制御回路50はマトリクスを作成する。マトリクスとは例えば、縦3分割・横3分割にしたマトリクスを作成し、各マトリクスの座標値をもとめる。
ステップS1302にて、システム制御回路50はマトリクス座標と顔の画像を比較する。
ステップS1303にて、システム制御回路50は顔座標がある1つのマトリクス領域内に存在するかいなか判定する。
顔座標がある1つのマトリクス領域内に存在する場合は処理をステップS1307へ進める。
ステップS1307にて、システム制御回路50は顔が存在するマトリクスに顔を登録する。
一方顔座標がある1つのマトリクス領域内に存在しない場合は処理をステップS1305へ進める。
ステップS1305にて、システム制御回路50は各マトリクスに占める顔面積を算出する。
ステップS1306にて、システム制御回路50は最も面積が広いマトリクスに顔を登録する。
ステップS1308にて、システム制御回路50は全ての顔をマトリクス座標と比較したか否か判定する。比較していれば処理を終了する。比較していなければ、ステップS1302に処理を戻す。
図17は、認識した顔領域に関する各種撮像パラメータをまとめた一例を示す図である。
顔の被写体距離、座標(x、y)、輝度Bv値、露出Ev値、シャッター速度Tv値、絞りAv値である。
1901は撮像装置のモニタであり、縦3分割・横3分割したマトリクスを表している。縦座標を0、500、1000、1500、横座標を0、400、800、1200で分割する。1903は被写体の顔であり、1つのマトリクスに存在する顔である。1902も被写体の顔であるが、複数のマトリクスに跨った顔である。
ここで、複数のマトリックスに跨った被写体の顔1902の座標は(300,200)〜(550,430)であり、(0,0)〜(500,400)、(500,0)〜(1000、400)、(0,400)〜(500、800)、(500,400)〜(1000,800)の4つのマトリクスに跨っている。各マトリクスの面積を求めると、40000、10000、6000、1500となり、(0,0)〜(500,400)のマトリクスが最も広くなる。よって、顔1902は、マトリクス(0,0)〜(500,400)に登録する。
ステップS501で被写体距離からグループ化するが、グループ1を0.5m〜1.5m、グループ2を1.5m〜2.5m、グループ3を2.5m〜3.5mとし、それ以外は撮影非対称とすると、グループ1は顔1と顔2、グループ2は顔3と顔4、グループ3はなし、撮影非対称は顔5とグループ化することができる。
ステップS1101で座標(x、y)からグループを細分化するが、縦座標を0、500、1000、1500、横座標を0、400、800、1200と、縦3分割・横3分割したマトリクスとすると、グループ1の顔1と顔2は、共にマトリクス(0,0)〜(500,400)に存在する顔であるため、グループ1の細分化の必要はない。
グループ2の顔3と顔4はそれぞれ、マトリクス(0,0)〜(500,400)とマトリクス(1000,0)〜(1500,400)に存在する顔であるため、グループを細分化する。
結果、グループ1の顔1と顔2、グループ2の顔3、グループ3の顔4といったようにグループが細分化される。
ステップS505にて、システム制御回路50はグループ毎にAv値・Tv値・Gain値を設定する。そして、撮像パラメータの設定されたグループに対し、それぞれ撮影を行う。
図15は、各グループに対し撮像パラメータを設定する処理を詳細に説明したフローチャート図である。
ステップS1501にて、システム制御回路50は、予め登録された顔が撮影した画面内に存在するかどうかを判定する。
登録した顔が撮影された画面内に存在するならば、ステップS1502にて、システム制御回路50は登録した顔の属するグループの撮像パラメータとして、登録した顔の撮像パラメータを設定する。なお、同一グループ内に登録した顔が複数ある場合は、複数の顔の撮像パラメータの平均値を求めることで対応する。
登録した顔が撮影された画面内に存在しなければ、ステップS801にて、システム制御部50は、グループ内の顔の平均輝度値を算出する。
ステップS802ではシステム制御部50は、ステップS801にて算出した輝度値からTv値・Av値・△Gain値を算出する。
ステップS803ではシステム制御部50は、全てのグループに対し撮像パラメータを設定したかを判定する。システム制御部50が、全てのグループに対し撮像パラメータを設定していなければ、ステップS1501からの処理を繰り返す。システム制御部50が、全てのグループに対し撮像パラメータを設定していれば、処理を終了する。
図14は、撮影画像のExif圧縮データファイル構造を示した図である。
1401はJPEG圧縮方式のファイル記録形式であり、ファイルの先頭を表すSOIマーカ直後にアプリケーションマーカセグメント(APP1)を挿入し、APP1にExifの付加情報を記述する。
1402はAPP1の内部の構成であり、APP1はAPP1マーカ、Exifの識別コード、及び付属情報本体から構成される。付属情報は、File Headerを含むTIFF構造をとり、最大2つのIFD(0th IFD,1st IFD)を記録できる。0th IFDには、圧縮されている画像(主画像)に関する付属情報を記録する。1st IFDには、サムネイル画像を記録することができる。
