JP2006343735A - 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006343735A
JP2006343735A JP2006134111A JP2006134111A JP2006343735A JP 2006343735 A JP2006343735 A JP 2006343735A JP 2006134111 A JP2006134111 A JP 2006134111A JP 2006134111 A JP2006134111 A JP 2006134111A JP 2006343735 A JP2006343735 A JP 2006343735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
region
crystal display
mother substrate
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006134111A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takano
翠 高野
Kazunori Hayakawa
和範 早川
Koji Nakayama
浩治 中山
Yohei Kimura
洋平 木村
Satoshi Asada
智 浅田
Takeshi Ishigame
剛 石亀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Central Inc
Original Assignee
Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd filed Critical Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd
Priority to JP2006134111A priority Critical patent/JP2006343735A/ja
Publication of JP2006343735A publication Critical patent/JP2006343735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】対向基板の実装側の端部における割断不良を目視可能とする液晶表示装置及び、製造歩留まりの低下を抑制することが可能な液晶表示装置の製造方法を提供するができる。
【解決手段】表示部6Aを含む第1領域3Aと、駆動信号源を接続するための接続部11及び表示部6Aから接続部11に引き出された配線Wを含む第2領域3Bと、を有する第1マザー基板M1と、第1領域3Aとの間に液晶層5を封入するための空間を介して対向する有効領域4Aと、第2領域3Bと対向する除去領域4Bと、を有する第2マザー基板M2と、を備え、除去領域4Bは、配線W及び接続部11と対向した位置からずれて配置された着色樹脂パターン13Aを有する液晶表示装置。
【選択図】 図7

Description

本発明は、液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法に関するもので、特に、マザー基板を割断して製造される液晶表示パネルを備える液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法に関する。
液晶表示装置は、液晶表示パネルを有している。液晶表示パネルは、対向して配置された一対の基板、すなわちアレイ基板及び対向基板と、これら一対の基板の間に光変調層として保持された液晶層とを備えている。この液晶表示パネルは、画像を表示する略矩形状の有効表示部を備えている。この有効表示部は、マトリクス状に配置された複数の表示画素によって構成されている。
上記の液晶表示パネルを、製造する方法として、アレイ基板を切り出す第1マザー基板と、対向基板を切り出す第2マザー基板とを製造し、これらを貼りあわせてから割断する方法がある。この方法で液晶表示パネルを製造すると、第1マザー基板と第2マザー基板とを割断するときに割断不良が生じる場合があった。
従来、対向基板の端部における割断不良を防ぎ、ガラス欠け等による樹脂フレームの損傷を防止する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−147446号公報
上記の方法は液晶表示パネルの外周部分にある対向基板の端部の割断不良に適用するものである。しかしながら、アレイ基板の一部は対向基板の端部より外方に延在し、駆動ICチップやフレキシブル基板などの駆動信号源を接続するための接続部を備えている。このような形状の液晶表示パネルについては、アレイ基板上にある対向基板の端部において割断不良が発生する場合があった。
特にアレイ基板上にある対向基板の端部が、アレイ基板の接続部側に突出する割断不良が発生すると、駆動回路等を実装する際に障害となる場合があり、製造歩留まりの低下を招くおそれがある。このため、このような割断不良を確実に検知し(あるいは目視可能とし)、接続部側に突出した部分を確実に除去する必要がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであって、アレイ基板上にある対向基板の端部において割断不良がない液晶表示装置、及び製造歩留まりの低下を抑制することが可能な液晶表示装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様による液晶表示装置は、表示部を含む第1領域と、駆動信号源を接続するための接続部及び表示部から接続部に引き出された配線を含む第2領域と、を有する第1マザー基板と、前記第1領域との間に液晶層を封入するための空間を介して対向する有効領域と、前記第2領域と対向する除去領域と、を有する第2マザー基板と、を備え、前記除去領域は、前記配線及び前記接続部と対向した位置からずれて配置された着色樹脂パターンを有する。
