JP6278702B2 - 撮像装置及びその制御方法、並びに、プログラム - Google Patents
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また、本発明は、上述した撮像装置の制御方法、及び、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。
まず、本発明の実施形態に係るデジタルカメラの構成について説明する。
具体的に、モードダイアル171は、各種のモードを切り替える際に操作される操作部である。コントローラホイール172は、回転操作可能な操作部である。アルバムボタン173は、短編アルバムを作成する際に操作される操作部である。
撮影レンズ111は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群である。
シャッター112は、絞り機能を備えた開閉部材である。
撮像部113は、被写体からの光学像をアナログの電気信号である被写体画像信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換部114は、撮像部113から出力されるアナログの被写体画像信号をデジタルの被写体画像信号に変換する。
画像処理部115は、A/D変換部114から出力される被写体画像信号に基づく被写体画像データ、または、メモリ制御部130からの被写体画像データに対して、所定の画素補間処理や、縮小等のリサイズ処理、色変換処理等を行う。また、画像処理部115は、撮像部113による撮像により得られた被写体画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部140が露光制御や測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。さらに、画像処理部115は、撮像部113による撮像により得られた被写体画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
バリア116は、撮影レンズ111を含むメインカメラ部110を覆うことにより、メインカメラ部110の汚れや破損を防止する。
撮影レンズ121は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群である。
シャッター122は、絞り機能を備えた開閉部材である。
撮像部123は、鑑賞者や撮影者等のユーザからの光学像をアナログの電気信号であるユーザ画像信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換部124は、撮像部123から出力されるアナログのユーザ画像信号をデジタルのユーザ画像信号に変換する。
画像処理部125は、A/D変換部124から出力されるユーザ画像信号に基づくユーザ画像データ、または、メモリ制御部130からのユーザ画像データに対して、所定の画素補間処理や、縮小等のリサイズ処理、色変換処理等を行う。さらに、画像処理部125は、撮像部123による撮像により得られたユーザ画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。なお、図2に示す例では、画像処理部115及び125を設けているが、1つの画像処理部のみを設ける形態であってもよい。
第1シャッタースイッチ161は、シャッターボタン160の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。この第1シャッタースイッチ信号SW1を受信すると、システム制御部140は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ162は、シャッターボタン160の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。この第2シャッタースイッチ信号SW2を受信すると、システム制御部140は、撮像部113からの被写体画像信号の読み出しから記録媒体200に被写体画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
図3は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。この図3に示すフローチャート各処理ステップは、システム制御部140が不揮発性メモリ141に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
ステップS304に進むと、システム制御部140は、静止画像記録モード処理を実行する。このステップS304の静止画像記録モード処理における詳細な処理手順については、図4を用いて後述する。
ステップS305に進むと、システム制御部140は、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが動画像記録モードであるか否かを判断する。
ステップS306に進むと、システム制御部140は、動画像記録モード処理を実行する。
ステップS307に進むと、システム制御部140は、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが再生モードであるか否かを判断する。
ステップS308に進むと、システム制御部140は、再生モード処理を実行する。このステップS308の再生モード処理における詳細な処理手順については、図5を用いて後述する。
ステップS309に進むと、システム制御部140は、モード切替スイッチ150で設定されているその他のモード処理を実行する。ここで、その他のモードとしては、例えば、記録媒体200に格納されたファイルの送信を行う送信モード処理や、外部装置からファイルを受信して記録媒体200に格納する受信モード処理が含まれる。
ステップS310に進むと、システム制御部140は、電源スイッチ180がオフになったか否かを判断する。この判断の結果、電源スイッチ180がオフになっていない場合(即ち、電源スイッチがオンとなっている場合)には(S310/NO)、ステップS303に戻り、ステップS303以降の処理を再度行う。