1403は0th IFD に Exif固有の付属情報を記録するためExif IFDである。Exif IFDの付属情報は、バージョンに関するものから始まりユーザ情報を記録することができる。そのユーザ情報内にメーカノート領域があり、メーカノート領域にはメーカが個別の情報を記入し、運用はメーカに任せられている。このメーカノート領域に認識した顔の座標を登録することにより画像再生時に認識した顔をユーザに通知することが可能となる。
図16は、画像再生時に認識した顔をユーザに通知した際のモニターイメージ図である。
なお、本実施形態においては、被写体距離、及び被写の座標位置に基づきグループ化を行い、2回グループ化を行うことでグループの細分化を行っているが、撮影条件によってグループ化の回数を増減させても良い。
以上のように本実施形態では、複数人存在する被写体の顔を認識し、顔に対する被写体距離及び被写体の座標データなどの撮像パラメータから、近くに存在する顔をグループ化することにより、被写体それぞれに最適な撮影を簡単に行うことができる。
また、認識した顔を撮影者に通知することにより、撮影者が所望する顔を認識したかどうか確認することが可能となり、撮影の失敗を削減することができる。
また、上述した各実施形態では顔認識を行うことによりグループ化を行っているが、顔の認識に限定されるわけでなく、公知の被写体認識技術を利用し被写体そのものの認識を行うことで、グループ分けを行っても良い。
このように、本発明は、所定の条件を満たす被写体を複数検出し、これら検出した複数の被写体を別の条件を用いて更に複数のグループに分け、そして、この複数のグループのそれぞれに対して、撮影パラメータを設定して撮影を行う、ことを満たすものであれば上記の実施形態に限定されるものではない。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。ここでプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、CD−ROM、CD−R、DVD、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられる。また、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのコンピュータネットワークを、プログラムコードを供給するために用いることができる。
本発明の実施形態におけるデジタルカメラに適用した際の電気回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における撮像処理を説明したフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態における顔認識処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態における認識した顔領域の撮像パラメータ算出処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態における顔のグループ化を行い、かつグループに対して撮像パラメータを設定する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態における被写体距離からグループ化する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態における被写体輝度に応じてグループを細分化する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第1の実施形態における各グループに対し撮像パラメータを設定する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態における撮像処理を説明したフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態における認識した顔領域の撮像パラメータ算出処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態における顔のグループ化を行い、かつグループに対して撮像パラメータを設定する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態における顔座標データから再度グループ化する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 本発明の第2の実施形態における顔座標データからマトリクス方式にて再度グループ化する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 撮影画像のExif圧縮データファイル構造を示した図である。 本発明の第2の実施形態における各グループに対し撮像パラメータを設定する処理を詳細に説明したフローチャート図である。 画像再生時に認識した顔をユーザに通知した際のモニターイメージ図である。 認識した顔領域に関する撮像パラメータをまとめた一例図である。 マトリクス方式による顔のグルーピングする際のモニターイメージ図である。
符号の説明
10 レンズバリア
11 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 圧縮・伸長回路
33 通信回路
40 露出制御回路
42 測距制御回路
44 ズーム制御回路
46 バリア制御回路
48 フラッシュ装置
50 システム制御回路
52 システムメモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
58 顔認識回路
59 画像合成回路
