JP6278702B2 - 撮像装置及びその制御方法、並びに、プログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、並びに、プログラム Download PDF

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本発明は、被写体を撮影するための撮像部を備える撮像装置及びその制御方法、並びに、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。特に、撮像部により得られた被写体画像を用いてアルバムを作成し、当該アルバムを再生表示する際の技術に用いて好適なものである。
従来、デジタルカメラやビデオカメラ、また、携帯電話やスマートフォン等の撮像装置において、保存された静止画像や動画像を抽出してシナリオを作成し、シナリオに基づいて短編アルバム動画ファイルを作成することが行われている。そして、作成した短編アルバム動画ファイルを、上述した撮像装置やパーソナルコンピュータ等で再生し、閲覧を楽しむといった画像再生手法が提案されている。この作成されたアルバム動画ファイルを再生した際に静止画像が連続して続いた場合、いわゆるスライドショー形式で静止画像が表示される。このような場合、一定時間同じ画像が表示されることから、ユーザが退屈してしまう恐れがある。
この問題を解決するために、下記の特許文献1には、人物再生や風景再生時に静止画像に効果(ズームイン・アウト)をかけて、動画のように変化を付けた再生を行う手法が提案されている。
特開2006−295723号公報 特開2012−4748号公報
しかしながら、特許文献1では、人物モードで再生する際に人物に向けてズームイン・アウトする手法は提案されているが、必ずしも、当該人物を効果的に表示するまでには至っていなかった。
また、特許文献2では、静止画像に登場する人物の顔画像を強調するためのエフェクトを施す手法が提案されているが、やはり、必ずしも、当該人物を効果的に表示するまでには至っていなかった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、アルバムを再生表示する際に、被写体画像に存在する人物を効果的に表示できるようにする仕組みを提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、被写体を撮影するための撮像手段と、前記撮像手段により得られた被写体画像を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録されている被写体画像の中から、アルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜する選抜手段と、前記選抜手段で選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段により前記人物画像であると判断された被写体画像から、切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定手段と、前記切り出し範囲に前記人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段による判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まる場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行う第1の表示処理手段と、前記第2の判断手段による判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まらない場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行う第2の表示処理手段と、前記第1の表示処理手段により表示された切り出し画像および前記第2の表示処理手段により表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行う強調効果付与処理手段とを有する。
また、本発明は、上述した撮像装置の制御方法、及び、当該制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを含む。
本発明によれば、アルバムを再生表示する際に、被写体画像に存在する人物を効果的に表示することができる。
本発明の実施形態に係るデジタルカメラの外観の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラの内部構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラの制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3のステップS304の静止画像記録モード処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図3のステップS308の再生モード処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図5のステップS506のアルバム作成処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6のステップS607の画像効果付与処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、図7に示す画像効果付与処理を説明するための図である。 本発明の実施形態を示し、図7に示す画像効果付与処理を説明するための図である。 本発明の実施形態を示し、図7に示す画像効果付与処理を説明するための図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態では、本発明に係る撮像装置としてデジタルカメラを適用した場合の例について説明する。
[デジタルカメラの構成について]
まず、本発明の実施形態に係るデジタルカメラの構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の外観の一例を示す図である。
図1において、記録媒体スロット101は、当該デジタルカメラ100に記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体200は、例えばメモリカードやハードディスク等からなるものである。デジタルカメラ100は、記録媒体スロット101に格納された記録媒体200と通信が可能になる。
図1において、コネクタ102は、当該デジタルカメラ100と接続ケーブル300とを接続するための接続部である。
図1において、インカメラ部(サブカメラ部)120は、鑑賞者や撮影者等のユーザを撮影してユーザ画像を撮像する。
図1において、表示部133は、各種の画像や各種の情報等を表示する。
図1において、シャッターボタン160は、撮影指示の入力を行うための入力部である。
操作部170は、鑑賞者や撮影者等のユーザからの各種操作指示を受け付ける各種のスイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材である。
具体的に、モードダイアル171は、各種のモードを切り替える際に操作される操作部である。コントローラホイール172は、回転操作可能な操作部である。アルバムボタン173は、短編アルバムを作成する際に操作される操作部である。
電源スイッチ180は、電源のオン(ON)/オフ(OFF)を切り替えるスイッチである。
図2は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の内部構成の一例を示す図である。
図2において、メインカメラ部110は、被写体を撮影して被写体画像を撮像する。このメインカメラ部110は、撮影レンズ111、シャッター112、撮像部113、A/D変換部114、画像処理部115、及び、バリア(レンズバリア)116を有して構成されている。
撮影レンズ111は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群である。
シャッター112は、絞り機能を備えた開閉部材である。
撮像部113は、被写体からの光学像をアナログの電気信号である被写体画像信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換部114は、撮像部113から出力されるアナログの被写体画像信号をデジタルの被写体画像信号に変換する。