ステップS311に進むと、システム制御部140は、終了処理を行う。この終了処理には、例えば、以下の処理が含まれる。
即ち、表示部133の表示を終了状態に変更し、バリア116を閉じて撮像部113を保護する処理や、フラグや制御変数等を含むパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ141に記憶し、電源供給が不要な部分への電源を遮断する処理である。
ステップS311の処理が終了すると、図3に示すフローチャートの処理を終了する。
・オートモード:デジタルカメラ100の各種のパラメータが、計測された露出値に基づいてデジタルカメラ100に組み込まれたプログラムにより自動的に決定されるモード。
・マニュアルモード:デジタルカメラ100の各種のパラメータをユーザが自由に変更可能なモード。
・シーンモード:撮影シーンに適したシャッター速度や絞り値、ストロボ発光状態、感度設定等の組み合わせが自動で設定されるモード。
・ポートレートモード:背景をぼかして人物を浮き立たせるようにして人物撮影に特化したモード。
・夜景モード:人物にストロボ光をあて背景を遅いシャッター速度で記録する、夜景シーンに特化したモード。
・風景モード:広がりのある風景シーンに特化したモード。
・ナイト&スナップモード:三脚無しで夜景と人物をきれいに撮るのに適したモード。
・キッズ&ペットモード:よく動き回る子供やペットをシャッターチャンスを逃さず撮影可能にしたモード。
・新緑&紅葉モード:新緑等の木々や葉を色鮮やかに撮影するのに適したモード。
・パーティーモード:蛍光灯や電球のもとで、手振れを抑えて被写体に忠実な色味で撮影するモード。
・スノーモード:雪景色をバックにしても人物が暗くならず、青みも残さず撮影するモード。
・ビーチモード:太陽光の反射の強い海面や砂浜でも、人物などが暗くならずに撮影可能なモード。
・花火モード:打ち上げ花火を最適な露出で鮮やかに撮影するためのモード。
・水族館モード:屋内の水槽内の魚などを撮影するのに適した感度、ホワイトバランス、色味を設定するモード。
・水中モード:水中に最適なホワイトバランスに設定し、青みを押さえた色合いで撮影するモード。
・モノクロモード:白黒/セピア/青/紫/緑等の調色を選択し撮影するモード。
・極彩色モード:彩度を上げた鮮烈な色で撮影するモード。
・ライブビューモード:明るさ/色合い/鮮やかさを分かりやすい言葉で選択し絵作り可能な撮影モード。
・デュアルキャプチャモード:メインカメラ部110及びインカメラ部(サブカメラ部)120の両方を用いて、被写体及び撮影者等のユーザを同時に撮影するモード。
ステップS404に進むと、システム制御部140は、表示部133を用いて画像や音声により所定の警告表示を行う制御をする。その後、ステップS401に戻る。
ステップS405に進むと、システム制御部140は、ユーザ設定に応じて不揮発性メモリ141等に格納された撮影設定をシステムメモリ142に展開して撮影パラメータの設定中であるか否かを判断する。
ステップS406に進むと、システム制御部140は、撮影設定に応じた撮影パラメータの設定を行う。その後、ステップS405に戻る。
ステップS407に進むと、システム制御部140は、スルー表示される被写体画像中に人の顔が存在するか否かを検出する顔検出処理を行う。そして、システム制御部140は、顔検出処理において人の顔が検出された場合、被写体画像中において検出した顔の位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等を顔情報としてシステムメモリ142に記憶する。また、システム制御部140は、顔検出処理において顔が検出されなかった場合、システムメモリ142内の位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等の領域に0を設定する。
ステップS409に進むと、システム制御部140は、撮影準備動作を行う。具体的に、システム制御部140は、測距処理を行って撮影レンズ111の焦点を被写体に合わせるとともに(オートフォーカス処理)、測光処理を行って絞り値及びシャッタースピードを決定する(露出決定処理)。なお、測光処理において、必要であれば、フラッシュの設定も行われる。また、ステップS407において顔が検出されていれば、検出した顔の範囲で測距を行う顔AFを行うようにすることも可能である。
ステップS411に進むと、システム制御部140は、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生しているか否かを判断する(撮影準備指示受付)。この判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオンせず第1シャッタースイッチ信号SW1が発生していない場合には(S411/NO)、ステップS405に戻る。一方、この判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生している場合には(S411/YES)、ステップS410に戻る。
ステップS412に進むと、システム制御部140は、表示部133の表示状態をスルー表示から固定色表示(例えば黒一色の表示)の状態に制御する。
ステップS417に進むと、システム制御部140は、予め定められたクイックレビュー表示のクイックレビュー時間が経過したか否かを判断する。この判断の結果、未だ、クイックレビュー時間が経過していない場合には(S417/NO)、ステップS417で待機する。
ステップS418に進むと、システム制御部140は、表示部133の表示状態をクイックレビュー表示からスルー表示に戻す制御を行う。この処理により、ユーザがクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後、表示部133の表示状態は、次の撮影のために撮像部113から被写体画像データに基づく被写体画像を逐次表示するスルー表示状態に自動的に切り替わることになる。