60 メインスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
70 操作部
72 モードダイアルスイッチ
80 電源制御回路
82 コネクタ
86 電源装置
90 記録媒体用インターフェース
99 外部記録媒体
100 撮像装置

Claims (18)

  1. 撮影レンズによって結像される被写体像を光電変換して撮影画像を得る撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた画像から被写体領域を認識する被写体領域認識手段と、
    前記顔領域認識手段により認識された被写体画像データから撮像パラメータを算出する撮像パラメータ算出手段と、
    前記パラメータ算出手段によって算出された撮像パラメータに基づき、前記被写体画像をグループ分けするグループ分け手段と、
    前記グループ分け手段によってグループ分けされたグループ毎にそれぞれ撮像パラメータを設定する撮像パラメータ設定手段とを有し、
    前記撮像パラメータ設定手段により設定されたグループ毎の撮像パラメータに基づいて、撮影することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記被写体認識手段により被写体を認識できたか否かを、ユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像パラメータとは、被写体距離、被写体座標値、被写体輝度、絞り値、シャッタースピード、のうち少なくとも2つ以上は含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記グループ分け手段により、撮影非対象の顔を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記グループ分け手段によるグループ分けを複数回行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記グループ分け手段によってグループ分けされたグループそれぞれにつき少なくとも1回の撮影を行い、且つ該撮影は連続撮影であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 外部記録媒体もしくは撮像装置内部の記録媒体に記録されている画像の中から被写体を任意に選び出し該記録媒体に予め登録しておく登録手段を有することを特徴とする請求項1の撮像装置。
  8. 前記登録手段によって登録された被写体が前記グループ分けされたグループ内に存在する場合は、登録された被写体より撮像パラメータを求めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 撮影レンズによって結像される被写体像を光電変換して撮影画像を得る撮像行程と、
    前記撮像行程により得られた画像から被写体領域を認識する被写体領域認識行程と、
    前記顔領域認識行程により認識された被写体画像データから撮像パラメータを算出する撮像パラメータ算出行程と、
    前記パラメータ算出行程によって算出された撮像パラメータに基づき、前記被写体画像をグループ分けするグループ分け行程と、
    前記グループ分け行程によってグループ分けされたグループ毎にそれぞれ撮像パラメータを設定する撮像パラメータ設定行程とを有し、
    前記撮像パラメータ設定行程により設定されたグループ毎の撮像パラメータに基づいて、撮影することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  10. 前記被写体認識行程により被写体を認識できたか否かを、ユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  11. 前記撮像パラメータとは、被写体距離、被写体座標値、被写体輝度、絞り値、シャッタースピード、のうち少なくとも2つ以上は含むことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  12. 前記グループ分け行程により、撮影非対象の顔を検出することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  13. 前記グループ分け行程によるグループ分けを複数回行うことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  14. 前記グループ分け行程によってグループ分けされたグループそれぞれにつき少なくとも1回の撮影を行い、且つ該撮影は連続撮影であることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  15. 外部記録媒体もしくは撮像装置内部の記録媒体に記録されている画像の中から被写体を任意に選び出し該記録媒体に予め登録しておく登録行程を有することを特徴とする請求項9の撮像装置の制御方法。
  16. 前記登録行程によって登録された被写体が前記グループ分けされたグループ内に存在する場合は、登録された被写体より撮像パラメータを求めることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置の制御方法。
  17. 請求項9に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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