画像処理部115は、A/D変換部114から出力される被写体画像信号に基づく被写体画像データ、または、メモリ制御部130からの被写体画像データに対して、所定の画素補間処理や、縮小等のリサイズ処理、色変換処理等を行う。また、画像処理部115は、撮像部113による撮像により得られた被写体画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部140が露光制御や測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。さらに、画像処理部115は、撮像部113による撮像により得られた被写体画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
バリア116は、撮影レンズ111を含むメインカメラ部110を覆うことにより、メインカメラ部110の汚れや破損を防止する。
図2において、インカメラ部(サブカメラ部)120は、鑑賞者や撮影者等のユーザを撮影してユーザ画像を撮像する。このインカメラ部(サブカメラ部)120は、撮影レンズ121、シャッター122、撮像部123、A/D変換部124、及び、画像処理部125を有して構成されている。
撮影レンズ121は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群である。
シャッター122は、絞り機能を備えた開閉部材である。
撮像部123は、鑑賞者や撮影者等のユーザからの光学像をアナログの電気信号であるユーザ画像信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換部124は、撮像部123から出力されるアナログのユーザ画像信号をデジタルのユーザ画像信号に変換する。
画像処理部125は、A/D変換部124から出力されるユーザ画像信号に基づくユーザ画像データ、または、メモリ制御部130からのユーザ画像データに対して、所定の画素補間処理や、縮小等のリサイズ処理、色変換処理等を行う。さらに、画像処理部125は、撮像部123による撮像により得られたユーザ画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。なお、図2に示す例では、画像処理部115及び125を設けているが、1つの画像処理部のみを設ける形態であってもよい。
A/D変換部114及び124から出力された画像データは、それぞれ、画像処理部115及び125、並びにメモリ制御部130を介して、或いは、直接メモリ制御部130を介して、メモリ131に書き込まれる。このメモリ131は、所定枚数の静止画像データや、所定時間の動画像データ及び音声データを格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ131は、画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換部132は、メモリ131に格納されている表示用の画像データをアナログ信号に変換して表示部133に供給する。こうして、メモリ131に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換部132を介して表示部133に表示される。
表示部133は、例えばLCD等で構成され、D/A変換部132から供給されたアナログ信号の画像データに基づく画像等の表示を行う。なお、A/D変換部114によって一度A/D変換されてメモリ131に蓄積されたデジタル信号を、D/A変換部132においてアナログ信号に変換し、表示部133に逐次転送して被写体画像として表示することにより、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示を行うことができる。
記録媒体I/F134は、例えばメモリカードやハードディスク等からなる記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影により得られた画像データ等を記録するためのものであり、具体的に、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
システム制御部140は、デジタルカメラ100の動作を統括的に制御する。また、システム制御部140は、メモリ制御部130、D/A変換部132、表示部133等を制御することにより、表示部133への表示制御も行う。
不揮発性メモリ141は、電気的に消去・記憶可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ141には、システム制御部140の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここで、プログラムとは、本実施形態において後述する各種のフローチャートにおける処理を実行するためのプログラムである。システム制御部140は、不揮発性メモリ141に記憶されたプログラムを実行することにより、本実施形態において後述する各種のフローチャートにおける処理を実行する。
システムメモリ142は、例えばRAMで構成されており、システム制御部140の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ141から読み出したプログラム等を展開する。
システムタイマー143は、各種の制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ150は、デジタルカメラ100(システム制御部140)の動作モードを静止画像記録モード、動画像記録モード、再生モード等(その他のモードも含む)のいずれかのモードに切り替えるためのスイッチである。ここで、静止画像記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ150により、静止画像記録モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。或いは、モード切替スイッチ150により、静止画像記録モードに一旦切り替えた後に、当該静止画像記録モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画像記録モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
シャッターボタン160は、第1シャッタースイッチ161及び第2シャッタースイッチ162を含み構成されている。
第1シャッタースイッチ161は、シャッターボタン160の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。この第1シャッタースイッチ信号SW1を受信すると、システム制御部140は、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ162は、シャッターボタン160の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。この第2シャッタースイッチ信号SW2を受信すると、システム制御部140は、撮像部113からの被写体画像信号の読み出しから記録媒体200に被写体画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部170は、ユーザが操作するための各種の操作部材から構成されており、表示部133に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種の機能ボタンとして作用する。ここで、機能ボタンとしては、例えば、終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると、システム制御部140は、各種の設定可能なメニュー画面を表示部133に表示する制御を行う。ユーザは、表示部133に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて、直感的に各種設定を行うことができる。図1に示すコントローラホイール172は、操作部170に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。ユーザがコントローラホイール172を回転操作すると、その操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、システム制御部140は、このパルス信号に基づいてデジタルカメラ100の各構成部を制御する。また、システム制御部140は、このパルス信号によって、コントローラホイール172が回転操作された角度や、何回転したか等を判定することができる。なお、コントローラホイール172は、回転操作が検出できる操作部材であれば、どのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール172自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサからなる操作部材で、コントローラホイール172自体は回転せず、コントローラホイール172上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源スイッチ180は、図1を用いて説明したように、電源オン/電源オフを切り替えるスイッチである。