ステップS503に進むと、システム制御部140は、アルバムメニューへ遷移する制御を行う。
ステップS505に進むと、システム制御部140は、ユーザからの指示等に基づいて、作成アルバムの選択が行われたか否かを判断する。ここで作成アルバムには、デジタルカメラ100の辞書に認証された人物に関する月間のアルバムや、1日に関するアルバム、ある一定期間に関するアルバム、また、人物や日付、画像を任意に指定して作成可能なカスタム作成アルバム等が含まれる。
ステップS506に進むと、システム制御部140は、選択されたアルバム作成処理を実行する。このステップS506のアルバム作成処理における詳細な処理手順については、図6を用いて後述する。
ステップS507に進むと、システム制御部140は、アルバム選択グレーアウト処理を行い、ユーザにアルバム作成を選択できないようにする。
ステップS508に進むと、システム制御部140は、ユーザからの指示等に基づいて、アルバムモードを終了するか否かを判断する。
ステップS509に進むと、システム制御部140は、その他の再生処理を行う。ここで、その他の再生処理とは、画像検索や、画像の削除、印刷設定、その他の再生モード処理等の、ユーザにより指示された再生処理であるものとする。
ステップS510に進むと、システム制御部140は、ユーザからの指示等に基づいて、再生モードを終了するか否かを判断する。この判断の結果、再生モードを終了しない場合には(S510/NO)、ステップS502に戻り、ステップS502以降の処理を再度行う。
ステップS610に進むと、システム制御部140は、記録媒体200に保存された過去のアルバム一覧に、アルバム動画に係る動画像としてアルバム動画ファイルを保存する処理を行う。
ステップS611に進むと、作成アルバム選択画面を表示する制御を行う。その後、図6に示すフローチャートの処理を終了する。
ステップS703に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnがアルバムのタイトルになる画像の画像データであるか否か判断する。
ステップS704に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnが人物画像の画像データであるか否かを判断する。
ステップS705に進むと、システム制御部140は、人物画像の切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定処理を行う。ここで、タイトル表示を行う上で人物が複数人写った画像の場合、主顔のみの切り出しを行うとその周りの人物の顔が切れて表示されてしまう場合がある。そこで、本ステップでは、複数人写っている画像等の場合には、予め画像の切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定処理を行う。また、人物アルバムのように認証情報に基づいて人物を切り出す場合には、認証顔の座標に応じて、予め画像の切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定処理を行う。
例えば、ステップS705の切り出し範囲判定処理では、図8(a)に示す画像810から、予め、切り出し範囲811を設定する。
ステップS707に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnを、ステップS705で判定した切り出し範囲で切り出し、切り出した切り出し画像データに基づく切り出し画像の表示処理を行う。
ステップS708に進むと、システム制御部140は、画像の切り出し処理は行わず、処理対象画像データnに基づく画像を表示する全面表示処理を行う。なお、全面表示処理に用いる画像は、処理対象画像データnに基づく本画像以外にラージサムネイル画像等を使用してもよい。
ステップS709に進むと、システム制御部140は、タイトル表示処理を行う。例えば、図8(b)には、ステップS707の切り出し処理がなされた切り出し範囲811の画像にタイトル(人物Bを示すタイトル)が付された画像820が示されている。また、例えば、図8(c)には、ステップS708の全面表示処理がなされた画像にタイトル(人物ABCを示すタイトル)が付された画像830が示されている。ここで、タイトルの表示は、例えば、右寄せ表示、左寄せ表示、或いは、全面表示する場合には中央に表示してもよい。
ステップS710に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnが人物画像の画像データであるか否かを判断する。
ステップS711に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnに複数人が存在するか否かを判断する。例えば、本ステップでは、処理対象画像データnに複数人が存在するか否かを、当該処理対象画像データnに対して撮影時に記録されたメタデータの情報に基づいて判断する。
ステップS712に進むと、システム制御部140は、当該複数人の中に認証された顔の人物が存在するか否かを判断する。例えば、本ステップでは、複数人の中に認証された顔の人物が存在するか否かを、処理対象画像データnに対して撮影時に記録されたメタデータの情報に基づいて判断する。
ステップS713に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnの中に主顔が存在するか否かを判断する。例えば、本ステップでは、処理対象画像データnの中に主顔が存在するか否かを、処理対象画像データnに対して撮影時に記録されたメタデータの情報に基づいて判断する。
ステップS714に進むと、システム制御部140は、人物画像における人物の顔の位置を判定する顔位置判定処理を行う。
例えば、ステップS714の顔位置判定処理では、顔座標と表示部133の各表示領域を使用することで、図9(a)の画像910のように表示部133の表示領域A〜Iのうちのどの表示領域に顔が位置しているのかを判定する。本例では、顔位置判定処理を行う表示領域を9か所とすることで、後述する強調効果付与に対するスタートのパターンを多く確保するようにする。