本発明の第2の態様による液晶表示装置の製造方法は、表示部を含む第1領域と、駆動信号源を接続するための接続部及び表示部から接続部に引き出された配線を含む第2領域と、を有する第1マザー基板を製造する工程と、前記第1領域と対向する有効領域と、前記第2領域と対向する除去領域と、を有する第2マザー基板を製造する工程と、前記第1領域と前記有効領域との間に液晶層を封入するための空間を形成した状態で前記第1マザー基板と前記第2マザー基板とを貼り合せる工程と、貼り合わせた前記第1マザー基板と前記第2マザー基板とを割断して前記除去領域を除去する工程と、を備え、前記第2マザー基板を製造する工程は、前記第1マザー基板と前記第2マザー基板とを貼り合せたときに、前記配線及び前記接続部と対向した位置からずれるように前記除去領域に着色樹脂パターンを形成する工程と、を有する。
本発明によれば、アレイ基板上にある対向基板の端部において割断不良がない液晶表示装置、及び製造歩留まりの低下を抑制することが可能な液晶表示装置の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置及びその製造方法について図面を参照して説明する。本発明の一実施形態に係る液晶表示装置は、図1に示すように、略矩形平板状の液晶表示パネル1を備えている。この液晶表示パネル1は、図2に示すように、対向して配置された一対の基板すなわちアレイ基板3及び対向基板4と、これら一対の基板の間に光変調層として保持された液晶層5と、によって構成されている。
この液晶表示パネル1は、画像を表示する略矩形状の有効表示部6を備えている。有効表示部6は、マトリクス状に配置された複数の表示画素PXによって構成されている。
アレイ基板3は、有効表示部6の一部を構成する表示部6Aを有している。表示部6Aは、配線、例えば、表示画素PXの行方向に沿って延在する複数の走査線Y(1、2、3、…、m)や、表示画素PXの列方向に沿って延在する複数の信号線X(1、2、3、…、n)を備えている。また、アレイ基板3は、表示部6Aにおいて、これらの各種配線の他に、走査線Yと信号線Xとの交差部付近において表示画素PX毎に配置されたスイッチング素子7、スイッチング素子7に接続された画素電極8等を備えている。
スイッチング素子7は、例えば薄膜トランジスタ(TFT)等で構成されている。このスイッチング素子7のゲート電極7Gは、対応する走査線Yに電気的に接続されている(あるいは走査線と一体に形成されている)。スイッチング素子7のソース電極7Sは、対応する信号線Xに電気的に接続されている(あるいは信号線と一体に形成されている)。スイッチング素子7のドレイン電極7Dは、対応する表示画素PXの画素電極8に電気的に接続されている。画素電極8の表面は、配向膜16Aによって覆われている。
アレイ基板3は、対向基板4に対向した第1領域3Aと、対向基板4の端部4E1より外方に延在した第2領域3Bとを備えている。第1領域3Aは、表示部6Aを含む領域である。第2領域3Bは、有効表示部6に駆動信号を供給する駆動信号源を接続するための接続部11、及び、表示部6Aから接続部に引き出された配線Wを含む領域である。接続部11は、駆動信号源として駆動ICチップを配置可能な第1接続部11A、駆動信号源としてフレキシブル配線基板(FPC)を接続可能な第2接続部11Bなどを有している。配線Wは、信号線Xや走査線Yの他にコモン電位を供給するコモン配線などの一部に相当する。
対向基板4は、アレイ基板3の第1領域3Aに対向する有効領域4Aを有している。有効領域4Aは、有効表示部6の一部を構成する表示部6Bを有している。表示部6Bは、全表示画素PXに共通の対向電極9等を備えている。対向電極9は、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)などの光透過性を有する導電性部材によって形成されている。対向電極9の表面は、配向膜16Bによって覆われている。アレイ基板3と対向基板4とは、画素電極8上の配向膜16Aと対向電極9上の配向膜16Bとが対向する状態で配設され、これらの間に液晶層5を介してシール部材15によって貼り合わせられている。液晶層5は、アレイ基板3と対向基板4との空間に封止された液晶組成物によって形成されている。
アレイ基板3の第1領域3A、及び対向基板4の有効領域4Aには、液晶層5とは反対側となる主面に偏光板14が貼り付けられている。
カラー表示タイプの液晶表示装置の液晶表示パネル1は、複数種類の表示画素、例えば赤を表示する赤色画素、緑を表示する緑色画素、青を表示する青色画素を有している。すなわち、赤色画素は、赤色の主波長の光を透過する赤色カラーフィルタ12Rを備えている。緑色画素は、緑色の主波長の光を透過する緑色カラーフィルタ12Gを備えている。青色画素は、青色の主波長の光を透過する青色カラーフィルタ12Bを備えている。これらカラーフィルタ12R、12G、12Bから成るカラーフィルタ層12は、有効領域4Aの液晶層5側の主面に配置される。