電源制御部190は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出等を行う。また、電源制御部190は、その検出結果及びシステム制御部140の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各構成部へ供給する。電源部191は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池、NiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等から構成されている。
[デジタルカメラの動作について]
図3は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。この図3に示すフローチャート各処理ステップは、システム制御部140が不揮発性メモリ141に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
なお、インカメラ部(サブカメラ部)120を構成する撮影レンズ121、シャッター122、撮像部123、A/D変換部124及び画像処理部125の動作は、基本的には、メインカメラ部110を構成する撮影レンズ111、シャッター112、撮像部113、A/D変換部114及び画像処理部115の動作と同様である。また、後述する図4のステップS407の顔検出、図4のステップS409の測距・測光、図4のステップS413の撮影、図4のステップS415記録の各処理については、インカメラ部(サブカメラ部)120も同様の処理が行われる。
電源スイッチ180が操作されて電源がオンになると、ステップS301において、システム制御部140は、フラグや制御変数等を初期化する初期設定を行う。
続いて、ステップS302において、システム制御部140は、記録媒体200に記録されているファイルに関する管理処理を開始する。
続いて、ステップS303において、システム制御部140は、モード切替スイッチ150の設定を検出して、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが静止画像記録モードであるか否かを判断する。
ステップS303の判断の結果、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが静止画像記録モードである場合には(S303/YES)、ステップS304に進む。
ステップS304に進むと、システム制御部140は、静止画像記録モード処理を実行する。このステップS304の静止画像記録モード処理における詳細な処理手順については、図4を用いて後述する。
一方、ステップS303の判断の結果、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが静止画像記録モードでない場合には(S303/NO)、ステップS305に進む。
ステップS305に進むと、システム制御部140は、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが動画像記録モードであるか否かを判断する。
ステップS305の判断の結果、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが動画像記録モードである場合には(S305/YES)、ステップS306に進む。
ステップS306に進むと、システム制御部140は、動画像記録モード処理を実行する。
一方、ステップS305の判断の結果、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが動画像記録モードでない場合には(S305/NO)、ステップS307に進む。
ステップS307に進むと、システム制御部140は、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが再生モードであるか否かを判断する。
ステップS307の判断の結果、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが再生モードである場合には(S307/YES)、ステップS308に進む。
ステップS308に進むと、システム制御部140は、再生モード処理を実行する。このステップS308の再生モード処理における詳細な処理手順については、図5を用いて後述する。
一方、ステップS307の判断の結果、モード切替スイッチ150で設定されている動作モードが再生モードでない場合には(S307/NO)、ステップS309に進む。
ステップS309に進むと、システム制御部140は、モード切替スイッチ150で設定されているその他のモード処理を実行する。ここで、その他のモードとしては、例えば、記録媒体200に格納されたファイルの送信を行う送信モード処理や、外部装置からファイルを受信して記録媒体200に格納する受信モード処理が含まれる。
ステップS304の処理が終了した場合、ステップS306の処理が終了した場合、ステップS308の処理が終了した場合、或いは、ステップS309の処理が終了した場合には、ステップS310に進む。
ステップS310に進むと、システム制御部140は、電源スイッチ180がオフになったか否かを判断する。この判断の結果、電源スイッチ180がオフになっていない場合(即ち、電源スイッチがオンとなっている場合)には(S310/NO)、ステップS303に戻り、ステップS303以降の処理を再度行う。
一方、ステップS310の判断の結果、電源スイッチ180がオフになった場合には(S310/YES)、ステップS311に進む。
ステップS311に進むと、システム制御部140は、終了処理を行う。この終了処理には、例えば、以下の処理が含まれる。
即ち、表示部133の表示を終了状態に変更し、バリア116を閉じて撮像部113を保護する処理や、フラグや制御変数等を含むパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ141に記憶し、電源供給が不要な部分への電源を遮断する処理である。
ステップS311の処理が終了すると、図3に示すフローチャートの処理を終了する。
次いで、図3のステップS304の静止画像記録モード処理における詳細な処理手順について説明する。
図4は、図3のステップS304の静止画像記録モード処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図4に示す静止画像記録モード処理は、モード切替スイッチ150により他のモードへの切り替えが行われた場合や電源スイッチ180がオフされた場合に、割り込み処理等により終了するものとする。
静止画像記録モード処理が開始されると、まず、ステップS401において、システム制御部140は、撮影モードを確定する処理を行う。この撮影モードの確定は、不揮発性メモリ141から前回の静止画像記録モード終了時における撮影モードを取得して、システムメモリ142に格納することでなされる。また、ここでいう撮影モードは、静止画像を撮影するための撮影モードである。
本実施形態に係るデジタルカメラ100は、以下に示すような撮影モードを有する。
・オートモード:デジタルカメラ100の各種のパラメータが、計測された露出値に基づいてデジタルカメラ100に組み込まれたプログラムにより自動的に決定されるモード。
・マニュアルモード:デジタルカメラ100の各種のパラメータをユーザが自由に変更可能なモード。
・シーンモード:撮影シーンに適したシャッター速度や絞り値、ストロボ発光状態、感度設定等の組み合わせが自動で設定されるモード。
なお、シーンモードには、以下に示すようなモードが含まれる。
・ポートレートモード:背景をぼかして人物を浮き立たせるようにして人物撮影に特化したモード。
・夜景モード:人物にストロボ光をあて背景を遅いシャッター速度で記録する、夜景シーンに特化したモード。
・風景モード:広がりのある風景シーンに特化したモード。
・ナイト&スナップモード:三脚無しで夜景と人物をきれいに撮るのに適したモード。
・キッズ&ペットモード:よく動き回る子供やペットをシャッターチャンスを逃さず撮影可能にしたモード。
・新緑&紅葉モード:新緑等の木々や葉を色鮮やかに撮影するのに適したモード。
・パーティーモード:蛍光灯や電球のもとで、手振れを抑えて被写体に忠実な色味で撮影するモード。
・スノーモード:雪景色をバックにしても人物が暗くならず、青みも残さず撮影するモード。
・ビーチモード:太陽光の反射の強い海面や砂浜でも、人物などが暗くならずに撮影可能なモード。