ステップS717に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnを、ステップS715で判定した切り出し範囲で切り出し、切り出した切り出し画像データに基づく切り出し画像の表示処理を行う。この時の切り出し画像の表示倍率は、表示部133のサイズやアスペクトに応じて決定する。
例えば、図10(a)の画像1010のように人物A、B及びBの3人が写っている画像があり、人物Bの顔が認証顔である場合、図10(b)の画像1020のように人物Bの顔に対してズーム表示による強調効果を施す。これにより、アルバムの中心人物を強調して際立たせることができる。
ステップS719に進むと、システム制御部140は、画像の切り取り処理は行わず、処理対象画像データnに基づく画像を表示する全面表示処理を行う。
ステップS721に進むと、システム制御部140は、キャプション付与処理を行う。このキャプション付与処理は、図8(b)の画像820や図8(c)の画像830のように、タイトル表示に伴い、処理対象画像データnに基づく画像を左寄せに配置させた場合や、或いは、左寄せまた中央に配置させた場合に、当該画像を透過させることでキャプションの表示を分かりやすくする。また、キャプション付与処理を、図5のステップS505で選択された作成アルバムに応じて切り替える(変更する)ようにしてもよい。例えば、人物アルバムの場合には図8(b)の画像820や図8(c)の画像830のように人物名のキャプションを付与し、この日アルバムの場合には図8(d)の画像840のように日付のキャプションを付与し、イベントアルバムの場合には図8(e)の画像850のように期間のキャプションを付与する。
ステップS722に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnに基づく画像に対して、必要に応じて色効果の付与する画像色効果付与処理を行う。
ステップS724に進むと、処理対象画像データの番号を示す変数nに1を加算して、処理対象画像データの番号を示す変数nを変更する。その後、変更した処理対象画像データnに対して、ステップS702以降の処理を再度行う。
具体的に、本実施形態に係るデジタルカメラ100では、撮像部113により得られた被写体画像を記録媒体200に記録し(S415:記録ステップ)、記録媒体200に記録されている被写体画像の中からアルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜し(S606:選抜ステップ)、当該選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断し(S710:第1の判断ステップ)、第1の判断ステップにより人物画像であると判断された被写体画像から切り出し範囲を判定し(S715:切り出し範囲判定ステップ)、当該切り出し範囲に人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断し(S716:第2の判断ステップ)、第2の判断ステップによる判断の結果、切り出し範囲に人物の顔が収まる場合に、人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行い(S717:第1の表示処理ステップ)、第2の判断ステップによる判断の結果、切り出し範囲に人物の顔が収まらない場合に、人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行い(S719:第2の表示処理ステップ)、第1の表示処理ステップにより表示された切り出し画像及び第2の表示処理ステップにより表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行うようにしている(S718及びS720:強調効果付与処理ステップ)。
かかる構成によれば、切り出し範囲に人物の顔が収まる場合には、被写体画像を前記切り出し範囲で切り出した切り出し画像に対して強調効果を付与し、切り出し範囲に人物の顔が収まらない場合には、被写体画像に対して強調効果を付与するようにしたので、アルバムを再生表示する際に、被写体画像に存在する人物を効果的に表示することができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明に含まれる。
Claims (9)
- 被写体を撮影するための撮像手段と、
前記撮像手段により得られた被写体画像を記録媒体に記録する記録手段と、
前記記録媒体に記録されている被写体画像の中から、アルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜する選抜手段と、
前記選抜手段で選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段により前記人物画像であると判断された被写体画像から、切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定手段と、
前記切り出し範囲に前記人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する第2の判断手段と、
前記第2の判断手段による判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まる場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行う第1の表示処理手段と、
前記第2の判断手段による判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まらない場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行う第2の表示処理手段と、
前記第1の表示処理手段により表示された切り出し画像および前記第2の表示処理手段により表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行う強調効果付与処理手段と