また、各カラーフィルタ12R、12G、12B間(すなわち表示画素間)、及び表示部6Bの周囲には、遮光層13が形成されている。各カラーフィルタ12R、12G、12B間に形成された遮光層13は、アレイ基板3上の信号線X及び走査線Yに対向するように配置されている。この遮光層13は、例えば、黒色に着色された着色樹脂によって形成される。
次に、上記の液晶表示パネル1の製造方法について図3〜図7を用いて説明する。最初に、図3に示すように、アレイ基板3となる第1マザー基板M1を製造する。すなわち、透明な絶縁基板を用意する。この絶縁基板上に、金属膜や絶縁膜の成膜とパターニングとを繰り返して信号線Xや走査線Yなどの各種配線、スイッチング素子7、画素電極8、配向膜16Aなどを備えた表示部6Aを含む第1領域3Aを形成するとともに、接続部11A及び11B、及び、表示部6Aから引き出された配線Wを含む第2領域3Bを形成する。
続いて、図4に示すように、対向基板4となる第2マザー基板M2を製造する。すなわち、透明な絶縁基板を用意する。この絶縁基板上に、黒色に着色された着色樹脂を成膜した後にパターンニングし、有効領域4Aにおける表示画素間及びアレイ基板3の表示部6Aを囲む領域に対向する遮光層13を形成する。この実施の形態では、遮光層13を形成する工程において、同時に、除去領域4Bに着色樹脂パターン13Aを形成する。
この着色樹脂パターン13Aは、図7に示すように、第1マザー基板M1と第2マザー基板M2とを貼り合わせたときに、第1マザー基板M1の第2領域3Bに形成された接続部11及び配線Wと対向した位置からずれるように形成される。また、着色樹脂パターン13Aは、除去領域4Bにおいて、有効領域4Aとの境界に沿って形成されることが望ましい。また、着色樹脂パターン13Aは、少なくとも有効領域4Aと除去領域4Bとの間の境界を示す割断ラインCLXに沿った両端部に形成されることが望ましい。
第2マザー基板M2を製造する工程では、遮光層13及び着色樹脂パターン13Aの形成工程の後に、有効領域4Aにカラーフィルタ層12を形成する。すなわち、赤に着色された着色樹脂を成膜した後にパターンニングし、赤色画素に対応して赤色カラーフィルタ12Rを配置する。同様に、緑に着色された着色樹脂を成膜した後にパターンニングし、緑色画素に対応して緑色カラーフィルタ12Gを配置する。同様に、青に着色された着色樹脂を成膜した後にパターンニングし、青色画素に対応して青色カラーフィルタ12Bを配置する。
さらに、カラーフィルタ層12の上に金属膜や絶縁膜の成膜とパターニングとを繰り返して対向電極9、配向膜16Bなどを備えた表示部6Bを含む有効領域4Aを形成する。
続いて、図5に示すように、第1領域3Aと有効領域4Aとが対向し、第2領域3Bと除去領域4Bとが対向するように第1マザー基板M1と第2マザー基板M2とを配置し、第1領域3Aと有効領域4Aとの間に液晶層5を封入するための空間を形成した状態でシール部材15によってこれらを貼り合せる。
続いて、図6に示すように、貼り合わせた第1マザー基板M1と第2マザー基板M2とを割断ラインCL及びCLXに沿って割断して、アレイ基板3となる第1領域3A、第2領域3B、及び対向基板4となる有効領域4Aを切り出す。ここで、第2マザー基板M2の除去領域4Bは取り除かれて、第1領域3Aと有効領域4Aが対向し、第2領域3Bが有効領域4Aの端部4E1から延出した液晶表示パネル1が製造される。
このとき、割断ラインCLXに沿って割断する際に発生する割断不良、特に、除去領域4Bが完全に除去されず、対向基板4の端部4E1がアレイ基板3の第2領域3Bの上部に突出する割断不良が発生した場合、完全に除去されなかった除去領域4Bに形成された着色樹脂パターン13Aが対向基板4の端部4E1に残るため、割断不良が確実に検知あるいは目視可能となる。よって、上記の実施形態によれば、このような着色樹脂パターン13Aの残存による割断不良が検知された際には、除去し切れなかった除去領域4Bを除去することでアレイ基板3上にある対向基板4の端部4E1において割断不良がない液晶表示装置を提供することができる。これにより、後の工程にて、接続部11に駆動ICチップやフレキシブル配線基板などの駆動信号源を接続する際際の障害がなく、製造歩留まりの低下を抑制することが可能となる。
なお、割断ラインCLXに沿って且つ割断ラインCLXに平行な直線状の着色樹脂パターン13Aを配置した場合、この着色樹脂パターン13Aは、第1マザー基板M1の第2領域の配線Wと重なり、場合によっては接続部11とも重なる。このような構成の第2マザー基板M2を第1マザー基板M1と貼り合わせた状態で、割断ラインCLXに沿って割断した際、割断時の衝撃が着色樹脂パターン13Aを介して配線Wや接続部11に伝わり、断線したり破損したりする場合がある。特に、着色樹脂パターン13Aと配線W及び接続部11との間に異物があると、異物によって配線W及び接続部11が断線したり破損したりする場合がある。
したがって、上述した実施の形態のように、着色樹脂パターンは、第2マザー基板の除去領域において、配線や接続部と対向しないように島状に配置される。これにより、割断ラインに沿って割断の衝撃が加わった際に、第1マザー基板側の配線や接続部と着色樹脂パターンとが接触せず、断線や破損を防止することが可能となる。