・花火モード:打ち上げ花火を最適な露出で鮮やかに撮影するためのモード。
・水族館モード:屋内の水槽内の魚などを撮影するのに適した感度、ホワイトバランス、色味を設定するモード。
・水中モード:水中に最適なホワイトバランスに設定し、青みを押さえた色合いで撮影するモード。
・モノクロモード:白黒/セピア/青/紫/緑等の調色を選択し撮影するモード。
・極彩色モード:彩度を上げた鮮烈な色で撮影するモード。
・ライブビューモード:明るさ/色合い/鮮やかさを分かりやすい言葉で選択し絵作り可能な撮影モード。
・デュアルキャプチャモード:メインカメラ部110及びインカメラ部(サブカメラ部)120の両方を用いて、被写体及び撮影者等のユーザを同時に撮影するモード。
撮影モードを確定すると、続いて、ステップS402において、システム制御部140は、撮像部113の撮像処理により得られた被写体画像データに基づく被写体画像を表示部133に表示するスルー表示を行う制御をする。このスルー表示は、撮像部113の撮像処理により得られた被写体画像を記録媒体200に記録すること無くほぼリアルタイムの動画で表示部133に表示するものであり、これを見て撮影者等のユーザは、画角の確認や撮影のタイミングを計ることができる。
続いて、ステップS403において、システム制御部140は、電源部191の残容量があるか(バッテリーがOKであるか)、及び、デジタルカメラ100に記録媒体200が装着されており残容量があるか(記録媒体がOKであるか)を判断する。
ステップS403の判断の結果、少なくとも、バッテリーがOKでない、または、記録媒体がOKではない場合には(S403/NO)、ステップS404に進む。
ステップS404に進むと、システム制御部140は、表示部133を用いて画像や音声により所定の警告表示を行う制御をする。その後、ステップS401に戻る。
一方、ステップS404の判断の結果、バッテリーがOKであり、且つ、記録媒体もOKである場合には、ステップS405に進む。
ステップS405に進むと、システム制御部140は、ユーザ設定に応じて不揮発性メモリ141等に格納された撮影設定をシステムメモリ142に展開して撮影パラメータの設定中であるか否かを判断する。
ステップS405の判断の結果、撮影パラメータの設定中である場合には(S405/YES)、ステップS406に進む。
ステップS406に進むと、システム制御部140は、撮影設定に応じた撮影パラメータの設定を行う。その後、ステップS405に戻る。
一方、ステップS405の判断の結果、撮影パラメータの設定中でない場合には(S405/NO)、ステップS407に進む。
ステップS407に進むと、システム制御部140は、スルー表示される被写体画像中に人の顔が存在するか否かを検出する顔検出処理を行う。そして、システム制御部140は、顔検出処理において人の顔が検出された場合、被写体画像中において検出した顔の位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等を顔情報としてシステムメモリ142に記憶する。また、システム制御部140は、顔検出処理において顔が検出されなかった場合、システムメモリ142内の位置座標、サイズ(幅、高さ)、検出個数、信頼性係数等の領域に0を設定する。
続いて、ステップS408において、システム制御部140は、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生しているか否かを判断する(撮影準備指示受付)。この判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオンせず第1シャッタースイッチ信号SW1が発生していない場合には(S408/NO)、ステップS405に戻る。
一方、ステップS408の判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生している場合には(S408/YES)、ステップS409に進む。
ステップS409に進むと、システム制御部140は、撮影準備動作を行う。具体的に、システム制御部140は、測距処理を行って撮影レンズ111の焦点を被写体に合わせるとともに(オートフォーカス処理)、測光処理を行って絞り値及びシャッタースピードを決定する(露出決定処理)。なお、測光処理において、必要であれば、フラッシュの設定も行われる。また、ステップS407において顔が検出されていれば、検出した顔の範囲で測距を行う顔AFを行うようにすることも可能である。
続いて、ステップS410において、システム制御部140は、第2シャッタースイッチ162がオンして第2シャッタースイッチ信号SW2が発生しているか否かを判断する(撮影指示受付)。
ステップS410の判断の結果、第2シャッタースイッチ162がオンせず第2シャッタースイッチ信号SW2が発生していない場合には(S410/NO)、ステップS411に進む。
ステップS411に進むと、システム制御部140は、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生しているか否かを判断する(撮影準備指示受付)。この判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオンせず第1シャッタースイッチ信号SW1が発生していない場合には(S411/NO)、ステップS405に戻る。一方、この判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生している場合には(S411/YES)、ステップS410に戻る。
また、ステップS410の判断の結果、第2シャッタースイッチ162がオンして第2シャッタースイッチ信号SW2が発生している場合には(S410/YES)、ステップS412に進む。
ステップS412に進むと、システム制御部140は、表示部133の表示状態をスルー表示から固定色表示(例えば黒一色の表示)の状態に制御する。
続いて、ステップS413において、システム制御部140は、露光処理や現像処理を含む被写体撮影を実行する。なお、露光処理では、撮像部113、A/D変換部114を経て得られた被写体画像データが、画像処理部115及びメモリ制御部130を介して、或いはA/D変換部114から直接メモリ制御部130を介して、メモリ131に書き込まれる。また、現像処理では、システム制御部140が、メモリ制御部130、更には必要に応じて画像処理部115を用いて、メモリ131に書き込まれた被写体画像データを読み出して各種の処理を行う。
続いて、ステップS414において、システム制御部140は、ステップS413の撮影処理で得られた被写体画像データに基づく被写体画像を表示部133にクイックレビュー表示する制御を行う。ここで、クイックレビュー表示とは、撮影画像の確認のために、被写体の撮影後であって記録媒体200への記録前に、予め決められた時間(レビュー時間)だけ被写体画像を表示部133に表示する処理である。
続いて、ステップS415において、システム制御部140は、ステップS413の撮影処理で得られた被写体画像データを画像ファイルとして記録媒体200に対して書き込む記録処理を実行する。この際、インカメラ部(サブカメラ部)120を有効にしてデュアルキャプチャモードで撮影した場合、システム制御部140は、メインカメラ部110の撮影処理で得られた被写体画像データとインカメラ部(サブカメラ部)120の撮影処理で得られたユーザ画像データとを合成した合成画像データを、記録媒体200に対して書き込む記録処理を実行する。
続いて、ステップS416において、システム制御部140は、第2シャッタースイッチ162がオンして第2シャッタースイッチ信号SW2が発生しているか否かを判断する。この判断の結果、未だ、第2シャッタースイッチ162がオンして第2シャッタースイッチ信号SW2が発生している場合には(S416/YES)、ステップS416で待機する。この間、システム制御部140は、ステップS414のクイックレビュー表示を継続する。即ち、システム制御部140は、ステップS415の記録処理が終了した際に、第2シャッタースイッチ162がオフされるまで表示部133におけるクイックレビュー表示を継続する。このように構成することにより、ユーザは、シャッターボタン160の全押し状態を継続することで、クイックレビュー表示を用いた撮影画像の確認を入念に行うことが可能となる。
一方、ステップS416の判断の結果、第2シャッタースイッチ162がオフして第2シャッタースイッチ信号SW2が発生していない場合には(S416/NO)、ステップS417に進む。即ち、ユーザがシャッターボタン160から手を放すなどして全押し状態が解除されると、ステップS417へ進む。
ステップS417に進むと、システム制御部140は、予め定められたクイックレビュー表示のクイックレビュー時間が経過したか否かを判断する。この判断の結果、未だ、クイックレビュー時間が経過していない場合には(S417/NO)、ステップS417で待機する。