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記人物画像であると判断された被写体画像から当該人物画像における人物の顔の位置を判定する顔位置判定手段を更に有し、
前記切り出し範囲判定手段は、前記顔位置判定手段により判定された前記人物の顔の位置に基づいて前記切り出し範囲を判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記切り出し範囲判定手段により判定される前記切り出し範囲は、作成する前記アルバムによって変わることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記第1の判断手段により前記人物画像でないと判断された被写体画像については、前記強調効果付与処理手段による前記強調効果を弱めること、および、前記切り出し範囲による切り出しよりも低い倍率で切り出すことのうちの少なくともいずれか一方を行って、作成する前記アルバムにおける人物画像を際立たせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記切り出し範囲判定手段により判定される前記切り出し範囲の判定方法は、前記人物画像に複数の人物が存在している場合と1人の人物が存在している場合とで変わることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記人物画像に複数の人物が存在している場合には、範囲選択枠に基づいて前記切り出し範囲を判定し、前記人物画像に1人の人物が存在している場合には、当該1人の人物の顔の位置に基づいて前記切り出し範囲を判定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- デュアルキャプチャモードによる撮影を含む特殊の撮影により得られた画像については、前記強調効果付与処理手段による前記強調効果を付与する処理を行わないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 被写体を撮影するための撮像手段を備える撮像装置の制御方法であって、
前記撮像手段により得られた被写体画像を記録媒体に記録する記録ステップと、
前記記録媒体に記録されている被写体画像の中から、アルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜する選抜ステップと、
前記選抜ステップで選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記第1の判断ステップにより前記人物画像であると判断された被写体画像から、切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定ステップと、
前記切り出し範囲に前記人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する第2の判断ステップと、
前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まる場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行う第1の表示処理ステップと、
前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まらない場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行う第2の表示処理ステップと、
前記第1の表示処理ステップにより表示された切り出し画像および前記第2の表示処理ステップにより表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行う強調効果付与処理ステップと
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 被写体を撮影するための撮像手段を備える撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記撮像手段により得られた被写体画像を記録媒体に記録する記録ステップと、
前記記録媒体に記録されている被写体画像の中から、アルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜する選抜ステップと、
前記選抜ステップで選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記第1の判断ステップにより前記人物画像であると判断された被写体画像から、切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定ステップと、
前記切り出し範囲に前記人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する第2の判断ステップと、
前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まる場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行う第1の表示処理ステップと、
前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まらない場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行う第2の表示処理ステップと、
前記第1の表示処理ステップにより表示された切り出し画像および前記第2の表示処理ステップにより表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行う強調効果付与処理ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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