以上のことから、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、除去領域4Bに着色樹脂パターン13Aを形成することによって、第2マザー基板M2から対向基板4となる有効領域4Aを切り出す際に、割断ラインCLXに沿って割断する事によって形成された端部4E1で生じる割断不良が検知もしくは目視可能となる。
また、除去領域4Bの有効領域4Aとの境界近傍に着色樹脂パターン13Aを形成することによって、より厳密な割断ラインCLXに沿った割断不良を検知もしくは目視可能となる。このことによって、対向基板4のアレイ基板3上にある端部4E1における割断不良すなわち駆動信号源のアレイ基板への実装障害となり得る割断不良のない液晶表示装置を提供することが可能となる。
また、着色樹脂パターン13Aは、少なくとも割断ラインCLXに沿った両端部に形成されるため、例えば、端部4E1の割断面が割断ラインCLXの延びる両端部において突出したアーチ状となる割断不良も検知もしくは目視可能となる。
また、着色樹脂パターン13Aは、検知もしくは目視しやすい色に着色されたパターンで形成されていれば良い。そこで、上述した実施の形態のように、着色樹脂パターンは、対向基板4の遮光層13と同時に形成することが可能である。このため、着色樹脂パターンを形成するための製造工程を新たに増やす必要がなく、製造コストの増大や、製造歩留まりの低下を招くことがない。
さらに、着色樹脂パターン13Aが、アレイ基板3の配線及び電極と対向する位置からずらして形成されることによって、有効領域4Aと除去領域4Bとの境界を割断する工程において、着色樹脂パターン13Aがアレイ基板3第2領域3B上に形成された配線と接触し、アレイ基板3上の配線を断線させる不良が発生することもない。
次に、本発明の他の実施形態に係る液晶表示装置について図面を参照して以下に説明する。本実施形態に係る液晶表示装置は、着色樹脂パターン13Aの構成以外は前述の実施形態に係る液晶表示装置と同様の構成である。従って、前述の液晶表示パネルと同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態に係る液晶表示装置の液晶表示パネル1の製造方法について説明する。すなわち、前述の第1実施形態に係る液晶表示装置と同様に、アレイ基板3となる第1マザー基板M1を形成する。
続いて、対向基板4となる第2マザー基板M2を製造する。すなわち、透明な絶縁基板を用意する。この絶縁基板上に、黒色に着色された着色樹脂を成膜した後にパターンニングし、有効領域4Aにおける表示画素間及びアレイ基板3の表示部6Aを囲む領域に対向する遮光層13を形成する。この実施の形態では、遮光層13を形成する工程において、同時に、除去領域4Bに着色樹脂パターン13Aを形成する。
この着色樹脂パターン13Aは、図8に示すように、第1マザー基板M1と第2マザー基板M2とを貼り合わせたときに、第1マザー基板M1の第2領域3Bに形成された接続部11及び配線Wと対向した位置からずれるように形成される。
また着色樹脂パターン13Aは、除去領域4Bにおいて、割断ラインCL近傍に配置されている。
本実施形態に係る液晶表示装置の場合、図8に示すように、着色樹脂パターン13は接続部11が配置された位置の両側のスペースに対向するとともに、割断ラインCLが交差する位置の近傍に配置されている。ここで、着色樹脂パターン13Aの大きさは、目視確認が可能な大きさであって、本実施形態では、約10μm×10μmである。
上記の様に着色樹脂パターン13Aを形成し、その後、前述の第1実施形態と同様に、液晶表示パネル1を形成する。
すなわち、本実施形態に係る液晶表示装置によれば、上記の様に、着色樹脂パターン13Aを配置するため、第2マザー基板M2から対向基板4となる有効領域4Aを切り出す際に、割断ラインCLXに沿って割断する事によって形成された端部4E1で生じる割断不良が検知もしくは目視可能となる。
さらに、上記の様に、割断後に液晶表示パネルの端部4E2となる割断ラインCL近傍に配置されることによって、端部4E2で生じる割断不良が検知若しくは目視可能となる。
また、着色樹脂パターン13Aは、少なくとも端部4E2を形成する割断ラインCLに沿った両端部に形成されるため、例えば、端部4E2の割断面が割断ラインCLの延びる両端部において突出したアーチ状となる割断不良も検知もしくは目視可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、上記の実施形態では、着色樹脂パターン13Aは黒色樹脂によって形成された遮光層13と同時に形成されているが、カラーフィルタ層12の一部と同時に形成されていてもよい。この場合にも、上記の実施形態と同様に、有効領域4Aと除去領域4Bとの境界を割断した端部4E1、4E2における割断不良が目視可能となる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
なお、上記の製造方法において、液晶層5を封入する製造工程は、第1マザー基板M1と第2マザー基板M2とを貼り合せる前でも良く、第1マザー基板M1と第2マザー基板M2とを張り合わせた後で、これらを割断する工程の前でも良い。また、第1マザー基板M1と第2マザー基板M2とを割断する工程の後であっても良い。