一方、ステップS417の判断の結果、クイックレビュー時間が経過した場合には(S417/YES)、ステップS418に進む。
ステップS418に進むと、システム制御部140は、表示部133の表示状態をクイックレビュー表示からスルー表示に戻す制御を行う。この処理により、ユーザがクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後、表示部133の表示状態は、次の撮影のために撮像部113から被写体画像データに基づく被写体画像を逐次表示するスルー表示状態に自動的に切り替わることになる。
続いて、ステップS419において、システム制御部140は、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生しているか否かを判断する。この判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオンして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生している場合には(S419/YES)、ステップS410に戻る。即ち、シャッターボタン160の半押し状態が継続している(第1シャッタースイッチ161のオンが継続している)場合には、システム制御部140は、ステップS410に処理を戻し、次の撮影に備える。一方、ステップS419の判断の結果、第1シャッタースイッチ161がオフして第1シャッタースイッチ信号SW1が発生していない場合には(S419/NO)、ステップS405に戻る。即ち、シャッターボタン160が放された状態(第1シャッタースイッチ161がオフ)の場合には、システム制御部140は、ステップS405に処理を戻し、一連の撮影動作を終えて撮影待機状態に戻る。
次いで、図3のステップS308の再生モード処理における詳細な処理手順について説明する。
図5は、図3のステップS308の再生モード処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS501において、システム制御部140は、記録媒体200から最新画像情報を取得する。この最新画像情報の取得を、総枚数計算や検索リスト作成よりも先に行うことで、再生モードに入ると素早くそれらの画像表示ができるというメリットがある。
続いて、ステップS502において、システム制御部140は、ユーザによりアルバムボタン173が押下されたか否か判断する。
ステップS502の判断の結果、ユーザによりアルバムボタン173が押下された場合には(S502/YES)、ステップS503に進む。
ステップS503に進むと、システム制御部140は、アルバムメニューへ遷移する制御を行う。
続いて、ステップS504において、システム制御部140は、ステップS501で取得した最新画像情報に基づいて記録媒体200から最新画像データを読み込み、作成可能なアルバムに対応する画像データがあるか否かを判断する。
ステップS504の判断の結果、作成可能なアルバムに対応する画像データがある場合には(S504/YES)、ステップS505に進む。
ステップS505に進むと、システム制御部140は、ユーザからの指示等に基づいて、作成アルバムの選択が行われたか否かを判断する。ここで作成アルバムには、デジタルカメラ100の辞書に認証された人物に関する月間のアルバムや、1日に関するアルバム、ある一定期間に関するアルバム、また、人物や日付、画像を任意に指定して作成可能なカスタム作成アルバム等が含まれる。
ステップS505の判断の結果、作成アルバムが選択された場合には(S505/YES)、ステップS506に進む。
ステップS506に進むと、システム制御部140は、選択されたアルバム作成処理を実行する。このステップS506のアルバム作成処理における詳細な処理手順については、図6を用いて後述する。
また、ステップS504の判断の結果、作成可能なアルバムに対応する画像データがない場合には(S504/NO)、ステップS507に進む。
ステップS507に進むと、システム制御部140は、アルバム選択グレーアウト処理を行い、ユーザにアルバム作成を選択できないようにする。
ステップS506の処理が終了した場合、ステップS505で作成アルバムが選択されなかったと判断された場合(S505/NO)、或いは、ステップS507の処理が終了した場合には、ステップS508に進む。
ステップS508に進むと、システム制御部140は、ユーザからの指示等に基づいて、アルバムモードを終了するか否かを判断する。
ステップS508の判断の結果、アルバムモードを終了しない場合には(S508/NO)、ステップS504に戻り、ステップS504以降の処理を再度行う。
また、ステップS502の判断の結果、ユーザによりアルバムボタン173が押下されなかった場合には(S502/NO)、ステップS509に進む。
ステップS509に進むと、システム制御部140は、その他の再生処理を行う。ここで、その他の再生処理とは、画像検索や、画像の削除、印刷設定、その他の再生モード処理等の、ユーザにより指示された再生処理であるものとする。
ステップS508でアルバムモードを終了すると判断された場合には(S508/YES)、或いは、ステップS509の処理が終了した場合には、ステップS510に進む。
ステップS510に進むと、システム制御部140は、ユーザからの指示等に基づいて、再生モードを終了するか否かを判断する。この判断の結果、再生モードを終了しない場合には(S510/NO)、ステップS502に戻り、ステップS502以降の処理を再度行う。
一方、ステップS510の判断の結果、再生モードを終了する場合には(S510/YES)、図5に示すフローチャートの処理を終了する。
次いで、図5のステップS506のアルバム作成処理における詳細な処理手順について説明する。
図6は、図5のステップS506のアルバム作成処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS601において、システム制御部140は、図5のステップS505で選択された作成アルバムに応じて、記録媒体200に記録された画像データから範囲選定処理を行う。ここで、本例では、この範囲選定処理は、1日の流れが分かるように当日内のイベントを区切り、それぞれをピックアップする処理をいうものとする。
続いて、ステップS602において、システム制御部140は、クラスタリング処理を行う。ここで、クラスタリング処理とは、抽出する画像データに偏りが無いようにする処理をいう。本実施形態では、最短距離法を用いるが他の方法を用いてもよい。
続いて、ステップS603において、システム制御部140は、間引き処理を行う。ここで、間引き処理とは、例えば白とび判定や黒つぶれ判定等を行い、白とび画像データや黒つぶれ画像データ等を省く処理をいう。
続いて、ステップS604において、システム制御部140は、セレクト処理を行う。ここで、セレクト処理とは、例えば同一シーン判定等を行い、同一シーンの画像データのうちの1つの画像データを選択等する処理をいう。
続いて、ステップS605において、システム制御部140は、ステップS601〜604までの処理で抽出された画像データに基づいて、再生時間を決定する処理を行う。
続いて、ステップS606において、システム制御部140は、ステップS601〜604までの処理で抽出された画像データを、アルバムを作成する対象となる画像データ(被写体画像データ)として選抜する画像選抜処理を行う。
続いて、ステップS607において、システム制御部140は、画像効果付与処理を行う。このステップS607の画像効果付与処理における詳細な処理手順については、図7を用いて後述する。
続いて、ステップS608において、システム制御部140は、アルバム動画再生処理を行う。ここでは、作成したアルバムの動画再生プレビューを行うことにより、ユーザにどのようなアルバムが作成されたのかを示す。
続いて、ステップS609において、システム制御部140は、ユーザからの指示等に基づいて、ステップS608で再生したアルバム動画に係る動画像を保存するか否かを判断する。
ステップS609の判断の結果、ステップS608で再生したアルバム動画に係る動画像を保存する場合には(S609/YES)、ステップS610に進む。
ステップS610に進むと、システム制御部140は、記録媒体200に保存された過去のアルバム一覧に、アルバム動画に係る動画像としてアルバム動画ファイルを保存する処理を行う。
ステップS610の処理が終了した場合、或いは、ステップS609においてステップS608で再生したアルバム動画に係る動画像を保存しないと判断された場合には(S609/NO)、ステップS611に進む。
ステップS611に進むと、作成アルバム選択画面を表示する制御を行う。その後、図6に示すフローチャートの処理を終了する。
次いで、図6のステップS607の画像効果付与処理における詳細な処理手順について説明する。
図7は、図6のステップS607の画像効果付与処理における詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS701において、システム制御部140は、ステップS606で選抜された画像データの数Nを設定し、処理対象画像データnに1を設定する。
続いて、ステップS702において、システム制御部140は、処理対象画像データnが静止画像データであるか否かを判断する。
ステップS702の判断の結果、処理対象画像データnが静止画像データである場合には(S702/YES)、ステップS703に進む。
ステップS703に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnがアルバムのタイトルになる画像の画像データであるか否か判断する。
ステップS703の判断の結果、処理対象画像データnがアルバムのタイトルになる画像の画像データである場合には(S703/YES)、ステップS704に進む。
ステップS704に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnが人物画像の画像データであるか否かを判断する。
ステップS704の判断の結果、処理対象画像データnが人物画像の画像データである場合には(S704/YES)、ステップS705に進む。
ステップS705に進むと、システム制御部140は、人物画像の切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定処理を行う。ここで、タイトル表示を行う上で人物が複数人写った画像の場合、主顔のみの切り出しを行うとその周りの人物の顔が切れて表示されてしまう場合がある。そこで、本ステップでは、複数人写っている画像等の場合には、予め画像の切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定処理を行う。また、人物アルバムのように認証情報に基づいて人物を切り出す場合には、認証顔の座標に応じて、予め画像の切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定処理を行う。
図8は、本発明の実施形態を示し、図7に示す画像効果付与処理を説明するための図である。
例えば、ステップS705の切り出し範囲判定処理では、図8(a)に示す画像810から、予め、切り出し範囲811を設定する。
続いて、ステップS706において、システム制御部140は、ステップS705で判定した切り出し範囲内に人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する。
ステップS706の判断の結果、ステップS705で判定した切り出し範囲内に人物画像における人物の顔が収まる場合には(S706/YES)、ステップS707に進む。
ステップS707に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnを、ステップS705で判定した切り出し範囲で切り出し、切り出した切り出し画像データに基づく切り出し画像の表示処理を行う。
一方、ステップS706においてステップS705で判定した切り出し範囲内に人物画像における人物の顔が収まらないと判断された場合(S706/NO)、或いは、ステップS704で処理対象画像データnが人物画像の画像データでないと判断された場合には(S704/NO)、ステップS708に進む。
ステップS708に進むと、システム制御部140は、画像の切り出し処理は行わず、処理対象画像データnに基づく画像を表示する全面表示処理を行う。なお、全面表示処理に用いる画像は、処理対象画像データnに基づく本画像以外にラージサムネイル画像等を使用してもよい。
ステップS707の処理が終了した場合、或いは、ステップS708の処理が終了した場合には、ステップS709に進む。
ステップS709に進むと、システム制御部140は、タイトル表示処理を行う。例えば、図8(b)には、ステップS707の切り出し処理がなされた切り出し範囲811の画像にタイトル(人物Bを示すタイトル)が付された画像820が示されている。また、例えば、図8(c)には、ステップS708の全面表示処理がなされた画像にタイトル(人物ABCを示すタイトル)が付された画像830が示されている。ここで、タイトルの表示は、例えば、右寄せ表示、左寄せ表示、或いは、全面表示する場合には中央に表示してもよい。
また、ステップS704の判断の結果、処理対象画像データnがアルバムのタイトルになる画像の画像データでない場合には(S703/NO)、処理対象画像データnがアルバムの本編等になる画像の画像データであると判断し、ステップS710に進む。
ステップS710に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnが人物画像の画像データであるか否かを判断する。
ステップS710の判断の結果、処理対象画像データnが人物画像の画像データである場合には(S710/YES)、ステップS711に進む。
ステップS711に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnに複数人が存在するか否かを判断する。例えば、本ステップでは、処理対象画像データnに複数人が存在するか否かを、当該処理対象画像データnに対して撮影時に記録されたメタデータの情報に基づいて判断する。
ステップS711の判断の結果、処理対象画像データnに複数人が存在する場合には(S711/YES)、ステップS712に進む。
ステップS712に進むと、システム制御部140は、当該複数人の中に認証された顔の人物が存在するか否かを判断する。例えば、本ステップでは、複数人の中に認証された顔の人物が存在するか否かを、処理対象画像データnに対して撮影時に記録されたメタデータの情報に基づいて判断する。
ステップS712において複数人の中に認証された顔の人物が存在しないと判断された場合(S712/NO)、或いは、ステップS711において処理対象画像データnに複数人が存在しないと判断された場合には(S711/NO)、ステップS713に進む。
ステップS713に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnの中に主顔が存在するか否かを判断する。例えば、本ステップでは、処理対象画像データnの中に主顔が存在するか否かを、処理対象画像データnに対して撮影時に記録されたメタデータの情報に基づいて判断する。
ステップS712において複数人の中に認証された顔の人物が存在すると判断された場合(S712/YES)、或いは、ステップS713において処理対象画像データnの中に主顔が存在すると判断された場合(S713/YES)、ステップS714に進む。
ステップS714に進むと、システム制御部140は、人物画像における人物の顔の位置を判定する顔位置判定処理を行う。
図9は、本発明の実施形態を示し、図7に示す画像効果付与処理を説明するための図である。
例えば、ステップS714の顔位置判定処理では、顔座標と表示部133の各表示領域を使用することで、図9(a)の画像910のように表示部133の表示領域A〜Iのうちのどの表示領域に顔が位置しているのかを判定する。本例では、顔位置判定処理を行う表示領域を9か所とすることで、後述する強調効果付与に対するスタートのパターンを多く確保するようにする。
続いて、ステップS715において、システム制御部140は、人物画像の切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定処理を行う。例えば、システム制御部140は、ステップS714で判定された人物画像における人物の顔の位置に基づいて切り出し範囲を判定する。或いは、本ステップにより判定される切り出し範囲の判定方法を、人物画像に複数の人物が存在している場合と1人の人物が存在している場合とで変えるようにしてもよい。この場合、例えば、人物画像に複数の人物が存在している場合には、範囲選択枠(図8(a)の811)に基づいて切り出し範囲を判定し、人物画像に1人の人物が存在している場合には、当該1人の人物の顔の位置に基づいて切り出し範囲を判定する。
続いて、ステップS716において、システム制御部140は、ステップS715で判定した切り出し範囲内に人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する。
ステップS716の判断の結果、ステップS715で判定した切り出し範囲内に人物画像における人物の顔が収まる場合には(S716/YES)、ステップS717に進む。