本発明の第1実施形態に係る液晶表示装置の液晶表示パネルを概略的に示す平面図。 図1に示すA−Aに沿って切断した液晶表示パネルの断面図。 図1に示す液晶表示パネルの製造方法を説明する図。 図1に示す液晶表示パネルの製造方法を説明する図。 図1に示す液晶表示パネルの製造方法を説明する図。 図1に示す液晶表示パネルの製造方法を説明する図。 図5に示す製造過程における液晶表示パネルの一例を概略的に示す平面図。 本発明の第2実施形態に係る液晶表示装置の製造過程における液晶表示パネルの一例を概略的に示す平面図。
符号の説明
1…液晶表示パネル、3…アレイ基板、3A…第1領域、3B…第2領域、4…対向基板、4A…有効部、4B…除去部、4E1…端部、5…液晶層、6…表示領域、6A、6B…表示部、7…スイッチング素子、8…画素電極、X(X1〜Xn)…信号線、Y(Y1〜Ym)…走査線、11…接続部、13…遮光層、13A…着色樹脂パターン、M1…第1マザー基板、M2…第2マザー基板、PX…画素、W…配線

Claims (9)

  1. 表示部を含む第1領域と、駆動信号源を接続するための接続部及び表示部から接続部に引き出された配線を含む第2領域と、を有する第1マザー基板と、
    前記第1領域との間に液晶層を封入するための空間を介して対向する有効領域と、前記第2領域と対向する除去領域と、を有する第2マザー基板と、を備え、
    前記除去領域は、前記配線及び前記接続部と対向した位置からずれて配置された着色樹脂パターンを有する液晶表示装置。
  2. 前記第2マザー基板は、前記表示部を囲む領域と対向した前記有効領域に遮光層をさらに有し、
    前記着色樹脂パターンは、前記遮光層と同一の材料で形成されている請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記第2マザー基板は、前記表示部と対向した前記有効領域にカラーフィルタ層をさらに有し、
    前記着色樹脂パターンは、前記カラーフィルタ層の一部と同一の材料で形成されている請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 前記着色樹脂パターンは、前記有効領域との境界に沿って配置されている請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 前記着色樹脂パターンは、前記除去領域において、割断線の境界近傍に配置されている請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 表示部を含む第1領域と、駆動信号源を接続するための接続部及び表示部から接続部に引き出された配線を含む第2領域と、を有する第1マザー基板を製造する工程と、
    前記第1領域と対向する有効領域と、前記第2領域と対向する除去領域と、を有する第2マザー基板を製造する工程と、
    前記第1領域と前記有効領域との間に液晶層を封入するための空間を形成した状態で前記第1マザー基板と前記第2マザー基板とを貼り合せる工程と、
    貼り合わせた前記第1マザー基板と前記第2マザー基板とを割断して前記除去領域を除去する工程と、を備え、
    前記第2マザー基板を製造する工程は、前記第1マザー基板と前記第2マザー基板とを貼り合せたときに、前記配線及び前記接続部と対向した位置からずれるように前記除去領域に着色樹脂パターンを形成する工程と、を有する液晶表示装置の製造方法。
  7. 前記着色樹脂パターンを形成する工程では、前記表示部を囲む領域に対向した前記有効領域に遮光層を同時に形成する請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 前記着色樹脂層パターンを形成する工程では、前記表示部に対向した前記有効領域にカラーフィルタ層の一部を同時に形成する請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
  9. 前記着色樹脂パターンは、前記有効領域との境界に沿って形成する請求項6記載の液晶表示装置の製造方法。
JP2006134111A 2005-05-13 2006-05-12 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 Pending JP2006343735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134111A JP2006343735A (ja) 2005-05-13 2006-05-12 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141056 2005-05-13
JP2006134111A JP2006343735A (ja) 2005-05-13 2006-05-12 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006343735A true JP2006343735A (ja) 2006-12-21

Family

ID=37640711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006134111A Pending JP2006343735A (ja) 2005-05-13 2006-05-12 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006343735A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300634A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Epson Imaging Devices Corp 液晶表示パネル