ステップS717に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnを、ステップS715で判定した切り出し範囲で切り出し、切り出した切り出し画像データに基づく切り出し画像の表示処理を行う。この時の切り出し画像の表示倍率は、表示部133のサイズやアスペクトに応じて決定する。
続いて、ステップS718において、システム制御部140は、顔を強調する効果を有する顔強調効果付与処理を行う。
まず、ステップS718において、処理対象画像データnに認証顔が存在する場合には、例えば、当該認証顔の顔座標に基づいて当該認証顔に対してスライド表示による強調効果を施す。具体的に、例えば、図9(a)の画像910のように認証顔が表示部133の中央にある場合、例えば、図9(b)の画像920のように認証顔に対してスライド表示による強調効果を施す。図9(b)に示す例では、認証顔を右に寄せるスライド表示による強調効果を施す場合を示しているが、例えば、認証顔をその他の方向である左上、上、右上、左、左下、下、右下にスライドさせてスライド表示による強調効果を施すようにしてもよい。また、例えば、図9(b)の画像920のように中央以外の8か所のいずれかに認証顔が存在する場合には、図9(a)の画像910のように認証顔が中央に位置するようにスライドさせてスライド表示による強調効果を施す。
さらに、処理対象画像データnに認証顔以外の顔も存在する場合には、例えば、他の顔を認証顔へ寄せるようにスライドさせてスライド表示による強調効果を施す。また、エンディング時においては、認証顔に対して切り出し処理を行い、当該切り出し画像に対してズーム表示による強調効果を施す。切り出し範囲は、上述したスライド表示による強調効果の場合と同様とする。
図10は、本発明の実施形態を示し、図7に示す画像効果付与処理を説明するための図である。
例えば、図10(a)の画像1010のように人物A、B及びBの3人が写っている画像があり、人物Bの顔が認証顔である場合、図10(b)の画像1020のように人物Bの顔に対してズーム表示による強調効果を施す。これにより、アルバムの中心人物を強調して際立たせることができる。
また、ステップS718において、処理対象画像データnに認証顔が存在せず主顔が存在する場合には、主顔に対してズーム効果を施すようにし、アルバムの中心人物を強調して際立たせるようにする。
また、ステップS710において処理対象画像データnが人物画像の画像データでないと判断された場合(S710/NO)、ステップS713において処理対象画像データnの中に主顔が存在しないと判断された場合(S713/NO)、或いは、ステップS716においてステップS715で判定した切り出し範囲が出力範囲内に収まらないと判断された場合には(S716/NO)、ステップS719に進む。
ステップS719に進むと、システム制御部140は、画像の切り取り処理は行わず、処理対象画像データnに基づく画像を表示する全面表示処理を行う。
続いて、ステップS720において、システム制御部140は、全面を強調する効果を有する全面強調効果付与処理を行う。例えば、本ステップでは、全面表示画像の中心に対して、ズーム表示による強調効果やスライド表示による強調効果等の全面強調効果を施す処理を行う。この全面強調効果付与処理は、作成アルバムに応じて切り替える(変更する)ようにしてもよい。例えば、この日アルバム等は、当該この1日のうちで最も印象深い画像に対して強調効果を施してもよい。
ステップS709の処理が終了した場合、ステップS718の処理が終了した場合、或いは、ステップS720の処理が終了した場合には、ステップS721に進む。
ステップS721に進むと、システム制御部140は、キャプション付与処理を行う。このキャプション付与処理は、図8(b)の画像820や図8(c)の画像830のように、タイトル表示に伴い、処理対象画像データnに基づく画像を左寄せに配置させた場合や、或いは、左寄せまた中央に配置させた場合に、当該画像を透過させることでキャプションの表示を分かりやすくする。また、キャプション付与処理を、図5のステップS505で選択された作成アルバムに応じて切り替える(変更する)ようにしてもよい。例えば、人物アルバムの場合には図8(b)の画像820や図8(c)の画像830のように人物名のキャプションを付与し、この日アルバムの場合には図8(d)の画像840のように日付のキャプションを付与し、イベントアルバムの場合には図8(e)の画像850のように期間のキャプションを付与する。
ステップS702において処理対象画像データnが静止画像データでないと判断された場合(S702/NO)、或いは、ステップS721の処理が終了した場合には、ステップS722に進む。
ステップS722に進むと、システム制御部140は、処理対象画像データnに基づく画像に対して、必要に応じて色効果の付与する画像色効果付与処理を行う。
続いて、ステップS723において、システム制御部140は、処理対象画像データの番号を示す変数nが、ステップS701で設定された画像データの数Nより小さいか否かを判断する。
ステップS723の判断の結果、処理対象画像データの番号を示す変数nがステップS701で設定された画像データの数Nより小さい場合には(S723/YES)、ステップS701で設定された画像データの全てについては未だ処理を行っていないと判断し、ステップS724に進む。
ステップS724に進むと、処理対象画像データの番号を示す変数nに1を加算して、処理対象画像データの番号を示す変数nを変更する。その後、変更した処理対象画像データnに対して、ステップS702以降の処理を再度行う。
一方、ステップS723の判断の結果、処理対象画像データの番号を示す変数nがステップS701で設定された画像データの数Nより小さくない(即ち、以上である)場合には(S723/NO)、ステップS701で設定された画像データの全てについて処理を行ったと判断し、図7に示すフローチャートの処理を終了する。
なお、上述した強調効果付与処理(S718及びS720)の対象とする画像において、デュアルキャプチャモード等の特殊なモードでの撮影により得られた静止画像(Photo In Photo等)に対して強調効果を付与してしまうと予期せぬ所で切り出し処理等がなされ効果的に表示できない恐れがあるため、この場合には、上述した強調効果付与処理による強調効果を付与する処理は行わない形態も本発明に含まれる。これにより、ユーザに違和感を与えない画像表示を行うことが可能となる。
また、上述した切り出し範囲判定処理により判定される切り出し範囲は、作成するアルバムによって変わる(切り分ける)ようにしてもよい。
また、図7のステップS710により人物画像でないと判断された被写体画像については、上述した強調効果付与処理(S718及びS720)による強調効果を弱めること、及び、図7のステップS715により判定された切り出し範囲による切り出しよりも低い倍率で切り出すことのうちの少なくともいずれか一方を行って、作成されるアルバムにおいて、人物画像を際立たせるようにする形態も本発明に含まれる。
本実施形態に係るデジタルカメラ100は、被写体を撮影するための撮像部113を備え、システム制御部140において、以下の処理を行っている。
具体的に、本実施形態に係るデジタルカメラ100では、撮像部113により得られた被写体画像を記録媒体200に記録し(S415:記録ステップ)、記録媒体200に記録されている被写体画像の中からアルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜し(S606:選抜ステップ)、当該選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断し(S710:第1の判断ステップ)、第1の判断ステップにより人物画像であると判断された被写体画像から切り出し範囲を判定し(S715:切り出し範囲判定ステップ)、当該切り出し範囲に人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断し(S716:第2の判断ステップ)、第2の判断ステップによる判断の結果、切り出し範囲に人物の顔が収まる場合に、人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行い(S717:第1の表示処理ステップ)、第2の判断ステップによる判断の結果、切り出し範囲に人物の顔が収まらない場合に、人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行い(S719:第2の表示処理ステップ)、第1の表示処理ステップにより表示された切り出し画像及び第2の表示処理ステップにより表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行うようにしている(S718及びS720:強調効果付与処理ステップ)。