US8842254B2 (en) 2010-12-17 2014-09-23 Japan Display West Inc. Liquid crystal display panel and manufacturing method for the same
CN110418996A (zh) * 2017-01-20 2019-11-05 株式会社Nsc 液晶面板制造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1172773A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toshiba Corp 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法
JPH11142825A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Seiko Epson Corp 液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置
JP2001166121A (ja) * 1999-12-06 2001-06-22 Canon Inc カラーフィルタ
JP2002372697A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1172773A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toshiba Corp 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法
JPH11142825A (ja) * 1997-11-05 1999-05-28 Seiko Epson Corp 液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置
JP2001166121A (ja) * 1999-12-06 2001-06-22 Canon Inc カラーフィルタ
JP2002372697A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009300634A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Epson Imaging Devices Corp 液晶表示パネル
US8842254B2 (en) 2010-12-17 2014-09-23 Japan Display West Inc. Liquid crystal display panel and manufacturing method for the same
CN110418996A (zh) * 2017-01-20 2019-11-05 株式会社Nsc 液晶面板制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101350709B1 (ko) 표시패널 및 표시기판의 제조 방법
JP2008165237A (ja) 表示基板、それを含む液晶表示装置及びそのリペア方法
KR101153299B1 (ko) 액정표시소자 및 그 제조방법
US7800727B2 (en) Liquid crystal display device having bus line with opening portions overlapped by conductive films
JP2007024963A (ja) 液晶表示装置
CN110908202A (zh) 显示面板及其制作方法
JP4298726B2 (ja) 表示装置
EP1435539A1 (en) Liquid crystal display unit
JP2006343735A (ja) 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法
JP2010271610A (ja) 表示装置
JP4039396B2 (ja) 電気光学装置の製造方法及び複数の基板の分断方法
JP4834477B2 (ja) 表示装置
JP2009116309A (ja) 液晶表示装置
JP2004205729A (ja) 液晶装置及びその製造方法
JP2007010994A (ja) 表示装置及び表示装置の製造方法
JP2009092695A (ja) 液晶表示装置
JP2010139962A (ja) アレイ基板、平面表示装置、マザー基板及びアレイ基板の製造方法
JP2007024964A (ja) 液晶表示装置
JP2008116490A (ja) 電極基板
JP2008257192A (ja) 液晶表示装置
JP2006084881A (ja) 液晶表示パネル及びその製造方法
JP2007027387A (ja) 表示装置
JP2009175307A (ja) 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置
JP5352288B2 (ja) 表示装置の製造方法
JP2010210677A (ja) 表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120110