かかる構成によれば、切り出し範囲に人物の顔が収まる場合には、被写体画像を前記切り出し範囲で切り出した切り出し画像に対して強調効果を付与し、切り出し範囲に人物の顔が収まらない場合には、被写体画像に対して強調効果を付与するようにしたので、アルバムを再生表示する際に、被写体画像に存在する人物を効果的に表示することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。
即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
このプログラム及び当該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、本発明に含まれる。
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。

Claims (9)

  1. 被写体を撮影するための撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた被写体画像を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録されている被写体画像の中から、アルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜する選抜手段と、
    前記選抜手段で選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記人物画像であると判断された被写体画像から、切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定手段と、
    前記切り出し範囲に前記人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段による判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まる場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行う第1の表示処理手段と、
    前記第2の判断手段による判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まらない場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行う第2の表示処理手段と、
    前記第1の表示処理手段により表示された切り出し画像および前記第2の表示処理手段により表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行う強調効果付与処理手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記人物画像であると判断された被写体画像から当該人物画像における人物の顔の位置を判定する顔位置判定手段を更に有し、
    前記切り出し範囲判定手段は、前記顔位置判定手段により判定された前記人物の顔の位置に基づいて前記切り出し範囲を判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記切り出し範囲判定手段により判定される前記切り出し範囲は、作成する前記アルバムによって変わることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の判断手段により前記人物画像でないと判断された被写体画像については、前記強調効果付与処理手段による前記強調効果を弱めること、および、前記切り出し範囲による切り出しよりも低い倍率で切り出すことのうちの少なくともいずれか一方を行って、作成する前記アルバムにおける人物画像を際立たせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記切り出し範囲判定手段により判定される前記切り出し範囲の判定方法は、前記人物画像に複数の人物が存在している場合と1人の人物が存在している場合とで変わることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記人物画像に複数の人物が存在している場合には、範囲選択枠に基づいて前記切り出し範囲を判定し、前記人物画像に1人の人物が存在している場合には、当該1人の人物の顔の位置に基づいて前記切り出し範囲を判定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. デュアルキャプチャモードによる撮影を含む特殊の撮影により得られた画像については、前記強調効果付与処理手段による前記強調効果を付与する処理を行わないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 被写体を撮影するための撮像手段を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により得られた被写体画像を記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録媒体に記録されている被写体画像の中から、アルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜する選抜ステップと、
    前記選抜ステップで選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断する第1の判断ステップと、
    前記第1の判断ステップにより前記人物画像であると判断された被写体画像から、切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定ステップと、
    前記切り出し範囲に前記人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する第2の判断ステップと、
    前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まる場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行う第1の表示処理ステップと、
    前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まらない場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行う第2の表示処理ステップと、
    前記第1の表示処理ステップにより表示された切り出し画像および前記第2の表示処理ステップにより表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行う強調効果付与処理ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 被写体を撮影するための撮像手段を備える撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記撮像手段により得られた被写体画像を記録媒体に記録する記録ステップと、
    前記記録媒体に記録されている被写体画像の中から、アルバムを作成する対象となる被写体画像を選抜する選抜ステップと、
    前記選抜ステップで選抜された被写体画像ごとに、当該被写体画像が人物画像であるか否かを判断する第1の判断ステップと、
    前記第1の判断ステップにより前記人物画像であると判断された被写体画像から、切り出し範囲を判定する切り出し範囲判定ステップと、
    前記切り出し範囲に前記人物画像における人物の顔が収まるか否かを判断する第2の判断ステップと、
    前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まる場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出して切り出し画像を表示する処理を行う第1の表示処理ステップと、
    前記第2の判断ステップによる判断の結果、前記切り出し範囲に前記人物の顔が収まらない場合に、前記人物画像であると判断された被写体画像を前記切り出し範囲で切り出さずに表示する処理を行う第2の表示処理ステップと、
    前記第1の表示処理ステップにより表示された切り出し画像および前記第2の表示処理ステップにより表示された被写体画像に対して、スライド表示およびズーム表示のうちの少なくとも一方の表示を行って強調効果を付与する処理を行う強調効果付与処理ステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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